JP4998797B2 - カードリーダのカード挿入口開閉構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ETC車載器等のカードリーダに用いられるカード挿入口開閉構造に関する。
近年、ETC(Electronic Toll Collection:自動料金収受システム)や電子引き落としシステムのような高度キャッシュレスシステムが急速に普及している。これらのシステムでは、主としてICカードを媒介としてETC車載器、店頭精算器(店頭決済器)等のカードリーダ(カードリーダアンドライタともいう)によってデータ(取引情報)の記憶(入力)・読出(出力)が行われる。その際、ケース端子(ケース体の固定端子部)とカード接点(カードの移動接点部)とが一定の接触圧で当接することでデータの記憶・読出が可能となる。
通常、これらのカードリーダでは、カードを挿入するためのカード挿入口は外部に対して露出状態でケース体の前面に開口されている。このため、カードがカード挿入口に挿入されていることが外部から視認できるとともに、カード挿入口からケース体の内部に塵埃・異物等が侵入できる。したがって、特にETC車載器では、ETCカードをカード挿入口に挿入したまま乗員が車両から離れた場合には、車外からカードを視認できるのでカード盗難のおそれがある。また、車内環境の悪化によりケース体の内部に塵埃・異物等が侵入しやすく、ケース端子やカード接点(あるいはカードの主表面)に汚れ・塵埃・水分等が付着すると、接触不良・導通不良・短絡等によりデータの記憶・読出が不能となったり、データが破壊されたり、制御の誤作動(暴走)を生じたりするおそれもある。
そこで、カード盗難や塵埃・異物等の侵入を防止するために、カードホルダの開口部を閉塞する蓋体とその蓋体のロック機構とを備えたETC車載器用のカード挿入口開閉構造が提案されている(特許文献1,2参照)。
特開2006−76368号公報 特開2000−172891号公報
これらのカード挿入口開閉構造によれば、蓋体の閉鎖状態を維持するためのロック機構を作動解除し、蓋体を開放状態として開口部からカードを挿入し、蓋体を閉鎖状態としてロック機構を作動させる。したがって、蓋体の閉鎖状態においては、ロック機構の作動によりカード盗難や塵埃・異物等の侵入を防止することができる。しかし、カードを挿入したまま蓋体を開放状態として放置したときには、依然としてカード盗難のおそれがある。
本発明の課題は、カードの挿入操作が完了したときには、開閉扉がカード挿入口を閉鎖状態とすることにより、外部からカードを視認できなくして防犯性・防塵性の向上を図り、カードの挿入操作又は取出操作の途中においては、開閉扉を開放状態に維持してカードの挿入・取出を円滑に行うことにより、カードや開閉扉の損傷を防止し、挿入・取出途中でのカードの停滞を防止できるカードリーダのカード挿入口開閉構造を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明のカードリーダのカード挿入口開閉構造は、
ケース体の前面に開口されたカード挿入口から内部に向かうカード挿入通路に沿って挿入されるカードの主表面に露出形成された移動接点部と、前記ケース体から前記カード挿入通路に突入可能に対向配置されて前記カードの主表面を弾圧保持する固定端子部とを当接させることによって、前記カードに対する情報の記憶・読出を可能となすカードリーダにおいて、
前記ケース体の前面に沿って配置された軸線周りで回動し、前記カード挿入口を外側から覆って閉鎖する閉鎖状態に付勢されるとともに、その付勢力に抗して前記カード挿入口を開放する開放状態へ人為的に回動操作可能な開閉扉と、
その開閉扉に形成された扉側係合部と前記ケース体に形成されたケース側係合部とが係合することによって前記開閉扉を前記開放状態に維持可能なロック機構とを備え、
