JP2007136164A - 医用画像処理装置及び医用画像処理方法 - Google Patents

医用画像処理装置及び医用画像処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アンギオ画像における撮像方向と同じ投影方向をCT画像上で再現し、狭窄率評価等の血管性状評価を正確に精度よく行ない、より少ない操作時間で、かつ、より少ない被検体への被曝量でPCIを行なうこと。
【解決手段】IVR−CT装置10は、時系列的に複数のアンギオ画像から所要のアンギオ画像を取得するアンギオ画像取得手段101と、所要のアンギオ画像のデータに含まれる付帯情報としての撮像方向を取得するアンギオ画像撮像方向取得手段102と、所要のアンギオ画像に対応する3次元のCT画像を取得するCT画像取得手段103と、3次元のCT画像に含まれる血管部分を抽出する血管部分抽出手段104と、血管部分を、撮像方向を投影方向として投影した3次元の投影像を生成すると共に、手動入力による変更後の投影方向に対応する3次元の投影像を生成する投影像生成手段105と、3次元の投影像とアンギオ画像とを表示させる表示制御手段107とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、CT(computerized tomography)画像を表示する技術に係り、特に、表示するCT画像の投影面を設定して冠動脈の狭窄率や血管性状を評価する医用画像処理装置及び医用画像処理方法に関する。
X線CT装置と、略C字形状の支持器であるCアームを備えたX線撮影装置とが組み合わされたIVR(interventional radiology)−CT装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
X線CT装置とは、その周囲にX線発生源とX線検出器とが備えられた空洞部を有するCT架台(ガントリ)を備え、空洞部に、寝台の天板上に載置された被検体(患者)を導入すると共に、X線発生源とX線検出器とを空洞部周囲で回転させつつ被検体に関する各方向のX線透過情報(投影データ)を収集し、これに基づき断層像を再構成するものである。
一方、X線撮影装置とは、Cアームの一端に備えられたX線発生源と、他端に備えられたX線検出装置としてのI.I.(image intensifier)とを利用してX線撮影を行なうものである。特に、被検体中の血管造影等の目的で利用される装置である。これは、一般にアンギオ装置とも呼ばれる。アンギオ装置は、被検体中へのカテーテルの挿入作業(すなわち、医師による手術又は検査)等と併せ、これに並行してX線撮影をも同時に行なうことを可能とする。
このようなIVR−CT装置においては、X線CT装置におけるCT架台とアンギオ装置おけるCアームとを同一空間内で並存させて動作させ、あるいは位置決めすることが可能となる。例えば、一方の装置により取得した被検体に関する情報に基づき、他方の装置におけるX線検査をどのように行なうかを決定し、かつ比較的長い間をおかずに実行に移すことが可能であるという点等に特徴がある。
また、現在、CT再構成データから血管走行(血管芯線)を抽出して、その血管走行に沿ったCPR(curved multi planer reconstruction)像や短軸像(水平断像)、VR(volume rendering)像による視覚的血管評価が行なわれている。観察者の感覚により近く診断が容易となる表示として血管芯線を構成する曲面を投影した画像表示が提案されている。特に心臓の診断においては、この画像表示は冠動脈造影での撮像方向と同じ投影方向(観察者の視線方向)で表示することがより有効である。
特開2002−102220号公報
CT画像上で狭窄率評価等の血管性状評価を行なうには、アンギオ画像の撮像方向と同じ投影方向(観察者の視線方向)でCT画像を表示することが有効である。しかしながら、モダリティの相違、また、アンギオ画像と同じ心拍位相タイミングでCT画像を生成することが困難であるため、アンギオ画像の撮像方向と同じ投影方向を厳密にCT画像上で再現することは難しい。
また、カテーテルを用いて、動脈硬化で狭くなった冠動脈を拡張させる方法であるPCI(percutaneous coronary intervention)施行時では、被検体にX線照射をしながら最適な撮像方向を設定する。しかしながら、撮像方向の設定(検索)には時間がかかり、設定中の被検体へのX線被曝が問題となっている。予め撮られたCT画像を用いて、疾患部位及び最適な撮像方向を設定することによりX線被曝を低減したいが、CT画像の表示方向から冠動脈造影での撮像方向を再現するのは目的とする血管だけの投影画像を用いないと難しい。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、アンギオ画像における撮像方向と同じ投影方向をCT画像上で再現することができる医用画像処理装置及び医用画像処理方法を提供することを目的とする。
また、本発明の第2の目的は、狭窄率評価等の血管性状評価を正確に精度よく行なうことができる医用画像処理装置及び医用画像処理方法を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、より少ない操作時間で、かつ、より少ない被検体への被曝量でPCIを行なうことができる医用画像処理装置及び医用画像処理方法を提供することにある。
本発明に係る医用画像処理装置は、上述した課題を解決するために請求項1に記載したように、時系列的に複数のアンギオ画像から、所要のアンギオ画像を取得するアンギオ画像取得手段と、前記所要のアンギオ画像のデータに含まれる付帯情報としての撮像方向を取得するアンギオ画像撮像方向取得手段と、前記所要のアンギオ画像に対応する3次元のCT画像を取得するCT画像取得手段と、前記3次元のCT画像に含まれる血管部分を抽出する血管部分抽出手段と、前記血管部分を、前記撮像方向を投影方向として投影した3次元の投影像を生成すると共に、手動入力による変更後の投影方向に対応する3次元の投影像を生成する投影像生成手段と、前記3次元の投影像と前記アンギオ画像とを表示させる表示制御手段と、を有する。
また、本発明に係る医用画像処理装置は、上述した課題を解決するために請求項7に記載したように、時系列的に複数のアンギオ画像から、所要のアンギオ画像を取得するアンギオ画像取得手段と、前記所要のアンギオ画像のデータに含まれる付帯情報としての撮像方向を取得するアンギオ画像撮像方向取得手段と、前記所要のアンギオ画像に対応する3次元のCT画像を取得するCT画像取得手段と、前記3次元のCT画像に含まれる血管部分を抽出する血管部分抽出手段と、投影方向を決定する投影方向決定手段と、前記血管部分を、前記投影方向から投影した3次元の投影像を生成する投影像生成手段と、前記所要のアンギオ画像に含まれる造影像を抽出する造影像抽出手段と、前記3次元の投影像と前記造影像とを表示させる表示制御手段と、を有し、前記投影方向決定手段は、前記血管部分と前記造影像とを比較して、前記造影像の撮像方向に対応する投影方向を求める。
