JP2011045561A - X線ct装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影計画段階において撮影条件を適切に決定することを課題とする。
【解決手段】X線CT装置は、造影剤濃度の経時的変化を表す曲線情報を曲線情報記憶部に予め記憶する。例えば、テストインジェクションから作成されたTDCデータや、過去の造影検査から作成されたTDCデータなどを予め記憶する。撮影計画時、X線CT装置は、入力された撮影対象に関する情報を用いて曲線情報記憶部を参照し、撮影対象に適合する曲線情報を曲線情報記憶部から取得する。例えば、テストインジェクションから作成されたTDCデータを取得する。そして、X線CT装置は、撮影対象に対する撮影条件が時系列で表された画面を表示部に表示する際に、取得した曲線情報を併せて表示する。
【選択図】図1
【解決手段】X線CT装置は、造影剤濃度の経時的変化を表す曲線情報を曲線情報記憶部に予め記憶する。例えば、テストインジェクションから作成されたTDCデータや、過去の造影検査から作成されたTDCデータなどを予め記憶する。撮影計画時、X線CT装置は、入力された撮影対象に関する情報を用いて曲線情報記憶部を参照し、撮影対象に適合する曲線情報を曲線情報記憶部から取得する。例えば、テストインジェクションから作成されたTDCデータを取得する。そして、X線CT装置は、撮影対象に対する撮影条件が時系列で表された画面を表示部に表示する際に、取得した曲線情報を併せて表示する。
【選択図】図1
Description
本発明は、X線CT装置に関する。
X線CT(Computed Tomography)装置は、被検体に対してX線を曝射し、被検体を透過したX線を検出することによって投影データを収集し、収集した投影データから画像を再構成する。かかるX線CT装置を用いた検査では、撮影対象となる臓器や血管の明確な画像を撮影することを目的として造影剤が用いられる場合が多い。ここで、造影剤は、血流によって時間とともに臓器や血管に流入し、排出するものである。
このため、検査に造影剤が用いられる場合には、撮影対象に対して曝射するX線の管電圧や、曝射時期、曝射間隔などの撮影条件を決定しなければならない。従来、撮影条件は、撮影前に行われる撮影計画段階において決定され、撮影は、撮影計画段階において決定された撮影条件に従って行われていた。
なお、例えば特許文献1には、複数の検査が一連の撮影でまとめて行われる場合に、関心領域内における造影剤濃度を算出し、算出した値が所定の閾値を上回るタイミングであるか否かに応じて再構成条件を変更する技術が開示されている。
しかしながら、上記した従来技術では、撮影計画段階における情報が不足しており、X線曝射の撮影条件を適切に決定することが難しいという課題があった。すなわち、上記したように、造影剤が時間とともに臓器や血管に流入し、排出するものであることに鑑みれば、X線の管電圧や、曝射時期、曝射間隔などの撮影条件をいかに適切に決定するかが重要となる。もっとも、通常、造影剤の流入時間や排出時間は撮影対象ごとに異なるが、撮影計画段階においては、撮影対象ごとに異なる流入時間や排出時間までをも十分に考慮することができず、結果として、撮影条件を適切に決定することが難しかった。
なお、上記した課題は、X線を間欠曝射で行う場合に特に顕著に現れる。すなわち、間欠曝射は、患者に曝射するX線を減らし、被曝を低減する観点から行われるものであり、撮影条件をいかに決定すべきかが特に重要となるからである。
本発明は、上記した従来技術による課題を解決するためになされたものであり、撮影計画段階において撮影条件を適切に決定することが可能なX線CT装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、造影剤濃度の経時的変化を表す曲線情報を予め記憶する曲線情報記憶手段と、撮影計画時に入力された撮影対象に関する情報を用いて前記曲線情報記憶手段を参照し、当該撮影対象に適合する曲線情報を当該曲線情報記憶手段から取得する曲線情報取得手段と、前記撮影対象に対する撮影条件が時系列で表された画面を表示部に表示する際に、前記曲線情報取得手段によって取得された曲線情報を併せて表示する曲線情報表示手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の本発明によれば、撮影計画段階において撮影条件を適切に決定することが可能になるという効果を奏する。
以下、本発明に係るX線CT装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下の実施例により本発明が限定されるものではない。
[実施例1に係るX線CT装置の概要]
まず、図1を用いて、実施例1に係るX線CT装置の概要を説明する。図1は、実施例1に係るX線CT装置の概要を説明するための図である。
まず、図1を用いて、実施例1に係るX線CT装置の概要を説明する。図1は、実施例1に係るX線CT装置の概要を説明するための図である。
図1に示すように、実施例1に係るX線CT装置は、造影剤濃度の経時的変化を表す曲線情報を曲線情報記憶部に予め記憶する。例えば、テストインジェクションから作成されたTDC(Time Density Curve)データや、過去の造影検査から作成されたTDCデータなどを予め記憶する。
