JP3954848B2 - 車両荷箱の天蓋開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両荷箱の天蓋開閉装置に関し、特に、車両荷箱の左右上端部に設けられるスライド支持手段でスライド可能に支持される左右一対の天蓋の一端部に、両天蓋の前後にそれぞれ配置されて車両荷箱の上壁に基端部が回動可能に支持される一対ずつ左右2組のアーム手段の先端部が回動可能に連結される車両荷箱の天蓋開閉装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる装置は、たとえば実開平5−29819号公報、特開2000−177795号公報および特開2001−39487号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のものでは、アーム手段が全長にわたって一体である1部材から成るものであるので、天蓋の開閉作動時に該天蓋の一端部すなわちアーム手段の先端部が描く軌跡の車両荷箱の上面からの高さが比較的大きくなる。したがって天蓋開閉時には車両荷箱の上方に大きな空きスペースが必要となるだけでなく、天蓋の重心移動高が高くなるので天蓋の開閉に要する力も大きくなる。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、天蓋の移動軌跡の車両荷箱の上面からの高さを低くして天蓋の重心移動高を低く抑え、天蓋の開閉に要する力が小さくてすむようにした車両荷箱の天蓋開閉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、車両荷箱が上端に備える開口部を閉鎖可能に形成されるとともに閉鎖時には一端部を相互に近接させる左右一対の天蓋と、両天蓋をスライド可能に支持して車両荷箱の左右上端部にそれぞれ設けられるスライド支持手段と、前記両天蓋の前後にそれぞれ配置されて車両荷箱の上壁に基端部が回動可能に支持されるとともに前記天蓋の一端部に先端部が回動可能に連結される一対ずつ左右2組のアーム手段と、前記各アーム手段を同期して連動させるべく各アーム手段相互間に設けられる連動手段と、各アーム手段に駆動力を入力するようにして車両荷箱に設けられる駆動力入力手段とを備える車両荷箱の天蓋開閉装置において、前記各アーム手段が、車両荷箱の上壁に一端部が回動可能に支持される第1アームと、制限された範囲での回動を可能として第1アームの他端部に一端部が連結されるとともに他端部が前記天蓋の一端部に回動可能に連結される第2アームとから成り、車両荷箱の上壁および第1アームの一端部間には、前記天蓋を閉鎖位置に移動させる側に第1アームを付勢する第1付勢手段が設けられ、第1アームの他端部および第2アームの一端部間には、第1および第2アームが前記天蓋の開閉動作途中で屈曲する際になす角度が大となる側に第1および第2アームを付勢する第2付勢手段が設けられることを特徴とする。
【0006】
このような構成によれば、屈曲可能に連結された第1アームおよび第2アームでアーム手段が構成されるので、天蓋の開閉作動時に該天蓋の一端部すなわち第2アームの他端部が描く軌跡の車両荷箱の上面からの高さを比較的低く抑えることができ、天蓋開閉時に車両荷箱の上方に大きな空きスペースを確保することが不要となり、また天蓋の重心移動高を低く抑えることで天蓋の開閉に要する力が小さくてすむ。また第1付勢手段により天蓋を開く際の天蓋の自重による自走を防止するとともに天蓋を閉じる際の操作入力を補助することができ、また第2付勢手段により天蓋の開き動作時および閉じ動作時でアーム手段の屈折角度軌跡が同じとなるようにして天蓋のスムーズな開閉動作を保証することができる。
【0009】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記スライド支持手段の支持による前記天蓋のスライド作動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるようにして前記開口部を閉鎖した状態の天蓋の他端部を前記スライド支持手段との間に挟持し得るロック手段を含むことを特徴とし、かかる構成によれば、閉じた状態にある天蓋の他端部が車両荷箱から浮き上がることを自動的にかつ確実に防止することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記連動手段は、前記車両荷箱の左右両側で前後方向に延びて該車両荷箱に回動自在に支持されるともに前後両端部に前記各アーム手段の基端部がそれぞれ固定される一対の回動軸を備え、前記駆動力入力手段が両回動軸に連結されることを特徴とする。
