JP5005330B2 - 燃料流出防止弁 - Google Patents

燃料流出防止弁 Download PDF

Info

Publication number
JP5005330B2
JP5005330B2 JP2006338076A JP2006338076A JP5005330B2 JP 5005330 B2 JP5005330 B2 JP 5005330B2 JP 2006338076 A JP2006338076 A JP 2006338076A JP 2006338076 A JP2006338076 A JP 2006338076A JP 5005330 B2 JP5005330 B2 JP 5005330B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
fuel
casing
valve
vent hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006338076A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008149811A (ja
Inventor
信晴 武藤
靖雄 秋元
司 佐藤
和也 岡崎
関  俊一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyosan Denki Co Ltd
Subaru Corp
Original Assignee
Kyosan Denki Co Ltd
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyosan Denki Co Ltd, Fuji Jukogyo KK filed Critical Kyosan Denki Co Ltd
Priority to JP2006338076A priority Critical patent/JP5005330B2/ja
Priority to US12/000,414 priority patent/US8490642B2/en
Publication of JP2008149811A publication Critical patent/JP2008149811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5005330B2 publication Critical patent/JP5005330B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K24/00Devices, e.g. valves, for venting or aerating enclosures
    • F16K24/04Devices, e.g. valves, for venting or aerating enclosures for venting only
    • F16K24/042Devices, e.g. valves, for venting or aerating enclosures for venting only actuated by a float
    • F16K24/044Devices, e.g. valves, for venting or aerating enclosures for venting only actuated by a float the float being rigidly connected to the valve element, the assembly of float and valve element following a substantially translational movement when actuated, e.g. also for actuating a pilot valve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/36Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves actuated in consequence of extraneous circumstances, e.g. shock, change of position
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/0753Control by change of position or inertia of system
    • Y10T137/0874Vent opening or closing on tipping container
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/2931Diverse fluid containing pressure systems
    • Y10T137/3003Fluid separating traps or vents
    • Y10T137/3084Discriminating outlet for gas
    • Y10T137/3087With reverse flow stop or pressure regulating valve
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/2931Diverse fluid containing pressure systems
    • Y10T137/3003Fluid separating traps or vents
