JP4950117B2 - 詰め替え補助具及びこれを装着した注出容器 - Google Patents

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本発明は、シャンプー、リンス、液体石鹸などの液状体商品の詰め替えを容易に行うことができる詰め替え補助具及びこれを装着した注出容器に関する。
シャンプー、リンス、液体石鹸などの液状体商品は、ポンプを備えたプラスチック製容器(「本体容器」という)に充填された状態で販売されていると共に(図7参照)、この本体容器に液状体商品を注入するための詰め替え用として、液状体商品を袋等に充填した状態でも販売されている(図8参照)。
ところが、本体容器の口が狭いため、このような詰め替え用の袋等から本体容器に液状体商品を補充する際(図8参照)、本体容器の口から液状体商品が零れてしまうことがあった。また、詰め替えを行う際には、ポンプ部分を本体容器から引き抜いてどこかに置かなければならないが、このポンプ部分には液状体商品がべったり付着しているため、ポンプ部分を置いた場所に液状体商品が付着して汚れてしまうなど、詰め替え作業は必ずしも簡便に行えるものではなかった。
このような課題を解決するべく、例えば特許文献1などには、手動ポンプの吸上げパイプに挿通する装着リングの外周面に、鉤の手状の係止部を突設し、該係止部を容器本体の口部に引っ掛け、容器本体から取り外した手動ポンプを、容器本体の外部に載置することなく、保持する係止具が開示されている。
また、例えば特開2004−75128号公報には、壜体状の容器本体の口部に、口部から取り外した手動ポンプを口部に掛止可能となるように、屈曲可能な蛇腹部を手動ポンプの吸上げパイプに設けることにより、詰め替え時に取り外した手動ポンプから液たれ等を生じることなく、内容物の簡便な入れ替え操作を可能とする注出容器が開示されている。
特開平2000−289766号公報 特開2004−75128号公報
本発明の目的は、液状体商品の詰め替え作業を容易に行うことできる新たな詰め替え補助具及びこれを装着した注出容器を提供することにある。
本発明は、ポンプ、キャップ及び容器本体を備えた抽出容器に取り付ける詰め替え補助具であって、ポンプを引き上げると、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態となり、ポンプを下げると、前記の上方部が窄んだ状態となって抽出容器の容器本体内に収納される液受部を有する液受部本体と、液受部本体に設けられた通液部と、を備えた詰め替え補助具、並びに、このような詰め替え補助具を取り付けてなる抽出容器を提案するものである。
本発明に係る詰め替え補助具を取り付けた注出容器は、キャップの嵌合を外してポンプを引き上げると、液受部は広く開口して下方部が窄んだ状態(「開いた状態」ともいう)になるから、この状態の液受部内に詰め替え用の袋から液状体商品を注ぎ入れれば、通液部を通して容器本体内に液状体商品を充填することができる。そして、液状体商品の充填が終ったら、ポンプを押し下げれば、詰め替え補助具の液受部の上方部が窄んだ状態(「閉じた状態」ともいう)となって容器本体内に収納され、あとは通常どおり注出容器を使用することができる。
このように、本発明に係る詰め替え補助具を注出容器に取り付ければ、上方部が広く開口した状態の液受部内に液状体商品を注ぎ入れることができるから、液状体商品を零すことなく容易に詰め替えすることができる。しかも、ポンプを容器本体から引き抜いてどこかに置く必要もないから、周囲を汚さないで綺麗且つ簡単に詰め替えを行うことができる。
発明を実施するための形態
本欄では、本発明の実施形態の一例について先ず説明し、次に、この実施形態を中心として本発明について説明する。
本実施形態としての詰め替え補助具(以下「本詰め替え補助具」という)1は、注出容器50(前記の本体容器に相当する)に取り付けることにより、注出容器50への液状体商品の詰め替え作業を補助することができる詰め替え補助具である。
注出容器50は、シャンプー、リンス、液体石鹸などの液状体商品を充填する容器であって、図7に示すように、ポンプ51とキャップ52と容器本体53とを備えた抽出容器であり、ポンプ51は、吸引管54、シリンダ55、ノズルヘッド56及び吐出口部57を備えている。キャップ52を容器本体53のネック部58に被着した状態で、ノズルヘッド56を押し下げると、容器本体53内に収容された液状体商品が吸引管54から吸い上げられ、吐出口部57から液状体商品を吐出されるようになっている。
