JP5014855B2 - 光電気集積配線基板およびその製造方法並びに光電気集積配線システム - Google Patents
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また、その他に特許文献2〜4にも同様の技術が開示されている。
また、特許文献5には、このような光路変換ミラーを備えた光導波路の光路変換ミラー部においてコアの幅を緩やかに変化させた光導波路の例が開示されている。
本発明による光電気集積配線基板は、基板と、コア部とその周囲のクラッド部とを形成した透明樹脂を充填されかつ前記基板の両面間を貫通する貫通孔と、前記基板の少なくとも一方の面上において前記貫通孔の開口位置を含む領域に設けられかつコア部と前記コア部を囲むクラッド部とを具備する光配線層と、前記貫通孔の開口位置にて前記光配線層に設けられかつ前記光配線層の配線方向と前記貫通孔の延在方向の間で光路を変換可能な光路変換ミラーとを有し、前記光配線層のコア部が前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア幅移行領域を具備し、前記光路変換ミラーが前記貫通孔の延在方向から前記光配線層の配線方向へと光路を変換する場合、前記コア幅移行領域において前記光配線層のコア部の幅が前記光路変換ミラーの位置へ向かって単調増加にて変化し、前記光路変換ミラーの位置において前記貫通孔のコア部の幅またはこれより広い幅となる。
あるいは、本発明の光電気集積配線システムによれば、光配線層のコア部を通ってきた基板面内方向の光が、光配線層のコア幅が貫通孔のコア部の幅と同じまたは貫通孔のコア部の幅より狭い、光配線層のコア幅移行領域の一端にて光路変換ミラーを介して貫通孔のコア部へと基板に対し垂直方向に光路変換され、貫通孔を通って受光素子で受光される。これにより、全体の損失が小さくなり、良好な光伝送が可能となる。
図1(a)、(b)はそれぞれ本発明の光電気集積配線基板の第1の実施形態の一例を示す平面図(上部クラッド部を透明として内部のコア部を示したもの)およびA−A’線断面図である。図2(a)、(b)はそれぞれ図1の平面図およびA−A’線断面図のB部分拡大図であり、図3(a)、(b)はそれぞれ図1の平面図およびA−A’線断面図のC部分拡大図である。なお、各断面図は、平面図に示された面を上面に向けて示している。これらの図では、基板の一般的な面積に対して、厚さを誇張して描いている(以下の図において同じ)。
なお、図示しないが別の例として、貫通孔2内にコア部とその周囲のクラッド部とを設けた場合には、貫通孔2のコア部の幅(直径)より光配線層のコア幅の方を同じかまたは大きくする方が好ましい。
なお、図示しないが別の例として、貫通孔2内にコア部とその周囲のクラッド部とを設けた場合には、貫通孔2のコア部の幅(直径)より光配線層のコア幅の方を同じかまたは小さくする方が好ましい。
感光性エポキシの他に、感光性ポリイミドもまた、耐久性に富み、従来、保護膜や封止樹脂として用いられ、後述する直接露光法による作製プロセスを適用できることから好適である。
光路変換部4aにおいては、光路変換ミラー4の位置を一端とするコア幅移行領域3a1が、貫通孔2から出た光を効率的にコア部3aへと導く。コア幅移行領域3a1では、貫通孔2の幅以上の広い幅からコア部3aの幅まで緩やかに変化しているから、光を滑らかに曲げ、かつ光を閉じ込める領域の幅が異なっていても滑らかに伝送モードを変換する働きをする。この結果、光路変換部4aで伝搬損失を小さくすることができる。
図4(a)、(b)および(c)はそれぞれ、本発明の光電気集積配線基板の第2の実施形態の一例を示す平面図、E1−E1’線断面図およびE2−E2’線断面図である。図5(a)、(b)および(c)はそれぞれ、本発明の光電気集積配線基板の第2の実施形態の別の例を示す平面図、F1−F1’線断面図およびF2−F2’線断面図である。図1〜図3と共通する構成要素は同じ符号を用いている。さらに、3a’は延長コア部であり、2cは貫通孔内のコア部、2dは貫通孔内の周囲部である。
また図4(c)のE2−E2’線断面図は、貫通孔2の軸を含むコア幅方向の断面を示している。
また図5(c)のF2−F2’線断面図は、貫通孔2の軸を含むコア幅方向の断面を示している。
図6(a)〜(f)は、図4および図5に示した光電気集積配線基板の製造方法の一例の各工程を示す基板の部分断面図であり、基板1の第1の面1aを含む部分を示している。以下、図4および図5中の符号を用いて説明する。
