JP2003113953A - 通気弁構造 - Google Patents

通気弁構造

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JP2003113953A
JP2003113953A JP2001308200A JP2001308200A JP2003113953A JP 2003113953 A JP2003113953 A JP 2003113953A JP 2001308200 A JP2001308200 A JP 2001308200A JP 2001308200 A JP2001308200 A JP 2001308200A JP 2003113953 A JP2003113953 A JP 2003113953A
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fuel tank
negative pressure
fuel
spring
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Nobuharu Muto
信晴 武藤
Hironari Tagami
裕也 田上
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Kyosan Denki Co Ltd
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Kyosan Denki Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0836Arrangement of valves controlling the admission of fuel vapour to an engine, e.g. valve being disposed between fuel tank or absorption canister and intake manifold
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/18Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on either side
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    • F16K17/196Equalising valves predominantly for tanks spring-loaded
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
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    • B60K15/03519Valve arrangements in the vent line
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本願発明の目的は、別途リリーフバルブを設
けることなく過剰給油状態時或いは傾斜停車及び走行時
等で、且つ燃料タンク内の負圧状態時に、該負圧に起因
した燃料タンクの変形を防止し、更に、通気弁の高さを
低減する通気弁構造を提供すること。 【解決手段】 燃料蒸気の通気と燃料液体の流出を遮断
するカットバルブと、正圧が作用した時に開放する正圧
調整弁と、負圧が作用した時に開放する負圧調整弁を一
体に組み込んでなる通気弁構造において、前記負圧調整
弁を、前記カットバルブの弁開口を迂回し、通気通路と
燃料タンクとを連通する位置に並設する通気弁構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、燃料タンクとキ
ャニスタとを連通する通気系統に設けられる通気弁構造
に関し、特に燃料液面が所定以上上昇すると閉鎖し、燃料
の流出を防止するカットバルブと、燃料タンク内の圧力
を一定に調節する正圧調整弁及び負圧調整弁とを一体に
組み込んだ通気弁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等には、エンジンの燃焼室に供給
するための燃料が貯留される燃料タンクが設けられる。
この燃料タンク内の燃料は、常温においても蒸発し、、温
