JP2001160116A - 手動式カードリーダ - Google Patents

手動式カードリーダ

Info

Publication number
JP2001160116A
JP2001160116A JP34386199A JP34386199A JP2001160116A JP 2001160116 A JP2001160116 A JP 2001160116A JP 34386199 A JP34386199 A JP 34386199A JP 34386199 A JP34386199 A JP 34386199A JP 2001160116 A JP2001160116 A JP 2001160116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
shutter member
manual
card reader
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34386199A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Osada
重幸 長田
Kazunori Takahashi
一徳 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP34386199A priority Critical patent/JP2001160116A/ja
Priority to US09/475,429 priority patent/US6527187B1/en
Priority to EP99310636A priority patent/EP1018693B1/en
Priority to DE69938034T priority patent/DE69938034T2/de
Publication of JP2001160116A publication Critical patent/JP2001160116A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いたずら等による異物挿入を防止できるよう
にする。 【解決手段】 カード挿入口3を形成するフレーム2に
カード挿入方向に形成したカード挿入・取出用の凹部4
を設け、凹部4を介してカード6をカード挿入口3より
カード停止位置7まで挿入し、その後カード6を引き抜
くように構成してなる手動式カードリーダ1であって、
凹部4より内部側に異物の挿入を阻止するシャッタ部材
5を設けるとともに、シャッタ部材5の阻止を解除する
解除手段13を設け、カード6の挿入を検知することに
より解除手段13を動作させ、カード6の挿入を許容す
るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードリーダに関
する。さらに詳述すると、本発明は、カードの挿入・引
抜きを手動によって行なう手動式カードリーダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】手動式カードリーダの1つに、図5に示
すようなカードの挿入・引抜きを手動によって行なうタ
イプのものがある。このタイプの手動式カードリーダ1
01には、コイン等のカード以外の異物104を排出す
る異物排出孔102、103がカード挿入口より内側に
設けられており、誤って又はいたずら等により挿入され
た異物104を排出するようにしている。これにより、
手動式カードリーダ101が異物104で塞がれて使用
不能に陥るのを未然に防ぐと共に、内部の部品の保護を
図るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
異物排出孔102、103を備えた手動式カードリーダ
101は、コイン等の異物排除孔よりも小さな異物の排
出は可能であるが、異物排出孔102、103よりも大
きい異物或いは孔の径よりも大きい異物、例えば細長い
棒状の物を挿入された場合はこのような異物を排除する
のが困難である。また、挿入された異物を排出するより
も、その挿入を未然に防ぐ方が内部の部品保護の観点か
らは望ましい。
【0004】そこで本発明は、外部からの異物の挿入を
防止する手動式カードリーダを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、カード挿入口を形成するフ
レームにカード挿入方向に形成したカード挿入・取出用
の凹部を設け、その凹部を介してカードをカード挿入口
よりカード停止位置まで挿入し、その後カードを引き抜
くように構成してなる手動式カードリーダにおいて、凹
部より内部側にカードの挿入を阻止するシャッタ部材を
設けるとともに、シャッタ部材の阻止を解除する解除手
段を設け、カードの挿入を検知することにより解除手段
を動作させ、カードの挿入を許容するようにしている。
【0006】このためカードの挿入を検知するまでは、
閉じた状態でシャッタ部材がロックされる。したがっ
て、カード以外の異物が挿入されようとしても、シャッ
タ部材によって更にカードリーダ内部への侵入が阻止さ
