JPH04298964A - 固体電解質型燃料電池及びその製造方法 - Google Patents

固体電解質型燃料電池及びその製造方法

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JPH04298964A
JPH04298964A JP3085839A JP8583991A JPH04298964A JP H04298964 A JPH04298964 A JP H04298964A JP 3085839 A JP3085839 A JP 3085839A JP 8583991 A JP8583991 A JP 8583991A JP H04298964 A JPH04298964 A JP H04298964A
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JP
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fuel
electrode side
air electrode
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JP3085839A
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English (en)
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Nobuhiko Ishida
順彦 石田
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2404Processes or apparatus for grouping fuel cells
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    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/241Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
    • H01M8/2425High-temperature cells with solid electrolytes
    • H01M8/2432Grouping of unit cells of planar configuration
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板状の固体電解質型
燃料電池素子を用いて発電を行う固体電解質型燃料電池
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、燃料電池が発電装置として注目さ
れている。これは、燃料が有する化学エネルギーを直接
電気エネルギーに変換できる装置で、カルノーサイクル
の制約を受けないため、本質的に高いエネルギー変換効
率を有し、燃料の多様化が可能で(ナフサ、天然ガス、
メタノール、石炭改質ガス、重油等)、低公害で、しか
も発電効率が設備規模によって影響されず、極めて有望
な技術である。特に、固体電解質型燃料電池(SOFC
) は、1000℃の高温で作動するため電極反応が極
めて活発で、高価な白金などの貴金属触媒を全く必要と
せず、分極が小さく、出力電圧も比較的高いため、エネ
ルギー変換効率が他の燃料電池にくらべ著しく高い。更
に、構造材はすべて固体から構成されるため、安定且つ
長寿命である。
【0003】こうしたSOFCは固体構造材から構成で
きることから、現在多種類のセル構造が提案されている
。このうち、いわゆる平板状SOFCは、構造的にみて
単位体積当りの発電量を大きくし易いので、非常に有望
と考えられる。
【0004】しかし、いわゆる平板状SOFCやモノリ
シック型SOFCは、いずれも製造技術等の点において
問題を有していた。まず、平板状の多孔質支持体にジル
コニアのイオン伝導性膜を化学的気相成長法(CVD)
 、物理的気相成長法(PVD) 、電気的気相成長法
(EVD) によって形成する方法がある。しかし、C
VD 、PVD 、EVD に使用する装置は大掛かり
であり、かつ高価である。また、膜形成速度が遅いので