度が高くなるとその蒸発量も増大し、燃料タンクが密閉
状態にあるとその内部圧力を上昇させ、逆に温度が低下
するとその内部圧力を低下させてその内部を負圧状態に
する現象を呈する。いずれにしても燃料タンクを密閉状
態にすることは、該燃料タンクを変形し、最悪の場合に
は燃料タンクが破損し、燃料が漏れ出る危険を引き起こ
すことにもなり、燃料タンクには大気と連通する通気通
路が設けられている。
【0003】初期においては、通気通路を単に大気に連
通することにより対処していたが、大気汚染等の問題が
顕在化し、燃料タンクから放出される燃料は勿論のこと
燃料蒸気もその規制の対象になり、そのため通気通路の
先端にキャニスタを配置し、燃料蒸気の大気への放出を
防止する手段が採用されるようになった。ところが燃料
タンク内を通気通路を介して単にキャニスタに連通する
だけでは、該キャニスタが常時燃料蒸気に触れ、キャニ
スタを早期に劣化させ、初期の効果が達成できないこと
になり、燃料タンクが所定の圧力以上ないし以下の時に
開放する正圧調整弁及び負圧調整弁を備えた通気弁が設
けられ、長期に亘る通気制御を可能にしている。更に、
そこで調整される内圧は、当然燃料タンクが変形しない
範囲とされるため、該燃料タンクの変形防止にもなって
いる。
【0004】また、自動車等に搭載される燃料タンク
は、その内部に過剰に燃料が給油された時とか、自動車
等が例えば坂道において傾斜して停止しているときと
か、傾斜して走行しているとき等のように傾斜状態にあ
るときには、燃料タンク内の燃料は、通気通路を介して
キャニスタに流れ、該キャニスタの劣化を早めることに
なり、更には、キャニスタを通して燃料が外部に漏れ出
るという弊害を引き起こすことがあった。この問題を解
決するために前記通気通路に前記圧力調整弁と一体にカ
ットバルブを配設する技術が開発され、例えば、特開昭
6−137226号公報にも示されるように既に公知の
技術になっている。
【0005】その通気弁構造を図5に基づいて説明す
る。ここで示す通気弁aは、燃料タンクの上部に配置さ
れ、通気通路iの先端には、キャニスタが取り付けられ
る。通気弁aは、その中央に左右に張り出したフランジ
bを挟んでその下部に下部筒状体cが、その上部に上部
筒状体dが形成され、前記フランジbが燃料タンクの上
部壁面に配置されることに伴い、前記下部筒状体cは、
燃料タンク内に位置するとともに、燃料タンクに連通
し、前記上部筒状体dは、燃料タンク外に位置するとと
もに、他端にキャニスタが連結される通気通路iに連通
される。
【0006】前記下部筒状体cには、弁体を兼用するフ
ロートe1、弁座e2及びスプリングe3からなるカッ
トバルブeが配置され、燃料タンク内に過剰に給油が行
われたり、自動車が坂道等の傾斜地で停車したり、その
ような坂道を走行するとフロートe1が上動し、その先
端の弁部が弁座e2に当接し、通気通路iへの通路を遮
断するため、例え燃料タンク内に過剰に給油が行われた
り等したとしても、燃料タンク内の燃料が外部に流出す
ることはなくなる。
【0007】前記上部筒状体dには、上から正圧調整弁
f、負圧調整弁g及び安全弁hが順に配置されるように
各弁は直列配置構造を呈している。正圧調整弁fは、弁
体を兼用するダイヤフラムf1、弁座f2及びスプリン
グf3からなり、普段はスプリングf3のバネ力により
ダイヤフラムf1は弁座f2に当接されているが、燃料
タンク内の圧力が上昇し、所定以上の正圧になるとダイ
ヤフラムf1は上動し、燃料タンク内の過剰圧力を通気
通路iよりキャニスタを介して大気に逃がす。
【0008】負圧調整弁gは、弁体としての玉弁g1、
弁座g2及びスプリングg3からなり、普段はスプリン
グg3のバネ力により玉弁g1は弁座g2に当接されて
いるが、温度が下がり燃料タンク内の圧力が低下し、燃
料タンク内の圧力が所定以下の負圧になると玉弁g1は
下動し、燃料タンク内の負圧を外部から空気を吸引する
ことにより上昇させる。
【0009】また、安全弁hは、略T字状の弁体h1、
弁座h2及びスプリングh3からなるとともに、弁体h
1の垂直部は中空状で、且つその底部はフロート弁e1
の弁座e2を兼用している。普段はスプリングh3のバ
ネ力により弁体h1は弁座h2に当接されているが、燃
料タンク内に過剰に給油が行われたり等し、フロートe
1が弁座e2に当接する燃料遮断状態時で、且つ燃料タ
