JP6403569B2 - 燃料電池ホットモジュール - Google Patents

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Description

本明細書によって開示される技術は、燃料電池ホットモジュールに関する。
例えば固体酸化物形燃料電池(以下、「SOFC」ともいう)や固体高分子形燃料電池(以下、「PEFC」ともいう)といった燃料電池は、一般に、電解質と電極(空気極および燃料極)とを含む燃料電池単セルが複数直列に接続された燃料電池スタックの形態で利用される。燃料電池スタックは、燃料電池スタックにおける発電反応に利用されずに排出された未反応ガスを燃焼させる等のために設けられる補助器と共に使用されることがある。以下では、燃料電池スタック、または、燃料電池スタックと補助器との組み合わせを、発電モジュールという。
発電モジュールは、筐体と筐体の内側面に配置された断熱部材とを有する断熱容器内に収容されて使用されることがある(例えば特許文献1参照)。以下では、発電モジュールと発電モジュールを収容する断熱容器とを備える構成を、燃料電池ホットモジュールという。
特開2009−252401号公報
一般に、発電モジュールや断熱容器には寸法公差が存在する。上記従来の技術では、開口部から断熱容器内に発電モジュールを搬入して蓋部により開口部を塞ぐ際に、寸法公差によっては、発電モジュールが、筐体の内側面の内、蓋部と対向する内側面(以下、「第1の内側面」という)と発電モジュールとの間に配置された断熱部材を押し潰して筐体の第1の内側面側に移動してしまい、断熱容器内部における発電モジュールの設置位置の精度が低下するおそれがある。発電モジュールには、各種配管や出力端子が接続されており、これら各種配管や出力端子の少なくとも一部は、蓋部に形成された孔を通して断熱容器外に突出している。断熱容器内部における発電モジュールの設置位置の精度が低下すると、断熱容器外に突出した各種配管や出力端子(以下、「突出部材」という)の位置の精度(断熱容器外への突き出し寸法の精度)が低下する。そのため、燃料電池ホットモジュールと他の部材(例えば、燃料ガスまたは酸化剤ガスの供給源等)との接続を行うことが困難となり、好ましくない。
本明細書では、上述した課題を解決することが可能な技術を開示する。
本明細書に開示される技術は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本明細書に開示される一形態の燃料電池ホットモジュールは、燃料電池スタックを含む発電モジュールと、前記発電モジュールが通過可能な大きさの開口部が形成された本体部と前記開口部を塞ぐ蓋部とを含む筐体と、前記筐体の内側面の少なくとも一部に配置された断熱部材と、を有する内部に前記発電モジュールを収容する断熱容器と、前記発電モジュールに接続され前記蓋部に形成された孔を通して前記断熱容器外に突出した突出部材と、を備える燃料電池ホットモジュールにおいて、前記断熱部材は、少なくとも、前記筐体の内側面の内、前記発電モジュールを挟んで前記蓋部と対向する第1の内側面と、前記発電モジュールとの間に配置されており、前記燃料電池ホットモジュールは、前記第1の内側面と前記発電モジュールとの間に前記発電モジュールに接触する支持部を備え、前記支持部は、前記断熱部材より弾性率の大きい特定部材を含むことを特徴とする。本燃料電池ホットモジュールによれば、断熱部材より弾性率の大きい特定部材を含む支持部が発電モジュールに接触しているため、開口部から断熱容器の内部に発電モジュールを搬入して開口部を蓋部により塞ぐ際に、発電モジュールが筐体の第1の内側面に配置された断熱部材を押し潰して第1の内側面側に移動することが抑制される。よって、断熱容器内部における発電モジュールの設置位置の精度低下を抑制することができ、ひいては、突出部材の位置の精度低下を抑制することが可能となる。そのため、燃料電池ホットモジュールと他の部材(例えば、燃料ガスまたは酸化剤ガスの供給源等)との接続を容易に行うことができる。
(2)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記断熱部材は、前記蓋部の内側面と前記発電モジュールとの間に配置されている構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、開口部から断熱容器の内部に発電モジュールを搬入し、さらに断熱部材を搬入した後、蓋部で開口部を塞ぐ際に、発電モジュールや断熱容器に寸法公差が存在する場合でも、蓋部の内側面に配置された断熱部材が縮小変形することによって寸法公差が吸収されるため、断熱容器内部における発電モジュールの設置位置の精度低下を抑制することができる。
(3)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記支持部は、1つまたは複数の部材で構成され、前記支持部の弾性率は、前記断熱部材の弾性率より大きい構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、支持部が1つまたは複数の部材で構成される場合に、支持部全体としての弾性率が断熱部材の弾性率より大きいため、支持部によって断熱容器内部における発電モジュールの設置位置の精度低下を抑制することができる。
(4)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記支持部は、前記筐体の前記第1の内側面に接触している構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、支持部が、発電モジュールに接触していると共に、筐体の第1の内側面に接触しているため、支持部によって断熱容器内部における発電モジュールの設置位置の精度低下をさらに効果的に抑制することができる。
(5)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記支持部における前記筐体の前記第1の内側面と対向する表面は、曲面形状である構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、支持部における筐体との接触表面の破損を抑制できると共に、支持部が筐体と面接触することを回避することができ、支持部における筐体との接触表面を介した発電モジュールからの放熱を抑制することができる。
(6)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記支持部における前記発電モジュールと対向する表面は、曲面形状である構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、支持部と発電モジュールとの接触表面における、支持部の角に起因する発電モジュールの破損を抑制できると共に、支持部が発電モジュールと面接触することを回避することができ、支持部における発電モジュールとの接触表面を介した発電モジュールからの放熱を抑制することができる。
(7)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記支持部は、前記特定部材からなる構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、支持部が複数の部材から構成されている場合と比較して、構成の簡素化、製造の容易化を図ることができ、さらに、断熱容器内部における発電モジュールの設置位置の精度低下をさらに効果的に抑制することができる。