注出容器50のネック部58は、キャップ52を被着して嵌合させる部分であり、その上部は開口部59となっている。
但し、注出容器50は、ポンプ、キャップ及び容器本体を備えた抽出容器であれば、その形状を特に制限するものではない。
本詰め替え補助具1は、図1−図4に示すように、液受部2を有する液受部本体3のほか、補助具下降ストッパ7及び補助具上昇ストッパ8を備えている。
液受部本体3は、ポリエチレンやポリプロピレン等のプラスチックを射出成形して一体に形成してなるものであり、少なくとも底面部9と、該底面部9から立ち上がった周側部10と、周側部10の上方部に連続する液受部2と、通液部4と、通気部5と、開口部ストッパ6とを備えている。
なお、液受部本体3は、射出成形以外の成形方法、例えば押出成形や、真空成形などの加熱成形、その他の方法によって成形することもできるし、また、一体に形成することに限定するものではなく、例えば各部を別々に形成して後から組み合わせて形成することもできる。但し、射出成形によって一体に形成すれば、安価に製造することができる点で好ましい。
液受部本体3の材質は、特に制限されるものではないが、後述するように液受部2は、変形可能でしかも復元性を備えるのが好ましいため、かかる観点から、例えばポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン樹脂或いはこれらの発泡樹脂、或いは、ポリ塩化ビニル、その他の軟質可能なプラスチックから形成するのが好ましい。
底面部9は、注出容器50のネック部58の内部と略同じ大きさか或いはそれより一回り小さな円板状に形成してある。但し、この形状に限定されるものではない。
底面部9の中心部には、ポンプの吸引管54を挿入可能な吸引管挿通穴11を設けてあり、この吸引管挿通穴11の周囲を囲むように、複数の扇形の通液部4を円周方向に適宜間隔をおいて設け、さらに通液部4の脇に通気部5を設けてある。
吸引管挿通穴11は、吸引管54を挿入可能であって、好ましくは吸引管54を挿入すると吸引管54に密着して吸引管54の位置を保持するように形成するのが好ましい。よって、吸引管挿通穴11は、吸引管54を挿入可能な穴を設けるだけでもよいが、例えば図1−4に示すように、吸引管挿通穴11の穴周縁に沿って起立した筒状のガイド11aを設け、このガイド11aによって吸引管54を圧着してその位置を保持するように形成することもできる。
但し、吸引管挿通穴11は、吸引管54を単に挿通可能に形成し、吸引管54が上下に移動した際の停止位置をもっぱら補助具下降ストッパ7及び補助具上昇ストッパ8で規制するようにすることもできる。
通液部4は、この通液部4を介して容器本体53内に液状体商品を円滑に流入させることができれば、その形状、大きさ及び数などは任意に形成することができる。
例えば底面部9全体を開口させて、底面部9全体を通液部4とすることも可能である。
通気部5は、液受部2内に注入された液状体商品が通液部4を介して円滑に容器本体52内に流入するように、容器本体53内の空気を系外に逃がす通気穴としての役割を果たす部分である。例えば図1−4に示すように、円管柱状の通気部5を底面部9に立設し、内部の空洞部が底面部9の下方に連通するようにし、さらに液受部2内に溜まる液状体商品の液面上に通気部5の上端が開口するようにして、常に容器本体53内外の空気が連通するようにするのが好ましい。
但し、通気部5の形状は任意に形成可能であるし、その形成位置も任意である。
周側部10は、ポンプ51を引き上げると、容器本体53のネック部58の内周面(開口部59の内周面とも言える)に嵌り込み、上方からある程度の力が加わってもその位置を保持できるように形成してある。具体的には、周側部10は、ネック部58の内周面と同一径或いは若干大きく形成すると共に、その高さを、容器本体53のネック部58の高さと同じか或いはそれよりも高く形成して、容器本体53のネック部58の内周面に嵌り込むように形成してある。
なお、例えば周側部10の肉厚を大きくしたり、リブを設けたり、或いは下方部に向かって若干窄まったテーパ状に形成したりして、ネック部58の内周面により一層嵌り込み易く形成することは適宜設計可能である。
