JP5004821B2 - 荷箱の天蓋開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、荷箱の天蓋開閉装置に関するものである。
従来より、車輌に搭載された荷箱の天蓋開閉装置としては、特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1に開示された荷箱の天蓋開閉装置は、左右の天蓋を荷箱上に並置することで荷箱の上方開口部を覆う閉鎖位置と、左右の天蓋を荷箱の左右側壁の外面に沿って垂下する開放位置との間で左右の天蓋を移動させるものである。
具体的には、荷箱の前後には、モータによって駆動されて天蓋を開閉させる左右の開閉アームが回動自在に設けられている。これにより、左右の天蓋が閉鎖位置にあるとき、開閉アームを回動させると、左右の天蓋は、それぞれ荷箱の左右側壁上に回転自在に設けられたローラに支持されて車幅方向外方へ移動しつつ前後方向から見てハの字状に起立傾動し、最終的に荷箱の左右側壁の外面に沿って垂下する。一方、天蓋が開放位置にあるとき、開閉アームを逆方向に回動させると、天蓋は、前述した作動とは逆に移動して荷箱の上方開口部を閉鎖する。
特開2003−175727
ところで、前述した荷箱の天蓋開閉装置では、左右の天蓋が荷箱の上方開口部を覆う閉鎖位置にあるとき、各天蓋における前端縁部および後端縁部の各先端側端縁部下面を支持しつつ上方から押圧して上下移動を規制する機構(特許文献1において「ロック手段」と称している。)が荷箱における左右の側壁の前端部および後端部に設けられている。これにより、車輌走行時における振動や風などによって閉鎖位置にある各天蓋の先端側端縁部が上下に揺動することを抑制するようにしている。
しかしながら、前述の天蓋開閉装置は、左右の天蓋を車幅方向外方、あるいは、車幅方向中央側内方に移動させて荷箱の上方開口部を開閉することから、上記「ロック手段」のような機構を荷箱の側壁の前端部と後端部との間に設けることができないものである。すなわち、「ロック手段」を側壁の前端部と後端部との間に設けた場合、天蓋の車幅方向外方への移動が当該「ロック手段」によって妨げられるものとなる。したがって、天蓋の前端縁部と後端縁部との間については、車輌走行時の振動や風などによる天蓋の上下揺動を抑制することができず、そのような上下揺動によって天蓋に繰り返し荷重が作用することになり、その作用箇所の部材の材料疲労を促すおそれがあった。また、天蓋の前端縁部と後端縁部との間の上下揺動によって形成された隙間を通して荷箱の積載物、例えば、土砂などが外部へ飛散するおそれもある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、天蓋が荷箱の上方開口部を覆う閉鎖位置にあるとき、天蓋が垂下する側の荷箱の側壁に対応する天蓋の側端縁部が走行時の振動や風などによって上下揺動することを確実に抑制できる荷箱の天蓋開閉装置を提供するものである。
本発明の荷箱の天蓋開閉装置は、荷箱の前部および後部にそれぞれ水平軸心回りに回動自在に設けられた一対の開閉アームと、一対の開閉アームの各先端部に一方の側端縁部の前端部および後端部が回転自在に軸支された天蓋と、天蓋の下面をスライド自在に支持する支持手段とを備え、前記開閉アームの回動により、天蓋が荷箱の上方開口部を覆う閉鎖位置と荷箱の側壁に沿って垂下する開放位置との間を移動し得る荷箱の天蓋開閉装置において、前記天蓋が垂下する側の荷箱の側壁上端部に、パッキンが前後方向にわたって配設されるとともに、前後方向に間隔をおいて係合部を有する複数個のクランプアームが回動自在に設けられる一方、天蓋の他方の側端縁部に各クランプアームに対応して車幅方向に間隔をおいて外方ピンおよび内方ピンがそれぞれ設けられ、また、前記天蓋の他方の側端縁部にパッキンを押圧する押圧面および天蓋の車幅方向外方から中央側内方に向かって下り勾配の傾斜面が形成され、前記天蓋が荷箱の上方開口部を覆う閉鎖位置直前から閉鎖位置に移動する際、支持手段に傾斜面が案内されて天蓋の他方の側端縁部が落ち込みつつ中央側内方に移動することにより、外方ピンがクランプアームを車幅方向中央側内方に押し出して回動させ、クランプアームの係合部を内方ピンに係合させるとともに、押圧面を介してパッキンを押圧することを特徴とするものである。
