JP5848986B2 - 抽斗脱落防止機構および抽斗脱落防止部材 - Google Patents

抽斗脱落防止機構および抽斗脱落防止部材 Download PDF

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この発明は、抽斗脱落防止機構および抽斗脱落防止部材に関する。この発明は、特に、キャッシュレジスタの金銭を収納するドロアの脱落防止機構および脱落防止部材に使用するのに適する。
小売店や飲食店等のレジで使用される電子式キャッシュレジスタ(Electronic cash register。以下、ECR)は、内部にマネーケースを設けたドロア(drawer、抽斗)を備え、顧客とやり取りされた金銭を格納するようになっている。図6は、従来の抽斗装置の一例を示す斜視図である。図6に示すように、ECR1は、抽斗装置10およびECR本体11を備える。抽斗装置10は、収納容器12および抽斗13を備え、抽斗13は、収納容器12に対して前方に引き出し自在に収納され、抽斗13内に設けられたマネーケースに金銭を格納する。
一般に、このような抽斗装置は、抽斗を必要以上に引き出した際に収納容器からの抽斗の落下を防止するため、様々な落下防止機構が採用されている。例えば、抽斗の両側側面に設けられた一対のガイドレールを支持して当該抽斗を前後方向に摺動させるべく、収納容器の内側側面に設けられた一対のガイドローラと、当該ガイドレールの後端に固定されたストッパ部材(ストッパ片またはストッパローラ)との係合によって抽斗の必要以上の引き出し動作を制限し、その落下防止を実現する落下防止機構が知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、抽斗の底面に設けられた挿入孔を通して挿入されたストッパピンと、収納容器の内側底面の当該挿入孔に対応する部分に形成された凸状のストッパ部材との係合によって、抽斗の必要以上の引き出し動作を制限してその落下防止を実現する機構も知られている(例えば、特許文献2を参照)。
これらの落下防止機構は、収納容器から所定の引き出し位置において、収納容器に対する抽斗の前方への摺動をストッパ部材により係止する点で共通している。ところで、これらの落下防止機構を備える抽斗装置において、収納容器の内部の清掃・点検のために収納容器から抽斗を取り出したい場合、収納容器に対して抽斗を上方へ数mm〜1cm程度引き上げることによってストッパ部材による係合が解除されるため、収納容器の内部からの抽斗の取り外しが可能となる。
特開平9−119772号公報 特開2002−150428号公報
しかしながら、これらの落下防止機構を備えた従来の抽斗装置は、抽斗を勢いよく開放したとき、開放時の激しい衝撃によってストッパ部材による係合が不意に解除され、使用者の意に反して収納容器から抽斗が脱落することがある。また、抽斗全体の開放時の衝撃をストッパ部材が直接受け止める構造を有するため、抽斗を頻繁に出し入れした場合、長年の使用によりストッパ部材が摩耗することもある。このような摩耗が生じた場合、抽斗を勢いよく開放せずとも、ストッパ部材による係合が解除され、使用者の意に反して収納容器から抽斗が脱落してしまうおそれもある。
このような事情に鑑み、抽斗開放時の激しい衝撃やストッパ部材の摩耗等による収納容器からの抽斗の脱落を確実に防止し得る新たな抽斗脱落防止機構が求められていた。
この発明は、収納容器の前面の開口部から前方に引き出された抽斗の脱落を防止する抽斗脱落防止機構であって、前記収納容器の内側に設けられ前記抽斗を前後方向に摺動可能に支持する支持部材と、前記収納容器の内側および前記抽斗の外側の対応する位置に設けられた一対の係合片からなり前記抽斗の前方への摺動を係合により所定の引き出し位置で制限し、前記抽斗を前記支持部材から所定の高さ以上に引き上げることにより前記係合を解除させる摺動係止部と、前記抽斗の上部に設けられた支持面と、前記支持面の下部に設けられた抽斗脱落防止部材とを備え、前記抽斗脱落防止部材は、前記収納容器の内側側面に向かって伸びる係止用アームと、前記抽斗の前方に向かって伸びる操作用アームとを備え、前記抽斗は、その側面に前記係止用アームを通すための切欠部を有し、前記収納容器は、前記係止用アームの先端に形成された鉤部と係合させるための折り返し部が前記開口部の縁に形成され、前記係止用アームは、前記抽斗が前記引き出し位置にあるとき、前記鉤部が前記折り返し部と係合する構造を有する抽斗脱落防止機構を提供するものである。