【0011】
このような構成によれば、各天蓋の前後で対をなすアーム手段は、回動軸の回動に連動して回動作動することになり、天蓋がその前後で捩じれてしまうことを極力抑制することができ、天蓋の開閉をより円滑化することができる。
【0012】
また請求項4記載の発明は、上記請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記開口部を閉鎖した状態での前記天蓋を支持すべく該開口部の周縁部から上方に立ち上がる支持壁と、前記車両荷箱の幅方向に延びる主レール部ならびに前記幅方向に沿う前記主レール部の内端に連設される傾斜レール部を有して前記支持壁の前後にそれぞれ配置されるガイドレールとが、前記車両荷箱の上部に設けられ、前記ガイドレール上を転動し得るローラが、前記天蓋の前部および後部にそれぞれ軸支され、前記両天蓋の一端部の少なくとも一方には開口部の閉鎖時に両天蓋の一端部間を塞ぐシール部材が固着され、前記ガイドレールの主レール部は、該主レール部上を前記ローラが転動する際には前記支持壁との干渉を回避しつつ前記天蓋が前記支持壁の上端よりも上方でスライドするように形成され、前記傾斜レール部は、前記主レール部上を転動してきた前記ローラを下方にガイドするように傾斜して形成されることを特徴とする。
【0013】
このような請求項4記載の発明の構成によれば、天蓋の開閉時にローラがガイドレールの主レール部上を転動するときには、天蓋は支持壁との干渉を回避することで摩擦による抵抗が生じることを防止して円滑に開閉作動することができる。また開口部を閉鎖する方向に各天蓋が作動してきたときに、天蓋による開口部の閉鎖直前には、ローラがガイドレールの傾斜レール部に沿って沈み込む方向に転動することになる。これにより両天蓋には、それらの天蓋の一端部を相互に押しつける側の力が作用し、両天蓋の一端部間のシール部材を両側から押しつけるられて両天蓋間のシール性を向上することができ、また天蓋の支持壁との密着性を高めることができ、天蓋および支持壁間のシール性の向上にも寄与することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0015】
図1〜図18は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はコンテナ搭載状態での車両の側面図、図2はコンテナを卸した状態での図1に対応した側面図、図3はコンテナの上部側面図、図4はコンテナの平面図、図5は図4の5矢視図、図6は図4の一部拡大図、図7は図6の7矢視図、図8は図6の8矢視図、図9は天蓋が閉鎖位置から開放位置側にわずかに移動した状態での図8に対応した図、図10は図7の10─10線拡大断面図、図11は図7の11─11線拡大断面図、図12はアーム手段が屈曲した状態での図10に対応した断面図、図13は図5の13部拡大図、図14は閉鎖位置にある天蓋およびアーム手段を示す縦断正面図、図15は閉鎖位置から開放位置側にスライドしている状態での天蓋およびアーム手段の図14に対応した縦断正面図、図16は開放位置側に回動し始める状態での天蓋およびアーム手段の図14に対応した縦断正面図、図17は図16の状態からさらに開放位置側にある状態での天蓋およびアーム手段の図14に対応した縦断正面図、図18は開放位置にある天蓋およびアーム手段の縦断正面図である。
【0016】
先ず図1および図2において、車両荷箱であるコンテナ21は、たとえば土砂を積み込むためのものであり、車両Vに搭載される積卸し装置22は、図1で示すように車両V上に積載した前記コンテナ21を図2で示すように地面に卸すことができるとともに、図2で示すように地面上にあるコンテナ21を車両V上に積むことができ、さらに積卸し装置22は車両V上にあるコンテナ21をダンプ作動せしめることも可能である。
【0017】
図3〜図5において、コンテナ21の上端に設けられた開口部23は、左右一対の天蓋24,24で閉鎖可能であり、これらの天蓋24,24を開閉する天蓋開閉装置は、両天蓋24,24をスライド可能に支持してコンテナ21の左右上端部にそれぞれ一対ずつ設けられるスライド支持手段25…と、両天蓋24,24の前後にそれぞれ配置されてコンテナ21に基端部が回動可能に支持されるとともに前記天蓋24,24に先端部が回動可能に連結される一対ずつ左右2組のアーム手段26,26…と、それらのアーム手段26,26…を同期して連動させるべく各アーム手段26,26…相互間に設けられる連動手段27と、各アーム手段26,26…に駆動力を入力するようにしてコンテナ21に設けられる駆動力入力手段28とを備える。
【0018】