撮影計画時、X線CT装置は、入力された撮影対象に関する情報を用いて曲線情報記憶部を参照し、撮影対象に適合する曲線情報を曲線情報記憶部から取得する。例えば、X線CT装置は、撮影対象に関する情報として被検体を識別する識別情報を用いて曲線情報記憶部を参照し、同一の被検体についてテストインジェクションから作成されたTDCデータを取得する。
そして、X線CT装置は、撮影対象に対する撮影条件が時系列で表された画面を表示部に表示する際に、取得した曲線情報を併せて表示する。
このようなことから、実施例1に係るX線CT装置によれば、撮影計画画面とともに、撮影対象に適合する曲線情報が併せて表示されるので、撮影計画段階において撮影条件を適切に決定することが可能になるという効果を奏する。また、撮影条件が適切に決定される結果、患者に曝射するX線を減らすことができ、被曝を低減することが可能になるという効果も奏する。
[実施例1に係るX線CT装置の構成]
次に、実施例1に係るX線CT装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係るX線CT装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、実施例1に係るX線CT装置100は、架台装置10と、寝台装置20と、コンソール装置30とを備える。
次に、実施例1に係るX線CT装置の構成を説明する。図2は、実施例1に係るX線CT装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、実施例1に係るX線CT装置100は、架台装置10と、寝台装置20と、コンソール装置30とを備える。
架台装置10は、被検体Pに対してX線を曝射し、被検体Pを透過したX線を検出することによって投影データを収集する。具体的には、架台装置10は、高電圧発生部11と、X線管12と、X線検出器13と、データ収集部14と、回転フレーム15と、架台駆動部16とを有する。
高電圧発生部11は、X線管12に対して高電圧を供給する。X線管12は、真空管であり、高電圧発生部11から供給される高電圧によりX線を発生する。X線検出器13は、被検体Pを透過したX線を検出する。データ収集部14は、X線検出器13によって検出されたX線を用いて投影データを生成する。
回転フレーム15は、X線管12とX線検出器13とを被検体Pを挟んで対向するように支持する円環状のフレームであり、高速かつ連続的に回転する。架台駆動部16は、回転フレーム15を回転駆動させることによって、被検体Pを中心とした円軌道上でX線管12およびX線検出器13を旋回させる。
寝台装置20は、天板21と、寝台駆動装置22とを有する。天板21は、撮影時に被検体Pが載置される。寝台駆動装置22は、天板21をスライス方向へ移動する。
コンソール装置30は、操作者によるX線CT装置100の操作を受け付けるとともに、架台装置10によって収集された投影データから画像を再構成する。具体的には、コンソール装置30は、入力装置31と、表示装置32と、スキャン制御部33と、前処理部34と、投影データ記憶部35と、画像再構成処理部36と、画像データ記憶部37と、システム制御部38とを有する。
入力装置31は、マウスやキーボードなどであり、操作者がX線CT装置100に対する指示の入力に用いる。例えば、入力装置31は、撮影前には、撮影条件の設定を受け付けたり、ROI(Region Of Interest;関心領域)の設定を受け付けたりする。ここで、撮影条件には、高電圧発生部11からX線管12に供給される管電圧や、曝射時期、曝射間隔などが含まれる。
表示装置32は、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイであり、各種情報を表示する。例えば、表示装置32は、画像データ記憶部37によって記憶されている画像データや、操作者から各種指示を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)などを表示する。
スキャン制御部33は、システム制御部38による制御の下、システム制御部38から指示された撮影条件に基づき高電圧発生部11、データ収集部14、架台駆動部16及び寝台駆動装置22を駆動することにより、被検体Pに対してX線を曝射し、投影データを収集する。
前処理部34は、データ収集部14によって生成された投影データに対して感度補正などの前処理を行う。投影データ記憶部35は、前処理部34によって前処理された投影データを記憶する。
画像再構成処理部36は、システム制御部38による制御の下、システム制御部38から指示された再構成条件に基づき、投影データ記憶部35によって記憶されている投影データから画像を再構成する。画像データ記憶部37は、画像再構成処理部36によって再構成された画像を記憶する。
システム制御部38は、架台装置10、寝台装置20及びコンソール装置30の動作を制御することによって、X線CT装置100全体の制御を行う。例えば、システム制御部38は、心電同期撮影が行われる場合には、入力装置31を用いて入力された操作者からの指示、及び、心電計(図示を省略)から出力される心電信号に基づいて、スキャン制御部33を制御して投影データを収集するとともに、画像再構成処理部36を制御して投影データから画像を再構成する。
