JP6162542B2 - 燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池セルを複数積層してなる燃料電池スタックと、少なくとも燃料電池スタックから排出される未反応ガスを取り込んで燃焼させる補助器と、を積層状態に結合してなる燃料電池に関する。
現在、燃料電池には電解質の材質により大別して、高分子電解質膜を電解質とする固体高分子形燃料電池(PEFC)と、リン酸を電解質とするリン酸形燃料電池(PAFC)と、Li−Na/K系炭酸塩を電解質とする溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)と、例えばZrO系セラミックを電解質とする固体酸化物形燃料電池(SOFC)の4タイプがある。各タイプは、作動温度(イオンが電解質中を移動できる温度)が異なるのであって、現時点において、PEFCは常温〜約90℃、PAFCは約150℃〜200℃、MCFCは約650℃〜700℃、SOFCは約750℃〜1000℃である。
上記SOFC等、高温で作動させるタイプの燃料電池の中には、作動に必要な高温を維持するために、例えば特許文献1に記載されているように、燃料電池スタックから排出される残余の未反応ガスを取り込んで燃焼させる略直方体の箱形の補助器を備えたものがある。
この特許文献1の燃料電池は、燃料電池スタックの少なくとも一方の端面側に補助器を配置して、該補助器と、燃料電池スタックを構成する複数の燃料電池セルとを複数組のボルトとナットで共締めするようになっており、さらに前記ボルトと該ボルトを通す貫通孔との間の隙間をガス通路として、燃料電池スタック側から補助器側に向けて又はその逆の向きにガスが流れるようになっている。
また、特許文献1の燃料電池は、略直方体である補助器の四側面の中央部分に前記した共締め用のボルトを通す締結部が接合されており、該締結部の上面と燃料電池スタックとの間に、ガスシール性と電気絶縁性と耐熱性を備えた例えばマイカ製のガスシール部材を挟んで前記ボルトとナットで共締めするようになっている。
特開2011−154821号公報(段落0080〜段落091 図7)
上記の燃料電池で作動・停止を繰り返した場合、燃料電池スタックと補助器の締結部との間のガスシール部材が摩耗して最終的に破損に至る可能性のあることが新たに確認された。もし、ガスシール部材が破損すると、そこから僅かずつでもガスが漏れ出し、燃料利用率の低下や性能劣化につながるおそれがある。
そこでガスシール部材の摩耗の原因について調査・検討したところ、次のような結論に至った。
すなわち、上記燃料電池は、作動時に補助器と燃料電池スタックが高温になっているが、未反応ガスを燃焼させている補助器の方が燃料電池スタックより当然高温になっている。したがって、その温度差により補助器の方が燃料電池スタックより大きく熱膨張する。ここで燃料電池スタックの積層方向をz軸方向とし、それと直交する方向をxy軸方向とすると、前記熱膨張差は、燃料電池スタックと補助器をボルト締めして両者のxy軸方向の相対的な動きをも止めている4つの締付けポイントについて、燃料電池スタック側の締付けポイント間距離と補助器側の締付けポイント間距離を異ならせる力、つまり、その締付けポイントにおける対向面をxy軸方向にズレさせる力として作用する。そして、その力が、燃料電池スタックと補助器を締め付ける前記ボルトとナットの締付け力より大きくなると、燃料電池スタックと補助器の対向面にxy軸方向の現実のズレが発生し、そのズレに両者の間に挟まれたガスシール部材が引きずられる形でxy軸方向に擦れたり、同方向の剪断力を受ける。
一方、燃料電池を停止すると温度が下がるため、ガスシール部材を逆向きに擦り動かしながら燃料電池スタックと補助器が元の状態に戻る。
このように燃料電池の作動と停止を繰り返すと、その熱サイクルによりガスシール部材が摩耗して徐々にダメージを受けるため、最終的に破損に至るものと考えられる。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、その目的は、燃料電池スタックと補助器の間に介在させるガスシール部材の熱サイクルにより生じ得るダメージを抑制し、そうして長期間安定的に作動させることが可能な燃料電池を提供することにある。
請求項1に記載したように、
燃料電池セルを複数積層してなる燃料電池スタックと、
