JP5007015B2 - レーザシステムを制御及び較正する方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、レーザの制御及び較正に関する。
レーザダイオードは、光送信器用の一般的な光源である。光送信器の伝送速度が増すにつれ、レーザダイオードの制御精度もまた増さねばならない。レーザダイオードを悩ます古典的な問題には、(1)温度、部品間、及び経時におけるスロープ効率の変動と、(2)温度、部品間、及び経時における閾値電流の変動と、(3)速度に対する要求と駆動電流の量に対する信頼性との間のバランスと、が含まれる。
かくして、必要とされるのは、これらの困難にも拘わらずレーザダイオードの制御を最適化する方法及び装置である。
本発明の一態様によれば、レーザ制御方法には、レーザ駆動電流の平均成分を求めるステップと、平均成分と現在温度における閾値電流信号とに基づいて、駆動電流の変調成分を調整するステップと、が含まれる。
本発明の一実施形態では、平均成分を求めるステップには、レーザの出力パワーが、温度に従って変化する基準信号にほぼ等しくなるまで駆動電流を調整するステップが含まれる。
本発明の一実施形態では、本方法はさらに閾値電流信号を較正するステップを含み、このステップには、レーザ出力パワーが第2の基準信号にほぼ等しくなるまで駆動電流を調整するステップと、現在温度における閾値電流信号として駆動電流信号を記憶するステップとが含まれる。
本発明の一実施形態では、本方法はさらに閾値電流信号を再較正するステップを含み、このステップには、閾値電流信号の新値と記憶値との間の差分を、閾値電流信号の他の記憶値に対するオフセットとして記憶するステップが含まれる。
図1Aは、本発明の一実施形態のレーザシステム100Aを示す図である。レーザ10(例えば、レーザダイオード)のアノードは、ノード40にてインダクタ44の第1の端子へ接続してある。インダクタ44の第2の端子は、レーザダイオード10へ電源電圧Vccを供給する給電路へ接続してある。レーザダイオード10のカソードは、ノード42にてインダクタ50の第1の端子へ接続してある。インダクタ50の第2の端子は、レーザダイオード10から電流Iavgを吸い込む電流源20に接続してある。動作時、インダクタ44,50は交流を阻止し、電流源20はレーザダイオード10へ電流Iavgを供給する。電流Iavgは、レーザダイオード10用の駆動電流Idriveの平均成分を形成する。Iavg制御回路62は、電流源20へ利得信号を出力することで電流Iavgの値を設定する。
差動増幅器60が、データ信号Dataとその補完信号Data_bを受信する。これに応答し、増幅器60がスイッチ61,63の制御端子へ制御信号を出力する。スイッチ61は電流源22の第1の端子に結合した第1の端子と、キャパシタ54の第1の端子に結合した第2の端子と、キャパシタ46の第1の端子に結合した第3の端子を有する。スイッチ63は、電流源22の第2の端子に結合した第1の端子と、キャパシタ46の第1の端子に結合した第2の端子と、キャパシタ54の第1の端子に結合した第3の端子を有する。制御信号に従ってスイッチ61及び63は、電流源22がキャパシタ46に電流Imodを供給し、キャパシタ54から電流Imodを吸い込むか、或いは、キャパシタ46から電流Imodを吸い込み、キャパシタ54に電流Imodを供給するか、するように構成される。
キャパシタ46の第2の端子はノード40へ結合してあり、キャパシタ54の第2の端子はノード42へ結合してある。かくして、電流Imodは、ノード40に加算され、ノード42から減算されるか、或いは、ノード40から減算され、ノード42に加算されるか、される。動作時、キャパシタ46及び54がレーザダイオード10への直流を阻止し、電流源22がレーザダイオード10に電流Imodを供給する。電流Imodは、駆動電流の変調成分を形成する。従って、レーザダイオード10用の駆動電流Idriveは(Iavg+Imod)か、又は(Iavg−Imod)のいずれかとなる。Imod制御回路64は、電流源22に利得信号を出力することで電流Imodの値を設定する。
ミラー11は、レーザダイオード10からの光信号の一部を光検出器12(例えば、フォトダイオード)へ反射し、光信号を別の構成要素へ搬送するファイバ13へ光信号の一部を伝送する。フォトダイオード12は、給電路VccとImonAD変換器(アナログ・ディジタル変換器)18の間に接続してある。フォトダイオード12は、アナログ信号ImonをImonAD変換器18へ出力する。アナログ信号Imonは、フォトダイオード12が受光する反射パワーに比例する。反射パワーは、ファイバ13が受光する伝送パワーとレーザダイオード10の総出力パワーに比例する。ImonAD変換器18は、制御回路62へディジタル信号IMONを出力する。
