JP4847929B2 - 燃料電池システムにおけるコンタクタ故障検出方法及びその装置 - Google Patents

燃料電池システムにおけるコンタクタ故障検出方法及びその装置 Download PDF

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Description

この発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとの両反応ガスにより発電する燃料電池と、この燃料電池から電気が供給される負荷との間に設けられ、前記燃料電池に対して前記負荷を接続又は遮断するコンタクタの故障を検出する燃料電池システムにおけるコンタクタ故障検出方法及びその装置に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側にそれぞれアノード電極(燃料極)及びカソード電極(酸化剤極)を設けた電解質膜・電極構造体を、一対のセパレータによって挟んで保持するとともに、アノード電極とセパレータとの間に燃料ガス流路が形成される一方、カソード電極とセパレータとの間に酸化剤流路が形成されている。この燃料電池は、通常、電解質膜・電極構造体及びセパレータを所定数だけ積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
燃料電池において、燃料ガス流路を介してアノード電極に供給された燃料ガス、例えば、水素含有ガスは、電極触媒上で水素イオン化され、適度に加湿された電解質膜を介してカソード電極へと移動し、その移動の間に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネルギとして利用される。
燃料電池システムにおいては、燃料電池とこの燃料電池から電気が供給される負荷との間に、開閉するスイッチであるコンタクタが設けられる(特許文献1)。また、この種の燃料電池システムにおいては、燃料電池の起動時及び停止時に、CPU、エアコンプレッサ、ポンプ、バルブ、ヒータ等の補機負荷に対して電気を供給する補助電源が備えられている。
燃料電池システムを車両に適用する場合、燃料電池と並列に補助電源である蓄電装置(エネルギストレージ)を搭載してモータを駆動する構成が提案されている。これは、駆動力に応じて燃料電池システムを可変運転する際に、燃料電池システムの応答性をカバーするためと、起動時等に燃料電池システムのエアコンプレッサ等の補機負荷に電力を供給するためと、車両減速時のモータ回生エネルギで蓄電装置を充電しそのエネルギを加速時等のアシストとに利用することにより燃料電池車両の効率を向上させるため等である。
ところで、車両推進用のモータ等、燃料電池に比較的に大きな負荷が接続される場合、燃料電池と、この燃料電池から電気が供給される負荷との間に設けられ、燃料電池に対して負荷を接続又は遮断するコンタクタの可動接点と固定接点とが溶着する、いわゆる閉故障を起こす場合があるが、燃料電池と負荷との間に設けられるコンタクタの溶着等による閉故障の検出技術についての公知技術は知られていない。
一方、電気自動車やハイブリッド自動車では、車両推進用のモータと、このモータへ電力を供給するバッテリを有しているが、このバッテリとモータとの間に設けられたコンタクタの溶着を検出する技術が提案されている(特許文献2、特許文献3)。
この特許文献2、3では、図11に示すように、バッテリ1のP側(+側)と負荷コンデンサ2との間に設けられたP(+)側のメインコンタクタ3に並列に抵抗器5と制御コンタクタ6との直列回路であるプリチャージ回路が接続され、さらに、コンデンサ2に並列に電圧計7が接続された構成とされている。
この場合、メインコンタクタ3、4及び制御コンタクタ6の投入タイミングを制御するとともに、各タイミングにおいて電圧計7により測定される電圧によりメインコンタクタ3、4の溶着を検出するように構成されている。
この溶着検出技術によれば、プリチャージ回路の制御コンタクタ6を投入した後、メインコンタクタ3、4を投入するようにしているので、N側(−側)のメインコンタクタ4が溶着していても、プリチャージ回路の作用下に負荷電流が徐々に流れることになるので突入電流が流れず、図示していないヒューズが溶断することがなく、かつメインコンタクタ3、4に損傷を与えないとされている。