上面と下面と側面を有し、前記燃料電池スタックの少なくとも一方の端面側に配置されて、少なくとも該燃料電池スタックから排出される未反応ガスを燃焼させる補助器と、
該補助器の前記側面に配置され、前記燃料電池スタックと該補助器とを結合する複数の締結部と、
前記燃料電池スタックと前記補助器の前記締結部との間にガスシール部材を挟んで共締めしてこの両者を積層方向に連結する複数の第1締め部材と、
前記燃料電池スタックと前記補助器の締結部との間にガスシール部材を挟んで共締めしてこの両者を積層方向に連結する複数の第2締め部材と、
前記燃料電池スタックを積層方向に貫くと共に前記第1締め部材の内側又は外側に形成されたガス供給路と、
前記燃料電池スタックを積層方向に貫くと共に前記第2締め部材の内側又は外側に形成されたガス排出路と、を有し、
前記補助器の前記締結部の何れか一つを選択したとき、その一つの締結部以外の全ての締結部は、前記側面に変位吸収部を介して取り付けられている燃料電池を提供する。
また、請求項2に記載したように、前記締結部のうちの前記で選択した一つの該締結部は、前記補助器の前記側面に固定的に取り付けられている請求項1に記載の燃料電池を提供する。
また、請求項3に記載したように、前記締結部のうちの前記で選択した一つの該締結部は、前記補助器の前記側面に変位吸収部を介して取り付けられている請求項1に記載の燃料電池を提供する。
また、請求項4に記載したように、前記補助器の上面と、前記締結部の上面とを略同一平面上に揃えて配置するようにした請求項1〜3の何れか1項に記載の燃料電池を提供する。
また、請求項5に記載したように、
前記変位吸収部は、
前記補助器側に連結された上下方向の補助器側軸部と、
前記締結部に連結された上下方向の締結部側軸部と、
該締結部側軸部と補助器側軸部とを連結する連絡部と、を備えており、
加熱に伴う補助器と燃料電池スタック間に発生する熱膨張差を、主として前記補助器側軸部と前記締結部側軸部の捩れもしくは撓みによる変形で吸収し得るようにしてなる請求項1〜4の何れか1項に記載の燃料電池を提供する。
請求項1に記載の燃料電池は、作動時の高温で燃料電池スタックと補助器との間に熱膨張差によるxy軸方向の力が生じても、その力が変位吸収部の変形で吸収されるため、締結部間の相対位置関係が殆ど変わらない。つまり締結部は、専ら燃料電池スタックのxy軸方向の熱膨張に追随して変位するため、間に挟まれたガスシール部材が、xy軸方向に擦れたりxy軸方向の剪断力を受けることが殆どない。したがって、燃料電池の作動、停止に伴う熱サイクルに対し、ガスシール部材が受けるダメージを小さくすることができる。
なお、前記締結部のうちの前記で選択した一つの締結部は、請求項2に記載したように補助器の側面に固定的に取り付けるようにしてもよいし、請求項3に記載したように変位吸収部を介して補助器の側面に取り付けるようにしてもよい。
請求項2の燃料電池のように、選択した一つの締結部を補助器の側面に固定的に取り付けることにより、変位吸収部を設ける場合に比べてコストが抑制できる。もちろん補助器の側面に固定的に取り付けた締結部は補助器と一体であるが、それ以外の締結部の全てに変位吸収部が設けられていれば、相対的に熱膨張差の吸収は可能であり、上記効果は問題なく享受できる。
一方、請求項3の燃料電池は、全ての締結部が補助器の側面に変位吸収部を介して取り付けられているため、比較的大きな熱膨張差に対応させることが可能である。
また、請求項4の燃料電池のように、補助器の上面と、締結部の上面とを略同一平面上に揃えて配置することにより、熱膨張による変位方向と変位吸収部が撓み得る方向が略一致するため、捻るような歪な撓みが生じ難い。
また、請求項5の燃料電池は、加熱に伴う補助器と燃料電池スタック間に発生する熱膨張差を、主として補助器側軸部と締結部側軸部の捩れもしくは撓みによる変形で吸収し得るため、補助器側軸部と締結部側軸部をパイプ材で形成することができ、変位吸収部自体をガス通路として利用することができる。したがって、燃料電池スタックと補助器に跨がるガス供給路やガス排出路の一部を構成する締結部を、必要に応じて複数個設けることが可能になる。
燃料電池の斜視図である。 コーナー締め部材を省略すると共に一部を断面にして示す燃料電池の正面図である。 燃料電池の分解斜視図である。 燃料電池セルの斜視図である。 燃料電池セルの分解斜視図である。 分解パーツを絞った燃料電池セルの分解斜視図である。 燃料電池セルの縦断面図である。 図7を分解して示す燃料電池セルの縦断面図である。 図7のA−A線断面図である。 図7のB−B線断面図である。 補助器を上下方向に切り離して示す斜視図である。 補助器の平面図である。 他の形態を示す補助器の平面図である。 他の形態を示す燃料電池の正面図である。