本発明によれば、左右の天蓋が荷箱の上方開口部を覆う閉鎖位置直前から閉鎖位置へと移動するとき、天蓋の他方の側端縁部に形成された傾斜面が支持手段に案内されて天蓋の他方の側端縁部が落ち込みつつ車幅方向中央側内方に移動する。この際、外方ピンがクランプアームを押圧して車幅方向中央側内方に向けて回動させるとともに、回動したクランプアームの係合部が内方ピンに係合する。これにより、天蓋の他方の側端縁部に形成された押圧面が荷箱の側壁に設けられたパッキンを押圧する。また、車輌走行時の振動や風などによって、天蓋が、開閉アームの先端部に対する軸支部を中心として揺動しようとするが、外方ピンを介して押圧されているクランプアームの係合部が天蓋に設けた内方ピンに係合しており、天蓋の上下揺動を抑制することができる。
この結果、車輌走行時の振動や風などによって天蓋の他方の側端縁部が上下に揺動するのを確実に抑制することができるとともに、荷箱の側壁と天蓋間の密閉性を向上させて積載物の外部への飛散を防止することができる。
本発明によれば、天蓋が荷箱の上方開口部を覆う閉鎖位置にあるとき、天蓋が垂下する側の荷箱の側壁に対応する天蓋の側端縁部が走行時の振動や風などによって上下揺動することを確実に抑制できる。
以下、本発明の荷箱の天蓋開閉装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1には、荷箱1が車枠2にヒンジ3を介して回動自在に連結されたダンプ車輌Vが示されており、車枠2上に搭載された走行位置(図1の実線状態参照)と、図示しない傾倒装置によって後方に傾動した傾動位置(図1の鎖線状態参照)とに傾倒可能である。そして、荷箱1には、本発明の天蓋開閉装置4が架装されている。
ここで、前後左右は、車輌の進行方向に向かって前方、後方、左方、右方と設定し、また、内外は、車幅方向に沿って内方、外方と設定するものとする。
天蓋開閉装置4は、図2乃至図4に示すように、荷箱1の上方開口部1aを開閉し得る左右一対の天蓋5L,5Rと、荷箱1の前後において、左右の天蓋5L,5Rとの間にそれぞれ架設された左右の開閉アーム6と、前後に対向する左方および右方の開閉アーム6をそれぞれ回動させる駆動手段7と、天蓋5L,5Rの下面をスライド自在に支持する支持手段8と、閉鎖位置にある天蓋5L,5Rにおける前端縁部および後端縁部の各先端側端縁部を押圧し、支持手段8と協同して天蓋を上下から挟持して上下移動を規制するロック手段9とから主要部が構成されている。
左右の天蓋5L,5Rは、断面角パイプ状の内方フレーム51、外方フレーム52、前方フレーム53、後方フレーム54および内方フレーム51と外方フレーム52間に前後方向に間隔をおいて架設された複数本の中間フレーム55からなる枠体にルーフパネル56をリベット止め、あるいは、溶接して略同一形状に形成されており、荷箱1の上方開口部1aを覆う閉鎖位置にあるとき、荷箱1の車幅方向外方から中央側内方に向かってなだらかな上り勾配を有し、且つ、内方フレーム51同士が略当接するように配置される。
ここで、前方フレーム53および後方フレーム54は、図10に示すように、外方フレーム52よりも設定長さだけ外方に延長されるとともに、その先端側下隅部が切除されている(図9乃至図11においては、左天蓋5Lの前方フレーム53のみを例示している。)。そして、前方フレーム53および後方フレーム54の切除された下隅部を含む先端面には、略く字状に折曲されたガイドプレート58が設けられている。