(8)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記特定部材の熱伝導率は、前記筐体の熱伝導率より低い構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、支持部を介した発電モジュールからの放熱を抑制することができる。
(9)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記特定部材の熱伝導率は、6.0W/(m・K)以下である構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、支持部を介した発電モジュールからの放熱を効果的に抑制することができる。
(10)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記支持部における前記筐体の前記第1の内側面に直交する表面は、前記筐体の前記第1の内側面と前記発電モジュールとの間に配置された前記断熱部材に接触している構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、支持部と断熱部材との間に隙間ができることを抑制することができ、そのような隙間を介した発電モジュールからの放熱を抑制することができる。
(11)上記燃料電池ホットモジュールにおいて、前記支持部における前記筐体の前記第1の内側面に平行な断面の外形は、円または楕円形状である構成としてもよい。本燃料電池ホットモジュールによれば、支持部と断熱部材とが密着しやすいため、支持部と断熱部材との間に隙間ができることをより効果的に抑制することができ、そのような隙間を介した発電モジュールからの放熱をより効果的に抑制することができる。
なお、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、燃料電池ホットモジュール、発電モジュールを収容する断熱容器、発電モジュールを断熱容器内に収容する方法等の形態で実現することが可能である。
燃料電池ホットモジュール10の構成を概略的に示す説明図(外観斜視図)である。 燃料電池ホットモジュール10の構成を概略的に示す説明図(XZ断面図)である。 燃料電池ホットモジュール10の構成を概略的に示す説明図(YZ断面図)である。 発電単位102の構成を概略的に示す説明図(XZ断面図)である。 発電単位102の構成を概略的に示す説明図(YZ断面図)である。 発電単位102の構成を概略的に示す説明図(空気極側ガス流路のXY断面図)である。 発電単位102の構成を概略的に示す説明図(燃料極側ガス流路のXY断面図)である。 燃料電池ホットモジュール10の断面構成を示す説明図(YZ断面図)である。 燃料電池ホットモジュール10の断面構成を示す説明図(XZ断面図)である。 燃料電池ホットモジュール10の製造方法を示す説明図(YZ断面図)である。 燃料電池ホットモジュール10の製造方法を示す説明図(YZ断面図)である。 支持部40を備えない比較例の燃料電池ホットモジュール10Xの製造方法を示す説明図(YZ断面図)である。 支持部40を備えない比較例の燃料電池ホットモジュール10Xの製造方法を示す説明図(YZ断面図)である。 第1実施形態の第1の変形例の燃料電池ホットモジュール10aの断面構成を示す説明図(YZ断面図)である。 第1実施形態の第2の変形例の燃料電池ホットモジュール10bの断面構成を示す説明図(YZ断面図)である。 第2実施形態の燃料電池ホットモジュール10cの断面構成を示す説明図(YZ断面図)である。 その他の変形の燃料電池ホットモジュール10dの構成を示す説明図(投影図)である。 その他の変形の燃料電池ホットモジュール10dの構成を示す説明図(YZ断面図)である。
A.第1実施形態:
(燃料電池ホットモジュール10の構成)
図1から図3は、燃料電池ホットモジュール(以下、「ホットモジュール」という)10の構成を概略的に示す説明図である。図1は、ホットモジュール10の外観斜視図であり、図2および図3は、ホットモジュール10の断面図である。なお、図1から図3では、ホットモジュール10の構成をわかりやすくするために、一部の構成を透過させて示したり、一部の構成の図示を省略したりしている。また、各図には、方向を特定するための互いに直交するXYZ軸を示している。本明細書では、便宜的に、Z軸正方向(後述の補助器200から燃料電池スタック100に向かう方向)を上方向と呼び、Z軸負方向を下方向と呼ぶものとする。ホットモジュール10の設置態様に応じて、各軸に対応する方向は変化し得る。図4以降についても同様である。
ホットモジュール10は、発電モジュール20と、発電モジュール20を収容する断熱容器30と、発電モジュール20に接続された各種配管232,234,236,238とを備える。ホットモジュール10は、起動時に発電モジュール20を加熱する加熱器(例えばガスバーナー)を備えていてもよい。
(発電モジュール20の構成)
発電モジュール20は、燃料電池スタック100と、燃料電池スタック100の下側に配置された補助器200とを備える。
(燃料電池スタック100の構成)
燃料電池スタック100は、上下方向に積層された複数の発電単位102と、複数の発電単位102を上下から挟むように配置された一対のエンドプレート104,106とを備える。各図に示す燃料電池スタック100に含まれる発電単位102の個数は、あくまで一例であり、発電単位102の個数は燃料電池スタック100に要求される出力電圧等に応じて適宜決められる。
燃料電池スタック100の周縁部には、燃料電池スタック100を上下方向に貫通する複数の(本実施形態では8つの)貫通孔108が形成されている。各貫通孔108に挿入されたボルト22とボルト22にはめられたナット24とによって、燃料電池スタック100を構成する各層(複数の発電単位102および一対のエンドプレート104,106)は締め付けられて固定されている。
各ボルト22の軸部の外径は各貫通孔108の内径より小さいため、各ボルト22の軸部の外周面と各貫通孔108の内周面との間には空間が確保されている。図1および図2に示すように、燃料電池スタック100の外周における1つの辺の中点付近に位置する貫通孔108により形成された空間は、各発電単位102に酸化剤ガス(各図において「OG」と表す)を供給する酸化剤ガス供給マニホールド162として機能し、該辺の反対側の辺の中点付近に位置する貫通孔108により形成された空間は、各発電単位102から未反応の酸化剤ガス(以下、「酸化剤オフガス」といい、各図において「OOG」と表す)を排出する酸化剤ガス排出マニホールド164として機能する。また、図1および図3に示すように、燃料電池スタック100の外周における他の辺の中点付近に位置する貫通孔108により形成された空間は、各発電単位102に燃料ガス(各図において「FG」と表す)を供給する燃料ガス供給マニホールド172として機能し、該辺の反対側の辺の中点付近に位置する貫通孔108により形成された空間は、各発電単位102から未反応の燃料ガス(以下、「燃料オフガス」といい、各図において「OFG」と表す)を排出する燃料ガス排出マニホールド174として機能する。なお、本実施形態では、酸化剤ガスとして空気が使用され、燃料ガスとして、例えば、都市ガスを後述の改質室214において改質した水素リッチなガスが使用される。
