JP4998335B2 - 定着ユニット及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体上に形成された未定着トナー像を加熱加圧することにより定着する着脱自在の定着ユニットの改良及びこれを備えた画像形成装置に関する。
特開2004−340997号公報 特開2005−37672号公報
従来、電子写真方式などを利用した複写機やプリンタ等の画像形成装置では、加熱部材と加圧部材とから構成される一対の定着部材の間に記録媒体を挿通し、当該記録媒体上に転写された未定着トナー像を加熱加圧することにより永久画像とする定着装置が広く用いられている。
かかる定着装置においては、その構造をユニット化して筐体に対して着脱自在に構成すると共に、ユニット着脱時の操作性の向上を図った定着ユニットが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
ここで、特許文献1には、画像形成装置本体に設けた位置決めピンに取付けられたフック部材を着脱操作することにより、定着ユニットの着脱を可能とする定着ユニットが開示されている。
また、特許文献2には、弾性変形可能なレバー部材を操作することにより、定着ユニットの画像形成装置への装着を可能とする固定位置と定着ユニットの画像形成装置からの取り外しを可能とするハンドリング位置との切り替えを可能とする定着ユニットが開示されている。
本発明の目的とするところは、簡易な構成で着脱時における操作性を向上させると共に、特に、装着時における接続信頼性の向上を図った定着ユニット及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の定着ユニットは、記録用紙に形成されたトナー像を加熱加圧することにより定着させる一対の定着部材を有し、筐体に対して着脱自在に形成された定着ユニットであって、前記定着ユニットを単一方向に移動させることのみにより、筐体に対する定着ユニットの着脱を可能とすると共に、装着状態において、前記定着ユニットに対して装着方向に押圧力を付与する着脱ガイド手段を備えていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の定着ユニットは、請求項1に記載の構成において、前記定着ユニットは、筐体に対して水平方向に着脱を行うと共に、前記着脱ガイド手段は、前記定着ユニットの長手方向両端部に設けられ、下向きに回転するように付勢された揺動部材と、前記揺動部材に対応して、前記定着ユニットの装着方向と略直交するように前記筐体側に突設されたロール状の係止部材とを備え、前記揺動部材には、定着ユニットを装着方向に移動させる際に、前記係止部材との接触によって付勢方向と逆方向に前記揺動部材を回転させるように導くガイド面と、このガイド面のユニット装着方向上流側に設けられ、前記係止部材を係止する係止面とが形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の定着ユニットは、請求項2に記載の構成において、前記揺動部材のガイド面は、前記係止部材との接触点における法線が、常に前記揺動部材の回転支点の鉛直上方を通過するような形状に形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の定着ユニットは、請求項2又は3に記載の構成において、前記揺動部材の係止面は、前記係止部材との接触点における法線が、常に前記揺動部材の回転支点の鉛直下方を通過すると共に、前記係止部材の移動が停止した係止状態において、前記接触点における法線が水平成分を含むようにその形状が設定されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の定着ユニットは、請求項2ないし4のいずれかに記載の構成において、前記揺動部材の回転中心は、前記係止部材の取付位置よりも高い位置に設定されていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の定着ユニットは、請求項2ないし5のいずれかに記載の構成において、前記係止部材は、固定軸回りに回転自在に形成されていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の定着ユニットは、請求項1ないし6のいずれかに記載の構成において、前記定着部材を回転駆動する筐体側に設けられた駆動歯車と、該駆動歯車の回転に従動する定着ユニット側に設けられた従動歯車と、定着ユニットの少なくとも長手方向の位置決めを行う定着ユニット側に設けられた位置決めピンとをさらに備え、前記駆動歯車と従動歯車とからなる歯車対の作用線を境界とした前記位置決めピンの存在領域及び前記従動歯車の回転方向に応じて決定される所定の位置に、前記駆動歯車による駆動の際の定着ユニットの位置変動を規制する規制部材が設けられていることを特徴とするものである。