ンク内の圧力が上昇し、所定以上の正圧時、弁体h1は
フロートe1とともに上動し、燃料タンク内を通気通路
iに連通し、その圧力をキャニスタを介して大気に逃が
す。
【0010】このように従来の通気弁は、圧力調整弁及
びカットバルブを採用することにより、キャニスタの長
期利用を可能にし、燃料タンクの変形を防止し、過剰給
油状態時或いは傾斜停車及び走行時等における燃料の流
出を防止するという特有な効果、及びそれぞれの弁を一
体に組み付ける構造により部品点数を低減し、生産コス
トを低減するという特有な効果を併せ持つものである。
【0011】ところが、従来の通気弁は、次のような欠
点を有している。
【0012】即ち、過剰給油状態時或いは傾斜停車及び
走行時等におけるフロート閉弁時において、外気温度の
低下等の影響で燃料タンク内が負圧状態になると、燃料
タンク内は、大気と遮断されているため、負圧により燃
料タンクが変形するという弊害が生じる。またその弊害
をなくするため燃料タンクのどこか、例えば給油管の蓋
であるフィラーキャップに別途リリーフバルブを設ける
必要があるが、そうすると部品点数が増え、それだけ確
実に生産コストがアップすることになる。
【0013】また、前記したように、燃料タンクの上部
に位置する上部筒状体d内には、上から正圧調整弁f、
負圧調整弁g及び安全弁hが順に配置される直列配置構
造からなるため、燃料タンクの上部に突き出る通気弁の
高さがそれだけ高くなる。ところが自動車等に搭載され
る燃料タンクは、ほとんどの場合、最初からそれ専用の
スペースが確保されているわけでなく、他の必要な部品
を配置した後にできるスペースに配置される。そのため
配置空間に大きな制約があり、燃料タンクに取り付ける
弁等は極力低く設置する方向にあり、通気弁の高さが高
いということは、その使用場所に制約を受け、燃料タン
クの配置場所によっては使えないという新たな問題を引
き起こすことになる。更に燃料タンクの修理等のため燃
料タンクを取り外す場合、通気弁の高さが高いというこ
とは、その通気弁が邪魔になったり、最悪の状態では、
通気弁が他のものに当たり破損するという懸念もある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本願発明の目的は、従
来の通気弁の機能を維持したまま、従来の通気弁の欠点
をなくすことであり、より詳細には、請求項記載の構成
を採用することにより、別途リリーフバルブを設けるこ
となく過剰給油状態時或いは傾斜停車及び走行時等で、
且つ燃料タンク内の負圧状態時に、該負圧に起因した燃
料タンクの変形を防止し、更に、通気弁の高さを低減す
る通気弁構造を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明は、以下のような構成を採用してなる。
【0016】請求項1に係る発明においては、燃料蒸気
の通気と燃料液体の流出を遮断するカットバルブと、正
圧が作用した時に開放する正圧調整弁と、負圧が作用し
た時に開放する負圧調整弁を一体に組み込んでなる通気
弁構造において、前記負圧調整弁を、前記カットバルブ
の弁開口を迂回し、通気通路と燃料タンクとを連通する
位置に並設する構成。
【0017】そしてこのような構成により、燃料蒸気の
通気と燃料液体の流出がなくなり、また温度変化により
燃料タンク内の圧力が大きく変動することがなくなるこ
とは勿論、過剰給油状態時或いは傾斜停車及び走行時等
で、カットバルブ閉弁時においても過負圧によるタンク
の変形を防止できる。更に負圧調整弁をカットバルブに
並設させるため、通気弁の高さを確実に低くする。
【0018】請求項2に係る発明においては、前記負圧
調整弁を前記カットバルブに内設する構成。そしてこの
ような構成により、請求項1に係る発明のものに比べそ
の幅が小さくなり、全体がコンパクトになる。
【0019】請求項3に係る発明においては、前記負圧
調整弁の大気吸い込み側に液だまり部を設ける構成。そ
してこのような構成により、たとえ燃料タンク内の燃料
が通気通路に漏れ出たとしてもその燃料は液だまり部に
溜まり、キャニスタ並びに外部に排出されることがなく
なるとともに、液だまり部に溜まった燃料は負圧調整弁
の開放時に再び燃料タンク内に戻される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、通気弁が取り付けられる