(エンドプレート104,106の構成)
一対のエンドプレート104,106は、方形の平板形状の導電性部材であり、例えばステンレスにより形成されている。一方のエンドプレート104は、最も上に位置する発電単位102の上側に配置され、他方のエンドプレート106は、最も下に位置する発電単位102の下側に配置されている。すなわち、一対のエンドプレート104,106によって複数の発電単位102が押圧された状態で挟持されている。上側のエンドプレート104には、燃料電池スタック100のプラス側の出力端子192(図8参照)が接続され、下側のエンドプレート106には、燃料電池スタック100のマイナス側の出力端子194が接続されている。
(発電単位102の構成)
図4から図7は、発電単位102の構成を概略的に示す説明図である。図4には、図6および図7のIV−IVの位置における発電単位102の断面構成を示しており、図5には、図6および図7のV−Vの位置における発電単位102の断面構成を示しており、図6には、図4のVI−VIの位置における発電単位102の平面構成を示しており、図7には、図4のVII−VIIの位置における発電単位102の平面構成を示している。
図4および図5に示すように、発電の最小単位である発電単位102は、単セル110と、セパレータ120と、空気極側集電体134と、空気極側フレーム130と、燃料極側集電体144と、燃料極側フレーム140と、発電単位102の最上層および最下層を構成する一対のインターコネクタ150とを備えている。セパレータ120、空気極側フレーム130、燃料極側フレーム140、インターコネクタ150の周縁部には、上述したボルト22が挿入される貫通孔108に対応する孔が形成されている。
インターコネクタ150は、方形の平板形状の導電性部材であり、例えばステンレスにより形成されている。インターコネクタ150は、発電単位102間の電気的導通を確保すると共に、発電単位102間での反応ガスの混合を防止する。なお、1つのインターコネクタ150は、2つの発電単位102に共用されている。すなわち、ある発電単位102における上側のインターコネクタ150は、その発電単位102の上側に隣接する他の発電単位102における下側のインターコネクタ150と同一部材である。また、燃料電池スタック100は一対のエンドプレート104,106を備えているため、燃料電池スタック100において最も上に位置する発電単位102における上側のインターコネクタ150、および、最も下に位置する発電単位102における下側のインターコネクタ150は省略可能である。
単セル110は、電解質層112と、電解質層112の一方の面に配置された空気極(カソード)114と、電解質層112の他方の面に配置された燃料極(アノード)116とを備える。なお、本実施形態の単セル110は、燃料極116で電解質層112および空気極114を支持する燃料極支持形の単セルである。
電解質層112は、方形の平板形状部材であり、例えば、YSZ(イットリア安定化ジルコニア)、ScSZ(スカンジア安定化ジルコニア)、SDC(サマリウムドープセリア)、GDC(ガドリニウムドープセリア)、ペロブスカイト型酸化物といった固体酸化物により形成されている。空気極114は、電解質層112より小さい方形の平板形状部材であり、例えば、ペロブスカイト型酸化物(例えばLSCF(ランタンストロンチウムコバルト鉄酸化物)、LSM(ランタンストロンチウムマンガン酸化物)、LNF(ランタンニッケル鉄))や各種貴金属、貴金属とセラミックとのサーメット等により形成されている。燃料極116は、X−Y平面で見た場合に電解質層112と同一の大きさの方形の平板形状部材であり、例えば、Ni(ニッケル)、Niとセラミック粒子からなるサーメット、Ni基合金等により形成されている。このように、本実施形態の単セル110は、電解質として固体酸化物を用いる固体酸化物形燃料電池(SOFC)である。
セパレータ120は、中央付近に方形の貫通孔121が形成されたフレーム状の部材であり、例えば、金属により形成されている。セパレータ120における貫通孔121の周囲部分は、電解質層112における空気極114の側の表面の周縁部に対向している。セパレータ120は、その対向した部分に配置されたロウ材(例えばAgロウ)により形成された接合部124により、電解質層112(単セル110)と接合されている。セパレータ120により、単セル110の周縁部における一方の電極側から他方の電極側へのガスのリークが抑制される。なお、セパレータ120が接合された単セル110をセパレータ付き単セルという。
空気極側フレーム130は、中央付近に方形の貫通孔131が形成されたフレーム状の部材であり、例えば、マイカ等の絶縁体により形成されている。空気極側フレーム130は、セパレータ120における電解質層112に対向する側とは反対側の表面の周縁部と、インターコネクタ150における空気極114に対向する側の表面の周縁部とに接触している。空気極側フレーム130によって、空気極114とインターコネクタ150との間に酸化剤ガス流路166(図4および図5参照)が確保されると共に、発電単位102に含まれる一対のインターコネクタ150間が電気的に絶縁される。また、図6に示すように、空気極側フレーム130には、酸化剤ガス供給マニホールド162と酸化剤ガス流路166とを連通する酸化剤ガス供給連通孔132と、酸化剤ガス流路166と酸化剤ガス排出マニホールド164とを連通する酸化剤ガス排出連通孔133とが形成されている。
燃料極側フレーム140は、中央付近に方形の貫通孔141が形成されたフレーム状の部材であり、例えば、金属により形成されている。燃料極側フレーム140は、セパレータ120における電解質層112に対向する側の表面の周縁部と、インターコネクタ150における燃料極116に対向する側の表面の周縁部とに接触している。なお、本実施形態では、燃料極側フレーム140は、セパレータ120とインターコネクタ150とに溶接されている。燃料極側フレーム140によって、燃料極116とインターコネクタ150との間に燃料ガス流路176(図4および図5参照)が確保される。また、図7に示すように、燃料極側フレーム140には、燃料ガス供給マニホールド172と燃料ガス流路176とを連通する燃料ガス供給連通孔142と、燃料ガス流路176と燃料ガス排出マニホールド174とを連通する燃料ガス排出連通孔143とが形成されている。
空気極側集電体134は、所定の間隔をあけて並べられた複数の四角柱状の導電性部材から構成されており(図5および図6参照)、例えば、ステンレスにより形成されている。空気極側集電体134は、空気極114における電解質層112に対向する側とは反対側の表面と、インターコネクタ150における空気極114に対向する側の表面とに接触することにより、空気極114とインターコネクタ150とを電気的に接続する。空気極側集電体134を構成する各柱状部材間に形成される空間は、酸化剤ガス流路166として機能する。
