JP2004298804A - 液体噴出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器体2内部へシリンダ9を垂下させた状態でポンプ3を装着した液体噴出器であって、液の詰め替えが極めて容易に行えるとともに、詰め替えにより容器体2及び周囲を液によって汚す虞がなく、しかも、装着した筒部材4はポンプ3の引き上げに対しても抜け出る虞がなく、その装着も容易に行える液体噴出器を提案する。
【解決手段】容器体内に特殊構成の筒部材4を垂設し、液詰め替えに当たりポンプ3を口頸部7からの液注入が可能な位置まで引き上げた際に、この筒部材4によりポンプの起立状態維持を可能に構成した。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液体噴出器に関し、詳しくは、ポンプの付着液で周囲を汚すことなく液の詰め替えを行える液体噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体噴出器として、容器体の口頸部にポンプを装着したものが一般に知られている。これらは種々の形態が提案されているが、廃棄物の量にその処理が対応しきれない現状に鑑みて、近年では廃棄物の量をできるだけ減少させる工夫がなされており、その結果、収納液を使い切った後に液だけを詰め替える如く構成した液体噴出器が種々提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
【0003】
前者は注出器と容器からなる液体注出容器の詰め替え容器であって、胴部と注出口部からなる自立容器であり、この自立容器は注出口部が注出器と嵌合して内容物を密封できる構造であることを特徴とするものであり、液体注出容器の内容物が消費されてなくなったときは注出器と容器の螺子を弛めて注出器を取り外し、次に新しい詰め替え容器のキャップを取り除き、この容器に注出器の吸い上げ管を挿入して注出器と容器をセットし、更に、注出器と容器を螺子締めして一体化し、容器に入っている内容物を密封する。これで内容物の詰め替えは終了し、注出器の押し下げヘッドを押すことによって内容物を排出することができる。
【0004】
また後者は外周にボトルの口頸部に嵌合して装着するキャップを回転自在に枢着し下方に汲み上げチューブをもつディスペンサーであって、汲み上げチューブに、装着リングの外周面に鉤の手状の係止部を突設する係止部材を挿着して取り付けたことを特徴とするもので、新しい内容物を詰め替え用容器から移しかえるときに、まず、ディスペンサーのキャップを回転させてディスペンサーをボトル口頸部から取り外し、次に、ディスペンサーを上方へ引き上げ、係止部材の鉤の手状の係止部をボトル口部の片側にディスペンサーが寄せられて係止することができ、この際、ボトル口部の他方側は大きく開口している。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−29655号公報(第2−3頁,図1)
【特許文献2】
特開2000−289766号公報(第2−3頁,図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の液体噴出器のうち前者は、詰め替え容器としてカートリッジ式の容器を使用しているため、内容物の詰め替えを極めて簡単に行うことができる便利なものであるが、使用済みの容器からポンプを外して詰め替え容器に装着するまでの間にポンプの吸い上げパイプ等に付着した液が垂れてあたりを汚す虞がある。
【0007】
また、後者も同様に内容物を詰め替え用容器から移し替えるときに詰め替え操作が容易であり、ポンプをボトルから引き抜く必要がないので、容器外のところをポンプに付着する内容物で汚すことがない優れたものであるが、液詰め替えの際に係止部の付着液が口頸部に付着し、それが容器外方に垂れ落ちる等の不都合を生じる虞がある。即ち、詰め替えの際は収納液は容器体内に殆ど残っていない状態であるため、直接係止部に接触していないが、液が充満した最初の状態では係止部は液中に浸漬しているため液が減少しても係止部に付着液が残存する。特に液が粘度の高いものの場合にはその確率が大きく、これらの付着液が上記した如く口頸部に付着する可能性が高い。
【0008】
