JP5007736B2 - 樹脂固定軌道の構築方法 - Google Patents

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本発明は、鉄筋コンクリートスラブ造の基礎部の上面に形成された凹部内に、走向レールを敷設して樹脂で固定する樹脂固定軌道の構築方法に関するものである。
近年、市街地における路面電車等の軌道として、鉄筋コンクリートスラブ造の基礎部の上面に凹部を形成し、この凹部内に走向レールを敷設した後に、当該凹部内にセルフレベリング性を有する樹脂を注入・固化させることにより上記走向レールを固定する樹脂固定軌道が用いられつつある。
図5〜図10は、この種の樹脂固定軌道の構築方法として、先に本発明者等が下記特許文献1において開示したレールの据付方法を示すものである。
このレールの据付方法においては、先ず、図5に示すように、プレキャスト版からなるコンクリートスラブ1の上面に形成された凹部2の底部に、接着剤3を塗布した後に、合成ゴム等からなる振動吸収板4を接着固定し、次いで図6に示すように、この振動吸収板4の上面に、後述する走行レールの上面が所定のレベルになる厚さ寸法を有する合成ゴムやコルク等からなる調整板15を載置する。
そして、図7に示すように、上記調製板15上に、走向レール6を敷設して位置決めするとともに、当該走向レール6の両側に、塩化ビニル製のパイプ7を付設し、図8に示すように、凹部2内の全体に後工程で注入されるポリウレタンとの接着強度を増すためのプライマーを散布した後に、図9に示すように、凹部2のレール軌道の外側に位置する側壁2aと走行レール11との間に、上記ポリウレタン8を注入する。
これにより、注入されたポリウレタン8が、調整板15によって形成された走行レール6の底部下面と振動吸収板14との間の隙間を介して、走行レール6の反対側にまで少々回り込み、最終的に上記ポリウレタン8が硬化することにより、図10に示すように、走向レール6が凹部2内に固定される。
以上の工程からなる樹脂固定軌道の構築方法は、犬釘やボルトなどで枕木に固定した場合と異なって、走向レール6が樹脂(ポリウレタン8)によって凹部2内に連続的に支持されるため、振動の発生を抑えることができ、レールの片摩耗も生じる恐れがない等の利点を有している。
特許第3824948号公報
ところで、図5〜図10に示した従来のレールの据付方法によって、市街地等の道路部に上記樹脂固定軌道を新設する際に、施工帯部においては人や車両の交通規制が必要になるが、周囲の交通事情などの要因から、夜間を除いて当該施工帯部における交通規制を解除しなければならない場合もある。
このような場合には、特にコンクリートスラブ1を設置して走向レール6を敷設するまでの間は、開口した凹部2に通行人が躓いたり、あるいは車両の車輪が落下してバランスを崩したりするおそれがあることから、一般に上記凹部2内に土嚢袋やアスファルトを充填して人や車両の通行対策を行っていた。
ところが、上記凹部2内に砂を詰めた土嚢袋や常温アスファルト合材を充填した対策にあっては、自動車の通過時に、その荷重によって変形して凹んでしまい、以降の人や車両の通行時における安全性を確保することができなくなるという問題点があった。
また、上記変形を防止するためには、通常の加熱したアスファルトを充填・硬化させる必要があるが、走向レール6を敷設する際には、当該アスファルトをはつり作業によって撤去するために、多くの手間を要するという問題点があった。加えて、凹部2内にポリウレタン8を注入する前に、図8に示したように、凹部2内の全体に上記ポリウレタン8との接着強度を増すためのプライマーを散布する必要があるために、凹部2内の表面に付着したアスファルトもケレン作業によって除去する必要があり、総じて多大の手間と作業時間を要するという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、基礎部を形成して走向レールを敷設するまでの間、走向レールを敷設するための凹部を簡易な作業によって塞いで通行の安全性を確保することができる樹脂固定軌道の構築方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、上面に走行レールを収納するための凹部が形成された鉄筋コンクリートスラブによって軌道の基礎部を形成し、上記凹部内に上記走向レールを敷設した後に、上記凹部にセルフレベリング性を有する樹脂を注入して硬化させることにより上記走向レールを固定する樹脂固定軌道の構築方法において、上記