さらに、本発明に係る医用画像処理装置は、上述した課題を解決するために請求項16に記載したように、アンギオ装置によって生成された時系列的に複数のアンギオ画像から、所要のアンギオ画像を取得するアンギオ画像取得手段と、前記所要のアンギオ画像のデータに含まれる付帯情報としての撮像方向を取得するアンギオ画像撮像方向取得手段と、前記所要のアンギオ画像に対応する3次元のCT画像を取得するCT画像取得手段と、前記3次元のCT画像に含まれる血管部分を抽出する血管部分抽出手段と、前記血管部分を、前記撮像方向を投影方向として投影した3次元の投影像を生成すると共に、手動入力による変更後の投影方向に対応する3次元の投影像を生成する投影像生成手段と、前記3次元の投影像と前記アンギオ画像とを表示させる表示制御手段と、前記変更操作後の投影方向と前記撮像方向との互いの視点方向を対応付けた視点方向対応付け情報を生成する視点方向対応付け情報生成手段と、を有し、前記視点方向対応付け情報を基に、前記変更操作後の投影方向に相応する撮像方向のアンギオ画像が得られるように前記アンギオ装置のCアームの位置を制御する。
また、本発明に係る医用画像処理方法は、上述した課題を解決するために請求項22に記載したように、時系列的に複数のアンギオ画像から、所要のアンギオ画像が取得されるアンギオ画像取得工程と、前記所要のアンギオ画像のデータに含まれる付帯情報としての撮像方向が取得されるアンギオ画像撮像方向取得工程と、前記所要のアンギオ画像に対応する3次元のCT画像が取得されるCT画像取得工程と、前記3次元のCT画像に含まれる血管部分が抽出される血管部分抽出工程と、前記血管部分を、前記撮像方向を投影方向として投影した3次元の投影像が生成される投影像生成工程と、前記3次元の投影像及び前記アンギオ画像が表示される表示工程と、前記投影方向の変更後の投影方向と前記撮像方向との互いの視点方向を対応付けた視点方向対応付け情報を生成する視点方向対応付け情報生成工程と、を有する。
本発明に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法によると、アンギオ画像における撮像方向と同じ投影方向をCT画像上で再現することができる。
また、本発明に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法によると、狭窄率評価等の血管性状評価を正確に精度よく行なうことができる。
さらに、本発明に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法によると、より少ない操作時間で、かつ、より少ない被検体への被曝量でPCIを行なうことができる。
本発明に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る医用画像処理装置を搭載するIVR(interventional radiology)−CT(computerized tomography)装置の全体構成を示す概要図である。
図1は、X線CT装置におけるCT架台とアンギオ装置おけるCアームとを同一空間内で並存させるIVR−CT装置10を示す。このIVR−CT装置10と一体に組みこまれたコンピュータ、又は、IVR−CT装置10に通信ラインを介してオンライン接続されたコンピュータによってCT画像生成装置、アンギオ画像生成装置及び本発明に係る医用画像処理装置が提供される。又は、IVR−CT装置10とはオフラインのコンピュータによって、本発明に係る医用画像処理装置が提供される。以下、IVR−CT装置10に通信ラインを介してオンライン接続されたコンピュータによってCT画像生成装置、アンギオ画像生成装置及び本発明に係る医用画像処理装置が提供される場合を例として説明する。
IVR−CT装置10は、大きくは、被検体(患者)を載置する寝台11と、被検体に関する各方向のX線透過情報(投影データ)を収集するX線CT装置12と、被検体中へのカテーテルの挿入作業(すなわち、医師による手術又は検査)等と併せ、これに並行してX線撮影をも同時に行なうことを可能とするX線撮影装置(以下、「アンギオ装置」という。)13と、コンピュータ(図2に図示)と、このコンピュータに入力信号を送る入力装置14と、画像を表示する表示装置15とから構成される。
寝台11には、脚21とこの脚21上に設置された天板22とが備えられる。天板22は被検体を載置して、被検体をその体軸方向(前後方向)に移動可能なように備えられる。また、天板22は、被検体をその左右方向や、上下方向に移動可能なように備えられる場合もある。
X線CT装置12には、天板22を挿入可能な空洞部Hを有するCT架台31が備えられる。X線CT装置12のCT架台31内かつ空洞部Hの周囲には、X線発生装置33とX線検出器34(共に図2に図示)とが、当該周囲の部位に沿って回転可能に設けられる。また、CT架台31は、自身の空洞部H内に天板22を導入あるいは導出することが可能な方向(前後方向)に動作する。さらに、CT架台31は、前後方向の動作に加えて前後方向のチルト動作をすることが可能とされ、その姿勢が変更可能となっている。このことにより、被検体に関する斜め方向に断層したX線画像を取得することができる。
アンギオ装置13には、寝台11を側部より覆う略C字形状となる支持器(以下、「Cアーム」という。)41が備えられる。アンギオ装置13のCアーム41には、その一端にX線発生装置42を、一方他端には、X線検出装置43とが対向するように設けられる。X線検出装置43には、例えば、被検体を透過した透過X線を光学像に変換するI.I.(image intensifier)と、このI.I.から出力される光学像を適切な大きさに補正する光学系と、光学像を映像信号に変換するX線TVカメラとが設置される。なお、X線発生装置42及びX線検出装置43は、常態において寝台11又は被検体を挟むように配置される。なお、ここにいう「常態」とは、主に「X線撮影時」を念頭にしている。
アンギオ装置13では、被検体の体内に対して、カテーテルを挿入する等の医師による手術ないしは検査を行ないつつ、これと並行して血管造影等に係るX線撮影をも同時に行なうことが可能である。Cアーム41は、当該アームを外側から覆うよう設けられる固定アーム44と接続部45を介して接続される。接続部45は、固定アーム44に対してCアーム41を矢印Cで示すようなスライド動作させることが可能な構成となっている。また、固定アーム44は、その一端が天井に備えられた支点47に対し、回転可能に取り付けられている。固定アーム44及びCアーム41は、この支点47により、矢印Dで示すような回転動作をする。さらに、支点47は、天井面との間に基台48を介して設置されている。そして基台48は、天井レール(図示しない)に沿って移動する。
