JP2001222686A - カードリーダ - Google Patents

カードリーダ

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JP2001222686A
JP2001222686A JP2000031726A JP2000031726A JP2001222686A JP 2001222686 A JP2001222686 A JP 2001222686A JP 2000031726 A JP2000031726 A JP 2000031726A JP 2000031726 A JP2000031726 A JP 2000031726A JP 2001222686 A JP2001222686 A JP 2001222686A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャッタが閉じていない状態であってもカー
ドの不正な取り出しを阻止する。 【解決手段】 カード挿入口2にカードリーダ1内部へ
のカード3の取り込みを許容する開閉自在のシャッタ4
が設けられ、カード3が正規のカードであるときにカー
ド3をカードリーダ1内部に取り込んで所定の処理を行
なうように構成してなるカードリーダ1において、シャ
ッタ4からカード3の長さの範囲内において、カード3
の移動を阻止する阻止部5を有する阻止機構6を設け、
シャッタ4が開位置にあるときにカード3の異常停止を
検出したときには、阻止機構6を動作させて阻止部5に
よりカード3の移動を阻止するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードリーダに関
する。さらに詳述すると、本発明は、カードリーダにお
けるカードの詐取行為を防止するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカードリーダ101では、図4に
示すように、カード挿入口に例えばソレノイドで開閉さ
れるシャッタ102を設けて、カード103以外の異物
が挿入されるのを防止すると共にカードリーダ内で詰ま
ったカード103が不正に取り出されて盗まれることが
ないようにして、カードリーダ101のセキュリティが
図られている。このカードリーダ101では、カード1
03がカード挿入口104より挿入されると、シャッタ
102がカード通路から退避して、挿入されたカード1
03をカードリーダ101内部に取り込み得るように設
けられている。また、カード103がシャッタ102よ
り中へ入ってしまうと、シャッタ102が閉じて、不正
行為によってカード103が取り出されるのを防いでい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××
【0004】このように、シャッタ102を備えた従来
のカードリーダ101においても、カード103を詐取
する巧妙な手口によって、カード103を取り出され、
持ち去られる問題は残っている。
【0005】そこで本発明は、シャッタが閉まらない場
合にもカードの不正な取り出しを阻止できるカードリー
ダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、カード挿入口にカードリー
ダ内部へのカードの取り込みを許容する開閉自在のシャ
ッタが設けられ、カードが正規のカードであるときにカ
ードをカードリーダ内部に取り込んで所定の処理を行な
うように構成してなるカードリーダにおいて、シャッタ
からカードの長さの範囲内において、カードの移動を阻
止する阻止部を有する阻止機構を設け、シャッタが開位
置にあるときにカードの異常停止を検出したときには、
阻止機構を動作させて阻止部によりカードの移動を阻止
することができるようにしている。
【0007】したがって、×××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××この異常停止が検出され、阻止機構
が動作すると、阻止部によりカードの移動が阻止され
る。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載のカードリーダにおいて、カードの異常停止を検出
する異常停止検出手段を備えると共に、阻止部を、カー
ド表面に圧接する圧接部材とし、阻止機構を電気的に制
御される駆動源を備えるようにしている。
【0009】この場合、シャッタの開閉位置上でカード
が異常停止すると、これを異常停止検出手段が検出し