    • Y10T137/3084Discriminating outlet for gas
    • Y10T137/309Fluid sensing valve
    • Y10T137/3099Float responsive
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7837Direct response valves [i.e., check valve type]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

本願発明は、燃料タンクとキャニスタとを連通する通気通路に設けられ、車両の横転或いは旋回時等に燃料タンク内の燃料流出をより確実に防止し得る燃料流出防止弁に関する。
自動車等の車両には、エンジンの燃焼室に供給するための燃料が貯留される燃料タンクが設けられる。この燃料タンクには、タンク内の燃料量の増減に見合う空気が出入りできるように通気路が設けられている。この通気路は、燃料タンクの内部とキャニスタとを連通する通路であるが、仮に通気路だけであると、車両が横転したり或いは旋回等したりしたときに、燃料タンク内の燃料が通気路を介してキャニスタに流出し、キャニスタを濡らし使用不能になるため、燃料タンクの上部に燃料流出防止弁を設け、通常時は通気路を開放し、車両が横転したり或いは旋回等したりしたときに通気路を遮断してエアー及び燃料のキャニスタ側への流出を防止している。
このような従来の燃料流出防止弁を図12に示す。符号1は、自動車等に搭載される燃料タンクであり、該燃料タンク1には、エンジンに供給される燃料が貯留される。燃料タンク1の上部には燃料流出防止弁Aが配設される。該燃料流出防止弁Aは、燃料タンク1内に挿設されるケーシング2と、このケーシング2内に配設されるフロート3と、フロート3に上向きの力を付加するスプリング4と、フロート3の上部に取り付けられる弁体5と、この弁体5の下流側に設けられその他端が図示しないキャニスタに連通する通気路6等からなる。
ケーシング2は、下方開放の中空円筒状の容器であり、内部にフロート室7が形成され、その上方には弁体5が当接する弁座8が形成される。ケーシング2の内周面には、垂直なリブ9が複数本放射状に設けられ、フロート3の上下動を案内する。また、ケーシング2の底部には下部通気孔10を有する底部板11が取り付けられるとともに、ケーシング2の側部には側部通気孔12が設けられ、これら通気孔10、12により燃料タンク1内を通気する。さらにケーシング2の上方外周にはフランジ13が設けられ、ケーシング2はこのフランジ13を介して燃料タンク1の上面に取り付けられる。
燃料流出防止弁Aは、このような構造を有し、通常時は、フロート3は下方位置にあり弁体5は弁座8から離間しており、燃料タンク内の蒸発燃料はキャニスタに送られるが、車両が横転したり或いは旋回等したりすると燃料がフロート室7に侵入し、浮力等によりフロート3を押し上げるため、弁体5は弁座8に当接し、通気路6を閉鎖し、燃料がキャニスタに流出するのを防止する(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、近年、車両の動向としてハイレスポンスの車両が増加傾向にある。このような車両は、発進時または停止時、或いは旋回時の車両に働く力が大きくなり、従来の燃料流出防止弁では弁体5が通気路6を閉鎖する前に燃料が通気路6に流出する恐れがあることが判明した。
特開平8−258577号公報
本願発明の目的は、発進時または停止時、或いは旋回時等に発生し、燃料流出防止弁内に流入する燃料の流動を抑制し、弁体が弁座に当接する前に燃料がキャニスタに流出しないようにした燃料流出防止弁を提供することである。
上記目的を達成するため、本願発明は、以下のような構成を採用してなる。
請求項に係る発明においては、少なくとも一部が燃料タンク内に位置するケーシングと、該ケーシング内の空間に上下動自在に設けられるフロートと、該フロートの上部に設けられ、前記ケーシングに形成される弁座に当接可能な弁体と、少なくとも前記ケーシングの側部に設けられ、前記空間と前記燃料タンク内を連通する側部通気孔を有する燃料流出防止弁において、前記弁体の開放時に、前記フロートの側壁部を前記側部通気孔に対向させ、前記弁体の開放時の前記フロートの側壁部から前記側部通気孔までの対向する距離は、前記弁体の閉鎖時に対向する距離より小さい構成
このような構成により、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側部から燃料が流入しようとしても、燃料流はフロートの側壁部に衝突し、その動的エネルギが低減するため、弁体が閉弁する前に燃料が流出する弊害を低減する。
請求項に係る発明においては、少なくとも一部が燃料タンク内に位置するケーシングと、該ケーシング内の空間に上下動自在に設けられるフロートと、該フロートの上部に設けられ、前記ケーシングに形成される弁座に当接可能な弁体と、少なくとも前記ケーシングの側部に設けられ、前記空間と前記燃料タンク内を連通する側部通気孔を有する燃料流出防止弁において、前記フロート上面に下方に傾斜した傾斜面を設け、前記弁体の閉鎖時に、前記傾斜面の下端部を前記側部通気孔に対向させる構成。
車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、弁体は閉弁するが、燃料はケーシング内のフロート上部にまで侵入する。しかしながらこのような構成により、フロート上部にまで侵入した燃料は、傾斜面より側部通気孔を介して燃料タンク内に早急に戻る。