温度センサ16は、制御回路62及び64へ信号TEMPを出力する。信号TEMPは、ディジタルかアナログのいずれでもよい。信号TEMPは、レーザダイオード10の温度に比例する。
Iref信号源19は、制御回路62へ基準信号IREFを出力する。基準信号IREFは、ディジタルかアナログのいずれでもよい。基準信号IREFと信号IMONの値は通常、レーザダイオード10を制御する帰還ループ内で比較される。制御回路62は、信号IMON、TEMP、及びIREFを用いて、後述する方法200(図2)における電流Iavg用の適正値を決定することができる。
Kmod信号源34は、制御回路64へ線形係数信号Kmodを出力する。信号Kmodは、ディジタルかアナログのいずれでもよい。Ith電流源36は、制御回路64へ閾値電流信号Ithを出力する。信号Ithは、ディジタルかアナログのいずれでもよい。制御回路64は、信号Kmod,Ithを用いて、後述する方法300(図3)における電流Imodに関する適正値を決定することができる。
メモリ3は、レーザシステム100Aを動作させるパラメータを制御回路62及び64へ出力する。これらのパラメータは、電流Iavgに関する最大値と最小値を含むことができる。メモリ3は、EEPROMのようなプログラム可能な不揮発性メモリであってよい。
図1Bは、本発明の一実施形態におけるレーザシステム100Bを示す。図1Aと図1B中の同一或いは同様の構成要素には、同一参照符号を用いる。
図1Bでは、インダクタ50の第2の端子が駆動回路104内のIavgDA変換器(ディジタル・アナログ変換器)120へ接続してある。IavgDA変換器120は、レーザダイオード10から電流Iavgを吸い込む。
差動増幅器160は、データ信号Dataとその補完信号Data_bを受信する。これに応答し、増幅器160は信号Outをキャパシタ46の第1の端子へ、また補完信号Out_bをキャパシタ54の第1の端子へ生成する。信号Out及びOut_bはデータ信号Data,Data_bによりハイ(高)状態とロー(低)状態とに交互に切り替えられるため、キャパシタ46及び54は駆動電流Idriveに電流Imodを加算するか、或いは、駆動電流Idriveから電流Imodを減算する。駆動回路104内のImodDA変換器122が、差動増幅器160の利得を制御して電流Imodの値を設定する。
本実施形態では、コントローラ102は、電流Iavg及びImodの値を調整する制御回路62及び64(図1A)を実装している。メモリ103は、Iref信号源19、Kmod信号源34、Ith信号源36、及びメモリ3(図1A)を実装している。駆動回路104内のインタフェースブロック114は、コントローラ102と、温度センサ16、ImonAD変換器18、IavgDA変換器120、及びImodDA変換器122との間のインタフェースを提供する。コントローラ102は、バス108を介してインタフェースブロック114と通信する。
IavgDA変換器120は、インタフェースブロック114を介してコントローラ102から制御信号Iavgを受信する。制御信号Iavgが、電流Iavgの値を設定する。
ImodDA変換器122は、コントローラ102から制御信号Imodを受信する。制御信号Imodは、電流Imodを生成する差動増幅器160に対し利得を設定する。
図1Cは、レーザサブアセンブリ178の構成を示す。レーザダイオード10とフォトダイオード12は通常、角度付きウィンドウミラー11を有するレーザヘッダ180内部に位置する。レーザダイオード10から照射された光は、角度付きウィンドウミラー11を通ってファイバ13へ一部伝送され、一部がフォトダイオード12へ反射される。実験結果から、フォトダイオード12が検出する反射パワーとレーザシステム100内のファイバ13が受光する伝送パワーとの比は温度によって変化することが知られている。図1Dは、レーザシステム100に関する温度に対する反射パワー対伝送パワーの比の例示的プロット902を示すものである。かくして、反射パワー対伝送パワーの比の変動を温度に対し補償し、ファイバ13が受光する伝送パワーが温度に対し一定に保たれるようにしなければならない。
本発明の一態様によれば、コントローラ102は閉帰還路内で電流Iavgを調整するよう、温度に対して変化する基準信号IREFを使用する。温度に対する基準信号IREFの変化が、ファイバ13が受光する伝送パワーが一定に保たれるよう、温度に対する反射パワーの変化をオフセットさせる。
