JP4999557B2 - 抽出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばコーヒーなどの抽出を水により行う抽出容器に関するものである。
例えばコーヒーなどの抽出方法として、熱湯を用いずに水により長い時間をかけて抽出する方法が知られている。このような水によるコーヒーの抽出器具として、氷が溶融することにより得られる水滴を用いてコーヒーを抽出することにより、装置構成の簡便化を図ったものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この抽出器具は、氷を収容する有底筒状の上容器と、上容器から滴下するコーヒー抽出液を受ける下容器とを備えている。そして、上容器の底面上に載置されたフィルタ上にコーヒー粉を配置し、氷が溶解することにより得られた水滴をコーヒー粉内に浸透させる。なお、上容器の底面には、抽出液を滴下するための開口が形成されている。
ところで、下容器内にコーヒー粉を配置して上容器から下容器内に水滴を滴下することによりコーヒーを抽出する場合、上容器の底面に水滴を滴下するための開口を複数形成することが考えられる。
実用新案登録第3107608号公報
しかしながら、上記従来の抽出器具においても、以下の課題が残されている。すなわち、下容器内にコーヒー粉を配置する場合、水滴が上容器の底面上において液膜となって開口端面を被覆することがある。ここで、上容器から下容器に水滴を滴下するためには、開口から水滴が滴下すると同時に開口を介して下容器内の空気を上容器に移動させる置換を行う必要がある。しかし、開口端面に水滴が貼り付くことにより、下容器内の空気が上容器に移動しにくくなることがある。したがって、水滴が下容器に滴下しにくくなるという問題がある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、上容器から下容器への水滴の滴下がスムーズに行える抽出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記のような課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明の抽出容器は、第1開口部が形成された第1容器と、第2開口部が形成された有底の第2容器と、前記第1及び第2開口部を着脱自在に連結して前記第1及び第2容器それぞれの内部を仕切る連結部材とを備え、該連結部材が、前記第1開口部の縁部に臨む周縁部と、該周縁部に囲まれて液滴を流通させる滴下口が複数形成された滴下部とを有し、前記周縁部と前記滴下部とが、段部を介して接続され、前記滴下口が、中心軸線に直交する面に対して傾いた面に形成され、前記第1容器が、下端に前記第1開口部が形成される縮径部を有し、前記連結部材が、前記縮径部よりも径方向外側において前記周壁部から上方に向けて突出して形成されると共に前記縮径部に連結される内筒部を有することを特徴とする。
この発明によれば、滴下口が形成された滴下部と周縁部とのそれぞれにおける第1開口部側の面を段部よりずらすことで、第2容器における空気と液体との置換が容易となって第2容器への液滴の滴下がスムーズに行える。すなわち、段部により滴下部及び周縁部それぞれの第1開口部側の面をずらすことで、滴下部と周縁部とのそれぞれの第1開口部側の面において、液滴が全域でほぼ均一な厚さで広がった液膜となりにくくなる。このため、液滴は、滴下口の開口端面に貼り付きにくくなる。これにより、滴下口を介した第1容器から第2容器への液滴の移動と、第2容器から第1容器への第2容器内部の空気の移動とを同時に行う置換が行われる。したがって液滴の滴下がスムーズに行える。
また、本発明の抽出容器は、前記滴下部が、前記周縁部の内縁から前記第2容器の内部に向けて延びる筒状部と、該筒状部の先端部に設けられた底部とを備えることとしてもよい。
この発明では、筒状部及び底部により滴下部における第1開口部側の面を周縁部における第1開口部側の面に対してずらす。