特開平2−51868号公報 特開2000−134707号公報 特開2005−245049号公報
しかしながら、特許文献2、3に係る技術を燃料電池に適用して実施するためには、燃料電池が高電圧を発生するので、相当に大型で高耐圧性を有する抵抗器5と高耐圧性を有する制御コンタクタ6からなるプリチャージ回路が必須の構成要件となり、高耐圧部品により空間が占有(配置容積)される他、部品コスト及び配線コストが上昇するという問題がある。
しかも、燃料電池はバッテリと異なり、発電開始に伴い出力電圧が徐々に上昇するので、上記特許文献2、3に係る技術では、燃料電池のコンタクタの溶着を検出することができない。
その上、例えば、図12を参照して説明すると、プリチャージ回路がなくて燃料電池14の出力電圧が高い場合に、N側コンタクタ10が溶着していると、P側コンタクタ9のON時にP側コンタクタ9並びにコンデンサ52に対して大きな突入電流が流れてしまうという問題がある。また、燃料電池14の出力電圧がゼロ値である場合に、N側コンタクタ10が溶着していてもP側コンタクタ9のON時には電流が流れず、コンタクタ9、10の溶着を正確に検出することができないという問題がある。
この発明は、上記の課題を考慮してなされたものであって、燃料電池と、この燃料電池から電気が供給される負荷との間に設けられ、前記燃料電池に対して前記負荷を接続又は遮断するコンタクタの故障を正確に検出することを可能とする燃料電池システムにおけるコンタクタ故障検出方法及びその装置を提供することを目的とする。
この発明に係る燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法は、燃料電池と、この燃料電池に対してダイオード及びコンタクタを介して並列に接続される蓄電装置とコンデンサとを備える燃料電池システムにおける前記コンタクタの故障を、前記燃料電池システムのシステム起動時に検出する方法であって、前記システム起動時に前記燃料電池に反応ガスを供給する前に、前記コンデンサの端子間電圧が、前記燃料電池に十分な反応ガスを供給した状態における前記燃料電池の開放電圧(OCV:Open Circuit Voltage)よりも低い所定電圧になるまで、前記蓄電装置により前記コンデンサを充電し、前記所定電圧で保持するステップと、前記燃料電池に前記反応ガスの供給を開始するステップと、前記反応ガスの供給に伴い上昇する前記燃料電池の出力電圧が、前記コンデンサに保持された前記所定電圧を上回る変化の有無により前記コンタクタの故障を検出するステップと、を有することを特徴とする。
この発明に係る燃料電池システムのコンタクタ故障検出装置は、燃料電池と、この燃料電池に対してダイオード及びコンタクタを介して並列に接続される蓄電装置とコンデンサとを備える燃料電池システムにおける前記コンタクタの故障を、制御装置が前記燃料電池システムのシステム起動時に検出する装置であって、
前記制御装置は、前記システム起動時であって前記燃料電池に反応ガスを供給する前に、前記コンデンサの端子間電圧が、前記燃料電池に十分な反応ガスを供給した状態における前記燃料電池の開放電圧よりも低い所定電圧になるまで、前記蓄電装置により前記コンデンサを充電させ、前記所定電圧で保持し、前記燃料電池に前記反応ガスの供給を開始し、前記反応ガスの供給に伴い上昇する前記燃料電池の出力電圧が、前記コンデンサに保持された前記所定電圧を上回る変化の有無により前記コンタクタの故障を検出することを特徴とする。
この発明によれば、燃料電池システムのシステム起動時に、反応ガスの供給に伴い上昇する燃料電池の出力電圧が、負荷側のコンデンサの端子間所定電圧を上回ることにより発生する所定の電気的変化の有無によりコンタクタの故障を検出するようにしているので、コンタクタの故障を正確に検出することができる。プリチャージ回路を必要としない。
この場合、蓄電装置によりコンデンサを充電するとき、蓄電装置からDC/DCコンバータを介して充電するように構成することができる。
ここで、前記コンタクタの故障を検出するステップにおいて、DC/DCコンバータにより燃料電池からの取り出し電流を制限するように制御することで、仮に前記コンタクタが閉じたままの故障状態にあった場合、燃料電池を保護することができる。
なお、前記変化の有無により前記コンタクタの故障を検出するステップでは前記燃料電池の出力電圧が、前記コンデンサで保持されている前記所定電圧より低い状態から高い状態に変化したときには正常と判定し、この変化がない場合には故障と判定することができる。
