JP5000897B2

JP5000897B2 - 携帯折畳自転車。

Info

Publication number: JP5000897B2
Application number: JP2006028933A
Authority: JP
Inventors: 政太郎吉辰
Original assignee: 政太郎吉辰
Priority date: 2005-06-07
Filing date: 2006-01-11
Publication date: 2012-08-15
Anticipated expiration: 2026-01-11
Also published as: JP2007091198A

Description

本発明は、自転車に関し、より詳細には、携帯折畳自転車に関する。

主流となっている従来の折畳自転車は、車体の真中から横に折畳、ハンドルをさらに同側に折畳、サドルも昇降でき、占用空間を少なくになるように功夫されている。

しかし、上述従来の折畳自転車は、占用空間をさらに小さくなることができないため、軽く携帯できるようにすることが難しい。

本発明は、上記従来技術の問題点を解決して、占用空間をさらに小さくなり、軽くて携帯できるため、携帯折畳自転車を提供する。

本発明の携帯折畳自転車は、回転折畳み継手をハンドルステムに設置、弾性折畳み継手をフレームに設置、前段フレームのヘッドチューブに片側減震フォークを取り付け、後段フレームの下にクランク軸ケース穴を設置、クランク軸ケース穴に片側減震フレームを取り付け、前車輪を片側減震フォークに装入、後車輪に繋いだ中空後車軸を片側減震フレームに装入、変速機をクランク軸ケースに内装する。前車輪を後車輪まで並べて折畳み、クランクを折畳むことができ、ハンドルを後車輪の駆動側に折畳み、薄体サドルを装配する。折畳み完成後の幅はサドルの幅になり、高さは車輪の直径になり、長さは高さの１．６１８倍になることをもって問題を解決する。

本発明は、携帯折畳自転車によって、占用空間を小さくなって環境改善に有利である。携帯できるため自転車の利用を便利化になる。

弾性折畳み継手レバーを開放して、前段フレームを後段フレームに折畳み、回転折畳み継手レバーを開放して、ハンドルを下に折畳み、これで押して走行することができ、サドル昇降レバーを開放して、薄体サドルを落ちさせる。折畳み完成後の幅はサドルの幅になり、高さは車輪の直径になり、長さは高さの１．６１８倍になる。車体はスチール、軽合金および強化複合材料で製造する。

図面１に示された通り、回転機能と折畳み機能がある回転折畳み継手１をハンドルステム２の下端と片舵板６の間に連接し、ハンドルステム２は折畳める同時に回転することができる。回転折畳み継手１内に楕円錐形凸体と凹体があり、下の方は片舵板６へ固定し、上の方は高さの調整ができるようにハンドルステム２の下端に固定し、回転折畳み継手１を締める時、上の方が回転してから下の方に強く合わせる。

弾性体の変形機能と折畳み機能がある弾性折畳み継手３を前段フレーム４と後段フレーム８の間に連接し、弾性体の高さに圧力を加え、増えた太さから弾性折畳み継手３を締め、フレームは折畳める時にも締めることができる。

ヘッドチューブ５の上下に片舵板６があり、片側減震フォーク７を上下片舵板６の間に取り付け、弾性がある減震体は引力と張力同時にフォークを減震し、張力アップのため減震体に気体を入れ、前車輪１２を片側減震フォーク７に装入する。

後段フレーム８の下にクランク軸ケース穴９を設け、片側減震フレーム１０の前端と一体になるクランク軸ケース１６を回転できるようにクランク軸ケース穴９に取り付ける。後段フレーム８の上にある連接軸と片側減震フレーム１０の後端にある連接軸の間に減震器１１を取り付け、弾性がある減震体は引力と張力同時に減震し、張力アップのため減震体に気体を入れる。

中空後車軸１４は、左端に後車輪１３を固定し、中間がベアリングによって片側減震フレーム１０の後端に取り付け、右端にフリーホイールを装入する。

クランクはクランク軸孔端１７と可折端１８がある。クランク軸孔端１７の径向内側に２つの平行平面を設け、平面と垂直に折畳み銷を装入し、この平行平面に対して可折端１８の内面も２つの平行平面を設け、平面と垂直に折畳み孔を掘り、２つ折畳み銷が２つ折畳み孔と装配して、可折端１８をクランク軸孔端１７に折畳ませ、固定器で止める。

図面２に示された通り、クランク軸変速機は遊星歯車変速機であり、クランク軸ケース１６に内装する。クランク軸２０に腕２１を固定し、ベアリングによって太陽歯車２３もクランク軸２０に装入し、遊星歯車２４を腕に取り付け、内歯車２５を大径ベアリング２６によってクランク軸ケース１６内に装入する。クランク軸２０の両端に入力でき、内歯車２５を固定する時太陽歯車２３が出力する。