前記開閉扉を前記閉鎖状態から開放状態に回動したとき、前記扉側係合部とケース側係合部とが対向位置するとともに、前記カード挿入口へのカード挿入操作又は前記カード挿入口からのカード取出操作に伴って、前記カードが前記扉側係合部とケース側係合部とのいずれか一方に摺接して両係合部を係合させることにより、前記ロック機構がロック作動して前記開閉扉を前記開放状態に維持し、
前記カード挿入口へのカード挿入操作が完了したとき又は前記カード挿入口からのカード取出操作が完了したとき、前記カードが前記扉側係合部及びケース側係合部のいずれとも摺接しなくなって両係合部の係合を離脱させることにより、前記ロック機構がロック解除して前記開閉扉を前記閉鎖状態に復帰可能とすることを特徴とする。
このように、カードリーダ(例えばETC車載器)において、カードの挿入操作が完了したときには、開閉扉がカード挿入口を閉鎖状態とすることにより、外部(例えば車外)からカードを視認できなくして防犯性・防塵性の向上を図ることができる。また、カードの挿入操作又は取出操作の途中においては、開閉扉を開放状態に維持してカードの挿入・取出を円滑に行うことにより、カードや開閉扉の損傷を防止できる。さらに、カードの挿入操作又は取出操作が完了しなければ開閉扉は閉鎖状態に回動しないので、挿入・取出途中でのカードの停滞による接触不良・導通不良・短絡等によりデータの記憶・読出が不能となったり、データが破壊されたり、制御の誤作動(暴走)を生じたりすることを防止できる。したがって、カードの挿入操作が完了したときには、カードに対する情報の記憶・読出に誤作動が発生しにくくなり、カードリーダ(例えばETC車載器)の信頼性が向上する。
なお、「カードリーダ」にはETC車載器の他に店頭精算器等も含まれる。また、「カード」にはICカードの他に磁気カード等も含まれる。さらに、「カードの主表面」というとき、板状のカードの表面及び裏面のうちのいずれか一方を指す。さらに、開閉扉を閉鎖状態に回動付勢するために、ねじりコイルばね等の回動付勢部材を用いることができる。
このとき、扉側係合部を、開閉扉の軸線を含む回動軸の外周面に形成された凹部(例えば凹溝)で構成する一方、
ケース側係合部を、その凹部に対して突入・脱出移動が可能な形態で、ケース体に支持された軸状体(例えばロックピン)で構成することが望ましい。
これによって、軸状体が凹部に突入することによりロック機構がロック作動し、軸状体が凹部から脱出することによりロック機構がロック解除するので、ロック機構を簡素で安価に構成することができる。
具体的には、軸状体は、付勢部材によって凹部から離間する方向に常時付勢されるとともに、頭部がカードに摺接して押圧されると脚部が凹部に突入し、
開閉扉が開放状態に回動してカードが挿入又は取出されたとき、付勢部材の付勢力に抗して軸状体の脚部が凹部に突入することによりロック機構がロック作動する一方、
カードの挿入操作又は取出操作が完了したとき、付勢部材の付勢力によって軸状体の脚部が凹部から脱出することによりロック機構がロック解除することができる。
このように、ロック機構を簡素で安価に構成するとともに、ロック機構のロック作動・ロック解除の切り換え(ひいては、開閉扉の開放状態・閉鎖状態への回動)を長期にわたって円滑に行うことができる。なお、軸状体を凹部から離間する方向に常時付勢するための付勢部材として、圧縮コイルばね等を用いることができる。
ここで、軸状体の頭部を、カードと摺接して押圧される接触面がそのカード側に凸となる曲面で形成する場合には、カードの挿入操作又は取出操作に伴って、カードと摺接して押圧される軸状体の頭部が、開閉扉(回動軸)の凹部に対して円滑に突入・脱出移動できる。したがって、ロック機構のロック作動・ロック解除の切り換え(ひいては、開閉扉の開放状態・閉鎖状態への回動)が長期にわたって円滑に行われ、軸状体の頭部及びカードの摩耗も小さくてすむので耐久性が向上する。なお、軸状体の頭部の角部を球面等で面取りすることによって、カードとの接触面を凸状曲面に形成することができる。