図2は、本発明の一実施形態において電流Iavgの値を調整するために、コントローラ102(図1B)によって実施される方法200のフローチャートである。代替として、本方法200は制御回路62(図1A)を用いて実施することもできる。
ステップ202において、コントローラ102は温度センサ16からの信号TEMPの値についてインタフェースブロック114に要求することにより、レーザダイオード10の温度を読み取る。
ステップ204において、コントローラ102は現在温度における基準信号IREFの値を決定する。コントローラ102は、メモリ103内のテーブル132(図1B)に記憶されている、現在温度における基準信号IREFの値を探すことができる。基準信号IREFの値は、基準信号IREFを可変しファイバ13によって受光される伝送パワーを測定した実験データから決定することができる。代替として、コントローラ102は、実験データから推定した関数を用いることによって現在の温度における基準信号IREFの値を算出することができる。
ステップ206において、コントローラ102は、インタフェースブロック114にImonAD変換器18からの信号IMONの値を要求することによってレーザダイオード10の反射平均パワーを読み取る。
ステップ207において、コントローラ102は、信号IMONが保全警告より大きいかどうか判定する。これにより、レーザダイオード10が操作者に有害な光レベルを生成しないことが保証される。信号IMONが保全警告よりも大きい場合、ステップ207にステップ208が続く。そうでない場合は、ステップ207にステップ209が続く。
ステップ208において、コントローラ102は電流Iavgを減少させる。ステップ208にはステップ202が続き、方法200が繰り返される。
ステップ209〜218では、コントローラ102は、信号IMONの値が基準信号IREFの値にほぼ等しくなるまで電流Iavgを調整する。これが起きると、レーザダイオード10の反射パワーは、レーザダイオードがファイバ13へ一貫した伝送平均パワーを発生していることを示す所望値にほぼ等しくなる。
ステップ209において、コントローラ102は、基準信号IREFの値が所定の許容差だけ信号IMONの値よりも大きいかどうかを判定する。そうである場合は、レーザダイオード10の反射パワーは所望値よりも許容できないほど小さく、ステップ209にステップ210が続く。基準信号IREFの値が所定の許容差だけ信号IMONの値より大きくない場合、ステップ209にステップ214が続く。
ステップ210において、コントローラ102は、電流Iavgの値が最大値より大きいかどうかを判定する。最大値は、レーザダイオード10の温度の関数であり、メモリ3内に記憶することができる。最大値は、駆動電流Idriveが高過ぎてレーザダイオード10を信頼に足らないものにしないよう保証する。コントローラ102は、メモリ103から電流Iavgの値を読み取ることができる。代替として、コントローラ102は、インタフェースブロック114にIavgDA変換器120からの制御信号Iavgの値を要求することによって電流Iavgの値を読み取ることができる。電流Iavgの値が最大値より大きい場合、ステップ210にステップ202が続き、これにより電流Iavgが増大しないようにされ、方法200は帰還ループ内で繰り返される。そうでない場合は、ステップ210にステップ212が続く。
ステップ212において、コントローラ102は、IavgDA変換器120に対する制御信号の値を増大させるようインタフェースブロック114に指示することによって、電流Iavgを増大させる。IavgDA変換器120は、次に、電流Iavgを増大させる。ステップ212にはステップ202が続き、方法200は帰還ループ内で繰り返される。
ステップ214において、コントローラ102は、信号IMONの値が所定の許容差だけ基準信号IREFの値よりも大きいかどうかを判定する。そうである場合は、レーザダイオード10の反射パワーは許容できないほど所望値よりも大きく、ステップ214にステップ216が続く。信号IMONの値が所定の許容差だけ基準信号IREFの値よりも大きくない場合、ステップ214にステップ202が続き、方法200は帰還ループ内で繰り返される。
ステップ216において、コントローラ102は、電流Iavgの値が最小値未満であるかどうかを判定する。最小値は、レーザダイオード10の温度の関数であり、メモリ3内に記憶することができる。この最小値は、レーザ出力が最小エッジ速度を維持するよう保証する。電流Iavgの値が所定の最小未満である場合、ステップ216にステップ202が続き、これにより電流Iavgは減少させられず、方法200は帰還ループ内で繰り返される。そうでない場合は、ステップ216にステップ218が続く。