請求項に係る発明においては、少なくとも一部が燃料タンク内に位置するケーシングと、該ケーシング内の空間に上下動自在に設けられるフロートと、該フロートの上部に設けられ、前記ケーシングに形成される弁座に当接可能な弁体と、少なくとも前記ケーシングの側部に設けられ、前記空間と前記燃料タンク内を連通する側部通気孔を有する燃料流出防止弁において、前記フロート上部に上面開口部及び側面開口部を設けるとともに、両開口部を連通する下方に傾斜した連通路を設け、前記弁体の開放時に、前記側面開口部より上方のフロート側壁面を前記側部通気孔に対向させ、前記側部通気孔より侵入する燃料を前記側壁部に衝突させ、前記弁体の閉鎖時に、前記側面開口部を前記側部通気孔に対向させる構成。
このような構成により、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側部から燃料が流入しようとしても、燃料流はフロートの側壁部に衝突し、その動的エネルギが低減するため、弁体が閉弁する前に燃料が流出する弊害を低減する。また、閉弁時にフロート上部にまで侵入した燃料は、傾斜面より側部通気孔を介して燃料タンク内に早急に戻る。
請求項に係る発明においては、前記弁体開放時の前記側部通気孔の上面は、前記フロートの上面以下の高さである構成。このような構成により、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側部から燃料が流入しようとしても、燃料流はフロートの側壁部により確実に衝突し、その動的エネルギが低減するため、弁体が閉弁する前に燃料が流出する弊害をより低減する。
請求項に係る発明においては、前記弁体閉鎖時の前記側部通気孔の下面は、前記フロートの傾斜面の下端部または側面開口部の下面以下の高さである構成。このような構成により、閉弁時、フロート上部にまで侵入した燃料は、傾斜面より確実に側部通気孔に流れ、側部通気孔を介して燃料タンク内に早急に戻る。
請求項に係る発明においては、前記ケーシングの下部に前記フロートを支持するプレートを設け、該プレートに下部通気孔を前記フロートの底部に対向して設ける構成。このような構成により、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に下方から流入する燃料がフロートを押し上げるため、弁体の閉弁作用が向上する。
請求項に係る発明においては、前記側部通気孔の外方に間隔を有して遮蔽部材を設ける構成。このような構成により、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側部から燃料が流入しようとしても、燃料は遮蔽部材に衝突し、その動的エネルギが低減するため、弁体が閉弁する前に燃料が流出する弊害をより低減する。
請求項に係る発明においては、前記側部通気孔に外方に突出した筒状部材を設ける構成。このような構成により、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側部から燃料が流入しようとしても、燃料は筒状部材に邪魔され、ケーシング内に侵入する量が低減するため、弁体が閉弁する前に燃料が流出する可能性をより低減する。
また、請求項9に係る発明においては、前記ケーシングの内周面に内方に突き出た上壁部を有する構成。
なお、本願発明は、上壁部に関する発明を請求項ないしに係る発明のそれぞれに付加してもよい。即ち、本願発明は、上壁部に関する発明を請求項ないしに係る発明のそれぞれに付加した発明も明細書に記載されていることを付言する。
請求項に係る発明においては、弁体の開放時に、フロートの側壁部を側部通気孔に対向させることにより、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側方から流入する燃料をフロート側壁部に衝突させ、その流れを抑制することができるため、燃料のキャニスタ側への流出を防止することができる。
請求項に係る発明においては、フロート上面に下方に傾斜した傾斜面を設け、弁体の閉鎖時に、傾斜面の下端部を側部通気孔に対向させることにより、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、フロート上部に溜まった燃料を傾斜面より側部通気孔を介して燃料タンク内に早急に戻すことができる。
請求項に係る発明においては、フロート上部に上面開口部と側面開口部とを連通する下方に傾斜した連通路を設け、弁体の開放時に、側面開口部より上方のフロート側壁面を側部通気孔に対向させるとともに、弁体の閉鎖時に、側面開口部を側部通気孔に対向させることにより、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側方から流入する燃料をフロート側壁部に衝突させ、その流れを抑制することができるため、燃料のキャニスタ側への流出を防止することができる。また、閉弁時に、フロート上部に溜まった燃料を傾斜面より側部通気孔を介して燃料タンク内に早急に戻すことができる。
請求項に係る発明においては、弁体開放時の側部通気孔の上面を、フロートの上面以下の高さにすることにより、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側方から流入する燃料をより確実にフロート側壁部に衝突させ、その流れを抑制することができるため、燃料のキャニスタ側への流出をより確実に防止することができる。
請求項に係る発明においては、弁体閉鎖時の側部通気孔の下面を、フロートの傾斜面の下端部または側面開口部下面以下の高さにすることにより、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、フロート上部に溜まった燃料を傾斜面より側部通気孔を介して燃料タンク内により早急に戻すことができる。
