JP4994583B2 - 移動装置及び投射装置 - Google Patents

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Description

光源からの照射光を用いて、液晶パネルなどの表示装置上に表示された表示画像を投射光学系を介して投射面上に拡大投射する投射装置に係り、特に、投射光学系を移動させる移動装置に関する。
近年、プロジェクタなどの投射装置は、高機能化のみならず小型化の要請が高まっている。投射装置は、従来から超高圧水銀ランプなどの高輝度光源を用いて、複眼レンズ、ミラー及び偏光板などの照明光学系を介して液晶パネルを照明し、液晶パネルに表示された画像または映像を投射光学系を介してスクリーンに拡大投射する液晶プロジェクタが知られており、その投射光学系の投射画像が液晶パネルの中心に対して上方向へ投射するように固定され、投射装置よりも上へ投射するような構成となっている。投射装置は、一般に、台上に設置し、係る台上よりも上方にあるスクリーン上に画像を投射させて使用される。この場合、投射方向が上向きとなるように投射装置本体を傾斜させると、液晶パネルの表示面がスクリーンに対して傾いてしまい、スクリーン上に投射される画像が台形に歪んでしまう。
そこで、投射光学系を液晶パネルに対して上下方向(鉛直方向)に平行移動させ、投射画像を歪ませることなく、投射方向を鉛直方向に変える移動装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照のこと)。また、投射装置本体の上面に設けられた回転ノブを操作して、投射レンズを鉛直方向に移動させ、投射方向を鉛直方向に変える移動装置も提案されている。さらに、液晶パネルを90度回転させて配置することで、投射画像が左右方向に移動可能な移動装置も提案されている(例えば、特許文献2を参照のこと)。さらに、投射光学系の鏡筒部に設けられた靴べら状のレバーを手で握りロック解除して、その状態で投射光学系を液晶パネルの表示面に平行な平面上で手動により移動させる移動装置も提案されている(例えば、特許文献3を参照のこと)。
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の移動装置は、投射光学系を鉛直方向の一方向のみに移動させるものであり、投射画像を左右方向(水平方向)に移動させる場合は、投射画像に台形歪が発生しないようにプロジェクタ本体を平行移動させなくてはならず、操作性の面で問題があった。また、特許文献3に記載の移動装置は、投射光学系を鉛直方向と水平方向の2方向に移動可能ではあるが、投射画像を移動させる際、ユーザはプロジェクタ前方に配置された投射光学系の鏡筒まで手を伸ばさなければならず、操作性の面で問題があった。
そこで、最近では、上下・左右共シフト可能かつ操作性のよい3枚プレート構成による移動装置や、2枚プレートによる構成の移動装置などが提案されている。
特開平5−27324号公報 特開平10−171044号公報 特開2002−365725号公報
しかし、3枚プレート構成による移動装置は水平方向及び鉛直方向にシフト可能な構成であるが、固定部材と移動部材2点による3部材構成になっているため移動装置が厚形となってしまう。そのため、投射装置自体のサイズが大型となってしまう。その点、2枚プレートによる構成の移動装置は固定部材と移動部材1点による2部材構成であり、薄型化を達成しているが、それに付随する構成が複雑となるため、やはり移動装置が厚形となってしまう。それにより、2枚プレートによる構成の移動装置の投射装置自体のサイズも大型となってしまう。
そこで、本発明は、投射光学系を水平方向及び鉛直方向への調整可能であるとともに薄型化を達成する移動装置を提供することを例示的な目的とする。