例えば、システム制御部38は、被検体Pに造影剤が注入されて、操作者から撮影開始指示を受け付けると、まず、スキャン制御部33を制御して、被検体Pの心臓がスキャン位置に達するまで天板21を移動する。天板21がスキャン位置まで移動すると、システム制御部38は、心電計から出力される心電信号のR波の周期に基づいて心拍周期を検出し、スキャン制御部33を制御して、検出した心拍周期ごとに特定の位相範囲で被検体Pの心臓にX線を曝射し、投影データを収集する。
この時、システム制御部38は、スキャン制御部33に対して撮影条件を指示する。撮影条件には、高電圧発生部11からX線管12に供給される管電圧や、曝射時期、曝射間隔などが含まれる。なお、実施例1において、管電圧や、曝射時期、曝射間隔など撮影条件は、撮影計画時に操作者によって予め決定され、設定される。
また、システム制御部38は、操作者から撮影終了指示を受け付けると、スキャン制御部33を制御して、X線の曝射および回転フレーム15の回転を停止するとともに、架台装置10の外部にある所定の位置まで天板21を移動する。
以上、実施例1に係るX線CT装置100全体の構成について説明した。ここで、実施例1に係るX線CT装置100では、システム制御部38が、ROI内における造影剤濃度の経時的変化を曲線で表すTDCデータを予め記憶し、撮影計画時に入力された撮影対象に関する情報を用いて撮影対象に適合するTDCデータを取得し、撮影計画画面を表示装置32に表示する際に、取得したTDCデータを併せて表示する。以下、システム制御部38の構成及び処理手順を詳細に説明する。
まず、システム制御部38の構成を説明する。図3は、システム制御部の構成を示すブロック図である。図3に示すように、システム制御部38は、TDC記憶部38aと、指示受付部38bと、撮影計画部38cと、TDC取得部38dと、表示制御部38eと、撮影制御部38fと、指標値検出部38gとを有する。
TDC記憶部38aは、ROI内における造影剤濃度の経時的変化を曲線で表すTDCデータを予め記憶する。具体的には、TDC記憶部38aは、TDC取得部38dと接続され、TDC記憶部38aが記憶するTDCデータは、TDC取得部38dによる処理に利用される。
例えば、TDC記憶部38aは、撮影前に行ったテストインジェクションから作成されたTDCデータや、過去に行った造影検査から作成されたTDCデータを、被検体Pごと部位ごとに記憶する。
指示受付部38bは、撮影条件に関する各種の指示を操作者から受け付ける。具体的には、指示受付部38bは、入力装置31、撮影計画部38c、及び撮影制御部38fと接続され、撮影計画時に、入力装置31を介して、撮影対象に関する情報を操作者から受け付け、受け付けた情報を撮影計画部38cに対して通知する。ここで、撮影対象に関する情報とは、例えば、撮影対象となる被検体Pの患者名、撮影対象となる部位の名称などである。また、指示受付部38bは、入力装置31を介して、撮影条件変更の指示や、撮影条件決定の指示を受け付け、受け付けた指示を撮影計画部38cに対して通知する。また、指示受付部38bは、入力装置31を介して、撮影開始の指示や、撮影終了の指示などを操作者から受け付け、受け付けた指示を撮影制御部38fに対して通知する。
撮影計画部38cは、撮影条件を記憶し、撮影条件の計画を実行する。具体的には、撮影計画部38cは、指示受付部38b、TDC取得部38d、表示制御部38e、及び撮影制御部38fと接続される。撮影計画部38cは、撮影計画時に、指示受付部38bから撮影対象に関する情報を受け付け、受け付けた情報をTDC取得部38dに対して通知する。また、撮影計画部38cは、TDC取得部38dからTDCデータを受け付けると、撮影対象に対して曝射されるX線量を時系列グラフで表す撮影計画画面を表示装置32に表示するよう表示制御部38eに通知するとともに、受け付けたTDCデータを併せて表示するよう表示制御部38eに通知する。
また、撮影計画部38cは、指示受付部38bから撮影条件変更の指示を受け付けると、受け付けた指示に基づき撮影条件を変更し、変更後の撮影条件を撮影計画画面に反映して表示装置32に表示するよう表示制御部38eに対して通知する。また、撮影計画部38cは、撮影条件決定の指示を受け付けると、受け付けた際の撮影条件を撮影制御部38fに対して通知する。
TDC取得部38dは、撮影対象に適合するTDCカーブを取得する。具体的には、TDC取得部38dは、撮影計画部38cとTDC記憶部38aと接続される。TDC取得部38dは、撮影計画部38cから撮影対象に関する情報を受け付けると、受け付けた情報を用いてTDC記憶部38aを参照し、撮影対象に適合するTDCカーブを取得し、取得したTDCカーブを撮影計画部38cに対して送信する。
例えば、TDC取得部38dは、撮影対象に関する情報として、撮影対象となる被検体Pの患者名及び撮影対象となる部位の名称を受け付けると、患者名及び部位の名称を用いてTDC記憶部38aを参照し、患者名及び部位の名称に対応付けて記憶されているTDCデータを取得する。ここで、TDCデータは、テストインジェクションから作成されたTDCデータや、過去に行った造影検査から作成されたTDCデータである。
