JP4871698B2 - ドラム缶運搬車 - Google Patents

ドラム缶運搬車 Download PDF

Info

Publication number
JP4871698B2
JP4871698B2 JP2006293867A JP2006293867A JP4871698B2 JP 4871698 B2 JP4871698 B2 JP 4871698B2 JP 2006293867 A JP2006293867 A JP 2006293867A JP 2006293867 A JP2006293867 A JP 2006293867A JP 4871698 B2 JP4871698 B2 JP 4871698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
link
frame
rotating
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006293867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008110642A (ja
Inventor
義雄 田中
Original Assignee
大有株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大有株式会社 filed Critical 大有株式会社
Priority to JP2006293867A priority Critical patent/JP4871698B2/ja
Publication of JP2008110642A publication Critical patent/JP2008110642A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4871698B2 publication Critical patent/JP4871698B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、床上に置いてある化学薬品或いは切削屑等の各種工業原料や廃液等を入れたドラム缶を吊り上げたり、移動したり、或いは回転して排出する等のハンドリングを行なう、ドラム缶運搬車に関するものである。
従来のドラム缶運搬車として、次のようなものがある(例えば、特許文献1、参照)。
ドラム缶の上端の耳部を掴んで吊り上げるための上顎と下顎とからなるグリッパを堅枠の上部に設け、該堅枠の下部にドラム缶の下部後側面に接する当板、及びドラム缶の下部前面を抱え込むための屈曲部を先端寄りに形成し、基端寄りに回転軸を形成せる回転ホルダの該回転軸を嵌合した左右一対の軸受筒を夫々設け、該回転ホルダの屈曲部でドラム缶の下部前面を抱え込んだり開放したりするドラム缶運搬車。
このドラム缶運搬車では、地面に直立しているドラム缶を保持する際は、両回転ホルダの先端寄りの屈曲部を各々上向きにセットして、前記運搬車の前方を開放する。つぎに前記運搬をドラム缶に向けて移動させ、左右一対の両回転ホルダの間にドラム缶をおきながら、当板がドラム缶後側面に接する迄押し込む。
続いて両回転ホルダを各々前記上向きから内向きに90度回転し、ドラム缶下部の前側面を抱え込む。そして、前記グリッパの上顎と下顎をドラム缶の上部の耳の上縁及び下縁に掛け、この状態でグリッパのハンドルを回転し、その上顎と下顎で前記耳を固く締め付ける。
登録実用新案第2552772号
従来例では、左右一対の回転ホルダを、互いに反対方向に回転するための連動機構で連結し、この連動機構に手動の操作レバー設け、該操作レバーを作業者が手動操作することにより前記回転ホルダの開閉を行なっている。
そのため、作業者が不注意により前記操作レバーの操作を忘れると、前記回転ホルダがドラム缶を抱え込まないので、ドラム缶は不安定な状態となる。この状態で、回転ハンドルを回して横枠を回動させても、略30度でドラム缶が当板から離れ始めるから、前記ドラム缶を傾斜させることができないので、内容物を注出させることができない。又、ドラム缶が不安定な状態なので、大変危険である。
この発明は、上記事情に鑑み、ドラム缶を回動させる際には、確実に回転ホルダで抱え込み固定できる様にすることを目的とする。