図6(a)に示すように、基板1の第1の面1aと第2の面1bとをほぼ垂直に貫通する貫通孔2を形成する。図示のように、貫通孔2の内部に透明樹脂を充填することが好適であり、さらに、透明樹脂の中心部に高屈折率のコア部2cを、その周囲に低屈折率の周囲部2dを形成することが好適である。
図示しないが、本発明の光電気集積配線基板においては、その他の構成要素として基板1の第1の面1aおよび/または第2の面1bに電気配線層が設けられる。さらに、基板1として電気配線層と絶縁層とが交互に積層された多層基板を用い、基板1の内部に電気配線層が形成されていてもよい。多層基板を用いる際、基板1は内部の電気配線を通じて両面で電気的な接合が得られている。高速化や高集積化が求められている基板では必然的に電気配線が複雑になり、基板は多層化され、基板厚みも増すことになる。基板1の第1の面1aおよび第2の面1b上の電気配線層の配線パターンは、通常のプリント基板製造工程中に、銅箔や銅箔付き樹脂のフォトリソグラフィ工程やエッチング工程により形成される。
感光性エポキシの他に、感光性ポリイミドもまた、耐久性に富み、従来、保護膜や封止樹脂として用いられていることから好適である。
図7(a)、(b)は、それぞれ図1〜図3に示した本発明の光電気集積配線基板10を用いた光電気集積配線システムの実施形態の一例を示す平面図およびD−D’線断面図である。図1〜図3と共通する構成要素については同じ符号を用いている。さらに、5は発光素子、6は受光素子である。20は光電気集積配線システムである。
図8(a)、(b)はそれぞれ、本発明の光電気集積配線基板及びこれを用いた光電気集積配線システムのさらに別の実施形態の一例を示す平面図およびG−G’線断面図である。
なお、図示しないが別の例として、貫通孔42内にコア部とその周囲のクラッド部とを設けた場合には、貫通孔42のコア部の幅(直径)より光配線層のコア幅の方を同じかまたは大きくする方が好ましい。
なお、図示しないが別の例として、貫通孔52内にコア部とその周囲のクラッド部とを設けた場合には、貫通孔52のコア部の幅(直径)より光配線層のコア幅の方を同じかまたは小さくする方が好ましい。
光路変換部4aにおいては、光路変換ミラー4の位置を一端とするコア幅移行領域3a1が、貫通孔42の開口部42bから出た光を効率的にコア部3aへと導く。コア幅移行領域3a1では、貫通孔42の開口幅以上の広い幅からコア部3aの幅まで緩やかに変化しているから、光を滑らかに曲げ、かつ光を閉じ込める領域の幅が異なっていても滑らかに伝送モードを変換する働きをする。この結果、光路変換部4aで伝搬損失を小さくすることができる。
第1工程では、第2の基板1と電気配線とを備えた光電気集積配線基板11の一方の面1a上に光配線層3を作製した後、光路変換ミラー4を作製する。第2工程では、第1の基板41、51と電気配線とを備えた光電気集積配線基板40、50にそれぞれ貫通孔42、52を設ける(必要に応じて透明樹脂を充填する)。なお、第1工程と第2工程は、独立して行えるため順不同である。第3工程では、光電気集積配線基板40、50に光素子5、6をそれぞれを実装する。最後に、第4工程で、光電気集積配線基板40、50を光電気集積配線基板11上に搭載する。
図1に示した本発明の光電気集積配線基板10の具体的な作製プロセスの実施例を説明する。必要に応じて図1〜図3中の符号を用いる。
まず、基板1として、厚み0.8mmのガラスエポキシ基板を用いる。基板には必要な電気配線層が基板最表面の銅箔にフォトリソグラフィを行いエッチングすることで、すでに形成されている。また、基板は多層構造となっており、基板作製時には所定の穴あけおよびめっき工程などを経ており、基板内部のビアを通して基板の両面で電気的な接合が得られた形となっている。本基板を用意する工程は、従来のプリント配線板作製時となんら変わりなく、通常の工程を経て形成される。
次に、この基板1に貫通孔2を穿設する工程を行う。実施例の光電気集積配線基板に実装する予定の発光素子5、受光素子6は、それぞれ受発光部の直径100μm、250μmピッチの4チャンネルアレイとする。穴あけ工程は従来のビア形成時のドリルを用いて、受発光素子の受発光部に対応した位置に、それぞれ直径150μmの穴を250μmピッチで4つずつ開けて貫通孔2を形成した。
次に、形成された貫通孔2内部に透明樹脂を充填する。透明樹脂には、絶縁層および光配線層3として用いるものと同じエポキシ樹脂を使用する。貫通孔2に樹脂充填後紫外光照射およびベークを行い、樹脂を硬化させる。