両天蓋24,24は、開口部23を閉鎖した状態では一端部を相互に近接させるようにして矩形状に形成されるものであり、一方の天蓋24の一端部には、開口部23の閉鎖時に他方の天蓋24の一端部に当接して両天蓋24,24の一端部間を塞ぐシール部材29が固着される。また両天蓋24,24の一端部には、前後方向に延びる支軸30,30が両端を天蓋24,24の前後に突出させるようにして固着される。
【0019】
コンテナ21は、開口部23の前後に上壁31,31をそれぞれ備えるものであり、両上壁31,31には、両天蓋24,24の前後に一対ずつ配置される2組のブラケット32,32…が固着される。
【0020】
また前記上壁31,31を含むコンテナ21の上部には、開口部23を閉鎖した状態での両天蓋24,24を支持すべく該開口部23の周縁部から上方に立ち上がる支持壁39が設けられており、該支持壁39の前部壁39aは、コンテナ21の幅方向内方に進むにつれて高くなる山形に形成され、支持壁39の後部壁も前部壁39aと同様に山形に形成される。
【0021】
図6〜図10をさらに併せて参照して、アーム手段26は、その基端部が前記ブラケット32で回動可能に支承されるとともに先端部が前記支軸30に回動可能に連結されるものであり、前記ブラケット32に一端部が回動可能に支持される第1アーム33と、制限された範囲での回動を可能として第1アーム33の他端部に一端部が連結されるとともに他端部が前記天蓋24の一端部の支軸30に回動可能に連結される第2アーム34とから成る。
【0022】
第1アーム33は、前後方向に延びる前記支軸30と平行な軸線を有する回動軸35に一端部が固定される角柱状のアーム主部33aと、該アーム主部33aの他端部に設けられる略U字状の連結部33bとを備えるものであり、前記回動軸35が前記ブラケット32に回動可能に支持される。
【0023】
第2アーム34は、相互に平行に延びる一対の側板部34a,34aと、それらの側板部34a,34aの一端部を除く部分を相互に連結する連結板部34bとを備えるものであり、両側板部34a,34aの一端部間に第1アーム33の他端部である連結部33bが嵌合され、前記支軸30および回動軸35と平行な軸線を有する連結軸36により、第2アーム34の一端部すなわち両側板部34a,34aの一端部が第1アーム33の他端部すなわち連結部33bに回動可能に連結される。さらに第2アーム34の他端部すなわち両側板部34a,34aの他端部が天蓋24の一端部に固着される支軸30に回動可能に連結される。
【0024】
図11において、コンテナ21の上壁31および第1アーム33の一端部間には、回動軸35を囲繞するコイル状のねじりばねである第1付勢手段37が設けられる。而して第1付勢手段37の一端が、第1アーム33の一端部に係合されるのに対し、第1付勢手段37の他端は、天蓋24を閉鎖位置から開放側に作動させるように第1アーム33が回動する途中でコンテナ21の上壁31に当接、係合するものであり、天蓋24を閉鎖位置から開放側に作動させる際に第1付勢手段37の他端が上壁31に当接、係合して以降に、第1付勢手段37は第1アーム33を閉鎖位置側に付勢する。
【0025】
また第1アーム33の他端部および第2アーム34の一端部間には、連結軸36を囲繞するコイル状のねじりばねである第2付勢手段38が設けられており、この第2付勢手段38は、第1および第2アーム33,34が天蓋24の開閉動作途中で、図12で示すように屈曲する際になす角度αが大となる側に第1および第2アーム33,34を付勢する。
【0026】
ところで、第2アーム34の連結板部34bは、第1および第2アーム33,34が天蓋24の開閉動作途中で屈曲する際に、図12で示すように第1アーム33の他端部に当接するように形成されており、連結板部34bが第1アーム33の他端部に当接することで、第1アーム33に対する第2アーム34の回動範囲が制限される。
【0027】
連動手段27は、各アーム手段26…の基端部の回動軸35…にそれぞれ固定されている第1スプロケット40…と、開口部23の前方側の一対のアーム手段26,26の両第1スプロケット40,40ならびに開口部23の後方側の一対のアーム手段26,26の両第1スプロケット40,40に「8」の字形にそれぞれ巻きかけられる一対のチェーン41,41と、コンテナ21の左右方向一側たとえば右側に配置されるアーム手段26,26の基端部の回動軸35,35にそれぞれ固定される第2スプロケット42,42と、コンテナ21の左右方向一側で開口部23の前後の上壁31にそれぞれ固定されるブラケット43,43に回転自在に支持されるとともに閉鎖位置にある一方の天蓋24の下方に配置される連動回転軸44と、前記両第2スプロケット42,42にそれぞれ対応して連動回動軸44にそれぞれ固定される第3スプロケット45,45と、相互に対応した一対ずつ2組の第2および第3スプロケット42,43;42,43にそれぞれ巻きかけられる無端状のチェーン46,46とを備える。