以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
実施形態の燃料電池1は、例えばZrO系セラミックを電解質2とするSOFCであり、図1〜図3に示したように、燃料電池スタック3と補助器4とから概略構成される。
[燃料電池スタック]
燃料電池スタック3は、図1〜図10に示したように、発電の最小単位である平面視正方形の燃料電池セル3a,3a…を、複数セット直列状態に積層して連結したものであり、該燃料電池セル3a,3a…の積層体を固定する2組の第1締め部材5,6と、同じく2組の第2締め部材7,8と、同じく4組のコーナー締め部材9,9…と、を有する。
また、燃料電池スタック3は、積層された各燃料電池セル3aに酸化剤ガスたる空気を供給する空気用のガス供給路10と、その空気を燃料電池セル3aから排出する空気用のガス排出路11と、燃料電池セル3aに燃料ガスを供給する燃料用のガス供給路12と、その燃料ガスを燃料電池セル3aから排出する燃料用のガス排出路13と、を備えている。
[燃料電池セル]
燃料電池セル3aは、平面視正方形であり、図5の分解斜視図に示したように上下両面に位置する一対のインターコネクタ14,15と、上下のインターコネクタ14,15のほぼ中間に位置すると共に上のインターコネクタ14の内面(下面)に対向する面に空気極16を形成し且つ下のインターコネクタ15の内面(上面)に対向する面に燃料極17を形成した電解質2と、上のインターコネクタ14と空気極16との間に形成された空気室18と、下のインターコネクタ15と燃料極17との間に形成された燃料室19と、空気室18の内部に配置され空気極16と上のインターコネクタ14とを電気的に接続する空気極集電体20と、前記燃料室19の内部に配置され燃料極17と下のインターコネクタ15とを電気的に接続する燃料極集電体21と、を有し、さらに方形のコーナー部分に貫通状態のコーナー通孔22,22…を有するものである。
この燃料電池セル3aを図5,図6の分解斜視図によりさらに詳細に説明すると、該燃料電池セル3aは、四角い板形態で導電性を有する上のインターコネクタ14と、同じく四角い板形態で導電性を有する下のインターコネクタ15と、該下のインターコネクタ15の上面中央に複数本を間隔をおいて平行に並べて配置した燃料極集電体21と、下のインターコネクタ15の上面に設置され前記燃料極集電体21の周りを四角く囲って燃料室19を形成する四角い額縁形態の燃料極ガス流路形成用絶縁フレーム(以下、「燃料極絶縁フレーム」ともいう。)23と、四角い額縁形態で前記燃料極絶縁フレーム23の上面に設置される燃料極フレーム24と、四角い板形態で前記燃料極フレーム24の内部にあって前記燃料極集電体21の上面に燃料極17を介して接する電解質2と、四角い額縁形態であって導電性を有し下面に前記電解質2を取着した薄い金属製のセパレータ25と、前記電解質2の上面の空気極16と前記上のインターコネクタ14の下面(内面)に当接する状態にして複数本を間隔をおいて平行に並べて配置した空気極集電体20と、前記セパレータ25と上のインターコネクタ14の間に設置され前記空気極集電体20の周りを四角く囲って空気室18を形成する四角い額縁形態の空気極ガス流路形成用絶縁フレーム(以下、「空気極絶縁フレーム」ともいう。)26と、から構成される。
なお、前記電解質2は、ジルコニア系、セリア系、ペロブスカイト系の電解質材料が挙げられる。
ジルコニア系材料ではイットリア安定化ジルコニア(YSZ)、スカンジア安定化ジルコニア(ScSZ)、及びカルシア安定化ジルコニア(CaSZ)を挙げることができ、一般的にはイットリア安定化ジルコニア(YSZ)が使用される。セリア系材料ではいわゆる希土類元素添加セリアが、ペロブスカイト系材料ではランタン元素を含有するペロブスカイト型複酸化物が使われる。
