JP5010375B2 - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、造影剤を用いて被検体内部の情報を撮影、収集するにあたって、最適な撮影のタイミングを検出する医用画像診断装置に関する。
従来、例えば、X線CT(computed tomography:コンピュータ断層撮影)装置を用いて被検体内部の情報を撮影する際には、検査対象(撮影対象)となる部位に造影剤を投与して画像撮影を行っている。このように造影剤を用いて撮影することで、当該検査対象となる部位の輪郭が他の部位との関係でそのコントラストが強調された領域となって現われる。
このような造影剤を用いた撮影では、造影剤は検査対象(撮影対象)とする部位に直接投与されるわけではなく、検査対象とは別の部位に静脈注射等によって投与される。そして、その投与された造影剤が検査対象となる部位に到達した頃を見計らって撮影が行われる。
造影剤の濃度変化の観察には、造影剤が流れる血管に注目してその濃度変化を判断するのが最も簡易である。そのため、一般的には、造影剤が投与される部位から検査対象となる部位に造影剤が流れていく間の血管において造影剤の濃度変化の観察が行われる。これは、上述した造影剤が投与された部位はその他の部位と比べてその輪郭がハッキリするという造影剤の特性、つまり、X線CT装置の表示画面上における輝度の変化(CT値の変化)を捉えて観察、判断するものである。そのためには、例えば、検査技師が生成された透視像を見ながら適当な血管に観察対象となる領域(以下、このような領域を「関心領域(ROI:Region of Interest)」という。)を設定し、その部位を撮影して(以下、検査対象の部位を撮影する「本撮影」に対してこのような撮影を「仮撮影」という。)その領域の造影剤の濃度変化を観察する(特許文献1ないし特許文献3参照)。
但し、検査対象となる部位によって造影剤の投与から当該部位までの到達時間が異なるとともに、撮影に適した時間は短い。そのため、検査対象となる部位に造影剤が到達したか否かを判断するのは非常に難しく、例えば、造影剤が当該部位に到達する前に撮影を開始したり、或いは、造影剤が当該部位を通過してしまった後に撮影を開始してしまうこともあった。
このような弊害を防止するために、例えば、以下の特許文献4においては、X線管及びX線検出器を所定角度に保持する保持手段と、この保持されたX線管から被検体に向かって連続的に照射され、保持されたX線検出器によって検出されたX線量に基づいて被検体の所定角度からの透視像を生成する透視像生成手段と、生成された透視像を表示する表示手段と、この透視像中の造影剤の濃度変化に基づいて断層像撮影用の走査開始を判定する判定手段とを備えるX線CT装置が開示されている。
このようなX線CT装置を用いることによって、適切に所定部位の輪郭が強調された断層像を得るとともに、従来のリアル・プレップスキャンにおいてプリスキャンを実施する場合と比べて被検体の被爆量を低減させることができる、とされる。
特開平6−114049号公報 特開平11−342125号公報 特開2004−113779号公報 特開2005−245797号公報
しかしながら、上記特許文献1、2、4においては、断層像撮影用の走査開始を判定するにあたって行われる透視像中の造影剤の濃度変化の観察が困難となる場合があることが考えられる。
すなわち、上記特許文献1、2、4では、造影剤の濃度変化の観察を行うためのROIの設定が1箇所のみである。そのため、熟練の検査技師であっても観察対象となる血管上の正確な位置にROIを設定することが困難な場合がある。例えば、骨の上にROIが設定されてしまった場合等、血管上にROIが設定されていないと濃度変化の観察ができない。そのため、検査対象となる部位の撮影が適切に行われないことになってしまう。さらに、検査対象となる部位によっては必ずしも濃度変化の観察に適した血管が見つかるわけではなく、また、生成された透視像に血管を見つけ出すことが困難である場合もあり、そのような場合には、ROIの設定自体が不可能である。