さらに、開閉扉の軸線方向から見て、凹部の周方向の開口幅は軸状体の脚部の先端部外径よりも大に形成され、
開閉扉は所定の回動角度範囲にわたって開放状態に維持される場合がある。
このように、開閉扉の開放状態は所定の回動角度範囲にわたって維持されるので、カードリーダ(例えばETC車載器)の操作者(例えば乗員)は、カードの挿入・取出のために開閉扉を回動操作する際に上記回動角度範囲内で停止(静止)させればよくなり、周方向の一点で停止させる場合に比べて作業負担が格段に軽減される。特に、ETC車載器においては、車両を運転中に運転者が開閉扉を回動操作してETCカードを挿入・取出する場合でも、運転に支障を来たさずにすむ。具体的には、上記「回動角度範囲」は、開閉扉が開放状態に回動したとき、カード挿入通路を前方側(手前側)へ延長した面上に開閉扉(の全部又は一部分)が位置しない状態に設定される。
以上のような開閉扉及びケース体のうちの少なくとも一方には、開閉扉が開放状態に回動したときにカードの挿入・取出が可能となったことを操作者に認識させるための報知手段を設けることができる。
このような報知手段を設けることによって、開閉扉の回動操作に不慣れな操作者であっても、開閉扉の開放状態(回動位置)を的確かつ容易に把握することができる。
例えばその報知手段は、開閉扉又はケース体に突出形成され、かつ開閉扉が開放状態に回動したとき、ケース体又は開閉扉に当接して開閉扉の回動を規制するストッパであってもよい。
報知手段をこのようなストッパで構成することによって、操作者は開閉扉を開放状態に回動操作して回動規制位置で確実に停止(静止)することができる。
あるいは上記報知手段は、開閉扉及びケース体に設けられ、かつ開閉扉が開放状態に回動してカードの挿入・取出が可能であることを、カード挿入・取出可能位置又はカード挿入・取出可能範囲で示す目印であってもよい。
報知手段をこのような目印で構成することによって、操作者は開閉扉を開放状態に回動操作してカード挿入・取出可能位置(又はカード挿入・取出可能範囲)で確実に停止(静止)することができる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明に係るカードリーダの一例としてのETC車載器の外観を示す斜視説明図、図2は開閉扉の閉鎖状態を示す正面図、図3はその主要部X−X断面図である。また、図4は開閉扉の開放状態を示す正面図、図5はそのY部拡大正面図、図6は図5の正面断面図、図7は図6のZ−Z断面図である。図1に示すETC車載器100(カードリーダ)のケース体1は直方体の箱状を呈し、操作者(乗員)側の前壁1a(前面)の中央やや下方で厚さ方向(壁面に直交する方向;カードの挿入方向)に貫通形成されたカードスロット2(カード挿入口)から、内部に向かうカード挿入通路3に沿ってETCカードC(ICカード)が挿入される。そして、ETCカードCの下面C1(表面;主表面)に露出形成されたカード接点C0(移動接点部)が、ケース体1からカード挿入通路3に突入可能に対向配置されてETCカードCの下面C1を弾圧保持するケース端子4(固定端子部)と当接する。これによって、ETCカードCに対する情報(主として料金データ)の記憶(入力)・読出(出力)が可能となる。