生産性が低く、量産に適さないし、膜を大面積化するこ
とも困難である。しかも、燃料ガスが多孔質支持体を透
過する際の拡散抵抗のため、電池の内部抵抗が大きくな
った。
【0005】ジルコニアのイオン伝導性膜と空気電極膜
と燃料電極膜とをそれぞれ断面波形のグリーンシートと
して成形し、これらのグリーンシートを互いに圧接し、
共焼結する方法もある。しかし、この方法では、異なる
材料からなるグリーンシートを共焼結するので、焼成収
縮の調節等が難かしく、グリーンシートを互いに圧接す
る際にクラックやグリーンシートの破壊が発生し易い。 しかも、共焼結後に、イオン伝導性膜と電極膜との界面
に絶縁層ができ易い。
【0006】これらの問題を解決するための方法として
、特開平1−128359号公報等において、ジルコニ
アのイオン伝導性板を焼結によって形成し、その両面に
電極を形成して平板状のSOFC素子とし、SOFC素
子と電気絶縁性のスペーサとを交互に積層するSOFC
が開示されている。しかし、本発明者がこの技術を検討
したところ、以下の問題があった。即ち、各平板状SO
FC素子を並列接続するために円柱状の導体を用いる必
要がある。この円柱状の導体は、各空気電極及び各燃料
電極に対して一箇所毎接触している。従って、各空気電
極及び各燃料電極の全面から導体との接触部に至る間で
は、電流が空気電極及び燃料電極の膜に沿って膜に平行
に流れるので、全体として電気抵抗、電圧損失が非常に
大きい。また、SOFCの構造上、円柱状の導体を径方
向に切った円形断面の断面積をある程度以上大きくする
ことはできず、この導体の断面積は比較的小さい。この
ため、特に導体が長くなると電圧損失は相当に大きくな
る。更に、各平板状SOFC素子が並列に接続されてい
るので、素子の数を増しても電圧自体は現状では高々1
V程度にしかならず、非実用的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、構造
が単純で、組み立て等が容易で、CVD 、PVD 等
の場合のような大掛りな装置を必要とせず、生産性が高
く、しかも空気電極膜や燃料電極膜における電圧損失が
少なく、SOFC素子の直列接続を容易に行え、しかも
直列接続に伴なう接続部分で電圧損失を少なくできるよ
うな、固体電解質型燃料電池及びその製造方法を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、耐酸化性と耐
還元性と電子伝導性とを有する材料からなるセパレータ
板;耐酸化性と電子伝導性とを有する材料からなる空気
電極側スペーサ;イオン伝導性セラミックス板とこのセ
ラミックス板の一方の面に設けられた空気電極と他方の
面に設けられた燃料電極とからなる平板状固体電解質型
燃料電池素子;及び耐還元性と電子伝導性とを有する材
料からなる燃料電極側スペーサを順次積層した構造の固
体電解質型燃料電池であって、前記セパレータ板、前記
空気電極側スペーサ及び前記素子によって酸化ガス室が
形成され、前記セパレータ板、前記燃料電極側スペーサ
及び前記素子によって燃料ガス室が形成されている固体
電解質型燃料電池に係るものである。
【0009】また、本発明では、上記の固体電解質型燃
料電池を作製するのに際し、イオン伝導性セラミックス
板を焼結によって作製した後、このイオン伝導性セラミ
ックス板の一方の面に前記空気電極を形成し、前記イオ
ン伝導性セラミックス板の他方の面に前記燃料電極を形
成する。また、本発明では、上記の固体電解質型燃料電
池を作製するのに際し、前記セパレータ板と前記空気電
極側スペーサと前記燃料電極側スペーサとをそれぞれ別
体として焼結によって作製した後、前記セパレータ板の
一方の面に前記空気電極側スペーサを電子伝導性接着剤
で接着し、前記セパレータ板の他方の面に前記燃料電極
側スペーサを電子伝導性接着剤で接着する。
【0010】
【実施例】図2は本発明の実施例に係るSOFCを示す
斜視図、図1は同じSOFCの一部を分解して示す斜視
図、図3は図2のIII−III 線断面図である。ま
ず、このSOFCの各構成部分について、図1を参照し
つつ説明する。セパレータ板1は平板状であり、平面正
方形の四辺にそれぞれ長方形の突出部1aを設けた形状
を有している。セパレータ1は耐酸化性と耐還元性と電
子伝導性とを有する材料からなる。
【0011】このセパレータ1の下側には、一対の空気