ステップ218において、コントローラ102は、IavgDA変換器120に対する制御信号Iavgの値を減少させるようインタフェースブロック114に指示することによって、電流Iavgの値を減少させる。IavgDA変換器120は、次に、電流Iavgの値を減少させる。ステップ218にはステップ202が続き、方法200は帰還ループ内で繰り返される。
本発明の別の態様によれば、コントローラ102は、レーザダイオード10の温度と電流Iavgの値を用い、下記の式
Imod=Kmod×(Iavg−Ith) (1)
に基づいて、開ループ構成において電流Imodの値を調整する。Kmodは温度に依存するレーザダイオード10に関する線形係数であり、Ithは同様に温度に依存するレーザダイオード10の閾値電流である。式1は、図2Aにおける例示グラフ600に図示したように、レーザダイオード10の、パワー、駆動電流、及び温度の間の関係に基づくものである。
グラフ600は、温度Temp1におけるLOP(発光出力パワー)対レーザダイオード10駆動電流のプロット602を示す。グラフ600の垂直軸は、最小閾値を表わす所定の反射パワーであるパワーPthと、第1の論理状態(例えば、論理「0」)を表わす所定の反射パワーであるパワーP0と、第2の論理状態(例えば、論理「1」)を表わす所定の反射パワーであるパワーP1と、反射パワーP0とP1の平均であるパワーPavgを表わす。
パワーPthは、反射パワーが安定し線形となる点において選択される。パワーP0は通常、パワーPthよりも約10%は大きくなるよう選択される。パワーP1は通常、ほぼ7乃至13の消光比P1/P0を生成するよう選択される。この種の消光比は、適正なエッジ速度と信頼に足るデータ再生をもたらす。
プロット602については、グラフ600の水平軸が、パワーPthを生成する電流Ith(例えば、2ミリアンペア)と、パワーP0を生成する電流I0(例えば、2.3ミリアンペア)と、パワーP1を生成する電流I1(例えば、7.7ミリアンペア)と、パワーPavgを生成する電流Iavg(例えば、5ミリアンペア)を表わす。I1とI0の間の差分(例えば、5.4ミリアンペア)は、電流Imod(例えば、2.7ミリアンペア)の2倍である。
プロット602は電流IthとI1との間で線形であるため、電流Imodは電流IavgとIthとの間の差分の何分の1かにすることができ、この間では、この「何分の1か」は、プロット602の傾斜に依存する。この「何分の1か」は、温度Temp1に関する式1の線形係数Kmodにより表わされる。係数Kmodは、これらの温度においてLOP対レーザダイオード10駆動電流をプロットすることで、ある範囲の温度について求めることができる。プロットの温度における係数Kmodは、各プロットごとに電流Iavg,Ith,Imodの値から式1を用いて求められる。上記した例示的な値については、温度Temp1に関するKmodは下記の如く算出される。
Kmod=Imod/(Iavg−Ith)=2.7/(5−2)=0.9 (2)
グラフ600は、温度Temp2におけるLOP対レーザダイオード10電流のプロット604をも示している。グラフ600の水平軸は、パワーPthを生成する電流Ith’と、パワーP0を生成する電流I0’と、パワーP1を生成する電流I1’と、パワーPavgを生成する電流Iavg’を表わす。電流I1’とI0’間の差分は、電流Imod’の2倍である。温度Temp2における係数Kmodは、電流Iavg’、Ith’、及びImod’の値から式2を用いて求めることができる。
図3は、本発明の一実施形態において、式1を用いて電流Imodの値をコントローラ102(図1B)が調整するための方法300のフローチャートである。代替として、方法300はまた制御回路64(図1A)を用いて実施することもできる。
ステップ302において、コントローラ102は、レーザダイオード10の温度を読み取る。
ステップ304において、コントローラ102が電流Iavgの値を求める。本実施形態にあっては、コントローラ102が前記方法200を用いて電流Iavgの値を求める。
ステップ306において、コントローラ102は、式1により表わされる関係を用いて電流Iavg及びIthの値から電流Imodの値を求める。電流Ithは、レーザダイオード10の温度の関数である。
ステップ306の一実施形態では、メモリ103内の個々のテーブル134及び136を参照することによって、現在の温度における係数Kmodと閾値電流Ithの値を求める。コントローラ102は、次に、式1を用いて電流Iavgと係数Kmodと閾値電流Ithとから電流Imodの値を算出する。