ケース端子4はカード挿入方向において対をなし、挿入されるETCカードCの幅方向に1列又は複数列(例えば1列)配置されて、弾性変形能の大きい(すなわちばね定数の小さい)板ばねで構成されている。各ケース端子4は、基端部4aがケース体1の底壁内面に固定され、先端部4bがカード挿入通路3に突入してETCカードCの下面C1(カード接点C0)と接触可能な自由端を形成し、対をなすケース端子4,4の先端部4b,4b同士が向き合うように対向配置されている。板ばねで構成されたケース端子4の先端部4bが自由端に形成されているので、ケース端子4の弾性変形能を大きくでき、ETCカードCのカード接点C0の摩耗・損傷が生じにくくなる。
なお、ケース体1の前壁1aには、ETCカードCに新たに記憶されたり書き換えられたりした情報の内容を音声にて乗員に報知する際に、その音量が大きくなるように調整する音量増加スイッチ5(第一操作スイッチ)と、音量が小さくなるように調整する音量減少スイッチ6(第二操作スイッチ)とが設けられている。また、符号7は、カード挿入通路3に挿入されたETCカードCをカードスロット2を介して外部へ取り出すためのカードイジェクトスイッチ(第三操作スイッチ)を示す。
図2及び図3に示すように、ETC車載器100は、カードスロット2を外側から覆って閉鎖する閉鎖状態(図1〜図3,図8)とカードスロット2を外部に開放する開放状態(図4〜図7)とに回動可能な開閉扉10と、開閉扉10を開放状態に維持可能なロック機構20とを備えている。
具体的には図4及び図5に示すように、開閉扉10は、カード挿入通路3の下方においてその通路3に沿って水平状に形成されたケース体1の内壁1b(図3参照)から下方に突出するボス部1cに固定支持された固定軸1dに、筒状の回動軸11が回動可能に嵌合支持されている(図6,図7参照)。固定軸1dは回動軸線Oを共通として左右一対配置され、各固定軸1dは、両端部をケース体1のボス部1cで支持されるとともに、それらのボス部1c,1c間の1又は複数ヶ所(例えば2ヶ所)で開閉扉10の回動軸11を支持している。また、左側のボス部1c,1c間の固定軸1dには、開閉扉10を閉鎖状態に常時付勢するためのねじりコイルばね12(回動付勢部材)が装着され、ねじりコイルばね12の両端は固定軸1d(又はケース体1の内壁1b;図3参照)と回動軸11(又は開閉扉10)とに固定されている。
このように、開閉扉10の回動軸11は、ケース体1の前壁1aに沿ってカードスロット2の下方に配置された回動軸線O(固定軸1d)周りで回動する。したがって、開閉扉10は、ねじりコイルばね12によって閉鎖状態に常時回動付勢されるとともに、操作者(乗員)によって上部が前方(手前)側へ傾倒操作されたとき、ねじりコイルばね12の付勢力に抗して開放状態に回動し、ETCカードCの挿入又は取出が可能となる(図7参照)。
一方、図3に示すように、ロック機構20は、開閉扉10の回動軸11の外周面に形成された凹溝21(凹部;扉側係合部)と、凹溝21に対して突入・脱出移動が可能な形態でケース体1の内壁1bに支持されたロックピン22(軸状体;ケース側係合部)とを有する。
具体的には、ロックピン22は、ケース体1の内壁1bを上下方向に貫通する貫通孔1eに嵌合(挿通)支持され、内壁1bと自身の頭部22aとの間に介装された圧縮コイルばね23(付勢部材)によって上方(凹溝21から離間する方向)に常時付勢されて、頭部22aがカード挿入通路3に突入する。そして、開閉扉10が開放状態に回動して、ETCカードCのカード挿入通路3への挿入時又はカード挿入通路3からの取出時に、ロックピン22の頭部22aがETCカードCの下面C1に摺接して押圧されると、圧縮コイルばね23の付勢力に抗して脚部22bの先端部が凹溝21に突入する(図7参照)。なお、凹溝21は、ロックピン22の脚部22bの先端部外径Dにほぼ等しい周方向開口幅Wを有する(W≒D)ように、所定の角度範囲で回動軸11の外周面に開口する。