また、前記燃料極17の材質は、Ni及びFe等の金属と、Sc、Y等の希土類元素のうちの少なくとも1種により安定化されたジルコニア等のZrO系セラミック、CeO系セラミック等のセラミックのうちの少なくとも1種との混合物が挙げられる。また、Pt、Au、Ag、Pb、Ir、Ru、Rh、Ni及びFe等の金属でもよく、これらの金属は1種のみでもよいし、2種以上の合金にしてもよい。さらに、これらの金属及び/又は合金と、上記セラミックの各々の少なくとも1種との混合物(サーメットを含む。)が挙げられる。また、Ni及びFe等の金属の酸化物と、上記セラミックの各々の少なくとも1種との混合物等が挙げられる。
また、前記空気極16の材質は、例えば各種の金属、金属の酸化物等を用いることができる。金属材料の好適例としては、Pt、Au、Ag、Pd、Ir、Ru、Rh等やそれらの合金などがある。金属の複合酸化物の好適例としては、例えば、La、Pr、Sm、Sr、Ba、Co、Fe、Mnを含有する複合酸化物(La1−xSrCoO系複合酸化物、La1−xSrFeO系複合酸化物、La1−xSrCo1−yFe系複合酸化物、La1−xSrMnO系複合酸化物、Pr1−xBaCoO系複合酸化物、Sm1−xSrCoO系複合酸化物)などがある。
また、前記空気極集電体20は、緻密な導電部材である例えばステンレス材で形成され、一方、前記燃料極集電体21は、発泡構造で変形可能な多孔質金属材で形成される。
[ガス供給路・ガス排出路]
前記空気用のガス供給路10は、図3に示したように、燃料電池スタック3の一辺寄りのほぼ中央を縦貫するものであって、燃料電池スタック3の上面に突設された空気供給口27を始端とし、前記補助器4の後述する締結部100に及んで該締結部100の底を終端とする。
また、空気用のガス排出路11は、燃料電池スタック3の前記空気用のガス供給路10とは反対側の一辺寄りのほぼ中央を縦貫するものであって、補助器4の後述する締結部110にまで及んでいる。
また、燃料ガス用のガス供給路12は、燃料電池スタック3の残り二辺のうちの一辺寄りのほぼ中央を縦貫するものであって、補助器4の後述する締結部120にまで及んでいる。
そしてさらに、燃料ガス用のガス排出路13は、燃料電池スタック3の前記燃料ガス用のガス供給路12とは反対側の一辺寄りのほぼ中央を縦貫するものであって、補助器4の後述する締結部130にまで及んでいる。
また、各燃料電池セル3aは、図9の断面図に示したように、前記空気用のガス供給路10と交差・連通して前記空気室18の内部に空気を供給する空気供給部28と、前記空気用のガス排出路11と交差・連通して空気室18から発電後の未反応の空気を排出する空気排気部29と、図10の断面図に示したように、前記燃料用のガス供給路12と交差・連通して前記燃料室19の内部に燃料ガスを供給する燃料供給部30と、前記燃料用のガス排出路13と交差・連通して燃料室19から発電後の未反応の燃料ガスを排出する燃料排気部31と、を備えている。
前記第1締め部材5,6と第2締め部材7,8とコーナー締め部材9,9…は、積層された複数セットの燃料電池セル3a,3a…を積層方向に締め付けて固定するボルトBとナットNのペアである。
[第1締め部材]
第1締め部材5,6は、構成要素たるボルトBで前記ガス供給路10,12の中心を貫いて、つまり燃料電池スタック3の上面から補助器4の後述する締結部100,120を貫いて該締結部100,120の底をナットNで締め、そうして該締結部100,120と燃料電池スタック3の燃料電池セル3aとを共締めして固定するものである。
この第1締め部材5,6のボルトBは、ガス供給路10,12の径より小径であり、したがってガス供給路10,12は、実質的に第1締め部材5,6の外側に形成されている。なお、締結部100,120の上面と燃料電池スタック3の下面との間には、ガスシール性と電気絶縁性と耐熱性を備えた例えばマイカ製のガスシール部材Gが介装されており、また、ガス供給路10,12の底は、第1締め部材5,6の前記ナットN(適宜ガスシール部材を含む。)でガス漏れしない状態に塞がれている。
[第2締め部材]
第2締め部材7,8は、構成要素たるボルトBで前記ガス排出路11,13の中心を貫いて、つまり燃料電池スタック3の上面から補助器4の後述する締結部110,130を貫いて該締結部110,130の底をナットNで締め、そうして該締結部110,130と燃料電池スタック3の燃料電池セル3aとを共締めして固定するものである。この第2締め部材7,8のボルトBは、ガス排出路11,13の径より小径であり、したがってガス排出路11,13は、実質的に第2締め部材7,8の外側に形成されている。なお、締結部110,130の上面と燃料電池スタック3の下面との間には、前記ガスシール部材Gが介装されており、また、ガス排出路11,13の底は、第2締め部材7,8の前記ナットN(適宜ガスシール部材を含む。)でガス漏れしない状態に塞がれている。
