JP5848986B2 - 抽斗脱落防止機構および抽斗脱落防止部材 - Google Patents
抽斗脱落防止機構および抽斗脱落防止部材 Download PDFInfo
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Description
「脱落」とは、上記係合により収納容器からの抽斗の落下を防止する落下防止機構を備えた抽斗装置において、抽斗開放時の激しい衝撃やストッパ部材の摩耗等により当該係合が不意に解除されて、使用者の意に反して収納容器から抽斗が落下することである。
「支持面」は、抽斗の上部に取り付けられ、抽斗脱落防止部材を支持する面である。キャッシュレジスタの場合、支持面として、例えば、紙幣押さえを固定するためのアングルやブラケット等の支持板を用いてもよい。
「構造」とは、例えば、支持面に取り付けられた抽斗脱落防止部材の係止用アームの長さや鉤部の形状等である。
以下、この発明の抽斗脱落防止機構により収納容器から抽斗を取り外すことができない状態を「ロック状態」、前記ロック状態が解除されて、収納容器から抽斗を取り外すことが可能になった状態を「ロック解除状態」とする。
図1〜図5に基づき、この発明の第1実施形態に係る抽斗脱落防止機構について説明する。
以下、収納容器12から抽斗13を引き出す方向を前方、閉じる方向を後方として説明する。
抽斗装置10は、収納容器12、収納容器12に引き出し自在に収納された抽斗13、抽斗13の上部に設けられた支持面14、支持面14に設けられた抽斗脱落防止部材15を備える。
図2は、図1のX部の要部拡大図である。
支持面14は、紙幣押さえ16を取り付けるための取り付け部143、支軸用孔141、スプリング固定用孔142、図示しない紙幣押さえ固定用孔および支持面固定用孔を備える。
なお、支持面14と収納容器12の上面下部との間に十分な領域がある場合は、支持面14の上側に抽斗脱落防止部材15を取り付けてもよい。
図3は、図2の抽斗脱落防止部材の構造を示す説明図である。
図3(A)〜(C)はそれぞれ、操作用アーム153が抽斗13の前方に伸びる場合において、抽斗13の前方から見たときの抽斗脱落防止部材15の平面図、右側面図および正面図である。
図3(A)〜(C)に示すように、操作用アーム153の中間付近には、スプリング145(図4および図5)を固定するためのスプリング固定用孔152が設けられている。
スプリング固定用孔152は、その両端をスプリング固定用孔142および152に固定したとき、操作用アーム153を抽斗13の前方を向くように付勢し、また、抽斗脱落防止部材15の回転範囲を所定の範囲内に制限するものである。
なお、上記目的を達成できるものであれば、スプリング固定用孔152を第1実施形態と異なる箇所に設けてもよい。
図4は、ロック状態の抽斗脱落防止部材を示す要部平面図である。
図5は、ロック解除状態の抽斗脱落防止部材を示す要部平面図である。
12:収納容器
13:抽斗
14:支持面
15:抽斗脱落防止部材
16:紙幣押さえ
17:切欠部
121:収納容器側面部
122:折り曲げ部
141:支軸用孔
142,152:スプリング固定用孔
143:取り付け部
145:スプリング
151:支軸
153:操作用アーム
154:係止用アーム
155:鉤部
Claims (4)
- 収納容器の前面の開口部から前方に引き出された抽斗の脱落を防止する抽斗脱落防止機構であって、
前記収納容器の内側に設けられ前記抽斗を前後方向に摺動可能に支持する支持部材と、
前記収納容器の内側および前記抽斗の外側の対応する位置に設けられた一対の係合片からなり前記抽斗の前方への摺動を係合により所定の引き出し位置で制限し、前記抽斗を前記支持部材から所定の高さ以上に引き上げることにより前記係合を解除させる摺動係止部と、
前記抽斗の上部に設けられた支持面と、前記支持面の下部に設けられた抽斗脱落防止部材とを備え、
前記抽斗脱落防止部材は、前記収納容器の内側側面に向かって伸びる係止用アームと、前記抽斗の前方に向かって伸びる操作用アームとを備え、
前記抽斗は、その側面に前記係止用アームを通すための切欠部を有し、
前記収納容器は、前記開口部の縁に前記係止用アームの先端に形成された鉤部と係合させるための折り返し部が形成され、
前記係止用アームは、前記抽斗が前記引き出し位置にあるとき、前記鉤部が前記折り返し部と係合する構造を有する抽斗脱落防止機構。 - 前記抽斗脱落防止部材は、前記支持面の下部に所定の支軸のまわりに回転可能に設けられ、
前記係止用アームが、前記支軸から前記収納容器の内側側面に向かって伸びるとき、前記操作用アームは、前記支軸から前記抽斗の前方に向かって伸び、
前記係止用アームは、前記抽斗が前記引き出し位置にあるとき、前記鉤部が前記折り返し部と係合し、前記折り返し部に向かって前記支軸のまわりに前記操作用アームを回転させたとき、前記鉤部が前記折り返し部から離れて係合が解除される構造を有する請求項1に記載の抽斗脱落防止機構。 - 前記支持面および前記操作用アームに両端を固定されたスプリングをさらに備え、
前記スプリングは、前記操作用アームを前記抽斗の前方に向かわせ、かつ、前記回転を所定の範囲内に制限する付勢力を有し、
前記所定の範囲は、前記スプリングの付勢力に抗して前記支軸のまわりに前記折り返し部に向かって前記操作用アームを回転させたとき、前記鉤部が前記折り返し部から離れて係合が解除される回転角を含む請求項2に記載の抽斗脱落防止機構。 - 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の抽斗脱落防止部材。
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JP2012038956A JP5848986B2 (ja) | 2012-02-24 | 2012-02-24 | 抽斗脱落防止機構および抽斗脱落防止部材 |
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- 2012-02-24 JP JP2012038956A patent/JP5848986B2/ja active Active
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