JP2008142109A - 施錠装置 - Google Patents

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一晴 水嶋
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Abstract

【課題】構造が簡単で、しかも、施錠効果の高い施錠装置を提供する。
【解決手段】施錠装置11はオス部材12とメス部材13から成る。オス部材12は断面が略楕円状をした軸部21を有する。メス部材13はホルダー31と押え板33との間にバネ板32を挟みこんだ構造を有している。バネ板32は湾曲した額縁状部39の内周部に対向する一対の食込片41を備えており、バネ板32の開口に断面の長軸方向が食込片41間を結ぶようにして軸部21を挿通し、ホルダー31と押え板33の間でバネ板32をほぼ扁平に押し広げると、食込片41が軸部21を噛み込んで軸部21が抜け止めされると共にバネ板32の弾性力によって食込片41が軸部21を噛み込んだ状態にバネ板32が自己保持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、主としてスロットマシンやパチンコ台等の遊技機に用いる施錠装置に関し、特に、後付けの可能な施錠装置に関する。
スロットマシンやパチンコ台等の遊技機は、主としてマシン本体と扉とから構成されており、例えばスロットマシンでは、遊技に関する制御を行なうための回路基板、払い出し用のコインを入れたホッパーなどがマシン本体内に収納され、表示部や遊技用ボタン、コインの受け皿などが扉に設けられている。扉は、マシン本体に蝶着されていて片開きとなっており、扉とマシン本体との間には、扉を閉じて施錠するための施錠機構が設けられている。
上記施錠機構にあっては、扉の内面に上下スライド可能な連結桿が取付けられており、連結桿に設けた複数箇所のフックをマシン本体の鈎受部に引っ掛けることによって施錠できる構造となっている。また、シリンダ錠に差し込んだキーを回すと、連結桿が上方または下方へスライドしてフックが鈎受部から外れ、施錠機構が解錠される。従って、通常はシリンダ錠に差したキーを回して施錠機構を解除しなければ、遊技機の扉を開くことができない。
しかし、このような遊技機にあっても、不正行為により施錠機構が解除され、扉が開かれることがあった。すなわち、扉とマシン本体との隙間から針金やセルロイド板などが差し込まれると、針金やセルロイド板などを操作して連結桿を動かすことができ、それによってキーを用いることなくフックを鈎受部から解除することができる。このようにして不正行為によって扉を開き、遊技機内のコインを盗んだり、遊技機内部の制御回路に細工を施したりする事件が多発しており、その対策が必要とされている。
このような不正行為を防止するための補助用の施錠装置としては、特許文献1や特許文献2に開示されたものがある。この施錠装置はマシン本体にオス部材を取付け、シリンダ錠の先端にメス部材を設けたものである。メス部材の内部には、前記オス部材の軸部を挿入するためのテーパー孔が形成されていて軸部挿入側でテーパー孔が狭くなっている。そして、テーパー孔の内側両面にボール(係合部材)を配設し、ボールをスプリングによって軸部挿入側へ付勢している。
そして、施錠状態においては、メス部材のテーパー孔に挿入された軸部を両側からボールで掴んでいる。また、軸部にメス部材から引き抜こうとする力が加わると、ボールがテーパー孔によって軸部により強く押圧されることになり、軸部がメス部材に強く掴まれてオス部材とメス部材が分離するのが阻止される。
特開2006−43097号公報 特開2006−61182号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に開示されている施錠装置では、施錠時にメス部材によりオス部材の軸部を掴む保持力が十分でなく、特に軸部やボールに油分が付着したり、振動が加わったりした場合には、不用意にオス部材とメス部材が分離して解錠する恐れがあった。