また、本発明の抽出容器は、前記滴下口が、前記筒状部及び前記底部にこれらの接続部を介して一体に形成されていることが好ましい。
この発明では、滴下口を筒状部及び底部にわたって形成することで、液滴がより滴下口の開口端面に貼り付きにくくなる。これにより、上述した作用効果がより確実に奏されることになる。
また、本発明の抽出容器は、前記滴下部における前記第1開口部側の面が、前記周縁部における前記第1開口部側の面に対して傾いた傾斜部を有することとしてもよい。
この発明では、傾斜部により滴下部における第1開口部側の面を周縁部における第1開口部側の面に対してずらす。
また、本発明の抽出容器は、前記複数の滴下口のうち少なくとも2つの大きさが、互いに異なることが好ましい。
この発明では、滴下口の大きさを異ならせることで、滴下部と周縁部とのそれぞれの第1開口部側の面で液滴がより確実に液膜となりにくくなる。これにより、液滴がより滴下口に開口端面に貼り付きにくくなる。
この発明にかかる抽出容器によれば、滴下部と周縁部とにおける第1開口部側の面を互いに面一にしないことで、液滴が滴下口の開口端面に貼り付くことを抑制し、第2容器への液滴の滴下がスムーズに行える。
以下、本発明による抽出容器の第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態における抽出容器1は、図1に示すように、上容器(第1容器)2と、下容器(第2容器)3と、上容器2及び下容器3それぞれと連結する連結部材4とを備えている。なお、本実施形態において、抽出容器1の中心軸線O方向で上容器2が設けられている一方を上方、下容器3が設けられている他方を下方とする。
上容器2は、胴部11、肩部12及び口部13を備えており、その中心軸線が抽出容器1の中心軸線Oと一致している。
胴部11は、抽出容器1の中心軸線O方向に沿って形成されており、ほぼ円筒形状を有している。また、胴部11は、胴部本体11Aと、胴部本体11Aの下端に連続して形成された縮径部11Bとを備えている。この縮径部11Bは、その外径が胴部本体11Aの外径よりも小さくなっており、外周面に連結部材4の後述する雌ネジ部33Aと螺合可能な雄ネジ部11Cが形成されている。そして、縮径部11Bの下端には、開口部(第1開口部)2aが形成されている。
肩部12は、胴部11の上端に連続して形成されており、その径が胴部11の上端から上方に向かうにしたがって漸次縮径している。
口部13は、肩部12の上端と連続して形成されており、その外周面にキャップ14を着脱自在に螺着可能な雄ネジ部13Aが形成されている。
下容器3は、胴部21及び底部22を備えており、その中心軸線が抽出容器1の中心軸線Oと一致している。
胴部21は、抽出容器1の中心軸線O方向に沿って形成されており、ほぼ円筒形状を有している。ここで、胴部21の外径は、胴部11の外径とほぼ同等となっている。また、胴部21は、胴部本体21Aと、胴部本体21Aの上端に連続して形成された縮径部21Bとを備えている。この縮径部21Bは、その外径が胴部本体21Aの外径よりも小さくなっており、外周面に連結部材4の後述する雌ネジ部34Aと螺着可能な雄ネジ部21Cが形成されている。そして、縮径部21Bの上端には、開口部(第2開口部)3aが形成されている。
底部22は、抽出容器1の中心軸線Oに対して直交するほぼ円板形状を有しており、胴部21の下端と連続して形成されている。
連結部材4は、一体的に形成された外筒部31、仕切板部32及び内筒部33、34を備えている。
外筒部31は、抽出容器1の中心軸線O方向に沿って形成されており、ほぼ円筒形状を有している。ここで、外筒部31の外径は、胴部11、21の外径とほぼ同等となっている。
仕切板部32は、上容器2及び下容器3それぞれと連結して開口部2a、3aを連結させた状態において上容器2の内部空間と下容器3の内部空間とを仕切っており、周縁部35及び滴下部36を備えている。