ステップ306の別の実施形態では、閾値電流Ithの値と電流Imodはメモリ103(図1B)内の個別テーブル136,138に記憶される。コントローラ102は先ず、テーブル136内の現在温度における閾値電流Ithを探す。コントローラ102は、次に、現在温度における電流Iavgと閾値電流Ithの値との間の差分を算出する。コントローラ102は、最後に、差分を用いてテーブル138内の電流Imodの値を探す。
ステップ308において、コントローラ102は、ImodDA変換器122に信号Imodの値を設定するようインタフェースブロック114に指示することによって、電流Imodを調整する。ImodDA変換器122は、次に、増幅器160の利得を調整し、電流Imodをその所望値へ向けて増加或いは減少させる。ステップ308にはステップ302が続き、開ループにおいて方法300が繰り返される。
方法300では、閾値電流Ithが重要な役割を演ずる。したがって、ある温度範囲に亙るこのパラメータの較正は注意深く達成しなければならない。図4は、本発明の一実施形態における人の介入なしである温度範囲に亙って閾値電流Ithをコントローラ102が較正するための方法400のフローチャートである。代替として、方法400は、制御回路62を用いて実施することもできる。
ステップ402において、レーザシステム100は自動較正モードに置かれる。自動較正モードにあっては、コントローラ102は電流Imodをオフにする。レーザシステム100は、オーブン内に配置される。このオーブンは、次に、レーザシステム100の動作温度範囲に亙ってゆっくりと加熱され、冷却される。
ステップ404において、コントローラ102は、レーザダイオード10の閾値反射パワーPthに対する基準信号IREF−THの値を求める。コントローラ102は、メモリ103の基準信号IREF−THの値を参照することができる。
ステップ406において、コントローラ102は、レーザダイオード10の温度を読み取る。
ステップ408〜416において、コントローラ102は、信号IMONの値が基準信号IREF−THの値にほぼ等しくなるまで電流Iavgの値を調整する。これが起こると、レーザダイオード10の反射パワーはレーザダイオード10が所望パワーPthを発生していることを示す所望値にほぼ等しくなる。
ステップ408において、コントローラ102はレーザダイオード10の反射パワーを読み取る。
ステップ410において、コントローラ102は基準信号IREF−THの値が所定の許容差だけ信号IMONの値より大きいかどうかを判定する。そうである場合は、レーザダイオード10の反射パワーは、レーザダイオード10の所望のパワーPthよりも許容できないほど小さく、ステップ410にステップ412が続く。基準信号IREF−THの値が所定の許容差だけ信号IMONの値よりも大きくない場合は、ステップ410にステップ414が続く。
ステップ412において、コントローラ102は電流Iavgを増大させる。ステップ412には、ステップ408が続く。
ステップ414において、コントローラ102は、信号IMONの値が所定の許容差だけ基準信号IREF−THの値よりも大きいかどうかを判定する。そうである場合は、レーザダイオード10の反射パワーは、レーザダイオード10の所望パワーPthよりも許容できないほど大きく、ステップ414にステップ416が続く。信号IMONの値が所定の許容差だけ基準信号IREF−THの値よりも大きくない場合は、ステップ414にステップ418が続く。
ステップ416では、コントローラ102は電流Iavgの値を減少させる。ステップ416には、ステップ408が続く。
ステップ418において、レーザダイオード10の反射パワーは、所望のパワーPthにほぼ等しくなる。かくして、コントローラ102は、テーブル136内の現在温度における閾値電流Ithの値として電流Iavgの値を記憶する。ステップ418には、ステップ420が続く。
ステップ420において、コントローラ102は、自動較正モードの終了に達したかどうかを判定する。レーザシステム100の特定の動作温度に達するか、或いは外部コマンド信号により指示されるかしたときに、自動較正モードの終了に達する。その場合は、ステップ420にはステップ422における方法400の終了が続く。自動較正モードの終了に達してしない場合は、ステップ420にステップ406が続き、方法400を繰り返して別の温度における閾値電流Ithの値を求める。
図4Aは、レーザダイオード10に関する閾値電流Ith対温度のプロット702がプロット704へ経時シフトすることがあることを示すものである。このシフトは通常、オフセット(Ith−offset)により記述することができる。かくして、閾値電流Ithはレーザシステム100が古くなって閾値Ith対温度のシフトの原因となるにつれ、ある期間に亙って再較正しなければならない。