請求項に係る発明においては、ケーシングの下部にフロートを支持するプレートを設けるとともに、該プレートに下部通気孔をフロートの底部に対向して設け、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に下方から流入する燃料をフロート底部に作用させることにより、弁体の閉弁作用を早めることができ、燃料のキャニスタ側への流出をより確実に防止することができる。
請求項に係る発明においては、側部通気孔の外方に間隔を有して遮蔽部材を設けることにより、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側方から流入する燃料を遮蔽部材に衝突させ、その流れを抑制することができるため、燃料のキャニスタ側への流出をより確実に防止することができる。
請求項に係る発明においては、側部通気孔に外方に突出した筒状部材を設けることにより、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に側方から流入する燃料は筒状部材により遮られるため、燃料のキャニスタ側への流出をより確実に防止することができる。
また、請求項9に係る発明においては、ケーシングの内周面に内方に突き出た上壁部を形成することにより、車両の発進時または停止時、或いは旋回時等に、ケーシング内の空間に下方或いは上壁部下方の側方から流入する燃料を上壁部に衝突させ、その流れを抑制することができるため、燃料のキャニスタ側への流出を防止することができる。
図1は燃料流出防止弁の断面図を示し、図2は、図1のA部拡大断面図を示し、図3、4はフロートの側面図及び底面図を示し、図5はケーシングの断面図を示し、図6、7はプレートの平面図及び側面図を示す。
燃料流出防止弁20は、図示しない燃料タンク内に図示しない支持具を介して支持されるか、或いは図12に示す従来例のようにケーシング外周に設けるフランジを、燃料タンク上面に当接する形態等で取り付けられる。
燃料流出防止弁20は、ケーシング30、フロート50、スプリング66及びプレート70等から構成される。ケーシング30は樹脂製で、小径の上部開口31及び大径の下部開口32を有する上下方開放の中空円筒状の部材であり、小径の上部開口31の内面には弁座33が形成され、上部開口31の上方には通気通路34が一体的に設けられる。この通気通路34には別途取り付けられる管を介して図示しないキャニスタに連結され、燃料タンク内の蒸発燃料をキャニスタに送り、燃料タンク内を通気する。
ケーシング30内には、空間であるフロート室35が形成され、フロート50が収納される。ケーシング30の内周面には、下部開口32から略2/3の位置に連絡通路67の幅よりも幅広に形成された上壁部36が形成され、この上壁部36の下方は同径の大径部領域37を形成し、上壁部36の上方は略同径の小径部領域38を形成する。そして、大径部領域37の内周面には、垂直なリブ39が複数本放射状に且つ等間隔に設けられ、フロート50の上下動を案内する。このリブ39は、ケーシング30の補強をも兼ねており、小径部領域38の内周面に設けてもよい。
また、上壁部36の若干上方には、径方向に対向して2つの断面円形の側部通気孔40が設けられ、ケーシング30の外部(ケーシング30が燃料タンクに取り付けられた状態では燃料タンク内になる。)と小径部領域38内とを連通する。側部通気孔40の若干上方のケーシング30外周面には、環状の嵌合溝41が設けられ、図8に示す後記遮蔽部材80を嵌合固定する。
ケーシング30の大径部領域37の下部外周面には、断面矩形状で上下方向に開口する嵌合穴42と、該嵌合穴42の上方に位置し外方に突き出た係止突起43とからなる取付手段が形成されるとともに、この取付手段は、ケーシング30の大径部領域37の外周面に3組等間隔に設けられ、後記プレート70の取付手段として利用される。なお、ケーシング30自体の断面を図5に示す。
フロート50は、樹脂製の略円筒部材である。フロート50の上面中央には、ケーシング30に設けられる弁座33に当接可能な円錐状の弁体51が一体に立設される。この弁体51の外方には、環状の上面開口部52が形成されるとともに、この上面開口部52は、該上面開口部52から下方に向かって伸び、次いで外方に向かって傾斜して伸びる断面略L字状の連通路54を介して、フロート50の上面外周端から少し下方の外周面のほぼ全周にわたって形成される側面開口部53に連通される。その結果、フロート50の上面外周端部には、ドーナツ状のリング部材55が形成される。
このリング部材55の外周面である側壁面55aは、弁体51の開弁時にケーシング30の側部通気孔40に対向する位置になるように配置され、側面開口部53は、弁体51の閉弁時にケーシング30の側部通気孔40に対向する位置になるように配置される。
連通路54の底面は、外方に向かって傾斜する傾斜面56とされ、弁体51の閉弁時、フロート50上面に侵入する燃料は、傾斜面56を介してケーシング30の側部通気孔40より早急に燃料タンク内に戻される。また、リング部材55の底面と傾斜面56との間には、断面略矩形状の小さな柱状部材57が4個等間隔に設けられており、これら柱状部材57はリング部材55を傾斜面56上に支持する。
フロート50外周面の上面から略1/3の位置に上壁部58が形成され、この上壁部58の下方は同径の大径部領域59を形成し、上壁部58の上方は略同径の小径部領域60を形成する。この大径部領域59は、ケーシング30の大径部領域37より小さく、小径部領域38より大きくされるとともに、小径部領域60は、ケーシング30の小径部領域38より小さくされる。また、フロート50の上壁部58は、図1のA部及び図2に示すように、弁体51の閉弁時においてもケーシング30の上壁部36より下方に位置し、弁体51の閉弁時に下方から侵入する燃料を図2の矢印で示すようにケーシング30の上壁部36に衝突させてその流速を低減し、それ以降の急速な上動を押さえる。