電極側スペーサ2が積層される。空気電極側スペーサ2
の本体部分は平面略コの字形状であり、それぞれ一対の
列状突出部2bと、平面長方形状の突出部2aとを有し
ている。図1の状態で、一対の空気電極側スペーサ2の
列状突出部2bは互いに対向しており、突出部2aは互
いに反対方向を向いている。各空気電極側スペーサ2は
、耐酸化性と電子伝導性とを有する材料からなる。
【0012】SOFC素子3は平板状であり、平面正方
形の四辺にそれぞれ長方形の突出部3aを設けた形状を
有している。そして、図3に示すように、イオン伝導性
セラミックス板13の上側面に空気電極9が形成され、
下側面に燃料電極10が形成されている。
【0013】このSOFC素子3の下側には、一対の燃
料電極側スペーサ4が積層される。燃料電極側スペーサ
4の本体部分は平面略コ字形状であり、それぞれ一対の
列状突出部4bと、平面長方形状の突出部4aとを有し
ている。 図1の状態で、一対の燃料電極側スペーサ4の列状突出
部4bは互いに対向しており、突出部4aは互いに反対
方向を向いている。各燃料電極側スペーサ4は、耐還元
性と電子伝導性とを有する材料からなる。
【0014】そして、図2に示すように、これらの各部
品が積層されている。この順序は、図1に示すように、
セパレータ板1、空気電極側スペーサ2、SOFC素子
3、燃料電極側スペーサ4であり、更にこの下に再びセ
パレータ板1が積層される。なお、図1及び図3におい
ては、紙面の都合上、積層構造の一部のみを示してある
。 この積層の際には、各突出部1a, 2a, 2b, 
3a, 4a, 4bの外側輪郭がほぼ重なるように、
各部材が位置合わせされている。
【0015】そして、図2及び図3に示すように、セパ
レータ板1、一対のスペーサ2及び平板状SOFC素子
3によって酸化ガス室7が形成される。むろん、空気電
極9が酸化ガス室7に面している。また、セパレータ板
1、相対向する一対の列状突出部2b及び平板状SOF
C素子3によって、酸化ガス用開口5が形成される。本
例では、一対の酸化ガス用開口5を反対側に設けている
。また、セパレータ板1、一対のスペーサ4及び平板状
SOFC素子3によって燃料ガス室8が形成される。む
ろん、燃料電極10が燃料ガス室8に面している。また
、セパレータ板1、相対向する一対の列状突出部4b及
び平板状SOFC素子3によって、燃料ガス用開口6が
形成される。本例では、一対の燃料ガス用開口6を反対
側に設けている。
【0016】酸化ガス室7と燃料ガス室8とは、結果的
に交互に設けられることになり、これらはSOFC素子
3かセパレータ板1によって分画される。このSOFC
の動作時には、一対の酸化ガス用開口5のうち、一方の
開口5から矢印Aのように酸化ガスを供給する。この酸
化ガスは、酸化ガス室7内を矢印Aのように流れ、他方
の酸化ガス用開口から排出される。また、一対の燃料ガ
ス用開口6のうち、一方の開口6から燃料ガスを供給す
ると、この燃料ガスが燃料ガス室8内を流れ、他方の燃
料ガス用開口6から排出される。本実施例では、酸化ガ
スの流れと燃料ガスの流れとを直交させているが、両者
を平行で逆向きにしてもよく、平行で同じ向きにしても
よい。
【0017】酸化ガスは空気電極9とイオン伝導性セラ
ミックス板13との界面で酸素イオンを生じ、これらの
酸素イオンはイオン伝導性セラミックス板13を通って
燃料電極10へと移動し、燃料と反応すると共に電子を
燃料電極10へと放出する。そして、上下方向に見て隣
り合う平板状SOFC素子3の燃料電極10と空気電極
9とは、いずれも電子伝導性の燃料電極側スペーサ4、
セパレータ板1及び空気電極側スペーサ2によって電気
的に接続されている。これにより、各SOFC素子3は
図2、図3において上下方向に直列接続される。図2に
示すように、スタックの上端と下端にはいずれもセパレ
ータ板1が設けられているので、これら一対のセパレー
タ板1の間に負荷を接続することで、電力を取り出すこ
とができる。
【0018】セパレータ板1は電子伝導性であり、かつ
SOFCの動作時に使用する燃料ガスと酸化ガスとに対
して耐性がなければならない。こうした材料としては、
以下のものを例示できる。 (1) LaCrO3セラミックス, LaMnO3セ
ラミックス(2) Ni−Cr, Ni−Fe−Cr,