この発明によれば、抽斗の上部の支持面に取り付けられた抽斗脱落防止部材の係止用アームが、所定の引き出し位置で収納容器の開口部の縁の折り返し部に係合する構造を有するため、抽斗開放時の激しい衝撃やストッパ部材の摩耗等による収納容器からの抽斗の脱落防止が実現し、安全面が向上する。また、抽斗脱落防止部材の取り付けの際に特殊な加工や微細な調整等が不要であるため、コストや手間がかからず、さらに、従来の落下防止機構を備えた一般的な抽斗装置にも幅広く適用できる。
この発明の第1実施形態に係る抽斗装置を示す斜視図である。 図1のX部の要部拡大図である。 図2の抽斗脱落防止部材の構造を示す説明図である。 ロック状態の抽斗脱落防止部材を示す要部平面図である。 ロック解除状態の抽斗脱落防止部材を示す要部平面図である。 抽斗装置を備えた従来のECRの一例を示す斜視図である。
この発明は、収納容器の前面の開口部から前方に引き出された抽斗の脱落を防止する抽斗脱落防止機構であって、前記収納容器の内側に設けられ前記抽斗を前後方向に摺動可能に支持する支持部材と、前記収納容器の内側および前記抽斗の外側の対応する位置に設けられた一対の係合片からなり前記抽斗の前方への摺動を係合により所定の引き出し位置で制限し、前記抽斗を前記支持部材から所定の高さ以上に引き上げることにより前記係合を解除させる摺動係止部と、前記抽斗の上部に設けられた支持面と、前記支持面の下部に設けられた抽斗脱落防止部材とを備え、前記抽斗脱落防止部材は、前記収納容器の内側側面に向かって伸びる係止用アームと、前記抽斗の前方に向かって伸びる操作用アームとを備え、前記抽斗は、その側面に前記係止用アームを通すための切欠部を有し、前記収納容器は、前記開口部の縁に前記係止用アームの先端に形成された鉤部と係合させるための折り返し部が形成され、前記係止用アームは、前記抽斗が前記引き出し位置にあるとき、前記鉤部が前記折り返し部と係合する構造を有する抽斗脱落防止機構を提供するものである。
「所定の高さ」とは、ストッパ部材による係合を解除するために必要な支持部材(ガイドレール等)に対する抽斗の引き上げ高さであり、一般に、数mm〜1cm程度である。
「脱落」とは、上記係合により収納容器からの抽斗の落下を防止する落下防止機構を備えた抽斗装置において、抽斗開放時の激しい衝撃やストッパ部材の摩耗等により当該係合が不意に解除されて、使用者の意に反して収納容器から抽斗が落下することである。
「支持面」は、抽斗の上部に取り付けられ、抽斗脱落防止部材を支持する面である。キャッシュレジスタの場合、支持面として、例えば、紙幣押さえを固定するためのアングルやブラケット等の支持板を用いてもよい。
「構造」とは、例えば、支持面に取り付けられた抽斗脱落防止部材の係止用アームの長さや鉤部の形状等である。
以下、この発明の抽斗脱落防止機構により収納容器から抽斗を取り外すことができない状態を「ロック状態」、前記ロック状態が解除されて、収納容器から抽斗を取り外すことが可能になった状態を「ロック解除状態」とする。
また、この発明による抽斗脱落防止部材において、前記抽斗脱落防止部材は、前記支持面の下部に所定の支軸のまわりに回転可能に設けられ、前記係止用アームが、前記支軸から前記収納容器の内側側面に向かって伸びるとき、前記操作用アームは、前記支軸から前記抽斗の前方に向かって伸び、前記係止用アームは、前記抽斗が前記引き出し位置にあるとき、前記鉤部が前記折り返し部と係合し、前記折り返し部に向かって前記支軸のまわりに前記操作用アームを回転させたとき、前記鉤部が前記折り返し部から離れて係合が解除される構造を有する請求項1に記載の抽斗脱落防止機構ものであってもよい。