フロート50内には、下方が開放された略鉛筆状の中央空間部61と、該中央空間部61を取り囲む形態で環状空間部62が形成され、該環状空間部62内には図1に示すようにスプリング66が挿入され、閉弁時のフロート50の上動を助ける。即ち、スプリング66のバネ力は、通常時においてはフロート50を上動する力はないが、空間としてのフロート室35内に燃料が侵入したときには、フロート50に作用する浮力に加味する力として作用しフロート50をすばやく上動させる。
環状空間部62の外方のフロート50底面には、図4に示すように6個の線状リブ63が放射状で且つ等間隔に設けられており、この線状リブ63は、開弁時、後記プレート70に当接し、該プレート70の上面とフロート50の底面との間に蒸発燃料の流通を許容する通気空間64を形成する。
プレート70は、金属または樹脂製の薄板部材であり、図6にその平面図を、図7にその断面図を示す。プレート70は、平板部71及び切り起こし片75からなる。平板部71は、略円形状で、ケーシング30の下部開口32を閉鎖する部分である。この平板部71には、同心円上に円弧状の6個の下部通気孔72が等間隔に設けられる。この下部通気孔72は、燃料流出防止弁20が組み立てられた後においては、図4に破線でその一つを示すように、フロート50底面の環状空間部62外方のフロート50底面に対向する位置に設けられる。そのため、下部通気孔72からフロート室35に侵入する燃料は、フロート50の底面に衝突し、その上動が妨げられる。しかし、蒸発燃料は、下部通気孔72からフロート50の底面に線状リブ63により形成される通気空間64を経てフロート室35に侵入することができる。
切り起こし片75は、平板部71の外周端に等間隔に一体形成される3個の細長い長方形部材を垂直に起こして形成される部分であり、その先端近傍には矩形状の係止口76が設けられる。プレート70は、この切り起こし片75をケーシング30の大径部領域37の外周面に等間隔に設けられる3組の嵌合穴42に嵌入し、先端近傍に設けられる矩形状の係止口76を、係止突起43に嵌合することによりワンタッチで取り付けられる。
燃料流出防止弁20の組立は次のように行われる。まず、ケーシング30をその下部開口32が上になるように置き、下部開口32から弁体51を下向きにしたフロート50を挿入し、その後、フロート50の環状空間部62内にスプリング66を挿入し、次いで、プレート70を切り起こし片75を下にするとともに、該3個の切り起こし片75の先端をケーシング30の3個の嵌合穴42に対向させてケーシング30の下部開口32上に置き、プレート70の上方に力を加えてプレート70を下方に押し、切り起こし片75を嵌合穴42に嵌入する。嵌入後さらに力を加え、切り起こし片75の先端近傍に設けられる係止口76を、ケーシング30の外周面に設けられる係止突起43に嵌合する。切り起こし片75の係止口76が係止突起43に嵌合すると、ケーシング30とプレート70は、一体に結合され、燃料流出防止弁20が組み立てられる。
燃料流出防止弁20が組み立てられた後の形態ならびに作用は次のようになる。まず、図1の右側で示すフロート50の底部がプレート70に当接する開弁状態では、下部通気孔72から侵入する燃料は、ケーシング30の大径部領域37の内周面と、フロート50の大径部領域59の外周面との間に形成される連絡通路67とを通って上動しようとするが、その上動燃料は、図2に矢印で示すように、ケーシング30に形成される上壁部36に衝突し、その上動が抑制され、上部開口31に達する時間が長くなり、その間に弁体51が閉弁するため、燃料の通気通路34への流出が防止される。
本実施例では、プレート70の下部通気孔72は、フロート50の底面に対向しており、燃料蒸気は通気空間64よりフロート室35に容易に導入するが、燃料はフロート50の底面に衝突し、連絡通路67への流れが弱められるため、上壁部36の作用と相俟って燃料の通気通路34への流出がより確実に防止される。なお、下部通気孔72から侵入する燃料は、フロート50の底面に衝突し、その流れが押さえられるが、フロート50の底面に衝突する際、フロート50を押し上げるため弁体51が弁座33に当接する閉弁時間を短縮し、燃料の通気通路34への流出をより確実に防止するという利点を合わせ持つことになる。この実施例では、下部通気孔72から流入する燃料に対し、上壁部36に関する技術と下部通気孔72の位置に関する技術を合わせ持つものを説明したが、いずれか1つの技術のみを利用するものでもよい。
また、開弁時には、ケーシング30の側部通気孔40は、フロート50上端部のリング部材55の側壁面55aに対向しており、図1で白抜きの矢印で示すように、側部通気孔40からフロート室35に侵入しようとする燃料は、このリング部材55の側壁面55aに衝突し、その流れが弱められるため、やはり通気通路34への流出が防止される。なお、側部通気孔40の上面は、フロート50の上面、即ちリング部材55の側壁面55aの上面以下の高さを有し、側部通気孔40から侵入する燃料をより確実に阻止する。
次いで、図1の左側で示すフロート50の弁体51が弁座33に当接する閉弁状態では、リング部材55の側壁面55aの下方に形成される側面開口部53は、ケーシング30の側部通気孔40に対向する位置になる。そのため、閉弁後にフロート50の上面にまで侵入した燃料は、開弁前に上面開口部52、連通路54及び側面開口部53より側部通気孔40を介して黒塗りの矢印で示すような方向で燃料タンク内に早急に戻される。この場合、連通路54はテーパ状に傾斜されているため、燃料の戻り時間が短縮される。なお、側部通気孔40の下面或いは側面開口部53の下面は、連通路54の傾斜面56の下端部以下の高さを有し、連通路54よりの燃料をより確実に燃料タンク内に戻す。