腕２１の非遊星歯車側に副太陽歯車２７があり、同側に副内歯車２８もあり、副太陽歯車２７と副内歯車２８の間に２組以上の変向歯車組が取り付けてあり、変向歯車組さらに入力歯車２９、逆向歯車、順向歯車があり、入力歯車軸３０、逆向歯車軸、順向歯車軸を

と制動槽が設けられ、制御孔１５は変向歯車組を制御して副内歯車２８の転向をコントロール、制動槽は制動ボール３５を制御して副内歯車２８を制動する。

図面３に示された通り、薄体サドルは弾性サドル本体３３とバネ鋼サドル梁３４があり、サドル本体３３は可塑性弾性体又は熱可塑性弾性体材料で気孔のある弾性体を一体成形させ、成形したバネ鋼サドル梁３４の両端をサドル本体３３の両端に嵌め込む。負荷によってサドル本体３３の中部が凹むときにサドル梁３４の中部に積み重ね、サドル本体３３両端の引力とサドル梁３４両端の張力とバランスをとる。

携帯折畳自転車の占用空間が少なく携帯便利のため、新規市場を開拓することができる。

本発明に係る携帯折畳自転車の概観図である本発明に係るクランク軸変速機の概観図である本発明に係る薄体サドルの概観図である

符号の説明

１回転折畳み継手２ハンドルステム３弾性折畳み継手４前段フレーム５ヘッドチューブ６片舵板７片側減震フォーク８後段フレーム９クランク軸ケース穴１０片側減震フレーム１１減震器１２前車輪１３後車輪１４中空後車軸１５制御孔１６クランク軸ケース１７クランク軸孔端１８可折端１９薄体サドル２０クランク軸２１腕２２ベアリング２３太陽歯車２４遊星歯車２５内歯車２６大径ベアリング２７副太陽歯車２

サドル本体３４サドル梁３５制動ボール

Claims

回転折畳み継手（１）をハンドルステム（２）に設置し、弾性折畳み継手（３）をフレームに設置し、前段フレーム（４）のヘッドチューブ（５）に片側減震フォーク（７）を取り付け、後段フレームの下にクランク軸ケース穴（９）を設置し、該クランク軸ケース穴に片側減震フレーム（１０）を取り付け、前車輪（１２）を前記片側減震フォークに装入し、後車輪（１３）に繋いだ中空後車軸（１４）を前記片側減震フレームに装入し、
変速機をクランク軸ケース（１６）に内装し、該変速機はクランク軸（２０）に腕（２１）を固定し、ベアリング（２２）によって太陽歯車（２３）を前記クランク軸に装入し、遊星歯車（２４）を前記腕に取り付け、内歯車（２５）を前記ベアリングによって前記クランク軸ケース内に装入し、前記クランク軸の両端に入力でき、前記内歯車を固定される時に太陽歯車が出力し、前記腕の非遊星歯車側に副太陽歯車（２７）が設けられ、同側に副内歯車（２８）が設けられ、前記副太陽歯車と前記副内歯車の間に２組以上の変向歯車組が取り付けてあり、この変向歯車組に入力歯車（２９）、逆向歯車、順向歯車が設けられ、入力歯車軸（３０）、逆向歯車軸、順向歯車軸をそれぞれクランク軸ケース内側に取り付け、前記変向歯車組の横に▲コウ▼接板と変速板が取り付けてあり、前記変速板に制御孔（１５）と制動槽が設けられ、前記制御孔は変向歯車組を制御して前記副内歯車の転向をコントロール、前記制動槽は制動ボール（３５）を制御して副内歯車を制動し、
薄体サドル（１９）を装配し、該薄体サドルは可塑性弾性体又は熱可塑性弾性体で気孔のあるサドル本体（３３）を一体成形し、バネ鋼でサドル梁（３４）を成形し、前記サドル梁の両端を前記サドル本体の両端に嵌め込み、負荷によってサドル本体の中部が凹むときに前記サドル梁の中部と積み重ね、サドル本体両端の引力とサドル梁両端の張力とバランスをとり、
前記前車輪を前記後車輪に並べて折畳み、クランクを折畳むことができ、ハンドルを前記後車輪の駆動側に折畳み、折畳み完成後の幅はサドルの幅と等しいなり、高さは車輪の直径と等しいなり、長さは高さの１．６１８倍になる、
ことを特徴とする携帯折畳自転車。