 Ni−Fe−Cr−Al, Co−Ni−Cr, F
e−Cr, Fe−Cr−Al 等の各組成の合金。P
t, Au, Pdなどの高融点貴金属。Ni金属。
【0019】空気電極側スペーサ2は、電子伝導性と酸
化ガスに対する耐性を有していなければならない。こう
した材料としては、以下のものを例示できる(1)La
MnO3, LaCoO3, La1−xSrxMnO
3, LaNiO3セラミックス (2)Pt, Au, Pd などの高融点貴金属
【0
020】燃料電極側スペーサ4は、電子伝導性と燃料ガ
スに対する耐性を有していなければならない。こうした
材料としては、以下のものを例示できる。 (1)Ni, Co 金属 (2) ニッケル− ジルコニアサーメット
【0021
】空気電極9はドーピングされたか、又はドーピングさ
れないLaMnO3,CaMnO3 ,LaNiO3 
, LaCoO3 , LaCrO3等の導電性ペロブ
スカイト形酸化物で製造でき、ストロンチウムをドーピ
ングしたLaMnO3が好ましい。イオン伝導性セラミ
ックス板13は、ジルコニアで形成することが好ましく
、イットリア、カルシア、マグネシア、セリアで安定化
又は部分安定化したジルコニアで形成することが更に好
ましい。燃料電極10の材料としては、ニッケル−ジル
コニアサーメット、コバルト−ジルコニアサーメット、
クロム−ジルコニアサーメット等が好ましい。燃料ガス
としては、水素、改質水素、一酸化炭素、炭化水素等の
燃料を含むガスを用いる。酸化ガスとしては、酸素、過
酸化水素等の酸化剤を含むガスを用いる。
【0022】なお、図2の例においては、SOFC (
スタック) の上端及び下端においても、耐還元性と耐
酸化性を有するセパレータ板1を設けた。しかし、上端
のセパレータ板は酸化ガス室7にしか面していないので
、耐還元性は必ずしも有していなくともよい。また、下
端のセパレータ板は燃料ガス室8にしか面していないの
で、耐酸化性は必ずしも有していなくともよい。
【0023】上記したような構造のSOFCによれば、
スペーサ2,4、セパレータ板1、イオン伝導性セラミ
ックス板13という主要構成要素が平板状であるため、
成形方法として、テープキャスト法や、プレス成形法等
、通常の成形法を使用できる。従って、CVD 、EV
D 等の場合のような大掛りな装置は不要であり、各構
成要素を低コストで容易に製造することができる。特に
、イオン伝導性セラミックス板13の製造にCVD 、
EVD等を用いないことから、その生産性が高く、大面
積化が可能である。
【0024】また、上記の各構成要素を積層するだけで
、複数のSOFC素子3を簡単に直列接続することがで
きる。しかも、スペーサ2,4、セパレータ板1自体に
電流を流して集電し、他にSOFC素子3を接続するた
めの特別な集電体を用いない。従って、各構成要素の接
触面にすべて電流が流れるので、接続部分での抵抗が小
さく、電圧降下を小さくすることができる。また、各空
気電極9、燃料電極10において、各電極9,10とス
ペーサ2,4との接触面積を大きくできる。しかもこれ
らの接触面が、スペーサ2,4の形状に沿って長く列状
に伸びているで、空気電極9、燃料電極10の膜内にお
いて電流がこれらの膜に沿って膜に平行に流れる距離が
小さい。これらの相乗効果により、空気電極9、燃料電
極10内における電圧損失が非常に小さくなる。
【0025】しかも、平板状SOFC素子3に多孔質支
持体を用いないので、その分素子3における電気抵抗を
小さくできる。また、構造的にみてセパレータ板1、空
気電極側スペーサ2、燃料電極側スペーサ4の材料を、
電子伝導性と各雰囲気への耐久性によって最適化するこ
とができるので、これによりスタック全体の内部抵抗を
低く抑えることができる。仮に、セパレータ板1と空気
電極側スペーサ2及び燃料電極側スペーサ4を一体とし
た場合は、全体を耐還元性、耐酸化性及び電子伝導性を
有する材質で形成しなければならないので、材料の選択
範囲が非常に狭く、スタック全体の内部抵抗を低く抑え
ることは難しくなる。
【0026】また、各構成要素の積層に関しては、各構
成要素が平板状であるため、後述するように接着法や共
焼結法といった簡便な方法をとりうる。更に、構造的に
みて、セパレータ板1やスペーサ2,4の厚さをそれぞ
れ適切に変更し、スタックの内部抵抗と構造強度を最適
化することができる。