また、上記においてはフロート50の上面にリング部材55を有するものを説明したが、リング部材55を設けず、フロート50の上面に直接傾斜面を形成してもよい。この場合には、開弁時に側部通気孔40より侵入する燃料を阻止することができなくなるが、後記遮蔽部材或いは後記筒状部材の技術を併用することにより解決できる。
なお、この例では上壁部36の技術、下部通気孔72の位置に関する技術、側壁面55aの技術及び連通路54の技術を有する燃料流出防止弁として説明したが、いずれか一つの技術を利用するものであってもよく、2つの技術の組合せでも3つの技術の組合せからなる技術を利用するものであってもよい。
ところで、燃料流出防止弁20の本来の機能は、燃料タンク内の通気であり、通気のためには側部通気孔40の大きさをより大きくした方がよいが、燃料の流出防止のためには側部通気孔40はできるだけ小さくし、下部通気孔72に連通する連絡通路67を大きくする必要があったが、連絡通路67を大きくすると燃料の流出量が増大し、通気通路34へ流出する恐れが高まる。本願発明は、上記構成により側部通気孔40からフロート室35に流入する燃料量を低減することができるため、側部通気孔40を大きくして、連絡通路67を小さくすることができる。例えば、側部通気孔40径を従来の2mmから2.8mmと大きくでき、連絡通路67を従来の1.8mmから1.2mmに小さくすることができた。このように連絡通路67を小さくすることにより燃料流出防止弁20の大きさをそれだけ小さくすることができる。
図8はこの例の燃料流出防止弁の断面図を示し、図9は遮蔽部材の断面図を示し、図10は遮蔽部材の平面図を示す。なお、燃料流出防止弁の構造は実施例1のものと同じであるので説明は省略する。
この例のものは、ケーシング30の外周に側部通気孔40を包囲する形態で遮蔽部材80を用いるものである。遮蔽部材80は、上部開口81及び下部開口82を有する樹脂製の筒状の部材であり、その径はケーシング30の径より大きくされるが、高さはケーシング30より低くされる。
遮蔽部材80の下部はストレート状であるが、上部開口81を有する外周端部には、図10に示すように円弧状の係止突起83が略等間隔に3個設けられる。この係止突起83は、遮蔽部材80をケーシング30外周面に形成される環状の嵌合溝41にスナップフィットにより取り付ける部分である。
この遮蔽部材80は、側部通気孔40を完全に覆う形態で取り付けられるため、図8で白抜きの矢印で示すように燃料が側部通気孔40に向かったとしても遮蔽部材80によって遮られるため側部通気孔40内に侵入することはない。なお、遮蔽部材80は、筒状の部材として説明したが、側部通気孔40から燃料が侵入しなければ例えば側部通気孔40周りを覆う円弧状の部材であってもよく、また、その取り付けはスナップフィットに限ることはなく、溶着、熱カシメ、接着、ビス固定等であってもよい。
この例では、実施例1の燃料流出防止弁、即ち、上壁部36の技術、下部通気孔72の位置に関する技術、側壁面55aの技術及び連通路54の技術を有する燃料流出防止弁に遮蔽部材80を用いるものとして説明したが、この遮蔽部材80の技術は側部通気孔40からの燃料流入を押さえることができるため、実施例1の側壁面55aの技術はなくてもよく、上壁部36の技術、下部通気孔72の位置に関する技術も2つ用いても或いはいずれか1つの併用だけであってもよい。
図11はこの例の燃料流出防止弁の断面図を示す。なお、燃料流出防止弁の構造は実施例1のものと同じであるので説明は省略する。
この例のものは、ケーシング30に設けられる側部通気孔40に外方に突き出た筒状部材85を用いるものである。筒状部材85は、樹脂製の中空部材であり、側部通気孔40に一体に形成してもよいし、別体で溶着或いは接着等で取り付けてもよい。この筒状部材85は、側部通気孔40より外方に突き出た形態で取り付けられるため、図11で白抜きの矢印Aで示すように燃料が側部通気孔40に向かったとしても筒状部材85によって遮られるため側部通気孔40内に侵入することはない。また、燃料が白抜きの矢印Bで示すようにケーシング30の外周壁を伝わって側部通気孔40に侵入するのを防止できる。
この例では、実施例1の燃料流出防止弁、即ち、上壁部36の技術、下部通気孔72の位置に関する技術、側壁面55aの技術及び連通路54の技術を有する燃料流出防止弁に筒状部材85を用いるものとして説明したが、この筒状部材85の技術は側部通気孔40からの燃料流入を押さえることができるため、実施例1の側壁面55aの技術はなくてもよく、上壁部36の技術、下部通気孔72の位置に関する技術も2つ用いても或いはいずれか1つの併用だけであってもよく、さらには実施例2の遮蔽部材80と併用させてもよい。
本願発明の燃料流出防止弁の断面図 図1のA部拡大断面図 本願発明のフロートの側面図 本願発明のフロートの底面図 本願発明のケーシングの断面図 本願発明のプレートの平面図 本願発明のプレートの側面図 本願発明の他の燃料流出防止弁の断面図 本願発明の遮蔽部材の断面図 本願発明の遮蔽部材の平面図 本願発明のさらに他の燃料流出防止弁の断面図 従来の燃料流出防止弁の断面図
符号の説明
20…燃料流出防止弁 30…ケーシング
31…上部開口 32…下部開口
33…弁座 34…通気通路
35…フロート室 36…上壁部
37…大径部領域 38…小径部領域
39…リブ 40…側部通気孔
41…嵌合溝 42…嵌合穴
43…係止突起 50…フロート
51…弁体 52…上面開口部
53…側面開口部 54…連通路
55…リング部材 55a…側壁面
56…傾斜面 57…柱状部材