燃料タンクの概略図、図2は、本願発明の通気弁構造を
示す断面図であり、図3及び図4は、その変形例を示す
断面図である。
【0021】(第1の実施の形態)図1及び図2に基づ
いて説明する。符号2は、自動車等に搭載される燃料タ
ンクであり、該燃料タンク2内には、エンジンに供給さ
れる燃料が貯留される。燃料タンク2の上部には、通気
弁1が配設され、該通気弁1には、他端にキャニスタ5
を連結してなる通気通路6の一端が連結される。なお、
燃料タンク2には、フィラーキャップ4で閉蓋される給
油管3が連結されており、必要に応じて該給油管3より
燃料の補給が行われる。
【0022】図2に基づいて本願発明の通気弁1の構造
について説明する。通気弁1は、図1で示すように燃料
タンク2の上部に配置され、その中央に左右に張り出し
たフランジ10、該フランジ10の下部に形成される下
部筒状体11、フランジ10の上部に形成される上部筒
状体12からなり、それらは樹脂、例えばポリアセター
ル(POM)等で一体に形成される。通気弁1は、フラ
ンジ10の下部にパッキン13を介して燃料タンク2の
上部面に載置されるとともに、その上部をカバー14で
覆い、図示しないビスをビス孔15に挿入螺合すること
により、燃料タンク2の上部に強固に固定する。
【0023】なお、図で説明するものは金属製の燃料タ
ンク2を前提に説明しているが、樹脂製の燃料タンク2
にあっては、前記フランジ10の下面を直接燃料タンク
2の上部面に載置し、溶着等の手段で固定しても良い。
【0024】前記フランジ10は、燃料タンク2の上部
面に配置されることに伴い、前記下部筒状体11は、燃
料タンク2内に位置するとともに、燃料タンク2に連通
し、前記上部筒状体12は、燃料タンク2外に位置する
ことになる。
【0025】前記下部筒状体11は、下方が開口する筒
形状を呈し、その内部には、カットバルブ20が配設さ
れるとともに、その下方開口部は、キャップ24で閉蓋
される。該カットバルブ20は、樹脂製のフロート2
1、該フロート21の上方に位置する弁座22b及びフ
ロート21の下方に位置するスプリング25等からな
る。
【0026】フロート21は、その上端部にテーパー状
の弁体21aを、その下端部に環状のスプリング収納溝
21bを形成してなり、下部筒状体11の内壁面に中心
に向かって延びる複数の案内リブ23にその外周面が当
接され、該下部筒状体11内に燃料が侵入すると浮力で
案内リブ23に沿って上動可能とされている。勿論、案
内リブ23の厚さだけ、下部筒状体11の内壁面とフロ
ート21の外周面との間には隙間が設けられており、下
部筒状体11の周壁下部に設けられる連通孔11aを介
して下部筒状体11の内部に導入される燃料は、この隙
間を介して下部筒状体11内を自由に上下動する。
【0027】フロート21の設置は次のように行われ
る。即ち、下部筒状体11の下部開口よりフロート21
を挿入し、フロート21の底面に形成されるスプリング
収納溝21b内にスプリング25を収納し、その後、下
部筒状体11の下部開口をキャップ24により閉蓋す
る。キャップ24の内側外周端部には、複数個の係止片
24aが設けられており、キャップ24を下部筒状体1
1の下部開口に押し込むと、該係止片24aが下部筒状
体11の周壁下部に形成される複数個の係止溝11bに
嵌合する。このような無理嵌め式固定手段により、キャ
ップ24を下部筒状体11の下部開口にワンタッチで、
且つ確実に固定することができる。
【0028】フロート21を下部筒状体11内に収納後
においては、フロート21はスプリング25により上向
きの力を受けるがそれだけでは上動することはなく、連
通孔11aを介して下部筒状体11の内部に燃料が導入
されると浮力を受け、即座に上動する。
【0029】下部筒状体11と前記上部筒状体12との
境目の区画壁22には、弁開口22aが設けられるとと
もに、該弁開口22aの下部筒状体11側には、テーパ
ー状の弁座22bが形成され、下部筒状体11の内部に
燃料が導入されるとフロート21が上動し、その上端部
に形成されるテーパー状の弁体21aは、テーパー状の
弁座22bに密に嵌合し、下部筒状体11から上部筒状
体12への燃料の流れを遮断する。なお図2においてフ
ロート21の中央に一点鎖線の縦中心線が引かれ、左右
で上下にずれて描かれているが、その縦中心線の右側