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項1ないし7のいずれかに記載の定着ユニットと、所望の画像を記録用紙に形成する画像形成手段とを備えることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、単一方向に移動させることのみにより着脱を可能とする着脱ガイド手段により、定着ユニットの着脱時における作業性・操作性を大幅に向上させると共に、常に装着方向に押圧力が付与されることにより、特に、定着ユニットの装着時における接続信頼性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、特に、装着時の接続信頼性が問題となる水平方向に着脱を行う定着ユニットにおいて、着脱操作の際の摩擦力の低減を図りつつ水平方向への移動のみで着脱を可能とすると共に、常に装着方向に押圧力を付与する着脱ガイド手段を簡易な構成で実現することができる。
請求項3に記載の発明によれば、係止部材との接触の際に、揺動部材をその付勢方向と逆方向に安定して駆動するガイド面を容易に実現することができる。
請求項4に記載の発明によれば、安定した引き込みを可能とすると共に、装着状態において、定着ユニットに対して装着方向への十分な押圧力を付与することができる。
請求項5に記載の発明によれば、定着ユニットを装着する際の係止部材の安定した引き込み及び装着状態における定着ユニットに対する装着方向への十分な押圧力の付与を可能とする着脱ガイド手段をよりコンパクトな構成で実現することができる。
請求項6に記載の発明によれば、揺動部材と係止部材との接触時における摩擦を低減して、定着ユニットの円滑な装着に寄与することができる。
請求項7に記載の発明によれば、一般に高い定着圧を得るために大きな駆動トルクを要する定着ユニットにおいて、回転駆動の際の位置変動を抑制することにより、定着ユニットの安定した位置決めによる歯車対の噛合い精度の向上に寄与することができる。
請求項8に記載の発明によれば、上記いずれかの定着ユニットを画像形成装置に好適に適用することができる。
以下に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明が適用可能な画像形成装置の一実施形態の概略構成について、図1を参照して説明する。ここで、図1は本発明が適用可能なタンデム型カラー画像形成装置の概略構成図である。
本実施の形態に係る画像形成装置100では、例えば、画像読取装置102より読み取られたカラー原稿のカラー画像情報、図示しないパーソナルコンピュータや画像データ入力装置等から送られてくるカラー画像情報等が入力され、入力された画像情報に対して画像処理が行われるようになっている。
図1において、1Y,1M,1C,1Kは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナー画像を形成する画像形成ユニットであり、複数の張架ロールにより張架された無端状の中間転写ベルト9の進行方向に沿って1Y,1M,1C,1Kの順で直列に配設されている。また、中間転写ベルト9は、これらの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kで順次形成された各色のトナー像が、互いに重ね合わされた状態で転写される中間転写体であり、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kに対応する静電潜像保持体である感光ドラム2Y,2M,2C,2Kのそれぞれに対向して配設される一次転写ロール6Y,6M,6C,6Kとの間に挿し込まれ、矢印方向に循環移動可能に形成されている。そして、中間転写ベルト9上に多重に転写された各色のトナー像は、給紙カセット17等から給紙された記録媒体としての記録用紙18上に一括して転写された後、ユニット構造の定着装置(以下、定着ユニットと称する)15によって記録用紙18上に定着され、カラー画像が形成された記録用紙18が外部に排出されるようになっている。