58…上壁部 59…大径部領域
60…小径部領域 61…中央空間部
62…環状空間部 63…線状リブ
64…通気空間 66…スプリング
67…連絡通路 70…プレート
71…平板部 72…下部通気孔
75…切り起こし片 76…係止口
80…遮蔽部材 81…上部開口
82…下部開口 83…係止突起
85…筒状部材

Claims (9)

  1. 少なくとも一部が燃料タンク内に位置するケーシングと、該ケーシング内の空間に上下動自在に設けられるフロートと、該フロートの上部に設けられ、前記ケーシングに形成される弁座に当接可能な弁体と、少なくとも前記ケーシングの側部に設けられ、前記空間と前記燃料タンク内を連通する側部通気孔を有する燃料流出防止弁において、
    前記弁体の開放時に、前記フロートの側壁部を前記側部通気孔に対向させ
    前記弁体の開放時の前記フロートの側壁部から前記側部通気孔までの対向する距離は、前記弁体の閉鎖時に対向する距離より小さいことを特徴とする燃料流出防止弁。
  2. 少なくとも一部が燃料タンク内に位置するケーシングと、該ケーシング内の空間に上下動自在に設けられるフロートと、該フロートの上部に設けられ、前記ケーシングに形成される弁座に当接可能な弁体と、少なくとも前記ケーシングの側部に設けられ、前記空間と前記燃料タンク内を連通する側部通気孔を有する燃料流出防止弁において、
    前記フロート上面に下方に傾斜した傾斜面を設け、前記弁体の閉鎖時に、前記傾斜面の下端部を前記側部通気孔に対向させることを特徴とする燃料流出防止弁。
  3. 少なくとも一部が燃料タンク内に位置するケーシングと、該ケーシング内の空間に上下動自在に設けられるフロートと、該フロートの上部に設けられ、前記ケーシングに形成される弁座に当接可能な弁体と、少なくとも前記ケーシングの側部に設けられ、前記空間と前記燃料タンク内を連通する側部通気孔を有する燃料流出防止弁において、
    前記フロート上部に上面開口部及び側面開口部を設けるとともに、両開口部を連通する下方に傾斜した連通路を設け、前記弁体の開放時に、前記側面開口部より上方のフロート側壁面を前記側部通気孔に対向させ、前記側部通気孔より侵入する燃料を前記側壁部に衝突させ、前記弁体の閉鎖時に、前記側面開口部を前記側部通気孔に対向させることを特徴とする燃料流出防止弁。
  4. 前記弁体開放時の前記側部通気孔の上面は、前記フロートの上面以下の高さであることを特徴とする請求項またはに記載の燃料流出防止弁。
  5. 前記弁体閉鎖時の前記側部通気孔の下面は、前記フロートの傾斜面の下端部または側面開口部の下面以下の高さであることを特徴とする請求項またはに記載の燃料流出防止弁。
  6. 前記ケーシングの下部に前記フロートを支持するプレートを設け、該プレートに下部通気孔を前記フロートの底部に対向して設けることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一に記載の燃料流出防止弁。
  7. 前記側部通気孔の外方に間隔を有して遮蔽部材を設けることを特徴とする請求項ないしのいずれか一に記載の燃料流出防止弁。
  8. 前記側部通気孔に外方に突出した筒状部材を設けることを特徴とする請求項ないしのいずれか一に記載の燃料流出防止弁。
  9. 前記ケーシングの内周面に内方に突き出た上壁部を有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一に記載の燃料流出防止弁。
JP2006338076A 2006-12-15 2006-12-15 燃料流出防止弁 Active JP5005330B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006338076A JP5005330B2 (ja) 2006-12-15 2006-12-15 燃料流出防止弁
US12/000,414 US8490642B2 (en) 2006-12-15 2007-12-12 Fuel-outflow check valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006338076A JP5005330B2 (ja) 2006-12-15 2006-12-15 燃料流出防止弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008149811A JP2008149811A (ja) 2008-07-03
JP5005330B2 true JP5005330B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=39525701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006338076A Active JP5005330B2 (ja) 2006-12-15 2006-12-15 燃料流出防止弁

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8490642B2 (ja)
JP (1) JP5005330B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5018703B2 (ja) * 2008-08-29 2012-09-05 豊田合成株式会社 インタンク用弁ユニット
JP5125929B2 (ja) * 2008-09-19 2013-01-23 豊田合成株式会社 燃料遮断弁
US20110108159A1 (en) * 2009-11-10 2011-05-12 Delaware Capital Formation, Inc. Vapor valve for storage tank