【0028】
ところで、たとえばコンテナ21の右側前部に配置されるアーム手段26の基端部の回動軸35の一端がコンテナ21の前壁21aよりも前方に突出するように形成されており、駆動力入力手段28は、コンテナ21の前壁21aよりも突出した前記回動軸35の一端に固定される被動スプロケット47と、該被動スプロケット47の下方でコンテナ21の前壁に回転可能に支承される駆動スプロケット48と、駆動スプロケット48および被動スプロケット47に巻きかけられる無端状のチェーン49と、前記駆動スプロケット48に同軸に固定される操作ハンドル50とを備え、人力操作によって各アーム手段26の1つに天蓋24,24を開閉するための人力による駆動力を入力するように構成される。
【0029】
図13において、スライド支持手段25は、コンテナ21の左右両側の上端部にたとえば一対ずつ配設されるものであり、コンテナ21に固定されるブラケット51に、天蓋24の下面にころがり接触するローラ52が、前記支軸30、回動軸35および連結軸36と平行な軸線を有する軸53により回転可能に支承されて成るものであり、天蓋24はローラ52を回転させつつローラ52上をスライドすることができる。
【0030】
また開口部23を閉鎖した状態の天蓋24の他端部は、ロック手段54によりスライド支持手段25のローラ52との間に挟持されるものであり、このロック手段54は、各スライド支持手段25の軸53により前記ブラケット51に基端部が回動可能に支持されるアーム55と、天蓋24の上面に転がり接触するようにしてアーム55の先端部に軸支される挟持ローラ56と、天蓋24の閉鎖位置側へのスライド作動に応じて前記アーム55に外方側から接触するようにして天蓋24に固定されるロッド57とを備える。
【0031】
このようなロック手段54では、天蓋24がその閉鎖位置から開放位置側にスライド作動するとき(図13で右側に移動するとき)には、天蓋24がその一端部を他端部よりも高い位置に配置して開口部23を閉鎖しているので、天蓋24に押されてアーム55が図13の時計方向に回動することでアンロック状態となり、また天蓋24がその開放位置から閉鎖位置側にスライド作動するとき(図13で左側に移動するとき)には、ロッド57で押されることによりアーム55が挟持ローラ56で天蓋24をローラ52に押しつけるようにして図13の反時計方向に回動し、天蓋24がローラ52および挟持ローラ56間に挟持されることになる。
【0032】
また図8および図9で示すように、各天蓋24…の一端部の前後には、前記ローラ52と平行な軸線まわりの回転を可能としたローラ58…がそれぞれ軸支されており、支持壁39の前後でコンテナ21の上壁31には、各ローラ58…を転動させ得るガイドレール59…が各天蓋24…毎に一対ずつ固定される。
【0033】
しかもガイドレール59…は、コンテナ21の幅方向に延びる主レール部59aと、前記幅方向に沿う主レール部59aの内端に連設される傾斜レール部59bとを有するものであり、主レール部59aは、図9で明示するように、該主レール部59a上をローラ58が転動する際には支持壁39との干渉を回避しつつ天蓋24が支持壁39の上端よりも上方でスライドするように形成され、また傾斜レール部59bは、主レール部59a上を転動してきたローラ58を下方にガイドするように傾斜して形成される。
【0034】
また閉鎖位置にある天蓋24,24をロックするために、両天蓋24,24の一方の一端部には係止部60が固定されており、両天蓋24,24が閉鎖位置にあるときに前記係止部60に係合するフック61がコンテナ21側に設けられる。さらに支持壁39の上端にはシール部材72が固定されて降り、該シール部材72は閉鎖位置にある天蓋24,24に密接する。
【0035】
次にこの第1実施例の作用について図14〜図18を参照しながら説明すると、図14で示すように天蓋24が閉鎖位置にある状態で、操作ハンドル50を回転操作することにより、人力による駆動力を駆動力入力手段28から各アーム手段26…の1つの回動軸35に入力すると、その駆動力は連動手段27を介して全てのアーム手段26…に伝達され、各アーム手段26…は、第1アーム33…がコンテナ21の上壁31から離反する側に回動する。この際、天蓋24の一端部の支軸30に回動可能に連結される第2アーム34と、前記第1アーム33とは、連結軸36を介して回動可能に連結されているので、第1アーム33の回動に応じて第2アーム34に天蓋24の重力が作用するのに応じて、第1および第2アーム33,34は図15で示すように屈曲することになり、天蓋24は、その他端部をコンテナ21の側面から外側方に突出させる方向にスライド支持手段25のローラ52上をスライドしていく。