本発明の一側面としての移動装置は、投射光学系を介して投射面上に画像を投射する投射装置に使用される前記投射光学系の移動装置であって、前記投射装置本体に固定される固定板と、前記投射光学系を保持する保持板と、前記固定板に固定され、前記固定板に対して前記保持板を第1の方向に移動させる第1の移動手段と、前記固定板に固定され、前記固定板に対して前記保持板を前記第1の方向と直交する第2の方向に移動させる第2の移動手段とを備え、前記第1の移動手段は、前記保持板に固定された第1の軸受部と、前記第1の軸受部と前記第2の方向で嵌合する第1の軸部とによって、前記保持板が前記第2の方向に移動できるように前記保持板を案内する第1の案内部と、該第1の案内部を前記第1の方向に移動させる第1の操作軸を有し、前記第1の軸部と前記第1の操作軸が互いに直交するように配置されており、前記第2の移動手段は、前記保持板に固定され、前記第2の方向において、前記保持板を挟んで、前記第1の軸受部の反対側に設けられた第2の軸受部と、前記第2の軸受部と前記第1の方向で嵌合する第2の軸部とによって、前記保持板が前記第1の方向に移動できるように前記保持板を案内する第2の案内部と、該第2の案内部を前記第2の方向に移動させる第2の操作軸を有し、前記第2の軸部と前記第2の操作軸が互いに直交するように配置され、前記第2の軸部は略L字形状をしており、前記第2の案内部は、前記固定板に固定され、前記第2の軸部と前記第2の方向で嵌合する第3の軸受部をさらに有し、前記保持板が前記第2の方向に移動するように案内することを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下の添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、投射光学系を水平方向及び鉛直方向への調整可能であるとともに薄型化を達成する位置調整機構を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の例示的一態様である投射装置10について説明する。ここで、図1は、投射装置10の構成を示す斜視図である。図2は、投射装置10の構成ブロック図である。
投射装置10は、光源からの照射光を用いて、表示画像を投射面(スクリーン)上に投射し、光源20と、照明光学系30と、液晶ライトバルブ40と、投射光学系50と、移動装置100とを有する。本実施形態では、投射装置10として、液晶プロジェクタを用いて説明するが、液晶プロジェクタ装置に限定されず、CRTプロジェクタ、DLP(Digital Light Processing)プロジェクタ等の各種構成形態のプロジェクタ装置に適用してもよい。尚、本実施形態の液晶プロジェクタは、前面投射型プロジェクタを使用して説明する。
光源20は、表示画像を照明する。光源20は、一般的にランプを使用し、例えば、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプなどの高輝度放電(HID:High Intensity Discharge)ランプが反射鏡と一体化されて用いられる。また、光源20として、高指向性光源であるコンパクトな固体レーザ、マイクロ波励起の無電極HIDランプ、カーボンナノチューブ電子源と蛍光体で構成されたランプなどを使用することもできる。
照明光学系30は、光源20からの光を色分離する。照明光学系30は、赤(R)、緑(G)及び青(B)の三原色に分離する。そのため、照明光学系30は、光インテグレータ、偏光変換光学系、ダイクロイックミラーなどの色分離光学系、およびコンデンサレンズなどの各種レンズ系などで構成される。また、照明光学系30は、液晶ライトバルブ40を均一に照明及び効率よく照明するようにレンズ系を組み合わせられている。
液晶ライトバルブ40は、照明光学系30から入射する光を変調させる。液晶ライトバルブ40は、2次元面内の各空間位置における光学特性(透過、反射、位相、散乱、回折、屈折及び吸収)を制御する素子であり、光学特性を変化させることにより画像情報を形成する。液晶ライトバルブ40への入力信号(画像情報)のアドレス(書き込み)方法は、p−Si TFTやc−Si MOSFETなどの半導体集積回路を用いた電気アドレス方式、小型表示素子の光学像やレーザビームなどにより書き込む光アドレス方式、真空中の電子ビーム走査により情報を書き込む電子ビームアドレス方式などがある。これらの方式は、独立した光源からの光束を制御してスクリーン上に拡大表示するため、自発光型CRTプロジェクタに比べて使用する光源により表示画像のサイズと明るさを増加できる特徴をもち、大画面表示に好適である。
