JP2010274993A - 注出容器 - Google Patents
注出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010274993A JP2010274993A JP2009131516A JP2009131516A JP2010274993A JP 2010274993 A JP2010274993 A JP 2010274993A JP 2009131516 A JP2009131516 A JP 2009131516A JP 2009131516 A JP2009131516 A JP 2009131516A JP 2010274993 A JP2010274993 A JP 2010274993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- wall portion
- additive
- upper wall
- inner plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
【解決手段】容器本体2と中栓4と注出器3と添加物容器5とを備える注出容器1において、中栓4には、ステム44が備えられ、添加物容器5には、内筒部50と外筒部51と下壁部52と上壁部53とが備えられ、内筒部50及び外筒部51のいずれか一方の筒部が、下壁部52及び上壁部53にそれぞれ固定され、一方の筒部と下壁部52と上壁部53が、内筒部50及び外筒部51のいずれか他方の筒部に対して相対的に軸方向に沿って移動可能となり、注出器3には、添加物容器5が中栓4内に収納された状態において上壁部53を軸方向に沿って押下する押下部9が備えられる。
【選択図】図1
Description
これにより、ヒンジ部回りに注出器を回動させることにより、中栓の上端から注出器を外して中栓を開放させた際にも、注出器が中栓から分離されることがなく、注出器がヒンジ部を介して中栓に連結される。
これにより、中栓に注出器を装着させた際、注出器の連通筒部が中栓の上壁部に干渉することなく、連通筒部とステムとが連結される。
これにより、内筒部と下壁部と外筒部、或いは、内筒部と上壁部と外筒部を一体に成形した後、内筒部と外筒部との間に添加物を注入し、その後、別に成形された上壁部、或いは、下壁部を装着させることにより、内部に添加物が収容された二重筒構造の添加物容器が完成する。
なお、本実施の形態では、容器本体2からみたトリガー式噴射器3(本発明の注出器に相当する。)側、つまり図1(a)における上側を「上方」とし、その反対側、つまり図1(a)における下側を「下方」とする。また、後述するノズル30(本発明の注出口に相当する。)側、つまり図1(a)における左側を「前方」とし、その反対側、つまり図1(a)における右側を「後方」とする。また、図1に示す符号Oは、容器本体2の中心軸線を示しており、以下「軸線O」と記す。また、この軸線O方向を「軸方向」と記し、軸線Oに直交する方向を「径方向」と記し、軸線O周りの方向を「周方向」と記す。
フランジ部41は、嵌合筒部40の外周面に沿って全周に亘って形成された円環状の板部である。このフランジ部41は、口部20の上端面上に載置されており、フランジ部41の下面が口部20の上端面に当接されることで中栓4の下方への移動が規制されている。
ステム44は、容器本体2内の内容物Xをトリガー式噴射器3に流通させる流通路であり、軸方向に沿って延設された略円筒形状の筒部である。ステム44は、容器本体2の口部20内に配設されていると共に軸線Oを共通軸にして嵌合筒部40と同軸上に配設されている。このステム44の内側には、容器本体2内の内容物X内に配設された吸い上げパイプ6の上端が嵌合されている。
上述したように、内筒部50と下壁部52とは一体に成形されることで固定され、内筒部50と上壁部53とは嵌合によって固定されており、これら内筒部50と下壁部52と上壁部53とは一体となって外筒部51に対して相対的に軸方向に沿って移動可能となっている。
また、押下部9によって上壁部53を軸方向に沿って押下し、内筒部50と下壁部52とを軸方向に沿って下降させることで、外筒部51の下端と下壁部52の外縁との間に隙間が形成されるので、押下部9による押下位置が多少ずれた場合であっても、内筒部50と下壁部52とが容易に押し下げられる。したがって、容器本体2内の内容物Xに添加物Yを容易に添加させることができる。
また、上記した添加物容器5は容易に取り出すことが可能であり、添加物容器5の交換作業を容易に行うことができる。
例えば、上記した実施の形態では、内筒部50が下壁部52及び上壁部53にそれぞれ固定され、これら内筒部50、下壁部52及び上壁部53が、外筒部51に対して相対的に軸方向に沿って移動可能となっているが、本発明は、例えば図4(a)に示すように、外筒部151が下壁部152及び上壁部153にそれぞれ固定され、これら外筒部151、下壁部152及び上壁部153が、内筒部150に対して相対的に軸方向に沿って移動可能となっている添加物容器105であってもよい。詳しく説明すると、下壁部152の外縁は外筒部151の下端に一体的に連結されて固定されており、下壁部152の内縁は、弱化部156を介して分離可能に内筒部150の下端に連結されている。また、上壁部153のテーパー部158の下端部は、内筒部150の上端部の外周面に摺接されており、上壁部153のフランジ部159の外縁には、外筒部151の上端部の内側に嵌合される嵌合筒部160が垂下され、上壁部153は外筒部151の上端に固定されている。このような構成の添加物容器105では、図3に示すように、トリガー式噴射器3を中栓4に被着させた際に、図1(a)に示す押下部9によって上壁部153のフランジ部159の上面が押下されると、弱化部156が破断して上壁部153と共に外筒部151及び下壁部152がそれぞれ押し下げられ、下壁部152の内縁と内筒部150の下端との間に隙間が形成され、その隙間から添加物Yが流出する。なお、このとき、図4(a)に示すように、内筒部150には、ステム44に対して上方から当接して内筒部150の下降を規制するフランジ部155を突設させておくことが好ましい。また、中栓4の下端部に形成される連通口46を、ステム44の軸方向中間部まで延設させることで、添加物容器105の下壁部152の内縁と内筒部150の下端との間から流出した添加物Yが容器本体2内に流入しやすくなる。
