JP2009269634A - 詰め替え補助具及びこれを装着した注出容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポンプ51、キャップ52及び容器本体53を備えた抽出容器50に取り付ける詰め替え補助具1であって、ポンプ52を引き上げると、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態となり、ポンプ52を下げると、前記の上方部が窄んだ状態となって抽出容器の容器本体53内に収納される液受部2を有する液受部本体3と、液受部本体3に設けられた通液部4と、を備えた詰め替え補助具1を提案する。
【選択図】図1
Description
このように、本発明に係る詰め替え補助具を注出容器に取り付ければ、上方部が広く開口した状態の液受部内に液状体商品を注ぎ入れることができるから、液状体商品を零すことなく容易に詰め替えすることができる。しかも、ポンプを容器本体から引き抜いてどこかに置く必要もないから、周囲を汚さないで綺麗且つ簡単に詰め替えを行うことができる。
注出容器50のネック部58は、キャップ52を被着して嵌合させる部分であり、その上部は開口部59となっている。
但し、注出容器50は、ポンプ、キャップ及び容器本体を備えた抽出容器であれば、その形状を特に制限するものではない。
なお、液受部本体3は、射出成形以外の成形方法、例えば押出成形や、真空成形などの加熱成形、その他の方法によって成形することもできるし、また、一体に形成することに限定するものではなく、例えば各部を別々に形成して後から組み合わせて形成することもできる。但し、射出成形によって一体に形成すれば、安価に製造することができる点で好ましい。
但し、吸引管挿通穴11は、吸引管54を単に挿通可能に形成し、吸引管54が上下に移動した際の停止位置をもっぱら補助具下降ストッパ7及び補助具上昇ストッパ8で規制するようにすることもできる。
例えば底面部9全体を開口させて、底面部9全体を通液部4とすることも可能である。
但し、通気部5の形状は任意に形成可能であるし、その形成位置も任意である。
なお、例えば周側部10の肉厚を大きくしたり、リブを設けたり、或いは下方部に向かって若干窄まったテーパ状に形成したりして、ネック部58の内周面により一層嵌り込み易く形成することは適宜設計可能である。
この開口部ストッパ6は、容器本体53のネック部58の内周面下端部と係止し、ポンプ51を引き上げた際にそれ以上に上昇しないようにする役割を果たす部分である。この開口部ストッパ6は、容器本体53のネック部58の内周面下端部と係止可能であれば、形状及び大きさは適宜設計可能である。例えば、上面が水平な平坦面であって、この上面から下方に向かって漸次突出幅を小さくなる形状の形成部を設けるように形成することができる。この際、周側部10の下端縁部の全周に渡って係止部を設けるようにしてもよいし、適宜間隔を置いて設けてもよい。但し、このような形状に限定されるものではない。
本例の液受部2は、柔軟で薄肉なシート部2aと、当該シート部2aの面内に適宜間隔をおいて設けた複数の骨部12とを備えている。
シート部2aは、上方部が広く開口して下方部が窄んだ筒状、イメージとしては傘を上下逆さにしてその中心部に開口部を設けた形状に形成してあり、骨部12は、上下方向に伸びた肉厚な線条部乃至棒状部を、周側部10の下端部から液受部2の上端部に渡って周方向に適宜間隔をおいて設けてある。
ポリプロピレンなどの軟質樹脂は、変形可能であると同時に復元性を有するように形成することができる。よって、例えば、上下方向に伸びた肉厚な線条乃至棒状の骨部12を、周方向に適宜間隔をおいて設けると共に、液受部2、特に骨部12を、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態に成形、例えば射出成形すれば、上方部が窄んだ状態に変形可能であるし、また、この状態から元の形状(成形した形状)に復元するように付勢させることができる。そして、骨部12間のシート部2aは、柔軟で薄肉であるから、骨部12の動きに追随して柔軟に変形可能であり、例えば骨部12の上方部が窄んで閉じた状態になれば、図3−4に示すように、傘の布地のように骨部12,14の間に褶曲して畳まれた状態とすることができる。
本詰め替え補助具1は、シャンプー、リンス、液体石鹸などの液状体商品を充填するための容器として一般に市販されている注出容器50に取り付けることができる。既に液状体商品が充填された抽出容器50に取り付けることも可能であるが、液状体商品が充填される前の抽出容器50に取り付けるのが好ましい。
