JP5000575B2 - キャップによるボトルの封緘構造及び封緘方法 - Google Patents
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Description
3 キャップ
4 スカート部
5 弱化線
6 フランジ部の下面
7 PPリング
8 フランジ部
9 ネックサポートリング
10 ローレット
11 雄ネジ部
12 密着部
15 口部
17 ボトル
20 ホーン
22 受冶具
28 境界
29 弱化線
30 切り欠き溝
32 切り欠き
35 曲げ短冊
36 折り短冊
41 切断部
42 非切断部
43 弓状フランジ部
α、β ローレットの傾斜面の角度
Claims (10)
- 天面部と該天面部の周縁から垂下した内面に雌ネジ部を有するスカート部とを備えたキャップによって、口部を有し該口部の外周面に雄ネジ部と該雄ネジ部の下方にネックサポートリングを有するボトルを密封するキャップによるボトルの封緘構造であって、前記ネックサポートリングの上面には複数の凸条が配列したローレットが設けられ、前記キャップはスカート部の下端の外周にフランジ部を有し、該フランジ部の下面には封緘時の溶融に伴って前記ローレットの凸条間の凹条を埋めたフランジ部の凸条が形成され且つ前記ネックサポートリングの上面と前記フランジ部の下面の凸条同士が係合して密着部が形成され、
前記キャップは、天面に向かって前記フランジ部から前記スカート部に至る切れ込みを設けることによって形成された短冊形状の部位を、少なくとも1つ置きの間隔で前記フランジの径方向に曲げて突出させた曲げ短冊を有し、且つ、前記密着部は前記曲げ短冊が曲げられていない状態に戻された状態で密着されてなり、且つ、キャップの開栓時の回転に伴って前記密着部が剥離すると前記曲げ短冊が曲げ状態に復元することを特徴とするキャップによるボトルの封緘構造。 - 天面部と該天面部の周縁から垂下した内面に雌ネジ部を有するスカート部とを備えたキャップによって、口部を有し該口部の外周面に雄ネジ部と該雄ネジ部の下方にネックサポートリングを有するボトルを密封するキャップによるボトルの封緘構造であって、前記ネックサポートリングの上面には複数の凸条が配列したローレットが設けられ、前記キャップはスカート部の下端の外周にフランジ部を有し、該フランジ部の下面には封緘時の溶融に伴って前記ローレットの凸条間の凹条を埋めたフランジ部の凸条が形成され且つ前記ネックサポートリングの上面と前記フランジ部の下面の凸条同士が係合して密着部が形成され、
前記キャップは、天面に向かって前記フランジ部から前記スカート部に至る切れ込みを設けることによって形成された短冊形状の部位を、少なくとも1つ置きの間隔で前記フランジ部の下面が天面方向に上がった状態で折り曲げられた折り短冊を有し、且つ、前記密着部は前記折り短冊を折り曲げられていない状態に戻された状態で密着されてなり、且つ、キャップの開栓時の回転に伴って前記密着部が剥離すると前記折り短冊が折り曲げ状態に復元することを特徴とするキャップによるボトルの封緘構造。 - 天面部と該天面部の周縁から垂下した内面に雌ネジ部を有するスカート部とを備えたキャップによって、口部を有し該口部の外周面に雄ネジ部と該雄ネジ部の下方にネックサポートリングを有するボトルを密封するキャップによるボトルの封緘構造であって、前記ネックサポートリングの上面には複数の凸条が配列したローレットが設けられ、前記キャップはスカート部の下端の外周にフランジ部を有し、該フランジ部の下面には封緘時の溶融に伴って前記ローレットの凸条間の凹条を埋めたフランジ部の凸条が形成され且つ前記ネックサポートリングの上面と前記フランジ部の下面の凸条同士が係合して密着部が形成され、
前記キャップは、前記スカート部の下端と前記フランジ部の内端の境界が薄肉に形成され、前記ネックサポートリングの上面と前記フランジ部の下面との間には間隙部が形成されており、該間隙部は前記薄肉の境界が弾性変形する範囲内で伸びて密着部を形成できる距離の隙間であり、キャップの開栓時の回転に伴って前記密着部が剥離すると前記間隙部が復元することを特徴とするキャップによるボトルの封緘構造。 - 前記ボトルがポリエチレンテレフタレート樹脂からなり、前記キャップがポリオレフィン系樹脂からなることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のキャップによるボトルの封緘構造。