燃料極側集電体144は、図4および図7に示すように、インターコネクタ対向部146と、複数の電極対向部145と、各電極対向部145とインターコネクタ対向部146とをつなぐ連接部147とを備えており、例えば、ニッケルやニッケル合金、ステンレス等により形成されている。具体的には、燃料極側集電体144は、方形の平板形状部材に切り込みを入れ、複数の方形部分を曲げ起こすように加工することにより製造される。曲げ起こされた方形部分が電極対向部145となり、曲げ起こされた部分以外の穴あき状態の平板部分がインターコネクタ対向部146となり、電極対向部145とインターコネクタ対向部146とをつなぐ部分が連接部147となる。各電極対向部145は、燃料極116における電解質層112に対向する側とは反対側の表面に接触し、インターコネクタ対向部146は、インターコネクタ150における燃料極116に対向する側の表面に接触する。そのため、燃料極側集電体144は、燃料極116とインターコネクタ150とを電気的に接続する。燃料極側集電体144の各電極対向部145間に形成される空間は、燃料ガス流路176として機能する。
なお、本実施形態では、電極対向部145とインターコネクタ対向部146との間に、例えばマイカにより形成されたスペーサ149が配置されている。そのため、燃料極側集電体144が温度サイクルや反応ガス圧力変動による発電単位102の変形に追随し、燃料極側集電体144を介した燃料極116とインターコネクタ150との電気的接続が良好に維持される。
(補助器200の構成)
図1から図3に示すように、補助器200は、箱形状の補助器本体部210と、補助器本体部210の側面に形成された4つの固定部220とを備えている。各固定部220には、燃料電池スタック100における対応する貫通孔108に連通する貫通孔208が形成されている。上述した8つのボルト22の内の4つ(燃料電池スタック100の外周の各辺の中点付近に位置するボルト22)は、各固定部220の貫通孔208にまで達しており、それらのボルト22にナット24がはめられることによって補助器200と燃料電池スタック100とが固定されている。補助器200は、例えばステンレスにより形成されている。
図2および図3に示すように、補助器本体部210の内部は、2つの隔壁232によって、一次燃焼室212と、一次燃焼室212の下に配置された改質室214と、改質室214の下に配置された二次燃焼室216とに区切られている。一次燃焼室212は、燃料電池スタック100から排出される酸化剤オフガスと燃料オフガスとを混合して燃焼させるための室であり、固定部220の貫通孔208を介して、酸化剤ガス排出マニホールド164および燃料ガス排出マニホールド174と連通している。また、二次燃焼室216は、一次燃焼室212で混合・燃焼させた酸化剤オフガスと燃料オフガスとをさらに燃焼させるための室であり、改質室214を上下に貫通する流路218を介して、一次燃焼室212と連通している。一次燃焼室212および二次燃焼室216の一方または両方には、酸化剤オフガスと燃料オフガスとの燃焼を促進させる触媒が配置されている。
改質室214は、原燃料ガス(各図において「RFG」と表す)を水素リッチな燃料ガスに改質するための室であり、1つの固定部220の貫通孔208を介して、燃料ガス供給マニホールド172と連通している。改質室214には、改質反応を促進させる触媒が配置されている。
(各種配管232,234,236,238の構成)
発電モジュール20の補助器200には、酸化剤ガス供給配管232と、原燃料ガス供給配管234と、改質水供給配管236と、排ガス排出配管238とが接続されている。酸化剤ガス供給配管232は、補助器200の1つの固定部220の貫通孔208を介して、酸化剤ガス供給マニホールド162に連通している(図2参照)。原燃料ガス供給配管234および改質水供給配管236は、補助器本体部210の改質室214に連通している(図3参照)。排ガス排出配管238は、補助器本体部210の二次燃焼室216に連通している(図3参照)。
(発電モジュール20の動作)
酸化剤ガス供給配管232に酸化剤ガスが供給されると、酸化剤ガスは、補助器200の1つの固定部220の貫通孔208を介して酸化剤ガス供給マニホールド162に供給され、酸化剤ガス供給マニホールド162を介して各発電単位102に供給される(図2参照)。具体的には、図4および図6に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給マニホールド162から各発電単位102の酸化剤ガス供給連通孔132を経て、酸化剤ガス流路166に供給される。
また、原燃料ガス供給配管234に原燃料ガス(都市ガス)が供給され、改質水供給配管236に改質水(各図において「RW」と表す)が供給されると、原燃料ガスおよび改質水は補助器本体部210の改質室214に流入し、改質反応に供される。改質室214において改質された水素リッチな燃料ガスは、補助器200の1つの固定部220の貫通孔208を介して燃料ガス供給マニホールド172に供給され、燃料ガス供給マニホールド172を介して各発電単位102に供給される(図3参照)。具体的には、図5および図7に示すように、燃料ガスは、燃料ガス供給マニホールド172から各発電単位102の燃料ガス供給連通孔142を経て、燃料ガス流路176に供給される。
各発電単位102の酸化剤ガス流路166に酸化剤ガスが供給され、燃料ガス流路176に燃料ガスが供給されると、単セル110において酸化剤ガスおよび燃料ガスの電気化学反応による発電が行われる。各発電単位102において、単セル110の空気極114は空気極側集電体134を介して一方のインターコネクタ150に電気的に接続され、燃料極116は燃料極側集電体144を介して他方のインターコネクタ150に電気的に接続されている。また、燃料電池スタック100に含まれる複数の発電単位102は、直列に接続されている。そのため、燃料電池スタック100のエンドプレート104,106に接続された各出力端子から電気エネルギーが取り出される。なお、SOFCは、比較的高温(例えば摂氏700度から1000度)で発電が行われることから、起動後、発電により発生する熱で高温が維持できる状態になるまで、発電モジュール20が加熱器により加熱されてもよい。
酸化剤オフガス(各発電単位102において発電反応に利用されなかった酸化剤ガス)は、図2、図4および図6に示すように、酸化剤ガス流路166から酸化剤ガス排出連通孔133、酸化剤ガス排出マニホールド164を経て、補助器本体部210の一次燃焼室212に排出される。また、燃料オフガス(各発電単位102において発電反応に利用されなかった燃料ガス)は、図3、図5および図7に示すように、燃料ガス流路176から燃料ガス排出連通孔143、燃料ガス排出マニホールド174を経て、補助器本体部210の一次燃焼室212に排出される。一次燃焼室212に排出された酸化剤オフガスおよび燃料オフガスは、一次燃焼室212において混合されて燃焼し、流路218を介して二次燃焼室216に導かれてさらに燃焼し、排ガス(各図において「EG」と表す)として排ガス排出配管238を介してホットモジュール10の外部に排出される。なお、一次燃焼室212および二次燃焼室216において発生する熱により、改質室214における改質反応が促進されると共に、発電モジュール20が高温に維持される。
(断熱容器30の構成)
図8および図9は、断熱容器30および後述の支持部40に着目したホットモジュール10の断面構成を示す説明図である。図8および図9では、発電モジュール20の断面構成を簡略化して示している。以下、図1から図3、図8および図9を参照して、断熱容器30の構成を説明する。
断熱容器30は、直方体形状の箱形部材である筐体300を備える。筐体300は、発電モジュール20が通過可能な大きさの開口部312が形成された本体部310と、開口部312を塞ぐ蓋部320とを含む。筐体300は、例えばステンレスにより形成される。