特許文献3については、複数のROIが設定されるが、これは造影ダイナミックCT撮影における高X線スキャンの開始タイミング、及び終了タイミングを決定するために、画像データのCT値を第1の低X線スキャン(第1のスキャン)、高X線スキャン(第2のスキャン)、及び第2の低X線スキャン(第3のスキャン)によって計測する必要があることから設定されるものである。従って、高い精度で開始タイミング等を把握することができるものの、手間及び時間がかかり、簡易に開始タイミング等を決定することができない。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、造影剤を用いて被検体内部の情報を撮影、収集するにあたって予め行われる造影剤の濃度変化の観察においてより簡易に観察に適した血管を含む領域を指定することができ診断効率の向上を図るとともに、その領域における濃度変化から検査対象となる部位の最適な撮影タイミングを報知することのできる医用画像診断装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る特徴は、医用画像診断装置において、被検体の検査対象となる部位の画像を取得して、前記画像上に造影剤の濃度変化を観察する関心領域を設定する関心領域設定手段と、関心領域内における造影剤の濃度値を算出する算出手段と、算出手段によって算出された複数のCT値を基に関心領域についての近似式を求める近似手段と、近似式の係数と予め記憶されている設定条件の値とを比較し、所定の範囲内で設定条件と合致する近似式に基づいて本撮影のタイミングを検出する比較手段とを備える。
本発明によれば、造影剤を用いて被検体内部の情報を撮影、収集するにあたって予め行われる造影剤の濃度変化の観察においてより簡易に観察に適した血管を含む領域を指定することができ診断効率の向上を図るとともに、その領域における濃度変化から検査対象となる部位の最適な撮影タイミングを報知することのできる医用画像診断装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における医用画像診断装置1の内部構成を示すブロック図である。医用画像診断装置としては、造影剤を使用して診断画像を取得する医用画像診断装置であればどのような装置であっても良い。本発明の実施の形態においては、医用画像診断装置1としてX線CT装置を例に挙げて以下説明を行う。
医用画像診断装置1は、CPU(Central Processing Unit)1aと、ROM(Read Only Memory)1bと、RAM(Random Access Memory)1c及び入出力インターフェイス1dがバス1eを介して接続されている。入出力インターフェイス1dには、入力手段1fと、表示手段1gと、通信制御手段1hと、記憶手段1iと、リムーバブルディスク1jと、駆動部制御手段1kとが接続されている。この駆動部制御手段1kには、例えば、X線CT装置を構成するX線管やX線を受光するX線検出器等の駆動部1lが含まれ、駆動部制御手段1kによって制御される。さらに、入出力インターフェイス1dを介して関心領域設定手段1m及び画像生成手段1nも接続されている。
CPU1aは、入力手段1fからの入力信号に基づいてROM1bから医用画像診断装置1を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、記憶手段1iに格納されている各種オペレーティングシステムを読み出す。またCPU1aは、入力手段1fや入出力インターフェイス1dを介して、図1において図示していないその他の外部機器からの入力信号に基づいて各種装置の制御を行う。さらにCPU1aは、RAM1cや記憶手段1i等に記憶されたプログラム及びデータを読み出してRAM1cにロードするとともに、RAM1cから読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算または加工等、一連の処理を実現する処理装置である。
入力手段1fは、医用画像診断装置1の操作者(例えば、医師や検査技師)が各種の操作を入力するキーボード、ダイヤル等の入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成しバス1eを介してCPU1aに送信される。また、医用画像診断装置1には、キーボード等だけでなく専用の操作パネルが設けられており、その操作パネル上の入力デバイスを介して操作画面に対する操作を行うこともできる。表示手段1gは、例えば液晶ディスプレイである。この表示手段1gは、CPU1aからバス1eを介して出力信号を受信し、例えば仮撮影のためのROIの設定や本撮影の際の諸条件の設定を行うにあたって必要な画像等、或いはCPU1aの処理結果等を表示する。