【0036】
駆動力入力手段28により第1アーム33をさらに回動駆動すると、図16で示すように、第1アーム33および第2アーム34は相対回動限まで屈曲することになり、また天蓋24の重心がスライド支持手段25のローラ52よりも外方に在るように天蓋24がスライドすると、図17で示すように、天蓋24はその他端部が下方位置となるように前記ローラ52を支点として回動することになり、さらに第1アーム33を回動駆動すると、天蓋24は、図18で示すように、コンテナ21の側方でアーム手段26から吊下げられた姿勢となり、この状態が天蓋24の開放位置となる。
【0037】
而して天蓋24、開放位置から閉鎖位置に動作せしめるときには、駆動力入力手段28の操作ハンドル50を開放位置側への操作時とは逆に回転操作すればよく、図18の状態から図17、図16および図15の状態を順次経て、図14の閉鎖位置へと天蓋24が作動することになる。
【0038】
このような天蓋開閉装置において、各アーム手段26…は、コンテナ21の上壁31に固定されたブラケット32に回動軸35を介して一端部が回動可能に支持される第1アーム33と、制限された範囲での回動を可能として第1アーム33の他端部に一端部が連結されるとともに他端部が天蓋24の一端部の支軸30に回動可能に連結される第2アーム34とから成るものであるので、天蓋24の開閉作動時に該天蓋24の一端部すなわち第2アーム34の他端部が描く軌跡のコンテナ21の上面からの高さを比較的低く抑えることができる。したがって天蓋24の開閉時にコンテナ21の上方に大きな空きスペースを確保することが不要となり、また天蓋24の重心移動高を低く抑えることで、操作ハンドル50の操作による開閉動力が小さくてすむ。
【0039】
またコンテナ21の上壁31および第1アーム33の一端部間には、天蓋24を閉鎖位置に移動させる側に第1アーム33を付勢する第1付勢手段37が設けられている。このため、図16から図18までの間で天蓋24がその自重によって勝手に自走してしまうことを防止することが可能となるとともに、天蓋24を開放位置から閉鎖位置側に駆動する際の操作ハンドル50による操作力を第1付勢手段37で補助することが可能なる。
【0040】
また第1アーム33の他端部および第2アーム34の一端部間には、第1および第2アーム33,34が天蓋24の開閉動作途中で屈曲する際になす角度αが大となる側に第1および第2アーム33,34を付勢する第2付勢手段38が設けられており、この第2付勢手段38は、天蓋24の閉鎖位置側への作動時に図16の状態から図15の状態へと変化する際のアーム手段26の屈折角度軌跡を、天蓋24の開放位置側への作動時に図15の状態から図16の状態へと変化する際のアーム手段26の屈折角度軌跡と同じになるようにすることができ、これにより天蓋24のスムーズな開閉動作を保証することができる。
【0041】
さらに天蓋24が開口部23を閉鎖した閉鎖位置にあるときに、該天蓋24の他端部は、ロック手段54によりスライド支持手段25のローラ52との間に挟持されるものであり、このロック手段54は、スライド支持手段25の支持による天蓋24のスライド作動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるように構成されている。したがって閉じた状態にある天蓋24の他端部がコンテナ21から浮き上がることを自動的にかつ確実に防止することができる。
【0042】
また開口部23を閉鎖した状態での天蓋24,24を支持すべく開口部23の周縁部から上方に立ち上がる支持壁39がコンテナ21の上部に設けられており、各天蓋24…の前後一端部にそれぞれ軸支されるローラ58…を転動させるようにして、支持壁39の前後に配置されるガイドレール59…が各天蓋24…毎に一対ずつコンテナ21の上部に設けられている。しかもガイドレール59は、コンテナ21の幅方向に延びる主レール部59aと、前記幅方向に沿う主レール部59aの内端に連設される傾斜レール59bとを有するものであり、主レール部59aは、該主レール部59a上をローラ58が転動する際には支持壁39との干渉を回避しつつ天蓋24が支持壁39の上端よりも上方でスライドするように形成され、傾斜レール部59bは、主レール部59a上を転動してきたローラ58を下方にガイドするように傾斜して形成されている。