また、外方フレーム52の外面には、図6に示すように、その前後方向に間隔をおいて、外方フレーム52に対する前方フレーム53および後方フレーム54の延長長さに相当する長さを有するとともに、前方フレーム53および後方フレーム54の先端形状と同一形状に先端側下隅部が切除された複数個のガイドフレーム57が中間フレーム55の延長線上に延出するように連結されている(図6においては、左天蓋5Lの1個のガイドフレーム57のみを例示している。)。そして、各ガイドフレーム57の切除された下隅部を含む先端面には、前方フレーム53および後方フレーム54に設けたガイドプレート58と同一形状のガイドプレート58がそれぞれ設けられている。したがって、これらのガイドプレート58には、荷箱1の車幅方向外方から中央側内方に向かって下り勾配の傾斜面58aが形成されている。
これらの前方フレーム53、後方フレーム54、ガイドフレーム57は、後述する支持手段8のローラ81に対応して設けられている。これにより、左右の天蓋5L,5Rは、前方フレーム53、後方フレーム54および前方フレーム53と後方フレーム54間の複数箇所が支持手段8のローラ81に下面が支持される。つまり、天蓋5L,5Rが荷箱1の上方開口部1aを覆う閉鎖位置から開放位置へと移動するとき、ガイドプレート58の傾斜面58aを経て前方フレーム53の下面および後方フレーム54の下面がそれぞれ対応するローラ81にスライド自在に支持されるとともに、ガイドプレート58の傾斜面58aを経てガイドフレーム57の下面、外方フレーム52の下面および中間フレーム55の下面がそれぞれ対応するローラ81にスライド自在に支持されるものである。
なお、天蓋5L,5Rの内方フレーム51には、左右の天蓋5L,5Rが閉鎖位置にあるとき、両天蓋5L,5R間の隙間から雨水などが浸入することを防止するため、パッキン(図示せず)が設けられている。
荷箱1の上方開口部1aのうち、左右の天蓋5L,5Rの後端縁から後壁1rにかけての開口部が平坦な上壁11によって閉鎖され、また、車幅方向中央側内方に向けて上り勾配に傾斜する左右の天蓋5L,5Rの後端縁に形成される略三角形状の開口が前記上壁11の前端縁に沿うとともに、荷箱1の左右の側壁1s,1s間にわたって配設された前後方向から見て山型状の支持壁12によって閉鎖されている。同様に、左右の天蓋5L,5Rの前端縁に形成される略三角形状の開口も、荷箱1の前壁に連続する山型状の支持壁12によって閉鎖されている。
さらに、荷箱1の左右の側壁1sの上端面には、ホルダー171を介してパッキン17が前後方向にわたって配設されており、左右の天蓋5L,5Rが荷箱1の上方開口部1aを覆う閉鎖位置にあるとき、外方フレーム52の下面を含む前方フレーム53の先端側端縁部下面、後方フレーム54の先端側端縁部下面およびガイドフレーム57の下面が押圧面としてパッキン17上に配置されてパッキン17を押圧し、左右の天蓋5L,5Rと、荷箱1の左右の側壁1s,1sとの間を密封している。この際、各ガイドプレート58の傾斜面58aが対応する支持手段8のローラ81にそれぞれ支持される。
開閉アーム6は、基端部が荷箱1の支持壁12に固定されたブラケット13から前方および後方に延びる支軸14回りに回動自在に連結される一方、その先端部が天蓋5L,5Rの内方フレーム51の前後各端部に回転自在に連結されている。すなわち、前後に対向する左方一対の開閉アーム6,6の先端部に左方の天蓋5Lの内方フレーム51から前方および後方に延びる軸部511がそれぞれ回転自在に軸支され、また、前後に対向する右方一対の開閉アーム6,6の先端部に右方の天蓋5Rの内方フレーム51から前方および後方に延びる軸部511がそれぞれ回転自在に軸支されている。