通信制御手段1hは、LANカードやモデム等の手段であり、医用画像診断装置1をインターネットやLAN等の通信ネットワークに接続することを可能とする手段である。通信制御手段1hを介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号または出力信号として、入出力インターフェイス1d及びバス1eを介してCPU1aに送受信される。
記憶手段1iは、半導体や磁気ディスクで構成されており、CPU1aで実行されるプログラムやデータが記憶されている。
リムーバブルディスク1jは、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インターフェイス1d及びバス1eを介してCPU1aに送受信される。
関心領域設定手段1mは、操作者の指示に基づいて造影剤の濃度変化の観察を行うためのROIの設定を行う。ROIの設定にあたっては、操作者は図示しない表示手段1g上に関心領域設定手段1mによって示される関心領域の設定画面に従って行う。例えば、撮影対象である検査対象となる部位との関係で被検体のどの部位に関心領域を設定するか、或いは、設定された関心領域の最外枠内にいくつの関心領域を設定するか、等である。
画像生成手段1nは、X線管から被検体に照射され、被検体を透過したX線を検出するX線検出器によって生成される電気信号から被検体の画像を生成する。
なお、本発明の実施の形態における医用画像診断装置1では、タイミング検出プログラムが記憶手段1i、或いはリムーバブルディスク1jに格納されており、CPU1aに読み込まれ実行されることにより、タイミング検出手段2が医用画像診断装置1に実装されることになる。
図2は、タイミング検出手段2が医用画像診断装置1に実装された場合の構成を示すブロック図である。タイミング検出手段2は、受信手段2aと、算出手段2bと、近似手段2cと、計時手段2dと、比較手段2eと、データベース2fと、送信手段2gとから構成される。タイミング検出手段2は、操作者が関心領域設定手段1mを用いて設定した最外枠内のROIのCT値の変化から本撮影のタイミングを検出する。
次に、図3に示すフローチャート等を使用しつつ、医用画像診断装置1による本撮影のタイミングを検出する手順をタイミング検出手段2の各手段の働きとともに説明する。
被検体の検査対象となる部位を造影剤を用いて撮影する場合、その該当部位に投与された造影剤が到達しているか否かを判断する必要がある。これは、造影剤によって検査対象部位が周りの器官との間でその輪郭が明確に出る、すなわち、検査対象部位のコントラストがはっきりと出た状態で撮影を行うと鮮明な検査画像を入手することができるからである。
被検体の体内に投与された造影剤をある部位において観察してみると、時間の推移に伴って例えば、図4に示すグラフのように濃度値(CT値)が変化する。ここでCT値とは、被検体内部の各種臓器や組織のX線減衰係数を水の減衰を0としたときの相対値として表わした値であり(単位はHU(Hounsfield Unit))、CT値が高いほど表示手段1g上で明るく(白く)表示される。一般的に人体の各組織は、CT値の高い方から低い方に向かって骨・石灰化、凝結血液、軟部組織、血液、水、脂肪、空気と並べることができる。
造影剤が投与されると、徐々にCT値が上がり、一定時間経過後を境に次第にCT値が減少していく。本撮影は図4に示すようにCT値の高いときに、すなわち、造影剤が検査対象部位に到達して周囲の器官とのコントラストがはっきりとしている状態で行う。そこで、この本撮影の前に仮撮影を行うことで、本撮影を行うに最適なタイミングを検出する。
まず、画像生成手段1nによって撮影された被検体の情報を基に再構成された画像が用意される。操作者は、この画像にCT値を判断する領域を関心領域として、関心領域設定手段1mを使用してROIを設定する(ST1)。図5は、X線CT装置によって撮影された画像の模式図である。この模式図は被検体の腹部を体軸方向に対して垂直となるように撮影して再構成した画像を表わしている。この模式図中央部付近であって、腹部内部において左右から盛り上がるように見えている部分が背骨Aである。背骨Aの右側に円形に見えるのが腹部大動脈Bである。
上述したように、造影剤が被検体に投与されると血管内を通って検査対象部位に到達することから、造影剤の濃度値の変化、すなわちCT値の変化を観察するには血管の部分を関心領域としてROIを設定するのが適当である。図5に示す模式図においては腹部大動脈Bは一定の大きさに示されているが、検査対象部位との関係でCT値の変化を観察するための血管が小さい、或いは別の器官に隠れて表示手段1g上で表示することができないような場合もある。