れる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
手動式カードリーダにおいて、凹部より内部側にICカ
ード用の接点ブロックを備え、シャッタ部材は凹部より
内部側であって接点ブロックよりカード挿入方向の手前
側に設けられている。
【0008】このような構成によって、カードリーダが
ICカード用のカードリーダの場合においては、重要部
品であるICカード用の接点ブロックをシャッタ部材に
より保護することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の手動式カードリーダにおいて、フレームは凹部
の両側にカード挿入時の走行ガイドとなるガイド部を備
え、このガイド部の一方側であってシャッタ部材よりカ
ード挿入方向の手前側にカードの磁気データを検出する
ための磁気ヘッドが設けられている。
【0010】この場合、カード挿入時に、シャッタ部材
よりカード挿入方向手前の位置で磁気ヘッドがカードの
磁気データを検出する。これにより、挿入物が磁気デー
タを有するカードであるか否かを、挿入物がシャッタ部
材に達する前に検知することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のいずれかに記載の手動式カードリーダにおいて、フレ
ームには凹部より内部側に、カードの読取面に平行な面
と、カードの読取面に垂直な面とのいずれか一方あるい
は双方に異物排出用の開口部を設けている。
【0012】これにより、手動式カードリーダを、カー
ドの読取面が水平となる様に設置した横置き、又はカー
ドの読取面が鉛直となる様に設置した縦置きの場合で
も、万が一コイン等の異物が手動式カードリーダ内部に
挿入されたとしても、そのような異物を排出することが
できる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
のいずれかに記載の手動式カードリーダにおいて、シャ
ッタ部材の阻止を解除する解除手段はソレノイドから成
り、シャッタ部材と係合してシャッタ部材をロックする
プランジャを駆動することによりシャッタ部材の阻止を
解除するものである。
【0014】この場合、カードの挿入を検知したとき
に、ソレノイドに通電することによりプランジャとシャ
ッタ部材との係合によるロックが解除され、手動式カー
ドリーダへのカードの挿入を許容することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1から図3に本発明の手動式カードリー
ダ1の実施の一形態を示す。この手動式カードリーダ1
は、カード挿入口3を形成するフレーム2に図中矢印A
で示すカード挿入方向に形成したカード挿入・取出用の
凹部4を設け、凹部4を介してカード6をカード挿入口
3よりカード6前端が係合面に当接するカード停止位置
7まで挿入し、その後カード6を引き抜くように構成さ
れ、さらに異物侵入防止用のシャッタ部材5を備えてい
る。
【0017】ここで、凹部4とは、カード6を手に保持
したままカード6の挿入・取出しを行なえるように、フ
レーム2のカード挿入方向に凹んだ部分をいい、凹部4
の両側にはカード挿入時の走行ガイドとなるガイド部9
が設けられている。
【0018】また、本明細書でいうカード挿入口3と
は、カード挿入通路のうちの凹部4の底面(奥側)の部
分をいう。
【0019】また、本実施形態での手動式カードリーダ
1の情報読み取りの対象となるカード6は、磁気ストラ
イプを有するICカードとしている。なお、カード6は
これに限られず、磁気ストライプのみを有するカードで
も良く、或いはICのみを有するカードでも良い。
【0020】手動式カードリーダ1には、カード情報の
読み取り手段として、ICカード用の接点ブロック8と
カード6の磁気データを読み取る磁気ヘッド10が設け
られている。また磁気ヘッド10は、カード6の磁気デ
ータを検出してカード6の挿入を検知する検知手段とし
ての役割も果たしている。
【0021】ICカード用の接点ブロック8は凹部4よ
り内部側、すなわちカード挿入口3よりカード停止位置
7側に設けられており、シャッタ部材5はカード挿入口
3を閉じるように設けられる。また、磁気ヘッド10は
ガイド部9の一方側であってシャッタ部材5よりカード
挿入方向の手前側に設けられる。
【0022】シャッタ部材5は、支点軸14を中心にし
て回転可能にフレーム2に設けた軸支部27に取り付け
られている。支点軸14には、図3に示すようにねじり
コイルばね15が取り付けられており、シャッタ開放時
にカード6を挿入するとシャッタ部材5がねじりコイル
ばね15の付勢力に抗しながら回転してカード6を受け
入れ、またカード6を取り出すとシャッタ部材5はねじ
りコイルばね15の付勢力によって元の状態に戻るよう
にしている。
【0023】またシャッタ部材5は、カード6が挿入さ
れていない状態では、異物の侵入を阻止すべく、その回
転が制限されるように配置されている。例えば、本実施
形態におけるシャッタ部材5は、カードの挿入が検知さ
れたときに駆動される解除手段13のプランジャ17の
先端と少なくとも当該シャッタ部材5の開閉方向におい