周側部10の下端縁部には、外側、すなわち底面部9の中心から半径外側に突出した開口部ストッパ6を設けてある。
この開口部ストッパ6は、容器本体53のネック部58の内周面下端部と係止し、ポンプ51を引き上げた際にそれ以上に上昇しないようにする役割を果たす部分である。この開口部ストッパ6は、容器本体53のネック部58の内周面下端部と係止可能であれば、形状及び大きさは適宜設計可能である。例えば、上面が水平な平坦面であって、この上面から下方に向かって漸次突出幅を小さくなる形状の形成部を設けるように形成することができる。この際、周側部10の下端縁部の全周に渡って係止部を設けるようにしてもよいし、適宜間隔を置いて設けてもよい。但し、このような形状に限定されるものではない。
液受部2は、周側部10の上方部に連続し、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態(図1−図2)から、該上方部が窄んだ状態(図3−図4)に畳むことができ、また、前記畳んだ状態(図3−図4)から上方部が広く開口した状態(図1−図2)に変形可能に形成してある。
本例の液受部2は、柔軟で薄肉なシート部2aと、当該シート部2aの面内に適宜間隔をおいて設けた複数の骨部12とを備えている。
シート部2aは、上方部が広く開口して下方部が窄んだ筒状、イメージとしては傘を上下逆さにしてその中心部に開口部を設けた形状に形成してあり、骨部12は、上下方向に伸びた肉厚な線条部乃至棒状部を、周側部10の下端部から液受部2の上端部に渡って周方向に適宜間隔をおいて設けてある。
ポリプロピレンなどの軟質樹脂は、変形可能であると同時に復元性を有するように形成することができる。よって、例えば、上下方向に伸びた肉厚な線条乃至棒状の骨部12を、周方向に適宜間隔をおいて設けると共に、液受部2、特に骨部12を、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態に成形、例えば射出成形すれば、上方部が窄んだ状態に変形可能であるし、また、この状態から元の形状(成形した形状)に復元するように付勢させることができる。そして、骨部12間のシート部2aは、柔軟で薄肉であるから、骨部12の動きに追随して柔軟に変形可能であり、例えば骨部12の上方部が窄んで閉じた状態になれば、図3−4に示すように、傘の布地のように骨部12,14の間に褶曲して畳まれた状態とすることができる。
液受部2(シート部2a及び骨部12)の成形時の形状、すなわち開いた状態の形状は、例えば、傘を上下逆さにしたような湾曲面状に形成してもよいし、円錐面状に形成してもよいし、その他の形状に形成してもよい。例えば、図6に示すように、折り返し部が連続する蛇腹状に形成し、開閉が容易になるように形成することもできる。この場合には、骨部12は設けなくてもよい。
骨部12は、周側部10及び液受部2の内側面にのみ突出するように肉厚に設けることもできるし、また、内側及び裏側に突出するように肉厚に設けることもできる。また、周側部の裏側にのみ突出するように肉厚に設けることもできる。そして、骨部12の厚さ、形状及び数は適宜設計可能であり、例えば形状について言えば、断面にみて円状、三角形状、四角形状など任意の形状に形成することができる。
補助具下降ストッパ7及び補助具上昇ストッパ8はいずれも、抽出容器50の吸引管54に取付けて固定してあり、補助具下降ストッパ7は、液受部本体3の底面部9の下面と係止して、本詰め替え補助具1が補助具下降ストッパ7より下がるのを阻止する機能を果たす部材であり、補助具上昇ストッパ8は、液受部本体3の底面部9の上面と係止して、本詰め替え補助具1が補助具上昇ストッパ8より上昇するのを阻止する機能を果たす部材である。これらは、かかる機能を果たすことができれば任意に形成可能であり、例えば、プラスチックやゴムなどを成形してなる成形体に、吸引管54を圧入することができる挿通穴を設けるなどして形成することができる。
(取付方法)
本詰め替え補助具1は、シャンプー、リンス、液体石鹸などの液状体商品を充填するための容器として一般に市販されている注出容器50に取り付けることができる。既に液状体商品が充填された抽出容器50に取り付けることも可能であるが、液状体商品が充填される前の抽出容器50に取り付けるのが好ましい。