投射光学系50は、液晶ライトバルブ40で変調した光を合成する。投射光学系50は、赤(R)、緑(G)及び青(B)の三原色を合成する。また、投射光学系50は、色合成光学系および投射レンズで構成される。
以下、図3乃至図5を参照して、本実施形態の移動装置100を説明する。ここで、図3は移動装置100の正面図であり、図4は移動装置100の右側面図であり、図5は移動装置100の底面図である。
移動装置100は、投射光学系50の位置を調整する。移動装置100は、固定板110と、保持板120と、鉛直移動手段(第1の移動手段)130と、水平移動手段(第2の移動手段)140とを有する。また、移動装置100は、投射光学系50の位置を鉛直方向及び水平方向へ調整するために調整手段が図1に示すように投射面に突出して配置されている。
固定板110は、投射光学系50を投射装置10本体に固定させる機能を有し、固定穴112と、第3の軸受部113とを有する。固定板110は、固定穴112が4箇所配置されており、固定穴112に図示しないネジを嵌め込むことにより投射装置10本体に安定させて固定する。また、固定板110は、後述する第2の軸部145を案内するための第3の軸受部113が下部に配置されており、第2の軸部145を水平方向に移動可能に保持している。そのため、第3の軸受部113は、第2の軸部145の形状に依存して決定される。本実施形態では、第2の軸部145の断面が円形状であるため、第3の軸受部113は、中空円柱形状を有して形成される。また、固定板110は、投射光学系50を配置するために図示していない配置穴が形成される。配置穴は、投射光学系50が移動できるようにある程度、大きめに形成されている。
保持板120は、投射光学系50を保持する機能を有し、第2の軸受部122と、規制部124と、固定穴126とを有する。保持板120は、固定板110の全面に移動可能に配置されており、後述する鉛直移動手段130と水平移動手段140とによって移動可能に保持されている。移動部120の上部には、規制部124が形成され、移動部120の側部には第2の軸受部122が形成され、移動部120の四隅には固定穴126が形成されている。
第2の軸受部122は、後述する第2の軸部145を介して保持板120を鉛直方向に案内する。第2の軸受部122は、第2の軸部145と移動可能に係合されているため、第2の軸部145に依存して形状が決定される。本実施形態では、第2の軸部145の断面が円形状であるため、第2の軸受部122は、中空円柱形状である。また、第2の軸受部122は、保持板120を安定して移動させるために保持板120の側面の中心位置に形成されることが望ましい。
規制部124は、突起部であり、図4に示すように、固定板110を貫通して形成される。規制部124は、保持板120と同期して移動し、鉛直方向及び水平方向への移動を規制する。そのため、固定部110には規制部124が移動するための図示しない規制穴が形成されており、規制穴は保持板120の移動量に応じて大きさが決定される。
固定穴126は、固定穴116に図示しないネジを嵌め込むことにより投射光学系50を固定する。本実施形態では、固定穴126は、保持板120の四隅に形成されているが固定穴126の数量及び形成位置は適宜変更することができる。
鉛直移動手段130は、投影光学系50を含む保持板120を鉛直方向(第1の方向)に移動させる機能を有し、第1の調整部(操作つまみ131と、操作軸132と、ホルダー133)と、第1の案内部135とを有する。また、鉛直移動手段130は、固定板110の側面に固定されて形成される。更に、鉛直移動手段130は、保持板120を安定して移動させるために側面の中心に形成されることが望ましい。
操作つまみ131は、操作軸132を回転させることにより保持板120の鉛直方向への移動量を調整する。操作つまみ131は、操作軸132の一端に接合されており、回すことによって操作軸132を回転させる。そのため、操作つまみ131は、ユーザーが回しやすいように滑り止め131aが形成される。滑り止め131aは、操作つまみ131を回す方向と直交する方向(即ち、ここでは鉛直方向)になるように形成される。また、操作つまみ131は、本実施例では、円柱形状を有しているが、ユーザーの回しやすい多角形状や突起がある形状などであってもよい。