て係合するように配置され、カード挿入が検知されない
ときには回転が阻止されるように構成されている。従っ
て、この場合、プランジャ17の先端がシャッタ部材5
の開放を阻止する阻止部となる。
【0024】解除手段13は、例えばカードリーダ1内
部に設けられたソレノイド16と、ソレノイド16に取
り付けられた往復動可能なプランジャ17と用いて構成
することができる。
【0025】カード6が挿入されていない状態でのシャ
ッタ部材5は、プランジャ17の先端とシャッタ部材5
に設けられたストッパ片18とが係合することによって
カード挿入許容方向に回転できないようにロックされ
る。ストッパ片18の形状は、シャッタ部材5が回転で
きないようにロックするものであれば特に限定されるも
のでないが、シャッタ部材5をカード挿入方向及び逆方
向の両回転方向ともロックするものが好ましい。なお、
シャッタ部材5を完全に回転できない状態にロックする
ものに限られず、異物の挿入を阻止し得るものであれば
多少の回転は許容するようにしても良い。
【0026】ソレノイド16はフレーム2に固定されて
いる。また、プランジャ17の周囲には復帰用ねじりコ
イルばね19が設けられ、止め輪17aに当接すること
によってプランジャ17を突出させる方向に付勢してい
る。したがってプランジャ17は、ソレノイド16に通
電していないオフ状態のときは復帰用ねじりコイルばね
19の付勢力によって突出している。一方、ソレノイド
16を通電したオン状態とするとプランジャ17は電磁
力によってソレノイド16へと引き込まれ、プランジャ
17の先端とストッパ片18との係合は解除される。
【0027】磁気ヘッド10が磁気データを有するカー
ド6の挿入を検知すると、ソレノイド16がオン状態と
なり、プランジャ17はソレノイド16へと引き込まれ
る。これによりストッパ片18のロックが解除され、シ
ャッタ部材5は回転可能となる。一方、カード6が取り
出されると、ソレノイド16がオフ状態となりプランジ
ャ17は元の位置に復帰し、再度ストッパ片18をロッ
クする。
【0028】なお、シャッタ部材5とソレノイド16本
体とが干渉してシャッタ部材5の回転が制限されること
がないように、図3に示すようにシャッタ部材5の一部
をソレノイド16の形状及びその取付位置に合わせて切
り欠いている。
【0029】また手動式カードリーダ1には、ICカー
ド用の接点ブロック8によるデータ読取中にカード6の
引抜きが不可能となるようにロックするカードロック部
材20が設けてある。カードロック部材20は、図2中
実線で示す退避位置20aと2点鎖線で示す検知位置2
0bとの間を移動可能に設けてあり、例えば図示しない
検知スイッチによって、カード6がカード停止位置7に
到達したことが検知されるまでは、退避位置20aにあ
る。カード6がカード停止位置7に到達したことが検知
されると、図示しないソレノイドを介してカードロック
部材20が検知位置20bに移動し、カード6を係止片
28によりロックする。そして、データ読取終了後は上
述の図示しないソレノイドがオフ状態となることによ
り、カードロック部材20が退避位置20aに復帰し、
カード6の取出しが可能となる。
【0030】またフレーム2には、挿入されるカード6
の読取面6aに平行な面2aとカード6の読取面6aに
垂直な面2bとの双方に、異物排出用の開口部11,1
2を設けてある。このため、手動式カードリーダ1を横
置き又は縦置きのどちらに設置した場合であっても、万
が一コイン等の異物が手動式カードリーダ1の内部に挿
入された際に、そのような異物を排出することができ
る。
【0031】次に上述のように構成された手動式カード
リーダ1の作動について説明する。
【0032】カード6が挿入されていない状態では、手
動式カードリーダ1のシャッタ部材5はストッパ片18
とプランジャ17によって回転できないようにロックさ
れている。このため、カード以外の異物をカード挿入口
3から手動式カードリーダ1内部へ挿入しようとして
も、このような挿入を阻止することができる。
【0033】カード6がガイド部9に沿って挿入される
と、まず磁気ヘッド10が磁気データを検出し、ソレノ
イド16がオン状態となる。これによりプランジャ17
が引かれてストッパ片18との係合が解除され、シャッ
タ部材5は回転可能となる。カード6はねじりコイルば
ね15の付勢力に抗してシャッタ部材5を押し開けなが
ら、カード停止位置7まで挿入される。
【0034】図示しない検知スイッチによってカード6
がカード停止位置7に到達したことが検知されると、図
示しないソレノイドを介してカードロック部材20が検
知位置20bに移動し、カード6を引抜き不可能にロッ
クする。この状態で、ICカード用の接点ブロック8が
カード6に接触してデータの読取を開始する。データ読
取終了後は上述の図示しないソレノイドがオフ状態とな
ることにより、カードロック部材20が退避位置20a
に復帰し、カード6の取出しが可能となる。
【0035】データ読取の終了によりカード6の引抜き
が行われる。カード6の引抜きに合わせて、ねじりコイ
ルばね15の付勢力によりシャッタ部材5が閉じる。カ
ード6が手動式カードリーダ1から完全に引抜かれる
