JP2009106383A - 引出し付きキャビネット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キャビネット本体2内に収納される収納位置からキャビネット本体2の前方側へ引き出される引き出し位置に亘り移動可能に引出し6を設け、引き出し位置に引き出された引出し6の収納位置側への移動を規制するロック機構9,8を備えた引出し付きキャビネットにおいて、引出し6の前面の前板6bを上下スライド自在に設け、前板6bの上下動作にロックバー9が連動するように構成する。
【選択図】図4
Description
本発明は、キャビネット本体内に収納される収納位置から、キャビネット本体の前方側へ引き出される引き出し位置に亘り移動可能に引出しを設けるとともに、前記引き出し位置に引き出された引出しの前記収納位置側への移動を規制するロック機構を備えた引出し付きキャビネットにおいて、前記引出しの前面の前板を上下スライド自在に設けるとともに、該前板の上下動作に前記ロック機構が連動するように構成したことを要旨とする。
図1は、引出し付きキャビネットの斜視構成図であり、また図2は、引出し付きキャビネットの要部正面図を示すものである。
また、洗面器4の下方には、キャビネット本体2から前方側へ引き出し可能に収納部3が設けられており、この収納部3の下方に、踏み台となる引出し6が引き出し可能に設けられている。この引出し6の上面には、その上に乗ることのできる天板7が設けられている。
また、引出し6の底面には、キャスター11,11が設けられており、このキャスター11,11が床面F上を転動して、引出し6をキャビネット本体2から手前側へ引き出せるように構成されている。
引出し6の前面側には、上前板6bと、その後方側に平行状に下前板6cが設けられており、下前板6cは固定されているが、上前板6bは上下方向にスライド自在に設けられている。
固定レール16にスライドレール17が嵌まり込んで、固定レール16に沿ってスライドレール17が横方向にスライド移動でき、このスライドレール17の横移動とともに引出し6が手前側へ引き出され、キャビネット本体2から引出し6が完全に引き出された図4の引き出し位置では、固定レール16の前端にスライドレール17の後端が係合状態に保持されるように構成されている。
一方、引出し6の本体6aの左右の側面の外側には、ロックバー9が設けられている。このロックバー9は、引出しの本体6aの側面の後方側に固定された軸金具12の軸部12aに嵌め込まれており、軸部12aを中心としてロックバー9の前端側および後端側が上下方向に遥動できるように構成されている。
一方、ガイドバー8の前端側には、このストッパー部材15に係合する係止片8aが上方へ折り曲げて形成されている。
図3の収納位置では、ガイドバー8の下側に水平にロックバー9が保持されるものであり、この状態では、ロックバー9の前端に連結金具10を介して連結されている上前板6bは、その上端が天板7よりも上方へ突出した位置に配置される。
このようにロックバー9とガイドバー8でロック機構が構成されて、引き出された引出し6を引き出し位置に良好に保持できるものである。
また、天板7上に乗った時に、上前板6bとの間に段差がないために、上前板6bに足を引っ掛けることもなく、安全性が高められたものとなっている。
なお、本例では、天板7上に人が乗ることができて踏み台として利用できる引出し6を例示しているが、踏み台として利用できる引出しに限らず、高さ寸法が高い、その他の引出しについても、同様に上前板6bを上下動させてロック機構と連動させるように構成することができ、上前板6bを上方へ持ち上げる操作でロック機構を解除できるため、従来のような面倒な操作ではなく、引出しを楽に出し入れできるものとなる。
2 キャビネット本体
2a,2b 側板
3 収納部
6 引出し
6a 本体
6b 上前板
6c 下前板
7 天板
8 ガイドバー
8a 係止片
9 ロックバー
10 連結金具
10a 係合片
11 キャスター
12a,13 軸部
14 ローラー
15 ストッパー部材
16 固定レール
17 スライドレール
F 床面
Claims (2)
- キャビネット本体内に収納される収納位置から、キャビネット本体の前方側へ引き出される引き出し位置に亘り移動可能に引出しを設けるとともに、前記引き出し位置に引き出された引出しの前記収納位置側への移動を規制するロック機構を備えた引出し付きキャビネットにおいて、
前記引出しの前面の前板を上下スライド自在に設けるとともに、該前板の上下動作に前記ロック機構が連動するように構成した
ことを特徴とする引出し付きキャビネット。 - 前記ロック機構は、
前記引出しの側面に軸部を中心として前後端が上下方向に遥動可能に設けられて前端が前記前板に連結されたロックバーと、
引出しの収納位置において前記ロックバーの上方に位置し該ロックバーを略水平に保持し得るようにキャビネット本体に固設された横長のガイドバーで構成され、
前記引出しが引き出し位置まで引き出されると、前記ガイドバーから前記ロックバーが外れて前記前板が自重で下動することにより、該ロックバーの後端が前記ガイドバーの前端に係止されるように構成した
ことを特徴とする請求項1に記載の引出し付きキャビネット。
Priority Applications (1)
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JP2007279568A JP5004753B2 (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 引出し付きキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007279568A JP5004753B2 (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 引出し付きキャビネット |
Publications (2)
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Family
ID=40775595
Family Applications (1)
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JP2007279568A Active JP5004753B2 (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 引出し付きキャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
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Citations (1)
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- 2007-10-26 JP JP2007279568A patent/JP5004753B2/ja active Active
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