このようにすれば、抽斗脱落防止部材の操作用アームの回転により係止用アームの鉤部と収納容器開口部の折り返し部との係合が解除されるため、抽斗脱落防止機構のロック状態からロック解除状態への切り替えが容易に実現できる。
また、ロック状態およびロック解除状態の切り替えが、操作用アームの簡単なレバー操作で実現されるため、収納容器の内部の点検や清掃等が必要になった場合に、ロック解除のために特別な手間や時間を要することがなく、収納容器からの抽斗の取り外しが直ちにできる。
また、この発明による抽斗脱落防止部材において、前記支持面および前記操作用アームに両端を固定されたスプリングをさらに備え、前記スプリングは、前記操作用アームを前記抽斗の前方に向かわせ、かつ、前記回転を所定の範囲内に制限する付勢力を有し、前記所定の範囲は、前記スプリングの付勢力に抗して前記支軸のまわりに前記折り返し部に向かって前記操作用アームを回転させたとき、前記鉤部が前記折り返し部から離れて係合が解除される回転角を含むものであってもよい。
このようにすれば、スプリングの付勢力により、抽斗脱落防止部材の回転が所定の範囲内に制限されるため、抽斗装置の使用中に抽斗脱落防止部材との接触による誤操作または不意の回転等により抽斗脱落防止部材の配置が使用者の意図しない状態になるのを防止できる。また、当該付勢力により、抽斗は通常ロック状態にあるため、抽斗脱落防止部材が不意に解除されて抽斗が脱落することを防止し得る。
また、この発明は、前記の抽斗脱落防止部材であってもよい。
このようにすれば、収納容器に対して所定の高さだけ抽斗を引き上げることによりストッパ部材との係合を解除する方式のものであれば、抽斗装置の種別を問わず、この発明の抽斗脱落防止部材を取り付けるだけで抽斗の脱落防止を実現できる。また、抽斗脱落防止部材の取り付けの際に特殊な加工や微細な調整等が不要であるため、コストや手間がかからず、従来の落下防止機構を備えた一般的な抽斗装置にも幅広く適用できる。
〔第1実施形態〕
図1〜図5に基づき、この発明の第1実施形態に係る抽斗脱落防止機構について説明する。
以下、収納容器12から抽斗13を引き出す方向を前方、閉じる方向を後方として説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る抽斗装置を示す斜視図である。
抽斗装置10は、収納容器12、収納容器12に引き出し自在に収納された抽斗13、抽斗13の上部に設けられた支持面14、支持面14に設けられた抽斗脱落防止部材15を備える。
第1実施形態において、支持面14として紙幣押さえ16が取り付けられたブラケットを用いた例を示したが、抽斗13にこのようなブラケットがない場合は、抽斗13の上部に支持面14を取り付ける。図1において、抽斗脱落防止部材15は、前方から見て最も右側、収納容器12の内側側面の近くに取り付けられているが、前方から見て抽斗13の左側に抽斗脱落防止部材15を取り付けてもよいし、抽斗13の両側にそれぞれ、2つの左右対称な抽斗脱落防止部材15を取り付けてもよい。
抽斗脱落防止部材15の取り付け位置の詳細については、図4および図5の説明において後述する。なお、収納容器12の内側側面と抽斗脱落防止部材15との間に抽斗13の側面部が存在する場合、図1に示すように、当該側面部を一部カットして抽斗脱落防止部材15の対応する部分に切欠部17を設け、抽斗脱落防止部材15の動作を妨げないようにすることもできる。
次に、図2に基づき、支持面14および抽斗脱落防止部材15の構造について説明する。
図2は、図1のX部の要部拡大図である。
支持面14は、紙幣押さえ16を取り付けるための取り付け部143、支軸用孔141、スプリング固定用孔142、図示しない紙幣押さえ固定用孔および支持面固定用孔を備える。
