JP5011907B2 - スタック用治具及びこれを用いた単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造 - Google Patents

スタック用治具及びこれを用いた単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造 Download PDF

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本発明は、燃料極、空気極及び電解質を有する複数の単室型固体酸化物形燃料電池をスタック化するためのスタック用治具及びこれを用いた単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造に関する。
燃料電池とは外部からの燃料供給と燃焼生成物の排気とを連続的に行いながら、燃料が酸化する際に発生する化学エネルギーを電気エネルギーに直接変換できる電池である。このような燃料電池は、複数の燃料電池をスタック化することで、その出力の向上を図っている。例えば、特許文献1には、ガスケット、セパレータを介して複数の燃料電池を積層し、その両端にエンドプレートを配置して、ボルトでそのエンドプレートを締め付ける構成のスタック構造が開示されている。
特開2006−86018号公報
しかし、上記二室型のスタック構造では、各燃料電池に対してガスケットやセパレータを位置合わせしてそれぞれを積層し、ガスリークしないようにシールし、この作業を繰り返して燃料電池をスタック化するため、燃料電池スタック全体として位置合わせに精度を要し、燃料電池のスタック化に時間や手間が掛かる。このため、複数の燃料電池を簡単に接続できるようなスタック構造が要望されていた。
そこで、本発明は、複数の燃料電池を簡単に接続することが可能なスタック用治具及びそのスタック用治具を用いたスタック構造を提供することを目的とする。
本発明に係るスタック用治具は、燃料極、空気極及び電解質を有する複数の単室型固体酸化物形燃料電池をスタック化するためのスタック用治具であって、上記課題を解決するためになされたものであり、筒状に形成され、その内部空間を臨むように燃料電池が取り付けられる装着部が形成された支持部材と、前記支持部材に取り付けられ、燃料電池の空気極と接触するとともに、前記支持部材の外周面に延びる第1の導電性部材と、前記支持部材に取り付けられ、燃料電池の燃料極と接触するとともに、前記支持部材の外周面に延びる第2の導電性部材と、を備えている。
この構成によれば、筒状の支持部材に、その外周面に延びるとともに燃料電池の各電極と接触する第1及び第2間導電性部材が設けられているため、このようなスタック用治具を複数準備し、各治具に燃料電池を装着しておけば、支持部材の外周面同士を接触させるだけで、複数の燃料電池を電気的に接続してスタック化することができる。このため、複数の燃料電池を容易にスタック化することを可能とする。なお、本発明に係る筒状の支持部材の「筒状」とは、断面が矩形状の角筒や円状の円筒などの中空状の筒の形状のことをいう。
上記スタック用治具は種々の構成をとることができるが、例えば、上記第1及び第2の導電性部材が、少なくとも燃料電池の電極との接触部分においてクッション性を有していてもよい。このように、導電性部材がクッション性を有していることで、電気的接触のために燃料電池と導電性部材との接触圧を大きくしても、導電性部材が燃料電池へ掛かる荷重を吸収し、且つ、燃料電池を固定することが可能となる。よって、燃料電池が、その荷重によって損傷が発生することを防止することができる。
上記スタック用治具において、装着部は種々の構成をとることができるが、例えば、支持部材の軸方向端部から軸方向に切り欠かれた一対の凹部によって構成され、第1及び第2の導電性部材は、凹部から支持部材の外周面を巻回するように構成されていることができる。
また、本発明に係る単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の上記スタック用治具と、燃料極、空気極及びその間に配置された電解質を有し、前記各スタック用治具に装着される単室型固体酸化物形燃料電池と、を備え、前記複数のスタック用治具は、前記支持部材の外周面同士を当接させることで、前記各導電性部材が電気的に接続され、前記燃料電池においては、前記燃料極、電解質、及び空気極のいずれかが他を支持する支持基板として構成されている。このように、スタック用治具を隣接するスタック用治具と電気的に接続して複数の燃料電池をスタック化することで燃料電池の出力の向上を図ることができる。
また、上記スタック構造において、燃料電池は、他の構成を取ることもでき、例えば、導電性の多孔質支持基板をさらに備え、前記導電性多孔質基板の少なくとも一方の面に、上記単セルが配置されるように構成することもできる。
本発明によれば、複数の燃料電池を簡単に接続することが可能なスタック用治具及びそのスタック用治具を用いたスタック構造を提供することができる。