周縁部35は、円環状の板部材であって、その外周縁が外筒部31の中心軸線方向の中央部における内周端に接続されている。また、周縁部35は、径方向の中央部において上面が胴部11の下端側であって開口部2aの縁部に臨んでおり、下面が胴部21の上端側であって開口部3aの縁部に臨んでいる。なお、上容器2内の気密性を確保するため、上容器2の胴部11の下端と周縁部35の上面との間には、リング部材41が配置されている。また、下容器3内の気密性を確保するため、下容器3の胴部21の上端と周縁部35の下面との間には、リング部材42が配置されている。
滴下部36は、周縁部35の内周縁から連続して形成されており、上容器2及び下容器3を連結させた状態において下容器3の開口部3aに向けて突出する筒状部(段部)36Aと、筒状部36Aと連続して形成された底部36Bとを備えている。
筒状部36Aは、ほぼ円筒形状を有しており、下方に向かうにしたがってその外径が小さくなっている。また、底部36Bは、円板形状を有しており、その外周縁が筒状部36Aの下端縁に接続されている。したがって、滴下部36における開口部2a側の面は、筒状部36Aにより周縁部35における開口部2a側の面に対して上下方向の位置がずれている。
そして、筒状部36A及び底部36Bには、図2に示すように、中心軸線回りで周方向に等間隔をあけて複数の滴下口4aが形成されている。この滴下口4aは、筒状部36Aにおける中心軸線方向の中央部から筒状部36A及び底部36Bの接続部を介して底部36Bにわたって形成されたスリットである。
内筒部33は、図1に示すように、周縁部35の径方向の中央部における上面から上方に向けて突出して抽出容器1の中心軸線O方向に沿って形成されており、ほぼ円筒形状を有している。また、内筒部33の内周面には、上容器2の雄ネジ部11Cと螺合する雌ネジ部33Aが形成されている。
内筒部34は、上述と同様に、周縁部35の径方向の中央部における下面から下方に向けて突出して抽出容器1の中心軸線O方向に沿って形成されており、ほぼ円筒形状を有している。また、内筒部34の内周面には、下容器3の雄ネジ部21Cと螺合する雌ネジ部34Aが形成されている。ここで、内筒部34は、周縁部35の径方向において内筒部33と異なる位置であって、内筒部33よりも周縁部35の径方向内方に形成されている。
次に、このような構成の抽出容器1を用いたコーヒーの抽出方法について説明する。
まず、上容器2の内部空間に氷45を収容し、上容器2の雄ネジ部11Cを連結部材4の雌ネジ部33Aと螺着させる。なお、口部13の雄ネジ部13Aにキャップ14を螺着しておく。また、下容器3の内部空間に適量のコーヒー粉46を収容し、下容器3の雄ネジ部21Cを連結部材4の雌ネジ部34Aと螺着させる。これにより、連結部材4によって上容器2及び下容器3が連結される。ここで、コーヒー粉46は、適量の水で湿らせておくことが好ましい。そして、下容器3の底部22を台などの上に載置し、抽出容器1の中心軸線Oが水平面に対してほぼ垂直となるようにする。
この状態で、氷45が溶解することにより発生した水滴(液滴)は、周縁部35及び滴下部36の上面においてヌレ広がる。しかし、筒状部36Aにより底部36Bが周縁部35よりも下方に位置しているため、発生した水滴が周縁部35及び滴下部36それぞれの上面において全域で均一な厚さを有する液膜として存在しにくくなる。このため、水滴が滴下口4aの開口端面に貼り付きにくくなる。これにより、図1に示す矢印A1のように滴下口4aの開口端面に位置する水滴が自重により下容器3に向けて落下する際、矢印A2のように下容器3内の空気が滴下口4aから上容器2に向けて移動する。したがって、下容器3に水滴を滴下させると同時に滴下口4aを介して下容器3内の空気の上容器2に移動させる置換がスムーズに行われる。ここで、滴下口4aが筒状部36Aと底部36Bとにわたって形成されているため、水滴が滴下口4aの開口端面により貼り付きにくくなっている。
下容器3内に滴下した水滴は、コーヒー粉46内に浸透し、コーヒー粉46のコーヒー成分を抽出する。そして、下容器3内に順次滴下した水滴によりコーヒーの抽出が行われ、抽出液が形成される。以上のようにして、コーヒーの抽出を行う。