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、液の詰め替えが極めて容易に行えるとともに、詰め替えにより容器体及び周囲を液により汚す虞がなく、しかも、装着した筒部材はポンプの引き上げに対しても抜け出る等の不都合を生じることがなく、その装着も容易に行える優れた液体噴出器を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本請求項1発明の液体噴出器は上記課題を解決するため、容器体2内部へシリンダ9を垂下させた状態でその口頸部7を閉塞して容器体にポンプ3を着脱可能に装着するとともに、シリンダ9下端より容器体2内底部へ液吸い上げ用のパイプ10を垂設し、且つ、上記ポンプの作動により上記容器体内液体を噴出する如く構成した液体噴出器であって、上記口頸部に上端部を固定させた注入窓22付きの大径部23を上記シリンダと隙間をあけて垂下するとともに、上記容器体内の下向き面fに当接して抜け出しを防止する係止片24を上記大径部より斜め上方へ突設し、且つ、上記パイプ外周に摺動可能に密嵌させた小径部25を上記大径部下方へ延設した筒部材4を設け、上記ポンプを上記口頸部からの液注入が可能な位置まで引き上げた際に上記小径部による上記ポンプの起立状態維持が可能に構成したことを特徴とする液体噴出器として構成した。
【0010】
また、請求項2発明の液体噴出器は、口頸部7外周に装着キャップ11を嵌合させることにより内部へシリンダ9を垂下させた状態で容器体2にポンプ3を着脱可能に装着するとともに、上記ポンプ上端の噴出ヘッド18の上下動により上記容器体内の液体を上記噴出ヘッドの噴出口21より噴出する如く構成した液体噴出器であって、上記口頸部に上端部を固定させた注入窓22A付きの大径部23Aを上記シリンダと隙間をあけて垂下するとともに、上記容器体内の下向き面fに当接して抜け出しを防止する係止片24A を上記大径部より斜め上方へ突設し、且つ、上記シリンダ外周下端部を上端部に密嵌させて容器体底部へ垂下させた液吸い上げ用のパイプ10A を上記大径部下方へ延設してなる筒部材4Aを設け、上記容器体から外した上記ポンプを倒立可能に構成してなることを特徴とする液体噴出器として構成した。
【0011】
また、請求項3発明の液体噴出器は、口頸部7外周に装着キャップ11を嵌合させることにより内部へシリンダ9を垂下させた状態で容器体2にポンプ3を着脱可能に装着するとともに、上記ポンプ上端の噴出ヘッド18の上下動により上記容器体内の液体を上記噴出ヘッドの噴出口21より噴出する如く構成した液体噴出器であって、上記口頸部に上端部を固定させた注入窓22A付きの大径部23Aを上記シリンダと隙間をあけて垂下するとともに、上記容器体内の下向き面fに当接して抜け出しを防止する係止片24A を上記大径部より斜め上方へ突設し、且つ、上記シリンダ外周下端部を上端部に密嵌させて容器体底部へ垂下させた液吸い上げ用のパイプ10A を上記大径部下方へ延設してなる筒部材4Aを設け、上記装着キャップ11が、上記シリンダ9に対して回転可能に装着した主キャップ11a と、該主キャップの周壁13内面に嵌合させた嵌合筒14の下端より外方へ延設したフランジ状頂壁15を介して周壁16を垂下するとともに、該周壁を上記容器体口頸部外周に着脱可能に嵌合させたジョイントキャップ11b とからなことを特徴とする液体噴出器として構成した。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
【0013】
図1は本発明に於ける実施の形態の一例を示すもので、本発明液体噴出器1は、容器体2と、ポンプ3と、筒部材4とを備えている。
【0014】
容器体2は合成樹脂等により形成されたもので、筒状の胴部5上端より肩部6を介して口頸部7を起立して構成している。図示例に於ける容器体2は、その口頸部7の下部を内方へ凹ませてた環状突出部8形成しており、この環状突出部8の下面を筒部材4の後述する係止片が当接する下向き面fとして構成している。また、口頸部7は通常の液の注入が行い易いように、後述する装着キャップの形態と対応させて通常のこの種容器体の口頸部より広口に形成している。
【0015】
上記ポンプ3も合成樹脂等により形成される。また、容器体2内上部へシリンダ9を垂下させた状態で容器体2の口頸部7へ着脱可能に装着したもので、シリンダ9下端より容器体2内底部へ吸い上げ用のパイプ10を垂設している。この吸い上げ用のパイプ10は筒部材4に嵌合してポンプ全体を支持するため、比較的剛性のある真っ直ぐなものである必要がある。材質は合成樹脂等が使用できる。