以下、本発明に係るスタック用治具及びこれを用いた単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造の実施形態を添付図面に従って説明する。図1は、本実施形態に係るスタック用治具及び単室型固体酸化物形燃料電池の斜視図、図2は本実施形態に係る燃料電池を挿入した状態のスタック用治具の斜視図である。
図1は、本実施形態に係る単室型固体酸化物形燃料電池5と、これを支持するスタック用治具1とを示している。まず、燃料電池5について説明する。燃料電池5は、導電性の多孔質支持基板51と、その支持基板51の上面511に平面視矩形状に形成された第1の単セルC1と、支持基板51の下面512に平面視矩形状に形成された第2の単セルC2とを備えている。第1の単セルC1は、燃料極52、電解質53及び空気極54で構成されており、支持基板51の上面511側から燃料極52,電解質53、空気極54の順で形成されている。また第2の単セルC2は、空気極54、電解質53及び燃料極52から構成されており、支持基板51の下面512側から空気極54,電解質53、燃料極52の順で形成されている。各単セルC1,C2の左右方向の幅は、支持部材2の左右方向の幅とほぼ同じかそれよりも大きくなるように形成されている。このように構成された燃料電池5では、支持基板51を挟んで第1及び第2の単セルC1,C2が直列に接続されたことになる。
次に、スタック用治具1について説明する。図1及び図2に示すように、スタック用治具1は、紙面手前側の面及び奥側の面が開口した断面矩形状の筒状の支持部材2と、この支持部材2の軸方向の端部に取り付けられた上側メッシュ部材3(第1の導電性部材)及び下側メッシュ部材4(第2の導電性部材)とを備えている。支持部材2の内部空間には、発電用の燃料ガス及び酸化剤ガスの混合ガスが供給される。また、支持部材2における軸方向の一端部には、軸方向に切り欠けられた一対の凹部によって構成される装着部21が形成されており、この一対の装着部21は対向する左右の壁面に軸方向に延びている。そして、この一対の装着部21を挟んで、支持部材における上側の壁面が上側突出部22を構成し、下側の壁面が下側突出部23を構成している。
この上側突出部22には、その全体を覆うようにシート状の上側メッシュ部材3が巻かれている。すなわち、上側メッシュ部材3は、一対の装着部21間を直線状に結ぶとともに、支持部材2の上側外周面に沿って巻回されている。同様に、下側突出部23には、一対の装着部21間を直線状に結ぶとともに、支持部材2の下側外周面に沿うように、シート状の下側メッシュ部材4が巻かれている。いずれのメッシュ部材3,4も後述するように導電性の材料で形成されている。そして、各メッシュ部材3,4は、メッシュ状であるために、クッション性を有している。このメッシュ部材3,4を突出部22,23に巻いた後の装着部21の幅wは、上述した燃料電池5の厚さよりも小さくなっている。そのため、メッシュ部材3,4が巻回された両突出部22,23の間に上記燃料電池5を挿入すると、メッシュ部材3,4は、そのクッション性のために、そのメッシュ部材3,4それぞれが巻かれている突出部22,23側に押し縮められる。このため、メッシュ部材3,4を巻いた後の装着部21の幅wが燃料電池5の厚さよりも小さくても、燃料電池5を装着部21に挿入することができ、またその押し縮められた反力によって、燃料電池5との電気的接続を確実にし、また燃料電池5を支持部材2に強固に固定することもできる。こうして、装着された燃料電池5は、その上下の面がメッシュ部材3,4に押圧されるとともに、面方向の両端部が装着部21によって支持された状態となる。
次に上記のように構成されたスタック用治具1を用いた単室型固体酸化物形燃料電池5のスタック構造について図面を参照しつつ説明する。図3は、本実施形態に係る単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造の正面図であり、図4は、その側面図である。
図3及び図4に示すように、本実施形態に係る単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造10は、複数の上記単室型固体酸化物形燃料電池5と、各燃料電池5を支持する複数の上記スタック用治具1とを備えている。スタック用治具1は、図3に示すように上下方向に3つ積層されており、ここでは、上から第1のスタック用治具1a、第2のスタック用治具1b、第3のスタック用治具1cと称することとする。第2のスタック用治具1bにおける上側メッシュ部材3は、第1のスタック用治具1aの下側メッシュ部材4と接触している。また、第2のスタック用治具1bにおける下側メッシュ部材4は、第3のスタック用治具1cにおける上側メッシュ部材3と接触している。これにより、3つのスタック用治具に取り付けられた3つの燃料電池が直列に接続される。そして、このように積層された3つのスタック用治具1からなる積層体が所定間隔をおいて左右方向に3列配置されている。また、この3列に配置されたスタック用治具1の積層体の上下に一対の集電体6が配置され、この集電体6が3列の積層体を上下から挟んでいる。上側の集電体6aには、第1のスタック用治具の上側メッシュ部材が接触し、下側の集電体6bには第3のスタック用治具の下側メッシュ部材が接触しているため、これら集電体6a、6bによって、直列に接続された燃料電池群を並列に接続し、各燃料電池群から電気を取り出している。