また、断熱容器30は、筐体300の内側面に配置された断熱部材330を備える。断熱部材330としては、従来公知の断熱材を用いることができる。断熱部材330は、例えば、二酸化ケイ素、炭化ケイ素、ケイ酸ジルコニウム等の単体もしくはそれらの内の2つまたは3つ以上の混合物により形成される。この断熱部材330は、筐体300を形成する第1の内側面314と発電モジュール20との間に配置された場合に、第1の内側面314と発電モジュール20とによって押しつぶされて変形する態様である。本実施形態では、筐体300の内側面の全面にわたって断熱部材330が配置されており、断熱部材330の内側の空間内に発電モジュール20が収容されている。発電モジュール20が断熱容器30内に収容されることにより、発電の際に、発電モジュール20が高温に維持される。本実施形態の断熱部材330は、繊維状に形成された断熱部材である。なお、断熱部材330は、繊維状、発泡体、またはこれらの混合形態であってもよい。
本実施形態では、筐体300の内側面に配置された断熱部材330の内、発電モジュール20の下側に配置された断熱部材330は、発電モジュール20の下面と接触している。すなわち、発電モジュール20は、断熱部材330上に載置されている。一方、発電モジュール20の上側に配置された断熱部材330は、発電モジュール20の上面と接触していない。すなわち、発電モジュール20の上側に配置された断熱部材330と発電モジュール20の上面との間には、空間32が存在する。断熱容器30に、空間32内のガスを排出するための流路が形成されていてもよい。
また、発電モジュール20の横側に配置された断熱部材330は、発電モジュール20の側面と接触している。具体的には、図8に示すように、筐体300の内側面の内、発電モジュール20を挟んで蓋部320と対向する第1の内側面314に配置された断熱部材330は、発電モジュール20の表面の内、第1の内側面314に対向する第1の表面242と接触している。また、蓋部320の内側面に配置された断熱部材330は、発電モジュール20の表面の内、蓋部320に対向する第2の表面244と接触している。
図8に示すように、発電モジュール20に接続された上述の各種配管232,234,236,238は、それぞれ、蓋部320の内側面に配置された断熱部材330を貫通し、蓋部320に形成された各孔322を通して断熱容器30外に突出している。また、上述した2つの出力端子192,194も、それぞれ、蓋部320の内側面に配置された断熱部材330を貫通し、蓋部320に形成された各孔322を通して断熱容器30外に突出している。各種配管232,234,236,238および各出力端子192,194は、突出部材の一例である。
(支持部40の構成)
図8および図9に示すように、ホットモジュール10は、2つの支持部40を備える。各支持部40は、筐体300の第1の内側面314と発電モジュール20の第1の表面242との間に配置されている。より詳細には、各支持部40の一方の端部は筐体300の第1の内側面314と接触し、他方の端部は発電モジュール20の第1の表面242と接触している。
各支持部40は、断面が円形の柱形状である。すなわち、各支持部40における筐体300の第1の内側面314に平行な断面の外形は、円形である。また、各支持部40における筐体300の第1の内側面314に対向する表面、および、発電モジュール20の第1の表面242と対向する表面は、いずれも曲面形状となっている。また、各支持部40は、筐体300の第1の内側面314に配置された断熱部材330内に圧入されており、各支持部40の側面(各支持部40における筐体300の第1の内側面314に直交する表面)は断熱部材330に接触している。
本実施形態では、各支持部40は、特定部材42から構成されている。すなわち、本実施形態では、支持部40と特定部材42とは同義である。特定部材42は、断熱部材330より弾性率(例えばヤング率)の大きい部材である。また、特定部材42は、筐体300より熱伝導率の低い部材でもある。このような特定部材42としては、断熱部材330および筐体300が上述の材料で形成されている場合に、例えば、ステアタイト(ヤング率:約120〜130GPa、熱伝導率:約2.5〜3W/(m・K))、石英(ヤング率:約72〜74GPa、熱伝導率:約1.38W/(m・K))、ジルコニア(ヤング率:約200〜220GPa、熱伝導率:約3〜4W/(m・K))等を選択可能である。また、特定部材42は、筐体300内に発電モジュール20を配置する際に、特定部材42にかかる荷重に対して変形しない態様(このような態様をここでは「剛体」という)であることが好ましい。
本実施形態のホットモジュール10は、上述した支持部40を備えるため、以下に説明するように、断熱容器30内部における発電モジュール20の設置位置の精度低下を抑制することができ、ひいては、各種配管232,234,236,238や出力端子192,194といった突出部材の位置の精度低下を抑制することができる。
図10および図11は、ホットモジュール10の製造方法を示す説明図である。ホットモジュール10の製造の際には、筐体300の本体部310の内側面に断熱部材330が設置され、各支持部40(特定部材42)が断熱部材330内に圧入される。このとき、各支持部40の一方の端面は、筐体300の内側面314に接触し、他方の端面は、断熱部材330における開口部312側の表面と同一の位置に位置する。開口部312から発電モジュール20が搬入されると、発電モジュール20は、第1の表面242が断熱部材330の表面や各支持部40の端面と接触した状態で、筐体300内に載置される。その後、蓋部320の内側面に断熱部材330が配置されるようにして、蓋部320により開口部312が塞がれる。
図10には、蓋部320により開口部312が塞がれる前の状態を示しており、図11には、蓋部320により開口部312が塞がれた後の状態を示している。一般に、発電モジュール20や断熱容器30には寸法公差が存在するため、図10に示すように、蓋部320により開口部312が塞がれる前の状態において、蓋部320の内側面の断熱部材330が開口部312の外側にはみ出る場合がある。そのような場合には、蓋部320により開口部312が塞がれる際に、各部材に蓋部320に直交する方向の圧縮力が作用する。
この圧縮力により、図11に示すように、蓋部320と発電モジュール20の第2の表面244との間に配置された断熱部材330は、縮小変形する。一方、開口部312から見て発電モジュール20より奥側に関しては、断熱部材330より弾性率の大きい特定部材42から構成された各支持部40が発電モジュール20の第1の表面242と筐体300の第1の内側面314とに接触しているため、各支持部40の存在により、発電モジュール20の第1の表面242と筐体300の第1の内側面314との間に配置された断熱部材330の変形が抑制される。このように、各支持部40は、断熱容器30における発電モジュール20の位置を規定する位置決め手段として機能する。
図12および図13は、支持部40を備えない比較例のホットモジュール10Xの製造方法を示す説明図である。図12には、蓋部320により開口部312が塞がれる前の状態を示しており、図13には、蓋部320により開口部312が塞がれた後の状態を示している。比較例のホットモジュール10Xは、支持部40を備えていないため、図13に示すように、蓋部320により開口部312が塞がれる際に、発電モジュール20の第1の表面242と筐体300の第1の内側面314との間に配置された断熱部材330も縮小変形する。そのため、発電モジュール20の位置が、断熱部材330が縮小変形した分だけ筐体300の第1の内側面314側にずれ、断熱容器30における発電モジュール20の位置精度が低下する。ひいては、各種配管232,234,236,238や出力端子192,194といった突出部材の位置の精度低下を招き、燃料電池ホットモジュール10と図示しない他の部材(例えば、燃料ガスまたは酸化剤ガスの供給源等)との接続が困難となる恐れがある。
