JP5006689B2 - 光酸発生剤および光反応性組成物 - Google Patents
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Description
ジフェニル[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、ジフェニル[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、ジフェニル[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムヘキサフルオロホスファート、ジフェニル[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
ビス(4−メチルフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、ビス(4−メチルフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、ビス(4−メチルフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムヘキサフルオロホスファート、ビス(4−メチルフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
ビス(4−メトキシフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、ビス(4−メトキシフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、ビス(4−メトキシフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムヘキサフルオロホスファート、ビス(4−メトキシフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
{5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、{5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、{5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスファート、{5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
ビス(4−メチルフェニル){5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、ビス(4−メチルフェニル){5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、ビス(4−メチルフェニル){5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムヘキサフルオロホスファート、ビス(4−メチルフェニル){5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
ビス(4−メトキシフェニル){5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、ビス(4−メトキシフェニル){5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、ビス(4−メトキシフェニル){5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムヘキサフルオロホスファート、ビス(4−メトキシフェニル){5−[4−(5−メチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスファート、{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ビス(4−メチルフェニル)スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ビス(4−メチルフェニル)スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ビス(4−メチルフェニル)スルホニウムヘキサフルオロホスファート、{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ビス(4−メチルフェニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
ビス(4−メトキシフェニル)−{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、ビス(4−メトキシフェニル)−{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、ビス(4−メトキシフェニル)−{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムヘキサフルオロホスファート、ビス(4−メトキシフェニル)−{5−[4−(5−メトキシ−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
{5−[4−(5−アセチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、{5−[4−(5−アセチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、{5−[4−(5−アセチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムヘキサフルオロホスファート、{5−[4−(5−アセチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ジフェニルスルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
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{5−[4−(5−アセチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ビス(4−メトキシフェニル)スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート、{5−[4−(5−アセチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ビス(4−メトキシフェニル)スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート、{5−[4−(5−アセチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ビス(4−メトキシフェニル)スルホニウムヘキサフルオロホスファート、{5−[4−(5−アセチル−チオフェン−2−イル)−フェニル]−チオフェン−2−イル}ビス(4−メトキシフェニル)スルホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート等が挙げられる。