ここで、画像読取装置102は、プラテンガラス上に載置された原稿を不図示の光源によって照明し、原稿からの反射光像を、走査光学系を介してCCDセンサ等からなる画像読取素子によって所定の解像度で読み取るように構成されている。
また、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、同様に構成されており、大別して、矢印方向に沿って所定の回転速度で回転する感光ドラム2Y,2M,2C,2Kと、この感光ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面を一様に帯電する帯電ロール3Y,3M,3C,3Kと、当該感光ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面に各色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する露光装置4Y,4M,4C,4Kと、感光ドラム2Y,2M,2C,2K上に形成された静電潜像を現像する現像装置5Y,5M,5C,5Kと、現像装置5Y,5M,5C,5Kに所定の色のトナーを供給する着脱自在のトナーカートリッジ10Y,10M,10C,10Kと、ドラムクリーニング装置7Y,7M,7C,7K等とから構成されている。
さらに、本実施の形態において、感光ドラム2Y,2M,2C,2Kは、矢印方向に回転する金属製ドラムの表面に有機系感光材料、アモルファスセレン系感光材料、アモルファスシリコン系感光材料等からなる感光体層が形成されており、帯電ロール3Y,3M,3C,3Kは、この感光ドラム2Y,2M,2C,2Kの表面と接触し、該感光体層を所定の電位に帯電するように構成されている。
このように構成した画像形成装置における画像形成工程について、イエロートナー画像を形成する画像形成ユニット1Yを代表例として説明する。
まず、感光ドラム2Yは、帯電ロール3Yにより、その表面が一様に帯電される。次に、例えば、画像読取装置102によって読み取られた画像情報に基づき、露光装置4Yから出力されるレーザービームによりイエロー画像に対応する走査露光がなされ、感光ドラム2Yの表面にはイエロー画像に対応する静電潜像が形成される。
このイエロー画像に対応する静電潜像は現像装置5Yによってイエロートナー像となり、一次転写手段の一部を構成する一次転写ロール6Yの圧接力及び静電吸引力によって中間転写ベルト9上に一次転写される。一次転写後の感光ドラム2Y上に残留したイエロートナーは、ドラムクリーニング装置7Yによって掻き取られる。その後、感光ドラム2Yの表面は除電装置8Yによって除電された後、次の画像形成サイクルのために帯電ロール3Yにより再び帯電される。
多色のカラー画像形成を行う本画像形成装置100では、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの相対的な位置の違いを考慮したタイミングで、上記と同様の画像形成工程が画像形成ユニット1M,1C,1Kにおいても行われ、中間転写ベルト9上にフルカラートナー像が重ね合わされた状態で形成される。この中間転写ベルト9としては、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によって接続することにより、無端ベルト状に形成したものを用いることができる。
中間転写ベルト9上に一次転写されたフルカラートナー像は、所定のタイミングで二次転写位置へと搬送される記録用紙18上に、中間転写ベルト9を支持するバックアップロール13と、このバックアップロール13に所定のタイミングで圧接する二次転写ロール12との圧接力及び静電吸引力によって二次転写される。なお、記録用紙18上に二次転写できなかった中間転写ベルト9上の残トナーは、そのまま中間転写ベルト9上に付着した状態でベルトクリーニング装置14まで搬送され、このベルトクリーニング装置14により中間転写ベルト9上から除去されて次の画像形成に備える。
一方、記録媒体の一例である記録用紙18は、画像形成装置100内の下部に配置された給紙カセット17から、所定のサイズのものが給紙ロール17aによって給紙される。給紙された記録用紙18は、複数の搬送ロール19及びレジストロール20によって、所定のタイミングで中間転写ベルト9の二次転写位置まで搬送される。そして、記録用紙18には、上述したように、二次転写手段としてのバックアップロール13と二次転写ロール12とによって、中間転写ベルト9上からフルカラートナー像が一括して転写される。