図6及び図7に示すように、ロック機構20は、開閉扉10の回動軸11の外周面に形成された凹溝21とケース体1の内壁1bに保持されたロックピン22とが係合することによって、開閉扉10を開放状態に維持可能である。したがって、操作者(乗員)が開閉扉10を開放状態に回動し、ETCカードCをカード挿入通路3へ挿入するとき又はカード挿入通路3から取り出すときには、ロックピン22の頭部22aがETCカードCで押し下げられ、圧縮コイルばね23の付勢力に抗して脚部22bが凹溝21に突入する。これによりロック機構20がロック作動し、ねじりコイルばね12(図5参照)の付勢力に抗して開閉扉10が開放状態に回動維持される。さらに、ETCカードCをカード挿入通路3へ挿入する操作又はカード挿入通路3から取り出す操作が完了したときには、ロックピン22の頭部22aはETCカードCによる押圧から解放され、圧縮コイルばね23の付勢力(復元力)によって脚部22bが凹溝21から脱出する。これによりロック機構20がロック解除し、ねじりコイルばね12(図5参照)の付勢力によって開閉扉10が閉鎖状態に回動復帰する(図8参照)。
このように、凹溝21とロックピン22とによりロック機構20を簡素で安価に構成することができる。また、回動軸11の凹溝21に対してロックピン22の脚部22bを突入・脱出移動することのみによって、ロック機構20のロック作動・ロック解除の切り換えが行えるので、ロック機構20の耐久性が向上する。
ロックピン22の頭部22aは、ETCカードCの下面C1と摺接して押圧される接触面がカード挿入通路3(内のETCカードC)側に凸となる曲面で形成されている。具体的には、ロックピン22の頭部22aの頂面を平坦面で構成し、その角部を球面(球面半径R1,R2)で面取りすることによって、ETCカードCとの接触面を凸状曲面に形成している。これによって、ETCカードCの挿入操作又は取出操作に伴って、ETCカードCと摺接して押圧されるロックピン22が、開閉扉10(回動軸11)の凹溝21に対して円滑に突入・脱出移動できる。したがって、ロック機構20のロック作動・ロック解除の切り換え(ひいては、開閉扉10の開放状態・閉鎖状態への回動)が長期にわたって円滑に行われ、ロックピン22の頭部22a及びETCカードCの摩耗も小さくてすむので耐久性が向上する。
さらに図7に示すように、ケース体1のボス部1c(内壁1b)には、開閉扉10が開放状態に回動してETCカードCの挿入・取出が可能となったとき、開閉扉10に当接して開閉扉10の回動を規制するストッパ1f(報知手段)が突出形成されている。このようなストッパ1fを設けることによって、開閉扉10の回動操作に不慣れな操作者(乗員)であっても、開閉扉10の開放状態(回動位置)を的確かつ容易に把握することができる。したがって、開閉扉10を開放状態に回動操作して回動規制位置で確実に停止(静止)することができ、ETCカードCの挿入・取出が可能となったことを容易に認識できる。なお、ストッパは開閉扉10側に設けたり、ケース体1と開閉扉10との両方に設けたりしてもよい。
次に、図2〜図8を用いて、開閉扉10の開閉操作及びETCカードCの挿入・取出操作とロック機構20の作動について説明する。
<ETCカードCの挿入操作前で開閉扉10の閉鎖状態>
図3に示すように、開閉扉10は、ねじりコイルばね12(図5参照)の付勢力によって閉鎖状態に回動付勢されている。また、ロック機構20は、圧縮コイルばね23の付勢力によってロックピン22が凹溝21から脱出することによりロック解除している。
<ETCカードCの挿入操作前で開閉扉10の開放状態への回動操作時>
図7に示すように、ケース体1(ボス部1c)のストッパ1fが開閉扉10に当接する位置まで、操作者(乗員)が開閉扉10を前方(手前)側へ傾倒操作すると、開閉扉10はねじりコイルばね12(図5参照)の付勢力に抗して開放状態に回動する。このとき、ロックピン22と凹溝21とが対向位置して停止(静止)するので、ETCカードCの挿入が可能となる。