次に、第1の面1aにおけるソルダーレジストおよび光配線層3と、第2の面1bにおけるソルダーレジストとを形成する。まず、第1の面1a上(図示しない電気配線層上)に下部クラッド部3bとなるエポキシ樹脂を55μm塗布する。第1の面1a上に形成されている電気配線層は厚みが25μmであり、一方、下部クラッド部3bは第1の面1aからの厚みが55μmであるため、電気配線層は下部クラッド部3bで覆われた形となる。電気配線層の存在する部分では下部クラッド部3bの厚みは30μmとなり、下部クラッド部3bの上面は平坦に形成される。
ついで、下部クラッド部3b上およびその除去部の内部にコア部3aを形成するべく、屈折率が下部クラッド部3bよりわずかに高いエポキシ樹脂を50μm塗布する。プレベーク後、フォトマスクを用いてコア部3aとして残す場所に露光を行い、コア部3a以外は露光されずに現像により除去される。この際、コア幅移行領域3a1では、貫通孔2の位置でのコア幅が150μmであり、そこから緩やかにコア幅が狭められていく。一方、コア幅移行領域3a2では、貫通孔2の位置でのコア幅が35μmとなっている。
別のパターン例では、コア幅移行領域3a1においてコア幅が150μmから50μmまで狭められ、この一定の50μmのコア幅で基板1上を引き回したのちコア幅移行領域3a2において50μmから35μmまでコア幅を狭めた。このとき、連続的にコア幅が変化するコア幅移行領域3a1、3a2の長さをそれぞれ10mmとした場合、コア幅を変化させたことによる損失増加はみられなかった。コア幅を変化させる部分の長さは更に短くすることも可能である。また、コア部3aとクラッド部3b、3cの屈折率を調整することでその長さを調整することも可能である。
次に、上部クラッド部3cとして下部クラッド部3bと同じエポキシ樹脂を20μmの厚みで塗布し、プレベークを行い、下部クラッド部3bと同様にフォトマスクを用いて露光・現像を行う。これにより上部クラッド部3cが形成され、第1の面1aにおける光配線層3が完成する。同時に、第2の面1b側のソルダーレジストも形成される。光配線層3およびソルダーレジストの厚さは100μmとなる。
次に、第1の面1aの光配線層3の中途の貫通孔2の開口部2aの開口位置に対応する光配線層3の表面に対しダイシングソーにより断面がV字型の加工を行う。ダイシングソーには、ブレードとして先端が90度に加工された厚みが200μmのものを使用し、深さは光配線層3の表面より約85μm未満とする。従って、仮に電気配線層(厚さ約25μm)が加工ライン上に形成されているとしても断線されず、自由な電気配線の引き回しが可能となる。
以上により、本発明の光電気集積配線基板10が得られる。
1a 第1の面
1b 第2の面
2 貫通孔
2a 第1の面の開口部
2b 第2の面の開口部
2c 貫通孔内コア部
2d 貫通孔内周囲部
3 光配線層
3a コア部
3a1 コア幅移行領域(光路変換ミラー方向へコア幅拡大)
3a2 コア幅移行領域(光路変換ミラー方向へコア幅縮小)
3a3 コア高さ移行領域(光路変換ミラー方向へコア高さ拡大)
3a’ 延長コア部
3b 下部クラッド部
3c 上部クラッド部
4 光路変換ミラー
4a 光路変換部
4b 光路変換部
5 発光素子
6 受光素子
10、11 光電気集積配線基板
20、30 光電気集積配線システム
40、50 光電気集積配線基板
Claims (11)
- 基板と、
コア部とその周囲のクラッド部とを形成した透明樹脂を充填されかつ前記基板の両面間を貫通する貫通孔と、
前記基板の少なくとも一方の面上において前記貫通孔の開口位置を含む領域に設けられかつコア部と前記コア部を囲むクラッド部とを具備する光配線層と、
前記貫通孔の開口位置にて前記光配線層に設けられかつ前記光配線層の配線方向と前記貫通孔の延在方向の間で光路を変換可能な光路変換ミラーとを有し、
前記光配線層のコア部が前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア幅移行領域を具備し、前記光路変換ミラーが前記貫通孔の延在方向から前記光配線層の配線方向へと光路を変換する場合、前記コア幅移行領域において前記光配線層のコア部の幅が前記光路変換ミラーの位置へ向かって単調増加にて変化し、前記光路変換ミラーの位置において前記貫通孔のコア部の幅またはこれより広い幅となる、光電気集積配線基板。 - 基板と、
コア部とその周囲のクラッド部とを形成した透明樹脂を充填されかつ前記基板の両面間を貫通する貫通孔と、
前記基板の少なくとも一方の面上において前記貫通孔の開口位置を含む領域に設けられかつコア部と前記コア部を囲むクラッド部とを具備する光配線層と、
前記貫通孔の開口位置にて前記光配線層に設けられかつ前記光配線層の配線方向と前記貫通孔の延在方向の間で光路を変換可能な光路変換ミラーとを有し、
前記光配線層のコア部が前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア幅移行領域を具備し、前記光路変換ミラーが前記光配線層の配線方向から前記貫通孔の延在方向へと光路を変換する場合、前記コア幅移行領域において前記光配線層のコア部の幅が前記光路変換ミラーの位置へ向かって単調減少にて変化し、前記光路変換ミラーの位置において前記貫通孔のコア部の幅またはこれより狭い幅となる、光電気集積配線基板。 - 前記光配線層のコア部が、前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア高さ移行領域を具備し、前記コア高さ移行領域において前記光路変換ミラーの位置へ向かってコア部の高さが単調増加にて変化して前記基板側に向かって延び、前記クラッド部を貫通して前記貫通孔の開口面まで到達する、請求項1又は2に記載の光電気集積配線基板。
- 基板と、
コア部とその周囲のクラッド部とを形成した透明樹脂を充填されかつ前記基板の両面間を貫通する貫通孔と、
前記基板の一方の面上において前記貫通孔の開口位置を含む領域に設けられかつコア部と前記コア部を囲むクラッド部とを具備する光配線層と、
前記基板の一方の面上における前記貫通孔の開口位置にて前記光配線層に設けられかつ前記光配線層の配線方向と前記貫通孔の延在方向の間で光路を変換可能な光路変換ミラーと、
前記基板の他方の面上における前記貫通孔の開口位置に前記貫通孔の開口に向けて配設された発光素子とを有し、
前記光配線層のコア部が前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア幅移行領域を具備し、前記コア幅移行領域において前記光配線層のコア部の幅が前記光路変換ミラーの位置へ向かって単調増加にて変化し、前記光路変換ミラーの位置において前記貫通孔のコア部の幅またはこれより広い幅となる、光電気集積配線システム。 - 基板と、
コア部とその周囲のクラッド部とを形成した透明樹脂を充填されかつ前記基板の両面間を貫通する貫通孔と、
前記基板の一方の面上において前記貫通孔の開口位置を含む領域に設けられかつコア部と前記コア部を囲むクラッド部とを具備する光配線層と、
前記基板の一方の面上における前記貫通孔の開口位置にて前記光配線層に設けられかつ前記光配線層の配線方向と前記貫通孔の延在方向の間で光路を変換可能な光路変換ミラーと、
前記基板の他方の面上における前記貫通孔の開口位置に前記貫通孔の開口に向けて配設された受光素子とを有し、
前記光配線層のコア部が前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア幅移行領域を具備し、前記コア幅移行領域において前記光配線層のコア部の幅が前記光路変換ミラーの位置へ向かって単調減少にて変化し、前記光路変換ミラーの位置において前記貫通孔のコア部の幅またはこれより狭い幅となる、光電気集積配線システム。 - 前記光配線層のコア部の高さが、前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア高さ移行領域を具備し、前記コア高さ移行領域において前記光路変換ミラーの位置へ向かってコア部の高さが単調増加にて連続的に変化して前記基板側に向かって延び、前記クラッド部を貫通して前記貫通孔の開口面まで到達する、請求項4または5に記載の光電気集積配線システム。
- 請求項1に記載の光電気集積配線基板の製造方法において、
前記基板の両面間を貫通する貫通孔を形成する工程と、
前記貫通孔内に透明樹脂を充填し前記透明樹脂にコア部とその周囲のクラッド部とを形成する工程と、
前記基板の少なくとも一方の面上に下部クラッド部を形成し、前記貫通孔のコア周縁から前記貫通孔の延長方向にすり鉢状に拡がる空間を形成するべく前記下部クラッド部を部分的に除去し、前記下部クラッド部上、および前記下部クラッド部を部分的に除去した空間内にコア部を形成し、前記コア部上に上部クラッド部を形成することにより光配線層を形成する工程と、
前記貫通孔の開口位置において前記光配線層に前記光路変換ミラーを形成する工程とを含むことを特徴とする光電気集積配線基板の製造方法。 - 第1の基板と、