また、前記コンタクタの故障を検出するステップの次に、前記コンタクタの接続指令を発生するステップをさらに備え、前記コンタクタの接続指令を発生する前に、前記燃料電池の出力電流のゼロ値から正値への変化がなければ正常、変化があれば故障と判定することができる。
前記コンタクタの故障を検出するステップの次に、前記コンタクタの接続指令を発生するステップをさらに備え、前記コンタクタの接続指令を発生する前に、前記燃料電池の出力電力のゼロ値から正値への変化がなければ正常、変化があれば故障と判定することができる。
この発明によれば、燃料電池に対して負荷を接続又は遮断するコンタクタの故障を正確に検出することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態が適用された燃料電池システム15を備える燃料電池車両13の概略構成図である。
この燃料電池車両13は、基本的には、燃料電池(FC:Fuel Cell)14と、この燃料電池14の出力を補助するとともに、この燃料電池14にDC/DCコンバータ44を通じて接続されるアシスト用の蓄電装置16と、燃料電池14及び蓄電装置16の電力によりモータ電力駆動ユニット(Power Drive Unit)46を通じて駆動される負荷である走行駆動用のモータ18と、燃料電池14に燃料ガスを供給する燃料ガス供給システム42と、燃料電池14に酸化剤ガスを供給するエアコンプレッサ36とから構成される。
燃料電池14は、固体高分子電解質膜をアノード電極とカソード電極とで挟んで保持して構成される燃料電池セルを、複数積層させて一体化させたスタック構造になっている。
燃料電池14には、燃料ガス供給システム42から燃料ガス、例えば水素(H2)ガスを供給するための水素供給口20と、燃料電池14から排出される未使用の水素ガスを含む排ガスを排出するための水素排出口22と、エアコンプレッサ36から酸化剤ガス、例えば酸素(O2)を含む空気(エア)を供給するための空気供給口24と、未使用の酸素を含む空気を燃料電池14から排出するための空気排出口26とが設けられている。
エアコンプレッサ36は、大気からの空気を圧縮して供給するエアコンプレッサ用モータと一体となった装置(補機)であり、エアコンプレッサ36は、燃料電池14の通常発電運転中には、燃料電池14に発生する高圧電圧(図1中、燃料電池電圧Vfc)により駆動される。
燃料電池14の出力端子(正側端子)29、(負側端子)30間には、燃料電池電圧Vfcを測定する電圧計102が接続されている。
また、燃料電池14の出力端子29、30間に現れる燃料電池電圧Vfcは、燃料電池電流Ifcを測定する電流計104、ダイオード108、閉状態のコンタクタ(FCコンタクタ)106p、106nを介し、PDU46を通じてモータ18に供給されるとともに、DC/DCコンバータ44に供給され、さらにエアコンプレッサ36に供給される。
DC/DCコンバータ44と蓄電装置16との間に設けられるコンタクタ110p、110nのうち、正側(P側)のコンタクタ110pの固定接点と可動接点との間には、突入電流防止用・トリクル充電用の抵抗器112とスイッチ114との直列回路が並列に接続される。
なお、PDU46の入力側には、コンタクタ106p、106nが閉状態とされていて、燃料電池14の出力がPDU46に接続されているとき、燃料電池14の燃料電池電圧Vfcをより安定した電圧である端子間電圧(負荷電圧)VldとしてPDU46に供給するためのコンデンサ52が接続されている。コンデンサ52の端子間電圧Vldを測定するための電圧計120が、2点鎖線で囲んでいる負荷側ライン50間に接続されている。
DC/DCコンバータ44は、両方向動作可能なコンバータであり、端子間電圧Vld(燃料電池14側の燃料電池電圧Vfc又はモータ18の回生時におけるPDU46側の電圧)を降圧させて蓄電装置16に供給するダウンコンバート機能を有するとともに、蓄電装置電圧Vbを昇圧させてPDU46に供給するアップコンバート機能を有する。また、DC/DCコンバータ44は、燃料電池システム15の起動時、燃料電池14に反応ガスが供給される前に、コンデンサ52の端子間電圧Vldを後述する所定電圧V2まで充電する機能を有する。さらに、DC/DCコンバータ44は、後述するように、燃料電池14から過剰な燃料電池電流Ifcが取り出されないように必要に応じて制限する電流制限機能を有する。