なお、本発明における寝台11は固定式の形態としている。また、脚21は、CT架台31及びCアーム41の動作にとって、邪魔にならない場所に備えられることが好ましい。よって、図1においては、天板22の最端部に沿うようにして、略直方体状となる脚21が備えられている。なお、寝台11は固定式の形態としたが、特にこの形態に限定されるものではない。
入力装置14は、寝台11の近傍に設置される。より具体的には、入力装置14は、脚21の上部かつ寝台11の側方に設置される。また、入力装置14としては、例えばLCD(liquid crystal display)パネル14aや、テンキー14b等が挙げられる。CT架台31及びCアーム41の動作又は位置決め等は、入力装置14を通じた操作によって、コントロールすることが可能である。
表示装置15は、コンピュータによって生成したCT画像を主に表示する第1モニタ15aと、アンギオ画像を主に表示する第2モニタ15bによって構成される。
図2は、IVR−CT装置10及びそのIVR−CT装置10の構成要素であるコンピュータを示すブロック図である。
IVR−CT装置10は、図1で説明したように、寝台11、X線CT装置12、アンギオ装置13、入力装置14、表示装置15及びコンピュータ50から構成され、寝台11、X線CT装置12、アンギオ装置13及びコンピュータ50は共通信号伝送路としてのLAN(local area network)等のネットワークNを介して相互接続されている。
寝台11には、コンピュータ50の制御によって天板22の動作の制御信号を発生する天板駆動制御装置61と、この天板駆動制御装置61で発生した制御信号によって天板22を駆動させる天板駆動機構62とが設けられる。
X線CT装置12には、コンピュータ50の制御によってX線を制御するX線制御装置71と、連続的又は周期的に発生される高電圧をスリップリング(図示しない)を介してX線発生装置33に印加する高電圧発生装置72と、コンピュータ50の制御によってCT架台31の動作の制御信号を発生するCT架台駆動制御装置73と、このCT架台駆動制御装置73で発生した制御信号によってCT架台31を駆動させるCT架台駆動機構74とが設けられる。また、X線CT装置12には、データ収集回路75、非接触データ伝送装置76及び前処理装置77が設けられる。
データ収集回路75には、X線検出器34の各チャンネルの電流信号を電圧に変換するI−V変換器(図示しない)と、電圧信号をX線の曝射周期に同期して周期的に積分する積分器(図示しない)と、この積分器の出力信号を増幅するプリアンプ(図示しない)と、このプリアンプの出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器(図示しない)とがチャンネル毎に具備される。
非接触データ伝送装置76は、データ収集回路75の出力であるデジタル信号(純生データ)を光又は磁気を媒介して非接触のデータ伝送を実現する。
前処理装置77は、非接触データ伝送装置76を介して受け取られた純生データに対して、チャンネル間の感度不均一を補正したり、また、X線強吸収体、主に金属部による極端な信号強度の低下又は信号脱落を補正したりする等の前処理を実行して投影データを生成する。
また、アンギオ装置13には、コンピュータ50の制御によってX線を制御するX線制御装置81と、連続的又は周期的に発生される高電圧をX線発生装置42に印加する高電圧発生装置82と、コンピュータ50の制御によってCアーム41の動作の制御信号を発生するCアーム駆動制御装置83と、このCアーム駆動制御装置83で発生した制御信号によってCアーム41を駆動させるCアーム駆動機構84とが設けられる。
コンピュータ50はCPU(central processing unit)91、ROM(read only memory)92、RAM(random access memory)93及びHD(hard disk)94等の基本的なハードウェアから構成され、CPU91は、共通信号伝送路としてのバスBを介して、コンピュータ50を構成する各ハードウェア構成要素に相互接続されている。なお、コンピュータ50は、通信制御装置95やドライブ97を具備する場合もある。
ユーザによって入力装置14が操作等されることにより指令が入力されると、CPU91がROM92に記憶しているプログラムを実行する。また、CPU91は、HD94に記憶しているプログラム、ネットワークNから転送され通信制御装置95で受信されてHD94にインストールされたプログラム、又はドライブ97に装着されたフレキシブルディスク、CD−ROM(compact disc−read only memory)、MO(magneto optical)ディスク、DVD(digital versatile disc)、磁気ディスク及び半導体メモリ等のリムーバブルである記録媒体97aから読み出されてHD94にインストールされたプログラムをRAM93にロードして実行する。プログラムの実行によってコンピュータ50はCT画像生成装置、アンギオ画像生成装置及び医用画像処理装置として機能する。
ROM92は、HD94からOS(operating system)を読み込んでRAM93に展開し起動する役目を果たすIPL(initial program loading)や、入力装置14及びドライブ97等の周辺機器を制御するBIOS(basic input/output system)やデータを記憶する不揮発性の記憶装置である。
RAM93は、CPU91のワークメモリや一時的な記憶に用いられる揮発性の記憶装置である。なお、ROM92は、書き換えができないタイプのマスクROMであっても書き換えができるタイプのPROM(programmable ROM)であってもよい。
HD94は、医用画像処理装置60にインストールされたプログラム(アプリケーションプログラムとしてのCT画像生成プログラム94a、アンギオ画像生成プログラム94b及び医用画像処理プログラム94cの他にOS等を含む)や、CPU91が処理を行なう上で必要なデータ(3次元のCT画像及びアンギオ画像を含む)を記憶する記憶装置である。また、OSによって、表示装置14の画面にグラフィックを使用し、基礎的な操作を入力装置14によって行なうことができるGUI(graphical user interface)の利用を提供することができる。