駆動手段7は、荷箱1の前方の支持壁12の左右に取付ブラケット15を介して設置された電動モータ71と、電動モータ71と接続されてそれぞれ荷箱1の左右の側壁1s,1sに沿って前後方向に延設された回転自在な伝動軸72と、各伝動軸72の前端部および後端部にそれぞれ固設された駆動スプロケット73と、前述した開閉アーム6の回転軸に固設された従動スプロケット74と、これらの駆動スプロケット73および従動スプロケット74間に巻回された無端チェーン75とから構成されている。そして、伝動軸72は、各側壁1sに前後方向に間隔をおいて設けられた複数個の支持ブラケット16の軸受および荷箱1の前端部と後部、すなわち、前後の支持壁12近傍に設けられた支持ブラケット161の軸受にそれぞれ回転自在に軸支されている(図5乃至図11参照)。また、前部左右および後部左右の駆動スプロケット73、従動スプロケット74および無端チェーン75は、それぞれカバー76によって覆われている。
この実施形態においては、電動モータを利用して開閉アーム6を回動させる場合を例示したが、電動モータ以外に、油空圧モータや油空圧シリンダなどの他のアクチュエータを用いることもできる。
支持手段8は、図5乃至図11に示すように、車幅方向外方、あるいは、車幅方向中央側内方へ移動する天蓋5L,5Rの下面をスライド自在に支持するものであり(図5乃至図11では左天蓋5Lのみを例示している。)、荷箱1の左右の側壁1s,1sの上端部に前後方向に適宜の間隔をおいて回転自在に設けられた複数個のローラ81で構成され、各ローラ81は、前述した天蓋5L,5Rのガイドプレート58に対応して、荷箱1の左右の側壁1s,1s(図5乃至図11では左側壁1s側のみを例示している)の上部に設けられた支持ブラケット16,161を利用して回転自在に軸支されている。
ロック手段9は、図9乃至図11に示すように、天蓋5L,5R(図9乃至図11では左天蓋5Lのみを例示している。)が荷箱1の上方開口部1aを覆う閉鎖位置(図9参照)にあるとき、天蓋5L,5Rの各ガイドプレート58の傾斜面58aを支持する支持手段8のローラ81と協同して、天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53の先端側端縁部および後方フレーム54の先端側端縁部(図9乃至図11において、後方フレーム54は図示せず。)を上下から挟持し、走行振動、走行風などによって天蓋5L,5Rの前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部が上下に揺動することを防止する。
上記ロック手段9は、伝動軸72回りに回動自在に連結された揺動アーム91と、この揺動アーム91の先端部に回転自在に軸支された挟持ローラ92と、天蓋5L,5Rの閉鎖位置への移動に伴って揺動アーム91に車幅方向外方から当接して当該揺動アーム91を車幅方向中央側内方へと回動させるように、天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部上面に一端部がそれぞれ固設され、その軸線方向を前後方向に向けて前方フレーム53においては前方に、後方フレーム54においては後方にそれぞれ延設された当接ロッド93とを備えている。
上記ロック手段9は、天蓋5L,5Rが閉鎖位置から開放位置(図11参照)に移動を開始するとき、すなわち、図9において、天蓋5Lが左側方向に移動するとき、天蓋5L,5Rのガイドプレート58の傾斜面58aが支持手段8のローラ81に乗り上げ、天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部が持ち上げられるとともに、天蓋5L,5Rに固設された当接ロッド93が揺動アーム91から離脱する。これにより、当接ロッド93による揺動アーム91に対する天蓋挾持方向への押圧が解除されるとともに、前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部上面に接触状態にある挾持ローラ92が押し上げられ、該挾持ローラ92を軸支する揺動アーム91が車幅方向外方へ押し出され、図9において反時計回り方向へ回動する。したがって、挾持ローラ92が天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部上面から上方へ離隔し、挾持ローラ92とローラ81とによる天蓋5L,5Rの挟持が解除される。