図5は、本発明の一実施形態において、レーザシステム100の電源がオンにされるか、或いは、外部コマンド信号によって指示されるかするたびに、コントローラ102が閾値電流Ithを較正するための方法500のフローチャートである。代替として、方法500は制御回路62(図1A)を用いて実施することもできる。
ステップ502において、コントローラ102は、レーザシステムを電流Imodがオフされる再較正モードに置く。コントローラ102は、レーザシステム100の電源をオンにしたとき、或いは、外部のコマンド信号により指示されたときにそのように行なう。
ステップ504において、コントローラ102は、現在温度における閾値電流Ith−newを求める。本実施形態では、コントローラ102は、前記方法400を用いて現在温度に対する閾値電流Ith−newを求める。
ステップ506において、コントローラ102は、閾値電流Ith−newの値と、現在温度に関してテーブル136に記憶されている閾値電流Ithとの間の差分を算出する。コントローラ102は、テーブル136に記憶されている閾値電流Ithの全ての値に対するオフセットとして、差分Ith−offsetをメモリ103内に記憶する。
ステップ508において、コントローラ102は、レーザ送信器100を通常動作モードに置く。通常動作モード期間中は、テーブル136から参照するIthの全ての値に差分Ith−offsetが付加される点を除き、コントローラ102は、前述した方法200及び300に記載した電流Iavg及び電流Imodを調整することができる。
開示した実施形態の特徴の様々な他の適用及び組み合わせは、本発明範囲内にある。様々な実施形態が、特許請求の範囲内に包含される。
本発明の一実施形態によるレーザシステムの概略図である。 本発明の一実施形態によるレーザシステムの概略図である。 本発明の一実施形態におけるレーザシステムのレーザサブアセンブリの断面図である。 本発明の一実施形態におけるレーザシステムの反射−伝送パワー比対温度のグラフを示す図である。 本発明の一実施形態において所望の平均パワーを生成するレーザへの電流の平均成分を求める方法を示す図である。 本発明の一実施形態におけるLOP(発光出力パワー)対電流のグラフを示す図である。 本発明の一実施例においてレーザへの電流の変調成分を求めて所望の変調電力を生成する方法を示す図である。 本発明の一実施形態において、ある温度範囲について閾値電流の値を自動的に較正する方法を示す図である。 本発明の一実施形態における閾値電流対温度のグラフを示す図である。 本発明の一実施形態において、ある温度範囲について閾値電流の値を再較正する方法を示す図である。
符号の説明
3:メモリ
10:レーザダイオード
12:光検出器
13:ファイバ
18:ImonAD変換器
19:Iref信号源
20、22:電流源
34:Kmod信号源
36:Ith電流源
44、50:インダクタ
46、54:キャパシタ
60:差動増幅器
61、63:スイッチ
62、64:制御回路
102:コントローラ
103:メモリ
104:駆動回路
114:インタフェースブロック
120:IavgDA変換器
122:ImodDA変換器
132、134、136:テーブル
160:差動増幅器

Claims (21)

  1. レーザを制御するレーザシステムのための方法であって、
    前記レーザの温度に対応する温度信号を生成するステップと、
    前記レーザに対する駆動電流の平均成分関する第1の制御信号Iavg を生成するステップと、
    前記駆動電流の変調成分関する第2の制御信号Imod を生成するステップと、
    を含み、
    該第2 の制御信号Imod を生成するステップが、下記の式:
    Imod = Kmod×(Iavg −Ith)
    を用いて前記変調成分を算出するステップを含み(Kmod は前記温度における線形係数信号、Ith は前記温度における前記レーザの閾値電流信号)、
    さらに、
    前記閾値電流信号を較正するステップを含み、該較正ステップが、
    前記レーザの第2の温度に対応する温度信号を生成するステップと、
    前記レーザの閾値電流に関する基準信号を決定するステップと、
    前記レーザの光出力パワーを光学的に検出するステップと、
    前記検出された光出力パワーに対応する電力信号を生成するステップと、
    前記電力信号が前記基準信号に等しくなるまで前記第1の制御信号を調整するステップと、
    前記温度信号と前記第1の制御信号とを前記レーザシステムのメモリに記憶するステップ