て、電気的に制御される駆動源を備える阻止機構を作動
させると、圧接部材である阻止部でカード表面を圧接
し、カードの移動を阻止する。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
記載のカードリーダにおいて、圧接部材を、カード表面
に圧接する部分がゴム状のパッドまたは先端が尖ってい
る突起部材としている。
【0011】この場合、異常が検出された際に、阻止機
構が動作して、ゴム状のパッドまたは先端が尖っている
突起部材がカード表面に押しつけられる。ゴム状のパッ
ドの場合は強い摩擦力により、先端が尖っている突起部
材の場合は先端の一部がカードに食い込むことにより、
カードの移動が阻止される。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
または3のいずれかに記載のカードリーダにおいて、シ
ャッタの開位置を検知する検知手段がシャッタに接続さ
れるとともに、異常停止検出手段が、複数のカード検出
センサを有し、カードの移動を検出することにより異常
検出するもので構成されている。
【0013】したがって、シャッタの開閉位置上でカー
ドの異常停止が発生した場合、カード挿入口付近のカー
ド検出センサはカードを検出するが、カード搬送方向奥
側のカード検出センサではカードを検出することができ
ず、またこの状態が継続する。これら複数のカード検出
センサによるカードの検出の有無から、カードの異常停
止を検出する。かつ、この状態において、シャッタの開
位置を検知する検知手段がシャッタが開いたままの状態
であることを検知していれば、不正行為等によりシャッ
タの開閉位置上でカードが異常停止したと判断する。そ
こで、阻止機構を動作させて、カードの移動を阻止す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1及び2に、本発明のカードリーダの実
施の一形態を示す。このカードリーダ1は、カード挿入
口2にカードリーダ1内部へのカード3の取り込みを許
容する開閉自在のシャッタ4が設けられ、カード3が正
規のカードであるときにカード3をカードリーダ1内部
に取り込んで所定の処理を行なうように構成してなるも
ので、シャッタ4からカード3の長さの範囲内におい
て、カード3の移動を阻止する阻止部5を有する阻止機
構6を設け、シャッタ4が開位置にあるときにカード3
の異常停止を検出したときには、阻止機構6を動作させ
て阻止部5によりカード3の移動を阻止することができ
るように構成されている。
【0016】阻止部5は、カード3の表面に圧接する圧
接部材であり、例えば、先端が尖っている突起部材(以
下、ニードル5という。)を用いることができる。ニー
ドル5の材質及び形状は特に限定されることはないが、
カード3の移動を十分に阻止するため、硬度及び強度の
高い金属材料で先端が鋭く尖っているものが望ましい。
ニードル5がカード3に圧接又は突き刺さることでカー
ド3を強引に引き抜けない構成とできる。
【0017】ニードル5は、シャッタ4の開閉位置から
図中矢印Aに示すカード搬送方向に向けてカード3の長
さの範囲内に配置、即ち、シャッタ4の開閉位置上でカ
ード3が停止したためにシャッタ4が閉じることができ
ない状態において、ニードル5の先端がカード3に対向
する位置に配置されている。また、ニードル5はカード
搬送方向に対して垂直となる様に、ケーシング16を介
してカードリーダ1の図示しないフレームに取り付けら
れている。さらに、ニードル5はカード3の磁気ストラ
イプ以外の場所を圧接又は突きさすように配置される。
これにより、磁気ストライプの損傷を回避し磁気データ
を保護することができる。
【0018】ケーシング16には案内溝18,19が設
けられ、一方ニードル5の軸部にはこれらの案内溝1
8,19に案内される係合ピン13,17が設けられて
いる。係合ピン13が案内溝18に、係合ピン17が案
内溝19に各々嵌め込まれ、ニードル5は、カード搬送
通路20から退避する位置5a(図1)とカード3を圧
接又は突きさす位置5b(図2)との間を滑らかに移動
できるように取り付けられる。また、ニードル5は、係
合ピン13,17の二箇所でケーシング16に取り付け
られることになるので、カード引き抜き方向に力が作用
しても傾くことがない。
【0019】阻止機構6は、電気的に制御される駆動源
7を備えており、本実施形態では駆動源7としてソレノ
イド(以下、ソレノイド7という。)を用いる。ソレノ
イド7はカードリーダ1のフレームに取り付けられ固定