なお、天蓋5L,5Rの開放位置では、図11に示すように、揺動アーム91は、天蓋5L,5Rの閉鎖位置から約180度回動し、挾持ローラ92が天蓋5L,5Rよりも車幅方向外方に位置している。
反対に、天蓋5L,5Rが開放位置から閉鎖位置に移動するとき、すなわち、図11において、天蓋5Lが右側方向に移動するとき、天蓋5L,5Rに固設された当接ロッド93が天蓋5L,5Rとともに車幅方向中央側内方へ移動するため、当接ロッド93は、揺動アーム91を車幅方向外方から中央側内方へ向かって(図11において時計回り方向に)押し上げて回動させる。そして、天蓋5L,5Rの閉鎖位置直前において、天蓋5L,5Rが車幅方向外方から中央側内方へと移動する際、天蓋5L,5Rのガイドプレート58の傾斜面58aがローラ81に乗り上げ、ローラ81に傾斜面58aが案内されて天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部が落ち込む。これにより、天蓋5L,5Rに固設された当接ロッド93が揺動アーム91を押圧することから、揺動アーム91が時計回り方向に回動し、揺動アーム91に設けられた挾持ローラ92が天蓋5L,5Rの前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部上面を押圧する。したがって、天蓋5L,5Rの閉鎖位置においては、前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部下面がローラ81に支持され、その上面が当接ロッド93および揺動アーム91を介して挾持ローラ92によって押圧されることから、天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部は、挟持ローラ92およびローラ81によって上下から挟持されてその上下移動が規制される。この際、天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部下面が、外方フレーム52の下面とともにパッキン17に当接した後、徐々に押圧する。
ところで、天蓋5L,5Rが閉鎖位置にあるとき、上記ロック手段9によって天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部が走行振動などによって上下に揺動しないように規制されているが、左右の天蓋5L,5Rの前後方向に間隔をおいて設けられたガイドフレーム57の近傍においても、走行時の振動などによって上下に揺動しないように規制する中間ロック手段9Aが設けられている。
中間ロック手段9Aは、図5、図6に示すように、荷箱1の左右の側壁1s,1sの上端部に前後方向に間隔をおいて固設された複数個のクランプ部材94と、各クランプ部材94の取付位置に対応して、左右の天蓋5L,5Rの外方フレーム52の外面に固設された複数個のハンガ95とから構成されている(図6においては、左天蓋5Lの1個の中間ロック手段9Aのみを例示している。)。そして、各クランプ部材94は、荷箱1の左右の側壁1s,1sの上端部に固設された取付ブラケット96にヒンジピン971を介してクランプアーム97を回動自在に軸支して形成され、各取付ブラケット96には、クランプアーム97の車幅方向外方への回動を規制するストッパ961が設けられ、また、クランプアーム97には、車幅方向内方に向かって開口する鉤状の係合部97aが形成されている。また、ハンガ95は、略三角形状のブラケット98に車幅方向に間隔をおいて内方ピン991および外方ピン992を固設して形成され、前述したクランプアーム97の係合部97aがハンガ95の内方ピン991と係脱し得るようになっている。
なお、詳細には図示しないが、ヒンジピン971にはコイルスプリングが装着されており、クランプアーム97を取付ブラケット96のストッパ961に当接するように付勢している。