通信制御装置95は、例えば、IEEE(institute of electrical and electronics engineers)1394ポートや、USB(universal serial bus)ポート、LAN接続用のNIC(network interface card)等で構成された通信I/F(interface)であり、各規格に応じた通信制御を行なう。また、通信制御装置95は、アナログモデムや、TA(terminal adapter)及びDSU(digital service unit)、ADSL(asymmetric digital subscriber line)モデム等の電話回線を通じて、インターネットであるネットワークNに接続することができる機能を有しており、これにより、コンピュータ50は、通信制御装置95からネットワークNに接続することができる。
ドライブ97は、記録媒体97aの着脱が可能となっており、記録媒体97aに記録されたデータ(プログラムを含む)を読み出して、バスB上に出力し、また、バスBを介して供給されるデータを記録媒体97aに書き込む。ここで、CPU91が実行するプログラムは、記録媒体97aに、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このような記録媒体97aは、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
以上のように構成されるコンピュータ50では、CPU91がCT画像生成プログラム94aを実行することにより、寝台11及びX線CT装置12を制御して3次元のCT画像を生成して記憶する。また、コンピュータ50では、CPU91がアンギオ画像生成プログラム94bを実行することにより、アンギオ画像を生成して記憶する。また、CPU91が医用画像処理プログラム94cを実行することにより、所要のアンギオ画像の撮像方向を投影方向とする投影像を生成・表示する。
また、図3は、医用画像処理プログラム94cを実行することによって機能する医用画像処理装置の第1実施の形態を示す機能ブロック図である。
コンピュータ50は、CPU91がコンピュータにインストールされた医用画像処理プログラム94cを実行することにより、アンギオ画像取得手段101、アンギオ画像撮像方向取得手段102、CT画像取得手段103、血管部分抽出手段104、投影像生成手段105、造影像抽出手段106、表示制御手段107及び血管性状評価手段108として機能する。また、視点方向対応付け情報生成手段(図示しない)として機能させる場合もある。よって、コンピュータに50インストールされた医用画像処理プログラム94cをCPU91が実行することにより、コンピュータ50は、医用画像処理装置として機能する。
アンギオ画像取得手段101は、HD94等の記憶装置に記憶された時系列的に複数のアンギオ画像から、ユーザが入力装置14を操作することによって選択した所要のアンギオ画像94eを取得する機能を有する。
アンギオ画像撮像方向取得手段102は、アンギオ画像94eのデータに含まれる付帯情報としての撮像方向(観察者の視線方向)を取得する機能を有する。
CT画像取得手段103は、HD94等の記憶装置に記憶された3次元のCT画像から、アンギオ画像取得手段101によって取得されたアンギオ画像94eに対応する所要の3次元のCT画像94dを取得する機能を有する。例えば、CT画像取得手段103は、心拍位相の情報からアンギオ画像94eに心拍位相が最も近い3次元のCT画像94dを取得する。
血管部分抽出手段104は、ユーザが入力装置14を用いて3次元のCT画像94dに含まれる血管部分(血管走行)の位置決定操作を行ない、その位置決定操作によってコンピュータ50に入力される入力信号を基に、3次元のCT画像94dに含まれる血管部分を抽出(取得)する機能を有する。又は、3次元のCT画像94dにおける輝度等の差異から自動的に3次元のCT画像94dに含まれる血管部分を抽出する機能を有する。
投影像生成手段105は、血管部分抽出手段104によって抽出された血管部分を、所定の方向、例えばアンギオ画像撮像方向取得手段102で取得したアンギオ画像94eの撮像方向を投影方向として投影した3次元の投影像(例えば、3次元のCT曲面投影像)を生成する機能を有する。また、投影像生成手段105は、手動入力による変更後の投影方向における3次元のCT曲面投影像を生成する機能を有する。
造影像抽出手段106は、ユーザが入力装置14を用いてアンギオ画像94eに含まれる血管部分(造影像)の位置決定操作を行ない、その位置決定操作によってコンピュータ50に入力される入力信号を基に、アンギオ画像94eに含まれる造影像を抽出する機能を有する。又は、アンギオ画像94eの輝度等の差異から自動的にアンギオ画像94eに含まれる造影像を抽出する機能を有する。なお、アンギオ画像が差分画像である場合、造影像抽出手段106を省略してもよい。
表示制御手段107は、投影像生成手段105によって生成された3次元のCT曲面投影像と、造影像抽出手段106によって抽出された造影像とを表示装置15に重畳表示させる機能を有する。
また、ユーザが入力装置14を用いて投影方向の変更操作を行なうことによってコンピュータ50に入力される入力信号を基に、投影像生成手段105は、変更操作後の投影方向における3次元のCT曲面投影像を生成する機能を有する。
血管性状評価手段108は、投影像生成手段105によって生成された3次元のCT曲面投影像を基に狭窄率評価等の血管性状評価を行なう機能を有する。
また、視点方向対応付け情報生成手段は、表示装置15に表示された3次元のCT曲面投影像の投影方向とアンギオ画像94eの撮像方向との互いの視点方向を対応付けた視点方向対応付け情報を生成する機能を有する。
なお、本発明では単一のコンピュータ50をCT画像生成装置、アンギオ画像生成装置及び医用画像処理装置として機能させたが、この場合に限定されるものはなく、コンピュータ50をCT画像生成装置及びアンギオ画像生成装置として機能させ、ネットワークNに相互接続させた他のコンピュータ、例えばビューアやワークステーションを医用画像処理装置として機能させてもよい。また、コンピュータ50をCT画像生成装置及びアンギオ画像生成装置として機能させ、ネットワークNとはオフラインのコンピュータを医用画像処理装置として機能させてもよい。
続いて、IVR−CT装置10によるCT画像及びアンギオ画像の生成動作について図1及び図2を参照しながら説明する。
まず、ユーザが入力装置14を操作して、入力装置14からコンピュータ50のCPU91にCT画像生成プログラム94aの実行指令の信号が入力される。CPU91に実行指令の信号が入力されると、CPU91は、寝台11の天板駆動制御装置61と、X線CT装置12のX線制御装置71及びCT架台駆動制御装置73とを制御して、寝台11の天板22に載置された被検体に対してCT撮影が行なわれる。コンピュータ50の制御により高電圧発生装置72で連続的又は周期的に発生される高電圧がスリップリング(図示しない)を介してX線発生装置33に印加される。それにより、X線発生装置33から被検体方向にX線が曝射され、X線検出器34では、被検体を透過したX線が検出される。