この発明は、台車に昇降自在に設けた水平支持枠と、該水平支持枠の先端部に基端部を軸着されている横枠と、該横枠の自由端部に固定された縦枠と、該縦枠の上部に設けられた掴み手段と、該縦枠の下端部に設けられ、ドラム缶の下部後面に当接する当板と、該縦枠の下部に左右一対設けられた、軸受筒に保持されている回転ホルダであって、基端寄りには軸受筒に保持される回転軸が形成され、その先端寄りにはドラム缶の下部前面を抱え込むための屈曲部が形成されている左右一対の回転ホルダと、前記回転ホルダの屈曲部を互いに反対方向に回転させる開閉連動機構と、を備えたドラム缶用保持装置であって;前記開閉連動機構は、前記縦枠又は前記横枠に軸止され、その一端に係止部を設け、他端に連結端を設けた解除レバーと、前記両回転ホルダの回転軸の後端に設けられた回転レバーと、前記解除レバーの連結端と前記両回転レバーとを連結するリンク結合手段と、を備えており、前記横枠が回転し前記解除レバーの係止部が前記水平支持枠の直立限ストッパに当接すると、前記連結端が変位して前記回転レバーを互いに反対方向に回転させることを特徴とする。
この発明の前記リンク結合手段は、縦枠の下部に固定され、前記両軸受筒を保持する横支持枠と、該横支持枠に立設されたリンク取付板に軸止されている固定側結合リンクと、該固定側結合リンクの縦枠側に一端が軸着され、その他端が前記解除レバーに軸着されている回転連結竿と、前記両回転レバーを回動可能に連結する連結棒と、一端が前記固定側結合リンクの他端に軸着され、その他端が前記回転レバーに軸着されている移動側結合リンクと、を備えていることを特徴とする。
この発明の前記リンク取付板が、固定側結合リンクの回動を規制するためのリンクストッパを備えていることを特徴とする。この発明の前記解除レバーの支点軸と連結端との間に、前記連結端側を引き上げる方向に付勢するリンクばね手段が設けられていることを特徴とする。この発明の前記連結棒は、回転ホルダを互いに反対方向に回転させるために、たすきかけ状となって前記回転レバーに連結されていることを特徴とする。
この発明は、以上のように構成したので、横枠の回転に連動して前記開閉連動機構が作動し、回転ホルダを開閉させる。そのため、従来例と異なり、ドラム缶が回動するときには、確実に回転ホルダにより抱き込み固定することができるので、内容物の注出作業を安全、かつ、確実に行うことができる。
本発明者は、前記課題を解決するには、作業者が開閉連動機構の操作レバーの操作を忘れないようにするための対策をたてるよりも、回転ハンドルを回転させて横枠を回動させたときに、回転ホルダが連動して自動的に開閉する手段を開発した方が良い、と考え、研究実験を重ねた。
その結果、詳細については後述するが、ドラム缶運搬車を次の様に構成すれば良いことがわかった。即ち、
台車に昇降自在に設けた水平支持枠と、該水平支持枠の先端部に基端部を軸着されている横枠と、該横枠の自由端部に固定された縦枠と、該縦枠の上部に設けられた掴み手段と、該縦枠の下端部に設けられ、ドラム缶の下部後面に当接する当板と、該縦枠の下部に左右一対設けられた、軸受筒に保持されている回転ホルダであって、基端寄りには軸受筒に保持される回転軸が形成され、その先端寄りにはドラム缶の下部前面を抱え込むための屈曲部が形成されている左右一対の回転ホルダと、前記回転ホルダの屈曲部を互いに反対方向に回転させる開閉連動機構と、を備えたドラム缶用保持装置であって;前記開閉連動機構は、前記縦枠の固定板に軸止され、その一端に係止部を設け、他端に連結端を設けた解除レバーと、前記両回転ホルダの回転軸の後端に設けられた回転レバーと、前記解除レバーの連結端と前記両回転レバーとを連結するリンク結合手段と、を備えており、前記横枠が回転し前記解除レバーの係止部が前記水平支持枠の直立限ストッパに当接すると、前記連結端が変位して前記回転レバーを互いに反対方向に回転させる。

この発明の実施例1を図1〜図9により説明する。
ドラム缶運搬車Aは、固定車輪1と自在車輪3を備えたコ字状のフレーム5と、該フレーム5に立設されたガイドフレーム7と、該ガイドフレーム7に昇降自在に設けられたコ字状の水平支持枠9と、該水平支持枠9の先端部に、基端部11aが軸着されている横枠11と、該水平支持枠9に設けられたウオーム減速機12a付き回転ハンドル12と、を備えている。
前記ガイドフレール7には、足踏式ジャッキ13,ポンプペダル15,ガイドローラ17,下降バルブレバー19,カバー21,走行用ハンドル23、ローラチェーン25,スプロケット27、が設けられている。
前記横枠11は、半円弧状に形成され、その自由端部11bの中央交差部には縦枠30が、直交状態で固定されている。該縦枠30の上端部には、下爪32aと上爪32bとからなる掴み爪32と、該掴み爪32を操作する掴みハンドル35が設けられている。
前記縦枠30の下部には、当板39が設けられている。この当板39は横枠11の下方に位置する彎曲状の板体であり、縦枠30側に位置するドラム缶Dの下部後面に当接し支持する。
図5に示す様に、前記縦枠30の下部には横支持枠50が水平に設けられているが、該横支持枠50は前記当板39の下方に位置している。この枠50の長さは前記横枠11の基端部の径(開口端部の幅)と略同一長さであり、その中間部(長さ方向の真ん中)が前記縦枠30に固定されている。前記横支持枠50の両端には、左右一対の軸受筒46,46が固定されているが、該軸受筒46,46は、前記横支持枠50の正面に直交方向に、かつ、互いに平行に配設されている。
前記軸受筒46,46は、左右一対の回転ホルダ48,48を支持しており、該軸受筒46,46には、回転ホルダ48の基端寄りの回転軸48a,48aが軸着されている。該回転ホルダ48の先端寄りには屈曲部48bが設けられているが、この屈曲部48bは、図2に示すように、回転ホルダ48が閉状態(ホルド)になったときにドラム缶Dの下部前側面を抱え込むことができる様な形状に彎曲している。
図5に示すように、前記回転軸48a,48aの後端には、一対の略三角形状の回転レバー52,52が固定されている。前記両回転レバー52,52は、向きを互いにずらして固定され、前記両回転レバー52,52は連結棒54により回転可能に連結されているが、この連結棒54は、回転ホルダ48を互いに反対方向に回転させる為に、得所謂たすきかけの状態で連結されている。
即ち、図5に示す様に、一方の回転レバー52の下側の角部には、連結棒54及び移動側結合リンク56の一端部が軸着され、前記連結棒54の他端部は、他方の回転レバー52の上方外側の角部に軸着されている。そのため、連結棒54は、回転ホルダ48が開状態(アンホルド)の場合には、横支持枠50に対して上向きに傾斜した状態(たすきかけ状態)となる。
図5に示すように、横支持枠50の、図面上における縦枠30の左側には、リンク取付板58が設けられ、このリンク取付板58には、台形状の固定側結合リンク61が支点軸61pにより回動自在に支持されている。前記取付板58には、固定側結合リンク61の回動を規制するためのリンクストッパ62が突設されている。
このリンクストッパ62は、図9に示す様に、固定側結合リンク61及び移動側結合リンク56の3個の結合軸が直線を僅かに過ぎた状態で、固定側結合リンク61と係止する。図5に示すように、前記固定側結合リンク61の上側の角部には、前記移動側結合リンク56の他端が軸着され、又、その下側の角部には回転連動竿63の一端が軸着されている。
図5に示すように、前記縦枠30の中央交差部右側には、固定板65が設けられ、該固定板65には、解除レバー67が支点軸67pにより回動自在に支持されている。この解除レバー67の一端(連結端)67Lは、前記回転連結竿63の他端に軸着されているが、前記一端67Lは、縦枠30の左側に伸びており、前記リンク取付板58のほぼ真上に位置している。
前記解除レバー67の一端(連結端)67Lと前記支点軸67pとの間に、連結リンク69の一端が軸着され、該連結リンク69の他端は丸棒71の下端部に軸着されている。この丸棒71は、縦枠30に固着されたばね受け板73に挿着され、該ばね受け板73と丸棒71の上端部との間には、コイルばね75が挿着されている。このコイルばね75は、解除レバー67の一端67Lを引き上げ回転ホルダ48を閉方向に付勢するリンクばね手段であり、丸棒71の上端部に螺着されているナット77により、そのばね力を調節することができる。
図5に示す様に、解除レバー67の他端には、直立限ストッパ60の上面に当接する係止部68が設けられている。前記直立限ストッパ60は,前記解除レバー67の回動を規制する手段であるが、このストッパ60は、図3に示す様に、水平支持枠9に固定されたL字状板体であり、前記解除レバー67の係止部68の下側に設けられている。
なお、直立限ストッパ60は、横枠11が回転するときに、軸受筒46と干渉するのを避けるために水平支持枠9の回転軸近くに設けるので、図4に示すように、解除レバー67の他端側(係止部68側)は、横枠11軸着部の先から回転軸方向に屈曲している。
次に、本実施例の作動について説明する。
ドラム缶の吊り上げ:
回転ホルダ48が全開状態(アンホルド)のドラム缶運搬車Aを、走行用ハンドル23を押してドラム缶Dの近傍に移動し、該ドラム缶Dを横枠11の開口部内に挿入した後、該横枠11の高さを調整して掴み爪32の位置とドラム缶Dの耳部との位置を合わせる。
掴みハンドル35を回転させて掴み爪32でドラム缶Dの耳部を挟持した後、ポンプペダル15を踏んで横枠11を上昇させ、該ドラム缶Dを吊り上げて床面から離す。ドラム缶Dは、図6に示す様に、垂直状態となり、その胴部の下部後面(縦枠30側)は当板39に当接し支持される。
このとき、回転ホルダ48の屈曲部48bは、図6(A)に示す様に、上向きになって開いており、開閉連動機構Rは、図6(B)に示すように、解除レバー67がほぼ水平状態となり、その先端部の係止部68は水平支持枠9の直立限ストッパ60の上面に係止している。なお、固定側結合リンク61は、リンクストッパ62から離れている。
回転ホルダの閉動作:
回転ハンドル12を矢印A12方向(反時計方向)に回し、横枠11を回転角θ1だけ回転させると、係止部68が直立限ストッパ60に係止されている、解除レバー47の連結端67Lが上方に移動し、回転連結リンク63が引き上げられる。そのため、固定側結合リンク61が矢印A56方向(反時計方向)に回転し、移動側結合リンク56が押し下げられる。
そうすると、回転レバー52,52が回転し回転ホルダ48の屈曲部48b、48bが内側、即ち、閉方向に倒れ始める(図7(A)、(B)参照)。この時、前記両回転レバー52,52は、たすきがけ状態の連結棒54により連結されているので、同時に回転するが、固定側結合リンク61側の回転レバー52は時計方向に、又、他方の回転レバー52は反時計方向に回転して屈曲部48b、48bを同時に閉方向に変位させる。
更に、回転ハンドル12を矢印A12方向(反時計方向)に回し、横枠11を回転させて回転角θ2にすると、係止部68が直立限ストッパ60に係止されている、解除レバー47の連結端67Lが更に上方に移動し、回転連結リンク63が更に引き上げられる。そのため、固定側結合リンク61が、更に矢印A56方向(反時計方向)に回転し、移動側結合リンク56が更に押し下げられる。
そうすると、回転レバー52,52が回転し回転ホルダ48の屈曲部48b、48bが内側、即ち、閉方向に更に倒れる(図8(A)、(B)参照)。
更に、回転ハンドル12を矢印A12方向(反時計方向)に回し、横枠11を回転させて回転角θ3、例えば、θ3=10度、にすると、係止部68が直立限ストッパ60に係止されている、解除レバー67の連結端67Lが更に上方に移動し、回転連結リンク63が引き上げられる。そのため、固定側結合リンク61が矢印A56方向(反時計方向)に回転し、移動側結合リンク56が押し下げられる。
そうすると、回転レバー52,52が更に回転し回転ホルダ48の屈曲部48b、48bが更に内側、即ち、閉方向に倒れ、ドラム缶Dの前面(縦枠30と反対側)を抱え込む(図9(A)、(B)参照)。前記両屈曲部48b、48bの先端部は互いに近接し、全体として半円弧状となって、ドラム缶Dの前側面に停止するので、ドラム缶Dは、回転ホルダ48により塞がれる(全閉状態)。
この時、図9(B)に示す様に、解除レバー67は傾斜状態になっており、係止部68は支持軸67pの下側となって直立限ストッパ60に係止し、連結端67Lは前記支持軸67pの上側となって回転レバー52に閉方向の力を与えている。又、固定側結合リンク61は、リンクストッパ62に係止しており、全閉状態(ホルド)の回転ホルダ48に、人為的に開方向の外力が加っても、該固定側結合リンク61は回動できない。そのため、回転ホルダ48が不用意に開状態になるのを防止することができる。なお、全開状態の回転ホルダ48は、90度回転することにより前記屈曲部48b、48bが水平状となり全閉状態となる。
前述のようにして、回転ホルダ48によりドラム缶Dを塞いだ後、更に回転ハンドル12を矢印A12方向に回して横枠11を回転させ、ドラム缶Dを所望角度傾けて内容物の注出を行なう。この時、解除レバー67の係止部68は、直立限ストッパ60から離れている。そして、全閉状態の回転ホルダー48の屈曲部48b、48bはドラム缶Dの荷重を受けるので、該回転ホルダ48の回転は規制される。
回転ホルダの開動作:
回転ホルダ48の開動作は、前記閉動作の逆の要領で行われるが、簡単に説明する。内容物の注出作業終了後、回転ハンドル12を矢印A12と反対方向(時計方向)に回し、横枠11を回転させると、解除レバー67の係止部68が直立限ストッパ60に係止され、解除レバー47はコイルばね75のばね力に抗して横枠11と平行になる方向に遥動する。
そうすると、回転連動竿63は、固定側結合リンク61をリンクストッパ62で停止している状態から時計方向に回転させ、回転ホルダ48の左右の屈曲部48b,48bが開方向に回転する。回転ホルダ48が全閉状態から90度回転して全開するまで、横枠11(縦枠30)の回転角度θ3は約10度である。
この発明の実施例は、上記に限定されるものではなく、例えば、次の様に構成しても良い。
(1)リンクばね手段は、解除レバー57に限らず他の部分、例えば、回転レバー52、又は、連結棒54等に取り付けても良い。
(2)リンクストッパ62を省略する。前述のように、このストッパ62は、回転ホルダが全閉状態のときに、該回転ホルダ48に人為的に開方向の外力が加えられても、開状態にならない様にするものであるが、実際の作業では、回転ホルダ48が全閉状態のとき、ドラム缶重量はその全閉状態を維持する方向に作用しているので、問題がない。ただし、空ドラム缶など比較的重量が軽い場合には、前記ストッパは必要となる。
(3)固定側結合リンク、回転レバー、連結棒の形状等は、必要に応じて適宜選択することができる。
本件発明の第1実施例を示す平面図である。 前記第1実施例の正面図である。 水平支持枠の平面図である。 解除レバーの要部を示す平面図である。 リンク結合手段の拡大図である。 回転ホルダの全開状態を示す図で、図6(A)は正面図、図6(B)はリンク機構の拡大図である。 回転ホルダの閉状態への移行過程を示す図で、図7(A)は正面図、図7(B)はリンク機構の拡大図である。 回転ホルダの更なる閉状態への移行過程を示す図で、図8(A)は正面図、図8(B)はリンク機構の拡大図である。 回転ホルダの全閉状態を示す図で、図9(A)は正面図、図9(B)はリンク機構の拡大図である。
符号の説明
9 水平支持枠
11 横枠
12 回転ハンドル
30 縦枠
39 当板
46 軸受筒
48 回転ホルダ
50 横支持枠
52 回転レバー
54 連結棒
56 移動側結合リンク
58 リンク取付板
60 直立限ストッパ
61 固定側結合リンク
62 リンクストッパ
63 回転連結竿
65 固定板
67 解除レバー
68 係止部
75 コイルばね
A ドラム缶運搬車
R リンク結合手段

Claims (5)

  1. 台車に昇降自在に設けた水平支持枠と、該水平支持枠の先端部に基端部を軸着されている横枠と、該横枠の自由端部に固定された縦枠と、該縦枠の上部に設けられた掴み手段と、該縦枠の下端部に設けられ、ドラム缶の下部後面に当接する当板と、該縦枠の下部に左右一対設けられた、軸受筒に保持されている回転ホルダであって、基端寄りには軸受筒に保持される回転軸が形成され、その先端寄りにはドラム缶の下部前面を抱え込むための屈曲部が形成されている左右一対の回転ホルダと、前記回転ホルダの屈曲部を互いに反対方向に回転させる開閉連動機構と、を備えたドラム缶用保持装置であって;
    前記開閉連動機構は、前記縦枠又は前記横枠に軸止され、その一端に係止部を設け、他端に連結端を設けた解除レバーと、前記両回転ホルダの回転軸の後端に設けられた回転レバーと、前記解除レバーの連結端と前記両回転レバーとを連結するリンク結合手段と、を備えており、
    前記横枠が回転し前記解除レバーの係止部が前記水平支持枠の直立限ストッパに当接すると、前記連結端が変位して前記回転レバーを互いに反対方向に回転させることを特徴とするドラム缶運搬車。
  2. 前記リンク結合手段は、縦枠の下部に固定され、前記両軸受筒を保持する横支持枠と、該横支持枠に立設されたリンク取付板に軸止されている固定側結合リンクと、該固定側結合リンクの縦枠側に一端が軸着され、その他端が前記解除レバーに軸着されている回転連結竿と、前記両回転レバーを回動可能に連結する連結棒と、一端が前記固定側結合リンクの他端に軸着され、その他端が前記回転レバーに軸着されている移動側結合リンクと、を備えていることを特徴とする請求項1記載のドラム缶運搬車。
  3. 前記リンク取付板が、固定側結合リンクの回動を規制するためのリンクストッパを備えていることを特徴とする請求項2記載のドラム缶運搬車。
  4. 前記解除レバーの支点軸と連結端との間に、前記連結端側を引き上げる方向に付勢するリンクばね手段が設けられていることを特徴とする請求項2、又は、3記載のドラム缶運搬車。
  5. 前記連結棒は、回転ホルダを互いに反対方向に回転させるために、たすきかけ状となって前記回転レバーに連結されていることを特徴とする請求項2記載のドラム缶運搬社車。
