JPH0610307A - 踏切板 - Google Patents

踏切板

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Publication number
JPH0610307A
JPH0610307A JP17119192A JP17119192A JPH0610307A JP H0610307 A JPH0610307 A JP H0610307A JP 17119192 A JP17119192 A JP 17119192A JP 17119192 A JP17119192 A JP 17119192A JP H0610307 A JPH0610307 A JP H0610307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
railroad crossing
core material
cover
core
crossing plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17119192A
Other languages
English (en)
Inventor
Seizo Yoshino
晴三 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOSHITA SANGYO KK
OSHITA SANGYO KK
Original Assignee
OOSHITA SANGYO KK
OSHITA SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOSHITA SANGYO KK, OSHITA SANGYO KK filed Critical OOSHITA SANGYO KK
Priority to JP17119192A priority Critical patent/JPH0610307A/ja
Publication of JPH0610307A publication Critical patent/JPH0610307A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 踏切工事に際して作業性が良く、廃材の処理
が簡単で、しかも、価格が低廉な踏切板を提供すること
である。 【構成】 踏切に敷設される踏切板であって、枕木上に
配置される心材と、この心材の表面に取り付けられ、滑
り止め部が形成された表面材とを備えてなる踏切板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、踏切に敷設される踏切
板に関する。
【0002】
【発明の背景】従来、踏切は図6〜図8に示すような構
造になっており、車両がスームズに通行できるよう構成
されている。図6は踏切の平面図、図7は図6のX−X
線での断面図、図8は図6のY−Y線での断面図であ
る。
【0003】各図中、11は走行レール、12はガード
レール、13a,13bは鉄筋コンクリート製のブロッ
クである。このブロック13a,13bは断面が図8に
示す如く略コ字形に構成されており、枕木14に被さる
ようにして、緩衝材15を介してレールに沿って配置さ
れている。上記の如き踏切の敷設・補修工事に際して
は、ブロック13a,13bが重量物(ブロック13a
が約80kg、ブロック13bが約120kg)である
ため、作業が軽快に効率良く行えず、又、ブロック交換
時に大量に排出されるコンクリート廃材が処理し難いと
いった問題があった。
【0004】その上、従来の踏切では車両が通過する際
にブロックのガタツキにより酷い騒音が発生したり、ブ
ロック内に埋設されたワイヤーが露出し車両のタイヤに
損傷を与えるといった事故も起きていた。そこで、図9
及び図10に示すような踏切板が提案されている。図9
は踏切板の外観斜視図、図10は踏切板を配置した状態
での踏切の断面図である。
【0005】各図中、16は中実状のゴムブロックから
構成された踏切板であり、この踏切板16は図10に示
す如く、枕木17に長ネジ釘18を用いて締結されてい
る。尚、レールをはさんで列車側に配置される方の踏切
板には、レール方向に沿った溝19が形成されており、
列車の車輪が踏切板に接触しないように構成されてい
る。
【0006】上記の踏切板によれば、踏切の敷設・修復
工事に係る手間がコンクリートブロックを用いた場合に
比べて大幅に省略でき、又、騒音問題も解決されると嘔
ている。しかしながら、この踏切板は表面がある程度損
耗すると、損耗した厚みが全体の厚みに比べて僅かな量
であるにも関わらず、交換する必要があり、したがっ
て、コストの低下が図れない。又、大量にゴムが使用さ
れているために廃棄処理し難く、しかも、設置される場
所の高さに応じて、厚みを様々に造り変えなければなら
ず、価格を低廉なものにできなかった。
【0007】
【発明の開示】本発明の目的は、踏切工事に際して作業
性が良く、廃材の処理が簡単で、しかも、価格が低廉な
踏切板を提供することである。上記本発明の目的は、踏
切に敷設される踏切板であって、枕木上に配置される心
材と、この心材の表面に取り付けられ、滑り止め部が形
成された表面材とを備えてなることを特徴とする踏切板
によって達成される。
【0008】即ち、踏切板が表面材と心材の二点から構
成されてなるから、表面が損耗して交換が必要になった
場合においては、表面材を交換するだけで元の状態に復
元できるようになり、心材はそのまま引き続き使用でき
るようになるので、交換コストが頗る低減される。尚、
表面材の裏面には凸部が、心材の上面にはこの凸部に嵌
合する凹部が構成されてなることが好ましく、この様な
嵌合凹凸を構成させると、表面材が心材からズレ難くな
り、しかも、表面材を取り付けるときの位置決めが容易
になる。
【0009】又、心材はレール方向に沿って面取りされ
たものであることが好ましく、この様に構成させると、
踏切板をレール際に配置するときに極めて好都合とな
る。そして、心材は木材を用いて構成しても良く、又、
合成樹脂製を用いて構成しても良い。
【0010】
【実施例】図1〜図4は本発明に係る踏切板の第1の実
施例を示すものであり、図1は踏切板のカバーの外観斜
視図、図2は踏切板の心材の外観斜視図、図3は本発明
の踏切板を用いた踏切の概略断面図、図4は本発明の踏
切板の配置状況の説明図である。
【0011】各図中、Aは本発明の踏切板、1は蓋状に
構成されたカバーであり、このカバー1は表面全体に渡
って円形又は亀甲パターンの滑り止め部2が形成されて
いる。尚、カバー1の表面厚みは、踏切板の厚みの約1
/20〜1/10、即ち、5〜20mm程度であり、
又、カバー1の材料としては、撥水性に富み、磨耗しに
くい一般用合成ゴム、例えばEPRやCRといったもの