2 容器本体
3 トリガー式噴射器(注出器)
4 中栓
5,105,205,305 添加物容器
8 ヒンジ部
9 押下部
11 連通筒部
30 ノズル(注出口)
44 ステム
50,150,250,350 内筒部
51,151,251,351 外筒部
52,152,252,352 下壁部
53,153,253,353 上壁部
56,156,256,356 弱化部
Claims (4)
- 内容物を収容する容器本体と、
該容器本体の口部に装着された中栓と、
該中栓に着脱可能に装着されていると共に注出口を有する注出器と、
添加物を収容すると共に前記中栓の内側に収納可能な添加物容器と、
を備える注出容器において、
前記中栓には、前記容器本体内に配設されていると共に該容器本体の軸方向に沿って延設されたステムが備えられ、
前記添加物容器には、内側に前記ステムを挿通させることが可能な内筒部と、該内筒部の外側に配設された外筒部と、該外筒部と前記内筒部との間を閉塞する下壁部と、該下壁部の軸方向上側に配設されていると共に前記外筒部と前記内筒部との間を閉塞する上壁部と、が備えられ、
前記内筒部及び前記外筒部のうちのいずれか一方の筒部が、前記下壁部及び前記上壁部にそれぞれ固定され、前記一方の筒部と前記下壁部と前記上壁部が、前記内筒部及び前記外筒部のうちのいずれか他方の筒部に対して相対的に軸方向に沿って移動可能となっており、
前記注出器には、前記添加物容器が前記中栓内に収納された状態において前記上壁部を軸方向に沿って押下する押下部が備えられていることを特徴とする注出容器。 - 請求項1に記載の注出容器において、
前記注出器と前記中栓とがヒンジ部を介して連結されていることを特徴とする注出容器。 - 請求項1または2に記載の注出容器において、
前記注出器には、前記ステムに連結されると共に前記注出口に連通された連通筒部が備えられ、
前記上壁部は、下方に向かうに従い漸次縮径されたテーパー形状を成していることを特徴とする注出容器。 - 請求項1から3のいずれか記載の注出容器において、
前記下壁部及び前記上壁部のうちのいずれか一方の壁部は、前記一方の筒部に対して一体に連結されていると共に前記他方の筒部に対して弱化部を介して分離可能に一体に連結されており、
前記下壁部及び前記上壁部のうちのいずれか他方の壁部は、前記内筒部及び前記外筒部に対して別体に形成されていると共に前記一方の筒部に固定されていることを特徴とする注出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009131516A JP5358295B2 (ja) | 2009-05-29 | 2009-05-29 | 注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009131516A JP5358295B2 (ja) | 2009-05-29 | 2009-05-29 | 注出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010274993A true JP2010274993A (ja) | 2010-12-09 |
JP5358295B2 JP5358295B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=43422339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009131516A Expired - Fee Related JP5358295B2 (ja) | 2009-05-29 | 2009-05-29 | 注出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5358295B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012166815A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Japan Crown Cork Co Ltd | 蓋本体とカートリッジとの組み合わせ |
JP2012166816A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Japan Crown Cork Co Ltd | カートリッジ |
JP2015085988A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
JP2017132534A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 株式会社吉野工業所 | 混合容器 |
WO2017179753A1 (ko) * | 2016-04-13 | 2017-10-19 | 이성재 | 캡슐본체와 작동부로 구성된 리필용 캡슐의 구조 |
JP2020093105A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | アモーレパシフィック コーポレーションAmorepacific Corporation | 化粧料混合用主容器、化粧料混合用補助容器およびこれらを含む化粧品 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63202683U (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-27 | ||
JPH03500870A (ja) * | 1988-04-14 | 1991-02-28 | ゴルトヴエル,アクチェンゲゼルシャフト | 二室容器 |
JPH0383652U (ja) * | 1989-12-18 | 1991-08-26 | ||
JPH06211277A (ja) * | 1992-12-09 | 1994-08-02 | Bernardino Parise | 使用時にレセプタクルの中の溶液に入れる粉末又は液体の形態に濃縮された物質用の容器 |