このように、本実施形態のホットモジュール10では、断熱部材330より弾性率の大きい特定部材42から構成される支持部40が、発電モジュール20の第1の表面242と筐体300の第1の内側面314とに接触しているため、開口部312から断熱容器30の内部に発電モジュール20を搬入して開口部312を蓋部320により塞ぐ際に、発電モジュール20が筐体300の第1の内側面314に配置された断熱部材330を押し潰して第1の内側面314側に移動することが抑制され、断熱容器30内部における発電モジュール20の設置位置の精度低下を抑制することができ、ひいては、突出部材の位置の精度低下を抑制することができる。その結果、燃料電池ホットモジュール10と図示しない他の部材(例えば、燃料ガスまたは酸化剤ガスの供給源等)との接続を容易に行うことができる。
すなわち、本実施形態のホットモジュール10では、支持部40の存在により、筐体300の第1の内側面314と発電モジュール20の第1の表面242との間に配置された断熱部材330の縮小変形が抑制され、蓋部320の内側面と発電モジュール20の第2の表面244との間に配置された断熱部材330が縮小変形することにより寸法公差が吸収されるため、断熱容器30内部における発電モジュール20の設置位置の精度低下を抑制することができる。なお、開口部312が蓋部320により塞がれた状態では、蓋部320の内側面に配置された断熱部材330は、蓋部320の内側面と発電モジュール20の第2の表面244とに押し付けられて接触した状態となる。
また、本実施形態のホットモジュール10では、各支持部40を構成する特定部材42の熱伝導率は筐体300の熱伝導率より低いため、各支持部40を介した発電モジュール20からの放熱を抑制することができる。なお、特定部材42の熱伝導率は、6.0W/(m・K)以下であることが、各支持部40を介した発電モジュール20からの放熱を効果的に抑制することができる点で、より好ましい。特定部材42を、上述したステアタイト、石英、ジルコニアのいずれかで形成すれば、特定部材42の熱伝導率を6.0W/(m・K)以下にすることができる。
また、本実施形態のホットモジュール10では、各支持部40における筐体300の第1の内側面314に対向する表面、および、発電モジュール20の第1の表面242と対向する表面は、いずれも曲面形状である。そのため、各支持部40と発電モジュール20との接触表面における、支持部40の角に起因する発電モジュール20の破損を抑制できる。また、各支持部40が筐体300および発電モジュール20と面接触することを回避することができ、各支持部40における筐体300および発電モジュール20との接触表面を介した発電モジュール20からの放熱を抑制することができる。
また、本実施形態のホットモジュール10では、各支持部40が特定部材42から構成されているため、各支持部40が複数の部材から構成されている場合と比較して、構成の簡素化、製造の容易化を図ることができ、さらに、断熱容器30内部における発電モジュール20の設置位置の精度低下をさらに効果的に抑制することができる。
また、本実施形態のホットモジュール10では、各支持部40における側面(筐体300の第1の内側面314に直交する表面)は、筐体300の第1の内側面314と発電モジュール20の第1の表面242との間に配置された断熱部材330に接触しているため、各支持部40と断熱部材330との間に隙間ができることを抑制することができ、そのような隙間を介した発電モジュール20からの放熱を抑制することができる。
さらに、本実施形態のホットモジュール10では、各支持部40における筐体300の第1の内側面314に平行な断面の外形は円形であるため、各支持部40を断熱部材330に圧入させやすく、各支持部40における側面(筐体300の第1の内側面314に直交する表面)を、筐体300の第1の内側面314と発電モジュール20の第1の表面242との間に配置された断熱部材330に接触させることが容易になり、各支持部40と断熱部材330との間に隙間ができることをより効果的に抑制することができ、そのような隙間を介した発電モジュール20からの放熱をより効果的に抑制することができる。
(第1実施形態の第1の変形例)
図14は、第1実施形態の第1の変形例のホットモジュール10aの断面構成を示す説明図である。図14に示す第1実施形態の第1の変形例のホットモジュール10aの構成の内、上述した第1実施形態のホットモジュール10の構成と同一構成については、同一の符号を付すことによって、その説明を省略する。
第1実施形態の第1の変形例のホットモジュール10aでは、筐体300の第1の内側面314に配置された断熱部材330は、発電モジュール20と接触していない。ただし、第1実施形態と同様に、各支持部40は特定部材42から構成されており、各支持部40の一方の端部は筐体300の第1の内側面314と接触し、他方の端部は発電モジュール20の第1の表面242と接触している。すなわち、各支持部40における筐体300の第1の内側面314と接触する側とは反対側の端部は、断熱部材330の表面から突出している。
第1実施形態の第1の変形例のホットモジュール10aでは、第1実施形態と同様に、開口部312から断熱容器30の内部に発電モジュール20を搬入して開口部312を蓋部320により塞ぐ際に、各支持部40の存在により、発電モジュール20が筐体300の第1の内側面314に配置された断熱部材330を押し潰して第1の内側面314側に移動することが抑制され、断熱容器30内部における発電モジュール20の設置位置の精度低下を抑制することができ、ひいては、突出部材の位置の精度低下を抑制することができる。
(第1実施形態の第2の変形例)
図15は、第1実施形態の第2の変形例のホットモジュール10bの断面構成を示す説明図である。図15に示す第1実施形態の第2の変形例のホットモジュール10bの構成の内、上述した第1実施形態のホットモジュール10の構成と同一構成については、同一の符号を付すことによって、その説明を省略する。
第1実施形態の第2の変形例のホットモジュール10bでは、各支持部40bが、2つの部材、すなわち、特定部材42bと他の部材43とから構成されている。その点を除けば、各支持部40bの構成は、第1実施形態の支持部40の構成と同一である。すなわち、各支持部40bの一方の端部は筐体300の第1の内側面314と接触し、他方の端部は発電モジュール20の第1の表面242と接触している。また、各支持部40bは円柱形状であり、各支持部40bにおける筐体300の第1の内側面314に対向する表面、および、発電モジュール20の第1の表面242と対向する表面は、いずれも曲面形状である。また、各支持部40bは、筐体300の第1の内側面314に配置された断熱部材330内に圧入されている。
特定部材42bの弾性率は、第1実施形態と同様に、断熱部材330の弾性率より大きい。
第1実施形態の第2の変形例のホットモジュール10bでは、各支持部40bの一方の端部は筐体300の第1の内側面314と接触し、他方の端部は発電モジュール20の第1の表面242と接触し、かつ、支持部40b全体としての弾性率は断熱部材330の弾性率より大きい。そのため、第1実施形態の第2の変形例のホットモジュール10bでは、第1実施形態と同様に、開口部312から断熱容器30の内部に発電モジュール20を搬入して開口部312を蓋部320により塞ぐ際に、各支持部40bの存在により、発電モジュール20が筐体300の第1の内側面314に配置された断熱部材330を押し潰して第1の内側面314側に移動することが抑制され、断熱容器30内部における発電モジュール20の設置位置の精度低下を抑制することができ、ひいては、突出部材の位置の精度低下を抑制することができる。
B.第2実施形態:
図16は、第2実施形態のホットモジュール10cの断面構成を示す説明図である。図16に示す第2実施形態のホットモジュール10cの構成の内、上述した第1実施形態のホットモジュール10の構成と同一構成については、同一の符号を付すことによって、その説明を省略する。
第2実施形態のホットモジュール10cでは、特定部材42cで構成される円柱形状の各支持部40cが、その軸が上下方向になるような姿勢で配置されている。より具体的には、各支持部40cの一方の端部は、筐体300の底面316に接着剤や固定部材により固定されており、各支持部40cの側面が発電モジュール20の第1の表面242に接触している。すなわち、各支持部40c一部は、筐体300の第1の内側面314と発電モジュール20の第1の表面242との間に配置されている。各支持部40cは、筐体300の第1の内側面314には接触していない。
第2実施形態のホットモジュール10cでは、各支持部40cは、断熱部材330より弾性率の大きい特定部材42cから構成されており、かつ、発電モジュール20の第1の表面242と接触している。そのため、第2実施形態のホットモジュール10cでは、第1実施形態と同様に、開口部312から断熱容器30の内部に発電モジュール20を搬入して開口部312を蓋部320により塞ぐ際に、各支持部40cの存在により、発電モジュール20が筐体300の第1の内側面314に配置された断熱部材330を押し潰して第1の内側面314側に移動することが抑制され、断熱容器30内部における発電モジュール20の設置位置の精度低下を抑制することができ、ひいては、突出部材の位置の精度低下を抑制することができる。
また、第2実施形態のホットモジュール10cでは、第1実施形態と同様に、各支持部40cを構成する特定部材42cの熱伝導率は筐体300の熱伝導率より低いため、各支持部40cを介した発電モジュール20からの放熱を抑制することができる。また、第2実施形態のホットモジュール10cでは、各支持部40cにおける発電モジュール20の第1の表面242と対向する表面(円柱形状の側面)は曲面形状であるため、各支持部40cと発電モジュール20との接触表面における、支持部40cの角に起因する発電モジュール20の破損を抑制できると共に、各支持部40cにおける発電モジュール20との接触表面を介した発電モジュール20からの放熱を抑制することができる。また、第2実施形態のホットモジュール10cでは、各支持部40cが特定部材42cから構成されているため、各支持部40cが複数の部材から構成されている場合と比較して、構成の簡素化、製造の容易化を図ることができる。
C.その他の変形例:
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態では、断熱容器30の筐体300は直方体形状の箱形部材であるが、筐体300の形状はこれに限られない。図17および図18は、その他の変形例におけるホットモジュール10dの構成を示す説明図である。図17および図18に示す変形例では、断熱容器30dの筐体300dの形状が、直方体形状ではない。具体的には、筐体300dにおける蓋部320dが配置される面と当該面に対向する面とが五角形形状となっており、また、蓋部320dが配置される面の高さが当該面に対向する面より高くなっている。断熱容器30dの筐体300dの形状は、図17および図18に示す形状であってもよいし、それ以外の形状であってもよい。例えば、図示しないが、断熱容器の筐体の形状は、円柱形状、角柱形状、球体形状等であってもよい。これらの場合、筐体内に収容された発電モジュールを開口部側から筐体の内側面に投影した場合に発電モジュールが投影された部分を、第1の内側面とすることができる。
上記実施形態では、発電モジュール20が燃料電池スタック100と補助器200とを備えているが、発電モジュール20が補助器200を備えないとしてもよい。また、上記実施形態では、補助器200に改質室214が形成されているが、補助器200とは別に改質器が設けられてもよい。また、例えば原燃料ガスとして水素ガスを供給する場合のように、燃料ガスの改質が不要である場合には、改質室214や改質器を設ける必要は無い。また、補助器200は、一次燃焼室212と二次燃焼室216との一方のみを備えているとしてもよい。
上記実施形態では、筐体300の内側面の全面にわたって断熱部材330が配置されているが、断熱部材330は、少なくとも筐体300の第1の内側面314に配置されていればよい。また、蓋部320の内側面に配置された断熱部材330は、必ずしも、発電モジュール20の第2の表面244と接触している必要は無い。
上記実施形態では、各種配管232,234,236,238と2つの出力端子192,194とが、すべて、蓋部320に形成された孔322を通して断熱容器30外に突出しているが、これらの配管や端子の一部のみが断熱容器30外に突出しているとしてもよい。
上記実施形態では、ホットモジュール10が2つの支持部40を備えるとしているが、ホットモジュール10は、1つのみの支持部40を備えるとしてもよいし、3つ以上の支持部40を備えるとしてもよい。また、上記実施形態では、支持部40は断面が円形状の柱状であるとしているが、支持部40は断面が楕円形状の柱状であってもよいし、その他の形状(多角柱状、球状等)であってもよい。また、上記実施形態では、各支持部40における筐体300の第1の内側面314に対向する表面、および、発電モジュール20の第1の表面242と対向する表面は、いずれも曲面形状であるが、上記2つの表面の一方のみが曲面形状であってもよいし、上記2つの表面のいずれも曲面形状ではないとしてもよい。
また、上記実施形態では、各支持部40は、筐体300の第1の内側面314に配置された断熱部材330内に圧入され、断熱部材330に接触しているとしているが、各支持部40は断熱部材330と接触している必要は無い。例えば、各支持部40は、筐体300の第1の内側面314と発電モジュール20の第1の表面242との少なくとも一方に、接着剤や固定部材等によって固定されていてもよい。また、上記実施形態では、特定部材42の熱伝導率は筐体300の熱伝導率より低いとしているが、特定部材42の熱伝導率は筐体300の熱伝導率以上であるとしてもよい。