[コーナー締め部材]
コーナー締め部材9,9…は、構成要素たるボルトBで前記コーナー通孔22,22…の中心を貫いてナットNで締め、そうして燃料電池スタック3の四隅を積層方向に固定するものである。このコーナー締め部材9のボルトBは、コーナー通孔22,22…の径より小径にしてコーナー通孔22,22…の内面に接触しないようになっており、そうして電気的な絶縁が保たれるようになっている。
[補助器]
前記補助器4は、図1〜図3に示したように、燃料電池スタック3の下方の端面側に配置されている。該補助器4は、高耐熱・高強度な金属材料、例えばSUS310Sのようなオーステナイト系ステンレスを四角い箱形に形成したものであり、前記燃料電池セル3aより一回り小さい正方形の上面4eと下面4f並びに横長長方形の側面4a〜4dを有し、さらに側面4a〜4dのそれぞれに補助器4の上面4eと略同一平面となるように自己の上面を揃えた状態にして前記締結部100,110,120,130が配置されている。ここで「略同一平面」としたのは、実際には締結部100,110,120,130の上面の方が補助器4より僅かに高く、その分だけ補助器4と燃料電池スタック3の間に隙間が形成されるようになっているため、厳密には同一平面とは言えないものの、その高さの差はxy軸方向の広さに比べて無視できるほど僅かであることによる。
この補助器4は、内部構造を省略した図2、図11に示したように、2つの仕切板4g,4hによって、上から順に第一層41と第二層42と第三層43に分けられている。
[補助器の第一層]
補助器4の前記第一層41は、燃料電池スタック3から排出される未反応の空気と未反応の燃料ガスを混合して燃焼させる部分になっており、そのため2つの側面4c,4dに燃料電池スタック3側から未反応の空気を導入する残余空気導入口32と、同じく未反応の燃料ガスを導入する残余燃料導入口33が開設されている。
[補助器の第二層]
補助器4の第二層42は、縦の仕切板4iによって改質領域34と燃焼領域35に区画されており、燃焼領域35が前記第一層41並びに第三層43に連通している。一方、改質領域34は、例えば微粒の金属ニッケル又はルテニウムとセラミックス粉末とのプレス体や,アルミナなどの耐熱性の高い多孔体上に金属ニッケル又はルテニウムを担持した触媒を使って燃料ガスを水素リッチに改質するものである。そのため、この第二層42の改質領域34に、前記燃焼領域35を横断する状態で燃料ガス供給筒36と、改質後の燃料ガスを燃料電池スタック3に供給する改質ガス供給筒37が接続されている。
[補助器の第三層]
補助器4の第三層43は、第一層41で混合させた未反応の空気と燃料ガスをさらに燃焼させる部分であり、そのため第一層41から混合ガスが流入するように前記第二層42の燃焼領域35を介して第一層41に連通している。また、この第三層43には、燃焼後の混合ガスを外部に排出するための排気筒38が設けられている。
なお、実施形態では、未反応の空気と燃料ガスを燃焼させるための燃焼触媒が第一層41に配置されているが、該燃焼触媒を第三層43に配置するか、或は第一層41と第三層43の両方に配置しても良い。
[締結部全般と変位吸収部]
補助器4の側面4a〜4dのそれぞれに配置され且つ前記第1締め部材5,6と第2締め部材7,8で燃料電池スタック3に共締めされた締結部100,110,120,130は、側面4cに対応する締結部110が該側面4cに固定的に取り付けられ、それ以外の締結部100,120,130が側面4a,4b,4dに変位吸収部101,121,131を介して取り付けられている。この変位吸収部101,121,131は、仮に燃料電池スタック3の積層方向をz軸方向とし、それと直交する方向をxy軸方向とすると、燃焼に伴う補助器4と燃料電池スタック3のxy軸方向の熱膨張差を自己の撓みで吸収し得るものであり、以下にこの変位吸収部101,121,131と、締結部100,110,120,130の具体的な構成について説明する。
[締結部110]
締結部110は、上下端が開放された短円筒を基本形とするもので、その短円筒の側面に角筒形に延びる連絡部材110aを有しており、該連絡部材110aが、補助器4の第一層41に開設された前記残余空気導入口32に連通するよう側面4cに固定的に取り付けられている。