JP2592498Y2 (ja) * | 1993-12-07 | 1999-03-24 | 株式会社吉野工業所 | 液体噴出ポンプ装着用容器 |
JP2001518041A (ja) * | 1997-03-27 | 2001-10-09 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | スプレーディスペンサーと協働可能な液体、特に希釈可能な濃縮物を貯蔵するためのデバイス |
-
2009
- 2009-05-29 JP JP2009131516A patent/JP5358295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63202683U (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-27 | ||
JPH03500870A (ja) * | 1988-04-14 | 1991-02-28 | ゴルトヴエル,アクチェンゲゼルシャフト | 二室容器 |
JPH0383652U (ja) * | 1989-12-18 | 1991-08-26 | ||
JPH06211277A (ja) * | 1992-12-09 | 1994-08-02 | Bernardino Parise | 使用時にレセプタクルの中の溶液に入れる粉末又は液体の形態に濃縮された物質用の容器 |
JP2592498Y2 (ja) * | 1993-12-07 | 1999-03-24 | 株式会社吉野工業所 | 液体噴出ポンプ装着用容器 |
JP2001518041A (ja) * | 1997-03-27 | 2001-10-09 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | スプレーディスペンサーと協働可能な液体、特に希釈可能な濃縮物を貯蔵するためのデバイス |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012166815A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Japan Crown Cork Co Ltd | 蓋本体とカートリッジとの組み合わせ |
JP2012166816A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Japan Crown Cork Co Ltd | カートリッジ |
JP2015085988A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
JP2017132534A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 株式会社吉野工業所 | 混合容器 |
WO2017179753A1 (ko) * | 2016-04-13 | 2017-10-19 | 이성재 | 캡슐본체와 작동부로 구성된 리필용 캡슐의 구조 |
JP2020093105A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | アモーレパシフィック コーポレーションAmorepacific Corporation | 化粧料混合用主容器、化粧料混合用補助容器およびこれらを含む化粧品 |
JP7405592B2 (ja) | 2018-12-14 | 2023-12-26 | アモーレパシフィック コーポレーション | 化粧料混合用主容器、化粧料混合用補助容器およびこれらを含む化粧品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5358295B2 (ja) | 2013-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5358295B2 (ja) | 注出容器 | |
KR101481959B1 (ko) | 잔량 개선을 위한 이종 내용물 혼합용기 | |
JP2006306459A (ja) | 中栓付きキャップ | |
JP2010006451A (ja) | 液体噴出器 | |
JP2007099322A (ja) | 計量カップと該計量カップ装着容器 | |
JP2013249084A (ja) | 二重容器 | |
JP6267999B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP5427501B2 (ja) | レフィール容器及び吐出容器 | |
JP5489755B2 (ja) | 注出キャップ | |
JP4817245B2 (ja) | 液体噴出容器 | |
JP2011031981A (ja) | 液体注出容器及びこれに用いる中栓 | |
JP6129030B2 (ja) | 注出容器 | |
JP5611788B2 (ja) | 液体吐出容器 | |
JP4840810B2 (ja) | 液体噴出容器 | |
JP2003252383A (ja) | 二種流動体流出容器 | |
JP5370988B2 (ja) | 注出容器 | |
JP6587550B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP2009057084A (ja) | 液体噴出器 | |
JP5193936B2 (ja) | 混合容器 | |
JP2004298804A (ja) | 液体噴出器 | |
JP5823254B2 (ja) | 詰替え容器 | |
JP5467990B2 (ja) | 液体噴出容器 | |
JP5948133B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP2007106440A (ja) | 注出容器 | |
JPH09254989A (ja) | 二液混合容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5358295 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |