JP5004753B2 - 引出し付きキャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、引き出し可能な引出しを有する引出し付きキャビネットに関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、キャビネット本体に手前へ引き出し可能に引出しが配置され、この引出しを引き出した状態に保持する押し込み阻止用のロック装置を備えた引出し付きキャビネットが存在する。
特開2006−346156号公報
上記特許文献1に開示されている引出し付きキャビネットでは、引出しを引き出した位置からキャビネット本体内に収納させる際に、引出しの側面に設けられたロック装置を構成する棒状のロック解除操作部を、手で上方へ引き上げて、ロック状態を解除せねばならず、引出しを収納させる際の操作が面倒であるという問題点があった。
本発明は、操作が容易な引出し付きキャビネットを提供することを目的の1つとし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、キャビネット本体内に収納される収納位置から、キャビネット本体の前方側へ引き出される引き出し位置に亘り移動可能に引出しを設けるとともに、前記引き出し位置に引き出された引出しの前記収納位置側への移動を規制するロック機構を備えた引出し付きキャビネットにおいて、前記引出しの前面の前板を上下スライド自在に設けるとともに、該前板の上下動作に前記ロック機構が連動するように構成したことを要旨とする。
引出しの前面の前板を上下方向にスライド移動させることによりロック機構が連動するため、キャビネット本体から引き出された状態の引出しを収納させる際に、前板を上方へ移動させて容易にロック機構を解除させることができ、操作が容易なものとなる。
また、上記引出し付きキャビネットにおいて、前記ロック機構は、前記引出しの側面に軸部を中心として前後端が上下方向に遥動可能に設けられて前端が前記前板に連結されたロックバーと、引出しの収納位置において前記ロックバーの上方に位置し該ロックバーを略水平に保持し得るようにキャビネット本体に固設された横長のガイドバーで構成され、前記引出しが引き出し位置まで引き出されると、前記ガイドバーから前記ロックバーが外れて前記前板が自重で下動することにより該ロックバーの後端が前記ガイドバーの前端に係止されるように構成することもできる。
こうすれば、キャビネット本体から引出しを前側へ引き出した時には、ガイドバーからロックバーが外れることで前板が自重で下動して、ロックバーの後端がガイドバーの前端に係止され、引出しの収納状態位置への移動が規制されるものとなり、この状態から引出しをキャビネット内に収納させる際には、前板を上方へスライドさせれば、ロックバーとガイドバーの係合状態を解除することができ、この状態で引出しをキャビネット本体側へ良好に収納することができ、操作が容易なものとなる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、引出し付きキャビネットの斜視構成図であり、また図2は、引出し付きキャビネットの要部正面図を示すものである。
引出し付きキャビネット1は、左右の側板2a,2bと背側の背板2cで、前方側および上方側が開口された箱状に形成されており、このキャビネット本体2の上面には洗面器4が設置され、洗面器4には水栓5および操作用のハンドル5aが設けられている。
また、洗面器4の下方には、キャビネット本体2から前方側へ引き出し可能に収納部3が設けられており、この収納部3の下方に、踏み台となる引出し6が引き出し可能に設けられている。この引出し6の上面には、その上に乗ることのできる天板7が設けられている。
また、引出し6の底面には、キャスター11,11が設けられており、このキャスター11,11が床面F上を転動して、引出し6をキャビネット本体2から手前側へ引き出せるように構成されている。
図3は、キャビネット本体2内に引出し6を収納させた収納位置における要部概略構成図を示しており、また図4は、引出し6をキャビネット本体2から前側へ引き出した引き出し位置における要部概略構成図を示している。
引出し6の前面側には、上前板6bと、その後方側に平行状に下前板6cが設けられており、下前板6cは固定されているが、上前板6bは上下方向にスライド自在に設けられている。
なお、図5は、さらに詳細な拡大図を示すが、キャビネット本体2の側板2a,2bの内側には、横方向に固定レール16が固定されており、この固定レール16に係合されるスライドレール17が、引出し6の本体6aの左右の側面に固定されている。
固定レール16にスライドレール17が嵌まり込んで、固定レール16に沿ってスライドレール17が横方向にスライド移動でき、このスライドレール17の横移動とともに引出し6が手前側へ引き出され、キャビネット本体2から引出し6が完全に引き出された図4の引き出し位置では、固定レール16の前端にスライドレール17の後端が係合状態に保持されるように構成されている。
この固定レール16と平行状に、その上方側にガイドバー8が固設されている。このガイドバー8は横長状に形成されており、キャビネット本体2の側板2aおよび2bの内側に固定されたものである。
一方、引出し6の本体6aの左右の側面の外側には、ロックバー9が設けられている。このロックバー9は、引出しの本体6aの側面の後方側に固定された軸金具12の軸部12aに嵌め込まれており、軸部12aを中心としてロックバー9の前端側および後端側が上下方向に遥動できるように構成されている。
ロックバー9の前端は、上前板6bの裏側の左右端側に固定されたアングル状の連結金具10に形成されている係合片10aに軸部13を介して連結されており、係合片10aに形成されている横長の長孔10b内に軸部13が配置されている。また、ロックバー9の後端側には、ローラー14が転動可能に設けられており、その後端側に、ゴム等で構成されたストッパー部材15が設けられている。