そこで、本発明の実施の形態においては、操作者は関心領域を設定するにあたって最も大きな枠(最外枠)のみを設定する。関心領域設定手段1mでは、上述のように設定された最外枠内をいくつのROIに分割するかを指定する項目が設けられている。そこで、例えば、8分割、16分割や24分割等、最外枠が設定されると自動的に操作者の指定に従って最外枠内が分割されて複数のROIが設定される。
図6は、腹部大動脈Bがその領域内に含まれるように最外枠OFが設定され、さらに最外枠OF内を縦4、横6、計24の小さな矩形状に分割して複数のROIを設けた状態を示す模式図である。このように最外枠OFのみ設定し、その中を自動的に小さな複数のROIとして設定するようにすることで、操作者が血管上に適切なROIを設定することの困難さを解消することができる。また、造影剤のより正確なCT値の変化を算出するには、ROIが設定される血管の大きさよりもROIの領域を狭く設定する必要があるが、本発明の実施の形態におけるROIの設定の方法であれば、血管内に一つのROIが収まるような設定が容易にできる。
また、図6では最外枠OFを矩形状に分割してROIを設定したが血管の形状は円形状である。このことを考慮すると、例えば、図7に示すように最外枠OFの内部を円形状のROIをそれぞれ重複するように設定する。ROIをこのような形状とすることで、血管上のCT値の計測を漏れなく行うことができる。なお、ROIの形状は、矩形状、円形状に限られず、任意に設定することが可能である。
ROIの設定が終了すると、被検体に造影剤が投与される(ST2)。造影剤が投与されると、タイミング検出手段2内の算出手段2bが複数のROIそれぞれのCT値を個別に算出する(ST3)。このCT値は、表示手段1gに表示される各ROI内にある各画素の輝度を測定することにより算出する。造影剤の濃度が濃ければそれだけ輝度も明るくなる。
本発明の実施の形態においては、各ROIの領域に含まれる各画素の輝度を求め、そのROIの領域に含まれる画素数で除することによってそのROIのCT値の平均値を求める。CT値の他の算出の方法については、例えば、ROI内のCT値の平均をまず算出し、その上でその平均以上の値をさらに平均して求める方法やROIのヒストグラムを算出し、ROI内の全画素の中からCT値の高い例えば50%の値を抜き出して平均値を算出する方法等を採用することができる。
これら算出手段2bによって算出されたCT値は、例えば各ROIごとに近似手段2c内において記憶され、近似式を求める際のデータとなる。これら算出されたCT値の記憶は表形式等、どのような形式で行われても良い。
また、これら算出されたCT値をグラフに表わすと、例えば図8のように表わすことができる。図8に示すCT値の変化曲線はTDC(Time-Density-Curve)と呼ばれ、各ROIごとに示されている。このグラフでは、縦軸には、上述したように、水のCT値を「0」として「−200」から「200」までの目盛りを持つCT値を示す。一方、横軸は時間を示す。なお、本発明の実施の形態では、図8のグラフはTDCの理解のために示したグラフであり、表示手段1gに表示させることはしていない。但し、このグラフを表示手段1gに表示させるように設定しても良い。
TDCは設定されたROIごとに作成されるが、図8のグラフでは、その中から4つのTDCのみを抜き出して示している。これらは、上から第1のTDCないし第4のTDCとする。ここで、第4のTDCのみがマイナスの領域にあって乱高下しており、また、第1のTDC及び第3のTDCはほぼ直線状に示されている。第2のTDCは、大まかに右上がりの曲線に表わされている。なお、第1のTDCないし第4のTDCが設定されたROIのどの位置に当たるかは、図6において示している。この図6によれば第1のTDCは背骨Aの部分のCT値に当たり、第2のTDCが腹部大動脈Bに該当する。
次に、近似手段2cは計時手段2dから送られる計時情報に基づいて所定の時間が経過したか否かを確認する(ST4)。これは、近似手段2cによって求める近似式の基となるCT値のサンプル数が少ないと、正確な判断ができないからである。近似手段2cは、所定時間が経過するまで(ST4のNO)算出手段2bによる各ROIごとのCT値を収集する。なお、この所定の時間は任意に設定することが可能である。
所定の時間が経過した後は(ST4のYES)、近似手段2cは最小二乗法により各ROIごとに求められたCT値を基に各TDCごとの近似式を求める(ST5)。例えば、上述した第2のTDCについてのCT値から近似式を求めるとy=0.0272x−1.1469x+61.606といった近似式を求めることができる。なお、この近似式を求めるにあたっては、より精度良く本撮影のタイミングを検出するために様々な条件を定めることができる。例えば本発明の実施の形態においては各ROIのCT値のうち、近似を開始する直前30点のCT値を用いて近似式を求める。また最小二乗法を用いるため、残差の二乗が例えば0.85以上となるようにするといった条件も使用される。
近似手段2cによって各TDCの近似式が求められると、その近似式は比較手段2eに送られる。比較手段2eは、近似手段2cから送信されてきた近似式の係数が予め設定されデータベース2fに記録されている基準値(以下、「設定条件」という。)を満たしているか否かを比較する(ST6)。
設定条件として本発明の実施の形態においては、上述した30点のCT値のうち、最も古く算出されたCT値と最も新しく算出されたCT値との間に20HU以上の差がある、近似を開始した点から5点の平均が120HU以下である、アーチファクトを除去するために上述した30点以外の点が120HU以下にある、といった条件を併せて採用している。さらに、血管上に設定されたROIのCT値による影響を減らすために、CT値が0HU以下及び250HU以上の値は排除する、骨によるROI内のCT値の上昇(これは血管上にROIを設定した場合の値と似て非なる信号である)による影響を避けるために、ROI内のCT値として250HU以上の値を示す画素が10個以上あった場合にはそのROIのCT値は採用しない、といった条件により、データの選別をしてから比較の対象として利用する。
なお、これらの条件は、例えば関心領域設定手段1mによってROIが設定された部位によっても異なってくることが考えられることから、設定されたROIごとに任意に定めることができるようにしてある。比較手段2eは、これらの比較を関心領域設定手段1mによって設定された複数のROIごとに行う。
比較手段2eがデータベース2f内に記憶されている設定条件とあるROIについて算出された近似式の係数とを比較した結果、設定条件に合致しなかった場合には(ST7のNO)、そのROIの近似式は本撮影のタイミングを検出するにあたっての基準としては採用しない(ST8)。一方、設定条件に合致した場合には(ST7のYES)、操作者に対して検査対象部位の撮影(本撮影)の開始を報知する(ST9)。報知手段については、本発明の実施の形態のように表示手段1gを報知手段として利用しても、或いは、別途医用画像診断装置1に報知手段を設けても良い。また、表示手段1gを使って画面上報知させるだけではなく、例えば、音声も併せて使用して操作者に報知することも可能である。
図8には第1のTDCないし第4のTDCと4つのTDCが示されている。また、第2のTDCに重複するように示されているのがデータベース2f内に記憶されている設定条件を満たす曲線である。比較手段2eは、この曲線と各TDCごとに求められた近似式の係数をそれぞれ比較することで本撮影のタイミングを検出する。なお、比較手段2eはこの曲線に合致するTDCが示すROIの設定された部位が血管(本発明の実施の形態においては腹部大動脈B)であると判断するわけではないが、上述したように、血管上に設定されたROIの近似値を見ることによって最適な本撮影のタイミングを検出することができる。従って、設定条件と合致するTDCが示すROIの設定された部位が結果として血管である、と判断することができる。
本撮影の報知を受けた操作者は本撮影を行うのに必要な撮影条件を設定した上で本撮影を開始するように医用画像診断装置1に指示を出す。その指示を受けた医用画像診断装置1では(ST10)、設定された撮影条件に従って本撮影を開始する(ST11)。
なお、本発明の実施の形態においては、このように仮撮影から本撮影への移行にあたって操作者に確認を求めているが(ST9ないしST11)、設定条件に合致した場合には操作者の確認を求めることなく、自動的に本撮影に移行(ST7から直接ST11へ移行)するように構成しても良い。すなわち、比較手段2eが比較して設定条件に合致した場合には、比較手段2eは自動的に本撮影を開始するための信号を生成して送信する。医用画像診断装置1では、この信号に基づいて予め設定されている条件に従って本撮影を開始する。