基礎部の形成後であって、上記走向レールを敷設するまでの間に、上記凹部内に、当該凹部の開口を平坦な上面によって塞ぐとともに側面および下面が上記凹部の側面および底面と対向する角柱状に形成された木製、合成樹脂製またはコンクリート製の覆工材を、当該覆工材の側面および下面と上記凹部の側面および底面との間に、上記凹部の側面および底面を保護する保護材を介装して仮設することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記覆工材の上面を、上記基礎部の上面に対して+5mm〜−10mmの範囲のレベルに位置させることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記基礎部を、上記凹部の底部に当該基礎部の吊り金具となる雌ねじインサート金物が埋設された複数のプレキャスト版からなる鉄筋コンクリートスラブによって形成するとともに、上記覆工材の上下面に貫通する貫通孔を穿設し、当該貫通孔に挿通したボルトの先端を上記雌ねじインサート金物に螺合させることにより、上記覆工材を上記凹部内に固定することを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、上記走向レールの曲線部分における上記基礎部を、上記曲線の一部を構成する上記走向レールを収納可能な直線状の上記凹部が形成された複数の上記鉄筋コンクリートスラブによって形成したことを特徴とするものである。
請求項1〜のいずれかに記載の発明によれば、基礎部を形成して走向レールを敷設するまでの間、上記走向レールを敷設する凹部内に、木製、合成樹脂製またはコンクリート製の覆工材を仮設して、当該覆工材の平坦な上面によって上記凹部の開口を塞いでいるために、基礎部上における通行の安全性を確保することができる。
この際に、木、合成樹脂またはコンクリートによって覆工材を形成しているために、上
記覆工材を凹部内に容易に着脱することができ、よって人や車両の通行対策に要する作業
を、極めて容易かつ短時間に施工することができる。また、覆工材を、上記凹部内に納まる角柱状に形成しているために、大きな耐圧荷重を得ることができる。
ここで、基礎部上における通行の安全性を確実に担保するために、上記覆工材は、請求項2に記載の発明のように、上記基礎部の上面から突出する場合には、その量が5mm以下となるように、また上記上面から凹む場合には、その量が10mm以下となるように仮設することが好ましい。
また、上記基礎部としては、樹脂固定軌道を設置する道路部に、路盤工後にコンクリートを現場打ちして構築することも可能であるが、請求項3に記載の発明のように、予め工場などで製作した走行レールの敷設方向に沿って凹部が形成されたプレキャスト版の鉄筋コンクリートスラブを用いれば、上記道路部における施工期間を短縮することができて好適である。
この際に、上記プレキャスト版は、重機によって吊り上げて所定の路盤上に据え付ける必要があることから、一般に、重機からの吊りワイヤを固定するための吊り金物となる雌ねじインサート金物が埋設されている。そこで、この雌ねじインサート金物を凹部の底部に埋設しておき、覆工材の上記雌ねじインサート金物に臨む位置に貫通孔を穿設しておくことにより、上記雌ねじインサート金物を利用して、上記貫通孔に挿入したボルトの先端を当該雌ねじインサート金物に螺合させることにより、容易かつ確実に覆工材を凹部内に着脱自在に固定することが可能になる。
また通常、路面電車等の軌道においては、走向レールが直線となる部分のみならず曲線となる部分も多く有している。他方、上記覆工材は、コストや製作の容易性から木製のものを用いるのが好適であるが、走向レールの曲線部分においては、その曲線に合わせて凹部を形成した場合に、当該凹部に仮設する曲線状に形成することが難しいという欠点がある。
そこで、このような場合には、請求項4に記載の発明のように、上記走向レールの曲線部分における基礎部を複数の上記鉄筋コンクリートスラブによって形成し、各々の鉄筋コンクリートスラブに、対応する上記曲線の一部を構成する走向レールが収納可能な直線状の凹部を形成すれば、走向レールの曲線部分に対しても、直線状の覆工材を仮設することができて経済的である。
さらに、請求項1〜4のいずれかに記載の発明においては、上記凹部内に覆工材を仮設するに際して、上記覆工材の側面および下面と凹部の側面および底面との間に、凹部の側面および底面を保護する保護材を介装しているために、凹部内の表面の汚れを防止して、後工程のプライマーの散布作業を容易に行うことが可能になる。