は、フロート21が上動し、弁開口22aを閉鎖した状
態を示し、左側は、フロート21が下動し、弁開口22
aを開放した状態を示す。
【0030】そのため、燃料タンク内に過剰に給油が行
われたり、自動車が坂道等の傾斜地で停車したり、その
ような坂道を走行したり、或いは自動車が転倒したりす
るとフロート21が上動し、その先端の弁体21aが弁
座22bに当接し、通気通路6への通路を遮断するた
め、燃料タンク2内の燃料が外部に流出する弊害を防止
することができる。
【0031】前記上部筒状体12は、上方が開口する筒
形状を呈し、その内部には、正圧調整弁30が配設され
るとともに、その上方開口部は、キャップ33で閉蓋さ
れる。該正圧調整弁30は、ダイヤフラム31、該ダイ
ヤフラム31の下方に位置する弁座38及びダイヤフラ
ム31の上方に位置するスプリング36等からなる。
【0032】ダイヤフラム31は、中央に孔を有する円
形状のシート材で、その下部に円形、且つ平板状でゴム
製の弁体32が設けられ、その上部には断面コ字状の狭
持片32aが設けられるとともに、ダイヤフラム31の
中央に形成される孔を通して弁体32と狭持片32aと
を嵌合し、弁体32と狭持片32aとをダイヤフラム3
1に固定する。
【0033】ダイヤフラム31の設置は次のように行わ
れる。即ち、ダイヤフラム31に弁体32と狭持片32
aとを狭持した状態で、ダイヤフラム31の外周端部3
1aを上部筒状体12内に形成される段部12a上に載
置する。その状態で上方からキャップ33を被せ、該キ
ャップ33の外周端部と上部筒状体12内の段部12a
とでダイヤフラム31の外周端部31aを狭持固定す
る。上部筒状体12にキャップ33を被せる時、キャッ
プ33と狭持片32aとの間にスプリング36が配置さ
れるため、キャップ33が被せられ、ダイヤフラム31
が固定された状態では、ダイヤフラム31は下方に押さ
れる状態になり、結果的にその中央下部に位置する弁体
32は、弁座38に密に当接される。なお、キャップ3
3の固定は、下部筒状体11の下端部にカットバルブ2
0でのキャップ24を取り付ける固定手段と同様な無理
嵌め方式で行うが、超音波溶着等それ以外の固定手段で
あっても良い。
【0034】ダイヤフラム31が配設された状態におい
て、ダイヤフラム31の上方に大気室34が、その下方
にダイヤフラム室35がそれぞれ形成される。そして大
気室34には、キャップ33の側壁に下方に傾斜して設
けられる大気口33aを介して常に大気が導入され、前
記ダイヤフラム室35は、前記弁開口22aを介して燃
料タンク2内に連通するとともに、弁体32の開放によ
り前記通気通路6にも連通する。
【0035】また、前記区画壁22には、弁開口22a
に並列に、且つ弁体32に対向して前記通気通路6に連
通する連通口37が形成されるとともに、該連通口37
には、その先端が少し上方に突出してなる弁座38が設
けられ、ダイヤフラム室35に燃料タンク2内の正圧が
作用していない状態では、前記ゴム製の弁体32が弁座
38に密に当接し、燃料タンク2と通気通路6とをより
確実に遮断する。
【0036】このような正圧調整弁30の構成により、
燃料タンク2内の圧力が所定値以上に上昇すると、ダイ
ヤフラム31が押し上げられ、それとともに弁体32が
連通口37を開放するため、燃料タンク2内の過剰圧力
は、通気通路6よりキャニスタを介して大気に逃げるこ
とになる。そのため、燃料タンク2内の異常正圧力によ
り燃料タンク2が変形するという弊害を防止することが
できる。
【0037】符号40は、負圧調整弁であり、前記下部
筒状体11の上部外側面に該下部筒状体11に一体に並
設、即ち外設形成される。該負圧調整弁40は、外殻を
形成する中空状の筒部41、弁体42,スプリング43
及びスプリング受け46からなり、筒部41の上方は開
口44を介して通気通路6に連通されるとともに、その
下方は燃料タンク2内に開放される。
【0038】筒部41内には、弁体42,スプリング4
3及びスプリング受け46が上から順に配置される。弁
体42は、下方が開口の砲弾形状の筒状体からなり、そ
の先端の弁部は、通気通路6に連通する開口44に設け
られる弁座45に当接自在にされる。また下端に位置す
る筒状のスプリング受け46は、筒部41内に下方から
挿入されるが、挿入時には、弁体42との間でスプリン