取り付け方法の一例としては、図5に示すように、容器本体53からキャップ52を外し、キャップ52と共にポンプ51を引き上げて吸引管54を容器本体53から引き出した状態とする。この状態で、補助具上昇ストッパ8を吸引管54に取り付けて固定した後、吸引管54を吸引管挿通穴11に通して液受部本体3を取り付け、次いで、補助具下降ストッパ7を吸引管54に取り付けて固定し、このように液受部本体3等を取り付けた状態の吸引管54を容器本体53内に挿入して、補助具下降ストッパ7、液受部本体3の底面部9及び周側部10をネック部58内に押し入れるようにすれば、本詰め替え補助具1を注出容器50に取り付けることができる。
このように本詰め替え補助具1を注出容器50に取り付ければ、ポンプ51をさらに押し下げて液受部2をネック部58内に押し入れると、ネック部58の内周面から半径内側方向に向かう力を液受部2が受け、液受部2は、上方部が窄んで閉じた状態となり、上端部がネック部58の内周面に係止され、成形時の状態に復元する状態で、すなわち、係止された上端部が半径外側方向に開くように付勢された状態で容器本体53内に収納される(図3−図4)。あとは、キャップ52を容器本体53のネック部58に被着して嵌合すればよい。
注出容器50の構造によっては、上記の方法以外の取り付け方法でも取り付けが可能である。例えば、容器本体53の上部、すなわち胴部の肩部53aを含めた上方部が着脱可能に形成された抽出容器の場合であれば、胴部の肩部53aを含めた上方部を外し、ポンプ51の吸引管54を開口部59から差し入れた状態で、補助具上昇ストッパ8を吸引管54に取り付け、次いで吸引管54に液受部本体3を取り付け、その後、補助具下降ストッパ7を吸引管54に取り付けた後、容器本体53の上部を下部に結合すればよい。よって、本詰め替え補助具1を取り付けた吸引管54を、開口部から容器本体53内に押し入れなくても、本詰め替え補助具1を注出容器50に取り付けることができる。この場合には、底面部9を、注出容器50の開口部よりも大きく形成することが可能である。
(使用方法)
上記の如く、本詰め替え補助具1を収納した抽出容器50に液状体商品を補充するには、例えば次のようにすればよい。
キャップ52を外してポンプ51を引き上げて、液受部本体3の開口部ストッパ6がネック部58の内側下端部に係止されるまで引き上げると、周側部10がネック部58の内側部に嵌って液受部本体3は抜け落ちないように維持される。この際、ポンプ51を引き上げて液受部本体3が引き上げられ、液受部2がネック部58から上に抜けて開放されると、この液受部2は成形時の状態に戻るように付勢されているから、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態になる。そこで、詰め替え用の袋60から、液受部2内に液状体商品を注ぎ入れれば、液受部2内の液状体商品は通液部4を通して容器本体53内に流入し、同時に通気部5を通して容器本体53内の空気が容器本体53外に排出されるため、液状体商品を円滑に容器本体53内に充填することができる。
充填し終わったら、上記の如く、吸引管54を押し下げてキャップ52を容器本体53のネック部58に嵌合すれば、本詰め替え補助具1を容器本体53内に収納することができる。そして、通常のように抽出溶液50を使用することができる。すなわち、ノズルヘッド56を押し下げると、容器本体53内に収容された液状体商品が吸引管54から吸い上げられ、吐出口部57から液状体商品を吐出させることができる。
(その他)
上記の実施形態において、ポンプの吸引管54に本詰め替え補助具1を取り付ける手段としては、吸引管挿通穴11内に吸引管54を挿通した後、接着剤を用いて接着するようにしても、他の係合構造を設けて係合固定するようにしてもよい。
上記の実施形態例では、周側部10をネック部58の内側部に嵌合させることにより、引き上げられた位置を液受部本体3が保持するように形成されているが、このように形成するための構造は任意に形成可能である。例えば、周側部10の上側部或いは上端縁部に外側に突出した落下ストッパを設けるようにしてもよい。この際、落下ストッパは、周側部10の全周に渡って設けてもよいし、適宜間隔を置いて設けてもよい。
また、上方に持ち上げられると、周側部10の一部が開口部59上に膨出状態に食み出し、この食み出し部分と開口部59との係合によって液受部本体3を保持するようにしてもよいし、また、59に掛止可能な掛止部を設けるようにしてもよい。さらにまた、液受部2の肉厚を大きくしたり、樹脂組成を調整したり、或いは骨部12を強化したりして液受部2の剛性を高め、開いた状態の液受部2の裏面側と容器本体53の開口部との当接によって、液受部本体3を保持するようにしてもよい。