このようにして抽出されたコーヒー抽出液は、上容器2に螺着されているキャップ14を外して抽出容器1を傾けることにより、図3に示す矢印A3のように口部13からコップなどの他の容器に注がれる。このとき、矢印A4のように複数の滴下口4aのうち抽出容器1を傾けた際の下側に位置する滴下口4aから抽出液が上容器2に向けて移動すると共に、矢印A5のように上側に位置する滴下口4aから上容器2内の空気が下容器3に向けて移動するため、下容器3における置換がスムーズに行われる。ここで、コーヒー粉46は、下容器3の胴部本体21Aと縮径部21Bとを接続する接続面の内面と胴部本体21Aの内面との間に形成される空間内に堰き止められる。また、コーヒー粉46が胴部本体21Aと縮径部21Bとの接続面を乗り越えて仕切板部32に到達した場合であっても、滴下口4aによりコーヒー粉46の下容器3から上容器2への移動が防止される。
なお、下容器3と連結部材4との螺着状態を解除してから下容器3内の抽出液をコップなどに注いでもよい。
このような構成の抽出容器1によれば、滴下部36の上面が周縁部35の上面よりも下方に位置しているため、水滴が滴下口4aの開口端面に貼り付くことを抑制し、下容器3への水滴の滴下がスムーズに行える。ここで、滴下口4aが筒状部36Aと底部36Bとにわたって形成されているため、水滴が滴下口4aの開口端面により貼り付きにくくなる。
次に、本発明による抽出容器の第2の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、ここで説明する実施形態は、その基本的構成が上述した第1の実施形態と同様であり、上述の第1の実施形態に別の要素を付加したものである。したがって、図4及び図5においては、図1から図3と同一構成要素に同一符号を付し、この説明を省略する。
第2の実施形態における抽出容器50の連結部材51は、図4に示すように、一体的に形成された外筒部31、仕切板部52及び内筒部33、34を備えている。
仕切板部52は、周縁部53及び滴下部54を有している。
周縁部53は、円環状の板部材であって、その外周縁が外筒部31の中心軸線方向の中央部における内周端に接続されている。また、周縁部35は、径方向の中央部において上面が胴部11の下端であって開口部2aの縁部に臨んでおり、下面が胴部21の上端であって開口部3aの縁部に臨んでいる。
滴下部54は、周縁部53の内周縁から連続して形成されており、上容器2と下容器3とを連結させた状態において抽出容器50の中心軸線O’に対して垂直な面から傾いた傾斜部54Aと、傾斜部54Aの外周縁と周縁部53の内周縁とを接続する接続部(段部)54Bとを備えている。
傾斜部54Aは、平面視でほぼ円板形状を有しており、その上面が抽出容器50の中心軸線O’に対する垂直面から傾いている。したがって、滴下部54における開口部2a側の面は、周縁部53における開口部2a側の面に対して上下方向の位置がずれている。そして、傾斜部54Aには、中心軸線O’回りで周方向に等間隔をあけて複数の滴下口51aが形成されている。この滴下口51aは、平面視でほぼ円形で傾斜部54Aを貫通する貫通孔である。
このような構成の抽出容器50においても、上述と同様に、傾斜部54Aの上面と周縁部53の上面とがずれているため、発生した水滴が周縁部53及び滴下部54のそれぞれの上面で液膜として存在しにくくなる。このため、滴下口51aの開口端面に水滴が貼り付きにくくなる。これにより、図4に示す矢印A6のように複数の滴下口51aのうち下方の滴下口51aから水滴が下容器3に向けて落下すると同時に、矢印A7のように複数の滴下口51aのうち上方の滴下口51aを介して下容器3内の空気の上容器2に移動する。
また、このようにして抽出されたコーヒー抽出液は、図5に示す矢印A8のように口部13からコップなどの他の容器に注がれる。このとき、矢印A9のように複数の滴下口51aのうち抽出容器50を傾けた際の下側に位置する滴下口51aから抽出液が上容器2に向けて移動すると共に、矢印A10のように上側に位置する滴下口51aから上容器2内の空気が下容器3に向けて移動するため、下容器3における置換がスムーズに行われる。
