JP5014923B2 - 燃料電池システム及び車両 - Google Patents

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本発明は、燃料電池システムに関する。詳しくは、燃料電池による発電を開始および停止する際にプリチャージおよびディスチャージを行う燃料電池システムに関する。
近年、その動力源として燃料電池システムを搭載する燃料電池車両が注目されている。燃料電池システムは、例えば、反応ガスを化学反応させて発電する燃料電池と、反応ガス流路を介して燃料電池に反応ガスを供給する反応ガス供給装置と、この反応ガス供給装置を制御する制御装置と、を備える。
燃料電池は、例えば、数十個から数百個のセルが積層されたスタック構造である。ここで、各セルは、膜電極構造体(MEA)を一対のセパレータで挟持して構成され、膜電極構造体は、アノード電極(陽極)およびカソード電極(陰極)の2つの電極と、これら電極に挟持された固体高分子電解質膜とで構成される。
この燃料電池のアノード電極に反応ガスとしての水素ガスを供給し、カソード電極に反応ガスとしての酸素を含むエアを供給すると、電気化学反応により発電する。この発電時に生成されるのは、基本的に無害な水だけであるため、環境への影響や利用効率の観点から、燃料電池が注目されている。
このような燃料電池システムを搭載する燃料電池車両では、燃料電池と電気負荷とは、コンタクタを介して接続されている。ここで、燃料電池と電気負荷とをいきなり接続すると、電気負荷に含まれる平滑コンデンサに過大な充電電流が流れてしまい、コンタクタが破損するおそれがある。そこで、従来より、平滑コンデンサのプリチャージを行う際には、電気抵抗(プリチャージ抵抗)を介して平滑コンデンサに充電電流を供給することで、コンタクタを保護している(特許文献1参照)。
また、燃料電池による発電を停止する場合、電力が残存した状態で放置すると燃料電池が劣化するおそれがある。そこで、従来より、燃料電池の発電を停止し燃料電池を電気負荷から開放する際には、燃料電池に電気抵抗(ディスチャージ抵抗)を接続して放電(ディスチャージ)し、残存する電力を消費させている(特許文献2参照)。
図5は、以上のようなプリチャージ抵抗144およびディスチャージ抵抗146を備える従来の燃料電池システム101の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、プリチャージ抵抗144は、燃料電池110の正極から延びる正極側電力供給線131に設けられたコンタクタ141をバイパスして設けられる。また、ディスチャージ抵抗146は、正極側電力供給線131と負極側電力供給線132とを跨いで設けられる。ここで、プリチャージ抵抗144の抵抗値は、電気負荷120の平滑コンデンサ123の容量および燃料電池110の出力に合わせて、ディスチャージ抵抗146の抵抗値よりも大きくなっている。また、ディスチャージ抵抗146の定格電力値は、燃料電池110の出力に合わせてプリチャージ抵抗144の定格電力値よりも大きくなっている。
特開2003−324801号公報 特開平1−298649号公報
このように、システム101を保護しつつ、燃料電池110と電気負荷120とを接続したり遮断したりするには、異なる定格を有するプリチャージ抵抗144とディスチャージ抵抗146とを設ける必要がある。また、これら抵抗144,146に加えて、各電力供給線131,132,133,135を接続および遮断するためのコンタクタ141,142,143,145も必要となるため、部品の数が増加し、燃料電池システム101が大型化してしまうおそれがある。
本発明は、システムのプリチャージおよびディスチャージに係る部品の数を削減し、システムの小型化および製造コストの低減できる燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明の燃料電池システム(例えば、後述の燃料電池システム1)は、燃料電池(例えば、後述の燃料電池10)と、電気負荷(例えば、後述の電気負荷20)と、前記燃料電池の正極側と前記電気負荷の正極側を接続する正極側電力供給線(例えば、後述の正極側電力供給線31)と、前記燃料電池の負極側と前記電気負荷の負極側を接続する負極側電力供給線(例えば、後述の負極側電力供給線32)と、当該正極側電力供給線および負極側電力供給線のそれぞれに設けられ、これら正極側電力供給線および負極側電力供給線の各々を接続または遮断する一対のメインコンタクタ(例えば、後述の正極メインコンタクタ41および負極メインコンタクタ42)と、前記正極側電力供給線および負極側電力供給線の一方に接続され、前記メインコンタクタをバイパスする第1サブ供給線(例えば、後述の第1サブ供給線33)と、前記第1サブ供給線に設けられ、当該第1サブ供給線を接続または遮断する第1サブコンタクタ(例えば、後述のプリチャージコンタクタ43)と、前記第1サブ供給線に設けられた抵抗器(例えば、後述の統合抵抗器44)と、前記正極側電力供給線および負極側電力供給線の他方の前記メインコンタクタよりも前記燃料電池側と、前記第1サブ供給線のうち前記第1サブコンタクタおよび前記抵抗器よりも前記電気負荷側と、を接続する第2サブ供給線(例えば、後述の第2サブ供給線35)と、前記第2サブ供給線に設けられ、当該第2サブ供給線を接続または遮断する第2サブコンタクタ(例えば、後述のディスチャージコンタクタ45)と、前記一対のメインコンタクタ、前記第1サブコンタクタ、および前記第2サブコンタクタを制御する制御装置(例えば、後述の制御装置50)と、を備え、前記制御装置は、前記燃料電池を起動する場合、前記第1サブコンタクタおよび前記他方の電力供給線のメインコンタクタを接続するとともに、前記第2サブコンタクタおよび前記一方の電力供給線のメインコンタクタを開放して、前記電気負荷に設けられた平滑コンデンサ(例えば、後述の平滑コンデンサ23)に充電し、前記燃料電池を停止する場合、前記第1サブコンタクタおよび前記第2サブコンタクタを接続し、前記燃料電池を放電させることを特徴とする。
この発明によれば、燃料電池を起動する場合、第1サブコンタクタおよび他方の電力供給線のメインコンタクタが接続されるとともに、第2サブコンタクタおよび一方の電力供給線のメインコンタクタが開放される。これにより、燃料電池と電気負荷との間には抵抗器を介した閉回路が形成され、電気負荷の平滑コンデンサのプリチャージが行われる。
一方、燃料電池を停止する場合、第1サブコンタクタおよび第2サブコンタクタが接続される。これにより、燃料電池の正極および負極が抵抗器を介して短絡され、燃料電池の残存電力がディスチャージされる。
以上のように、この発明によれば、異なる定格の抵抗を複数設けることなく、一つの抵抗器のみで、システムのプリチャージおよびディスチャージを行うことができる。これにより、上述の従来の燃料電池システムと比較して、抵抗の数を削減し、システムの小型化および製造コストを低減できる。
本発明の燃料電池システム(例えば、後述の燃料電池システム1A)は、燃料電池(例えば、後述の燃料電池10)と、電気負荷(例えば、後述の電気負荷20)と、前記燃料電池の正極側と前記電気負荷の正極側を接続する正極側電力供給線(例えば、後述の正極側電力供給線31)と、前記燃料電池の負極側と前記電気負荷の負極側を接続する負極側電力供給線(例えば、後述の負極側電力供給線32)と、当該正極側電力供給線および負極側電力供給線のそれぞれに設けられ、これら正極側電力供給線および負極側電力供給線の各々を接続または遮断する一対のメインコンタクタ(例えば、後述の正極メインコンタクタ41および負極メインコンタクタ42)と、前記正極側電力供給線および負極側電力供給線の一方に接続され、前記メインコンタクタをバイパスする第1サブ供給線(例えば、後述の第1サブ供給線33)と、前記第1サブ供給線に設けられ、当該第1サブ供給線を接続または遮断する第1サブコンタクタ(例えば、後述のプリチャージコンタクタ43A)と、前記第1サブ供給線のうち前記第1サブコンタクタよりも前記燃料電池側に設けられた抵抗器(例えば、後述の統合抵抗器44A)と、前記正極側電力供給線および負極側電力供給線の他方の前記メインコンタクタよりも前記燃料電池側と、前記第1サブ供給線の前記第1サブコンタクタおよび前記抵抗器の間とを接続する第2サブ供給線(例えば、後述の第2サブ供給線35A)と、前記第2サブ供給線に設けられ、当該第2サブ供給線を接続または遮断する第2サブコンタクタ(例えば、後述のディスチャージコンタクタ45A)と、前記一対のメインコンタクタ、前記第1サブコンタクタ、および前記第2サブコンタクタを制御する制御装置(例えば、後述の制御装置50A)と、を備え、前記制御装置は、前記燃料電池を起動する場合、前記第1サブコンタクタおよび前記他方の電力供給線のメインコンタクタを接続するとともに、前記第2サブコンタクタおよび前記一方の電力供給線のメインコンタクタを開放して、前記電気負荷に設けられた平滑コンデンサ(例えば、後述の平滑コンデンサ23)に充電し、前記燃料電池を停止する場合、前記第2サブコンタクタを接続するとともに、前記第1サブコンタクタを開放して、前記燃料電池を放電させることを特徴とする。
この発明によれば、燃料電池を起動する場合、第1サブコンタクタおよび他方の電力供給線のメインコンタクタが接続されるとともに、第2サブコンタクタおよび一方の電力供給線のメインコンタクタが開放される。これにより、燃料電池と電気負荷との間には抵抗器を介した閉回路が形成され、電気負荷の平滑コンデンサのプリチャージが行われる。