本発明は上記のような従来例に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、構造が簡単で、しかも、施錠効果の高い施錠装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の施錠装置は、オス部材とメス部材とを係合させることによって施錠する施錠装置であって、前記オス部材は、長さ方向に垂直な断面が長手方向と短手方向とを持つ(例えば、略楕円形の断面)軸部と、前記軸部からその外周方向へ張り出した当接部とを有し、前記メス部材は、前記軸部を挿通させる貫通孔を有し、かつ前記当接部が当接可能となった第1の部材と、前記軸部が挿入される空間を有する第2の部材と、前記第1の部材と前記第2の部材の間に配置された湾曲形状のバネ部材とを有し、前記バネ部材は前記軸部の通過する開口を有し、当該開口の縁から複数片の食込片が突出しており、前記バネ部材に負荷が加わっていない状態においては前記食込片間の空間を任意の回転角度で前記軸部が挿通可能であり、前記バネ部材が前記第1の部材と第2の部材の間で圧締されると前記食込片間の空間に挿通された前記軸部を前記食込片が噛み込むように構成されたことを特徴としている。
本発明の施錠装置にあっては、軸部の断面の長軸方向が食込片を結ぶ方向と一致するようにしてオス部材の軸部をメス部材に挿入するだけで施錠することができ、またオス部材を軸部の軸回りに回転させるだけで簡単に解錠することができる。しかも、施錠状態において無理にオス部を引っ張ってオス部材とメス部材とを分離しようとすると、食込片が軸部を強く噛み込むので、ますます解錠しにくくなり、施錠効果に優れている。
しかも、本発明の施錠装置は、構造が簡単であり、安価に製造することができる。それにも拘わらず、バネ部材の食込片に軸部を噛み込ませて施錠する構造となっているので、油の付着や振動にも強く、信頼性の高い施錠装置を製作することができる。
本発明にかかるある実施態様の施錠装置は、前記食込片が前記軸部の断面の長軸方向から前記軸部の外周面を噛み込んだ状態においては、前記バネ部材の弾性復帰力によって前記食込片の噛み込み状態が自己保持されることを特徴としている。かかる実施態様によれば、施錠状態を保つためにバネ部材を変形状態に保つための機構が必要ないので、本発明の施錠装置の構造をより簡略にすることができる。
本発明にかかる別な実施態様の施錠装置にあっては、前記バネ部材及び前記第1の部材は、前記第2の部材の表面に立てたガイドピンによって前記軸部の挿入方向と平行な方向に移動可能に保持されている。かかる実施態様によれば、簡単な構造により第1の部材とバネ部材を第2の部材に保持させることができる。
本発明にかかる別な実施態様の施錠装置においは、前記メス部材が、前記オス部材の軸部が挿入されているか、あるいは挿入されていないかを検知するための検知手段を備えているので、不正に解錠された場合には、直ちに検知手段によって検知することができ、防犯性を高めることができる。
なお、本発明の施錠装置は、スロットマシンやパチンコ台等の遊技機に用いるのに適したものである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による施錠装置11を示す側面図、図2はその断面図、図3はその分解斜視図である。図1及び図2に示すように、この施錠装置11は、オス部材12とメス部材13から成る。
オス部材12は、軸部21、当接部22、鍔部23及び取付部24からなり、金属材料によって一体に構成されている。軸部21は軸棒状となっており、その長さ方向に垂直な断面は略楕円形状となっていて長軸方向(長手方向)と短軸方向(短手方向)とを有している。但し、軸部21の断面における長軸と短軸とはほぼ等しく、見た目では軸部21はほぼ円柱状となっている。また、軸部21の先端は円錐台状に形成されていてテーパー部25となっている。当接部22は円柱状となっており、軸部21の基端部に設けられている。当接部22の直径は軸部21の直径よりも大きくなっている。鍔部23は円板の一部を直線状に欠いた形状となっている。取付部24はシリンダ錠14の回転部分15に取付けるための部分であって、例えば雄ネジ部となっている。