表示制御部38eは、表示装置32に表示する情報を制御する。具体的には、表示制御部38eは、撮影計画部38cと表示装置32と接続される。表示制御部38eは、撮影計画部38cから、撮影計画画面を表示装置32に表示するとともにTDCデータを併せて表示するよう通知されると、撮影計画画面を表示装置32に表示するとともにTDCデータを併せて表示するように制御する。また、表示制御部38eは、撮影計画部38cから、変更後の撮影条件を撮影計画画面に反映して表示装置32に表示するよう通知されると、変更後の撮影条件を撮影計画画面に反映して表示装置32に表示するように制御する。
例えば、撮影計画部38cから図4に示すような撮影プランA、撮影プランB及び撮影プランCが組み合わされた撮影条件が通知され、また、図4に示すようなTDCデータが通知されたとする。すると、表示制御部38eは、図4に示すように、撮影条件を表示するとともにTDCデータを併せて表示するように制御する。この時、表示制御部38eは、撮影条件の時系列を示す時間単位とTDCデータの経時的変化を示す時間単位とが一致するように調整する。図4は、撮影計画画面を説明するための図である。
また、例えば、撮影計画部38cから図5に示すような変更後の撮影条件が通知されたとする。すると、表示制御部38eは、図5に示すように、変更後の撮影条件を表示するとともにTDCデータを併せて表示するように制御する。図5は、撮影計画画面を説明するための図である。
撮影制御部38fは、撮影条件に基づきスキャン制御部33及び画像再構成処理部36を制御する。具体的には、撮影制御部38fは、指示受付部38bと、撮影計画部38cと、スキャン制御部33と、画像再構成処理部36と、指標値検出部38gと接続される。撮影制御部38fは、指示受付部38bから撮影開始の指示を受け付けると、撮影計画部38cから通知された撮影条件に基づきスキャン制御部33及び画像再構成処理部36を制御し、撮影を開始する。なお、実施例1においては、撮影制御部38fは、メインスキャンとしてダイナミックスキャンを行う。ここで、ダイナミックスキャンとは、撮影対象となる部位(例えば、脳や心臓など)を含む範囲にX線を繰り返し照射することによって、撮影対象部位の動態画像を再構成する方法である。このダイナミックスキャンによって、撮像対象部位に造影剤が流れる様子を観察することができる。
かかるダイナミックスキャンは、X線検出器13として多列の平面検出器を用いて、撮影対象部位を含む範囲を透過したX線を同時に検出することによって行うことも可能であるが、例えば、天板21をスライス方向に往復移動させることによって、撮影対象部位を含む範囲にX線を螺旋状に繰り返し照射することによって行うことも可能である。
また、撮影制御部38fは、撮影中は、指標値検出部38gからCT値を受け付け、受け付けたCT値が所定の終了閾値を下回った場合には、その時点で実施中の撮影プランの残りを中止して撮影を終了する。
指標値検出部38gは、撮影中に再構成される画像に設定されたROI内の造影剤濃度を示す指標値を検出する。具体的には、指標値検出部38gは、画像データ記憶部37と撮影制御部38fと接続される。指標値検出部38gは、画像再構成処理部36によって画像データが再構成されると、その都度、再構成された画像データを画像データ記憶部37から読み出す。そして、指標値検出部38gは、画像データを読み出すごとに、それぞれの画像データについて予め設定されているROI内におけるCT値を検出し、検出したCT値を、図示していない内部メモリなどに時系列に保存する。ここで、CT値が検出される領域であるROIは、撮影前に、操作者によって入力装置31を介して設定されることとする。また、指標値検出部38gは、検出したCT値を撮影制御部38fに通知する。なお、上記したように、実施例1においては、造影剤濃度を示す指標値としてCT値を用いる手法を説明したが、造影剤濃度を示すことができる値であれば、CT値ではない他の値を用いてもよい。
[実施例1におけるシステム制御部による処理手順]
次に、図6を用いて、実施例1におけるシステム制御部38による処理手順を説明する。図6は、実施例1におけるシステム制御部による処理手順を示すフローチャートである。
次に、図6を用いて、実施例1におけるシステム制御部38による処理手順を説明する。図6は、実施例1におけるシステム制御部による処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、システム制御部38において、指示受付部38bが、撮影計画開始の指示を受け付けたか否かを判定している(ステップS101)。開始の指示を受け付けていない場合には(ステップS101否定)、指示受付部38bは、撮影計画開始の指示を受け付けたか否かを判定する処理に戻る。
一方、開始の指示を受け付けた場合には(ステップS101肯定)、指示受付部38bは、撮影対象に関する情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS102)。撮影対象に関する情報を受け付けていない場合には(ステップS102否定)、指示受付部38bは、撮影対象に関する情報を受け付けたか否かを判定する処理に戻る。
一方、撮影対象に関する情報を受け付けた場合には(ステップS102肯定)、指示受付部38bがその旨を撮影計画部38cに対して通知し、撮影計画部38cがTDC取得部38dに通知し、TDC取得部38dが、受け付けた情報を用いてTDC記憶部38aを参照する(ステップS103)。
実施例1において、TDC取得部38dは、まず、撮影対象に適合するテストインジェクションから作成されたTDCデータがあるか否かを判定する(ステップS104)。すなわち、TDC取得部38dは、患者名及び部位の名称を用いてTDC記憶部38aを参照し、患者名及び部位の名称に対応付けて記憶されているテストインジェクションから作成されたTDCデータがあるか否かを判定する。
ない場合には(ステップS104否定)、TDC取得部38dは、次に、同一被検体Pについて過去に行った造影検査から作成されたTDCデータがあるか否かを判定する(ステップS105)。すなわち、TDC取得部38dは、患者名及び部位の名称を用いてTDC記憶部38aを参照し、患者名及び部位の名称に対応付けて記憶されている過去に行った造影検査から作成されたTDCデータがあるか否かを判定する。
造影検査から作成されたTDCデータがある場合(ステップS105肯定)、あるいは、ステップS104においてテストインジェクションから作成されたTDCデータがある場合には(ステップS104肯定)、TDC取得部38dは、TDCデータを取得する(ステップS106)。
そして、TDC取得部38dが取得したTDCデータを撮影計画部38cに対して送信し、撮影計画部38cが、撮影計画画面を表示装置32に表示するよう表示制御部38eに通知するとともに、受け付けたTDCデータを併せて表示するよう表示制御部38eに通知し、表示制御部38eが、撮影計画画面を表示装置32に表示するとともにTDCデータを併せて表示するように制御する(ステップS107)。
一方、ステップS105において造影検査から作成されたTDCデータもない場合には(ステップS105否定)、TDC取得部38dは、TDCデータを取得できない旨を撮影計画部38cに対して通知し、撮影計画部38cが、撮影計画画面のみを表示装置32に表示するよう表示制御部38eに通知し、表示制御部38eが、撮影計画画面のみを表示装置32に表示するように制御する(ステップS108)。
なお、上記の処理手順においては、まずテストインジェクションから作成されたTDCデータを検索し、その後、造影検査から作成されたTDCデータを検索する手法を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。どちらのTDCデータの優先度を高くするべきであるのかなどについては、実装や運用の形態に応じて任意に変更することができる。
[実施例1の効果]
このように、実施例1に係るX線CT装置100は、造影剤濃度の経時的変化を表すTDCデータをTDC記憶部に予め記憶する。例えば、テストインジェクションから作成されたTDCデータや、過去の造影検査から作成されたTDCデータなどを予め記憶する。撮影計画時、X線CT装置100は、入力された撮影対象に関する情報(例えば患者名及び部位の名称)を用いてTDC記憶部を参照し、撮影対象に適合するTDCデータをTDC記憶部から取得する。例えば、テストインジェクションから作成されたTDCデータを取得する。そして、X線CT装置100は、撮影計画画面を表示部に表示する際に、取得したTDCデータを併せて表示する。
このように、実施例1に係るX線CT装置100は、造影剤濃度の経時的変化を表すTDCデータをTDC記憶部に予め記憶する。例えば、テストインジェクションから作成されたTDCデータや、過去の造影検査から作成されたTDCデータなどを予め記憶する。撮影計画時、X線CT装置100は、入力された撮影対象に関する情報(例えば患者名及び部位の名称)を用いてTDC記憶部を参照し、撮影対象に適合するTDCデータをTDC記憶部から取得する。例えば、テストインジェクションから作成されたTDCデータを取得する。そして、X線CT装置100は、撮影計画画面を表示部に表示する際に、取得したTDCデータを併せて表示する。
このようなことから、実施例1に係るX線CT装置100によれば、撮影計画段階において撮影条件を適切に決定することが可能になるという効果を奏する。
すなわち、造影剤が時間とともに臓器や血管に流入し、排出するものであることに鑑みれば、撮影計画段階において、X線の管電圧や、曝射時期、曝射間隔などの撮影条件をいかに適切に決定するかが重要となる。もっとも、通常、造影剤の流入時間や排出時間は撮影対象ごとに異なるが、従来の技術では、撮影計画段階において、撮影対象ごとに異なる流入時間や排出時間までをも十分に考慮することができず、結果として、撮影条件を適切に決定することが難しかった。これに対し、実施例1に係るX線CT装置によれば、撮影計画画面とともに、撮影対象に適合する曲線情報が併せて表示されるので、撮影計画の立案者は、撮影対象ごとに異なる流入時間や排出時間までをも十分に考慮の上、撮影条件を決定することができ、結果として、撮影条件を適切に決定することが可能になる。
また、実施例1に係るX線CT装置100によれば、撮影条件が適切に決定される結果、患者に曝射するX線を減らすことができ、被曝を低減することが可能になるという効果も奏する。
さて、実施例1においては、撮影対象に関する情報として患者名及び部位の名称を用い、撮影対象に適合するTDCデータとして、テストインジェクションから作成されたTDCデータや、過去に行った造影検査から作成されたTDCデータを取得する手法を説明した。もっとも、本発明はこれに限られるものではない。例えば、同一被検体Pについて、テストインジェクションも造影検査も行われていない場合には、テストインジェクションから作成されたTDCデータも、過去に行った造影検査から作成されたTDCデータも存在しないはずである。