データ収集回路75のI−V変換器(図示しない)では、X線検出器34の各チャンネルの電流信号が電圧に変換され、同じく積分器(図示しない)では、電圧信号がX線の曝射周期に同期して周期的に積分される。データ収集回路75のプリアンプ(図示しない)では、積分器の出力信号が増幅され、同じくA/D変換器(図示しない)では、プリアンプの出力信号がデジタル信号に変換される。
非接触データ伝送装置76では、データ収集回路75の出力である純生データを光又は磁気を媒介して非接触のデータ伝送が実現される。次いで、前処理装置77では、非接触データ伝送装置76を介して受け取られた純生データに対して、チャンネル間の感度不均一を補正したり、また、X線強吸収体、主に金属部による極端な信号強度の低下又は信号脱落を補正したりする等の前処理が実行され、投影データが生成される。前処理装置77で生成される投影データは、被検体の周囲1周、360°分又は180°+ビュー角分の投影データである。この投影データはデジタルデータとしてコンピュータ50のHD94に記憶される。
また、CPU91が、投影データに画像再構成処理を施すことで、血管部分を含む3次元のCT画像が生成される。3次元のCT画像は表示装置15の第1モニタ15aに表示されると共に、コンピュータ50のHD94に記憶される。図4は、第1モニタ15aに表示される血管部分を含む3次元のCT画像の一例を示す図である。なお、3次元のCT画像は、メモリ、HD94又はドライブ97を介した記録媒体97aに記憶されてもよい。
一方、ユーザが入力装置14を操作して、入力装置14からコンピュータ50のCPU91にアンギオ画像生成プログラム94bの実行指令の信号が入力される。CPU91に実行指令の信号が入力されると、アンギオ装置13を制御して冠動脈造影によるアンギオ画像の生成が行なわれる。アンギオ画像は表示装置15の第2モニタ15bに表示されると共に、コンピュータ50のHD94にデジタルデータとして記憶される。図5は、第2モニタ15bに表示される冠動脈造影像を含むアンギオ画像の一例を示す図である。なお、アンギオ画像は、メモリ、HD94又はドライブ97を介した記録媒体97aに記憶されてもよい。
ここで、アンギオ画像の生成等においては、例えば、2つのモードを有する。すなわち、アンギオ装置13によって通常通りのX線撮影を実施して単に造影剤(の流れ)を含むX線画像を生成し、これを表示・記憶する「DA(digital angiography)モード」と、造影剤(の像)を含まないX線画像(マスク像)と、造影剤(の像)を含むX線画像(コントラスト像又はライブ像)との差分画像を取得(サブトラクション処理)することで、造影剤ないしその流れ方をより鮮明に捕らえたX線画像を表示・記憶することが可能な「DSA(digital subtraction angiography)モード」とを実施し得る。
続いて、本実施の形態に係る医用画像処理方法について、図6に示したフローチャートを用いて説明する。
ユーザが入力装置14を操作して、入力装置14からコンピュータ50のCPU91に医用画像処理プログラム94cの実行指令の信号が入力される。
CPU91に実行指令の信号が入力され、HD94等の記憶装置に記憶された時系列的に複数のアンギオ画像から、ユーザが入力装置14を操作することによって、選択された所要のアンギオ画像94eが取得される(ステップS1)。次いで、ステップS1によって取得されたアンギオ画像94eのデータに含まれる付帯情報としての撮像方向(観察者の視線方向)が取得される(ステップS2)。
また、HD94等の記憶装置に記憶された3次元のCT画像から、ステップS1によって取得されたアンギオ画像94eに対応する3次元のCT画像94dが取得される(ステップS3)。ステップS3では、例えば、心拍位相の情報からアンギオ画像94eに心拍位相が最も近いCT画像94dが取得される。
次いで、ユーザが入力装置14を用いて3次元のCT画像94dに含まれる血管部分の位置決定操作を行なう。その位置決定操作によってコンピュータ50に入力される入力信号を基に、所望被検体に関する3次元領域内の情報を表した3次元のCT画像94dから血管部分が抽出される。又は、3次元のCT画像94dのCT値、輝度等の差異から3次元のCT画像94dに含まれる血管部分が抽出される(ステップS4)。
血管部分の領域は、(1)ユーザが指定された血管の一部分を3次元のCT画像94d上で指定する、(2)3次元画像データのCT値、輝度等を閾値処理により造影剤のある領域(血液のある領域)抽出する、(3)抽出した造影剤の領域(血液の領域)中で、ユーザが指定した点に連続する領域を抽出する、という手順により求め、それにより血管走行状態を表す血管情報を得ることができる。
又は、他の血管部分の領域抽出方法として、(1)指定された血管の一部分をユーザが3次元のCT画像94d上で指定する、(2)3次元画像データのCT値、輝度等を閾値処理等により造影剤のある領域(血液のある領域)抽出する、(3)抽出した造影剤の領域(血液の領域)中で、ユーザが指定した点部分に連続する芯線を求める、という手順で血管の芯線を求め、この芯線により血管走行状態を表す血管情報を求めるようにしてもよい(例えば、特願2005−63902号明細書にて開示されている。)。なお、芯線の範囲はユーザが手動で指定するようにしてもよい。
次いで、ステップS4によって抽出された血管部分を、ステップS2によって取得されたアンギオ画像の撮像方向を投影方向として投影した3次元のCT曲面投影像が生成される(ステップS5)。
また、ユーザが入力装置14を用いてアンギオ画像94eに含まれる造影像の位置決定操作を行なう。その位置決定操作によってコンピュータ50に入力される入力信号を基に、所望被検体に関するアンギオ画像94eに含まれる造影像が抽出される。又は、アンギオ画像94eの輝度等の差異から自動的にアンギオ画像94eに含まれる造影像が抽出される(ステップS6)。なお、アンギオ画像94eが差分画像である場合、ステップS6を省略してもよい。
次いで、ステップS5によって生成された3次元のCT曲面投影像と、ステップS6によって抽出された造影像とを表示装置15に重畳表示させる(ステップS7)。図7は、3次元のCT曲面投影像と造影像との重畳表示の一例を示す図である。この際のCT曲面投影像は、所定の範囲の冠状動脈部分とし、心室部分等の画像を除去した状態で表示することにより、位置を合わせる際の視認性を良くする。