一方、上記のように締結部110は、空気用のガス排出路11の一部を構成するものであり、よって燃料電池スタック3の空気用のガス排出路11は、締結部110から連絡部材110aを介して補助器4の第一層41(燃焼部)に連通している。
[締結部100と変位吸収部101]
締結部100は、上下端が開放された短円筒形であり、これを支える変位吸収部101は、湾曲アーム形状であってその一端が締結部100の周面に接続され、他端が補助器4の側面4aに固定されている。したがって締結部100は、変位吸収部101によって片持ち状態に支えられており、燃焼に伴う燃料電池スタック3と補助器4のxy軸方向への熱膨張差に対して変位吸収部101が湾曲方向に撓んで吸収し得る。
[締結部120と変位吸収部121]
締結部120は、上下端が開放された短円筒を基本形とするもので、その短円筒の側面に四角い箱筒部120aを連通状態に延設してなる。
一方、この締結部120を支える変位吸収部120は、図11に示したように、補助器4の第二層42の前記改質ガス供給筒37につながる上向きパイプ状の補助器側軸部121aと、締結部120の前記箱筒部120aに連結され且つ前記補助器側軸部121aと平行な上向きパイプ状の締結部側軸部121bと、該締結部側軸部121bの上端と補助器側軸部121aの上端とを連通状態に連結する逆さU字パイプ状の連絡部121cと、を備えている。
したがって締結部120の変位吸収部121は、補助器4と燃料電池スタック3間に発生する加熱に伴う熱膨張差が、補助器側軸部121aと締結部側軸部121bの捩れもしくは撓みによる変形で吸収される。
また、上記のように締結部120は、燃料用のガス供給路12の一部を構成するものであり、よって燃料電池スタック3の燃料用のガス供給路12は、変位吸収部121と改質ガス供給筒37を介して補助器4の第二層42の改質領域34に連通している。
[締結部130と変位吸収部131]
締結部130は、前記締結部120と同様であって、上下端が開放された短円筒を基本形とし、また、その短円筒の側面に四角い箱筒部130aを連通状態に延設してなる。
一方、この締結部130を支える変位吸収部131は、図11に示したように、補助器4の第一層41の前記残余燃料導入口33につながる下向きパイプ状の補助器側軸部131aと、締結部130の箱筒部130aに連結された下向きパイプ状の締結部側軸部131bと、該締結部側軸部131bの下端と補助器側軸部131aの下端とを連通状態に連結するU字パイプ状の連絡部131cと、を備えている。
したがって締結部130の変位吸収部131は、補助器4と燃料電池スタック3間に発生する加熱に伴う熱膨張差が、補助器側軸部131aと締結部側軸部131bの捩れもしくは撓みによる変形で吸収される。
また、上記のように締結部130は、燃料用のガス排出路13の一部を構成するものであり、よって燃料電池スタック3の燃料用のガス排出路13は、変位吸収部131と残余燃料導入口33を介して補助器4の第一層41に連通している。
[作動(発電)]
次に、実施形態の燃料電池1の作動(発電)について説明する。
まず、図示しないが、補助器4の下面に例えば平面燃焼型ガスバーナー等の発熱体を別途装着しておき、そうして起動時に補助器4と燃料電池スタック3を加熱して所定の温度に昇温させる。
そして、図1,図2において燃料電池スタック3上面の空気供給口27から空気用のガス供給路10に空気を供給する。そうするとその空気は、各燃料電池セル3a,3a…の図9において右側に位置する空気供給部28から空気室18に入る。
一方、燃料ガスを、補助器4の燃料ガス供給筒36から第二層42の改質領域34に供給する。そうすると、その改質領域34で水素リッチの燃料ガスに改質されて第二層42の改質ガス供給筒37から変位吸収部121と締結部120を通って燃料電池スタック3の燃料用のガス供給路12に送られ、さらにその燃料ガスが、各燃料電池セル3a,3a…の図10において上側に位置する燃料供給部30から燃料室19に入る。
空気と改質後の燃料ガスが、それぞれ空気室18と燃料室19に入ると、それらが空気極16と電解質2と燃料極17を介して反応を起こすため、空気極16を正極、燃料極17を負極とする直流の電気エネルギが発生する。なお、燃料電池セル3a内で電気エネルギが発生する原理は周知であるため説明を省略する。