操作軸132は、第1の案内部135を鉛直方向へ移動させる。操作軸132は、表面が図示していないがネジきりされており、係るネジきりの噛み合わせにより第1の案内部135を鉛直方向へ移動させる。また、操作軸132の先端には凸部132aがあり、係る凸部132aは、ホルダー133に嵌め込まれ操作軸132の位置を維持させる。
ホルダー133は、操作軸132を回転可能に保持する。ホルダー133は、本実施形態では、断面U字形状となっているため、2点で操作軸132を保持することができる。また、ホルダー133は、固定部110に固定されて形成されるため、鉛直移動手段130の位置が固定部110に対して固定され、鉛直方向への微調整を可能にする。
第1の案内部135は、保持板120を鉛直方向へ移動させるとともに水平方向へ案内する機能を有し、係合部136と、第1の軸部137と、第1の軸受部138とを有する。第1の案内部135は、操作軸132に対して直交する方向に移動可能に配置される。第1の案内部135の移動範囲は、ホルダー133の鉛直方向の長さαに依存して決定される。また、第1の案内部135の移動範囲は、規制部124に依存して決定されてもよい。
係合部136は、第1の軸部137及び第1の軸受部138を操作軸132に移動可能に係合させる機能を有する。また、係合部136は、鉛直方向での断面が多角形状であり、本実施形態では、矩形の断面である。それにより、係合部136は、ホルダー133の表面と密着させることができ、第1の軸部137の移動時の挙動を安定させることができる。また、係合部136は、中心が操作軸132と噛み合うようにネジきりされており、操作軸132との噛み合わせで移動運動を行なう。
第1の軸部137は、操作軸132と保持板120移動可能に連結する機能を有し、円柱形状を有する。第1の軸部137は、一端が係合部136に連結されて、操作軸132に対して直交するように配置される。また、第1の軸部137は、他端が第1の軸受部138にはめ込まれている。
第1の軸受部138は、操作軸132と保持板120移動可能に連結する機能を有し、中空円柱形状を有する。第1の軸受部138は、一端が保持板120に連結されており、第1の軸部137と同様に、操作軸132に対して直交するように配置される。また、第1の軸受部138は、他端が第1の軸部137を移動可能に包囲している。更に、第1の軸受部138は、保持板120が水平方向へ移動する場合、第1の軸部137に沿って移動する。尚、第1の軸受部138は、保持板120を安定して移動させるために側面の中心位置に形成されることが望ましい。
水平移動手段140は、投影光学系50を含む保持板120を水平方向(第2の方向)に移動させる機能を有し、第2の調整部(操作つまみ141と、操作軸142と、ホルダー143)と、第2の案内部(第3の軸受部113、第2の軸受部122、第2の軸部145及び係合部146)とを有する。また、水平移動手段140は、固定板110の底部に固定されて形成される。
操作つまみ141は、操作軸142を回転させることにより保持板120の水平方向への移動量を調整する。操作つまみ141は、操作軸142の一端に接合されており、回すことによって操作軸142を回転させる。そのため、操作つまみ141は、ユーザーが回しやすいように滑り止め141aが形成される。滑り止め141aは、操作つまみ131を回す方向と直交する方向(即ち、ここでは水平方向)になるように形成される。また、操作つまみ141は、本実施例では、円柱形状を有しているが、操作つまみ131と同様に、ユーザーの回しやすい多角形状や突起がある形状などであってもよい。
操作軸142は、第2の軸部145を水平方向へ移動させる。操作軸142は、表面が図示していないがネジきりされており、係るネジきりの噛み合わせにより第2の軸部145を水平方向へ移動させる。また、操作軸142の先端には凸部142aがあり、係る凸部142aは、ホルダー143に嵌め込まれ操作軸142の位置を維持させる。
ホルダー143は、操作軸142を回転可能に保持する。ホルダー143は、本実施形態では、断面U字形状となっているため、2点で操作軸142を保持することができる。また、ホルダー143は、固定部110に固定されて形成されるため、水平移動手段140の位置が固定部110に対して固定され、水平方向への微調整を可能にする。
第2の案内部は、保持板120を水平方向へ移動させるとともに鉛直方向へ案内する機能を有する。第2の案内部は、第3の軸受部113と、第2の軸受部122と、第2の軸部145と、係合部146とを有する。尚、第3の軸受部113及び第2の軸受部122に関しては、上述したため説明を省略する。
第2の軸部145は、保持板120を水平方向へ移動させるとともに鉛直方向へ案内する機能を有する。第2の軸部145は、操作軸142と同一方向に移動可能に配置され、L字の形状を有する。それによって、第2の軸部145は、保持板120が鉛直方向へ移動する場合には、保持板120を案内するガイドとして機能し、保持板120が水平方向へ移動する場合には、保持板120を駆動させる駆動部として機能する。その結果、移動装置100は、投影光学系50を水平方向及び鉛直方向への調整可能であるとともに投射装置10の薄型化を達成することができる。尚、第2の軸部145の移動範囲は、ホルダー143の鉛直方向の長さに依存して決定される。また、第2の軸部145の移動範囲は、規制部124に依存して決定されてもよい。
係合部146は、第2の軸部145を操作軸132に移動可能に係合させる機能を有する。また、係合部146は、鉛直方向での側面がU字形状であり、水平方向での側面が多角形状であり、本実施形態では、四角形状である。それにより、係合部146は、ホルダー143の表面と密着させることができ、第2の軸部145の移動時の挙動を安定させることができる。また、係合部146は、中心が操作軸142と噛み合うようにネジきりされており、操作軸142との噛み合わせで移動運動を行なう。
以上に説明したように移動装置100は、鉛直方向へ投射光学系50を含む保持板120を移動させるときに、水平移動手段140が保持板120のガイドとしての機能も兼ね、水平方向へ保持板120を移動させるときに、鉛直移動手段130が保持板120のガイドとしての機能も兼ねるため、簡易な構成となり薄型化を達成することが可能となる。
以下、移動装置100の動作を説明する。
まず、投射光学系50を鉛直方向へ駆動する場合、ユーザーは操作つまみ131を回転させる。操作つまみ131が回転することにより操作軸132が回転し、第1の案内部135に鉛直方向の駆動力が伝達される。第1の案内部135から伝達された駆動力が保持板120へ伝達され、保持板120は鉛直方向へ移動する。この場合、第2の軸部145は、第2の軸受部122を介して保持板120を案内する。その結果、保持板120に固定された投射光学系50は、鉛直方向へ移動する。
次に、投射光学系50を水平方向へ駆動する場合、ユーザーは操作つまみ141を回転させる。操作つまみ141が回転することにより操作軸142が回転し、第2の部材に水平方向の駆動力が伝達される。第2の軸部145から伝達された駆動力が保持板120へ伝達され、保持板120は水平方向へ移動する。この場合、第1の案内部135は、第3の軸受部113を介して保持板120を案内する。その結果、保持板120に固定された投射光学系50は、水平方向へ移動する。
以下、図6を参照して、移動装置100の第2の実施形態である移動装置100Aについて説明する。ここで、図6は、第2の実施形態である移動装置100Aの平面図である。
移動装置100Aは、構成に関して移動装置100と同一であるが、鉛直方向アクチュエーター150と、水平方向アクチュエーター160とを更に有する。
鉛直方向アクチュエーター150は、自動で鉛直移動手段130を駆動させる機能を有する。鉛直方向アクチュエーター150は、操作つまみ131に接続され、図示しない動作ボタンを押すことによって操作つまみ131を回転させる。この場合、操作つまみ131はギアとして機能する。鉛直方向アクチュエーター150は、例えば、モーターによって構成される。