そこで、実施例2においては、X線CT装置100が、統計的な手法を用いて体型ごとに作成されたTDCデータのモデルを予め記憶するものとし、テストインジェクションも造影検査も行われていない場合には、TDCデータのモデルを取得して撮影計画画面と併せて表示する手法を説明する。
実施例2におけるTDC記憶部38aは、実施例1と同様、テストインジェクションから作成されたTDCデータや、過去に行った造影検査から作成されたTDCデータを、被検体Pごと部位ごとに記憶するとともに、TDCデータのモデルをさらに記憶する。例えば、TDC記憶部38aは、図7に示すように、性別及び年代別に、身長と体重との組合せごとのTDCデータのモデルを予め作成し、記憶する。例えば、多数の患者から収集された過去のTDCデータに対して公知の統計的な手法を用いて統計処理を行うことで、図7に示すようなTDCデータのモデルを予め作成しておき、TDC記憶部38aに記憶させておく。図7は、TDCデータのモデルを説明するための図である。
また、実施例2における指示受付部38bは、撮影対象に関する情報として、実施例1と同様、患者名及び部位の名称を受け付けるとともに、患者の性別、年齢、身長、体重といった情報を受け付ける。
また、実施例2におけるTDC取得部38dは、患者名及び部位の名称を用いてTDC記憶部38aを参照した結果、撮影対象に適合するTDCカーブを取得できなかった場合には、続いて、患者の性別、年齢、身長及び体重を用いてTDC記憶部38aのTDCデータのモデルを参照し、性別、年齢、身長及び体重の条件に対応付けて記憶されているTDCカーブを取得する。
次に、図8を用いて、実施例2におけるシステム制御部38による処理手順を説明する。図8は、実施例2におけるシステム制御部による処理手順を示すフローチャートである。なお、図8に示すステップS201〜S204は、図6に示したステップS101〜S104と同様に行われるので、以下では説明を割愛する。
さて、実施例2においては、図8のステップS205に示すように、造影検査から作成されたTDCデータがない場合には(ステップS205否定)、TDC取得部38dは、続いて、患者の性別、年齢、身長及び体重を用いてTDC記憶部38aのTDCデータのモデルを参照し、撮影対象に適合するTDCデータのモデルを取得する(ステップS206)。
なお、ステップS204においてテストインジェクションから作成されたTDCデータがある場合(ステップS204肯定)、また、ステップS205において造影検査から作成されたTDCデータがある場合(ステップS205肯定)には、TDC取得部38dは、TDCデータを取得している(ステップS207)。
そこで、TDC取得部38dが取得したTDCデータ(あるいはTDCデータのモデル)を撮影計画部38cに対して送信し、撮影計画部38cが、撮影計画画面を表示装置32に表示するよう表示制御部38eに通知するとともに、受け付けたTDCデータ(あるいはTDCデータのモデル)を併せて表示するよう表示制御部38eに通知し、表示制御部38eが、撮影計画画面を表示装置32に表示するとともにTDCデータ(あるいはTDCデータのモデル)を併せて表示するように制御する(ステップS208)。
なお、上記の実施例2においては、テストインジェクションから作成されたTDCデータも、過去に行った造影検査から作成されたTDCデータも検索できなかった場合に初めて、TDCデータのモデルを取得する事例を説明してきたが、本発明はこれに限られるものではない。TDCデータのモデルのみを利用して、初めからTDCデータのモデルを検索することとしてもよい。このような場合には、被検体Pに対してテストインジェクションも造影検査も行う必要がなくなり、患者に曝射するX線をさらに減らすことができ、被曝をさらに低減することが可能になるという効果も奏する。
さて、上記の実施例1及び実施例2では、撮影計画時に、TDCデータを撮影計画画面に表示する事例を説明してきた。しかしながら本発明はこれに限られるものではなく、さらに、撮影中に取得したTDCデータをリアルタイムにタイムシーケンス画面に表示してもよい。なお、タイムシーケンス画面とは、撮影中に、撮影対象に対する撮影条件が時系列で表された画面である。以下では、撮影計画画面と区別する意味でタイムシーケンス画面と言う。
以下、図9を用いて、撮影中に取得したTDCデータをリアルタイムにタイムシーケンス画面に表示する場合の処理手順を説明する。図9は、実施例3におけるシステム制御部による処理手順(撮影中)を示すフローチャートである。
なお、ここでは一例として、(1)スキャノ像撮影、(2)S&V(Scan & View)、(3)連続スキャン(20秒)、(4)2秒間欠スキャン(30秒)、(5)5秒間欠スキャン(30秒)の順で、撮影条件が設定されており、撮影終了の判定に用いられるCT値の閾値を80とした場合について説明する。連続スキャンとは、X線を連続的に照射するプランであり、2秒間欠スキャンとは、X線を2秒間隔で間欠的に照射するプランであり、5秒間欠スキャンとは、X線を5秒間隔で間欠的に照射するプランである。