続いて、上記燃料電池のスタック構造を構成する材料について説明する。
まず、支持部材2は、例えば耐熱性の観点から、アルミナ、ジルコニア等の絶縁性材料からなる。また、メッシュ部材3,4の材料としては、例えばPt、Au、Ag、Ni等の導電性金属材料を用いることができる。
次に燃料電池5を構成する各部材の材料について説明する。基板51は、例えば、耐熱性の観点から、ステンレス鋼やインコネルなどのニッケル系耐熱合金等の導電性金属材料からなる。
電解質53の材料としては、固体酸化物形燃料電池の電解質として公知のものを使用することができ、例えば、サマリウムやガドリニウム等をドープしたセリア系酸化物、ストロンチウムやマグネシウムをドープしたランタン・ガレード系酸化物、スカンジウムやイットリウムを含むジルコニア系酸化物などの酸素イオン伝導性セラミックス材料を用いることができる。
燃料極52は、例えば、金属触媒と酸化物イオン導電体からなるセラミックス粉末材料との混合物を用いることができる。このとき用いられる金属触媒としては、ニッケル、鉄、コバルトや、貴金属(白金、ルテニウム、パラジウム等)等の還元性雰囲気中で安定で、水素酸化活性を有する材料を用いることができる。また、酸化物イオン導電体としては、蛍石型構造又はペロブスカイト型構造を有するものを好ましく用いることができる。蛍石型構造を有するものとしては、例えばサマリウムやガドリニウム等をドープしたセリア系酸化物、スカンジウムやイットリウムを含むジルコニア系酸化物などを挙げることができる。また、ペロブスカイト型構造を有するものとしてはストロンチウムやマグネシウムをドープしたランタン・ガレード系酸化物を挙げることができる。上記材料の中では、酸化物イオン導電体とニッケルとの混合物で、燃料極52を形成することが好ましい。なお、酸化物イオン導電体からなるセラミックス材料とニッケルとの混合形態は、物理的な混合形態であってもよいし、ニッケルへの粉末修飾などの形態であってもよい。また、上述したセラミックス材料は、1種類を単独で、或いは2種類以上を混合して使用することができる。また、燃料極52は、金属触媒を単体で用いて構成することもできる。
空気極54を形成するセラミックス粉末材料としては、例えば、ペロブスカイト型構造等を有するCo,Fe,Ni,Cr又はMn等からなる金属酸化物を用いることができる。具体的には(Sm,Sr)CoO,(La,Sr)MnO,(La,Sr)CoO,(La,Sr)(Fe,Co)O,(La,Sr)(Fe,Co,Ni)Oなどの酸化物が挙げられ、好ましくは、(La,Sr)MnOである。上述したセラミックス材料は、1種を単独で、或いは2種以上を混合して使用することができる。
燃料極52、電解質53及び空気極54を、セラミックス粉末材料から形成する場合、用いられる粉末の平均粒径は、好ましくは10nm〜100μmであり、さらに好ましくは50nm〜50μmであり、特に好ましくは100nm〜10μmである。なお、平均粒径は、例えば、JISZ8901にしたがって計測することができる。
上記燃料極52、及び空気極54、上述した材料を主成分として、さらにバインダー樹脂、有機溶媒などが適量加えられることにより形成される。より詳細には、上記主成分とバインダー樹脂との混合において、上記主成分が50〜95重量%となるように、バインダー樹脂等を加えることが好ましい。また、電解質53も、上記燃料極52及び空気極54と同様に、上述した材料を主成分として、バインダー樹脂、有機溶媒などが適量加えられることにより成型されるが、上記主成分とバインダーとの混合において、上記主成分の割合が80重量%以上となるように混合されることが好ましい。
以上のように、本実施形態によれば、筒状の支持部材2に、その外周面に延びるとともに燃料電池5の各電極と接触する上側メッシュ部材3及び下側メッシュ部材4が設けられているため、このようなスタック用治具1を複数準備し、各治具1に燃料電池5を装着しておけば、支持部材2の外周面同士を接触させるだけで、複数の燃料電池5を電気的に接続してスタック化することができる。このため、複数の燃料電池5を容易にスタック化することを可能とする。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、支持部材2側にのみメッシュ部材3,4を設けているが、これを燃料電池5側にも設けることができる。なお、この場合は、短絡防止のため、各単セルの燃料極と空気極とに一つのメッシュ部材が同時に接触しないようにメッシュ部材を設ける必要がある。
また、上記実施形態では、支持部材2を角筒状に形成しているが、図5に示すように、支持部材2を円筒状に形成することもできる。