このような構成の抽出容器50においても、上述した第1の実施形態と同様の作用、効果を奏する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、第1の実施形態において、滴下口を底部及び筒状部にわたって形成しているが、水滴を下容器に滴下できれば、底部のみに形成してもよい。
また、滴下口を滴下部において周方向で等間隔をあけて形成しているが、周方向のみならず径方向に間隔をあけて複数形成してもよい。ここで、複数の滴下口のうち少なくとも2つにおいて、互いの大きさを異ならせることが好ましい。これにより、滴下部において水滴がより液膜として存在しにくくなり、滴下口の開口端面に水滴が貼り付くことをより確実に防止できる。
そして、仕切板部の形状は、段部により滴下部及び周縁部それぞれの上面をずらしていれば、他の形状としてもよい。
また、上容器と連結部材とが螺合することにより連結しているが、嵌合することにより連結する構成など、他の方法により上容器と連結部材とを連結してもよい。そして、下容器と連結部材とにおいても、上述と同様に、他の方法により連結してもよい。
そして、抽出容器を用いてコーヒーの抽出を行っているが、紅茶など他の材料の抽出を行ってもよい。
この発明によれば、上容器から下容器への水滴の滴下がスムーズに行える抽出容器に関して、産業上の利用可能性が認められる。
本発明の第1の実施形態における抽出容器を示す軸方向断面図である。 図1の抽出部を示すもので、(a)が平面図、(b)が側面図である。 図1の抽出容器の使用状態を説明する説明図である。 本発明の第2の実施形態における抽出容器を示す軸方向断面図である。 図4の抽出容器の使用状態を説明する説明図である。
符号の説明
1,50 抽出容器、2 上容器(第1容器)、2a 開口部(第1開口部)、3 下容器(第2容器)、3a 開口部(第2開口部)、4,51 連結部材、4a,51a 滴下口、35,53 周縁部、36,54 滴下部、36A 筒状部(段部)、36B 底部、54A 傾斜部、54B 接続部(段部)、O,O’ 中心軸線

Claims (5)

  1. 第1開口部が形成された第1容器と、第2開口部が形成された有底の第2容器と、前記第1及び第2開口部を着脱自在に連結して前記第1及び第2容器それぞれの内部を仕切る連結部材とを備え、
    該連結部材が、前記第1開口部の縁部に臨む周縁部と、該周縁部に囲まれて液滴を流通させる滴下口が複数形成された滴下部とを有し、
    前記周縁部と前記滴下部とが、段部を介して接続され、
    前記滴下口が、中心軸線に直交する面に対して傾いた面に形成され
    前記第1容器が、下端に前記第1開口部が形成される縮径部を有し、
    前記連結部材が、前記縮径部よりも径方向外側において前記周壁部から上方に向けて突出して形成されると共に前記縮径部に連結される内筒部を有することを特徴とする抽出容器。
  2. 前記滴下部が、前記周縁部の内縁から前記第2容器の内部に向けて延びる筒状部と、該筒状部の先端部に設けられた底部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の抽出容器。
  3. 前記滴下口が、前記筒状部及び前記底部にこれらの接続部を介して一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の抽出容器。
  4. 前記滴下部における前記第1開口部側の面が、前記周縁部における前記第1開口部側の面に対して傾いた傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載の抽出容器。
  5. 前記複数の滴下口のうち少なくとも2つの大きさが、互いに異なることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の抽出容器。
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