上記の如く、本詰め替え補助具1を収納した抽出容器50に液状体商品を補充するには、例えば次のようにすればよい。
キャップ52を外してポンプ51を引き上げて、液受部本体3の開口部ストッパ6がネック部58の内側下端部に係止されるまで引き上げると、周側部10がネック部58の内側部に嵌って液受部本体3は抜け落ちないように維持される。この際、ポンプ51を引き上げて液受部本体3が引き上げられ、液受部2がネック部58から上に抜けて開放されると、この液受部2は成形時の状態に戻るように付勢されているから、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態になる。そこで、詰め替え用の袋60から、液受部2内に液状体商品を注ぎ入れれば、液受部2内の液状体商品は通液部4を通して容器本体53内に流入し、同時に通気部5を通して容器本体53内の空気が容器本体53外に排出されるため、液状体商品を円滑に容器本体53内に充填することができる。
上記の実施形態において、ポンプの吸引管54に本詰め替え補助具1を取り付ける手段としては、吸引管挿通穴11内に吸引管54を挿通した後、接着剤を用いて接着するようにしても、他の係合構造を設けて係合固定するようにしてもよい。
また、上方に持ち上げられると、周側部10の一部が開口部59上に膨出状態に食み出し、この食み出し部分と開口部59との係合によって液受部本体3を保持するようにしてもよいし、また、59に掛止可能な掛止部を設けるようにしてもよい。さらにまた、液受部2の肉厚を大きくしたり、樹脂組成を調整したり、或いは骨部12を強化したりして液受部2の剛性を高め、開いた状態の液受部2の裏面側と容器本体53の開口部との当接によって、液受部本体3を保持するようにしてもよい。
例えば底面部9については、底面部9を設けないで、液受部2の底全体を通液部とし、通液部4及び通気部5は周側部10に設けるようにしてもよい。
周側部10については、ポンプ51を引き上げた際にこの状態を手で支持するようにすれば、液受部本体3が降下しないように保持する必要はないから、上記実施形態の例で言えば、周側部10をネック部58の内側部に嵌合するように形成する必要はなく、もっといえば周側部10そのものが不要である。
また、通気部5については、例えば、液受部2の周側部10の外側に、上下に伸びた突条部を設けておき、ポンプ51を引き上げた際に、液受部2の周側部10とネック部58の内周面との間に隙間ができるようにしておけば、この隙間が通気孔の代わりをするため、通気部を設ける必要はない。
本発明において「ポンプ」とは、吸引管を備えていて、この吸引管で内容物を吸い上げて排出する機構を備えた装置を包含する。
2 液受部
2a シート部
3 液受部本体
4 通液部
5 通気部
6 開口部ストッパ
7 補助具下降ストッパ
8 補助具上昇ストッパ
9 底面部
10 周側部
11 吸引管挿通穴
12 骨部
50 注出容器
51 ポンプ
52 キャップ
53 容器本体
54 吸引管
55 シリンダ
56 ノズルヘッド
57 吐出口部
58 ネック部
59 開口部
Claims (6)
- ポンプ、キャップ及び容器本体を備えた抽出容器に取り付ける詰め替え補助具であって、ポンプを引き上げると、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態となり、ポンプを下げると、前記の上方部が窄んだ状態となって抽出容器の容器本体内に収納される液受部を有する液受部本体と、液受部本体に設けられた通液部と、を備えた詰め替え補助具。
- ポンプ、キャップ及び容器本体を備えた抽出容器に取り付ける詰め替え補助具であって、ポンプを引き上げると、上方部が広く開口して下方部が窄んだ状態となり、ポンプを下げると、前記の上方部が窄んだ状態となって抽出容器の容器本体内に収納される液受部と、ポンプの吸引管を挿通する吸引管挿通穴および通液部を設けた底面部と、ポンプを引き上げると抽出容器の容器本体の開口部内周面に嵌合する周側部と、を有する液受部本体を備えた詰め替え補助具。
- 液受部は、柔軟なシート部内に、該シート部よりも肉厚な骨部が適宜間隔をおいて設けられた構成を備えたものである請求項1又は2記載の詰め替え補助具。
- 液受部本体は、プラスチックを射出成形して一体に形成されたものである請求項1〜3の何れかに記載の詰め替え補助具。
- 液受部本体は、通気部を備えたものである請求項1〜4の何れかに記載の詰め替え補助具。
- ポンプとキャップと容器本体と請求項1〜5の何れかに記載の詰め替え補助具とを備えた注出容器。
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