燃料電池システム15及びこの燃料電池システム15を搭載する燃料電池車両13には、燃料電池車両13の始動・遮断スイッチであるイグニッションスイッチ80が接続される制御装置(CPU)70が設けられ、この制御装置70により、燃料電池システム15の全ての動作が制御される。
制御装置70は、CPU、ROM、RAM、タイマ、その他インタフェースを含むコンピュータにより構成され、各種入力に基づきメモリに記憶されているプログラムを実行することで各種の機能を実現する機能実現手段としても動作する。この実施形態において、制御装置70は、図2に示すように、コンタクタ106p、106nを閉状態とする閉指令を送出するコンタクタ閉指令送出手段71と、コンタクタ106p、106nが閉状態であるとき、コンタクタ106pに開指令を送出するコンタクタ開指令送出手段72と、燃料ガス圧力・流量・セル電圧・温度などにより取り出しが制限される燃料電池電流Ifcの制限値である燃料電池電流制限値Ifclimの算出手段(燃料電池電流制限値算出手段)74と、タイマ(計時手段)76と、十分な反応ガスが供給されている状態における燃料電池14の開放電圧OCVよりも低い所定電圧V2までコンデンサ52を充電する充電指令をDC/DCコンバータ44に送出する起動時第1充電指令手段78と、前記所定電圧V2より高い目標電圧Vtargetまでコンデンサ52を充電する充電指令をDC/DCコンバータ44に送出する起動時第2充電指令手段81、及び閉故障検出手段82等として機能する。
上述したように、制御装置70には、燃料電池車両13及び燃料電池システム15の起動信号(始動信号)及び停止要求信号を出力するイグニッションスイッチ(IGスイッチ;IGN)80が接続されている。
燃料電池システム15の通常発電運転時には、制御装置70により、コンタクタ106p、106n及びコンタクタ110p、110nが閉状態にされ、燃料電池14のカソード電極にエアコンプレッサ36から空気(酸素)が供給される一方、アノード電極に燃料ガス供給システム42から水素ガスが供給されると、アノード電極側で水素がイオン化され、水素イオンが固体高分子電解質膜を介してカソード電極の方に移動する。この間に発生した電子が外部回路に燃料電池電流(発電電流)Ifcして取り出される。
このようにして、供給される両反応ガスにより燃料電池14が発電する通常発電運転時に、燃料電池14から取り出された発電電力Ifc×Vfcは、ダイオード108、コンタクタ106p、106n介し、コンデンサ52、PDU46を通じてモータ18に供給されるとともにエアコンプレッサ36(のエアコンプレッサ用駆動モータ)に供給され、余裕がある場合には、DC/DCコンバータ44、コンタクタ110p、110nを通じて蓄電装置16に供給され蓄電装置16が充電される。
上述したように、蓄電装置16は、制御装置70の制御下に、主に、燃料電池14の燃料電池電圧VfcをDC/DCコンバータ44で降圧した電圧により充電される。そして、燃料電池14の起動時や発電停止時に、蓄電装置16に蓄えられた電力が必要に応じてエアコンプレッサ36に供給されるとともに、次回の氷点下等の低温下起動時に燃料電池14を暖める図示しないヒータに供給されるように制御され、燃料電池14の出力を補助(アシスト)する。なお、燃料電池車両13の減速時に駆動輪からモータ18に駆動力が伝達されると、モータ18は発電機として機能し、いわゆる回生制動力を発生する。これにより、車体の運動エネルギを電気エネルギとして回収することができ、モータ18側からPDU46、及びDC/DCコンバータ44を介しても蓄電装置16に電気エネルギが回生(蓄電)される。
基本的には、以上のように構成され、かつ動作する燃料電池システム15及びこの燃料電池システム15を搭載する燃料電池車両13のコンタクタ106p、106nの閉故障の検出技術について以下に説明する。
図1、図2、図3のフローチャート並びに図4(正常時)、図5(閉故障時)のタイムチャートを参照して説明する。なお、フローチャートは、時点t3以降の処理を示している。
燃料電池システム15のシステム停止状態(DC−DCコンバータ44:OFF、エアコンプレッサ36:OFF、コンタクタ106p、106n:OFF、コンタクタ110p、110n:ONでバッテリ接続状態)の時点t1においてイグニッションスイッチ80がOFF状態からON状態にされたこと、すなわちシステムの起動を制御装置70が検出する。