と、ソレノイド16がオフ状態となり、プランジャ17
が元の位置に復帰する。プランジャ17とストッパ片1
8が係合することによってシャッタ部材5が再びロック
される。
【0036】以上説明したように、カード6以外の異物
を挿入しようとしてもシャッタ部材5は回転できないよ
うにロックされているため、カードリーダ1内への異物
の挿入を防止することができる。
【0037】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。
【0038】例えば、実施形態でのシャッタ部材5はカ
ード挿入通路のうちの凹部4に臨むカード挿入口3の部
分を閉じるものであり、挿入口3の部分がカードの曲が
りに対応できるようガイド部9に比べて幅広に形成され
最も異物が挿入されやすい部分であるため、この幅広の
部分を塞ぐことで異物の挿入等を有効に防止することは
可能ではあるが、これに限られずガイド部9まで延長し
てカード挿入通路の全面を閉じるものとしても良い。
【0039】また、シャッタ部材の形状を変更した例と
して図4に示すシャッタ部材21を用いることもでき
る。シャッタ部材21をシャッタ部材21の回転軸25
がカード挿入方向手前となるように設け、カード挿入口
3を閉じる。また、シャッタ部材21による阻止及びそ
の解除手段は上記実施形態と同様のソレノイド16とプ
ランジャ17を用いることができる。この場合も、実施
形態と同様にカード6が挿入されたときのみストッパ片
22のロックが解除され、シャッタ部材21の回転が可
能となる。シャッタ部材21は、その支持部23がカー
ド挿入方向に沿って傾斜した形状となっており、カード
6の動きに追従してシャッタ部材21が回転するように
なっている。このため、手動式カードリーダ1を横置き
に設置する場合は、カード6の取出しに伴ってシャッタ
部材21が自重により元の位置に戻る。もちろん、例え
ばばね部材26によって元の位置に戻るようにしても良
い。ばね部材26を使用して元の位置に戻るようにする
ことで、手動式カードリーダ1を横置きにする場合はも
ちろんのこと、縦置きに使用する場合であってもシャッ
タ部材21を確実に元の位置に戻るようにすることがで
きる。
【0040】また、カード挿入の検知手段は、磁気ヘッ
ド10によるものに限られない。例えば、図2に示すよ
うに三角レバー24によって検知手段を構成することが
できる。三角レバー24は、カード6の挿入・引抜きに
合わせて2点鎖線で示す退避位置24bと実線で示す元
位置24aに移動・復帰可能にして、シャッタ部材5よ
りカード挿入方向手前側のガイド部9に設けることがで
きる。かかる三角レバー24の移動によりカード6の挿
入を検知することができる。この場合、磁気ストライプ
を有しないICカードの挿入を検知することができる。
さらに、この三角レバー24による検知手段を磁気ヘッ
ド10による検知手段と組み合わせて用いても良い。
【0041】また、上述の説明ではソレノイド16のプ
ランジャ17をストッパ片18に係合させることでシャ
ッタ部材5をロックしていたが、ストッパ片18を省略
してプランジャ17でシャッタ部材5を直接ロックする
ようにしても良い。
【0042】また、ソレノイド等のアクチュエータによ
ってシャッタ部材5を直接開閉させるようにしても良
い。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の手動式カードリーダによれば、凹部より内部側
にカードの挿入を阻止するシャッタ部材を設けるととも
に、シャッタ部材の阻止を解除する解除手段を設け、カ
ードの挿入を検知することにより解除手段を動作させ、
カードの挿入を許容するようにしているため、カードの
挿入を検知するまではシャッタ部材が閉じた状態でロッ
クされる。したがって、誤って又はいたずら等によって
カード以外の異物が挿入されるのを防止することができ
る。
【0044】また、請求項2に記載の手動式カードリー
ダによれば、シャッタ部材は凹部より内部側であってI
Cカード用の接点ブロックよりカード挿入方向の手前側
に設けられているので、重要部品であるICカード用の
接点ブロックをシャッタ部材により保護することができ
る。
【0045】また、請求項3に記載の手動式カードリー
ダによれば、カード挿入時の走行ガイドとなるガイド部
の一方側であってシャッタ部材よりカード挿入方の手前
側にカードの磁気データを検出するための磁気ヘッドが
設けられているので、カード挿入時に、挿入物が磁気デ
ータを有するカードであるか否かを、挿入物がシャッタ
部材に達する前に検知することができる。これにより、
磁気データを有するカードの挿入を検知してシャッタ部
材のロックを解除することができ、また磁気データを有
するカード以外の異物の侵入を防止することができる。
【0046】さらに、請求項4に記載の手動式カードリ
ーダによれば、フレームの凹部より内部側に、カードの
読取面に平行な面と、カードの読取面に垂直な面とのい
ずれか一方あるいは双方に異物排出用の開口部を設けて
いるため、手動式カードリーダを、横置きと縦置きとの
いずれに設置した場合でも、万が一コイン等の異物が手
動式カードリーダ内部に挿入されたとしても、そのよう