ここで、ユーザによって入力装置14が用いられ、3次元のCT曲面投影像の投影方向が変更操作されたか否かが判断される(ステップS8)。ステップS8の判断にてYes、すなわち、ユーザによって入力装置14が用いられ、3次元のCT曲面投影像の投影方向が変更操作されたと判断された場合、コンピュータ50に入力される入力信号を基に、変更操作後の投影方向における3次元のCT曲面投影像が生成される(ステップS5)。ユーザは入力装置14を用いて、変更操作後の投影方向における3次元のCT曲面投影像が造影像に重なるように、表示画面上で3次元のCT曲面投影像(volume)を回転させる。
図8は、変更操作後の投影方向における3次元のCT曲面投影像と造影像との重畳表示の一例を示す図である。一方、ステップS8の判断にてNo、すなわち、ユーザが入力装置14を用いて投影方向の変更操作を行なっていないと判断された場合、重畳表示された3次元のCT曲面投影像の投影方向とアンギオ画像の撮像方向との互いの視点方向を対応付けた視点方向対応付け情報が生成されると共に、ステップS7によって重畳表示されたCT曲面投影像上で狭窄率評価等の血管性状評価が行なわれる(ステップS9)。生成した視点方向対応付け情報は、HD94等の記憶装置に記憶される。
なお、ステップS8は必ずしも必要という訳ではなく、ステップS2によって取得された投影方向のCT曲面投影像上で常に血管性状評価を行なうようにしてもよい。又、ステップS8は画面上の位置確定ボタン(図示しない)をクリックすることにより、投影方向の変更操作がないことをユーザが指示するようにしてもよい。
続けて、アンギオ装置13で、カテーテルを用いて動脈硬化で狭くなった冠動脈を拡張させる方法であるPCI(percutaneous coronary intervention)を施行する場合、表示装置15の第1モニタ15aに3次元のCT曲面投影像が表示される。入力装置14を用いてCT曲面投影像の投影角度をユーザが任意に変化させた後、画面上の確定ボタン(図示しない)がクリックされると、3次元のCT曲面投影像の投影方向が確定される。ここで、3次元のCT曲面投影像の投影方向を変えた時に、視点方向対応付け情報を用いてCアーム14の角度情報である(撮影方向に相当)LAO(left anterior oblique view)/RAO(right anterior oblique view)やCRA(cranial view)/CAU(caudal view)を求めて、画面上に表示してもよい。
3次元のCT曲面投影像の投影方向確定時、第1モニタ15aに表示された3次元のCT曲面投影像の投影方向と、視点方向対応付け情報とによって、その投影方向に相応する(略同一の)撮像方向のアンギオ画像が得られるようにCアーム41の位置を制御するようにしてもよい。
本実施の形態に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法によると、アンギオ画像94eの撮像方向を基にCT曲面投影像の投影方向をプリセットし、さらに、CT曲面投影像と造影像とを手動的に位置合わせすることによって、アンギオ画像94eにおける撮像方向と同じ投影方向を3次元のCT画像94d上で再現することができる。また、このアンギオ画像94eと3次元のCT画像94dの方向を対応付ける情報を求めることにより、3次元のCT画像94dの投影方向からアンギオ装置13の撮影方向の情報を求めることができる。
また、本実施の形態に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法によると、アンギオ画像94eにおける撮像方向と同じ投影方向でCT曲面投影像を表示することによって、狭窄率評価等の血管性状評価を正確に精度よく行なうことができる。
さらに、本実施の形態に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法によると、表示された3次元のCT曲面投影像の投影方向に相応する視点方向のアンギオ画像94eが得られることで、より少ない操作時間で、かつ、より少ない被検体への被曝量でPCIを行なうことができる。
図9は、医用画像処理プログラム94cを実行することによって機能する医用画像処理装置の第2実施の形態を示す機能ブロック図である。
コンピュータ50は、CPU91がコンピュータにインストールされた医用画像処理プログラム94cを実行することにより、アンギオ画像取得手段101、アンギオ画像撮像方向取得手段102、CT画像取得手段103、血管部分抽出手段104、投影像生成手段105、造影像抽出手段106、投影方向決定手段109、表示制御手段107及び血管性状評価手段108として機能する。
投影方向決定手段109は、3次元のCT曲面投影像に含まれる血管部分とアンギオ画像94eに含まれる造影像とを比較して、造影像の撮像方向に対応する(類似する)3次元のCT曲面投影像の投影方向を求める機能を有する。具体的には、投影方向決定手段109は、重心演算手段109a及び自動位置合わせ手段109bを有する。
重心演算手段109aは、投影像生成手段105によって生成された3次元のCT曲面投影像に含まれる血管部分の重心と、造影像抽出手段106によって抽出された造影像の重心とを演算する機能を有する。重心演算手段109aは、例えば、3次元のCT曲面投影像に含まれる血管部分上及び造影像上に、例えば3点をそれぞれ指定する。そして、重心演算手段109aは、3次元のCT曲面投影像に含まれる血管部分上の3点によって3次元のCT曲面投影像に含まれる血管部分の重心を演算する。また、重心演算手段109aは、造影像上の3点によって造影像の重心を演算する。
自動位置合わせ手段109bは、3次元のCT曲面投影像に含まれる血管部分の芯線の各位置におけるベクトルが、造影像抽出手段106によって抽出された造影像の芯線の各位置におけるベクトルに最も近くで重なるように、3次元のCT曲面投影像を回転させて半自動的に位置合わせをする(投影方向を変更する)機能を有する。また、自動位置合わせ手段109bは、重心演算手段109aによって演算された3次元のCT曲面投影像に含まれる血管部分の重心と造影像の重心とを合わせるように、3次元のCT曲面投影像を回転させて半自動的に位置合わせをする(投影方向を変更する)機能を有する。
なお、図9において、図3に示した構成要素と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
続いて、本実施の形態に係る医用画像処理方法について、図10に示したフローチャートを用いて説明する。なお、図10に示したフローチャートにおいて、図6に示したフローチャートのステップと同一のステップには同一符号を付して説明を省略する。
ステップS6によって造影像が抽出されると、ステップS5によって生成された3次元のCT曲面投影像に含まれる血管部分の重心と、ステップS6によって抽出された造影像の重心とが演算される(ステップS10)。