【0016】
図示例では、上記口頸部7外周に装着キャップ11を嵌合させることにより容器体2にポンプ3を着脱可能に装着している。この装着キャップ11は、主キャップ11a と、ジョイントキャップ11b とから構成している。主キャップ11a は、上記シリンダ9の上部に内周縁部を回転可能に嵌合させたフランジ状頂壁12の周縁部より周壁13を垂設して構成しており、通常のこの種ポンプに使用される容器体口頸部に嵌合するものが使用できる。また、ジョイントキャップ11b は、該主キャップ11a の周壁13内面に螺合させた嵌合筒14の下端より外方へ延設したフランジ状頂壁15を介して周壁16を垂下するとともに、該周壁16を上記容器体口頸部7外周に着脱可能に螺合させる如く構成したもので、通常の容器体2より広口の上記口頸部7に螺合可能に構成している。この様に構成することにより、通常のこの種液体噴出器に使用しているポンプをそのまま利用できる利点がある。尚、装着キャップは本実施例のものに限らず、通常の円筒状周壁をもつものであってもよい。
【0017】
また、ポンプ3はシリンダ9の上端開口より上方付勢状態で押し下げ可能に突出したステム17の上端に噴出ヘッド18を嵌着してなる作動噴出部19を備えている。更に、上記噴出ヘッド18は押し下げ状態で係止可能に構成しており、具体的一例として図示例の如くシリンダ9上に設けた螺筒20に押し下げ状態でその周壁部を螺着係止可能に構成している。そして噴出ヘッド18を上下動させることにより、即ち作動噴出部19を上下動させることにより、内部の公知のポンプ機構によりシリンダ9内の液を噴出ヘッド18先端の噴出口21より噴出する如く構成している。
【0018】
上記筒部材4も合成樹脂等により形成される。また、上記容器体口頸部7に上端部を固定させた注入窓22付きの大径部23を上記シリンダ9と隙間をあけて垂下するとともに、容器体2内の下向き面fに当接して抜け出しを防止する係止片24を大径部23より斜め上方へ突設し、更に、上記パイプ10外周に摺動可能に密嵌させた小径部25を大径部23下方へ延設している。
【0019】
上記大径部23は上方より液の注入が可能な如く、シリンダ9との間に隙間が生じる筒形状であれば良く、図示例に於いては、上端縁より外方へ延設したフランジ26をパッキン27を介して口頸部7上面に載置させるとともに、螺着させた装着キャップ11の頂壁15と口頸部7上面との間で上記フランジ26を挟持固定する如く構成している。また、その上部がラッパ筒状に開いた形状をなしている。
【0020】
注入窓22は、上端開口より注入した液を容器体内に導入するためのもので、その数、位置,大きさ等は適宜選択することができ、図1の実施例では、大径部23の上部に周方向複数の注入窓22を設けている。また、図4及び図5に示す実施例では、それに加え大径部23の下端部に周方向複数の注入窓22を穿設している。
【0021】
係止片24もそれが当接係止される容器体内部の下向き面に対応させてその数,大きさ,位置等は適宜選択することができるが、抜け出しを防止する目的から周方向複数設けることが望ましい。また、上記下向き面fとしては、図示例の如き口頸部7内に突出形成された環状突出部8下面や、肩部6裏面が採用される。図示例の係止片24は上記各注入窓22の下縁よりそれぞれ上方斜め外方へ突出して形成されており、筒部材4の容器体2への装着時には各係止片24が中心側へ窄む如く弾性変形して環状突出部8を乗り越え、装着時には環状突出部8下面の下向き面fに係合可能に構成している。
【0022】
小径部25は大径部23の下端よりテーパ状のフランジ部28を介して下方へ垂設しており、上記パイプ10が上方へ摺動できる程度に垂直に形成している。そして、ポンプ3を口頸部7からの液注入が可能な位置まで引き上げた際に該小径部25によるポンプの起立状態維持が可能に構成している。この様に構成するための手段として、筒部材4の剛性、小径部25の長さ,容器体の底部の面積等を種々選択する。
【0023】