される。阻止機構6は、ソレノイド7のプランジャ8を
吸引し、ニードル5をロックするレバー9を回転して、
ニードル5のロックを解除するように構成される。
【0020】レバー9は、支軸10を中心に回転可能に
カードリーダ1のフレームに取り付けられ、図1に示す
ロック位置9aと図2に示す解除位置9bとの間を回転
可能であるように構成される。また、レバー9には、係
合孔11が設けられ、この係合孔11にプランジャ8に
設けられた係合ピン12が嵌め込まれて、レバー9をソ
レノイド7によるプランジャ8の動きに連動させるよう
に構成される。これにより、ソレノイド7がプランジャ
8を突出させているときはレバー9はロック位置9aに
位置し、ソレノイド7がプランジャ8を吸引したときは
解除位置9bに移動する。また、図1に示すロック位置
9aでは、レバー9のストッパ片14がニードル5の係
合ピン13と係合して、ニードル5を退避位置5aにて
ロックする。一方、図2に示す解除位置9bでは、スト
ッパ片14と係合ピン13との係合が外れて、ニードル
5は移動可能となる。
【0021】ここで、カード3の取り出しを阻止するた
めには、ニードル5を強い力でカード3に圧接させる必
要がある。このために例えば、ばね部材等の付勢力を利
用することができる。本実施形態の阻止機構6では、コ
イルばね15をニードル5の軸周囲に設け、かつ係合ピ
ン17とケーシング16のばね受け面16aとの間に圧
縮した状態で配置する。なお、コイルばね15は、ニー
ドル5の先端がカード3に圧接又は突き刺さるのに十分
なばね力を持つものを用いる。
【0022】以上の構成により阻止機構6が作動する
と、ソレノイド7がオンとなりプランジャ8が引かれ、
レバー9が回転して係合ピン13とストッパ片14の係
合が外れ、ニードル5が移動可能となる。これにより、
コイルばね15により蓄えられた付勢力が解放され、案
内溝18,19に案内されるニードル5がカード3に突
き刺ささり、カード3の移動を阻止する。なお、図1は
阻止機構6が作動前の待機状態を、図2は阻止機構6が
作動した後の状態を示している。
【0023】また、カードリーダ1にはカード3の異常
停止(詰まり)を検出する異常停止検出手段21が備え
られている。かかる異常停止検出手段21として、例え
ば、カード搬送通路20でのカード3の存在を検出する
複数のカード検出センサ21を利用することができる。
本実施形態では、第一のカード検出センサ21aをニー
ドル5の手前位置に、第二のカード検出センサ21bを
第一のカード検出センサ21aよりカード搬送方向奥側
でシャッタ4からカード3の長さの範囲内に、第三のカ
ード検出センサ21cを第二のカード検出センサ21b
よりカード搬送方向奥側でシャッタ4からカード3の長
さ以上離れた位置に、各々配置する。
【0024】このようにカード検出センサ21が配置さ
れる場合、正常な場合であれば、カード3の搬送に伴っ
て、カード検出センサ21a,21b,21cがカード
3を順次検出する。しかし、第一のカード検出センサ2
1aがカード3を検出したが、その検出後から所定時間
以上経過しても、第二のカード検出センサ21bではカ
ード3を検出できない場合や、第一及び第二のカード検
出センサ21a,21bがカード3を検出したが、その
検出後から所定時間以上経過しても、第三のカード検出
センサ21cではカード3を検出できない場合には、カ
ード3が異常停止したと考えられる。したがって、カー
ド検出センサ21a,21b,21cを使用してカード
3の異常停止を検出することができる。なお、設置する
カード検出センサ21の数や位置は上述のものに限定さ
れるものではないことはもちろんである。
【0025】また、シャッタ4には、シャッタ4の開位
置を検知する検知センサ22が接続されている。カード
検出センサ21によりカード3の異常停止が検出されて
も、シャッタ4が閉じた状態であれば、カード3の詐取
を意図する不正者はカード3を取り出せない。しかし、
シャッタ4が開いている状態であれば、不正者がカード
3を取り出すことが可能となる。そこで、カード検出セ
ンサ21によりカード3の異常停止が検出された場合で
あって、かつ検知センサ22によってシャッタ4が開い
たままの状態であることが検知されたときに、××××
×××××××××××××××××××××××××
×××××××阻止機構6を作動させてカード3の不正
な取り出しを阻止する。
【0026】以上のように構成されたカードリーダ1に
よれば、次のようにしてカードの不正略取を防ぎ得る。
【0027】カード3がカード挿入口2に挿入される
と、シャッタ4が開かれ、搬送ローラ23が回転して、
カード3がカードリーダ1内部に取り込まれる。ここ
で、カード検出センサ21a,21b,21cが順次、
カード搬送通路20内にカード3が存在していることを
検出できれば、正常と判断されて阻止機構6は作動しな
い。そして、カード3が所定位置まで取り込まれると、
シャッタ4が閉じられ、カード3に対して所定の処理が
行なわれる。
【0028】一方、カード検出センサ21によりカード
3の異常停止が検出され、しかも検知センサ22によっ
てシャッタ4が開いたままの状態であることが検知され
た場合には、阻止機構6を作動させて、カード3の不正
な取り出しを阻止する。即ち、阻止機構6のソレノイド
7がオンとなりプランジャ8が引かれ、レバー9が回転
してロック位置9aから解除位置9bに移動する。これ
により、係合ピン13とストッパ片14の係合が外れ、
ニードル5が移動可能となる。この結果、コイルばね1
5により蓄えられた付勢力が解放されて、案内溝18,
19に案内されるニードル5を退避位置5aから圧接位
置5bに移動させる。そして、ニードル5は先端を鋭く
尖ったものに形成されているのでカード3に突き刺ささ
り、カード3を固定し移動を阻止する。このため、カー
ド3を強引に引き抜くことが不可能になる。即ち、カー
ド3の使用者が係員を呼びに行くためカードリーダ1か
ら離れたとしても、カード3をカードリーダ1から引抜
く事ができないので、不正者によるカード3の略取を防
止することができる。
【0029】なお、ニードル5を圧接位置5bから退避
位置5aに戻すには、手動でニードル5をコイルばね1
5のばね力に抗して退避位置5aに移動させる。そして
レバー9をロック位置9aに移動させて、係合ピン13
にストッパ片14を係合させる。これにより、ニードル
5がコイルばね15のばね力を蓄積した状態で退避位置
5aにてロックされ、図1に示す待機状態となる。
【0030】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。
【0031】例えば、上記実施形態では、カード3の磁
気ストライプを損傷しないように磁気ストライプ以外の
場所をニードル5で圧接するようにしたが、これとは逆
に、カード3にニードル5を圧接する位置を、カード3
の磁気ストライプ上の位置としても良い。この場合、ニ
ードル5がカード3に圧接することで磁気ストライプに
記録されているデータを破壊することができる。また、
カード3が異常停止しただけではニードル5を動作させ
ず、カード検出センサ21を利用して非制御的なカード
3の動きを検知してからニードル5を動作させるように
しても良い。
【0032】また、阻止部5の圧接部材は先端を尖らせ
たニードル5に限らず、例えば図3に示すように、カー
ド3の移動を十分に阻止し得るゴム状のパッド24で構
成することもできる。ばね部材15のばね力及びパッド
24のカード表面に圧接する面積を大きくすることによ
り、強い摩擦力を生じカード3の移動を十分に阻止し得
る。この場合、圧接の際のカード3の損傷を回避するこ
とができる。
【0033】また、上記実施形態では、不正行為による
カード3の取り出しを阻止するために、阻止部5を強い
力でカード3に圧接するべく、コイルばね15の付勢力
を利用したが、例えばソレノイド等のアクチュエータ
で、阻止部5をカード3に圧接するものとしても良い。
【0034】また、阻止機構6の駆動源は別個独立にソ
レノイド7を設けずに、カードリーダ1で使用されてい
る他のアクチュエータを共通に使用する事も可能であ
る。例えば、異常発生時の切換え機構を設けて、IC接
点用ソレノイド、シャッタ用ソレノイド、搬送用モータ
等のいずれかを駆動源として利用しても良い。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載のカードリーダでは、シャッタからカードの長さ
の範囲内において、カードの移動を阻止する阻止部を有
する阻止機構を設け、シャッタが開位置にあるときにカ
ードの異常停止を検出したときには、阻止機構を動作さ
せて阻止部によりカードの移動を阻止することができる
ようにしているので、×××××××××××××××
××××××××××××××××××××カードの移
動を阻止するようにすることができる。これにより、×
×××××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
×使用者が係員を呼びにカードリーダから離れた隙に、