一方、燃料電池を停止する場合、第2サブコンタクタが接続されるとともに、第1サブコンタクタが開放される。これにより、燃料電池の正極および負極が抵抗器を介して短絡され、燃料電池の残存電力がディスチャージされる。
以上のように、この発明によれば、異なる定格の抵抗を複数設けることなく、1つの抵抗器のみで、システムのプリチャージおよびディスチャージを行うことができる。これにより、上述の従来の燃料電池システムと比較して、抵抗の数を削減し、システムの小型化および製造コストを低減できる。
本発明の燃料電池システムによれば、異なる定格の抵抗を複数設けることなく、1つの抵抗器のみで、システムのプリチャージおよびディスチャージを行うことができる。これにより、上述の従来の燃料電池システムと比較して、抵抗の数を削減し、システムの小型化および製造コストを低減できる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る燃料電池システム1の構成を示すブロック図である。
燃料電池システム1は、燃料電池10と、電気負荷20と、これら燃料電池10および電気負荷20を接続および遮断する接続回路30と、この接続回路30を制御する制御装置50と、を備える。この燃料電池システム1は、燃料電池10をその動力源として、車両に搭載される。
燃料電池10は、例えば、数十個から数百個のセルが積層されたスタック構造である。各セルは、膜電極構造体(MEA)を一対のセパレータで挟持して構成される。膜電極構造体は、アノード電極(陽極)およびカソード電極(陰極)の2つの電極と、これら電極に挟持された固体高分子電解質膜とで構成される。通常、両電極は、固体高分子電解質膜に接して酸化・還元反応を行う触媒層と、この触媒層に接するガス拡散層とから形成される。このような燃料電池10は、図示しない供給装置により、アノード電極(陽極)側に水素ガスが供給され、カソード電極(陰極)側に酸素を含むエアが供給されると、これらの電気化学反応により発電する。
電気負荷20は、車両を駆動するモータや、車両の空調機器などの補機類を含んで構成される。また、この電気負荷20は、燃料電池10の電圧の変動を抑制するための平滑コンデンサ23を備える。この平滑コンデンサ23は、電気負荷20の正極21および負極22に接続されている。
接続回路30は、燃料電池10の正極11と電気負荷20の正極21とを接続する正極側電力供給線31と、燃料電池10の負極12と電気負荷20の負極22を接続する負極側電力供給線32と、これら正極側電力供給線31および正極側電力供給線31のそれぞれに設けられた一対のメインコンタクタとしての正極メインコンタクタ41および負極メインコンタクタ42と、を備える。
正極メインコンタクタ41および負極メインコンタクタ42は、それぞれ、機械接点と、この接点を開閉する駆動コイルとを備え、制御装置50からの制御信号に基づいて動作し、正極側電力供給線31および負極側電力供給線32を接続または遮断する。
接続回路30は、さらに、正極側電力供給線31に接続され、正極メインコンタクタ41をバイパスする第1サブ供給線33と、負極側電力供給線32と第1サブ供給線33とを接続する第2サブ供給線35と、を備える。
第1サブ供給線33には、この第1サブ供給線33を接続または遮断する第1サブコンタクタとしてのプリチャージコンタクタ43と統合抵抗器44とが、燃料電池10側から電気負荷20側へ向かって順に設けられている。
第2サブ供給線35は、第1サブ供給線33のプリチャージコンタクタ43および統合抵抗器44よりも電気負荷20側と、負極側電力供給線32の負極メインコンタクタ42よりも燃料電池10側とを接続する。また、第2サブ供給線35には、この第2サブ供給線35を接続および遮断する第2サブコンタクタとしてのディスチャージコンタクタ45が設けられている。
プリチャージコンタクタ43およびディスチャージコンタクタ45は、それぞれ、機械接点と、この接点を開閉する駆動コイルとを備え、制御装置50からの制御信号に基づいて動作し、第1サブ供給線33および第2サブ供給線35を接続または遮断する。
ここで、統合抵抗器44の定格値について、上述の図5の従来の燃料電池システム101におけるプリチャージ抵抗144およびディスチャージ抵抗146の定格値と比較して説明する。統合抵抗器44の抵抗値は、燃料電池システム1の起動性に鑑みて、従来のプリチャージ抵抗144の抵抗値に近いものを用いる。また、統合抵抗器44の定格電力値は、燃料電池10の出力に鑑みて、ディスチャージ抵抗146の定格電力値に近いものを用いる。
また、以上のように構成された接続回路30は、電気接続ボックス49内に収納される。
制御装置50は、コンタクタ41,42,43,45の各々に制御信号を出力し、これらコンタクタ41,42,43,45を制御する。具体的には、制御装置50は、燃料電池10の起動時および停止時に、各コンタクタ41,42,43,45を制御し、プリチャージおよびディスチャージを行う。