メス部材13は、図3に示すように、ホルダー31(第2の部材)、バネ板32、押え板33(第1の部材)、複数本(2本)のガイドピン34によって構成されている。ホルダー31は金属材料によってブロック状に形成されており、その中央部には前記軸部21を回転自在に挿入することのできる円柱状の挿入孔35が設けられている。挿入孔35は前後に貫通した貫通孔でもよく、背面が塞がった袋状穴であってもよい。また、挿入孔35の前端部において、ホルダー31の前面には皿状の凹部36を形成している。符号37はガイドピン34を取付けるためのピン取付孔である。各ガイドピン34は、一部がピン取付孔37から飛び出るようにしてピン取付孔37に立てられており、押え板33を抜け止めするための頭部38を有している。ガイドピン34はピン取付孔37に圧入されていてもよいが、図示例ではネジ構造によってピン取付孔37に取り付けている。ネジ構造にすれば、ガイドピン34の突出長の調整を容易に行えるためである。
バネ板32は鋼のようなバネ材によって形成されており、額縁状部39の開口40の内周両端には食込片41が延出している。額縁状部39は、食込片41を結ぶ方向(以下、この方向を上下方向ということがある。)に沿って弓なりに湾曲しており、中央部が背面側(ホルダー31側)へ向けて突曲している。額縁状部39の開口40内で対向している2つの食込片41は、先端が額縁状部39よりも後方へ突出するよう基部を屈曲させている。食込片41の先端の辺はV字状に形成されており、直線状に形成した場合よりも軸部21への食い込み箇所が増加するようにしている。対向する食込片41の先端の辺の間には、軸部21を通過させるための空間が空いている。また、額縁状部39の、ホルダー31のピン取付孔37と対向する位置には、上下方向に長い長孔42が開口されている。
図2に示すように、バネ板32はホルダー31の前面に配置され、長孔42に遊挿されたガイドピン34によって支持されている。食込片41は少なくともその先端部分がホルダー31の凹部36に納まるようになっている。
図3に示すように、押え板33はホルダー31の前面と同じ形状をした金属板であって、中央部には軸部21を回転自在に挿通させるための円形の軸貫通孔43が開口している。また、押え板33の、ホルダー31のピン取付孔37と対向する位置には、ガイドピン34の軸部よりも大きく、かつガイドピン34の頭部38よりも小さな遊び孔44があいている。
図2に示すように、押え板33はバネ板32の前面に配置され、遊び孔44に遊挿されたガイドピン34によって支持されている。よって、バネ板32と押え板33は、ガイドピン34の軸方向に動くことができるような状態でガイドピン34に保持されており、バネ板32はホルダー31の前面と押え板33との間に挟み込まれている。
図4(a)(b)及び図5(a)(b)は、施錠装置11のオス部材12とメス部材13とを結合させて施錠する際の動作を表わした断面図である。オス部材12は、通常の状態においては軸部21の断面の長軸方向が上下方向を向くように角度を決めてシリンダ錠14に取り付けられている。オス部材12をメス部材13に近づけて軸部21を軸貫通孔43に挿入しようとすると、図4(a)に示すように、テーパー部25が軸貫通孔43に嵌まることによって軸部21がガイドされる。
さらに、軸部21を押し込むと、図4(b)に示すように、軸部21はバネ板32の食込片41間の空間を通過して挿入孔35内に挿入され、当接部22の前面が押え板33の前面に当たる。このときには、食込片41間の空間は軸部21の断面の長軸方向の長さと等しいか、それよりも広くなっているので、軸部21はスムーズにバネ板32を通過する。
さらに、力を加えてオス部材12を押し込むと、図5(a)に示すように、当接部22によって押え板33が押されて後退し、バネ板32がホルダー31と押え板33との間に挟み込まれて扁平に押し潰される。バネ板32が扁平に押し潰されると、食込片41の先端が中心側へ伸びて食込片41の先端が軸部21の長軸側外周面を噛み込む。