また、上記実施形態では、単室型固体酸化物形燃料電池5は、基板51の両面に単セルC1,C2が形成されたものとしていたが、図6に示すように、支持基板51を別途設けずに、電解質53を支持基板として、その電解質53の上面に空気極54、下面に燃料極52を形成することもできる。また、空気極54と燃料極52との位置を入れ替えることもできる。この他にも、燃料極52や空気極54を支持基板とすることもできる。さらには、図7に示すように、基板51の一方面にのみ単セルC1を形成したものとすることもできる。この場合は、基板51と下側メッシュ部材4とが接触することで電気的接続を確保している。
また、上記実施形態では、導電性部材をメッシュ部材3,4によって構成しているが、導電性を有しているものであれば特に限定されるものではなく、例えば、シート状の薄膜金属板等を使用することもできる。また、メッシュ部材3,4は、上記実施形態のように各突出部に巻かれている必要はなく、各電極に接触しつつそこから支持部材2の外周面に延びていればよい。
また、上記実施形態では、支持部材2に切欠部を形成することで、装着部21を構成しているが、装着部は、燃料電池5を支持部材2の内部空間を臨むように取り付けられるものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、支持部材の対向する内壁面に溝を形成し、この溝を到着部21とすることもできる。
本発明に係るスタック用治具の一実施形態を示す斜視図である。 本実施形態に係る燃料電池が挿入されたスタック用治具を示す斜視図である。 本発明に係る単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造の一実施形態を示す正面図である。 本発明に係る単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造の一実施形態を示す側面図である。 本発明に係る単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造の他の実施形態を示す正面図である。 本実施形態に係る燃料電池の他の実施形態を示す正面図である。 本実施形態に係る燃料電池の他の実施形態を示す正面図である。 本発明に係るスタック用治具の他の実施形態を示す正面図である。
符号の説明
1 スタック用治具
2 支持部材
21 装着部
3 上側メッシュ部材(第1の導電性部材)
4 下側メッシュ部材(第2の導電性部材)
5 単室型固体酸化物形燃料電池
10 単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造

Claims (5)

  1. 燃料極、空気極及び電解質を有する複数の単室型固体酸化物形燃料電池をスタック化するためのスタック用治具であって、
    筒状に形成され、その内部空間を臨むように燃料電池が取り付けられる装着部が形成された支持部材と、
    前記支持部材に取り付けられ、燃料電池の空気極と接触するとともに、前記支持部材の外周面に延びる第1の導電性部材と、
    前記支持部材に取り付けられ、燃料電池の燃料極と接触するとともに、前記支持部材の外周面に延びる第2の導電性部材と、
    を備えている、単室型固体酸化物形燃料電池のスタック用治具。
  2. 前記第1及び第2の導電性部材は、少なくとも燃料電池の電極との接触部分においてクッション性を有する、請求項1に記載の単室型固体酸化物形燃料電池のスタック用治具。
  3. 前記装着部は、前記支持部材の端部に軸方向に切り欠かれた一対の凹部によって構成され、前記第1及び第2の導電性部材は、前記一対の凹部から前記支持部材の外周面に延びるように構成されている、請求項1または2に記載の単室型固体酸化物形燃料電池のスタック用治具。
  4. 複数の請求項1から3のいずれかに記載のスタック用治具と、
    燃料極、空気極及びその間に配置された電解質を有し、前記各スタック用治具に装着される単室型固体酸化物形燃料電池と、を備え、
    前記複数のスタック用治具は、前記支持部材の外周面同士を当接させることで、前記各導電性部材が電気的に接続され、
    前記燃料電池においては、前記燃料極、電解質、及び空気極のいずれかが他を支持する支持基板として構成されている、単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造。
  5. 複数の請求項1から3のいずれかに記載のスタック用治具と、
    少なくとも一組の燃料極、空気極及びその間に配置される電解質からなる単セルを有し、前記各スタック用治具に挿入される単室型固体酸化物形燃料電池と、を備え、
    前記複数のスタック用治具は、前記支持部材の外周面同士を当接させることで、前記各導電性部材が電気的に接続され、
    前記燃料電池は、導電性の多孔質支持基板をさらに備えており、前記導電性多孔質基板の少なくとも一方の面に、前記単セルが配置されている、単室型固体酸化物形燃料電池のスタック構造。
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