【0027】次に、各構成要素を作製し、積層する方法
について述べる。一つの方法としては、スタック全体を
共焼結する方法がある。即ち、イオン伝導性セラミック
ス板13のグリーンシートを成形し、このグリーンシー
トの表面に空気電極9、燃料電極10のペーストを塗布
する。また、セパレータ板1、空気電極側スペーサ2、
燃料電極側スペーサ4についてもそれぞれグリーンシー
トを成形する。これらの各グリーンシートを、図2に示
すように積層し、所定の条件で加圧密着し、共焼結する
。 この方法では、焼結工程が一回で済むので、非常に簡便
である。その反面、各グリーンシートの焼成温度、条件
が異なるので、各構成要素を最適の状態で焼結させるこ
とができない。また、特にイオン伝導性セラミックス板
13と電極9,10との界面に絶縁層が生成しうる。
【0028】この点で、イオン伝導性セラミックス板1
3を焼結によって作製した後、このイオン伝導性セラミ
ックス板の一方の面に空気電極9を形成し、イオン伝導
性セラミックス板13の他方の面に燃料電極10を形成
することが好ましい。この場合は、上記界面に絶縁層が
生成するおそれはない。
【0029】また、セパレータ板1と空気電極側スペー
サ2と燃料電極側スペーサ4とをそれぞれ別体として焼
結によって作製した後、セパレータ板1の一方の面に空
気電極側スペーサ2を電子伝導性接着剤で接着し、セパ
レータ板1の他方の面に燃料電極側スペーサ4を電子伝
導性接着剤で接着することが好ましい。これにより、セ
パレータ板1、スペーサ2,4を、それぞれの材料に応
じた最適の条件で焼結することができるようになる。
【0030】前記したように、図2に示すスタックの各
構成要素はいずれも平板状なので、テープキャスト法、
プレス成形法、ドクターブレード法等によって容易に成
形できる。むろん、所定形状のグリーンシートを得るた
めには、一旦成形したグリーンシートについて打抜き加
工する必要がある。
【0031】電子伝導性接着剤としては、以下のものが
好ましい。 (1)Ptペースト,Pd ペースト,Ag−Pdペー
スト,Au ペースト,Ni ペースト (2) LaMnO3ペースト, LaCrO3ペース
ト,LaCoO3ペースト
【0032】図4は、本発明
の他の実施例に係るSOFCの一部分を分解して示す斜
視図、図5は図4のSOFCを示すV−V線断面図、図
6は同じSOFCを示すVI−VI線断面図である。ま
ず、最上端に例えば平面正方形のセパレータ板11を配
置する。このセパレータ板11は、耐酸化性、耐還元性
及び電子伝導性を有する材料から形成する。具体的には
、前記したセパレータ板1について説明したものと同じ
材料によって形成できるし、また同じ製造法によって製
造できる。このセパレータ板11には、円形の酸化ガス
用開口11a と燃料ガス用開口11b とを形成して
おく。
【0033】セパレータ板11の下側に空気電極側スペ
ーサ12を積層する。この空気電極側スペーサ12には
、一隅が若干引っ込んだ平面略正方形の打ち抜き部12
c が形成され、この一隅に燃料ガス用開口12b が
形成されている。空気電極側スペーサ12は、耐酸化性
及び電子伝導性を有する材料から形成する。具体的には
、前記した空気電極側スペーサ2について説明したもの
と同じ材料によって形成できるし、また同じ製造法によ
って製造できる。
【0034】空気電極側スペーサ12の下側に平板状S
OFC素子23を積層する。この素子23には、円形の
酸化ガス用開口23a と燃料ガス用開口23b とを
形成しておく。平板状SOFC素子23を更に細かく見
ると、平板状のイオン伝導性セラミックス板33の上側
面に空気電極19が形成され、下側面に燃料電極20が
形成されている。平板状SOFC素子23の材質、製造
法は、図1に示した平板状SOFC素子3の材質、製造
法と同様である。
【0035】平板状SOFC素子23の下側に燃料電極
側スペーサ14を積層する。この燃料電極側スペーサ1
4には、一隅が若干引っ込んだ平面略正方形の打ち抜き
部14c が形成され、この一隅に酸化ガス用開口14
a が形成されている。燃料電極側スペーサ14は、耐
還元性と電子伝導性を有する材料から形成する。具体的
には、前記した燃料電極側スペーサ4について説明した
ものと同じ材料によって形成できるし、また同じ製造法
によって製造できる。
【0036】燃料電極側スペーサ14の下には、更にセ
パレータ板11、空気電極側スペーサ12、平板状SO
FC素子23、燃料電極側スペーサ14が積層され、以
下も同様である。ただし、スタックの最下端にはセパレ
ータ板11を配置し、上端及び下端のセパレータ板11
の間に負荷を接続して電力を取り出す。
【0037】このようにして作製した積層構造のSOF
C (スタック)においては、図5、図6に示すように
、セパレータ板11、空気電極側スペーサ12及び平板
状SOFC素子23によって酸化ガス室17が形成され
ている。また、セパレータ板11、燃料電極側スペーサ
14及び平板状SOFC素子23によって燃料ガス室1
8が形成されている。この際、酸化ガス室17はSOF
Cを分解した状態では打ち抜き部12c に対応し、燃
料ガス室18は打ち抜き部14c に対応する。むろん
、空気電極19が酸化ガス室17に面し、燃料電極20
が燃料ガス室18に面する。
【0038】次いで、燃料ガスの流れについて説明する
。図5に示すように、セパレータ板11、スペーサ12
, 14、平板状SOFC素子23を積層した状態で、
燃料ガス用開口11b, 12b, 23b が上下方
向に位置合わせされ、互いに連通する。燃料ガス用開口
12b と酸化ガス室17とは隔離されている。また、
図5において、各燃料ガス用開口11b, 12b, 
23b は、上端から一巡目では右端側に設けられ、二
巡目では左端側に設けられ、三巡目では右端側に設けら
れる。以下も同様である。このSOFCの動作時には、
矢印Bに示すように燃料ガスを供給する。この燃料ガス
は、燃料ガス用開口11b, 12b, 23b を通
過して燃料ガス室18に流入し、燃料ガス室18内を矢
印Cのように流れる。そして、燃料ガス室18の左端側
に達すると、再び、燃料ガス用開口11b, 12b,
 23b を通過して燃料ガス室18に流入し、燃料ガ
ス室18内を矢印Dのように流れる。そして、燃料ガス
室18の右端側に達すると、再び燃料ガス用開口11b
, 12b等を矢印Eのように流れる。このようにして
、燃料ガスは、SOFCの上端から下端へと流れ続ける
【0039】次いで、酸化ガスの流れについて説明する
。図6に示すように、セパレータ板11、スペーサ12
, 14、平板状SOFC素子23を積層した状態で、
酸化ガス用開口23a, 14a, 11a が上下方
向に位置合わせされ、互いに連通する。酸化ガス用開口
14a と燃料ガス室18とは隔離されている。また、
図5において、最上端のセパレータ板11において、酸
化ガス用開口11a が右端側に設けられる。そして、
上下方向に位置合わせされた酸化ガス用開口23a, 
14a,11a は、上端から一巡目では左端側に設け
られ、二巡目では右端側に設けられ、三巡目では左端側
に設けられる。以下も同様である。このSOFCの動作
時には、矢印Fに示すように酸化ガスを供給する。この
酸化ガスは、酸化ガス用開口11a を通過して酸化ガ
ス室17に流入し、酸化ガス室17内を矢印Gのように
流れる。そして、酸化ガス室17の左端側に達すると、
酸化ガス用開口23a, 14a, 11a を通過し
て酸化ガス室17に流入し、酸化ガス室17内を矢印H
のように流れる。そして、酸化ガス室17の右端側に達
すると、再び酸化ガス用開口23a, 14a, 11
aを通過し、酸化ガス室17内を矢印Iのように流れる
。このようにして酸化ガスがSOFCの上端から下端へ
と流れ続ける。
【0040】本実施例においても、セパレータ板11、
空気電極側スペーサ12、平板状SOFC素子23、燃
料電極側スペーサ14を順次積層した構成としているの
で、図1〜図3のSOFCにおいて説明した効果と同様
の効果を奏しうる。また、これら各構成要素の積層法に
ついても、図1〜図3に示すSOFCと同様の方法によ
る。
【0041】しかも、これに加え、本実施例では、各燃
料ガス室18ごとに燃料ガスを供給する必要がなく、S
OFCの上端から下端へと向って燃料ガスを流している
ので、燃料ガスの供給機構を非常に単純化できるし、燃
料ガスが漏れないようにシールすることも容易である。 酸化ガスの流れについても同様の効果がある。更に、燃
料ガス、酸化ガス共に、矢印C,D,G,H,Iに示す
ように、それぞれ略正方形の燃料ガス室18、酸化ガス