グ43を狭持しながら押し込む。そのため、スプリング
43のバネ力に抗して押し込むことになる。
【0039】スプリング受け46の外周下端部には、複
数個の係止片46aが設けられ、前記筒部41の下端部
には同数の係止溝41aが設けられており、スプリング
受け46をスプリング43のバネ力に抗して筒部41内
に押し込み、スプリング受け46の係止片46aを筒部
41の係止溝41aに嵌合することにより、スプリング
受け46を筒部41内に固定することになる。
【0040】このような負圧調整弁40の構成により、
燃料タンク2内の圧力が所定値以下に下がると、その負
圧は、弁体42の内面に作用し、該弁体42を押し下げ
る。すると開口44が燃料タンク2内に連通し、通気通
路6を介して空気が燃料タンク2内に導入される。その
ため、燃料タンク2内の異常負圧力により燃料タンク2
が変形するという弊害を防止することができる。
【0041】また、負圧調整弁40は、カットバルブ2
0に並設されているため、例え、カットバルブ20が作
動し、ダイヤフラム室35に連通する弁開口22aが閉
鎖状態にある時、燃料タンク2内が負圧状態になったと
しても、該負圧調整弁40が作動し、通気通路6を介し
て空気を燃料タンク2内に導入することができるため、
やはり燃料タンク2内の異常負圧力により燃料タンク2
が変形するという弊害を防止することができる。
【0042】更に負圧調整弁40をカットバルブ20に
並設させる構成を採用したため、燃料タンク2の上端部
から上方に突き出る通気弁1の高さは、確実に低減す
る。
【0043】(第2の実施の形態)このように第1の実
施の形態で説明した通気弁は、従来例の欠点を充分解決
するものである。ところで前記第1の実施の形態のもの
は、負圧調整弁40を下部筒状体11の側壁上部に外設
するものであるため、どうしてもその分横方向(フラン
ジ10方向)に広がり、負圧調整弁40が設けられる側
のフランジ10の長さが短くなり、燃料タンク2との接
触面積が減るため、その分フランジ10を大きくせざる
を得ないという不備を有するものである。
【0044】図3に示すものは、更にそのような不備を
解決するものである。なお、図3に示すものは、図2に
示すものに比べ、負圧調整弁40の配置位置が異なるだ
けでその他は全て同じ構成を有するものであるため、図
2に示すものと共通する部分の説明は、負圧調整弁40
の一部の説明を除き前記した図2に示すものでの説明に
変え再度の説明は省略する。
【0045】即ち、負圧調整弁40は、前記下部筒状体
11の上部外側面ではなく、上部内側面に下部筒状体1
1に一体に並設、即ち内設形成される。該負圧調整弁4
0は、外殻を形成する中空状の筒部41、弁体42,ス
プリング43及びスプリング受け46からなり、筒部4
1の上方は開口44を介して通気通路6に連通されると
ともに、その下方は下部筒状体11内に開放される。
【0046】筒部41内には、弁体42,スプリング4
3及びスプリング受け46が上から順に配置される。弁
体42は、下方が開口の砲弾形状の筒状体からなり、そ
の先端の弁部は、通気通路6に連通する開口44に設け
られる弁座45に当接自在にされる。また下端に位置す
る筒状のスプリング受け46は、筒部41内に下方から
挿入されるが、挿入時には、弁体42との間でスプリン
グ43を狭持しながら押し込まれる。そのため、スプリ
ング43のバネ力に抗して押し込むことになる。
【0047】スプリング受け46の外周下端部には、複
数個の係止片46aが設けられ、前記筒部41の下端部
には同数の係止溝41aが設けられており、スプリング
受け46をスプリング43のバネ力に抗して筒部41内
に押し込み、スプリング受け46の係止片46aを筒部
41の係止溝41aに嵌合することにより、スプリング
受け46を筒部41内に固定することになる。
【0048】なお、この実施の形態のものにおいては、
フロート21が上動する場合、負圧調整弁40がその上
動を妨げないようにその長さ、或いはフロート21の形
状が決められる。更に、負圧調整弁40の組付けは、カ
ットバルブ20の組み付け前に行われることになる。
【0049】このような負圧調整弁40の構成により、
図2に示すものに比べ、通気弁1の横方向の大きさは従
来通りのものになり、結果的にその高さが低くなるだけ
全体をコンパクト化することができる。
【0050】(第3の実施の形態)第1の実施の形態及