また、中間転写ベルト9上からフルカラートナー像が二次転写された記録用紙18は、中間転写ベルト9から分離された後、二次転写手段の下流側に配設された定着ユニット15へと搬送され、この定着ユニット15によって熱及び圧力でトナー像が記録用紙18上に定着されるようになっている。定着後の記録用紙18は、排出ロール23を介して排出トレイ24上に排出される。
なお、本実施の形態において、定着ユニット15は、画像形成装置100本体に対して着脱自在に形成されたユニット構造を有しており、その内部に定着部材である一対の加熱ローラ151と、この加熱ローラ151に圧接する加圧ローラ153とを備えている。
加熱ローラ151は、その表面に低摩擦係数の離型層(膜厚30μmのPFAからなるチューブ)を設けた中空の芯金(肉厚0.5mm〜1.5mmの鉄またはアルミ素管)からなり、その内部に不図示のヒーターが配置されており、所定の温度に加熱されるようになっている。
加圧ローラ153は、上記加熱ローラ151との間で、記録用紙18を圧接するものであり、ステンレス又は鉄製の芯金に耐熱性の弾性体層(シリコーンスポンジ、アスカーC硬度40°)を備え、さらに表層に低摩擦係数の離型層(膜厚30μmのPFAからなるチューブ)が設けられている。
そして、定着ユニット15に対応する画像形成装置100本体の筐体部分には、開閉自在のカバー(蓋部)Caが設けられており、このカバーCaを開閉することにより、定着ユニット15の交換や用紙ジャム時の紙詰まり処理等が行えるようになっている。なお、本発明が適用可能な画像形成装置は、上述のような構成に限定されるものではなく、開閉カバーを有して着脱可能な定着ユニットを備えた、例えばプリンタ等にも当然に適用可能である。
次に、本発明に係る定着ユニット15の着脱構造について、図2〜図5を参照してさらに説明する。ここで、図2は、本実施の形態に係る定着ユニット15の着脱構造を説明するための斜視図であり、(a)は定着ユニット15を装着した状態を示す斜視図、(b)は定着ユニット15を取り外した状態を示す斜視図である。また、図3は定着ユニット15が取り付けられる筐体100側の構成を拡大して示す斜視図、図4は定着ユニット15の外観を示す斜視図、図5は定着ユニット15の駆動機構を示す模式図である。
図2(a),(b)に示すように、本実施の形態に係る定着ユニット15は、画像形成装置100に対して水平方向に着脱可能に構成されており、図3に拡大して示すように、装置筐体100には、定着ユニット15の背面(装着方向前面)と対向するように立設された位置決め板101と、位置決め板101の左右両端部に形成された側板103,103と、定着ユニット15が載置され水平方向のスライド操作をガイドする平面略コ字状の下部ガイド板105とが形成されており、左右の側板103,103のそれぞれには、下部ガイド板105の端部と対向するように配設された略L字状の上部ガイド部材107,107が設けられている。そして、これらの位置決め板101、側板103、下部ガイド板105、上部ガイド部材107とで形成される空間に定着ユニット15が収容されるようになっている。
本実施の形態において、位置決め板101の長手方向一端部(本例では、図中、左端部)には、コネクタ(定着ユニット15内のヒーターに電力を供給すると共に定着ユニット15内の各種センサと信号の授受を行うためのコネクタ)100Cがユニット装着方向に突設されていると共に、定着ユニット15の端部に設けられた後述する位置決めピン155aに対応する位置(本例では、長手方向の2箇所)に、当該位置決めピン155aが挿入される貫通孔101aが形成されている。
また、左右の側板103,103の上部ガイド部材107,107の下方には、係止部材であるロール状の係止ピン110,110が定着ユニット15の長手方向(定着ユニット15の装着方向と略直交する方向)に突出するように設けられている。また、本実施の形態において、係止ピン110,110のそれぞれは、その表面が回転軸110S回りに回転自在となるように形成されている。