ここで、天蓋5L,5Rが荷箱1の上方開口部1aを覆う閉鎖位置にあるとき、中間ロック手段9Aにおけるハンガ95の外方ピン992がクランプ部材94のクランプアーム97を押圧して車幅方向中央側内方に向けて回動させるとともに、回動したクランプアーム97の係合部97aが内方ピン991に係合するようになっている。これにより、前述したように、外方フレーム52の下面を含むガイドフレーム57の下面が押圧面として、荷箱1の側壁1sに設けられたパッキン17を押圧する。この際、天蓋5L,5Rのガイドプレート58の傾斜面58aが対応する支持手段8のローラ81上にそれぞれ支持される。また、車輌走行時の振動や風などによって、天蓋5L,5Rが、開閉アーム6の先端部に対する内方フレーム51の軸部511を中心として揺動しようとするが、外方ピン992を介して押圧されているクランプアーム97の係合部97aが天蓋5L,5Rに設けた内方ピン991に係合しており、天蓋5L,5Rの上下揺動を抑制することができる。
次に、天蓋開閉装置4による左右一対の天蓋5L,5Rの開閉作動について図12を参照して説明する。
左右の天蓋5L,5Rは、閉鎖位置にあるとき、それらの内方フレーム51,51を突き合わせるとともに、車幅方向外方に向かってなだらかな下り勾配の傾斜面を有して荷箱1の開口部1aを覆って並置されている。このような荷箱1の上方開口部1aを覆う閉鎖位置において、左右一対の天蓋5L,5Rを開放すべく、電動モータ71が正回転駆動されると、その駆動力は、伝動軸72、駆動スプロケット73、無端チェーン75、従動スプロケット74の順に伝動されて、開閉アーム6の回転軸を正転方向へ回転駆動させる。開閉アーム6が、図12において支軸14回りに反時計回り方向に回動すると、開閉アーム6の先端部に回転自在に連結された左右の天蓋5L,5Rは、ローラ81にその下面を支持されてハ字状に起立傾動しつつ車幅方向外方へ押し出される。
この際、ガイドプレート58の傾斜面58aがローラ81に支持されて乗り上げることにより、天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部およびガイドフレーム57は、持ち上げられながら車幅方向外方へ移動する。したがって、天蓋5L,5Rに固設された当接ロッド93がロック手段9の揺動アーム91から離脱し、揺動アーム91に対する天蓋挾持方向への押圧を解除するとともに、車幅方向外方へ移動する天蓋5L,5Rが挾持ローラ92を押し上げ、当接ロッド93による押圧が解除された揺動アーム91を挾持ローラ92を介して車幅方向外方に押し出し、図9において反時計回り方向に回動させる。これにより、左右の天蓋5L,5Rは、その下面がローラ81に支持されて車幅方向外方への移動が許容され、最終的に荷箱1の左右の側壁1sの外面に沿って垂下する開放位置へ移動する(図11参照)。
また、中間ロック手段9Aにおいては、前述したように、天蓋5L,5Rが閉鎖位置から開放位置へと移動を開始して、ガイドフレーム57が持ち上げられながら車幅方向外方へ移動すると、天蓋5L,5Rに固設された外方ピン992および内方ピン991も同様に移動する。したがって、外方ピン992がクランプアーム97から離脱するとともに、内方ピン991が外方ピン992による押圧が解除されたクランプアーム97の係合部97aを車幅方向外方に押し出し、図示しないコイルスプリングの付勢力と相まって、図5(b)において反時計回り方向に回動させる(図7参照)。つまり、外方ピン992がクランプアーム97から車幅方向外方に移動した分、内方ピン991が追従してクランプアーム97が回動し、その係合部97aが内方ピン991から離脱する。これにより、クランプアーム97の係合部97aとの係合が解除された内方ピン991は、天蓋5L,5Rの移動に追従して、クランプアーム97の車幅方向外方の上方へと移動する(図8参照)。さらに、天蓋5L,5Rの開放位置への移動を継続すると、天蓋5L,5Rの先端側端縁部は、内方ピン991とともに、ローラ81に案内されてより上方に持ち上げられながら車幅方向外方へと移動することにより、クランプアーム97と干渉することなくその上方を通過することができる。