カードリーダに詰まったカードが盗まれるのを防止でき
るので、カードリーダのセキュリティーを向上すること
ができる。
【0036】さらに、請求項2記載のカードリーダで
は、カードの異常停止を検出する異常停止検出手段を備
えると共に、阻止部は、カード表面に圧接する圧接部材
であり、阻止機構は電気的に制御される駆動源を備えて
いるので、××××××××××××××××××××
×××××××××××××××異常停止検出手段によ
り、かかる異常停止が検出され、電気的に制御される駆
動源を備える阻止機構の動作により、圧接部材である阻
止部がカード表面を圧接して、カードの移動を阻止する
ことができる。
【0037】また、請求項3に記載のカードリーダのよ
うに、圧接部材は、カード表面に圧接する部分がゴム状
のパッドまたは先端が尖っている突起部材としても良
い。ゴム状のパッドを用いることにより強い摩擦力でカ
ードの移動を阻止し、かつカードの損傷を回避すること
ができる。また、先端が尖っている突起部材を用いれば
当該先端の一部がカードに食い込むことにより、強引に
カードを引抜くことができず、カードの移動を阻止する
ことができる。また、突起部材により意図的にカードの
磁気ストライプを圧接するようにすれば、磁気データを
破壊できるのでデータの悪用を回避することができる。
【0038】そして、請求項4に記載のカードリーダで
は、シャッタには、シャッタの開位置を検知する検知手
段が接続されるとともに、異常停止検出手段は、複数の
カード検出センサを有し、カードの移動を検出すること
により異常検出をしているので、××××××××××
×××××××××××××××××××××××××
不正行為があった場合でも、シャッタの開閉位置上での
カードの異常停止が検出でき、阻止機構を動作させて、
カードの不正な取り出しを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカードリーダの実施形態の一
例を示し、阻止機構が待機の状態を示す概略側面図であ
る。
【図2】同カードリーダにおいて阻止機構を動作させた
後の状態を示す概略側面図である。
【図3】圧接部材の他の一例としてゴム状のパッドを用
いた阻止部を示す概略図である。
【図4】従来のカードリーダの概略側面図である。
【図5】従来のカードリーダにおいてシャッタ開閉位置
上でカードが異常停止した状態を示す概略側面図であ
る。
【符号の説明】
1 カードリーダ 2 カード挿入口 3 カード 4 シャッタ 5 ニードル(阻止部、圧接部材、突起部材) 6 阻止機構 7 ソレノイド(駆動源) 21 カード検出センサ(異常停止検出手段) 22 検知手段 24 ゴム状のパッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード挿入口にカードリーダ内部へのカ
    ードの取り込みを許容する開閉自在のシャッタが設けら
    れ、上記カードが正規のカードであるときに上記カード
    をカードリーダ内部に取り込んで所定の処理を行なうよ
    うに構成してなるカードリーダにおいて、上記シャッタ
    から上記カードの長さの範囲内において、上記カードの
    移動を阻止する阻止部を有する阻止機構を設け、上記シ
    ャッタが開位置にあるときにカードの異常停止を検出し
    たときには、上記阻止機構を動作させて上記阻止部によ
    り上記カードの移動を阻止することができるようにした
    ことを特徴とするカードリーダ。
  2. 【請求項2】 カードの異常停止を検出する異常停止検
    出手段を備えると共に、前記阻止部は、カード表面に圧
    接する圧接部材であり、上記阻止機構は電気的に制御さ
    れる駆動源を備えることを特徴とする請求項1記載のカ
    ードリーダ。
  3. 【請求項3】 前記圧接部材は、カード表面に圧接する
    部分がゴム状のパッドまたは先端が尖っている突起部材
    であることを特徴とする請求項2記載のカードリーダ。
  4. 【請求項4】 前記シャッタには、シャッタの開位置を
    検知する検知手段が接続されるとともに、前記異常停止
    検出手段は、複数のカード検出センサを有し、カードの
    移動を検出することにより異常検出するものであること
    を特徴とする請求項2または3のいずれかに記載のカー
    ドリーダ。
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