この時点t1で、制御装置(起動時第1充電指令手段)70は、コンデンサ52の端子間電圧Vldが、燃料電池14に十分な反応ガスを供給した状態における燃料電池14の開放電圧OCV(例えば、OCV=400[V])よりも低い所定電圧V2(例えば、V2=200[V])となるよう、DC/DCコンバータ44に指令を与える。
この指令によりDC/DCコンバータ44は、フィードバック制御を行いながら、蓄電装置16の電力によりコンデンサ52の端子間電圧Vldを所定電圧V2まで上昇させて保持する(時点t1〜t2)。
時点t2において、制御装置70はエアコンプレッサ36をON状態に駆動するとともに、燃料ガス供給システム42の管路を開放し、両反応ガスを燃料電池14に供給開始する{図4及び図5中、車両状態:FC(燃料電池14)発電準備開始}。これにより時点t2以降、燃料電池14の出力電圧である燃料電池電圧Vfcが上昇を開始する。
次いで、時点t3において、ステップS1〜S7(時点t3〜t6)の処理に係る故障検知モードを開始する。この時点t3において、制御装置(コンタクタ閉指令送出手段)70は、N側コンタクタ106nをOFF状態からON状態とする指令を出力する{ステップS1、図4及び図5中、車両状態:FC(とコンデンサ52との)接続の開始}。また、時点t3にて予め定めた故障検知モードの処理時間である所定時間Ts(Ts=t3〜t6)の計時をタイマ76により開始させる。
P側コンタクタ106pが溶着等による閉故障を発生していないとき、故障検知モード中において、図4に示すように、時点t2以降、燃料電池電圧Vfcが徐々に上昇し、ある時点t4で燃料電池電圧Vfcの値が、既充電(時点t1〜t2)のコンデンサ52の端子間所定電圧V2を上回る電圧値となる。この場合、ステップS2において、燃料電池14を損傷しない燃料電池14から取り出せる燃料電池制限値Ifclimitが、燃料ガス圧力・流量・セル電圧・温度などから例えばマップ検索により算出される。しかし、実際上、この時点t4では、未だP側コンタクタ106pが開放となっているので、燃料電池電流Ifcは燃料電池14から流れ出さずステップS3における燃料電池電流Ifcを燃料電池制限値Ifclimitに制限する制御処理は実施されない。
ステップS4(時点t6)において、故障検知モードの処理時間である所定時間Tsが経過したと判断されると、ステップS5(時点t6)で、燃料電池電圧Vfcの値が所定電圧V2を上回る値となっているかどうかが判断される(V2<Vfc)。
V2<Vfcとなっているとき、すなわち正常であるときには、P側コンタクタ106pは開放状態にあると判断されるので、ステップS6における故障判定において、P側コンタクタ106pは、閉故障を発生していないと判断され、次いで、ステップS8(時点t6)において、現在、エアコンプレッサ36等で消費されている負荷側電流(DC/DCコンバータ44を通じて制御装置70が電流値を把握できる。)に対応する目標負荷電圧Vldtargetを算出し、ステップS9(時点t6)において、制御装置(起動時第2充電指令手段81)70は、負荷電圧Vldが目標負荷電圧Vldtarget(Vld=Vldtarget)となるようにDC/DCコンバータ44の出力電圧である負荷電圧Vldを制御する。
次いで、ステップS10(時点t7)において、制御装置(コンタクタ閉指令送出手段71)70は、P側コンタクタ106pの閉指令を送出する。
これによって、時点t7においてP側コンタクタ106pが閉状態とされ、燃料電池14と負荷側ライン50とが接続される。時点t7以降において、燃料電池電流Ifcが流れ出すようになるので、DC/DCコンバータ44は、負荷側ライン50への電流供給を停止する。エアコンプレッサ36用の電力(電流×電圧)が、燃料電池14から供給されるようになる。
時点t8以降では、モータ18も駆動され、燃料電池14が通常発電状態(図4及び図5中、FC発電)とされる。