上記の如く構成した液体噴出器1は、液の詰め替えに当たり装着キャップ11を螺脱した後ポンプ3を上方に引き上げて図2に示す如くその状態で支持させる。この際、パイプ10外面と小径部25内面との摩擦力で筒部材4が上方に引き上げられることがあっても、各係止片24が下向き面fに当接してそれ以上の抜け出しを防止するため、筒部材4がポンプ3と一緒に抜け出すという不都合はなく、ポンプ3のみが引き上げられる。次いで、詰め替え用の容器(図示せず)から口頸部7内へ詰め替え液を注入する。液は注入窓22を介して容器体2内に流入し充填される。次いで、ポンプ3を押し下げた後装着キャップ11を再び螺着して詰め替えを終了する。
【0024】
図4及び図5に示す実施例は、上記した如く、図1の実施例に於いて注入窓22の形態が異なる例を示したもので、その他は図1の実施例と同様である。
【0025】
図6乃至図8は本発明の他の実施の形態の一例を示すもので、本実施の形態に於ける液体噴出器1は、容器体2と、ポンプ3と、筒部材4Aとを備えている。
【0026】
容器体2は、上記した図1に於ける実施の形態で説明したものと同様であり、図示例では、同様に筒状胴部5の上端より肩部6を介して口頸部7を起立しており、口頸部7の上部を内方へ環状に陥没させて形成した環状突出部8を突設している。
【0027】
ポンプ3も、上記図1に於ける実施の形態で説明したものと基本的に同様であるが、この場合にはシリンダ9の下端に上記吸い上げ用のパイプを嵌着しておらず、従って、ポンプ3の容器体2内に垂下する部分を短く構成している。
【0028】
筒部材4Aは、上記容器体口頸部7に上端部を固定させた注入窓22A 付きの大径部23A を上記シリンダ9と隙間をあけて垂下するとともに、上記容器体内の下向き面に当接して抜け出しを防止する係止片24A を大径部より斜め上方へ突設し、更に、シリンダ9外周下端部を上端部に密嵌させて容器体底部へ垂下させた吸い上げ用のパイプ10A を大径部23A 下方へ延設している。本実施例に於ける筒部材4Aは、上記小径部25に代えて上記吸い上げ用パイプ10A を設けた以外、その大径部23A ,注入窓22A ,係止片24A の各構成は図1の実施の形態で説明したものと同様である。
【0029】
図示例では、口頸部7内周上端部に嵌合させた嵌合筒部29を大径部23A 上端より延設しており、大径部23A は上端をテーパ状に広げ、全体を下方に窄むテーパ状に形成している。また、上下一対の注入窓22A を周方向複数対設けており、各上方の注入窓22A の下端縁よりそれぞれ係止片24A を突設して、上記環状突出部8下面の下向き面fに当接可能に構成している。
【0030】
また、図示例では、容器体2から外したポンプ3を倒立可能に構成している。具体的には噴出ヘッド18の上面を偏平に且つ倒立状態で安定した載置が可能な面積を備える如く構成している。この際、図8に示す如く、噴出ヘッド18を押し下げ係止した状態で倒立させる。
【0031】
上記の如く構成した液体噴出器1は、液の詰め替えに当たり装着キャップ11を螺脱した後ポンプ3を上方に引き上げて取り外し、図8に示す如く倒立状態で載置させておく。従って、シリンダ9に付着液があっても外部にもれる虞はない。またこの際シリンダ9外面とパイプ10A 内面との摩擦力で筒部材4Aが上方に引き上げられることがあっても、各係止片24A が下向き面fに当接してそれ以上の抜け出しを防止するため、筒部材4Aがポンプ3と一緒に抜け出すという不都合はなく、ポンプ3のみが引き上げられる。次いで、詰め替え用の容器(図示せず)から口頸部7内へ詰め替え液を注入する。液は注入窓22A を介して容器体2内に流入し充填される。次いで、ポンプ3を再び装着して詰め替えを終了する。
【0032】
尚、この様に容器体2内にシリンダ9のみを挿入したポンプ3を有する形態の場合において、装着キャップ11が図示例の主キャップ11a と、ジョイントキャップ11b とで構成されている場合には、図9に示す如く、取り外したポンプ3を寝かせた状態で載置させても、容器体内上部に垂下したシリンダ9には付着液が少なく、しかも、付着液がシリンダ9を伝ってジョイントキャップ11b 内に流れるため、周囲を液で汚すことを防止できる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明の液体噴出器は、既述構成としたことにより、液の詰め替えが極めて容易に行えるとともに、詰め替えにより容器体及び周囲を液により汚す虞がなく、しかも装着した筒部材はポンプの引き上げ、取り外しの際に抜け出る等の不都合を生じることがなく、その装着も容易に行えるものである。