一方、定着ユニット15は、図4に最も良く示されるように、その軸方向(長手方向)両端部に、回転軸161を中心に揺動自在に形成された揺動部材163が配設されている。また、本実施の形態において、定着ユニット15の軸方向一端部には、コネクタ100Cと対応する位置に、凹状に形成された不図示の接続部が形成されており、定着ユニット15を水平方向に挿入した際に、コネクタ100Cと上記接続部が接続(嵌合)されるようになっている。さらに、定着ユニット15の装着方向(挿入方向)前面には、筐体100側に設けられた位置決め板101と対向する位置決め面155が形成されており、この位置決め面155には、定着ユニット15の長手方向の位置決めを可能とする位置決めピン155aが筐体側の貫通孔101a,101aに対応する位置に突設されている。
また、定着ユニット15は、図5に模式的に示すように、筐体100側に設けられた不図示のモータにより所定の方向に回転(本例では、時計回り方向)する駆動歯車Gaにより駆動されるようになっている。具体的には、定着ユニット15が装着された状態で、駆動歯車Gaと歯合する従動歯車Gbにより加熱ローラ151が回転駆動され、この加熱ローラ151に圧接する加圧ローラ153が加熱ローラ151の回転に従動するようになっている。本実施の形態において、従動歯車Gbは、反時計回り方向に回転し、位置決めピン155aは、一対の駆動歯車Ga、従動歯車Gbの作用線(従動歯車Gbの受ける噛み合い力の方向であり、歯車対Ga,Gbのなす圧力角の方向)Lpよりも、従動歯車Gb側の領域に配置されているので、定着ユニット15には、位置決めピン155aと貫通孔101aとの接点位置を回転の中心として、駆動の際に従動歯車Gbの回転方向(本例では、反時計回り方向)と同方向の回転モーメントが作用することとなる。そこで、本実施の形態では、定着ユニット15の下面に位置精度を確保するための剛性部材である規制部材150sを設けて、上述のような駆動歯車Gaによる回転駆動の際の定着ユニット15の位置変動を抑制して定着ユニット15の安定した位置決めを可能とすると共に、歯車対Ga,Gbの噛合い精度の向上を実現している。なお、位置決めピン155aを作用線Lpよりも駆動歯車Ga側の領域に配置する場合には、駆動の際に本例とは逆方向(時計回り方向)に定着ユニット15に回転モーメントが作用することとなるので、例えば、定着ユニット15の上面に筐体側の上部ガイド部材107と当接するような規制部材を取り付けることにより、同様に、定着ユニット15の安定した位置決めによる歯車対Ga,Gbの噛合い精度の向上を実現することができる。
次に、本実施の形態に係る着脱ガイド手段160の詳細な構成について、図6を参照してさらに説明する。ここで、図6は、本実施の形態に係る着脱ガイド手段160の構成を説明するための模式的側面図である。
図6に示すように、本実施の形態に係る着脱ガイド手段160は、定着ユニット15側の軸方向両端部に設けられた揺動部材163,163と、この揺動部材163,163と対応するように装置筐体100側に設けられた係止ピン110,110とを備えている。定着ユニット15側の着脱ガイド手段160を構成する揺動部材163は、筐体100側に設けられた係止ピン110の取付位置(高さ)よりも高い位置に設定された回転支点161に取り付けられた鍵型の基部163Bと、この基部163Bの先端側に設けられた略扇形状のガイド部163Gとを備え、基部163Bのガイド部163G側の先端には、係止ピン110が引き込まれるラッチ部163Lが形成されている。本実施の形態において、揺動部材163は、回転支点161に取付けられた不図示のコイルバネにより、その装着方向の先端側が下向き(本例では、図中、時計回り方向)に回転するように付勢されている。なお、符号162は、揺動部材163の回転を所定の範囲に規制するストッパである。
また、ガイド部163Gには円弧状のガイド面163Gaが形成されており、かかるガイド面163Gaは、定着ユニット15が水平方向に押し込まれて当該ガイド面163Gaが係止ピン110と接触した際に、揺動部材163に対して付勢方向と逆方向(本例では、図中、反時計回り方向)の回転モーメントを付与するような形状となっている。具体的には、ガイド面163Gaと係止ピン110とが接触した際には、略法線L0方向に接触圧力が発生するが、この接触圧力の法線L0が常に回転支点161の鉛直上方を通過するような形状となっている。
また、揺動部材163の基部163Bに形成されたラッチ部163Lは、定着ユニット15の装着方向に沿って、ガイド面163Gaの上流側に当該ガイド面163Gaと連続的に形成されており、係止ピン110を引き込んだ際に、係止ピン110と接触して当該係止ピン110を係止する係止面163Lsと、この係止面163Lsの上部にて略直交する壁面163Lwとを有している。なお、本実施の形態において、壁面163Lwは、ラッチ部163Lに係止ピン110を引き込んだ際に、当該係止ピン110と接触することがなく、単に、係止ピン110を収容する空間を形成するためのものであるため、係止面163Ls以外のラッチ部163Lの形状は、強度等を勘案して適宜任意に設定することができる。
一方、係止面163Lsの形状は、係止ピン110と係止面163Lsとの接触点における法線L1が、定着ユニット15が移動する際に、常に回転支点161の鉛直下方を通過すると共に、定着ユニット15の移動が停止して係止ピン110が係止面163Ls上の所定の位置に停止した係止状態において、上記接触点における法線L1が略水平方向(接線が略鉛直方向)となるようにその形状(傾き)が設定されている。
なお、上記係止状態において、定着ユニット15は、装着方向(挿入方向)前面に設けられた位置決め面155が筐体100側の位置決め板101と接触しており、これにより定着ユニット15の挿入方向での位置決めがなされている。すなわち、揺動部材163と係止ピン110とは、定着ユニット15の位置決め面155が筐体100の位置決め板101と接触した際に、係止ピン110が揺動部材163の壁面163Lwに到達(接触)せずに、係止面163Ls上に存在するように、これらの配置関係や大きさが設定されている。なお、定着ユニット15の幅方向(長手方向)の位置決めは、装着方向前面に突設された位置決めピン155a,155aが、筐体100側の貫通孔101a,101aに挿入されることによりなされる。
次に、このように構成した着脱ガイド手段160の動作について図7及び図8を参照してさらに説明する。ここで、図7は、着脱ガイド手段160の動作を説明するための模式図であり、図8は、揺動部材163の係止面163Lsの形状を説明するための模式図である。
まず、定着ユニット15を装着する際には、当該定着ユニット15を筐体100の下部ガイド板105上に載置し、その前面部に突設された位置決めピン155aを、筐体100側に設けられた貫通穴101aに挿し込むように水平方向に押し込む。すると、図7(a)に示すように、揺動部材163のガイド部163Gに形成されたガイド面163Gaが、係止ピン110と接触し、これにより、図7(b)に示すように、揺動部材163がコイルバネによる付勢方向と逆方向の上向き(本例では、反時計回り方向)に回転しつつ、係止ピン110が揺動部材163のガイド面163Gaに接触しながら当該ガイド面163Gaの装着方向上流側の端部まで水平に移動する。なお、本実施の形態では、係止ピン110を回転自在に形成することにより、揺動部材163と接触する際の接触抵抗を低減し、揺動部材163の所定の方向(本例では、反時計回り方向)への円滑な駆動を可能としている。
さらに、定着ユニット15を装着方向に押し込むと、図7(c)に示すように、係止ピン110が揺動部材163のガイド面163Gaを乗り越えた時点で、揺動部材163がコイルバネの弾性力により下向き(時計回り方向)に逆転し、係止ピン110をラッチ部163Lに引き込み、係止ピン110がラッチ部163Lに形成された係止面163Lsにて係止されて停止する(図7(d)参照)。すなわち、図7(c)に示す状態まで、定着ユニット15を装着方向に押し込むことにより、後は、係止ピン110がラッチ部163Lに引き込まれて定着ユニット15の簡易な装着が可能となる。なお、定着ユニット15を取り外す際には、上述した動作と逆に、定着ユニット15を水平方向に引き抜くことにより、揺動部材163が逆方向に回転して、係止ピン110と係止面163Lsとの係合が解除され、定着ユニット15を装置筐体100から容易に取り外すことができる。
ここで、係止ピン110が係止面163Lsと接触して移動する際には、図8(a)に示すように、接触点における法線L1が常に、回転支点161の鉛直下方を通過するように、係止面163Lsの形状(傾き)が設定されているので、安定して係止ピン110をラッチ部163Lに引き込むことができる。
また、係止ピン110が係止面163Ls上の所定の位置に係止された係止状態において、係止ピン110と係止面163Lsとの接触点での法線L1が略水平となるように係止面163Lsの形状(傾き)が設定(本例では、直線形状である係止面163Lsが、係止状態において略鉛直となるように設定)されているので、法線L1の方向に沿って発生する接触圧Fの水平成分(定着ユニット15を装着方向に押圧する成分)Fxを極大化することができ、コネクタ100Cの接続状態及び定着ユニット15の装着状態をより安定して維持することができる。