このように造影剤を用いて被検体内部の情報を撮影、収集するにあたって予め行われる造影剤の濃度変化の観察において、最外枠OFを設定するだけでより簡易に観察に適した血管を含むROIを指定することができ診断効率の向上を図るとともに、そのROIにおける濃度変化から検査対象となる部位の最適な撮影タイミングを報知することのできる医用画像診断装置を提供することができる。
この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施の形態における医用画像診断装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるタイミング検出手段の内部構成を示すブロック図である。 関心領域(ROI)の設定から本撮影の開始までの流れを示すフローチャートである。 時間の推移に伴って変化するCT値の一例を示すグラフである。 医用画像診断装置によって撮影された画像の模式図である。 図5の模式図に矩形状のROIを設定した状態を示す模式図である。 図5の模式図に円形状のROIを設定した状態を示す模式図である。 ROIごとに算出されたCT値をグラフ化して示すTDCの模式図である。
符号の説明
1…医用画像診断装置、1l…関心領域設定手段、2…タイミング検出手段、2a…受信手段、2b…算出手段、2c…近似手段、2d…判断手段、2e…計時手段、2f…データベース、2g…送信手段、A…背骨、B…腹部大動脈。

Claims (6)

  1. 被検体の検査対象となる部位の画像を取得して、前記画像上に造影剤の濃度変化を観察する関心領域を設定する関心領域設定手段と、
    前記関心領域内における前記造影剤の濃度値を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された複数の前記濃度値を基に前記関心領域についての近似式を求める近似手段と、
    前記近似式の係数と予め記憶されている設定条件の値とを比較し、所定の範囲内で前記設定条件と合致する前記近似式に基づいて本撮影のタイミングを検出する比較手段と、
    を備えることを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 前記比較手段によって検出された本撮影のタイミングを報知する報知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記比較手段は、検出した前記タイミングに基づいて自動的に本撮影を開始させる信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記関心領域設定手段は、最外枠を設定することにより、前記最外枠内を予め指定した複数の領域に自動的に分割して複数の細かな関心領域を設定することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の医用画像診断装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の医用画像診断装置は、さらに、
    X線管と、
    前記X線管から照射され被検体を通過したX線を受光するX線検出器と、
    前記X線検出器によって生成される電気信号から、前記被検体の画像を形成する画像生成手段と、
    を備えることを特徴とする医用画像診断装置。
  6. 造影剤による濃度変化に基づいて本撮影開始又は停止のタイミングを決める医用画像診断装置において、
    被検体の検査対象となる部位の画像を取得して、前記画像上に造影剤の濃度変化を観察する複数の関心領域を設定する関心領域設定手段と、
    前記関心領域内における前記造影剤の濃度値を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記濃度値の時間変化を基に前記関心領域についての近似式の係数を求める近似手段と、
    前記係数に基づいて動脈に対応する関心領域を求め、前記関心領域内における濃度値に基づいて本撮影のタイミングを決定する比較手段と、
    を備えることを特徴とする医用画像診断装置。
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