本発明の一実施形態において、曲線部分の鉄筋コンクリートスラブの凹部に覆工材を固定した状態を示す平面図である。 図1のA−A線視した横断面図である 基礎部を形成した後にその凹部の全長に亘って覆工材を仮設した状態を示す斜視図である。 図3の基礎部上を作業車が走行する状態を示す斜視図である。 従来の樹脂固定軌道におけるレールの据付方法を示す図で、基礎部の凹部の底部に振動吸収板を設置した状態を示す横断面図である。 図5の振動吸収板上に調整板を載置した状態を示す横断面図である。 図6の調整板上に走行レールを敷設した状態を示す横断面図である。 凹部内にプライマーを噴霧している状態を示す横断面図である。 凹部内にポリウレタンを注入している状態を示す横断面図である。 図9のポリウレタンの注入が完了した状態を示す横断面図である。
以下、図1〜図4に基づいて、本発明に係る樹脂固定軌道の構築方法の一実施形態について説明する。
なお、これらの図において、図5〜図10に示したものと同一構成部分については、同一符号を付してその説明を簡略化する。
先ず、本実施形態に用いるプレキャスト版からなる鉄筋コンクリートスラブ(以下、単にコンクリートスラブと略す。)1および木製覆工材11の構成について説明する。
図1および図2に示すコンクリートスラブ1は、基礎部10において、走向レールが略円弧を描く曲線部分の一部を構成するもので、上記円弧曲線の中心側に位置する辺部1aの長さ寸法が、外側に位置する辺部1bの長さ寸法よりも短い厚肉平板状に形成されたものである。
そして、このコンクリートスラブ1の上面には、走向レールを収納するための2条の凹部2が形成されている。ここで、各凹部2は、上記曲線の一部を構成する略円弧状の上記走向レールを収納した場合においても、側壁2aと走向レールとの間に必要なクリアランスが形成される直線状に形成されている。また、各々のコンクリートスラブ1には、凹部2の底部に、2つの雌ねじインサート金物12が上記凹部2の延在方向に間隔をおいて埋設されている。
他方、木製覆工材11は、各コンクリートスラブ1の凹部2の長さ寸法と同等の長さ寸法を有する略角柱状に形成されている。ここで、凹部2に仮設する際に、当該凹部2の側面2aおよび底面2bとの間にコンクリート面の保護材を介装することを考慮して、側面11a間の幅寸法が、凹部2の側面2a間の幅寸法よりも数mm(本実施形態においては、片側3mm、合計6mm)短く形成されている。
また、上下面11b、11c間の高さ寸法は、凹部2の底面2b上に数mm(本実施形態においては3mm)の上記保護材を介装した際に、上面11bがコンクリートスラブ1の上面1cに対して+5mm〜−10mmの範囲のレベル(本実施形態においては−5mm)に位置する寸法に形成されている。
さらに、各木製覆工材11には、凹部2の底部に埋設された2つの雌ねじインサート金物12と対応する位置に、上下面11b、11cに貫通する貫通孔13が穿設されている。そして、各貫通孔13の上部には、大径の座繰り部13aが形成されている。
次に、以上の構成からなるコンクリートスラブ1および木製覆工材11を用いた本実施形態について説明する。
この樹脂固定軌道の構築方法おいても、先ずコンクリートスラブ1を路盤上に敷設してゆくことにより、基礎部10を形成する。この際に、雌ねじインサート金物12に吊りボルト(図示を略す。)を螺合させ、両吊りボルトに重機のワイヤを連結することにより、上記重機で各コンクリートスラブ1を吊り上げて、所定の位置に据え付ける。
そして、以下図5〜図10の工程を実施することにより、樹脂固定軌道を完成させることについては、従来と同様である。
ただし、本実施形態においては、複数のコンクリートスラブ1を、順次上記路盤に沿って敷設して基礎部10を形成する際に、コンクリートスラブ1を設置して走向レールを敷設するまでの間、凹部2内に木製覆工材11を仮設することに特徴がある。
すなわち、コンクリートスラブ1を設置した後に、先ず凹部2の側面2aおよび底面2b上に、養生テープやプラスチックシート等からなる厚さ数mm(本実施形態においては3mm)の保護材14を設置した後に、凹部2内に上記木製覆工材11を挿入する。
次いで、木製覆工材11の座繰り部13aに座金15を配置して貫通孔13にボルト16を挿入し、先端の雄ねじ16aを雌ねじインサート金物12に螺合させて締め付けることにより、木製覆工材11を凹部2内に固定する。
図3は、基礎部10を構成する全てのコンクリートスラブ1の凹部2内に、上記木製覆工材11を仮設した状態を示すものである。