<ETCカードCの挿入操作時>
引き続き図7に示すように、操作者(乗員)がカードスロット2からカード挿入通路3へETCカードCの挿入操作を行うと、ETCカードCによって押し下げられたロックピン22が圧縮コイルばね23の付勢力に抗して凹溝21へ突入することにより、ロック機構20がロック作動する。これにより、ねじりコイルばね12(図5参照)の付勢力に抗して開閉扉10が開放状態に回動維持される。
<ETCカードCの挿入操作完了後で開閉扉10の閉鎖状態>
図8に示すように、ETCカードCの挿入操作が完了すると、ETCカードCと摺接しなくなったロックピン22が圧縮コイルばね23の付勢力によって凹溝21から脱出することにより、ロック機構20がロック解除する。これにより、ねじりコイルばね12(図5参照)の付勢力によって開閉扉10が閉鎖状態に回動復帰する。
<ETCカードCの挿入操作完了後で開閉扉10の開放状態への回動操作時>
再び図7に示すように、ケース体1(ボス部1c)のストッパ1fが開閉扉10に当接する位置まで、操作者(乗員)が開閉扉10を前方(手前)側へ傾倒操作すると、開閉扉10はねじりコイルばね12(図5参照)の付勢力に抗して開放状態に回動する。このとき、ロックピン22と凹溝21とが対向位置して停止(静止)するので、ETCカードCの取り出しが可能となる。
<ETCカードCの取出操作時>
引き続き図7に示すように、操作者(乗員)がカードイジェクトスイッチ7(図4参照)を押してETCカードCの取出操作を行うと、カードスロット2から外部へ取り出されるETCカードCによって押し下げられたロックピン22が圧縮コイルばね23の付勢力に抗して凹溝21へ突入することにより、ロック機構20がロック作動する。これにより、ねじりコイルばね12(図5参照)の付勢力に抗して開閉扉10が開放状態に回動維持される。
<ETCカードCの取出操作完了後で開閉扉10の閉鎖状態>
図3に示すように、ETCカードCの取出操作が完了すると、ETCカードCと摺接しなくなったロックピン22が圧縮コイルばね23の付勢力によって凹溝21から脱出することにより、ロック機構20がロック解除する。これにより、ねじりコイルばね12(図5参照)の付勢力によって開閉扉10が閉鎖状態に回動復帰する。
このように、ETC車載器100において、ETCカードCの挿入操作が完了したときには、開閉扉10がカードスロット2を閉鎖状態とすることにより、ETCカードCの取出操作を忘れた場合でも車外からETCカードCを視認できなくなり、防犯性・防塵性が向上する。また、ETCカードCの挿入操作又は取出操作の途中においては、開閉扉10を開放状態に維持してETCカードCの挿入・取出を円滑に行うことにより、ETCカードCや開閉扉10の損傷を防止できる。さらに、ETCカードCの挿入操作又は取出操作が完了しなければ開閉扉10は閉鎖状態に回動復帰しないので、挿入・取出途中でのETCカードCの停滞による接触不良・導通不良・短絡等によりデータの記憶・読出が不能となったり、データが破壊されたり、制御の誤作動(暴走)を生じたりすることを防止できる。したがって、ETCカードCの挿入操作が完了したときには、ETCカードCに対する情報の記憶・読出に誤作動が発生しにくくなり、ETC車載器100の信頼性が向上する。
(実施例2)
図9は他の例に係る開閉扉の閉鎖状態を示す側面断面図、図10はその開閉扉の開放状態を示す側面断面図、図11はカード挿入操作完了後における開閉扉の閉鎖状態を示す側面断面図である。図9に示すETC車載器200(カードリーダ)のロック機構120では、開閉扉10(回動軸11)の凹溝121(凹部;扉側係合部)の周方向開口幅Wはロックピン22(軸状体;ケース側係合部)の脚部22aの先端部外径Dよりも大(W>D)に形成されている。