なお、上記の実施形態例における底面部9、周側部10、通気部5及び開口部ストッパ6は必要に応じて設ければよい。
例えば底面部9については、底面部9を設けないで、液受部2の底全体を通液部とし、通液部4及び通気部5は周側部10に設けるようにしてもよい。
周側部10については、ポンプ51を引き上げた際にこの状態を手で支持するようにすれば、液受部本体3が降下しないように保持する必要はないから、上記実施形態の例で言えば、周側部10をネック部58の内側部に嵌合するように形成する必要はなく、もっといえば周側部10そのものが不要である。
また、通気部5については、例えば、液受部2の周側部10の外側に、上下に伸びた突条部を設けておき、ポンプ51を引き上げた際に、液受部2の周側部10とネック部58の内周面との間に隙間ができるようにしておけば、この隙間が通気孔の代わりをするため、通気部を設ける必要はない。
また、補助具下降ストッパ7及び補助具上昇ストッパ8についても、必要に応じて備えていればよく、必ずしも必要ではない。
(用語の説明)
本発明において「ポンプ」とは、吸引管を備えていて、この吸引管で内容物を吸い上げて排出する機構を備えた装置を包含する。
本発明に係る詰め替え補助具の一例を注出容器に取り付けて、ポンプを引き上げた状態を示した部分断面側面図である。 本発明に係る詰め替え補助具の一例を注出容器に取り付けて、ポンプを引き上げた状態を示した部分断面斜視図である。 本発明に係る詰め替え補助具の一例を注出容器に取り付けて、ポンプを下げた状態を示した部分断面側面図である。 本発明に係る詰め替え補助具の一例を注出容器に取り付けて、ポンプを下げた状態を示した部分断面斜視図である。 本発明に係る詰め替え補助具の一例を、注出容器に取り付けるための方法を説明するための斜視図である。 本発明に係る詰め替え補助具の変形例を示した斜視図である。 一般的な抽出容器の構成例を示した部分断面側面図である。 従来行われていた一般的な詰め替え方法を示した斜視図である。
符号の説明
1 詰め替え補助具
2 液受部
2a シート部
3 液受部本体
4 通液部
5 通気部
6 開口部ストッパ
7 補助具下降ストッパ
8 補助具上昇ストッパ
9 底面部
10 周側部
11 吸引管挿通穴
12 骨部
50 注出容器
51 ポンプ
52 キャップ
53 容器本体
54 吸引管
55 シリンダ
56 ノズルヘッド
57 吐出口部
58 ネック部
59 開口部

Claims (6)

  1. ポンプ、キャップ及び容器本体を備えた抽出容器に取り付ける詰め替え補助具であって、ポンプを引き上げると、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態となり、ポンプを下げると、前記の上方部が窄んだ状態となって抽出容器の容器本体内に収納される液受部とポンプの吸引管を挿通する吸引管挿通穴および通液部を設けた底面部と、を有する液受部本体を備えた詰め替え補助具。
  2. ポンプ、キャップ及び容器本体を備えた抽出容器に取り付ける詰め替え補助具であって、ポンプを引き上げると、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態となり、ポンプを下げると、前記の上方部が窄んだ状態となって抽出容器の容器本体内に収納される液受部と、ポンプの吸引管を挿通する吸引管挿通穴および通液部を設けた底面部と、ポンプを引き上げると抽出容器の容器本体の開口部内周面に嵌合する周側部と、を有する液受部本体を備えた詰め替え補助具。
  3. 液受部は、柔軟なシート部内に、該シート部よりも肉厚な骨部が適宜間隔をおいて設けられた構成を備えたものである請求項1又は2記載の詰め替え補助具。
  4. 液受部本体は、プラスチックを射出成形して一体に形成されたものである請求項1〜3の何れかに記載の詰め替え補助具。
  5. 液受部本体は、通気部を備えたものである請求項1〜4の何れかに記載の詰め替え補助具。
  6. ポンプとキャップと容器本体と請求項1〜5の何れかに記載の詰め替え補助具とを備えた注出容器。
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