【0043】
したがって天蓋24の開閉時にローラ58がガイドレール59の主レール部59a上を転動するときには、天蓋24は支持壁39との干渉を回避することで摩擦による抵抗が生じることを防止して円滑に開閉作動することができ、またこの実施例のように支持壁39の上端にシール部材72が固定されているときには天蓋24とのこすれによるシール部材72の磨耗を防止することができる。
【0044】
さらに開口部23を閉鎖する方向に各天蓋24…が作動してきたときに、天蓋24…による開口部23の閉鎖直前には、ローラ58…がガイドレール59…の傾斜レール部59a…に沿って沈み込む方向に転動することになる。これにより両天蓋24…には、それらの天蓋24…の一端部を相互に押しつける側の力が作用し、両天蓋24…の一端部間のシール部材29を両側から押しつけるられて両天蓋24…間のシール性を向上することができる。また天蓋24…の支持壁39との密着性を高めることができ、天蓋24…および支持壁39間でシール部材72を挟圧するようにして天蓋24…および支持壁39間のシール性の向上にも寄与することができる。
【0045】
次いで図19〜図21を参照しながら本発明の第2実施例について説明するが、上記第1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するだけとし、詳細な説明を省略する。
【0046】
図19および図20において、コンテナ21の上端の開口部23を閉鎖し得る左右一対の天蓋24,24を開閉する天蓋開閉装置は、両天蓋24,24をスライド可能に支持してコンテナ21の左右上端部にそれぞれ一対ずつ設けられるスライド支持手段25…と、両天蓋24,24の前後にそれぞれ配置されてコンテナ21に基端部が回動可能に支持されるとともに前記天蓋24,24に先端部が回動可能に連結される一対ずつ左右2組のアーム手段26′,26′…と、それらのアーム手段26′,26′…を同期して連動させるべく各アーム手段26′,26′…相互間に設けられる連動手段27′と、各アーム手段26′,26′…に駆動力を入力するようにしてコンテナ21に設けられる駆動力入力手段28′とを備える。
【0047】
開口部23の前後でコンテナ21に設けられた上壁31,31をそれぞれ備えるものであり、両上壁31,31には、両天蓋24,24の前後で対をなすように配置されるブラケット62,62…が一対ずつ固着される。またコンテナ21の左右両側にそれぞれ配置されて前後に延びる一対の回動軸63,63の前後両端部が前記ブラケット62,62…で回動可能に支承される。
【0048】
図21をさらに併せて参照して、アーム手段26′は、その基端部が前記回動軸63に固定されるとともに先端部が前記支軸30に回動可能に連結されるものであり、前記回動軸63に一端部が固定される第1アーム33′と、制限された範囲での回動を可能として第1アーム33′の他端部に一端部が連結軸36を介して連結されるとともに他端部が前記天蓋24の一端部の支軸30に回動可能に連結される第2アーム34′とから成る。
【0049】
また上壁31および第1アーム33′の一端部間に、回動軸63を囲繞するコイル状のねじりばねである第1付勢手段37が設けられるのは第1実施例と同様であり、第1アーム33′の他端部および第2アーム34′の一端部間に、連結軸36を囲繞するコイル状のねじりばねである第2付勢手段38が設けられるのも第1実施例と同様である。
【0050】
連動手段27′は、開口部23の前方側の上壁31上に前後方向に間隔をあけて固定される一対のブラケット64,64で回転自在に支持される駆動回転軸65と、該駆動回転軸65の軸方向に間隔をあけた位置に固定される一対のスプロケット66,67と、左右一対の回動軸63…の前部および後部にそれぞれ固定されるスプロケット68…と、開口部23の左側に配置される回動軸63の前部のスプロケット68および駆動回転軸65のスプロケット66に「8」の字形に巻きかけられるチェーン69と、開口部23の右側に配置される回動軸63の前部のスプロケット68および駆動回転軸65のスプロケット67に巻きかけられるチェーン70と、両回動軸63…の後部のスプロケット68,68に「8」の字形に巻きかけられるチェーン71とを備える。
【0051】
ところで、前記駆動回転軸65の一端はコンテナ21の前壁21aよりも前方に突出するように形成されており、駆動力入力手段28′は、コンテナ21の前壁21aよりも突出した前記駆動回転軸65の一端に固定される被動スプロケット47と、該被動スプロケット47の下方でコンテナ21の前壁に回転可能に支承される駆動スプロケット48と、駆動スプロケット48および被動スプロケット47に巻きかけられる無端状のチェーン49と、前記駆動スプロケット48に同軸に固定される操作ハンドル50とを備える。