ジフェニルスルホキシド、ビス(4−メチルフェニル)スルホキシド、ビス(4−エチルフェニル)スルホキシド、ビス(4−n−プロピルフェニル)スルホキシド、ビス(4−イソプロピルフェニル)スルホキシド、ビス(4−n−ブチルフェニル)スルホキシド、ビス(4−tert−ブチルフェニル)スルホキシド、ビス(4−フェニルフェニル)スルホキシド、
ビス(4−メトキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−エトキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−n−プロポキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−イソプロポキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−n−ブトキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−イソブトキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−sec−ブトキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−tert−ブトキシフェニル)スルホキシド、
ビス(4−メチルチオフェニル)スルホキシド、ビス(4−エチルチオフェニル)スルホキシド、ビス(4−n−プロピルチオフェニル)スルホキシド、ビス(4−イソプロピルチオフェニル)スルホキシド、ビス(4−n−ブチルチオフェニル)スルホキシド、ビス(4−tert−ブチルチオフェニル)スルホキシド、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−アセトキシフェニル)スルホキシド、
ビス(4−フルオロフェニル)スルホキシド、ビス(4−クロロフェニル)スルホキシド、ビス(4−ブロモフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヨードフェニル)スルホキシド、
ビス(2,4−ジメチルフェニル)スルホキシド、ビス(3,4−ジメチルフェニル)スルホキシド、ビス(2,4,6−トリメチルフェニル)スルホキシド、ジ−(2−チエニル)スルホキシド、ジ−(2−ナフチル)スルホキシド等が挙げられる。
ヘキサフルオロアンチモン酸ナトリウム、ヘキサフルオロアンチモン酸カリウム、ヘキサフルオロヒ酸ナトリウム、ヘキサフルオロヒ酸カリウム、ヘキサフルオロリン酸ナトリウム、ヘキサフルオロリン酸カリウム、ペンタフルオロヒドロキソアンチモン酸ナトリウム、ペンタフルオロヒドロキソアンチモン酸カリウム、テトラフルオロホウ酸ナトリウム、テトラフルオロホウ酸カリウム、
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ホウ酸ナトリウム、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ホウ酸カリウム、テトラキス(トリフルオロメチルフェニル)ホウ酸ナトリウム、テトラキス(トリフルオロメチルフェニル)ホウ酸カリウム、トリフルオロ(ペンタフルオロフェニル)ホウ酸ナトリウム、トリフルオロ(ペンタフルオロフェニル)ホウ酸カリウム、テトラキス(ジフルオロフェニル)ホウ酸ナトリウム、テトラキス(ジフルオロフェニル)ホウ酸カリウム、ジフルオロビス(ペンタフルオロフェニル)ホウ酸ナトリウム、ジフルオロビス(ペンタフルオロフェニル)ホウ酸カリウム等が挙げられる。
メタンスルホン酸ナトリウム、メタンスルホン酸カリウム、エタンスルホン酸ナトリウム、エタンスルホン酸カリウム、プロパンスルホン酸ナトリウム、プロパンスルホン酸カリウム、ブタンスルホン酸ナトリウム、ブタンスルホン酸カリウム、オクタンスルホン酸ナトリウム、オクタンスルホン酸カリウム、トリフルオロメタンスルホン酸ナトリウム、トリフルオロメタンスルホン酸カリウム、パーフルオロブタンスルホン酸ナトリウム、パーフルオロブタンスルホン酸カリウム、
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ベンゼンスルホン酸カリウム、ベンゼン−1,3−ジスルホン酸ナトリウム、ベンゼン−1,3−ジスルホン酸カリウム、p−トルエンスルホン酸ナトリウム、p−トルエンスルホン酸カリウム、アントラキノン−1−スルホン酸ナトリウム、アントラキノン−1−スルホン酸カリウム、アントラキノン−2−スルホン酸ナトリウム、アントラキノン−2−スルホン酸カリウム、アントラキノン−1,5−ジスルホン酸ナトリウム、アントラキノン−1,5−ジスルホン酸カリウム、
メタンカルボン酸ナトリウム、メタンカルボン酸カリウム、エタンカルボン酸ナトリウム、エタンカルボン酸カリウム、プロパンカルボン酸ナトリウム、プロパンカルボン酸カリウム、ブタンカルボン酸ナトリウム、ブタンカルボン酸カリウム、オクタンカルボン酸ナトリウム、オクタンカルボン酸カリウム、トリフルオロメタンカルボン酸ナトリウム、トリフルオロメタンカルボン酸カリウム、
ベンゼンカルボン酸ナトリウム、ベンゼンカルボン酸カリウム、p−トルエンカルボン酸ナトリウム、p−トルエンカルボン酸カリウム、
ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドリチウム、トリス(トリフルオロメタンスルホニル)メチドリチウム等を挙げることができる。
アリルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、2−メチルオクチルグリシジルエーテル等の単官能グリシジルエーテル化合物;
1,6−ヘキサンジオールグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル等の多官能グリシジルエーテル化合物;
グリシジル(メタ)アクリレート、ジグリシジルジフタレート、ジグリシジルテトラヒドロフタレート等のグリシジルエステル化合物;
ビスフェノールA、ビスフェノールF、ブロモ化ビスフェノールA、ビフェノール、レゾルシン、ビスフェノールノボラック樹脂、フェノールノボラック樹脂およびクレゾールノボラック樹脂等をグリシジルエーテル化した化合物;