    を含み、
    前記第1の制御信号は、前記第2の温度における前記閾値電流信号であり、前記記憶するステップは、前記温度信号と前記第1の制御信号とをテーブルとして記憶するステップと前記温度信号と前記第1の制御信号とを関数として記憶するステップとからなるグループから選択されたステップを含み、
    前記較正するステップに続きかつ前記第2の制御信号を生成するステップに先立ち、前記閾値電流信号を再較正するステップをさらに含み、該再較正するステップは、
    前記温度信号に基づいて前記閾値電流信号の新値を求めるステップと、
    前記温度信号に基づいて、前記メモリ内の前記閾値電流信号の記憶値を求めるステップと、
    前記新値と前記記憶値との差分を求めるステップと、
    前記差分を、他の温度における前記閾値電流信号の複数の記憶値に対するオフセットとして前記メモリに記憶するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記温度信号に基づいて前記線形係数信号と前記閾値電流信号とを決定するステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記線形係数信号と前記閾値電流信号とを決定するステップが、前記温度信号に基づいて前記線形係数信号と前記閾値電流信号とを参照するステップと前記温度信号に基づいて前記線形係数信号と前記閾値電流信号とを算出するステップとからなるグループから選択されたステップを含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記第2 の制御信号を生成するステップが、
    前記温度信号に基づいて前記閾値電流信号を決定するステップと、
    前記第1の制御信号と前記閾値電流信号との差分を求めるステップと、
    前記差分に基づいて前記第2の制御信号を決定するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記閾値電流信号を決定するステップが、前記温度信号に基づいて前記閾値電流信号を参照するステップと前記温度信号に基づいて前記閾値電流信号を算出するステップとからなるグループから選択されたステップを含み、前記第2の制御信号を決定するステップが、前記差分に基づいて前記第2の制御信号を参照するステップと前記差分に基づいて前記第2の制御信号を算出するステップとからなるグループから選択されたステップを含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記第1の制御信号を生成するテップが、
    前記温度信号に基づいて基準信号を決定するステップと、
    前記レーザの光出力パワーを光学的に検出するステップと、
    前記検出した光出力パワーに対応する電力信号を生成するステップと、
    前記基準信号と前記電力信号との差分を求めるステップと、
    前記差分から前記第1の制御信号を調整するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記基準信号を決定するステップが、前記温度信号に基づいて前記基準信号を参照するステップと前記温度信号に基づいて前記基準信号を算出するステップとからなるグループから選択されたステップを含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記第1の制御信号を調整するステップが、
    前記基準信号が前記電力信号より大きく、かつ、前記第1の制御信号が最大値より小さい場合に、前記第1の制御信号を増分するステップと、
    前記電力信号が前記基準信号より大きく、かつ、前記第1の制御信号が最小値より大きい場合に、前記第1の制御信号を減分するステップと、
    を含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記基準信号を決定するステップが、前記温度信号に基づいて前記基準信号を参照するステップと前記温度信号に基づいて前記基準信号を算出するステップとからなるグループから選択されたステップを含む、請求項に記載の方法。
  10. 前記較正するステップに先立ち、
    前記レーザシステムを自動較正モードに置くステップと、前記レーザシステムをオーブン内に置くステップと、前記オーブン内部の第3の温度を変更するステップと、
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  11. 前記閾値電流信号の新値を求めるステップが、前記電力信号が前記基準信号に等しくなるまで前記第1の制御信号を調整するステップを含み、該第1の制御信号の値は前記閾値電流信号の新値である、請求項に記載の方法。