【0052】
この第2実施例では、各アーム手段26′を連動させる連動手段27′は、コンテナ21の左右両側で前後方向に延びてコンテナ21に回動自在に支持されるともに前後両端部に各アーム手段26′の基端部がそれぞれ固定される一対の回動軸63,63を備え、駆動力入力手段28′が両回動軸63,63に連結されている。
【0053】
したがって、各天蓋24,24の前後で対をなすアーム手段26′,26′は、回動軸63の回動に連動して回動作動することになり、天蓋24がその前後で捩じれてしまうことを極力抑制することができ、天蓋24の開閉をより円滑化することができる。すなわち上述の第1実施例の連動手段27は、各アーム手段26′毎の4本の回動軸35…を連動させるようにしたのであるが、そのような連動手段27では、天蓋24の前後のアーム手段26,26の回動に位相差が生じることは避け難く、天蓋24がその前後で捩じれてしまうこともある。しかるに第2実施例によれば、天蓋24の前後のアーム手段26′,26′を同一の回動軸軸63で回動するようにしているので、回動軸63自体に捩じれが生じる可能性があるが、回動軸63の剛性を高めることにより捩じれを小さく抑えることは可能であり、天蓋24がその前後で捩じれてしまうことを極力抑制して天蓋24の開閉をより円滑化することができるのである。
【0054】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0055】
たとえば上記実施例では、車両荷箱としてコンテナ21を用いた場合について説明したが、たとえばダンプカーの荷箱に本発明を適用することもできる。また上記実施例では駆動力入力手段28,28′を、操作ハンドル50を人力で操作することでアーム手段26,26′に駆動力を入力するものとしたが、電動モータ等の駆動源を利用してアーム手段26,26′に駆動力を入力するように駆動力入力手段を構成することも可能である。
【0056】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、天蓋の開閉作動時に該天蓋の一端部が描く軌跡の車両荷箱の上面からの高さを比較的低く抑えることができ、天蓋開閉時に車両荷箱の上方に大きな空きスペースを確保することを不要とし、天蓋の重心移動高を低く抑えることで天蓋の開閉に要する力が小さくてすむ。また天蓋を開く際の天蓋の自重による自走を防止するとともに天蓋を閉じる際の操作入力を補助することができ、また天蓋の開き動作時および閉じ動作時でアーム手段の屈折角度軌跡が同じとなるようにして天蓋のスムーズな開閉動作を保証することができる。
【0058】
請求項2記載の発明によれば、閉じた状態にある天蓋の他端部が車両荷箱から浮き上がることを自動的にかつ確実に防止することができる。
【0059】
請求項3記載の発明によれば、天蓋がその前後で捩じれてしまうことを極力抑制することができ、天蓋の開閉をより円滑化することができる。
【0060】
さらに請求項4記載の発明によれば、天蓋を円滑に開閉作動することができるだけでなく、両天蓋間のシール性ならびに天蓋および支持壁間のシール性の向上にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテナ搭載状態での車両の側面図である。
【図2】コンテナを卸した状態での図1に対応した側面図である。
【図3】コンテナの上部側面図である。
【図4】コンテナの平面図である。
【図5】図4の5矢視図である。
【図6】図4の一部拡大図である。
【図7】図6の7矢視図である。
【図8】図6の8矢視図である。
【図9】天蓋が閉鎖位置から開放位置側にわずかに移動した状態での図8に対応した図である。
【図10】図7の10─10線拡大断面図である。
【図11】図7の11─11線拡大断面図である。
【図12】アーム手段が屈曲した状態での図10に対応した断面図である。
【図13】図5の13部拡大図である。
【図14】閉鎖位置にある天蓋およびアーム手段を示す縦断正面図である。
【図15】閉鎖位置から開放位置側にスライドしている状態での天蓋およびアーム手段の図14に対応した縦断正面図である。
【図16】開放位置側に回動し始める状態での天蓋およびアーム手段の図14に対応した縦断正面図である。
【図17】図16の状態からさらに開放位置側にある状態での天蓋およびアーム手段の図14に対応した断面正面図である。
【図18】開放位置にある天蓋およびアーム手段の縦断正面図である。
【図19】第2実施例のコンテナの平面図である。