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、3,4−エポキシシクロヘキシルエチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート、ビニルシクロヘキセンジオキシド、アリルシクロヘキセンジオキシド、3,4−エポキシ−4−メチルシクロヘキシル−2−プロピレンオキシド、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシル)エーテル等の脂環式エポキシ化合物;
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート;
酢酸ビニル、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、塩化ビニリデン、塩化ビニル、スチレン、ナトリウムスチレンスルホネート、2−メチルスチレン、ビニルトルエン、tert−ブチルスチレン、クロルスチレン、ビニルアニソール、ビニルナフタレン、エチレン、プロピレン、イソプロピレン、ブタジエン、クロロプレン、ビニルケトン、N−ビニルピロリドン等のビニル化合物;
エチレングリコールビニルエーテル、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、1,4−シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル等のビニルエーテル化合物;
トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートメチルエステル、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4−ビス(イソシアナトシクロヘキシル)メタン、イソホロンジイソシアネート等のイソシアネート化合物;
トリメチレンオキシド、3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、3,3−ジメチルオキセタン、3,3−ジクロルメチルオキセタン、3−エチル−3−フェノキシメチルオキセタン、ビス(3−エチル−3−オキセタニルメチル)エーテル、1,4−ビス{ [(3−エチル−3−オキセタニル)メトキシ]メチル}ベンゼン、トリ〔(3−エチル−3−オキセタニルメトキシ)メチル〕ベンゼン、ビス〔(3−エチル−3−オキセタニルメトキシ)メチルフェニル〕エーテル、(3−エチル−3−オキセタニルメトキシ)オリゴジメチルシロキサン、スピロ[ビシクロ[2.2.2]オクタン−2,3’−オキセタン]、スピロ[7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,3’−オキセタン]、5−メチル−2−オキサスピロ[3.5]ノナン、スピロ[3−メチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,3’−オキセタン]等のオキセタン化合物;
2,3−エピチオプロピルチオベンゼン、2,3−エピチオプロピルチオブタン、2,3−エピチオプロピルチオヘキサン、2,3−エピチオプロピルチオベンゼン、2,3−エピチオプロピルオキシベンゼン、2,3−エピチオプロピルオキシブタン、2,3−エピチオプロピルオキシヘキサン、2,3−エピチオプロピル(メタ)アクリレート、ビス[4−(2,3−エピチオプロピルチオ)フェニル]スルフィド、ビス[4−(2,3−エピチオプロピルチオ)フェニル]エーテル、ビス[4−(2,3−エピチオプロピルチオ)フェニル]メタン等のエピスルフィド化合物等を挙げることができる。なお、前記「(メタ)アクリレート」とは、アクリレートおよびメタクリレートを意味する。
撹拌機、温度計および冷却器を備え付けた100mL容の四つ口フラスコに、ビス(4−メチルフェニル)スルホキシド3.5g(0.015モル)、1,4−ジ−(2−チエニル)ベンゼン3.6g(0.015モル)、ジクロロメタン30gおよび無水酢酸15.3g(0.15モル)を仕込み、内温を0〜10℃に保ちながら、メタンスルホン酸8.7g(0.09モル)を30分かけて滴下した。滴下終了後も同温度に維持しながら1時間撹拌した後、さらに20〜30℃で1時間撹拌することにより、縮合反応物の反応溶液を得た。
元素分析:C;50.8%、H;3.1%、F;22.2%、O;6.5%、S;17.4%(理論値:C;50.92%、H;3.07%、F;22.65%、O;6.36%、S;16.99%)
1H−核磁気共鳴スペクトル(400MHz、CD2Cl2)δ(ppm):2.49(s、6H)、7.11−7.14(m、1H)、7.37−7.38(m、1H)、7.42−7.44(m、1H)、7.52−7.54(m、4H)、7.57(d、1H)、7.62−7.65(m、6H)、7.69−7.71(m、2H)、8.02(d、1H)
最大吸収波長:354nm
5mL容のガラス製容器に、光酸発生剤として実施例1で得られたビス(4−メチルフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート5mg、酸反応性化合物としてカチオン重合性化合物である1,4−シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル2g、および、溶媒としてプロピレンカーボネート0.2gを仕込み、25℃で30分間撹拌混合することにより、光反応性組成物を得た。
撹拌機、温度計および冷却器を備え付けた100mL容の四つ口フラスコに、ビス(4−メチルフェニル)スルホキシド3.5g(0.015モル)、2,2’−ビチオフェン2.5g(0.015モル)および無水酢酸7.7g(0.075モル)を仕込み、内温を0〜10℃に保ちながら、メタンスルホン酸5.8g(0.06モル)を1時間かけて滴下した。滴下終了後も同温度に維持しながら2時間撹拌した後、さらに20〜30℃で2時間撹拌することにより、縮合反応物の反応溶液を得た。
実施例2において、ビス(4−メチルフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート5mgに代えて、比較例1で得られたビス(4−メチルフェニル)−5−(2,2’−ビチエニル)スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート5mgを用いた以外は、実施例2と同様にして光反応性組成物を得た。
実施例2において、ビス(4−メチルフェニル)[5−(4−チオフェン−2−イル−フェニル)−チオフェン−2−イル]スルホニウムパーフルオロブタンスルホナート5mgに代えて、従来より光酸発生剤として多用されているトリフェニルスルホニウムパーフルオロブタンスルホナート5mgを用いた以外は、実施例2と同様にして光反応性組成物を得た。
実施例2および比較例2〜3で得られた光反応性組成物について、それぞれの光反応性について評価した。
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