また、上記実施形態では、支持部40が1つまたは2つの部材から構成されるとしているが、支持部40が3つ以上の部材から構成されるとしてもよい。また、支持部40全体としての弾性率が断熱部材330の弾性率より大きい限りにおいて、支持部40を構成する部材の1つが断熱部材330と同材料の部材であってもよい。例えば、断熱部材330内に特定部材42が埋め込まれている場合には、断熱部材330の内、特定部材42に対して筐体300の第1の内側面314側に位置する第1の部分、および/または、特定部材42に対して発電モジュール20の第1の表面242側に位置する第2の部分は、支持部40の一部と言える。この場合には、支持部40は、特定部材42と断熱部材330の上記第1の部分および/または第2の部分とから構成される。また、例えば、特定部材42と筐体300の第1の内側面314、および/または、発電モジュール20の第1の表面242との間に、他の部材(発電モジュール20や筐体300の傷付等を防止するためのゴムや、特定部材42と発電モジュール20や筐体300との接着ための接着剤等)が介在している場合にも、当該他の部材は支持部40の一部と言える。
また、上記実施形態において、空気極側集電体134および燃料極側集電体144のそれぞれと、隣接するインターコネクタ150とが一体部材であってもよい。また、空気極側フレーム130ではなく燃料極側フレーム140が絶縁体であってもよい。また、空気極側フレーム130や燃料極側フレーム140は、多層構成であってもよい。また、空気極側集電体134は、多孔質金属、金網、ワイヤー、パンチングメタルにより形成されてもよい。また、燃料極側集電体144は、空気極側集電体134と同様の構成であってもよい。また、出力端子192,194は、それぞれ、エンドプレート104,106ではなく、エンドプレート104,106と102との間に配置された導電板に接続されていてもよい。また、各ボルト22に軸方向の孔を設け、その孔をマニホールドとして利用してもよい。
上記実施形態では、燃料電池スタック100は、複数の平板形状の発電単位102が積層された構成であるが、燃料電池スタック100は、複数の円筒形状の燃料電池単セルが直列に接続された構成であってもよい。また、上記実施形態では、固体酸化物形燃料電池(SOFC)を例に説明したが、本発明は、固体高分子形燃料電池(PEFC)、リン酸型燃料電池(PAFC)、溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)といった他のタイプの燃料電池にも適用可能である。
10:燃料電池ホットモジュール 20:発電モジュール 22:ボルト 24:ナット 30:断熱容器 32:空間 40:支持部 42:特定部材 43:他の部材 100:燃料電池スタック 102:発電単位 104:エンドプレート 106:エンドプレート 108:貫通孔 110:単セル 112:電解質層 114:空気極 116:燃料極 120:セパレータ 121:貫通孔 124:接合部 130:空気極側フレーム 131:貫通孔 132:酸化剤ガス供給連通孔 133:酸化剤ガス排出連通孔 134:空気極側集電体 140:燃料極側フレーム 141:貫通孔 142:燃料ガス供給連通孔 143:燃料ガス排出連通孔 144:燃料極側集電体 145:電極対向部 146:インターコネクタ対向部 147:連接部 149:スペーサ 150:インターコネクタ 162:酸化剤ガス供給マニホールド 164:酸化剤ガス排出マニホールド 166:酸化剤ガス流路 172:燃料ガス供給マニホールド 174:燃料ガス排出マニホールド 176:燃料ガス流路 192:出力端子 194:出力端子 200:補助器 208:貫通孔 210:補助器本体部 212:一次燃焼室 214:改質室 216:二次燃焼室 218:流路 220:固定部 232:酸化剤ガス供給配管 234:原燃料ガス供給配管 236:改質水供給配管 238:排ガス排出配管 242:第1の表面 244:第2の表面 300:筐体 310:本体部 312:開口部 314:第1の内側面 316:底面 320:蓋部 322:孔 330:断熱部材

Claims (11)

  1. 燃料電池スタックを含む発電モジュールと、
    前記発電モジュールが通過可能な大きさの開口部が形成された本体部と前記開口部を塞ぐ蓋部とを含む筐体と、前記筐体の内側面の少なくとも一部に配置された断熱部材と、を有する内部に前記発電モジュールを収容する断熱容器と、
    前記発電モジュールに接続され前記蓋部に形成された孔を通して前記断熱容器外に突出した突出部材と、を備える燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記断熱部材は、少なくとも、前記筐体の内側面の内、前記発電モジュールを挟んで前記蓋部と対向する第1の内側面と、前記発電モジュールとの間に配置されており、
    前記燃料電池ホットモジュールは、前記第1の内側面と前記発電モジュールとの間に前記発電モジュールに接触する支持部を備え、
    前記支持部は、前記断熱部材より弾性率の大きい特定部材を含むことを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  2. 請求項1に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記断熱部材は、前記蓋部の内側面と前記発電モジュールとの間に配置されていることを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記支持部は、1つまたは複数の部材で構成され、
    前記支持部の弾性率は、前記断熱部材の弾性率より大きいことを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記支持部は、前記筐体の前記第1の内側面に接触していることを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  5. 請求項4に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記支持部における前記筐体の前記第1の内側面と対向する表面は、曲面形状であることを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記支持部における前記発電モジュールと対向する表面は、曲面形状であることを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記支持部は、前記特定部材からなることを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記特定部材の熱伝導率は、前記筐体の熱伝導率より低いことを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  9. 請求項8に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記特定部材の熱伝導率は、6.0W/(m・K)以下であることを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記支持部における前記筐体の前記第1の内側面に直交する表面は、前記筐体の前記第1の内側面と前記発電モジュールとの間に配置された前記断熱部材に接触していることを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
  11. 請求項10に記載の燃料電池ホットモジュールにおいて、
    前記支持部における前記筐体の前記第1の内側面に平行な断面の外形は、円または楕円形状であることを特徴とする、燃料電池ホットモジュール。
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