【図20】図19の20矢視図である。
【図21】図19の一部拡大図である。
【符号の説明】
21・・・車両荷箱としてのコンテナ
23・・・開口部
24・・・天蓋
25・・・スライド支持手段
26,26′・・・アーム手段
27,27′・・・連動手段
28,28′・・・駆動力入力手段
29・・・シール部材
31・・・上壁
33,33′・・・第1アーム
34,34′・・・第2アーム
37・・・第1付勢手段
38・・・第2付勢手段
39・・・支持壁
54・・・ロック手段
58・・・ローラ
59・・・ガイドレール
59a・・・主レール部
59b・・・傾斜レール部
63・・・回動軸
Claims (4)
- 車両荷箱(21)が上端に備える開口部(23)を閉鎖可能に形成されるとともに閉鎖時には一端部を相互に近接させる左右一対の天蓋(24)と、両天蓋(24)をスライド可能に支持して車両荷箱(21)の左右上端部にそれぞれ設けられるスライド支持手段(25)と、前記両天蓋(24)の前後にそれぞれ配置されて車両荷箱(21)の上壁(31)に基端部が回動可能に支持されるとともに前記天蓋(24)の一端部に先端部が回動可能に連結される一対ずつ左右2組のアーム手段(26,26′)と、前記各アーム手段(26,26′)を同期して連動させるべく各アーム手段(26)相互間に設けられる連動手段(27,27′)と、各アーム手段(26,26′)に駆動力を入力するようにして車両荷箱(21)に設けられる駆動力入力手段(28,28′)とを備える車両荷箱の天蓋開閉装置において、前記各アーム手段(26,26′)が、車両荷箱(21)の上壁(31)に一端部が回動可能に支持される第1アーム(33,33′)と、制限された範囲での回動を可能として第1アーム(33,33′)の他端部に一端部が連結されるとともに他端部が前記天蓋(24)の一端部に回動可能に連結される第2アーム(34,34′)とから成り、車両荷箱(21)の上壁(31)および第1アーム(33,33′)の一端部間には、前記天蓋(24)を閉鎖位置に移動させる側に第1アーム(33,33′)を付勢する第1付勢手段(37)が設けられ、第1アーム(33,33′)の他端部および第2アーム(34,34′)の一端部間には、第1および第2アーム(33,34;33′,34′)が前記天蓋(24)の開閉動作途中で屈曲する際になす角度が大となる側に第1および第2アーム(33,34;33′,34′)を付勢する第2付勢手段(38)が設けられることを特徴とする車両荷箱の天蓋開閉装置。
- 前記スライド支持手段(25)の支持による前記天蓋(24)のスライド作動に応じてロック状態およびアンロック状態を切換えるようにして前記開口部(23)を閉鎖した状態の天蓋(24)の他端部を前記スライド支持手段(25)との間に挟持し得るロック手段(54)を含むことを特徴とする請求項1記載の車両荷箱の天蓋装置。
- 前記連動手段(27′)は、前記車両荷箱(21)の左右両側で前後方向に延びて該車両荷箱(21)に回動自在に支持されるともに前後両端部に前記各アーム手段(26′)の基端部がそれぞれ固定される一対の回動軸(63)を備え、前記駆動力入力手段(28′)が両回動軸(63)に連結されることを特徴とする請求項1または2記載の車両荷箱の天蓋開閉装置。
- 前記開口部(23)を閉鎖した状態での前記天蓋(24)を支持すべく該開口部(23)の周縁部から上方に立ち上がる支持壁(39)と、前記車両荷箱(21)の幅方向に延びる主レール部(59a)ならびに前記幅方向に沿う前記主レール部(59a)の内端に連設される傾斜レール部(59b)を有して前記支持壁(39)の前後にそれぞれ配置されるガイドレール(59)とが、前記車両荷箱(21)の上部に設けられ、前記ガイドレール(59)上を転動し得るローラ(58)が、前記天蓋(24)の前部および後部にそれぞれ軸支され、前記両天蓋(24)の一端部の少なくとも一方には開口部(23)の閉鎖時に両天蓋(24)の一端部間を塞ぐシール部材(29)が固着され、前記ガイドレール(59)の主レール部(59a)は、該主レール部(59a)上を前記ローラ(58)が転動する際には前記支持壁(39)との干渉を回避しつつ前記天蓋(24)が前記支持壁(39)の上端よりも上方でスライドするように形成され、前記傾斜レール部(59b)は、前記主レール部(59a)上を転動してきた前記ローラ(58)を下方にガイドするように傾斜して形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両荷箱の天蓋開閉装置。
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