次に、図2のタイムチャートを参照して、制御装置50によるプリチャージおよびディスチャージの手順について説明する。
ここで、車両に設けられたイグニッションがオンにされる前は、全てのコンタクタ41,42,43,45は、開放された状態になっている。
先ず、時刻t0において、イグニッションがオンにされたことに応じて、プリチャージコンタクタ43および負極メインコンタクタ42を接続する。また、ディスチャージコンタクタ45および正極メインコンタクタ41は開放したままにする。これにより、燃料電池10と電気負荷20との間には統合抵抗器44を介した閉回路を形成し、電気負荷20の平滑コンデンサ23の充電(プリチャージ)を開始する。
次に、時刻t1において、プリチャージが完了したことに応じて、プリチャージコンタクタ43を開放するとともに、正極メインコンタクタ41を接続する。また、ディスチャージコンタクタ45は開放したままにし、負極メインコンタクタ42は接続したままにする。これにより、燃料電池10と電気負荷20とが接続され、車両の駆動が開始される。
次に、時刻t2において、イグニッションがオフにされたことに応じて、プリチャージコンタクタ43およびディスチャージコンタクタ45を接続するとともに、正極メインコンタクタ41および負極メインコンタクタ42を開放する。これにより、燃料電池10と電気負荷20とが遮断されるとともに、燃料電池10の正極11および負極12が統合抵抗器44を介して短絡され、燃料電池10の残存電力が放電(ディスチャージ)される。
次に、時刻t3において、ディスチャージが完了したことに応じて、プリチャージコンタクタ43およびディスチャージコンタクタ45を開放する。これにより、燃料電池10の正極11および負極12が開放される。
本実施形態の燃料電池システム1によれば、異なる定格の抵抗を複数設けることなく、一つの統合抵抗器44のみで、燃料電池システム1のプリチャージおよびディスチャージを行うことができる。これにより、従来の燃料電池システム101(上述の図5参照)と比較して、抵抗の数を1つ削減し、システムの小型化および製造コストを低減できる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について、図3および図4を参照して説明する。
以下の第2実施形態の説明にあたって、第1実施形態と同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
図3は、本実施形態に係る燃料電池システム1Aの構成を示すブロック図である。
燃料電池システム1Aは、第1実施形態の燃料電池システム1と、接続回路30Aおよび制御装置50Aの構成が異なる。
第1サブ供給線33には、統合抵抗器44Aとプリチャージコンタクタ43Aとが、燃料電池10側から電気負荷20側に向かって順に設けられている。
第2サブ供給線35Aは、第1サブ供給線33の統合抵抗器44Aおよびプリチャージコンタクタ43Aの間と、負極側電力供給線32の負極メインコンタクタ42よりも燃料電池10側とを接続する。
次に、図4のタイムチャートを参照して、制御装置50Aによるプリチャージおよびディスチャージの手順について説明する。
先ず、時刻t0において、イグニッションがオンにされたことに応じて、プリチャージコンタクタ43Aおよび負極メインコンタクタ42を接続する。また、ディスチャージコンタクタ45Aおよび正極メインコンタクタ41は開放したままにする。これにより、燃料電池10と電気負荷20との間に統合抵抗器44Aを介した閉回路を形成し、電気負荷20の平滑コンデンサ23の充電(プリチャージ)を開始する。
次に、時刻t1において、プリチャージが完了したことに応じて、プリチャージコンタクタ43を開放するとともに、正極メインコンタクタ41を接続する。また、ディスチャージコンタクタ45は開放したままにし、負極メインコンタクタ42は接続したままにする。これにより、燃料電池10と電気負荷20とが接続され、車両の駆動が開始される。
次に、時刻t2において、イグニッションがオフにされたことに応じて、ディスチャージコンタクタ45Aを接続するとともに正極メインコンタクタ41および負極メインコンタクタ42開放する。また、プリチャージコンタクタ43Aは、開放したままにする。これにより、燃料電池10と電気負荷20とが遮断されるとともに、燃料電池10の正極11および負極12が統合抵抗器44Aを介して短絡され、燃料電池10の残存電力が放電(ディスチャージ)される。
次に、時刻t3において、ディスチャージが完了したことに応じて、プリチャージコンタクタ43Aおよびディスチャージコンタクタ45Aを開放する。これにより、燃料電池10の正極11および負極12が開放される。