  12. 前記閾値電流信号の新値を求めるステップが、前記レーザがオンであることを検知するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記閾値電流信号の記憶値を求めるステップが、前記温度信号に基づいて前記記憶値を参照するステップと前記温度信号に基づいて前記記憶値を算出するステップとからなるグループから選択されたステップを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記第2の制御信号を生成するステップが、
    前記温度信号に基づいて、前記閾値電流信号の第2の記憶値を求めるステップと、
    前記第2の記憶値に前記オフセットを付加するステップと、
    を含む、請求項に記載の方法。
  15. 前記第1および第2の制御信号がディジタル制御信号である、請求項1に記載に記載の方法。
  16. レーザの光出力パワーを光学的に検出し、該検出された光出力パワーに対応する電力信号を生成する手段と、
    テーブルと関数とからなるグループから選択する態様で複数値の温度信号に対する複数値の閾値電流信号、および前記レーザの閾値出力信号に関する閾値基準信号を記憶するメモリと、
    温度センサからの前記温度信号と、前記温度信号に基づく前記メモリからの前記閾値電流信号とを受信するよう結合され、さらに、前記レーザに駆動電流の平均成分を供給する第1のレーザドライバに第1の制御信号Iavgを送信し、前記レーザに駆動電流の変調成分を供給する第2のレーザドライバに第2の制御信号Imodを送信するように結合されたコントローラと
    を備え、
    コントローラが、下記の式:
    Imod = Kmod×(Iavg −Ith)
    を用いて前記第2の制御信号Imodを調整し(Kmodは前記温度信号に基づく線形係数信号、Ithは前記温度信号に基づく前記閾値電流信号)、また、
    レーザの第2の温度に対応する温度信号を生成し、
    前記レーザの閾値出力信号に関する閾値基準信号を決定し、
    前記電力信号が前記閾値基準信号に等しくなるまで前記第1の制御信号を調整し、
    前記温度信号と前記第1の制御信号とを前記レーザシステムのメモリに記憶する
    という各ステップを実行することにより前記閾値電流信号を較正するものであり、
    前記第1の制御信号は、前記第2の温度における前記閾値電流信号であり、前記記憶するステップは、前記温度信号と前記第1の制御信号とをテーブルとして記憶するステップと前記温度信号と前記第1の制御信号とを関数として記憶するステップとからなるグループから選択されたステップを含み、
    前記コントローラがさらに、
    前記較正するステップに続きかつ前記第2の制御信号を送信するステップに先立ち、
    前記温度信号に基づいて前記閾値電流信号の新値を求め、
    前記温度信号に基づいて、前記メモリ内の前記閾値電流信号の記憶値を求め、
    前記新値と前記記憶値との差分を求め、
    前記差分を、他の温度における前記閾値電流信号の複数の記憶値に対するオフセットとして前記メモリに記憶する、
    という各ステップを実行することにより前記閾値電流信号の再較正を行うものである、
    レーザシステム。
  17. 前記メモリが、複数値の前記温度信号に基づく複数値の線形係数信号をさらに記憶する、請求項16に記載のレーザシステム。
  18. 前記メモリが、前記第1の制御信号と前記閾値電流信号との差分に基づく複数値の前記第2の制御信号をさらに記憶する、請求項16に記載のレーザシステム。
  19. 前記メモリが、テーブルと関数とからなるグループから選択する態様で複数値の温度信号に対する複数値の基準信号をさらに記憶し、前記コントローラが、光センサから電力信号を受信するよう結合され、該コントローラは、前記温度信号に基づいて前記メモリから前記基準信号を受信するようさらに結合され、該コントローラが、前記基準信号と前記電力信号との差分に基づいて前記第1の制御信号を調整する、請求項16に記載のレーザシステム。
  20. 前記メモリが、前記閾値電流信号の記憶値に付加されるオフセットをさらに記憶し、前記コントローラが、該オフセットを前記閾値電流信号の記憶値に付加して、該閾値電流信号の新値を得る、請求項16に記載のレーザシステム。
  21. 前記第1および第2の制御信号がディジタル制御信号である、請求項16に記載のレーザシステム。
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