したがって、図10に示すように、開閉扉10は所定の回動角度範囲θにわたって開放状態に維持される。具体的には、この回動角度範囲θでは、開閉扉10が開放状態に回動したとき、カード挿入通路3を前方側(手前側)へ延長した面上に開閉扉10(の全部又は一部分)が位置しない状態(一点鎖線及び実線)に設定される。このように、開閉扉10の開放状態は回動角度範囲θにわたって維持されるので、操作者(乗員)は、ETCカードCの挿入・取出のために開閉扉10を回動操作する際に回動角度範囲θ内で停止(静止)させればよくなり、周方向の一点で停止させる場合に比べて作業負担が格段に軽減される。特に、車両を運転中に運転者が開閉扉10を回動操作してETCカードCを挿入・取出する場合でも、運転に支障を来たさずにすむ。
さらに、開閉扉10及びケース体1には、開閉扉10が開放状態に回動したとき、ETCカードCの挿入・取出が可能であることを示す目印1g,11a(報知手段)がそれぞれ設けられている。具体的には、開閉扉10の回動軸11の外周面に扉側目印11aを設けるとともに、ケース体1のボス部1cに、周方向開口幅Wに対応する回動角度範囲θでケース側目印1gを設けてある。よって、扉側目印11aがケース側目印1gの回動角度範囲θ内にあるときには、ETCカードCの挿入・取出が可能である。なお、ETCカードCの挿入操作完了後には、図11に示すように、開閉扉10は閉鎖状態に回動復帰する。また、ETCカードCの取出操作完了後には、図9に示すように、開閉扉10は閉鎖状態に回動復帰する。
このような目印1g,11aを設けることによって、開閉扉10の回動操作に不慣れな操作者(乗員)であっても、開閉扉10の開放状態(回動範囲)を的確かつ容易に把握することができる。したがって、開閉扉10を開放状態に回動操作してカード挿入・取出可能範囲で確実に停止(静止)することができ、ETCカードCの挿入・取出が可能となったことを容易に認識できる。
なお、以上の実施例では、カードリーダとしてETC車載器についてのみ説明したが、店頭精算器(店頭決済器)等に適用してもよい。
本発明に係るカードリーダの一例としてのETC車載器の外観を示す斜視説明図。 開閉扉の閉鎖状態を示す正面図。 図2の主要部X−X断面図。 開閉扉の開放状態を示す正面図。 図4のY部拡大正面図。 図5の正面断面図。 図6のZ−Z断面図。 カード挿入操作完了後における開閉扉の閉鎖状態を示す側面断面図。 他の例に係る開閉扉の閉鎖状態を示す側面断面図。 図9の開閉扉の開放状態を示す側面断面図。 カード挿入操作完了後における図10の開閉扉の閉鎖状態を示す側面断面図。
符号の説明
1 ケース体
1a 前壁
1b 内壁
1c ボス部
1d 固定軸
1e 貫通孔
1f ストッパ(報知手段)
1g ケース側目印(報知手段)
2 カードスロット(カード挿入口)
3 カード挿入通路
4 ケース端子(固定端子部)
4a 基端部
4b 先端部
5 音量増加スイッチ(第一操作スイッチ)
6 音量減少スイッチ(第二操作スイッチ)
7 カードイジェクトスイッチ(第三操作スイッチ)
10 開閉扉
11 回動軸
11a 扉側目印(報知手段)
12 ねじりコイルばね(回動付勢部材)
20 ロック機構
21 凹溝(凹部;扉側係合部)
22 ロックピン(軸状体;ケース側係合部)
22a 頭部
22b 脚部
23 圧縮コイルばね(付勢部材)
100 ETC車載器(カードリーダ)
C ETCカード(ICカード)
C0 カード接点(移動接点部)
C1 下面(表面;主表面;接触面)
D 先端部外径
W 周方向開口幅
O 回動軸線
θ 回動角度範囲

Claims (8)