一方、ステップS2〜S4を繰り返し実行中の所定時間Tsの間、既に、P側コンタクタ106pが閉故障(溶着)していた場合、時点t4において、燃料電池電圧Vfcがコンデンサ52に設定されていた端子間所定電圧V2を上回る値となったとき、燃料電池14からの取り出し可能な燃料電池電流Ifcは、上述した燃料電池電流制限値Ifclimit(図5参照)に制限する必要があるので、図5の時点t4〜t6に示すように、燃料電池電圧Vfcが上昇しても燃料電池電流制限値Ifclimitを上回らないようにその分DC/DCコンバータ44により負荷側電圧であるコンデンサ52の端子間電圧Vldを燃料電池電圧Vfcの上昇に合わせて上昇させることで燃料電池14から過剰な燃料電池電流Ifcの取り出しを制限する。
この場合、図5の時点t6のステップS5の制御装置(閉故障検出手段82)70による判断において、燃料電池電圧Vfcは、端子間電圧である負荷電圧Vldと同値になっているので、ステップS5の判断(Vld<Vfc)は成立せず、ステップS7において、P側コンタクタ106pは閉故障を発生していると判断される。
このとき、制御装置70は、図示しないスピーカからの音声により及び(又は)図示しない表示装置上の表示によりP側コンタクタ106pに閉故障が発生していることを警告乃至通知する。
なお、P側コンタクタ106pが閉故障を発生している場合においても、ステップS8〜S10において、燃料電池14は通常発電モードとされる。
以上のように上述した実施例によれば、反応ガスにより発電する燃料電池14と、この燃料電池14に対してダイオード108及びコンタクタ106p、106nを介して並列に接続される蓄電装置16とコンデンサ52とを備える燃料電池システム15におけるコンタクタ106pの故障を燃料電池システム15のシステム起動時に検出する際、コンデンサ52の端子間電圧Vldが、燃料電池14に十分な反応ガスを供給した状態における燃料電池14の開放電圧OCVよりも低い所定電圧V2になるまで、蓄電装置16によりDC/DCコンバータ44を通じてコンデンサ52を充電する(時点t1〜t2)。次いで、燃料電池14に反応ガスを供給する(時点t2)。反応ガスの供給に伴い上昇する燃料電池14の出力電圧Vfcが、コンデンサ52の端子間所定電圧V2を上回ることにより発生する予定の電気的変化の有無によりコンタクタ106pの故障を検出する。
このように、燃料電池システム15のシステム起動時に、反応ガスの供給に伴い上昇する燃料電池14の出力電圧Vfcが、負荷側のコンデンサ52の端子間所定電圧V2を上回ることにより発生する予定の電気的変化の有無によりコンタクタ106pの閉故障を検出するようにしているので、コンタクタ106pの閉故障を正確に検出することができる。従来技術のように、プリチャージ回路を必要としない。
この場合、図4の時点t1〜t2に示すように、蓄電装置16によりコンデンサ52を充電するとき、蓄電装置16からDC/DCコンバータ44を介して充電するようにすることができる。
ここで、コンタクタ106pが閉じたままの故障状態(閉故障状態)であるとき、図5の時点t5〜t6に示すように、DC/DCコンバータ44により燃料電池14からの取り出し電流である燃料電池電流Ifcを制限するように制御しているので燃料電池14を保護することができる。
なお、上記した電気的変化として、燃料電池14の出力電圧である燃料電池電圧Vfcが、コンデンサ52の端子間所定電圧V2より低い状態から高い状態に変化したときに正常と判定し(図4の時点t3〜t5の間)、この変化がない場合には故障と判定することができる。
また、上記した電気的変化として、コンタクタ106pの接続指令を発生する(時点t7)前に、燃料電池14の出力電流である燃料電池電流Ifcのゼロ値から正値への変化がなければ正常、変化があれば故障と判定することができる。
さらに、上記した電気的変化として、コンタクタ106pの接続指令を発生する(時点t7)前に、燃料電池14の出力電力のゼロ値から正値への変化がなければ正常、変化があれば故障と判定することができる。
上述した実施例によれば、燃料電池14と、この燃料電池14から電気が供給される負荷としてのモータ18との間に設けられる正側のコンタクタ106pの閉故障を正確に検出することができる。
なお、燃料電池14の正負ラインは、グランド電位より浮いているので(接地されていないので)、制御装置70は、時点t3でP側コンタクタ106pをOFF状態からON状態とし、時点t7でN側コンタクタ106nをOFF状態からON状態とする指令を送出することで、同様の手順で負側のコンタクタ106nの閉故障を検出することができる。例えば、今回のシステム起動時に、正側のコンタクタ106pの閉故障を検出し、次回のシステム起動時に負側のコンタクタ106nの閉故障を検出するように変更することもできる。