なお、上述のように、法線L1を回転支点161の鉛直下方を通過するように係止面163Lsの形状を設定することにより、係止ピン110の安定した引き込みが可能となるが、係止ピン110の取付位置(高さ)を揺動部材163の回転支点161よりも高い位置に設定した場合、例えば図8(b)に例示するように、法線L1を回転支点161の鉛直下方で通過させるためには、揺動部材163の係止面163Lsの角度をより水平に近く設定する必要があり、この場合接触圧Fの水平方向の成分Fxが小さくなりユニットを引き込む力が弱くなってしまう。また、図8(b)のように係止位置を回転支点161の上に配置し且つ図8(a)と同様の角度で法線L1を回転支点161の下を通過させて十分な引き込み力を得るためには、図示は省略するが、回転支点161と係止面163Lsとの距離を大きく設定する必要があり、定着ユニット15が大型化してしまう。そこで、本実施の形態のように、揺動部材163の回転支点161の高さを係止ピン110の取付位置(高さ)よりも高く設定することにより、係止ピン110の安定した引き込み及び定着ユニット15に対する装着方向への十分な押圧力の付与が、よりコンパクトな構成で可能となる。
以上のように、本実施の形態に係る着脱ガイド手段160によれば、定着ユニット15を単一方向(本例では、水平方向)に移動させることのみにより、コネクタ100Cとの着脱を含んだ定着ユニット15の着脱が可能となり、作業性・操作性の大幅な向上に寄与することができる。また、揺動部材163を下向きに付勢して係止ピン110と接触するように構成することにより、定着ユニット15が浮く方向に係止ピン110からの反力が上方向に働き、ユニットの自重を相殺することができるので、揺動部材163を逆向き(上向き)に付勢した構成に比し、定着ユニット15を着脱する際の摩擦力の低減が図られて、着脱時の作業性・操作性の一層の向上に寄与することができる。併せて係止ピン110が揺動部材163の係止面163Ls上に係止されることにより、装着状態において、定着ユニット15には、装置筐体100側に向かう方向(定着ユニット15を装置筐体100に装着する方向)の押圧力が付与されることとなり、コネクタ100Cの安定した接続及び定着ユニット15の安定した位置決め及び装着が可能となり、接続信頼性の向上に寄与することができる。
なお、本発明は、上述のような水平方向に着脱を行う定着ユニットに限定されるものではなく、例えば垂直方向に着脱を行う定着ユニットにも当然に適用可能である。しかしながら、コネクタとの接続や着脱の際の摩擦力が問題となる水平方向に着脱を行う定着ユニットにより好適に適用することができる。
また、上述の実施の形態では、揺動部材163を定着ユニット15側に設け、係止ピン110を装置筐体100側に設けたが、同様な機能を有する揺動部材163を装置筐体100側に設け、対応する係止ピン110を定着ユニット15側に設けてもよい。
本発明に係る画像形成装置の一実施の形態を示す概略構成図である。 本発明に係る定着ユニット15の着脱構造を説明するための斜視図であり、(a)は定着ユニット15を装着した状態を示す斜視図であり、(b)は定着ユニット15を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明に係る定着ユニットが取り付けられる筐体側の構成を拡大して示す斜視図である。 本発明に係る定着ユニットの外観を示す斜視図である。 本発明に係る定着ユニットの駆動機構を説明するための模式的側面図である。 本発明に係る着脱ガイド手段の構成を説明するための模式的側面図である。 本発明に係る着脱ガイド手段の動作を説明するための模式図である。 揺動部材の係止面の形状及び揺動部材の回転支点と係止ピンの取付高さとの関係を説明するための模式図である。
符号の説明