次に、発電後の残余の空気は、図9において空気室18の左側の空気排気部29に流れて図3の空気用のガス排出路11に流れる。そして、このガス排出路11に入った未反応の空気が、補助器4の締結部110から連絡部材110aを通って残余空気導入口32から第一層41に流入する。
一方、発電後の残余の燃料ガスは、図10において燃料室19の下側の燃料排気部31から燃料用のガス排出路13に流れる。そうして燃料用のガス排出路13に入った未反応の燃料ガスが、補助器4の締結部130から変位吸収部131を通って残余燃料導入口33から第一層41に流入し、ここで前記した未反応の空気と混ざって燃焼し、さらに第二層42の燃焼領域35を通り第三層43に入ってさらに燃焼し、最終的に排気筒38から外部に排出される。
以上のように実施形態の燃料電池1は、燃料電池スタック3と補助器4が作動中常に加熱されて高温になり、しかも熱源である補助器4の方がより高温になる。したがって燃料電池スタック3より補助器4の方が大きく熱膨張する。そして、その熱膨張差は、燃料電池スタック3と補助器4の連結ポイントである空気用のガス供給路10、同ガス排出路11、燃料用のガス供給路12、同ガス排出路13の4点で燃料電池スタック3と締結部100,110,120,130の間にxy軸方向のズレを生じさせる力として作用する。
しかし、実施形態の燃料電池1は、空気用のガス排出路11の締結部110を補助器4に固定すると共に他の締結部100,120,130を変位吸収部101,121,131を介して補助器4に取り付けたため、前記のような熱膨張差をそれぞれの撓みで、すなわち締結部100の変位吸収部101は湾曲アームのさらなる曲がりで、また、締結部120,130は補助器側軸部121a,131aと締結部側軸部121b,131bの捩れもしくは撓みによる変形でそれぞれ吸収する。なお、補助器4に固定した締結部110は、他の締結部100,120,130の変位吸収部101,121,131が撓むことによって相対的に熱膨張差が吸収される。
以上本発明を実施の形態について説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態では、締結部100,110,120,130の中から締結部110を選択して補助器4の側面4cに固定的に取り付けるようにしたが、他の締結部100,120,130の中から選択した一つを補助器4に固定するようにしてもよい。なお、補助器4に固定的な締結部は、補助器4に対してガス通路を工作することが容易であるため、例えば空気用のガス供給路10の締結部100ように補助器4に直結するガス通路を設ける必要のないものを選択するより、燃料用のガス供給路12やガス排出路11,13の締結部110,120,130のように補助器4に直結するガス通路を設ける要望のあるものを選択した方がコスト面で有利である。
また、実施形態では選択した一つの締結部110を補助器4に固定したが、図13に示したように、全ての締結部100,110,120,130に対して変位吸収部101,111,121,131を設けるようにしてもよい。なお、図示した変位吸収部111は、変位吸収部131と同じ構造である。
また、実施形態では、燃料電池スタック3の下の端面側にのみ補助器4を設けたが、例えば図14に示したように、燃料電池スタック3の両方の端面に補助器4,4を設けるようにしてもよい。この場合、上下の補助器4,4でガス供給路10,12とガス排出路11,13が共有されるため、空気と燃料ガスは、ガス供給路10,12の上下二方向から燃料電池スタック3に供給され、また、燃料電池スタック3で発生した未反応の空気と未反応の燃料ガスは、ガス排出路11,13から上下方向に分かれて排出される。このように燃料電池スタック3の両方の端面に補助器4,4を設けて燃焼させることで、全体を均等に加熱することが可能になる。
また、実施形態では、補助器4に燃焼機能と燃料ガスの改質機能を備えさせるようにしたが、補助器4には少なくとも燃焼機能が備わっていればよい。特に、上記のように燃料電池スタック3の両方の端面に二つの補助器4,4を設けた場合には、そのうちの一方の補助器4に燃焼機能のみを備えさせるようにするとよい。
また、実施形態では変位吸収部121,131の補助器側軸部121a,131aと締結部側軸部121b,131bをU字状の連絡部121c,131cで連結したが、斯かる連絡部121c,131cを、図示しないが例えば直方体のボックス状にしてそこに補助器側軸部121a,131aと締結部側軸部121b,131bを連結するようにしてもよい。そうした場合には、変位吸収部121,131の高さを抑制することができるため、補助器4のコンパクト化に効果がある。