室17をその対角線方向に横断していくので、燃料電極
20、空気電極19の全面にそれぞれ燃料又は酸化剤を
満遍なく供給し易い。
【0042】図4〜図6の例において、燃料ガスの流れ
と燃料ガス用開口11b, 12b, 23b の縁面
とが直接接触しないように構成することが更に好ましい
。具体的には、耐還元性を少なくとも有する材料で燃料
ガス導管を形成し、この燃料ガス導管を燃料ガス用開口
11b, 12b, 23b に挿通する。燃料ガスは
燃料ガス導管の内側空間を流れる。これと同様に、酸化
ガスの流れと酸化ガス用開口23a, 14a, 11
a の縁面とが直接接触しないように構成することが更
に好ましい。具体的には耐酸化性を少なくとも有する材
料で酸化ガス導管を形成し、この酸化ガス導管を酸化ガ
ス用開口23a, 14a, 11a に挿通する。酸
化ガスは酸化ガス導管の内側空間を流れる。
【0043】上記の各例において、各SOFCの上端と
下端とを入れ替えて逆方向にしてよい。各SOFCを水
平方向に保持しても差し支えない。この場合には、各構
成要素が垂直方向に配向する。図1〜図3の例において
は、各スペーサ2,4をそれぞれ一層当たり2個の部分
に分割したが、3個以上に分割してもよい。上記の各例
において、SOFCを構成する各構成要素の平面形状を
種々変更してよく、また酸化ガス用開口5,23a, 
14a, 11a や燃料ガス用開口6,11b, 1
2b, 23b の平面形状も円形に限らない。また、
これらの開口の個数も更に増やしてよい。 図4において、上端側からみて、一巡目のセパレータ板
11と二巡目のセパレータ板11とは、ちょうど 18
0°回転した状態で配置されているが、これらを、互い
に90°回転した状態で配置してもよい。むろん、これ
につれて、他の構成要素についても、セパレータ板11
に対する位置合わせを行う。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、スペーサ、セパレータ
板、イオン伝導性セラミックス板という主要構成要素が
平板状であるため、成形方法として、テープキャスト法
や、プレス成形法等、通常の成形法を使用できる。従っ
て、CVD 、EVD 等の場合のような大掛りな装置
は不要であり、各構成要素を低コストで容易に製造する
ことができる。特に、イオン伝導性セラミックス板の製
造にCVD 、EVD 等を用いないことから、その生
産性が高く、大面積化が可能である。
【0045】また、セパレータ板、空気電極側スペーサ
、平板状SOFC素子、燃料電極側スペーサを積層する
だけで、複数のSOFC素子を簡単に直列接続すること
ができる。しかも、スペーサ、セパレータ板自体に電流
を流して集電し、他にSOFC素子を接続するための特
別な集電体を用いない。従って、各構成要素の接触面に
すべて電流が流れるので、接続部分での抵抗が小さく、
電圧降下を小さくすることができる。また、各空気電極
、燃料電極において、各電極とスペーサとの接触面積を
大きくできる。また、これと共に、空気電極、燃料電極
の膜内において電流がこれらの膜に沿って膜に平行に流
れ、スペーサに到達するまでの距離も小さくできる。こ
れらの相乗効果により、空気電極、燃料電極内における
電圧損失が非常に小さくなる。
【0046】しかも、平板状SOFC素子に多孔質支持
体を用いないので、その分素子における電気抵抗を小さ
くできる。また、構造的にみてセパレータ板、空気電極
側スペーサ、燃料電極側スペーサの材料を、電子伝導性
と各雰囲気への耐久性によって最適化することができる
ので、これによりスタック全体の内部抵抗を低く抑える
ことができる。更に、構造的にみて、セパレータ板や各
スペーサの厚さをそれぞれ適切に変更し、スタックの内
部抵抗と構造強度を最適化することができる。
【0047】これに加え、上記のSOFCを製造するの
に際し、イオン伝導性セラミックス板を焼結によって作
製した後、このイオン伝導性セラミックス板の一方の面
に空気電極を形成し、イオン伝導性セラミックス板の他
方の面に燃料電極を形成すると、上記セラミックス板と
空気電極や燃料電極との界面に絶縁層が生成するおそれ
はない。
【0048】また、セパレータ板と空気電極側スペーサ
と燃料電極側スペーサとをそれぞれ別体として焼結によ
って作製した後、セパレータ板の一方の面に空気電極側