一方、左右の天蓋5L,5Rが開放位置から閉鎖位置へ移動するときには、前述とは逆に作動する。すなわち、電動モータ71が逆回転駆動され、その駆動力が伝動軸72、駆動スプロケット73、無端チェーン75、従動スプロケット74を介して開閉アーム6の回転軸を逆転方向へ回転駆動させる。これにより、開閉アーム6が支軸14回りに車幅方向中央側内方に向かって回動し、開閉アーム6の先端部に回転自在に連結された天蓋5L,5Rを垂下する開放位置から引き上げる。したがって、左右の天蓋5L,5Rは、その下面がローラ81に支持されて、徐々に上り勾配を弱めながら車幅方向中央側内方へ移動する。
ここで、天蓋5L,5Rに設けられた当接ロッド93が揺動アーム91に当接して押し上げ、車幅方向外方から中央側内方へ向かって回動させる。
また、天蓋5L,5Rが荷箱1の上方開口部1aを覆う閉鎖位置直前から閉鎖位置にかけて車幅方向外方から中央側内方へ移動する際、天蓋5L,5Rのガイドプレート58の傾斜面58aがローラ81に乗り上げ、ローラ81に傾斜面58aが案内されて天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53、後方フレーム54の各先端側端縁部およびガイドフレーム57が落ち込む。これにより、天蓋5L,5Rに固設された当接ロッド93が揺動アーム91を押圧することから、揺動アーム91が時計回り方向に回動し、揺動アーム91に設けられた挾持ローラ92が天蓋5L,5Rの前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部上面を押圧する。したがって、天蓋5L,5Rの閉鎖位置においては、前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部下面がローラ81に支持され、その上面が挾持ローラ92によって押圧されることから、天蓋5L,5Rにおける前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部は、挟持ローラ92およびローラ81によって上下から挟持されてその上下移動が規制される。そして、外方フレーム52の下面を含む前方フレーム53および後方フレーム54の各先端側端縁部の下面が押圧面として、荷箱1の側壁1sに設けられたパッキン17に当接した後、徐々に押圧する。
同様に、中間ロック手段9Aについても、天蓋5L,5Rが荷箱1の上方開口部を覆う閉鎖位置直前において、ローラ81にガイドプレート58の傾斜面58aが案内されてガイドフレーム57が落ち込むことにより、外方ピン992が車幅方向外方からクランプアーム97に当接するとともに、内方ピン991がクランプアーム97の前方(車幅方向中央側内方)に移動する(図8参照)。さらに、天蓋5L,5Rの閉鎖位置への移動を継続すると、外方ピン992がクランプアーム97を図示しないコイルスプリングの付勢力に抗して車幅方向中央側内方に向けて押し出し、ヒンジピン971回りに回動させ、クランプアーム97の係合部97aを内方ピン991に係合させる。この際、外方ピン992がクランプアーム97を図7において時計回り方向に回動させ、クランプアーム97の係合部97aを介して内方ピン991を上方から押圧することにより、外方フレーム52の下面を含むガイドフレーム57の下面が押圧面として、荷箱1の側壁1sに設けられたパッキン17に当接した後、徐々に押圧するものである。したがって、車輌走行時の振動や風などによって、天蓋5L,5Rが、開閉アーム6の先端部に対する内方フレーム51の軸部511を中心に上下に揺動しようとしても、天蓋5L,5Rに設けた外方ピン992によって内方ピン991との係合方向に押圧されたクランプアーム97の係合部97aが内方ピン991に係合していることにより、天蓋5L,5Rの上下揺動を抑制することができる。