また、実施形態では第1締め部材5,6と第2締め部材7,8の外側にガス供給路10,12とガス排出路11,13を形成したが、第1締め部材5,6を構成するボルトBや、第2締め部材7,8を構成するボルトBに軸方向の通路孔を設けて、第1締め部材5,6と第2締め部材7,8の内側にガス供給路10,12とガス排出路11,13をそれぞれ形成するようにしてもよい。
また、実施形態では、未反応の空気と未反応の燃料ガスを補助器4で混合して燃焼させるようにしたが、未反応の燃料ガスのみを補助器4に供給し、その燃料ガスに別途空気を供給・混合して補助器4で燃焼させるようにしてもよい。
また、実施形態では、締結部を4つ設けるようにしたが、例えば補助器4を六角柱形にして締結部を6つ設けたり、或は補助器4を円柱形にしてその周面に締結部を所望数設けるようにするなど、締結部の個数は限定されない。もちろん締結部の個数を幾つに設定しても、補助器4の側面に一つの締結部を固定的に取り付けて残り全部の締結部について変位吸収部を介在させるか、或は全ての締結部について変位吸収部を介在させる構成は必須である。
1 …燃料電池
3 …燃料電池スタック
3a …燃料電池セル
4 …補助器
4a〜4d …側面
4e …上面
4f …下面
5,6 …第1締め部材
7,8 …第2締め部材
10,12 …ガス供給路
11,13 …ガス排出路
100,110,120,130 …締結部
101,111,121,131 …変位吸収部
121a,131a …補助器側軸部
121b,131b …締結部側軸部
121c,131c …連絡部
G …ガスシール部材

Claims (5)

  1. 燃料電池セルを複数積層してなる燃料電池スタックと、
    上面と下面と側面を有し、前記燃料電池スタックの少なくとも一方の端面側に配置されて、少なくとも該燃料電池スタックから排出される未反応ガスを燃焼させる補助器と、
    該補助器の前記側面に配置され、前記燃料電池スタックと該補助器とを結合する複数の締結部と、
    前記燃料電池スタックと前記補助器の前記締結部との間にガスシール部材を挟んで共締めしてこの両者を積層方向に連結する複数の第1締め部材と、
    前記燃料電池スタックと前記補助器の締結部との間にガスシール部材を挟んで共締めしてこの両者を積層方向に連結する複数の第2締め部材と、
    前記燃料電池スタックを積層方向に貫くと共に前記第1締め部材の内側又は外側に形成されたガス供給路と、
    前記燃料電池スタックを積層方向に貫くと共に前記第2締め部材の内側又は外側に形成されたガス排出路と、を有し、
    前記補助器の前記締結部の何れか一つを選択したとき、その一つの締結部以外の全ての締結部は、前記側面に変位吸収部を介して取り付けられていることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記締結部のうちの前記で選択した一つの該締結部は、前記補助器の前記側面に固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記締結部のうちの前記で選択した一つの該締結部は、前記補助器の前記側面に変位吸収部を介して取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  4. 前記補助器の上面と、前記締結部の上面とを略同一平面上に揃えて配置するようにしたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の燃料電池。
  5. 前記変位吸収部は、
    前記補助器側に連結された上下方向の補助器側軸部と、
    前記締結部に連結された上下方向の締結部側軸部と、
    該締結部側軸部と補助器側軸部とを連結する連絡部と、を備えており、
    加熱に伴う補助器と燃料電池スタック間に発生する熱膨張差を、主として前記補助器側軸部と前記締結部側軸部の捩れもしくは撓みによる変形で吸収し得るようにしてなることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の燃料電池。
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