  1. ケース体の前面に開口されたカード挿入口から内部に向かうカード挿入通路に沿って挿入されるカードの主表面に露出形成された移動接点部と、前記ケース体から前記カード挿入通路に突入可能に対向配置されて前記カードの主表面を弾圧保持する固定端子部とを当接させることによって、前記カードに対する情報の記憶・読出を可能となすカードリーダにおいて、
    前記ケース体の前面に沿って配置された軸線周りで回動し、前記カード挿入口を外側から覆って閉鎖する閉鎖状態に付勢されるとともに、その付勢力に抗して前記カード挿入口を開放する開放状態へ人為的に回動操作可能な開閉扉と、
    その開閉扉に形成された扉側係合部と前記ケース体に形成されたケース側係合部とが係合することによって前記開閉扉を前記開放状態に維持可能なロック機構とを備え、
    前記開閉扉を前記閉鎖状態から開放状態に回動したとき、前記扉側係合部とケース側係合部とが対向位置するとともに、前記カード挿入口へのカード挿入操作又は前記カード挿入口からのカード取出操作に伴って、前記カードが前記扉側係合部とケース側係合部とのいずれか一方に摺接して両係合部を係合させることにより、前記ロック機構がロック作動して前記開閉扉を前記開放状態に維持し、
    前記カード挿入口へのカード挿入操作が完了したとき又は前記カード挿入口からのカード取出操作が完了したとき、前記カードが前記扉側係合部及びケース側係合部のいずれとも摺接しなくなって両係合部の係合を離脱させることにより、前記ロック機構がロック解除して前記開閉扉を前記閉鎖状態に復帰可能とすることを特徴とするカード挿入口開閉構造。
  2. 前記扉側係合部は、前記開閉扉の軸線を含む回動軸の外周面に形成された凹部で構成される一方、
    前記ケース側係合部は、その凹部に対して突入・脱出移動が可能な形態で、前記ケース体に支持された軸状体で構成されている請求項1に記載のカード挿入口開閉構造。
  3. 前記軸状体は、付勢部材によって前記凹部から離間する方向に常時付勢されるとともに、頭部が前記カードに摺接して押圧されると脚部が前記凹部に突入し、
    前記開閉扉が前記開放状態に回動して前記カードが挿入又は取出されたとき、前記付勢部材の付勢力に抗して前記軸状体の脚部が前記凹部に突入することにより前記ロック機構がロック作動する一方、
    前記カードの挿入操作又は取出操作が完了したとき、前記付勢部材の付勢力によって前記軸状体の脚部が前記凹部から脱出することにより前記ロック機構がロック解除する請求項2に記載のカード挿入口開閉構造。
  4. 前記軸状体の頭部は、前記カードと摺接して押圧される接触面がそのカード側に凸となる曲面で形成されている請求項3に記載のカード挿入口開閉構造。
  5. 前記開閉扉の軸線方向から見て、前記凹部の周方向の開口幅は前記軸状体の脚部の先端部外径よりも大に形成され、
    前記開閉扉は所定の回動角度範囲にわたって前記開放状態に維持される請求項3又は4に記載のカード挿入口開閉構造。
  6. 前記開閉扉及びケース体のうちの少なくとも一方には、前記開閉扉が前記開放状態に回動したときに前記カードの挿入・取出が可能となったことを操作者に認識させるための報知手段が設けられている請求項2ないし5のいずれか1項に記載のカード挿入口開閉構造。
  7. 前記報知手段は、前記開閉扉又はケース体に突出形成され、かつ前記開閉扉が前記開放状態に回動したとき、前記ケース体又は開閉扉に当接して当該開閉扉の回動を規制するストッパである請求項6に記載のカード挿入口開閉構造。
  8. 前記報知手段は、前記開閉扉及びケース体に設けられ、かつ前記開閉扉が前記開放状態に回動して前記カードの挿入・取出が可能であることを、カード挿入・取出可能位置又はカード挿入・取出可能範囲で示す目印である請求項6に記載のカード挿入口開閉構造。
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