本実施形態の燃料電池システム1Aによれば、上述の第1実施形態の燃料電池システム1と同様の効果に加えて、以下の効果がある。
上述のように、本実施形態の燃料電池システム1Aでは、ディスチャージを行う場合、プリチャージコンタクタ43Aは開放したままで行われる。すなわち、上述の第1実施形態の燃料電池システム1と比較して、燃料電池10を起動してから停止するまでの間におけるプリチャージコンタクタ43Aの作動回数を1回減らすことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれるものである。
第1実施形態および第2実施形態では、第1サブ供給線33を、正極側電力供給線31に設けたが、これに限らない。例えば、第1サブ供給線を、負極側電力供給線に設けるとともに、第2サブ供給線の極性を逆にして、正極側電力供給線および第1サブ供給線に接続してもよい。
本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。 前記実施形態に係る制御装置によるプリチャージおよびディスチャージの手順を示すタイムチャートである。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムの構成を示すブロック図である。 前記実施形態に係る制御装置によるプリチャージおよびディスチャージの手順を示すタイムチャートである。 従来の燃料電池システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1A 燃料電池システム
10 燃料電池
20 電気負荷
23 平滑コンデンサ
30,30A 接続回路
31 正極側電力供給線
32 負極側電力供給線
33 第1サブ供給線
35,35A 第2サブ供給線
41 正極メインコンタクタ
42 負極メインコンタクタ
43,43A プリチャージコンタクタ
44,44A 統合抵抗器
45,45A ディスチャージコンタクタ
50,50A 制御装置

Claims (2)

  1. 燃料電池と、
    電気負荷と、
    前記燃料電池の正極側と前記電気負荷の正極側を接続する正極側電力供給線と、
    前記燃料電池の負極側と前記電気負荷の負極側を接続する負極側電力供給線と、
    当該正極側電力供給線および負極側電力供給線のそれぞれに設けられ、これら正極側電力供給線および負極側電力供給線の各々を接続または遮断する一対のメインコンタクタと、
    前記正極側電力供給線および負極側電力供給線の一方に接続され、前記メインコンタクタをバイパスする第1サブ供給線と、
    前記第1サブ供給線に設けられ、当該第1サブ供給線を接続または遮断する第1サブコンタクタと、
    前記第1サブ供給線に設けられた抵抗器と、
    前記正極側電力供給線および負極側電力供給線の他方の前記メインコンタクタよりも前記燃料電池側と、前記第1サブ供給線のうち前記第1サブコンタクタおよび前記抵抗器よりも前記電気負荷側と、を接続する第2サブ供給線と、
    前記第2サブ供給線に設けられ、当該第2サブ供給線を接続または遮断する第2サブコンタクタと、
    前記一対のメインコンタクタ、前記第1サブコンタクタ、および前記第2サブコンタクタを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記燃料電池を起動する場合、前記第1サブコンタクタおよび前記他方の電力供給線のメインコンタクタを接続するとともに、前記第2サブコンタクタおよび前記一方の電力供給線のメインコンタクタを開放して、前記電気負荷に設けられた平滑コンデンサに充電し、
    前記燃料電池を停止する場合、前記一対のメインコンタクタを開放するとともに、前記第1サブコンタクタおよび前記第2サブコンタクタを接続し、前記燃料電池の残存電力を前記第1サブコンタクタおよび前記第2サブコンタクタを介して前記抵抗器で放電させることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池を起動又は停止させるイグニッションスイッチを備え、
    前記電気負荷は、駆動モータを含み、
    前記平滑コンデンサの充電時に通電させるプリチャージ抵抗と前記燃料電池の放電時に通電させるディスチャージ抵抗とを別体で備えたものと比較して、前記抵抗器の抵抗値は前記ディスチャージ抵抗よりも前記プリチャージ抵抗の抵抗値に近く、前記抵抗器の定格電力値は前記プリチャージ抵抗よりも前記ディスチャージ抵抗の定格電力値に近いことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システムを搭載した車両。
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