この結果、左右の天蓋5L,5Rの前方フレーム53の先端側端縁部、後方フレーム54の先端側端縁部、これらの前方フレーム53と後方フレーム54との間に設けられたガイドフレーム57、すなわち、天蓋5L,5Rの外方側端縁部を走行時の振動などによって上下に揺動しないように規制することができる。また、荷箱1の側壁1sと天蓋5L,5Rとの間の密封性を向上することができ、荷箱1の積載物の外部への飛散を防止することができる。
なお、前述した実施形態においては、ダンプ車輌の荷箱に天蓋開閉装置を架装した場合を説明したが、ダンプ車輌の荷箱に限らず、コンテナ脱着車輌のコンテナに天蓋開閉装置を架装するようにしてもよい。この場合、コンテナ荷役車輌から荷卸しされたコンテナには、動力源がないことから、作業者自らが駆動スプロケットを回転操作して天蓋を開閉移動させればよい。
また、前述した実施形態においては、左右の天蓋5L,5Rによって荷箱1の上方開口部1aを覆うように構成したが、1枚の天蓋によって荷箱1の上方開口部1aを覆うように構成してもよい。
本発明の荷箱の天蓋開閉装置の一実施形態を架装したダンプ車輌を一部を省略して示す側面図である。 図1の荷箱の天蓋開閉装置を示す平面図である。 図1の荷箱の天蓋開閉装置を一部省略して示す側面図である。 図1の荷箱の天蓋開閉装置を一部省略して示す背面図である。 図2のA−A線断面図およびその要部拡大図である。 天蓋に対する支持手段および中間ロック手段の関係を一部省略して示す斜視図である。 天蓋の開放位置への移動開始直後の中間ロック手段の作動を図5に対応して示す工程図である。 天蓋の開放位置への移動開始直後の中間ロック手段の作動を図5に対応して示す工程図である。 図2のB−B線断面図である。 天蓋に対する支持手段およびロック手段の関係を一部省略して示す斜視図である。 天蓋が開放位置に垂下した状態を図9に対応して示す断面図である。 天蓋の開閉作動を説明する工程図である。
符号の説明
1 荷箱
17 パッキン
4 天蓋開閉装置
5L,5R 天蓋
52 外方フレーム
53 前方フレーム
54 後方フレーム
57 ガイドフレーム
58 ガイドプレート
58a 傾斜面
6 開閉アーム
7 駆動手段
72 伝動軸
8 支持手段
81 ローラ
9 ロック手段
91 揺動アーム
92 挾持ローラ
9A 中間ロック手段
94 クランプ部材
95 ハンガ
97 クランプアーム
97a 係合部
991 内方ピン
992 外方ピン

Claims (1)

  1. 荷箱の前部および後部にそれぞれ水平軸心回りに回動自在に設けられた一対の開閉アームと、一対の開閉アームの各先端部に一方の側端縁部の前端部および後端部が回転自在に軸支された天蓋と、天蓋の下面をスライド自在に支持する支持手段とを備え、前記開閉アームの回動により、天蓋が荷箱の上方開口部を覆う閉鎖位置と荷箱の側壁に沿って垂下する開放位置との間を移動し得る荷箱の天蓋開閉装置において、前記天蓋が垂下する側の荷箱の側壁上端部に、パッキンが前後方向にわたって配設されるとともに、前後方向に間隔をおいて係合部を有する複数個のクランプアームが回動自在に設けられる一方、天蓋の他方の側端縁部に各クランプアームに対応して車幅方向に間隔をおいて外方ピンおよび内方ピンがそれぞれ設けられ、また、前記天蓋の他方の側端縁部にパッキンを押圧する押圧面および天蓋の車幅方向外方から中央側内方に向かって下り勾配の傾斜面が形成され、前記天蓋が荷箱の上方開口部を覆う閉鎖位置直前から閉鎖位置に移動する際、支持手段に傾斜面が案内されて天蓋の他方の側端縁部が落ち込みつつ中央側内方に移動することにより、外方ピンがクランプアームを車幅方向中央側内方に押し出して回動させ、クランプアームの係合部を内方ピンに係合させるとともに、押圧面を介してパッキンを押圧することを特徴とする荷箱の天蓋開閉装置。
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