スペーサを電子伝導性接着剤で接着し、セパレータ板の
他方の面に燃料電極側スペーサを電子伝導性接着剤で接
着することにより、セパレータ板、各スペーサを、それ
ぞれの材料に応じた最適の条件で焼結することができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るSOFCを分解して示す
斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るSOFCを示す斜視図で
ある。
【図3】図2のSOFCを III−III 線に沿っ
て切って見た一部断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るSOFCの一部を分
解して示す斜視図である。
【図5】図4に示すSOFCをV−V線に沿って切って
見た一部断面図である。
【図6】図4に示すSOFCをVI−VI線に沿って切
って見た一部断面図である。
【符号の説明】
1, 11  セパレータ板 2, 12  空気電極側スペーサ 3, 23  平板状SOFC素子 4, 14  燃料電極側スペーサ 5, 11a, 14a, 23a   酸化ガス用開
口6, 11b, 12b, 23b   燃料ガス用
開口7, 17  酸化ガス室 8, 18  燃料ガス室 9, 19  空気電極 10, 20   燃料電極 13, 33   イオン伝導性セラミックス板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  耐酸化性と耐還元性と電子伝導性とを
    有する材料からなるセパレータ板;耐酸化性と電子伝導
    性とを有する材料からなる空気電極側スペーサ;イオン
    伝導性セラミックス板とこのセラミックス板の一方の面
    に設けられた空気電極と他方の面に設けられた燃料電極
    とからなる平板状固体電解質型燃料電池素子;及び耐還
    元性と電子伝導性とを有する材料からなる燃料電極側ス
    ペーサを順次積層した構造の固体電解質型燃料電池であ
    って、前記セパレータ板、前記空気電極側スペーサ及び
    前記素子によって酸化ガス室が形成され、前記セパレー
    タ板、前記燃料電極側スペーサ及び前記素子によって燃
    料ガス室が形成されている固体電解質型燃料電池。
  2. 【請求項2】  耐酸化性と耐還元性と電子伝導性とを
    有する材料からなるセパレータ板;耐酸化性と電子伝導
    性とを有する材料からなる空気電極側スペーサ;イオン
    伝導性セラミックス板とこのセラミックス板の一方の面
    に設けられた空気電極と他方の面に設けられた燃料電極
    とからなる平板状固体電解質型燃料電池素子;及び耐還
    元性と電子伝導性とを有する材料からなる燃料電極側ス
    ペーサを順次積層して請求項1記載の固体電解質型燃料
    電池を製造する方法であって、前記イオン伝導性セラミ
    ックス板を焼結によって作製した後、このイオン伝導性
    セラミックス板の一方の面に前記空気電極を形成し、前
    記イオン伝導性セラミックス板の他方の面に前記燃料電
    極を形成する、固体電解質型燃料電池の製造方法。
  3. 【請求項3】  耐酸化性と耐還元性と電子伝導性とを
    有する材料からなるセパレータ板;耐酸化性と電子伝導
    性とを有する材料からなる空気電極側スペーサ;イオン
    伝導性セラミックス板とこのセラミックス板の一方の面
    に設けられた空気電極と他方の面に設けられた燃料電極
    とからなる平板状固体電解質型燃料電池素子;及び耐還
    元性と電子伝導性とを有する材料からなる燃料電極側ス
    ペーサを順次積層して請求項1記載の固体電解質型燃料
    電池を製造する方法であって、前記セパレータ板と前記
    空気電極側スペーサと前記燃料電極側スペーサとをそれ
    ぞれ別体として焼結によって作製した後、前記セパレー
    タ板の一方の面に前記空気電極側スペーサを電子伝導性
    接着剤で接着し、前記セパレータ板の他方の面に前記燃
    料電極側スペーサを電子伝導性接着剤で接着する、固体
    電解質型燃料電池の製造方法。
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