が用いられる。
【0012】3は心材であり、この心材3は図2に示す
如く、複数の木製角材をボルト4を用いて締着すること
により構成されている。そして、心材3にカバー1が被
せられることにより踏切板Aが構成される。尚、この角
材の材料としては、松材又はツガ材等の木材が用いられ
るが、他に対衝撃性に優れ、軽量なPP又はPE等の合
成樹脂を用いても良い。
【0013】3aは心材3を面取りすることにより、形
成されたテーパー面であり、このテーパー面3aが形成
されたことにより、心材3は図3に示す如く、レール際
に安定に配置できるようになる。尚、この第1実施例で
はテーパー面3aが心材3の下方に形成されたものにつ
いて説明したが、このテーパー面3aは心材3の上方に
形成されていても良い。
【0014】又、レールをはさんで列車側に配置される
方の踏切板には、レール方向に沿って段差が形成して、
列車の車輪が踏切板に接触しないように構成してもよ
い。そして、この踏切板は図4に示す如く、踏切内に配
置されるが、長ネジ釘等を用いて枕木に固定させて配置
しても良い。本発明の踏切板の踏切への設置は、踏切板
は従来のゴムブロックと縦横寸法が略同じ場合において
も、その重さが1/3程度に非常に軽量に構成されてな
るから、取扱いが簡単であり、敷設・修復作業が飛躍的
に効率良く行える。
【0015】そして、踏切板表面が損耗して、交換が必
要になった場合でも、カバーを交換するだけで良く、心
材はそのまま使用できるので、修復工事にかかるコスト
も最小限度に抑えることができる。又、廃棄処理を行う
に際しても、心材が木製であるから容易に処理できる。
更に、心材を取り替えることにより、踏切板は所望の厚
みにすることができ、カバーを幾種類も作る必要がなく
価格も低廉なものである。
【0016】尚、図5は本発明に係る第2の実施例を示
すものであり、この図5に示す踏切板は、カバー1の裏
面に凸部5を、心材3の上面には凸部5に嵌合する凹部
6を十文字に構成させたものである。このように踏切板
に凸部5、凹部6が構成されていると、車両が頻繁に踏
切板A上を通過し、その際にあらゆる方向から力が掛か
ってもカバー1が捲り上がらない。
【0017】
【効果】本発明によれば、踏切の敷設工事に際して、作
業が効率良く行え、廃材の処理が簡単であり、工事に係
るコストも低廉なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る踏切板のカバーの外観斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る踏切板の心材の外観斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る踏切板(第1実施例)を用いた踏
切の概略断面図である。
【図4】本発明に係る踏切板(第1実施例)の配置状況
の説明図である。
【図5】本発明に係る踏切板(第2実施例)の概略断面
図である。
【図6】従来の踏切構造を示す正面図である。
【図7】従来の踏切のX−X線での断面図である。
【図8】従来の踏切のY−Y線での断面図である。
【図9】従来の踏切板の外観斜視図である。
【図10】従来の踏切構造を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 滑り止め部 3 心材 3a テーパー面 5 凸部 6 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏切に敷設される踏切板であって、枕木
    上に配置される心材と、この心材の表面に取り付けら
    れ、滑り止め部が形成された表面材とを備えてなること
    を特徴とする踏切板。
  2. 【請求項2】 表面材の裏面には凸部が構成されてな
    り、かつ、心材の上面には前記凸部に嵌合する凹部が構
    成されてなることを特徴とする請求項1の踏切板。
  3. 【請求項3】 心材はレール方向に沿って面取りされた
    ものであることを特徴とする請求項1又は2の踏切板。
  4. 【請求項4】 心材が木製であることを特徴とする請求
    項1〜請求項3の踏切板。
  5. 【請求項5】 心材が合成樹脂製であることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3の踏切板。
JP17119192A 1992-06-29 1992-06-29 踏切板 Pending JPH0610307A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17119192A JPH0610307A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 踏切板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17119192A JPH0610307A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 踏切板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0610307A true JPH0610307A (ja) 1994-01-18

Family

ID=15918701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17119192A Pending JPH0610307A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 踏切板

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JP (1) JPH0610307A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003052207A1 (en) * 2001-12-14 2003-06-26 Csek Karoly Plastic pavement panels for railway bridges
JP2005264567A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Tetsudo Kizai Kogyo Kk 鉄道踏切板に付着した凍結氷雪の破砕構造
JP2008121372A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Suminoe Textile Co Ltd 嵌め込み式樹脂製タイル

Cited By (3)

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