な異物を排出することができる。
【0047】そして、請求項5に記載の手動式カードリ
ーダによれば、シャッタ部材の阻止を解除する解除手段
はソレノイドから成り、シャッタ部材をロックするプラ
ンジャを駆動することによりシャッタ部材の阻止を解除
している。この場合、ソレノイドを利用して解除手段を
簡単に構成することができる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した手動式カードリーダの実施形
態の一例を示し、その概略平面図である。
【図2】同手動式カードリーダの概略側面図である。
【図3】同手動式カードリーダのシャッタ部材とソレノ
イドを示す概略正面図である。
【図4】本発明を適用した手動式カードリーダの他の実
施形態を示し、そのシャッタ部材の斜視図である。
【図5】従来の手動式カードリーダの概略図である。
【符号の説明】
1 手動式カードリーダ 2 フレーム 3 カード挿入口 4 凹部 5 シャッタ部材 6 カード 6a カードの読取面 7 カード停止位置 8 ICカード用の接点ブロック 9 ガイド部 10 磁気ヘッド 11 カード読取面に平行な面の異物排出用の開口部 12 カード読取面に垂直な面の異物排出用の開口部 13 解除手段 16 ソレノイド 17 プランジャ 18 ストッパ片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MB10 TA02 TA06 5B023 AA01 DA02 GA01 GA06 5B058 CA04 CA05 CA13 CA31 KA12 KA24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード挿入口を形成するフレームにカー
    ド挿入方向に形成したカード挿入・取出用の凹部を設
    け、上記凹部を介してカードをカード挿入口よりカード
    停止位置まで挿入し、その後カードを引き抜くように構
    成してなる手動式カードリーダにおいて、上記凹部より
    内部側に異物の挿入を阻止するシャッタ部材を設けると
    ともに、上記シャッタ部材の上記阻止を解除する解除手
    段を設け、カードの挿入を検知することにより上記解除
    手段を動作させ、上記カードの挿入を許容するようにし
    たことを特徴とする手動式カードリーダ。
  2. 【請求項2】 前記カードリーダは上記凹部より内部側
    にICカード用の接点ブロックを備え、前記シャッタ部
    材は上記凹部より内部側であって上記接点ブロックより
    カード挿入方向の手前側に設けられてなることを特徴と
    する請求項1記載の手動式カードリーダ。
  3. 【請求項3】 前記フレームは上記凹部の両側にカード
    挿入時の走行ガイドとなるガイド部を備え、上記ガイド
    部の一方側であって上記シャッタ部材よりカード挿入方
    向の手前側にカードの磁気データを検出するための磁気
    ヘッドが設けられてなることを特徴とする請求項1また
    は2記載の手動式カードリーダ。
  4. 【請求項4】 前記フレームは上記凹部より内部側に、
    カードの読取面に平行な面と、カードの読取面に垂直な
    面とのいずれか一方あるいは双方に異物排出用の開口部
    を設けてなることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の手動式カードリーダ。
  5. 【請求項5】 前記解除手段はソレノイドから成り、前
    記シャッタ部材と係合して前記シャッタ部材をロックす
    るプランジャを駆動することにより解除するものである
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の手
    動式カードリーダ。
JP34386199A 1999-01-04 1999-12-02 手動式カードリーダ Pending JP2001160116A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34386199A JP2001160116A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 手動式カードリーダ
US09/475,429 US6527187B1 (en) 1999-01-04 1999-12-30 Card reader
EP99310636A EP1018693B1 (en) 1999-01-04 1999-12-30 Card reader
DE69938034T DE69938034T2 (de) 1999-01-04 1999-12-30 Kartenlesegerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34386199A JP2001160116A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 手動式カードリーダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001160116A true JP2001160116A (ja) 2001-06-12