JP5517600B2 (ja) * 2009-12-25 2014-06-11 株式会社ニフコ 燃料タンク用弁装置
JP5420482B2 (ja) 2010-06-28 2014-02-19 愛三工業株式会社 燃料遮断弁
PE20160586A1 (es) * 2013-03-13 2016-07-13 A R I Flow Control Access Ltd Valvula de fluido
CN115264136B (zh) * 2022-08-15 2023-04-14 东莞利富高塑料制品有限公司 一种汽车油箱安全阀

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5529086A (en) * 1994-04-28 1996-06-25 Toyoda Gosei Co., Ltd. Float valve for use in fuel tank
JP3739434B2 (ja) 1995-03-20 2006-01-25 富士重工業株式会社 燃料蒸気排出防止装置
US5605175A (en) * 1995-05-24 1997-02-25 Bergsma; Rudolph Fluid responsive vent control valve with peel-away opening action
JP3675034B2 (ja) * 1996-05-30 2005-07-27 アイシン精機株式会社 燃料流出防止弁
DE19742469C2 (de) * 1997-09-26 1999-11-11 Mannesmann Vdo Ag Multifunktionales Ventil für einen Fahrzeugtank
US6016827A (en) * 1998-12-21 2000-01-25 Daimlerchrysler Corporation Control valve for onboard refueling vapor recovery fuel system
IL131051A0 (en) * 1999-07-23 2001-01-28 Raviv Prec Injection Molding Valve and method for fitting it to a tank
JP3877915B2 (ja) * 1999-09-16 2007-02-07 愛三工業株式会社 液体遮断弁
JP2002285929A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Nifco Inc 過給油防止バルブ
JP2003113953A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Kyosan Denki Co Ltd 通気弁構造
JP4074113B2 (ja) * 2002-03-25 2008-04-09 株式会社ニフコ 燃料タンク用コネクタ
JP4301086B2 (ja) * 2004-06-08 2009-07-22 豊田合成株式会社 燃料遮断弁

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008149811A (ja) 2008-07-03
US20080142087A1 (en) 2008-06-19
US8490642B2 (en) 2013-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5005330B2 (ja) 燃料流出防止弁
JP4831422B2 (ja) 流量可変バルブ
JP5265262B2 (ja) フロート弁装置
US8042564B2 (en) Fuel cutoff valve
US7717126B2 (en) Float valve structure
JP5420482B2 (ja) 燃料遮断弁
US6405766B1 (en) Noise dampened float type fuel vapor vent valve
US8616232B2 (en) Fuel cut-off valve
US7810474B2 (en) Venting device for fuel tank
JP2006290085A (ja) フロートバルブのシール構造
US9586475B2 (en) Fuel tank connector
JP4237042B2 (ja) 蒸発ガス制御弁構造
JP2010143498A (ja) 燃料遮断弁
JP2006200469A (ja) 燃料流出防止弁
JP5461087B2 (ja) 燃料遮断弁
JP2011046369A (ja) 燃料遮断弁
WO2012118118A1 (ja) 燃料遮断弁
KR20090066214A (ko) 연료누설 방지 밸브
JP2004144051A (ja) 燃料遮断弁装置
JP4487915B2 (ja) 燃料遮断弁
JP4207875B2 (ja) 燃料遮断弁
JP5035215B2 (ja) 燃料遮断弁
JP2007016923A (ja) フロートバルブの開弁構造
JP7488918B2 (ja) 弁装置
JP2006070790A (ja) フロートバルブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120523

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5005330

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250