1Y,1M,1C,1K:画像形成ユニット、2Y,2M,2C,2K:感光ドラム、3Y,3M,3C,3K:帯電ロール、4Y,4M,4C,4K:露光装置、5Y,5M,5C,5K:現像装置、6Y,6M,6C,6K:一次転写ロール、7Y,7M,7C,7K:ドラムクリーニング装置、8Y,8M,8C,8K:除電装置、9:中間転写ベルト、10Y,10M,10C,10K:トナーカートリッジ、12:二次転写ロール、13:バックアップロール、14:ベルトクリーニング装置、15:定着ユニット、17:給紙カセット、18:記録用紙、20:レジストロール、24:排出トレイ、100:画像形成装置、100C:コネクタ、101:位置決め板、101a:貫通孔、103:側板、105:下部ガイド板、107:上部ガイド部材、110:係止ピン、110S:回転軸、150s:規制部材、151:加熱ローラ、153:加圧ローラ、155:位置決め面、155a:位置決めピン、160:着脱ガイド手段、161:回転支点、162:ストッパ、163:揺動部材、163G:ガイド部、163Ga:ガイド面、163L:ラッチ部、163Ls:係止面、163Lw:壁面、Ca:カバー、F:接触圧、Fx:水平方向成分、Ga:駆動歯車、Gb:従動歯車、L0,L1:法線、Lp:作用線

Claims (8)

  1. 記録用紙に形成されたトナー像を加熱加圧することにより定着させる一対の定着部材を有し、筐体に対して着脱自在に形成された定着ユニットであって、
    前記定着ユニットを単一方向に移動させることのみにより、筐体に対する定着ユニットの着脱を可能とすると共に、装着状態において、前記定着ユニットに対して装着方向に押圧力を付与する着脱ガイド手段を備え
    前記定着ユニットは、筐体に対して水平方向に着脱を行うと共に、前記着脱ガイド手段は、下向きに回転するように付勢された揺動部材と、前記揺動部材に対応して、前記定着ユニットの装着方向と略直交するように前記筐体側に突設され、前記揺動部材と接触する面が円弧状に形成された係止部材とを備え、
    前記揺動部材には、定着ユニットを装着方向に移動させる際に、前記係止部材との接触によって付勢方向と逆方向に前記揺動部材を回転させるように導く円弧状のガイド面と、このガイド面のユニット装着方向上流側に設けられ、前記係止部材を係止する係止面とが形成されており、さらに、
    前記定着ユニットの装着状態において、前記係止部材と前記揺動部材の係止面とが接触する一方、前記定着ユニットを引き抜く際には、前記揺動部材の前記係止部材との接触部が係止面からガイド面に移行すると共に、当該ガイド面では、前記係止部材から離間するように前記揺動部材が係止部材を押圧することを特徴とする定着ユニット。
  2. 前記係止部材は、ロール状であることを特徴とする請求項1に記載の定着ユニット。
  3. 前記揺動部材のガイド面は、前記係止部材との接触点における法線が、常に前記揺動部材の回転支点の鉛直上方を通過するような形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着ユニット。
  4. 前記揺動部材の係止面は、前記係止部材との接触点における法線が、常に前記揺動部材の回転支点の鉛直下方を通過すると共に、前記係止部材の移動が停止した係止状態において、前記接触点における法線が水平成分を含むようにその形状が設定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の定着ユニット。
  5. 前記揺動部材の回転中心は、前記係止部材の取付位置よりも高い位置に設定されていることを特徴とする請求項ないし4のいずれかに記載の定着ユニット。
  6. 前記係止部材は、固定軸回りに回転自在に形成されていることを特徴とする請求項ないし5のいずれかに記載の定着ユニット。
  7. 前記定着部材を回転駆動する筐体側に設けられた駆動歯車と、該駆動歯車の回転に従動する定着ユニット側に設けられた従動歯車と、定着ユニットの少なくとも長手方向の位置決めを行う定着ユニット側に設けられた位置決めピンとをさらに備え、前記駆動歯車と従動歯車とからなる歯車対の作用線を境界とした前記位置決めピンの存在領域及び前記従動歯車の回転方向に応じて決定される所定の位置に、前記駆動歯車による駆動の際の定着ユニットの位置変動を規制する規制部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の定着ユニット。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の定着ユニットと、所望の画像を記録用紙に形成する画像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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