び第2の実施の形態の形態のものは、カットバルブ20
の作動時期において該カットバルブ20が作動した場
合、通気通路6へ燃料を流出することはないが、例えば
何等かの理由により、流出する燃料より遅れてカットバ
ルブ20が作動する時においては、燃料の一部が通気通
路6に流れ出、キャニスタ5を劣化させたり、或いは外
部に排出され大気を汚染する原因にもなりかねない。
【0051】図4に示すものは、そのような不備をなく
するものである。なお、図4に示すものは、図3に示す
ものに比べ、負圧調整弁40上方の開口44の形状等が
異なるだけでその他は全て同じ構成を有するのものであ
るため、図3に示すものと共通する部分の説明は、負圧
調整弁40の一部の説明を除き前記した図3に示すもの
で準用する図2に示すものの説明に変え再度の説明は省
略する。
【0052】即ち、負圧調整弁40は、前記下部筒状体
11の上部外側面ではなく、上部内側面に下部筒状体1
1に一体に並設、即ち内設形成される。該負圧調整弁4
0は、外殻を形成する中空状の筒部41、弁体42,ス
プリング43及びスプリング受け46からなり、筒部4
1の上方は開口44を介して通気通路6に連通されると
ともに、その下方は下部筒状体11内に開放される。
【0053】筒部41内には、弁体42,スプリング4
3及びスプリング受け46が上から順に配置されるとと
もに、該筒部41の上端と通気通路6との開口44の間
に液だまり室48が形成されている。この液だまり室4
8は、テーパー状からなり、該室48内に燃料タンク2
内からの流出燃料が入り易くなっている。
【0054】そして弁体42は、下方が開口の砲弾形状
の筒状体からなり、その先端の弁部は、液だまり室48
の底部に設けられる弁座45に当接自在にされる。また
下端に位置する筒状のスプリング受け46は、筒部41
内に下方から挿入されるが、挿入時には、弁体42との
間でスプリング43を狭持しながら押し込む。そのた
め、スプリング43のバネ力に抗して押し込むことにな
る。
【0055】スプリング受け46の外周下端部には、複
数個の係止片46aが設けられ、前記筒部41の下端部
には同数の係止溝41aが設けられており、スプリング
受け46をスプリング43のバネ力に抗して筒部41内
に押し込み、スプリング受け46の係止片46aを筒部
41の係止溝41aに嵌合することにより、スプリング
受け46を筒部41内に固定することになる。
【0056】この実施の形態のものには、フロート21
と一体の弁体21a上方に位置する弁開口22a上方の
ダイヤフラム室35内に、前記液だまり室48と同様な
テーパー状の液だまり室47を設けている。このように
液だまり室を2段に設けることにより、流出燃料がキャ
ニスタ5にまで流出する危険性をより低減することがで
きる。そして液だまり室47、48に流れ込む燃料は、
各室47、48内に溜まることになるが、カットバルブ
20が開放された時、ないしは負圧調整弁40の作動時
期に弁体42が開放した時、それぞれの燃料は、再度燃
料タンク2内に戻る。
【0057】この実施の形態のものにおいては、液だま
り室47がなくても良く、更に、液だまり室48は、第
1及び第2の実施の形態のものにも適用可能であり、そ
の場合、液だまり室47を同時に適用しても良い。ま
た、各液だまり室47,48はテーパー形状でなく、例
えば円柱状のもの、段部を有する形状等であっても良
い。
【0058】また、この実施の形態のものにおいては、
フロート21が上動する場合、負圧調整弁40がその上
動を妨げないようにその長さ、或いはフロート21の形
状が決められるとともに、負圧調整弁40の組付けは、
カットバルブ20の組み付け前に行われることになる。
【0059】このような負圧調整弁40の構成により、
図2及び図3に示すものに比べ、例え通気通路6内に燃
料が流れ出たとしても、その燃料は、液だまり室47或
いは液だまり室48で捕集されるとともに、その後燃料
タンク2内に戻されるので、キャニスタ5の劣化、或い
は大気の汚染といった弊害が生じることはない。
【0060】なお、本願発明の実施例においては、図5
の従来例が有する安全弁について具備していないものと
して説明したため、カットバルブ20が作動し、ダイヤ
フラム室35に連通する弁開口22aが閉鎖状態にある
時、燃料タンク2内が正圧状態になると、カットバルブ