コア部とその周囲のクラッド部とを形成した透明樹脂を充填されかつ前記基板の両面間を貫通する貫通孔と、前記第1の基板の両面間を貫通する貫通孔と、
前記第1の基板に対して平行に配置された第2の基板と、
前記第2の基板の一方の面上にて前記第1の基板の前記貫通孔の一方の開口位置に対向する位置を含む領域に設けられかつコア部と前記コア部を囲むクラッド部とを具備する光配線層と、
前記貫通孔の一方の開口位置に対向する位置にて前記光配線層に設けられかつ前記光配線層の配線方向と前記貫通孔の延在方向の間で光路を変換可能な光路変換ミラーとを有し、
前記光配線層のコア部が前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア幅移行領域を具備し、前記光路変換ミラーが前記貫通孔の延在方向から前記光配線層の配線方向へと光路を変換する場合、前記コア幅移行領域において前記光配線層のコア部の幅が前記光路変換ミラーの位置へ向かって単調増加にて変化し、前記光路変換ミラーの位置において前記貫通孔のコア部の幅またはこれより広い幅となる、光電気集積配線基板。 - 第1の基板と、
コア部とその周囲のクラッド部とを形成した透明樹脂を充填されかつ前記基板の両面間を貫通する貫通孔と、前記第1の基板の両面間を貫通する貫通孔と、
前記第1の基板に対して平行に配置された第2の基板と、
前記第2の基板の一方の面上にて前記第1の基板の前記貫通孔の一方の開口位置に対向する位置を含む領域に設けられかつコア部と前記コア部を囲むクラッド部とを具備する光配線層と、
前記貫通孔の一方の開口位置に対向する位置にて前記光配線層に設けられかつ前記光配線層の配線方向と前記貫通孔の延在方向の間で光路を変換可能な光路変換ミラーとを有し、
前記光配線層のコア部が前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア幅移行領域を具備し、前記光路変換ミラーが前記光配線層の配線方向から前記貫通孔の延在方向へと光路を変換する場合、前記コア幅移行領域において前記光配線層のコア部の幅が前記光路変換ミラーの位置へ向かって単調減少にて変化し、前記光路変換ミラーの位置において前記貫通孔のコア部の幅またはこれより狭い幅となる、光電気集積配線基板。 - 第1の基板と、
コア部とその周囲のクラッド部とを形成した透明樹脂を充填されかつ前記第1の基板の両面間を貫通する貫通孔と、
前記第1の基板に対して平行に配置された第2の基板と、
前記第2の基板の一方の面上にて前記第1の基板の前記貫通孔の一方の開口位置に対向する位置を含む領域に設けられかつコア部と前記コア部を囲むクラッド部とを具備する光配線層と、
前記貫通孔の一方の開口位置に対向する位置にて前記光配線層に設けられかつ前記光配線層の配線方向と前記貫通孔の延在方向の間で光路を変換可能な光路変換ミラーと、
前記第1の基板における前記第2の基板と反対側の面上にて前記貫通孔の他方の開口位置に前記貫通孔の開口に向けて配設された発光素子とを有し、
前記光配線層のコア部が前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア幅移行領域を具備し、前記コア幅移行領域において前記光配線層のコア部の幅が前記光路変換ミラーの位置へ向かって単調増加にて変化し、前記光路変換ミラーの位置において前記貫通孔のコア部の幅またはこれより広い幅となる、光電気集積配線システム。 - 第1の基板と、
コア部とその周囲のクラッド部とを形成した透明樹脂を充填されかつ前記第1の基板の両面間を貫通する貫通孔と、
前記第1の基板に対して平行に配置された第2の基板と、
前記第2の基板の一方の面上にて前記第1の基板の前記貫通孔の一方の開口位置に対向する位置を含む領域に設けられかつコア部と前記コア部を囲むクラッド部とを具備する光配線層と、
前記貫通孔の一方の開口位置に対向する位置にて前記光配線層に設けられかつ前記光配線層の配線方向と前記貫通孔の延在方向の間で光路を変換可能な光路変換ミラーと、
前記第1の基板における前記第2の基板と反対側の面上にて前記貫通孔の他方の開口位置に前記貫通孔の開口に向けて配設された受光素子とを有し、
前記光配線層のコア部が前記光路変換ミラーの位置を一端とするコア幅移行領域を具備し、前記コア幅移行領域において前記光配線層のコア部の幅が前記光路変換ミラーの位置へ向かって単調減少にて変化し、前記光路変換ミラーの位置において前記貫通孔のコア部の幅またはこれより狭い幅となる、光電気集積配線システム。
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