図9に示すように、指示受付部38bが、操作者から撮影開始の指示を受け付けると(ステップS301肯定)、撮影制御部38fが、スキャン制御部33を制御して、スキャノ像を撮影する(ステップS302)。
そして、指示受付部38bが、操作者からスキャノ像に対する撮影位置の指定を受け付けると(ステップS303肯定)、撮影制御部38fが、スキャン制御部33を制御して、指定された撮影位置をスキャンする(ステップS304)。
続いて、指示受付部38bが、スキャンによって撮影された画像データに対するROIの設定を受け付けると(ステップS305肯定)、撮影制御部38fが、例えば、インジェクタ同期などを行うことによって被検体に造影剤を注入し(ステップS306)、指標値検出部38gが、CT値の検出を開始する(ステップS307)。
そして、表示制御部38eが、撮影計画時に決定された撮影条件をタイムシーケンス画面に表示するとともに、検出されたCT値を時系列に従ってTDCデータとして併せて表示する制御を開始する(ステップS308)。そして、撮影制御部38fが、スキャン制御部33を制御して、連続スキャンを開始する(ステップS309)。
続いて、図9に示すように、指示受付部38bが、操作者から例えばスキップ指示を受け付けると、撮影制御部38fが、スキャン制御部33を制御して2秒間欠スキャンを開始し、表示制御部38eが、撮影条件の表示を変更する(ステップS310)。
その後、CT値が80を下回った場合には(ステップS311肯定)、撮影制御部38fが、スキャン制御部33を制御して撮影を終了する(ステップS312)。
このように、実施例3に係るX線CT装置100は、撮影中にも、撮影計画時に決定された撮影条件が時系列で表されたタイムシーケンス画面を表示装置32に表示する。そして、X線CT装置100は、CT値を撮影中に検出すると、タイムシーケンス画面を表示装置32に表示する際に、検出したCT値を併せて表示する。
このようなことから、実施例3に係るX線CT装置100によれば、撮影計画段階のみならず、撮影中にもTDCデータを表示することで、例えば、撮影中に撮影条件を変更することにも対応することが可能になり、より柔軟な撮影を実現することが可能になる。
なお、これまで本発明の実施例1〜3について説明してきたが、本発明は上記した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
実施例1〜3においては、撮影対象に適合するTDCデータとして1つのTDCデータを取得し、撮影計画画面とともに1つのTDCデータを併せて表示する事例を説明してきたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、TDC記憶部を参照した結果、ある患者について過去の造影検査から作成されたTDCデータが複数ある場合には、例えば、図10に示すように、撮影計画画面とともに複数のTDCデータを併せて表示してもよい。図10は、撮影計画画面を説明するための図である。
例えば、図10に示すように、線種を変更したり、あるいは色を変更するなどして、TDCデータそれぞれがどの検査に対応するものであるかを明示してもよい。すると、撮影計画の立案者は、この患者について、例えば術前術後の経過などを認識することができ、このような情報を活用して撮影条件をより適切に決定することが可能になる。
また、実施例1〜3においては、X線CT装置が、テストインジェクションや過去の造影検査のデータから予めCT値を検出し、TDCデータとして記憶部に予め記憶する手法を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。すなわち、X線CT装置は、テストインジェクションや過去の造影検査のデータのみを予め記憶しておき、撮影対象に適合する情報としてこれらのデータが検索された際に、これらのデータからTDCデータを作成して取得し、撮影計画画面に表示するように制御してもよい。
また、実施例1〜3においては、TDC記憶部、TDC取得部、撮影計画部といった各部がX線CT装置に備えられる事例を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。これらの各部は、例えば、X線CT装置とネットワーク経由で接続する他の装置に備えられていてもよい。すなわち、当該他の装置にTDC記憶部、TDC取得部、撮影計画部といった各部が備えられ、撮影計画が実行されることで決定された撮影条件がネットワーク経由でX線CT装置に送信される構成であってもよい。すなわち、当該他の装置が、造影剤濃度の経時的変化を表す曲線情報を曲線情報記憶部に予め記憶する。撮影計画時、当該他の装置が、入力された撮影対象に関する情報を用いて曲線情報記憶部を参照し、撮影対象に適合する曲線情報を曲線情報記憶部から取得する。そして、当該他の装置が、撮影対象に対する撮影条件が時系列で表された画面を表示部に表示する際に、取得した曲線情報を併せて表示する。
100 X線CT装置
10 架台装置
11 高電圧発生部
12 X線管
13 X線検出器
14 データ収集部
15 回転フレーム
16 架台駆動部
20 寝台装置
21 天板
22 寝台駆動装置
30 コンソール装置
31 入力装置
32 表示装置
33 スキャン制御部
34 前処理部
35 投影データ記憶部
36 画像再構成処理部