また、燃料電池14の正負ラインがグランド電位より浮いているので、ダイオード108は、図6の燃料電池システム15Aを備える燃料電池車両13Aに示すように、正側ラインではなく、負側ラインに挿入してあっても同様にコンタクタ106n、106pの故障検出を行うことができる。
さらには、図7の燃料電池システム15Bを備える燃料電池車両13Bに示すように、負側のコンタクタ106nが存在しない場合においても、図8のフローチャート(図3のフローチャートのステップS1の処理がないフロー)及び図9、図10のタイムチャート(図4、図5のタイムチャート中、N側FCコンタクタ106nのON、OFF状態遷移図がないチャート)に示すように、同一の手順によりP側コンタクタ106pの閉故障を検出することができる。
上述した図1例(図6例)と図7例の場合の相違を含めて、図1例(図6例)及び図7例の動作・効果についてまとめて説明すると、図1(図6)例では、燃料電池システム15、15Aにおいて、起動時に、燃料電池14の燃料電池電圧Vfcが、燃料電池14に十分な反応ガスを供給した状態における燃料電池14の開放電圧OCVに達するより前に、コンタクタ106p、106nの片側のみを先に投入する。
以降、図1(図6)例の燃料電池システム15、15A及び図7例の燃料電池システム15Bともに、コンタクタ106p下流側の端子間電圧(負荷電圧)Vldを燃料電池14の開放電圧OCVより低く設定しておく。その後、(燃料電池電圧Vfcが上昇したときに)コンタクタ106pの1次側電圧(燃料電池電圧Vfc)、コンタクタ106pの2次側電圧(端子間電圧Vld)、コンタクタ106pに流れる燃料電池電流Ifc(又は電力)のうち少なくとも1つの量を用いて、コンタクタ106pに閉故障が発生しているかどうかを判定する。
その際、コンタクタ106pの下流の電圧(端子間電圧Vld)を、DC/DCコンバータ44により調整する。
すなわち、この調整のときに、燃料電池14から出力される電流(燃料電池電流Ifc)あるいは電力を制限する必要がある場合は、燃料電池電流Ifcが燃料電池14を損傷しないで燃料電池14から取り出せる燃料電池制限値Ifclimit以下となるようにコンタクタ106pの2次側電圧である端子間電圧VldをDC/DCコンバータ44により制御する。コンタクタ106pに閉故障が発生していた場合に、燃料電池電流Ifcが制限値以上に取り出されてしまい損傷する可能性を防止するためである。
以上の動作により、従来技術の項で説明したようなプリチャージ回路を持たない構成において、突入電流を発生させることなく閉故障を検出することができる。また、閉故障検出中に、燃料電池14から負荷側の回路に流れる電流量を制御(制限)することができる。しかも、閉故障を発生していた場合にも燃料電池14を痛めないという効果を達成する。
この発明の一実施形態の燃料電池システムを搭載した燃料電池車両の概略回路ブロック図である。 CPUの機能実現手段を示す説明図である。 図1例の動作説明に供されるフローチャートである。 図1例の動作説明(正常時)に供されるタイムチャートである。 図1例の動作説明(閉故障発生時)に供されるタイムチャートである。 図1の変形例の燃料電池システムを搭載した燃料電池車両の概略回路ブロック図である。 図1の他の変形例の燃料電池システムを搭載した燃料電池車両の概略回路ブロック図である。 図7例の動作説明に供されるフローチャートである。 図7例の動作説明(正常時)に供されるタイムチャートである。 図7例の動作説明(閉故障発生時)に供されるタイムチャートである。 従来技術に係るプリチャージ回路の説明図である。 プリチャージ回路のない従来技術に係る燃料電池システムの問題点の説明図である。
符号の説明
13、13A、13B…燃料電池車両 14…燃料電池
15、15A、15B…燃料電池システム 16…蓄電装置
44…DC/DCコンバータ 52…コンデンサ
70…制御装置 106p、106n…コンタクタ

Claims (7)

  1. 燃料電池と、この燃料電池に対してダイオード及びコンタクタを介して並列に接続される蓄電装置とコンデンサとを備える燃料電池システムにおける前記コンタクタの故障を、前記燃料電池システムのシステム起動時に検出する方法であって、