ステップS5によって生成された3次元のCT曲面投影像に含まれる血管部分の芯線の各位置におけるベクトルが、ステップS6によって抽出された造影像のベクトルに重なるように半自動的に位置合わせされる(ステップS11)。また、ステップS11では、ステップS10によって演算された3次元のCT曲面投影像における重心と造影像における重心とを合わせるように、3次元のCT曲面投影像を回転させて半自動的に位置合わせをする。
次いで、ステップS11によって位置合わせされた3次元のCT曲面投影像と、ステップS6によって抽出された造影像とを表示装置15に重畳表示させる(ステップS7)。
なお、医用画像処理装置の第1実施の形態に重心演算手段109a及び自動位置合わせ手段109bを具備し、ステップS10及びS11を図6に示したフローチャートのステップS6の後に挿入して、3次元のCT曲面投影像と造影像との重ね合わせを手動的及び半自動的に行なうように構成してもよい。
なお、本発明では、IVR−CT装置10を用いて3次元のCT画像及びアンギオ画像をコンピュータ50のHD94に記憶する構成となっているが、その場合に限定されるものではない。離れた場所に配置されるX線CT装置12及びアンギオ装置13で収集した3次元のCT画像94d及びアンギオ画像94eを、通信ラインを介してコンピュータ50にそれぞれ送り、そのコンピュータ50のHD94に3次元のCT画像94d及びアンギオ画像94eを記憶する構成でもよい。
また、本発明ではCT曲面投影像を求める場合を例にとって説明したが、その場合に限定されるものではなく、他の投影方法によってCT画像の3次元投影像を求める構成であってもよい。
本実施の形態に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法によると、アンギオ画像94eの撮像方向を基にCT曲面投影像の投影方向をプリセットし、さらに、CT曲面投影像と造影像とを半自動的に位置合わせすることによって、アンギオ画像94eにおける撮像方向と同じ投影方向を3次元のCT画像94d上で再現することができる。また、このアンギオ画像94eと3次元のCT画像94dの方向を対応付ける情報を求めることにより、3次元のCT画像94dの投影方向からアンギオ装置13の撮像方向の情報を求めることができる。
また、本実施の形態に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法によると、アンギオ画像94eにおける撮像方向と同じ投影方向でCT曲面投影像を表示することによって、狭窄率評価等の血管性状評価を正確に精度よく行なうことができる。
さらに、本実施の形態に係る医用画像処理装置及び医用画像処理方法によると、表示された3次元のCT曲面投影像の投影方向に相応する視点方向のアンギオ画像94eが得られることで、より少ない操作時間で、かつ、より少ない被検体への被曝量でPCIを行なうことができる。
は、本発明に係る医用画像処理装置を搭載するIVR−CT装置の全体構成を示す概要図。 IVR−CT装置及びそのIVR−CT装置の構成要素であるコンピュータを示すブロック図。 医用画像処理プログラムを実行することによって機能する医用画像処理装置の第1実施の形態を示す機能ブロック図。 表示装置に表示される血管部分を含むCT画像の一例を示す図。 表示装置に表示される冠動脈造影像を含むアンギオ画像の一例を示す図。 第1実施の形態に係る医用画像処理方法をフローチャートとして示す図。 3次元のCT曲面投影像と造影像との重畳表示の一例を示す図。 変更操作後の投影方向における3次元のCT曲面投影像と造影像との重畳表示の一例を示す図。 医用画像処理プログラムを実行することによって機能する医用画像処理装置の第2実施の形態を示す機能ブロック図。 第2実施の形態に係る医用画像処理方法をフローチャートとして示す図。
符号の説明
10 IVR−CT装置
11 寝台
12 X線CT装置
13 アンギオ装置
14 入力装置
15 表示装置
50 コンピュータ
94a CT画像生成プログラム
94b アンギオ画像生成プログラム
94c 医用画像処理プログラム
101 アンギオ画像取得手段
102 アンギオ画像撮像方向取得手段
103 CT画像取得手段
104 血管部分抽出手段
105 投影像生成手段
106 造影像抽出手段
107 表示制御手段
108 血管性状評価手段
109 投影方向決定手段
109a 重心演算手段
109b 自動位置合わせ手段

Claims (22)

  1. 時系列的に複数のアンギオ画像から、所要のアンギオ画像を取得するアンギオ画像取得手段と、
    前記所要のアンギオ画像のデータに含まれる付帯情報としての撮像方向を取得するアンギオ画像撮像方向取得手段と、
    前記所要のアンギオ画像に対応する3次元のCT画像を取得するCT画像取得手段と、
    前記3次元のCT画像に含まれる血管部分を抽出する血管部分抽出手段と、
    前記血管部分を、前記撮像方向を投影方向として投影した3次元の投影像を生成すると共に、手動入力による変更後の投影方向に対応する3次元の投影像を生成する投影像生成手段と、
    前記3次元の投影像と前記アンギオ画像とを表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする医用画像処理装置。
  2. 前記3次元の投影像を、3次元のCT曲面投影像とすることを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  3. 前記変更操作後の投影方向と前記撮像方向との互いの視点方向を対応付けた視点方向対応付け情報を生成する視点方向対応付け情報生成手段を有し、前記変更操作後の投影方向と前記視点方向対応付け情報とによって、前記変更操作後の投影方向に相応する撮像方向のアンギオ画像が得られるようにアンギオ装置のCアームの位置を制御することを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  4. 前記所要のアンギオ画像に含まれる造影像を抽出する造影像抽出手段を有し、前記表示制御手段は、前記変更操作後の投影方向における3次元の投影像と前記造影像とを重畳表示させることを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  5. 前記変更操作後の投影方向における3次元の投影像を基に血管性状評価を行なう血管性状評価手段を有することを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  6. 前記CT画像取得手段は、心拍位相の情報を基に、前記所要のアンギオ画像に心拍位相が最も近い前記3次元のCT画像を取得することを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  7. 時系列的に複数のアンギオ画像から、所要のアンギオ画像を取得するアンギオ画像取得手段と、