- 前記ネックサポートリングの上面に設けられたローレットの各凸条は、ボトルの上方からみて時計回りの側の傾斜面及び反時計回りの側の傾斜面がいずれも水平を基準として30〜70°傾いた、断面が三角形状に形成されてなることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のキャップによるボトルの封緘構造。
- 前記キャップは、前記フランジ部と前記スカート部との境界に、切断部とブリッジが交互に設けられた弱化線が形成され、且つ、前記ブリッジのうち1つが他のブリッジより太いブリッジであり、キャップの開栓時の回転に伴って前記密着部が剥離すると前記太いブリッジ以外の前記ブリッジが破断することによってピルファープルーフ機能を発揮することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載のキャップによるボトルの封緘構造。
- 天面部正面視で前記太いブリッジの時計回り側に隣接する切断部から前記フランジ部の外周に向けて径方向に沿って前記フランジ部の切断用の切れ込み溝若しくは切れ込みが設けられていることを特徴とする請求項6に記載のキャップによるボトルの封緘構造。
- 前記境界に切断部とブリッジが交互に設けられた弱化線を配置したことを特徴とする請求項3に記載のキャップによるボトルの封緘構造。
- 天面部と該天面部の周縁から垂下した内面に雌ネジ部を有するスカート部とを備えたキャップによって、口部を有し該口部の外周面に雄ネジ部と該雄ネジ部の下方にネックサポートリングを有するボトルを密封するキャップによるボトルの封緘構造であって、前記ネックサポートリングの上面には複数の凸条が配列したローレットが設けられ、前記キャップはスカート部の下端の外周にフランジ部を有し、該フランジ部の下面には封緘時の溶融に伴って前記ローレットの凸条間の凹条を埋めたフランジ部の凸条が形成され且つ前記ネックサポートリングの上面と前記フランジ部の下面の凸条同士が係合して密着部が形成され、
前記キャップは、前記フランジ部と前記スカート部の境界に、切断部と非切断部が交互に設けられ、前記フランジ部は前記切断部の外側に天面の方向に頂点を有する弓状に持ち上げられた弓状部分を有し、且つ、前記密着部は前記弓状部分が持ち上げられていない状態で密着されてなり、且つ、キャップの開栓時の回転に伴って前記密着部が剥離すると前記弓状部分が弓状に持ち上げられた状態に復元することを特徴とするキャップによるボトルの封緘構造。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9に記載のキャップによるボトルの封緘構造を形成する方法であって、前記キャップを前記ボトルの口部に被せ、前記キャップの雌ネジ部と前記ボトルの雄ネジ部とを回転動作によって螺着し、前記キャップのフランジ部の下面の平滑面と前記ボトルのネックサポートリングの上面のローレットを接した状態とし、次いで先端が開口した筒状の超音波ウェルダのホーンの先端部の内径と前記キャップのスカート部のフランジ部側の末端の外径とをほぼ一致させた前記ホーンを、前記キャップの天面の方向からフランジ部の上面に当て、超音波ウェルダの受冶具を前記ボトルのサポートリングの下面に当て、加圧して挟み、加振することによって前記フランジ部の下面の平滑面の樹脂を溶融させて、前記ネックサポートリングの上面のローレットの凸条間の凹条を埋め、加振終了後前記溶融した樹脂を冷却固化してフランジ部の下面に凸条を形成し且つ前記ネックサポートリングの上面と前記フランジ部の下面の凸条同士を係合させた状態で密着部を形成することを特徴とする封緘方法。
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