    前記システム起動時に前記燃料電池に反応ガスを供給する前に、前記コンデンサの端子間電圧が、前記燃料電池に十分な反応ガスを供給した状態における前記燃料電池の開放電圧よりも低い所定電圧になるまで、前記蓄電装置により前記コンデンサを充電し、前記所定電圧で保持するステップと、
    前記燃料電池に前記反応ガスの供給を開始するステップと、
    前記反応ガスの供給に伴い上昇する前記燃料電池の出力電圧が、前記コンデンサに保持された前記所定電圧を上回る変化の有無により前記コンタクタの故障を検出するステップと、
    を有することを特徴とする燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法において、
    前記コンデンサと前記蓄電装置との間にDC/DCコンバータが接続され、前記蓄電装置により前記コンデンサを充電するステップでは、前記蓄電装置から前記DC/DCコンバータを介して充電する
    ことを特徴とする燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法。
  3. 請求項2記載の燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法において、
    前記コンタクタの故障を検出するステップにおいて、前記DC/DCコンバータにより前記燃料電池からの取り出し電流を制限する
    ことを特徴とする燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法。
  4. 請求項1記載の燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法において、
    前記変化の有無により前記コンタクタの故障を検出するステップでは、前記燃料電池の出力電圧が、前記コンデンサで保持されている前記所定電圧より低い状態から高い状態に変化したときには正常と判定し、この変化がない場合には故障と判定する
    ことを特徴とする燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法。
  5. 請求項1記載の燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法において、
    前記コンタクタの故障を検出するステップの次に、前記コンタクタの接続指令を発生するステップをさらに備え、前記コンタクタの接続指令を発生する前に、前記燃料電池の出力電流のゼロ値から正値への変化がなければ正常、変化があれば故障と判定する
    ことを特徴とする燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法。
  6. 請求項1記載の燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法において、
    前記コンタクタの故障を検出するステップの次に、前記コンタクタの接続指令を発生するステップをさらに備え、前記コンタクタの接続指令を発生する前に、前記燃料電池の出力電力のゼロ値から正値への変化がなければ正常、変化があれば故障と判定する
    ことを特徴とする燃料電池システムのコンタクタ故障検出方法。
  7. 燃料電池と、この燃料電池に対してダイオード及びコンタクタを介して並列に接続される蓄電装置とコンデンサとを備える燃料電池システムにおける前記コンタクタの故障を、制御装置が前記燃料電池システムのシステム起動時に検出する装置であって、
    前記制御装置は、
    前記システム起動時に前記燃料電池に反応ガスを供給する前に、前記コンデンサの端子間電圧が、前記燃料電池に十分な反応ガスを供給した状態における前記燃料電池の開放電圧よりも低い所定電圧になるまで、前記蓄電装置により前記コンデンサを充電させ、前記所定電圧で保持し、
    前記燃料電池に前記反応ガスの供給を開始し、
    前記反応ガスの供給に伴い上昇する前記燃料電池の出力電圧が、前記コンデンサに保持された前記所定電圧を上回る変化の有無により前記コンタクタの故障を検出す
    とを特徴とする燃料電池システムのコンタクタ故障検出装置。
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