こうして図5(b)に示すように、扁平に押し潰されたバネ板32の食込片41が軸部21の外周面をいったん噛み込むと、オス部材12を押し込む力が除かれても、バネ板32の弾性復帰力によって食込片41が軸部21を噛み込んだ状態が維持され、軸部21がバネ板32に掴まれて抜けなくなる。そして、バネ板32はガイドピン34によってホルダー31に保持されているから、オス部材12とメス部材13が結合されて施錠状態となる。
図6(a)(b)は施錠装置11を解錠してオス部材12とメス部材13を分離させる際の動作を表わした断面図である。図6(a)に示すように、シリンダ錠14の操作によってオス部材12が90°回転させられると、軸部21の断面の短軸方向が上下方向を向くことになるので、軸部21の上下方向の高さが食込片41の先端間の距離よりも短くなり、食込片41の食込みが無くなってバネ板32が元の湾曲状態に復帰する。よって、オス部材12を引っ張ると、軸部21が軸貫通孔43から抜け出し、図6(b)に示すように施錠装置11は解錠される。
次に、上記施錠装置11の施解錠の原理を説明する。図7はバネ板32の変形前の形状と変形後の形状を側面から見た模式図であって、実線は変形前の形状を示し、2点鎖線は変形後の形状を示す。また、変形前の形状と変形後の形状とは食込片41の基部Oを一致させて描いており、円rは食込片41の基部Oを中心とする、半径が食込片41の長さに等しい円である。変形前のバネ板32では、実線で示すように額縁状部39が大きく湾曲しているので、食込片41は上下方向に対して大きな角度θ1を有しているが、バネ板32がホルダー31と押え板33との間に挟み込まれて扁平に変形すると、食込片41が上下方向に対して成す角度がθ2に小さくなる。そのため、図7に示すように、変形後のバネ板32では、食込片41の先端間の軸部21が通る空間の幅が変形前よりも狭くなる。
図8(a)(b)はバネ板32の変形前の形状と変形後の形状を模式的に表わした正面図であって、実線は変形前の形状を示し、2点鎖線は変形後の形状を示す。また、軸部21の断面も2点鎖線で表わしている。バネ板32がホルダー31と押え板33の間に挟まれて扁平に変形した状態では、食込片41の先端が中心側に伸びて食込片41間の距離が短くなっており、断面の長軸方向が食込片41どうしを結ぶ方向(上下方向)を向いている軸部21の断面はこのときの食込片41と重なり合っている。これに対し、断面の短軸方向が食込片41どうしを結ぶ方向(上下方向)を向いている軸部21の断面は、扁平に変形して食込片41の先端間の距離が短くなっていても、このときの食込片41と重なり合わない。また、バネ板32が変形していない状態では、軸部21の角度によらず軸部21の断面は食込片41と重なり合わない。
軸部21の断面形状や食込片41の形状は、上記のように設計されているので、軸部21をメス部材13に挿入する場合には、軸部21が食込片41に引っ掛かることなくスムーズに挿入される。そして、軸部21の断面の長軸方向が上下方向を向いた状態で、当接部22により押え板33を押してバネ板32をホルダー31との間で挟んでほぼ扁平に押し潰すと、食込片41の先端が軸部21の外周面を噛み込む。この後、オス部材12を押す力が無くなっても、バネ板32の弾性復帰力によって食込片41は軸部21を噛み込んだ状態を維持するので、軸部21はメス部材13から抜けず、オス部材12とメス部材13が結合した状態(施錠状態)が保持される。そして、軸部21をメス部材13から無理に引き抜こうとすると、ますます食込片41が軸部21を噛み込むことになり、軸部21を無理に引き抜くことが難しく、高い施錠性能を有する。また、軸部21を回転させてその断面の短軸方向が上下方向を向くようにすれば、軸部21が変形したバネ板32の食込片41から外れるので、バネ板32は元の形状に復帰し、軸部21がメス部材13から抜けて解錠されるのである。
上記施錠装置11は家屋のドアや収納庫などにおいて単独の施錠装置として用いることもできるが、スロットマシンやパチンコ台などの遊戯機の補助用の施錠装置として用いるのにも好適である。図9は、上記施錠装置11をスロットマシン61の補助施錠装置として用いた場合を表わしている。スロットマシン61の扉62には、キー63を差して回すことにより施解錠することのできるシリンダ錠14が取り付けられており、キー63を回したときに回転するシリンダ錠14の回転部分15にオス部材12が固定されている。また、図1に示したように、メス部材13はゴムシート64を介してスロットマシン61のマシン本体65の内部に固定されている。このゴムシート64は、オス部材12とメス部材13とを結合させて施錠する際の衝撃を吸収すると共に、オス部材12とメス部材13の取付位置誤差を吸収する働きをしている。