【0034】
請求項3に記載の液体噴出器は、従来のこの種のポンプを利用して、広口の容器体に対応することができる利点を兼ね備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部切欠要部側面図である。
【図2】同実施例のポンプを引き上げた状態の一部切欠要部側面図である。
【図3】同実施例の筒部材及びパッキンを示す拡大斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す一部切欠要部側面図である。
【図5】同実施例の筒部材及びパッキンを示す拡大斜視図である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す一部切欠側面図である。
【図7】同実施例の筒部材を示す拡大斜視図である。
【図8】同実施例の取り外したポンプの載置状態を示す側面図である。
【図9】同実施例の取り外したポンプの他の載置状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2…容器体,3…ポンプ,4,4A…筒部材,7…口頸部,9…シリンダ,
10,10A …吸い上げ用パイプ,11…装着キャップ,11a …主キャップ,
11b …ジョイントキャップ,18…噴出ヘッド,21…噴出口,
22,22A …注入窓,23,23A …大径部,24,24A …係止片,25…小径部,

Claims (3)

  1. 容器体2内部へシリンダ9を垂下させた状態でその口頸部7を閉塞して容器体にポンプ3を着脱可能に装着するとともに、シリンダ9下端より容器体2内底部へ液吸い上げ用のパイプ10を垂設し、且つ、上記ポンプの作動により上記容器体内液体を噴出する如く構成した液体噴出器であって、上記口頸部に上端部を固定させた注入窓22付きの大径部23を上記シリンダと隙間をあけて垂下するとともに、上記容器体内の下向き面fに当接して抜け出しを防止する係止片24を上記大径部より斜め上方へ突設し、且つ、上記パイプ外周に摺動可能に密嵌させた小径部25を上記大径部下方へ延設した筒部材4を設け、上記ポンプを上記口頸部からの液注入が可能な位置まで引き上げた際に上記小径部による上記ポンプの起立状態維持が可能に構成したことを特徴とする液体噴出器。
  2. 口頸部7外周に装着キャップ11を嵌合させることにより内部へシリンダ9を垂下させた状態で容器体2にポンプ3を着脱可能に装着するとともに、上記ポンプ上端の噴出ヘッド18の上下動により上記容器体内の液体を上記噴出ヘッドの噴出口21より噴出する如く構成した液体噴出器であって、上記口頸部に上端部を固定させた注入窓22A付きの大径部23Aを上記シリンダと隙間をあけて垂下するとともに、上記容器体内の下向き面fに当接して抜け出しを防止する係止片24A を上記大径部より斜め上方へ突設し、且つ、上記シリンダ外周下端部を上端部に密嵌させて容器体底部へ垂下させた液吸い上げ用のパイプ10A を上記大径部下方へ延設してなる筒部材4Aを設け、上記容器体から外した上記ポンプを倒立可能に構成してなることを特徴とする液体噴出器。
  3. 口頸部7外周に装着キャップ11を嵌合させることにより内部へシリンダ9を垂下させた状態で容器体2にポンプ3を着脱可能に装着するとともに、上記ポンプ上端の噴出ヘッド18の上下動により上記容器体内の液体を上記噴出ヘッドの噴出口21より噴出する如く構成した液体噴出器であって、上記口頸部に上端部を固定させた注入窓22A付きの大径部23Aを上記シリンダと隙間をあけて垂下するとともに、上記容器体内の下向き面fに当接して抜け出しを防止する係止片24A を上記大径部より斜め上方へ突設し、且つ、上記シリンダ外周下端部を上端部に密嵌させて容器体底部へ垂下させた液吸い上げ用のパイプ10A を上記大径部下方へ延設してなる筒部材4Aを設け、上記装着キャップ11が、上記シリンダ9に対して回転可能に装着した主キャップ11a と、該主キャップの周壁13内面に嵌合させた嵌合筒14の下端より外方へ延設したフランジ状頂壁15を介して周壁16を垂下するとともに、該周壁を上記容器体口頸部外周に着脱可能に嵌合させたジョイントキャップ11b とからなことを特徴とする液体噴出器。
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