JP2006293867A 2006-10-30 2006-10-30 ドラム缶運搬車 Active JP4871698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006293867A JP4871698B2 (ja) 2006-10-30 2006-10-30 ドラム缶運搬車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006293867A JP4871698B2 (ja) 2006-10-30 2006-10-30 ドラム缶運搬車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008110642A JP2008110642A (ja) 2008-05-15
JP4871698B2 true JP4871698B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=39443418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006293867A Active JP4871698B2 (ja) 2006-10-30 2006-10-30 ドラム缶運搬車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4871698B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6066248B1 (ja) * 2016-07-11 2017-01-25 旭エンジニアリング株式会社 ロール反転機構を備えた運搬車
CN114394142B (zh) * 2022-02-07 2023-02-28 齐鲁安替制药有限公司 一种料桶转运设备及转运方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008110642A (ja) 2008-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61176721A (ja) マンホ−ル蓋の開閉運搬装置
US4272220A (en) Drum lifter for fork lift truck
JP4871698B2 (ja) ドラム缶運搬車
CN104591065A (zh) 一种安全可靠的抱桶倾倒装置
EP3175065A1 (en) Pivoting door
US8100622B2 (en) Articulated lift arm
EP2046603B1 (fr) Dispositif de chargement et de dechargement
FR2886216A1 (fr) Dispositif de convoyage a mecanisme d'attelage ergonomique
NO833378L (no) Utstyr for anbringelse av en utskiftbar plattform eller container paa en lastebil e.l.
JP4778298B2 (ja) ドラム缶運搬車
KR200175245Y1 (ko) 맨홀뚜껑 개폐기구
FR2975389A1 (fr) Accessoire adaptable sur un chariot elevateur a fourches pour le levage/transport d'un container cylindrique tel qu'un fut
JP2009196470A (ja) 荷箱の天蓋開閉装置
JP5004778B2 (ja) 荷箱の天蓋開閉装置
JP3740356B2 (ja) コンテナにおける天蓋ロック装置
JP2006143366A (ja) 吊り上げ搬送装置
JP2552772Y2 (ja) ドラム缶用保持装置
JP2009184564A (ja) 荷箱の天蓋開閉装置
JP3711003B2 (ja) コンテナにおける天蓋開閉装置
JP5145770B2 (ja) 回転クランプ装置付き産業車両の制御装置
JP3396816B2 (ja) 缶状容器の運搬装置
JP2003096822A (ja) カバー体を備えた作業機械
JP3883034B2 (ja) 天蓋開閉装置付コンテナ
JP2007032138A (ja) 側溝用蓋上げ器具、側溝用蓋上げ搬送器具、側溝用蓋揺動器具、汚泥収納袋搬送器具。
JP3885925B2 (ja) 天蓋開閉装置付コンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4871698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250