一方、スロットマシン61は、図10に示すような施錠機構71を備えている。符号68は、マシン本体65内の上部及び下部に固定された金属製の鈎受部67に引っ掛けて扉62を施錠するためのフックであって、回転軸70によって扉62内面に回動自在に取り付けられている。連結桿66は扉62の内面(例えば、扉62の内部に設けられた金属製フレーム)に上下方向に沿って摺動可能に取り付けられており、フック68の基部をピン69によって連結桿66に回動自在に結合することにより上下のフック68を連結桿66を介してリンク結合している。
このようなスロットマシン61においては、扉62のシリンダ錠14にキー63を差し込んで回すと、連結桿66がスライドして上下のフック68が連動して回転し、フック68が鈎受部67から外れて施錠機構が解錠される。同時に、シリンダ錠14に差し込んだキー63を回すことによって施錠装置11も解錠されるので、扉62を開くことができる。
また、キー63を元の位置に戻すと、施錠装置11の軸部21が元の角度に戻り、フック68も元の位置に戻る。この後扉62を閉めると、フック68の傾斜面が鈎受部67に当たることによってフック68が回動し、フック68が鈎受部67に係合して施錠機構71が施錠される。同時に、シリンダ錠14に取り付けられているオス部材12の軸部21がメス部材13に嵌り込み、オス部材12とメス部材13が結合されて施錠装置11が施錠される。
こうして施錠された状態では、スロットマシン61の施錠機構71によって施錠されると共に補助用の施錠装置11も施錠されているので、スロットマシン61の施錠がより確実になる。しかも。扉62とマシン本体65との間の隙間から針金やセルロイド板などを挿入してフック68や連結桿66を動かして施錠機構71を解錠したとしても、施錠装置11はこのような方法では解錠することができないので、スロットマシン61の扉62を開くことはできない。また、施錠装置11は、無理に引っ張って解錠しようとすると、食込片41がますます強く軸部21に食い込んで開かなくなるので、不正行為により解錠することが困難であり、結局キー63でシリンダ錠14を回して解錠する以外方法がない。
なお、上記食込片41の形状や軸部21の断面形状は、上記実施形態のような形状に限るものではない。例えば、図11に示す変形例では、食込片41の先端の辺が一直線状となっており、かつ、両食込片41の先端の辺どうしが平行となっている。また、軸部21の断面は断面小判形となっている。
(実施形態2)
図12は本発明の実施形態2による施錠装置51の構造を示す断面図である。実施形態2の施錠装置51は、施錠装置51の施錠状態及び解錠状態を検知するための検知センサ52を備えている。検知センサ52は、挿入孔35の下面から挿入孔35内に突出するボール53とボール53の下に配置されたリミットスイッチ54によって構成されている。しかして、軸部21を挿入孔35に挿入すると、軸部21によってボール53が押し下げられるのでリミットスイッチ54がオンになり、施錠状態が検知される。また。挿入孔35から軸部21が抜かれると、ボール53が挿入孔35内に飛び出てリミットスイッチ54がオフになるので、解錠状態が検知される。よって、リミットスイッチ54の出力を監視することによって施錠装置11の施錠状態と解錠状態を監視でき、不正に施錠装置11が解錠された場合には、例えば警報を発するようにでき、より防犯性を高めることができる。
なお、上記実施形態においては、ホルダー31と押え板33との間には1枚のバネ板32を挟み込んでいたが、この間に複数枚のバネ板32を重ねて挟み込むようにしてもよい。板バネ32の枚数を増やすことによって軸部21を噛み込んで掴む力を大きくすることができる。