    前記所要のアンギオ画像のデータに含まれる付帯情報としての撮像方向を取得するアンギオ画像撮像方向取得手段と、
    前記所要のアンギオ画像に対応する3次元のCT画像を取得するCT画像取得手段と、
    前記3次元のCT画像に含まれる血管部分を抽出する血管部分抽出手段と、
    投影方向を決定する投影方向決定手段と、
    前記血管部分を、前記投影方向から投影した3次元の投影像を生成する投影像生成手段と、
    前記所要のアンギオ画像に含まれる造影像を抽出する造影像抽出手段と、
    前記3次元の投影像と前記造影像とを表示させる表示制御手段と、を有し、
    前記投影方向決定手段は、前記血管部分と前記造影像とを比較して、前記造影像の撮像方向に対応する投影方向を求めることを特徴とする医用画像処理装置。
  8. 前記3次元の投影像を、3次元のCT曲面投影像とすることを特徴とする請求項7に記載の医用画像処理装置。
  9. 前記投影像生成手段は、手動入力による前記投影方向の変更操作後の投影方向における3次元の投影像を生成し、前記表示制御手段は、前記変更操作後の投影方向における3次元の投影像と前記造影像とを重畳表示させることを特徴とする請求項7に記載の医用画像処理装置。
  10. 前記投影方向決定手段は、前記血管部分の重心と前記造影像の重心とを演算する重心演算手段と、前記血管部分の重心と前記造影像の重心とを合わせるように、前記3次元の投影像を回転させて位置合わせをする位置合わせ手段とを有し、前記投影像生成手段は、前記位置合わせ後の投影方向における3次元の投影像を生成することを特徴とする請求項7に記載の医用画像処理装置。
  11. 前記位置合わせ後の投影方向と前記撮像方向との互いの視点方向を対応付けた視点方向対応付け情報を生成する視点方向対応付け情報生成手段を有し、前記位置合わせ後の投影方向と前記視点方向対応付け情報とによって、前記位置合わせ後の投影方向に相応する撮像方向のアンギオ画像が得られるようにアンギオ装置のCアームの位置を制御することを特徴とする請求項10に記載の医用画像処理装置。
  12. 前記投影方向決定手段は、前記血管部分のベクトルが前記造影像のベクトルに重なるように、前記3次元の投影像を回転させて位置合わせをする位置合わせ手段を有し、前記投影像生成手段は、前記位置合わせ後の投影方向における3次元の投影像を生成することを特徴とする請求項7に記載の医用画像処理装置。
  13. 前記位置合わせ後の投影方向と前記撮像方向との互いの視点方向を対応付けた視点方向対応付け情報を生成する視点方向対応付け情報生成手段を有し、前記位置合わせ後の投影方向と前記視点方向対応付け情報とによって、前記位置合わせ後の投影方向に相応する撮像方向のアンギオ画像が得られるようにアンギオ装置のCアームの位置を制御することを特徴とする請求項12に記載の医用画像処理装置。
  14. 前記3次元の投影像を基に血管性状評価を行なう血管性状評価手段を有することを特徴とする請求項7に記載の医用画像処理装置。
  15. 前記CT画像取得手段は、心拍位相の情報を基に、前記所要のアンギオ画像に心拍位相が最も近い前記3次元のCT画像を取得することを特徴とする請求項7に記載の医用画像処理装置。
  16. アンギオ装置によって生成された時系列的に複数のアンギオ画像から、所要のアンギオ画像を取得するアンギオ画像取得手段と、
    前記所要のアンギオ画像のデータに含まれる付帯情報としての撮像方向を取得するアンギオ画像撮像方向取得手段と、
    前記所要のアンギオ画像に対応する3次元のCT画像を取得するCT画像取得手段と、
    前記3次元のCT画像に含まれる血管部分を抽出する血管部分抽出手段と、
    前記血管部分を、前記撮像方向を投影方向として投影した3次元の投影像を生成すると共に、手動入力による変更後の投影方向に対応する3次元の投影像を生成する投影像生成手段と、
    前記3次元の投影像と前記アンギオ画像とを表示させる表示制御手段と、
    前記変更操作後の投影方向と前記撮像方向との互いの視点方向を対応付けた視点方向対応付け情報を生成する視点方向対応付け情報生成手段と、を有し、
    前記視点方向対応付け情報を基に、前記変更操作後の投影方向に相応する撮像方向のアンギオ画像が得られるように前記アンギオ装置のCアームの位置を制御することを特徴とする医用画像処理装置。
  17. 前記3次元の投影像を、3次元のCT曲面投影像とすることを特徴とする請求項16に記載の医用画像処理装置。
  18. 前記血管部分の重心と前記造影像の重心とを演算する重心演算手段と、前記血管部分の重心と前記造影像の重心とを合わせるように、前記3次元の投影像を回転させて位置合わせをする位置合わせ手段とを有し、前記投影像生成手段は、前記位置合わせ後の投影方向における3次元の投影像を生成することを特徴とする請求項16に記載の医用画像処理装置。
  19. 前記血管部分のベクトルが前記造影像のベクトルに重なるように、前記3次元の投影像を回転させて位置合わせをする位置合わせ手段を有し、前記投影像生成手段は、前記位置合わせ後の投影方向における3次元の投影像を生成することを特徴とする請求項16に記載の医用画像処理装置。
  20. 前記変更操作後の3次元の投影像を基に血管性状評価を行なう血管性状評価手段を有することを特徴とする請求項16に記載の医用画像処理装置。
  21. 前記CT画像取得手段は、心拍位相の情報を基に、前記所要のアンギオ画像に心拍位相が最も近い前記3次元のCT画像を取得することを特徴とする請求項16に記載の医用画像処理装置。
  22. 時系列的に複数のアンギオ画像から、所要のアンギオ画像が取得されるアンギオ画像取得工程と、
    前記所要のアンギオ画像のデータに含まれる付帯情報としての撮像方向が取得されるアンギオ画像撮像方向取得工程と、
    前記所要のアンギオ画像に対応する3次元のCT画像が取得されるCT画像取得工程と、
    前記3次元のCT画像に含まれる血管部分が抽出される血管部分抽出工程と、
    前記血管部分を、前記撮像方向を投影方向として投影した3次元の投影像が生成される投影像生成工程と、
    前記3次元の投影像及び前記アンギオ画像が表示される表示工程と、
    前記投影方向の変更後の投影方向と前記撮像方向との互いの視点方向を対応付けた視点方向対応付け情報を生成する視点方向対応付け情報生成工程と、を有することを特徴とする医用画像処理方法。
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