抽斗脱落防止部材15は、支軸151、支軸151から互いに直交する方向に伸びる操作用アーム153および係止用アーム154、操作用アーム153の中間にスプリング固定用孔152、および係止用アーム154の先端に鉤部155を備える。なお、抽斗脱落防止部材15の構造の詳細については、続く図3の説明にて後述する。
抽斗脱落防止部材15の支持面14への設置について、図2に示すように支持面14の下側から支軸151を支軸用孔141に挿入し、支持面14上に支軸151まわりに水平方向に回転可能に取り付ける。続いて、抽斗脱落防止部材15を支持面14に設置後、スプリング145(図4および図5)の両端をスプリング固定用孔152およびスプリング固定用孔142に固定し、操作用アーム153が抽斗13の前方を向く(すなわち、係止用アーム154が収納容器12の側面部を向く)ように設置する。
なお、支持面14と収納容器12の上面下部との間に十分な領域がある場合は、支持面14の上側に抽斗脱落防止部材15を取り付けてもよい。
次に、図3に基づき、抽斗脱落防止部材15の構造の詳細について説明する。
図3は、図2の抽斗脱落防止部材の構造を示す説明図である。
図3(A)〜(C)はそれぞれ、操作用アーム153が抽斗13の前方に伸びる場合において、抽斗13の前方から見たときの抽斗脱落防止部材15の平面図、右側面図および正面図である。
図3(A)に示すように、抽斗脱落防止部材15は、互いに直交する方向に伸びる2つのアーム、すなわち操作用アーム153および係止用アーム154からなり、正面方向から見て逆L字形の形状を有する。
図3(A)〜(C)に示すように、支軸151は円柱形状の軸であり、支軸151と同程度の直径を有する支軸用孔141に挿入する。挿入後、抽斗脱落防止部材15は、支持面14上において支軸151のまわりに回転し得る。支軸151の支軸用孔141への取り付け方法としては、例えば、支軸151を支軸用孔141に挿入後、支軸151に対応するナットで固定する方法などがあげられる。また、抽斗脱落防止部材15に支軸151を設ける代わりに、支軸用孔141と同程度の直径を有する孔を設け、これらの孔を重ね合わせた後にネジ等を挿入して固定してもよい。
支軸151を構成する材料は、抽斗脱落防止部材15と同じである。
操作用アーム153は、抽斗脱落防止部材15を操作するためのレバーとして用いられる。
図3(A)〜(C)に示すように、操作用アーム153の中間付近には、スプリング145(図4および図5)を固定するためのスプリング固定用孔152が設けられている。
スプリング固定用孔152は、その両端をスプリング固定用孔142および152に固定したとき、操作用アーム153を抽斗13の前方を向くように付勢し、また、抽斗脱落防止部材15の回転範囲を所定の範囲内に制限するものである。
なお、上記目的を達成できるものであれば、スプリング固定用孔152を第1実施形態と異なる箇所に設けてもよい。
係止用アーム154は、その先端部に鉤部155が形成されており、収納容器12から抽斗13を引き出す際に、収納容器12の開口部の縁に設けられた折り曲げ部122(図4および図5)と、鉤部155とを係合させることにより、開放時の衝撃等による抽斗13の必要以上の引き出しを係止するものである。
抽斗脱落防止部材15を構成する材料としては、その強度が少なくとも抽斗13の開放時の衝撃に耐えうる程度であることが好ましく、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、またはアクリロニトリル、ブタジエン、スチレン(ABS)等の合成樹脂や金属等が挙げられる。抽斗脱落防止部材15の加工方法としては、金型による成形等が挙げられる。なお、抽斗脱落防止部材15の寸法の条件については、図4および図5の説明において後述する。
次に、図4および図5に基づき、支持面14への抽斗脱落防止部材15の設置例について説明する。
図4は、ロック状態の抽斗脱落防止部材を示す要部平面図である。
図5は、ロック解除状態の抽斗脱落防止部材を示す要部平面図である。