図1は、本発明の実施形態1による施錠装置を示す側面図である。 図2は、実施形態1の施錠装置を示す側面図である。 図3は、実施形態1の施錠装置を示す分解斜視図である。 図4(a)(b)は、実施形態1の施錠装置のオス部材とメス部材とを結合させて施錠する動作を表わした断面図である。 図5(a)(b)は、図4(a)(b)の続図である。 図6(a)(b)は、実施形態1の施錠装置を解錠する動作を表わした断面図である。 図7は、バネ板の変形前の形状と変形後の形状を側面から見た模式図である。 図8(a)(b)は、バネ板の変形前の形状と変形後の形状を模式的に表わした正面図である。 図9は、実施形態1の施錠装置をスロットマシンの補助施錠装置として用いた例を示す側面図である。 図10は、スロットマシンの施錠機構を示す概略図である。 図11は、実施形態1の変形例によるバネ板と軸部の断面を示す図である。 図12は、本発明の実施形態2による施錠装置の構造を示す断面図である。
符号の説明
11 施錠装置
12 オス部材
13 メス部材
14 シリンダ錠
21 軸部
22 当接部
23 鍔部
24 取付部
25 テーパー部
31 ホルダー
32 バネ板
33 押え板
34 ガイドピン
35 挿入孔
39 額縁状部
41 食込片
43 軸貫通孔
51 施錠装置
52 検知センサ
53 ボール
54 リミットスイッチ

Claims (6)

  1. オス部材とメス部材とを係合させることによって施錠する施錠装置であって、
    前記オス部材は、長さ方向に垂直な断面が長手方向と短手方向とを持つ軸部と、前記軸部からその外周方向へ張り出した当接部とを有し、
    前記メス部材は、前記軸部を挿通させる貫通孔を有し、かつ前記当接部が当接可能となった第1の部材と、前記軸部が挿入される空間を有する第2の部材と、前記第1の部材と前記第2の部材の間に配置された湾曲形状のバネ部材とを有し、
    前記バネ部材は前記軸部の通過する開口を有し、当該開口の縁から複数片の食込片が突出しており、前記バネ部材に負荷が加わっていない状態においては前記食込片間の空間を任意の回転角度で前記軸部が挿通可能であり、前記バネ部材が前記第1の部材と第2の部材の間で圧締されると前記食込片間の空間に挿通された前記軸部を前記食込片が噛み込むように構成された施錠装置。
  2. 前記食込片が前記軸部の断面の長軸方向から前記軸部の外周面を噛み込んだ状態においては、前記バネ部材の弾性復帰力によって前記食込片の噛み込み状態が自己保持されることを特徴とする、請求項1に記載の施錠装置。
  3. 前記軸部は断面がほぼ楕円状に形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の施錠装置。
  4. 前記バネ部材及び前記第1の部材は、前記第2の部材の表面に立てたガイドピンによって前記軸部の挿入方向と平行な方向に移動可能に保持されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の施錠装置。
  5. 前記メス部材は、前記オス部材の軸部が挿入されているか、あるいは挿入されていないかを検知するための検知手段を備えていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の施錠装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の施錠装置を備えた遊技機。
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KR101248230B1 (ko) 2011-12-20 2013-03-27 주식회사 엘지씨엔에스 도어 잠금 장치 및 이를 구비한 보관 장치

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KR101248230B1 (ko) 2011-12-20 2013-03-27 주식회사 엘지씨엔에스 도어 잠금 장치 및 이를 구비한 보관 장치

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