37 画像データ記憶部
38 システム制御部
38a TDC記憶部
38b 指示受付部
38c 撮影計画部
38d TDC取得部
38e 表示制御部
38f 撮影制御部
38g 指標値検出部
10 架台装置
11 高電圧発生部
12 X線管
13 X線検出器
14 データ収集部
15 回転フレーム
16 架台駆動部
20 寝台装置
21 天板
22 寝台駆動装置
30 コンソール装置
31 入力装置
32 表示装置
33 スキャン制御部
34 前処理部
35 投影データ記憶部
36 画像再構成処理部
37 画像データ記憶部
38 システム制御部
38a TDC記憶部
38b 指示受付部
38c 撮影計画部
38d TDC取得部
38e 表示制御部
38f 撮影制御部
38g 指標値検出部
Claims (5)
- 造影剤濃度の経時的変化を表す曲線情報を予め記憶する曲線情報記憶手段と、
撮影計画時に入力された撮影対象に関する情報を用いて前記曲線情報記憶手段を参照し、当該撮影対象に適合する曲線情報を当該曲線情報記憶手段から取得する曲線情報取得手段と、
前記撮影対象に対する撮影条件が時系列で表された画面を表示部に表示する際に、前記曲線情報取得手段によって取得された曲線情報を併せて表示する曲線情報表示手段と
を備えたことを特徴とするX線CT装置。 - 前記曲線情報記憶手段は、曲線情報として、テストインジェクションから作成された曲線情報、および/または、過去の造影検査から作成された曲線情報を、被検体ごとに予め記憶し、
前記曲線情報取得手段は、撮影対象に関する情報として被検体の識別情報を用いて前記曲線情報記憶手段を参照し、当該撮影対象に適合する曲線情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。 - 前記曲線情報記憶手段は、曲線情報として、過去の造影検査から統計的な手法を用いて体型ごとに作成された曲線情報のモデルを予め記憶し、
前記曲線情報取得手段は、撮影対象に関する情報として被検体の体型に関する情報を用いて前記曲線情報記憶手段を参照し、当該撮影対象に適合する曲線情報のモデルを取得することを特徴とする請求項1または2に記載のX線CT装置。 - 前記曲線情報表示手段は、前記曲線情報取得手段によって取得された曲線情報が複数である場合には、当該複数の曲線情報を併せて表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のX線CT装置。
- 前記曲線情報表示手段は、さらに撮影中に、前記撮影計画時に決定された撮影条件が時系列で表された画面を表示部に表示するものであって、
前記X線CT装置は、
造影剤濃度を示す指標値を撮影中に検出する指標値検出手段をさらに備え、
前記曲線情報表示手段は、前記画面を表示部に表示する際に、前記指標値検出手段によって検出された指標値を併せて表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のX線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197130A JP2011045561A (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009197130A JP2011045561A (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011045561A true JP2011045561A (ja) | 2011-03-10 |
Family
ID=43832483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009197130A Withdrawn JP2011045561A (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011045561A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013005896A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線ct装置 |
JP2018020112A (ja) * | 2016-07-25 | 2018-02-08 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | X線ct装置 |
JP6491391B1 (ja) * | 2018-11-22 | 2019-03-27 | 国立大学法人信州大学 | 血流動態解析システム、血流動態解析方法、およびプログラム |
JP2020168210A (ja) * | 2019-04-03 | 2020-10-15 | 国立大学法人信州大学 | 血流動態解析システム、血流動態解析方法、およびプログラム |
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2009
- 2009-08-27 JP JP2009197130A patent/JP2011045561A/ja not_active Withdrawn
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