これにより、走向レールを敷設するまでの間、基礎部10上の交通規制を解除した場合においても、図4に示すように、人や車両M等が上記基礎部10を安全に通行することが可能になる。
そして、上記走向レールを敷設すべく、図5に示したコンクリートスラブ1の凹部2の底面2b上に振動吸収板4を接着固定する工程を開始する前に、上記ボルト16を外して木製覆工材11および保護材14を撤去する。
以上のように、上記構成からなる樹脂固定軌道の構築方法によれば、コンクリートスラブ1を設置して走向レールを敷設するまでの間、走向レールを敷設する凹部2内に木製覆工材11を仮設して、当該木製覆工材11の平坦な上面11bによって凹部2の開口を塞いでいるために、基礎部10上における通行の安全性を確保することができる。しかも、上記凹部2内に隙間無く納まる角柱状の木製覆工材11を用いているために、大きな耐圧荷重を得ることができ、よって重量の嵩む車両が通行する際にも、変形することがない。
加えて、コンクリートスラブ1の凹部2に埋設した吊り上げ用の雌ねじインサート金物12を利用して、凹部2内に木製覆工材11をボルト16によって着脱自在に固定しているために、極めて容易かつ短時間に取り付け作業および撤去作業を行うことができる。
さらに、凹部2内に木製覆工材11を仮設するに際して、当該木製覆工材11の側面11aおよび下面11bと凹部2の側面2aおよび底面2cとの間に、凹部2のコンクリート面を保護する保護材を介装しているために、凹部2内の表面の汚れを防止して、木製覆工材1撤去後のプライマーの散布作業を容易に行うことが可能になる。
また、本実施形態においては、走向レールが曲線を描く部分における基礎部10を複数のコンクリートスラブ1によって形成し、各々のコンクリートスラブ1に、対応する上記曲線の一部を構成する走向レールが収納可能な直線状の凹部2を形成しているために、走向レールの曲線部分に対しても、直線部分と同様の真っ直ぐな木製覆工材11を仮設することができ、経済性にも優れる。
鉄筋コンクリートスラブ造の基礎部の上面に形成された凹部内に、走向レールを敷設して樹脂で固定する樹脂固定軌道を構築するに際して、上記基礎部を形成して走向レールを敷設するまでの間における上記凹部上の通行対策に利用可能である。
1 プレキャスト版からなる鉄筋コンクリートスラブ
1a 上面
2 凹部
2a 側面
2b 底面
6 走向レール
8 ポリウレタン(樹脂)
10 基礎部
11 木製覆工材(覆工材)
11a 側面
11b 下面
11c 上面
12 雌ねじインサート金物
13 貫通孔
14 保護材
16 ボルト
16a 雄ねじ

Claims (4)

  1. 上面に走行レールを収納するための凹部が形成された鉄筋コンクリートスラブによって軌道の基礎部を形成し、上記凹部内に上記走向レールを敷設した後に、上記凹部にセルフレベリング性を有する樹脂を注入して硬化させることにより上記走向レールを固定する樹脂固定軌道の構築方法において、
    上記基礎部の形成後であって、上記走向レールを敷設するまでの間に、上記凹部内に、当該凹部の開口を平坦な上面によって塞ぐとともに側面および下面が上記凹部の側面および底面と対向する角柱状に形成された木製、合成樹脂製またはコンクリート製の覆工材を、当該覆工材の側面および下面と上記凹部の側面および底面との間に、上記凹部の側面および底面を保護する保護材を介装して仮設することを特徴とする樹脂固定軌道の構築方法。
  2. 上記覆工材の上面を、上記基礎部の上面に対して+5mm〜−10mmの範囲のレベルに位置させることを特徴とする請求項1に記載の樹脂固定軌道の構築方法。
  3. 上記基礎部を、上記凹部の底部に当該基礎部の吊り金具となる雌ねじインサート金物が埋設された複数のプレキャスト版からなる鉄筋コンクリートスラブによって形成するとともに、上記覆工材の上下面に貫通する貫通孔を穿設し、当該貫通孔に挿通したボルトの先端を上記雌ねじインサート金物に螺合させることにより、上記覆工材を上記凹部内に固定することを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂固定軌道の構築方法。
  4. 上記走向レールの曲線部分における上記基礎部を、上記曲線の一部を構成する上記走向レールを収納可能な直線状の上記凹部が形成された複数の上記鉄筋コンクリートスラブによって形成したことを特徴とする請求項3に記載の樹脂固定軌道の構築方法。
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