20及び負圧調整弁40ともに閉鎖されるため、燃料タ
ンク2が変形する可能性を有することになるが、その問
題は従来例が示す安全弁のような弁を別途設けることに
より解決することができる。
【0061】本願発明は、上記各実施の態様の構成に限
定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて適宜設計変更可能であることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、燃料蒸
気の通気と燃料液体の流出を遮断するカットバルブと、
正圧が作用した時に開放する正圧調整弁と、負圧が作用
した時に開放する負圧調整弁を一体に組み込んでなる通
気弁構造において、前記負圧調整弁を、前記カットバル
ブの弁開口を迂回し、通気通路と燃料タンクとを連通す
る位置に並設することにより、過剰給油状態時或いは傾
斜停車及び走行時等で、カットバルブ閉弁時においても
特に燃料タンク内の負圧力に起因する燃料タンクの変形
をも防止することができ、別途リリーフバルブを設ける
必要がない。更にまた通気弁の高さを低くすることがで
きるため、通気弁をコンパクトに形成することができ
る。
【0063】請求項2に係る発明においては、負圧調整
弁を前記カットバルブに内設することにより、請求項1
に係る発明のものに比べその幅を小さく形成することが
でき、その全体をよりコンパクトにすることができる。
【0064】請求項3に係る発明においては、負圧調整
弁の大気吸い込み側に液だまり部を設けることにより、
過剰給油状態時或いは傾斜停車及び走行時等に、たとえ
燃料タンク内の燃料が通気通路に漏れ出たとしてもその
燃料は液だまり部に溜まるため、キャニスタを劣化させ
たり、或いは外部に排出され大気が汚染されることを防
止できる。また、液だまり部に溜まった燃料は負圧調整
弁開放時に再び燃料タンク内に戻されるため、特別の回
収手段を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の通気弁が取り付けられる燃料タンク
の概略図。
【図2】本願発明の通気弁構造を示す断面図。
【図3】本願発明の他の通気弁構造を示す断面図。
【図4】本願発明の更に他の通気弁構造を示す断面図。
【図5】従来の通気弁構造の断面図。
【符号の説明】
1…通気弁 2…燃料タンク 3…給油管 4,24,33…キャップ 5…キャニスタ 6…通気通路 10…フランジ 11…下部筒状体 11a…連通孔 11b,41a…係止溝 12…上部筒状体 12a…段部 13…パッキン 14…カバー 15…ビス孔 20…カットバルブ 21…フロート 21a,32,42…弁体 21b…スプリング収納溝 22…区画壁 22a…弁開口 22b,38,45…弁座 23…案内リブ 24a,46a…係止片 25,36,43…スプリング 30…正圧調整弁 31a…外周端部 32a…狭持片 33a…大気口 34…大気室 35…ダイヤフラム室 37…連通口 40…負圧調整弁 41…筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G044 BA30 CA15 CA16 CA17 EA08 FA31 GA08 GA10 3H055 AA01 AA05 AA22 CC02 CC05 CC20 CC21 CC25 DD03 DD22 DD26 EE08 GG22 GG26 JJ03 JJ04 JJ05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料蒸気の通気と燃料液体の流出を遮断す
    るカットバルブと、正圧が作用した時に開放する正圧調
    整弁と、負圧が作用した時に開放する負圧調整弁を一体
    に組み込んでなる通気弁構造において、前記負圧調整弁
    を、前記カットバルブの弁開口を迂回し、通気通路と燃
    料タンクとを連通する位置に並設することを特徴とする
    通気弁構造。
  2. 【請求項2】前記負圧調整弁を前記カットバルブに内設
    することを特徴とする請求項1記載の通気弁構造。
  3. 【請求項3】前記負圧調整弁の大気吸い込み側に液だま
    り部を設けることを特徴とする請求項1、2記載の通気
    弁構造。
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