図4に示すように、ロック状態においては、スプリング145の付勢力により、抽斗脱落防止部材15は、操作用アーム153が抽斗13の前方を向くように、すなわち、係止用アーム154が収納容器側面部121に向かって伸びるように支持面14に配置される。
この状態で収納容器12から抽斗13を引き出すと、図4のY部において、係止用アーム154の先端に形成された鉤部155が収納容器12の開口部の縁に形成された折り曲げ部122と係合し、収納容器12に抽斗13が係止されるため、収納容器12からの抽斗13の脱落を防止できる(ロック状態)。
一方、図5に示すように、抽斗脱落防止部材15のロックを解除するときは、スプリング145の付勢力に抗して操作用アーム153を反時計回りに回転させる。このとき、Y部から鉤部155が離れて折り曲げ部122と係合が解除され、収納容器12に抽斗13が係止されなくなるため、収納容器12からの抽斗13の取り外しが可能となる(ロック解除状態)。
このように、簡単な回転操作により、抽斗13のロックおよびその解除が手軽に実現できる。
10:抽斗装置
12:収納容器
13:抽斗
14:支持面
15:抽斗脱落防止部材
16:紙幣押さえ
17:切欠部
121:収納容器側面部
122:折り曲げ部
141:支軸用孔
142,152:スプリング固定用孔
143:取り付け部
145:スプリング
151:支軸
153:操作用アーム
154:係止用アーム
155:鉤部

Claims (4)

  1. 収納容器の前面の開口部から前方に引き出された抽斗の脱落を防止する抽斗脱落防止機構であって、
    前記収納容器の内側に設けられ前記抽斗を前後方向に摺動可能に支持する支持部材と、
    前記収納容器の内側および前記抽斗の外側の対応する位置に設けられた一対の係合片からなり前記抽斗の前方への摺動を係合により所定の引き出し位置で制限し、前記抽斗を前記支持部材から所定の高さ以上に引き上げることにより前記係合を解除させる摺動係止部と、
    前記抽斗の上部に設けられた支持面と、前記支持面の下部に設けられた抽斗脱落防止部材とを備え、
    前記抽斗脱落防止部材は、前記収納容器の内側側面に向かって伸びる係止用アームと、前記抽斗の前方に向かって伸びる操作用アームとを備え、
    前記抽斗は、その側面に前記係止用アームを通すための切欠部を有し、
    前記収納容器は、前記開口部の縁に前記係止用アームの先端に形成された鉤部と係合させるための折り返し部が形成され、
    前記係止用アームは、前記抽斗が前記引き出し位置にあるとき、前記鉤部が前記折り返し部と係合する構造を有する抽斗脱落防止機構。
  2. 前記抽斗脱落防止部材は、前記支持面の下部に所定の支軸のまわりに回転可能に設けられ、
    前記係止用アームが、前記支軸から前記収納容器の内側側面に向かって伸びるとき、前記操作用アームは、前記支軸から前記抽斗の前方に向かって伸び、
    前記係止用アームは、前記抽斗が前記引き出し位置にあるとき、前記鉤部が前記折り返し部と係合し、前記折り返し部に向かって前記支軸のまわりに前記操作用アームを回転させたとき、前記鉤部が前記折り返し部から離れて係合が解除される構造を有する請求項1に記載の抽斗脱落防止機構。
  3. 前記支持面および前記操作用アームに両端を固定されたスプリングをさらに備え、
    前記スプリングは、前記操作用アームを前記抽斗の前方に向かわせ、かつ、前記回転を所定の範囲内に制限する付勢力を有し、
    前記所定の範囲は、前記スプリングの付勢力に抗して前記支軸のまわりに前記折り返し部に向かって前記操作用アームを回転させたとき、前記鉤部が前記折り返し部から離れて係合が解除される回転角を含む請求項2に記載の抽斗脱落防止機構。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の抽斗脱落防止部材。
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