Family

ID=18364811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34386199A Pending JP2001160116A (ja) 1999-01-04 1999-12-02 手動式カードリーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001160116A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100392672C (zh) * 2002-05-28 2008-06-04 株式会社三协精机制作所 手动式读卡机
JP2008276484A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Nidec Sankyo Corp カード発行装置
JP2008539125A (ja) * 2005-04-29 2008-11-13 スプリングボード リテール ネットワークス ライセンシング エスアールエル ショッピングカート搭載可能ポータブル情報端末器及び着脱式メモリー装置
CN102201136A (zh) * 2011-03-16 2011-09-28 深圳市怡化电脑有限公司 一种防盗装置及防盗系统
JP2019200682A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 日本電産サンキョー株式会社 カードリーダ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100392672C (zh) * 2002-05-28 2008-06-04 株式会社三协精机制作所 手动式读卡机
JP2008539125A (ja) * 2005-04-29 2008-11-13 スプリングボード リテール ネットワークス ライセンシング エスアールエル ショッピングカート搭載可能ポータブル情報端末器及び着脱式メモリー装置
US8152062B2 (en) 2005-04-29 2012-04-10 Mercatus Technologies Inc. Portable information terminal mountable on shopping cart and removable memory device usable with same
JP2008276484A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Nidec Sankyo Corp カード発行装置
CN102201136A (zh) * 2011-03-16 2011-09-28 深圳市怡化电脑有限公司 一种防盗装置及防盗系统
JP2019200682A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 日本電産サンキョー株式会社 カードリーダ
JP7154038B2 (ja) 2018-05-18 2022-10-17 日本電産サンキョー株式会社 カードリーダ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1018693B1 (en) Card reader
US6010344A (en) Ejection protection mechanism for card media
JP4150289B2 (ja) Icカードリーダ
JP2001222686A (ja) カードリーダ
EP1367531B1 (en) Manual card reader
JP2001160116A (ja) 手動式カードリーダ
JP3696469B2 (ja) カードリーダ
JP4275514B2 (ja) カードリーダ
CN108346215B (zh) 一种防止磁条卡被盗刷装置
JPH11242722A (ja) スマートカード用コンタクト装置
US4730715A (en) Exchangeable coin collection box for coin-operated automat
JPH03206274A (ja) 着脱式金庫のロック機構
JP2003346090A (ja) 手動式カードリーダ
JP2004234487A (ja) 記録メデイア保護機構
JP6287913B2 (ja) カード・カセット装置
US20190080211A1 (en) Magnetic Card Reader
JP3175956B2 (ja) Icカード処理装置
JP2002099953A (ja) カードリーダ
JP3024481B2 (ja) ディスク装置
JP2005006847A (ja) パチンコ遊技機
JP4033673B2 (ja) 錠装置
JP2680357B2 (ja) Icカード読取り書込み装置
JP2881321B2 (ja) カード処理装置
JPS63149864A (ja) デイスクカ−トリツジ駆動装置
JP3070823U (ja) 不正開錠防止装置