一方、ガイドバー8の前端側には、このストッパー部材15に係合する係止片8aが上方へ折り曲げて形成されている。
なお、ロックバー9は水平状態ではガイドバー8の下方に位置するように配置されており、ガイドバー8の下面にローラー14が当接して、ガイドバー8の下側でロックバー9が前後方向に移動されるものである。
図3の収納位置では、ガイドバー8の下側に水平にロックバー9が保持されるものであり、この状態では、ロックバー9の前端に連結金具10を介して連結されている上前板6bは、その上端が天板7よりも上方へ突出した位置に配置される。
この図3の収納位置から、上前板6bの下端に手を入れて、引出しを前方側へ引き出してゆくと、ガイドバー8に沿ってロックバー9は水平状態で移動されてゆくが、図4のように、引出し6をキャビネット本体2から引き出した引き出し位置に達すると、ガイドバー8の前端からロックバー9のローラー14が外れ、ロックバー9の後端がガイドバー8の前端から離れて自由端となると、上前板6bの自重が作用して、上前板6bは自重で下動することとなる。
上前板6bが下動することにより、ロックバー9の前端側が下方へ移動し、逆にロックバー9の後端側は上方へ移動することとなり、図4に示すように、ロックバー9の後端に設けられているストッパー部材15がガイドバー8の前端の係止片8aと整合されて、ほぼ当接状態となり、この状態では、引出し6をキャビネット本体2側へ押し込もうとしてもストッパー部材15が係止片8aに当接して、引出し6のキャビネット本体2側への移動が規制されるものである。
このようにロックバー9とガイドバー8でロック機構が構成されて、引き出された引出し6を引き出し位置に良好に保持できるものである。
なお、この引き出し位置では、上前板6bの上端が天板7と面一状になるように設定されており、上前板6bの上端と天板7に段差が生ずることがなく、天板7上に乗って踏み台として引出し6を有効に利用することができ、上方側に配置される棚等からの物の取り出し等を容易に行うことができるものとなる。
また、天板7上に乗った時に、上前板6bとの間に段差がないために、上前板6bに足を引っ掛けることもなく、安全性が高められたものとなっている。
この図4の引き出し位置から図3の収納位置に引出し6を戻す際には、上前板6bの下端に手を掛けて、上前板6bを上方へ押し上げることにより、ロックバー9の後端のストッパー部材15が下側へ移動し、これにより、ガイドバー8の前端の係止片8aからストッパー部材15が離脱され、ロック状態が解除されるものであり、ロックバー9を水平状態にして、この状態で良好に引出し6をキャビネット本体2側へ押し込んで収納させることができるものである。この場合は、ガイドバー8の下面にローラー14が当接して、スムーズにガイドバー8に沿って水平状態でロックバー9が後方側へ移動されてゆくため、上前板6bは上方へ持ち上げられたままの状態に維持されて、引出し6が収納されることとなる。
なお、本例では、ロックバー9の後端にストッパー部材15を設けているが、ローラー14が直接、ガイドバー8の前端に当接するような構造であっても良い。
なお、本例では、天板7上に人が乗ることができて踏み台として利用できる引出し6を例示しているが、踏み台として利用できる引出しに限らず、高さ寸法が高い、その他の引出しについても、同様に上前板6bを上下動させてロック機構と連動させるように構成することができ、上前板6bを上方へ持ち上げる操作でロック機構を解除できるため、従来のような面倒な操作ではなく、引出しを楽に出し入れできるものとなる。
引出し付きキャビネットの一例を示す斜視構成図である。 図1のキャビネットの下部を拡大して示す正面拡大構成図である。 引出しの収納位置における収納状態を示す概略側面構成図である。 引出しを引き出した引き出し位置の状態を示す概略側面構成図である。 引出しとキャビネット本体側の構成部材の配置詳細図である。
符号の説明
1 引出し付きキャビネット
2 キャビネット本体
2a,2b 側板
3 収納部
6 引出し
6a 本体
6b 上前板
6c 下前板
7 天板
8 ガイドバー
8a 係止片
9 ロックバー
10 連結金具
10a 係合片
11 キャスター
12a,13 軸部
14 ローラー
15 ストッパー部材
16 固定レール
17 スライドレール
F 床面

Claims (2)

  1. キャビネット本体内に収納される収納位置から、キャビネット本体の前方側へ引き出される引き出し位置に亘り移動可能に引出しを設けるとともに、前記引き出し位置に引き出された引出しの前記収納位置側への移動を規制するロック機構を備えた引出し付きキャビネットにおいて、
    前記引出しの前面の前板を上下スライド自在に設けるとともに、該前板の上下動作に前記ロック機構が連動するように構成した
    ことを特徴とする引出し付きキャビネット。
  2. 前記ロック機構は、
    前記引出しの側面に軸部を中心として前後端が上下方向に遥動可能に設けられて前端が前記前板に連結されたロックバーと、
    引出しの収納位置において前記ロックバーの上方に位置し該ロックバーを略水平に保持し得るようにキャビネット本体に固設された横長のガイドバーで構成され、
    前記引出しが引き出し位置まで引き出されると、前記ガイドバーから前記ロックバーが外れて前記前板が自重で下動することにより、該ロックバーの後端が前記ガイドバーの前端に係止されるように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の引出し付きキャビネット。
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