水平方向アクチュエーター160は、自動で水平移動手段140を駆動させる機能を有する。水平方向アクチュエーター160は、操作つまみ141に接続され、図示しない動作ボタンを押すことによって操作つまみ141を回転させる。この場合、操作つまみ141はギアとして機能する。水平方向アクチュエーター160は、例えば、モーターによって構成される。
以下、図7を参照して、移動装置100の第3の実施形態である移動装置100Bについて説明する。ここで、図7は、第3の実施形態である移動装置100Bの平面図である。
移動装置100Bは、投射光学系50の位置を調整する。移動装置100Bは、固定板110Bと、保持板120Bと、鉛直移動手段(第1の移動手段)130Bと、水平移動手段(第2の移動手段)140Bとを有する。
固定板110Bは、投射光学系50を投射装置10の筐体に固定させる機能を有する。固定板110Bは、移動装置100の固定板110と第1の案内板113が形成されていない点でのみ相違する。従って、その他の構成が固定板110と同様なため説明を省略する。
保持板120Bは、投射光学系50を保持する機能を有し、第2の軸受部122Bと、第1の軸受部128とを有する。保持板120Bは、固定板110Bの全面に移動可能に配置されており、後述する鉛直移動手段130Bと水平移動手段140Bとによって移動可能に保持されている。移動部120Bの側部には第2の軸受部122Bが形成され、移動部120Bの上部には、第3の案内板128Bが形成されている。
第2の軸受部122Bは、後述する第2の軸部145Bを介して保持板120Bを鉛直方向に案内する。第2の軸受部122Bは、第2の軸部145Bと移動可能に係合されているため、第2の軸部145Bに依存して形状が決定される。本実施形態では、第2の軸部145Bの断面が円形状であるため、第2の軸受部122Bは、中空円柱形状として形成される。また、第2の軸受部122Bは、保持板120Bを安定して移動させるために側面の中心位置に形成されることが望ましい。
第1の軸受部128は、後述する第1の案内部135Bを介して保持板120Bを水平方向に案内する。第1の軸受部128は、第1の案内部135Bと移動可能に係合されているため、第1の案内部135Bに依存して形状が決定される。本実施形態では、第1の案内部135Bの断面が円形状であるため、第1の軸受部128は、中空円柱形状として形成される。また、第3の案内板128Bは、保持板120Bを安定して移動させるために側面の中心位置に形成されることが望ましい。
鉛直移動手段130Bは、投影光学系50を含む保持板120Bを鉛直方向(第1の方向)に移動させる機能を有し、第1の調整部(操作つまみ131Bと、操作軸132Bと、ホルダー133B)と、第1の案内部135Bと、第1の軸受部128とを有する。また、鉛直移動手段130Bは、固定板110Bの側面に固定されて形成される。尚、第1の軸受部128に関しては、上述したため説明を省略する。
操作つまみ131Bは、操作軸132Bを回転させることにより保持板120Bの鉛直方向への移動量を調整する。操作つまみ131Bは、操作軸132Bの一端に接合されており、回すことによって操作軸132Bを回転させる。また、操作つまみ131Bは、本実施例では、円柱形状を有しているが、ユーザーの回しやすい多角形状や突起がある形状などであってもよい。
操作軸132Bは、第1の案内部135Bを鉛直方向へ移動させる。操作軸132Bは、表面が図示していないがネジきりされており、係るネジきりの噛み合わせにより第1の案内部135Bを鉛直方向へ移動させる。
ホルダー133Bは、操作軸132Bを回転可能に保持する。ホルダー133Bは、本実施形態では、断面U字形状となっているため、2点で操作軸132Bを保持することができる。また、ホルダー133Bは、固定部110Bに固定されて形成されるため、鉛直移動手段130Bの位置が固定部110Bに対して固定され、鉛直方向への微調整を可能にする。
第1の案内部135Bは、保持板120Bを鉛直方向へ移動させるとともに水平方向へ案内する機能を有し、係合部136Bを有する。第1の案内部135Bは、操作軸132Bに対して直交する方向に移動可能に配置される。第1の案内部135Bの移動範囲は、ホルダー133の鉛直方向の長さに依存して決定される。第1の案内部135Bは、円柱形状に形成され、第1の軸受部128に移動可能にはめ込まれている。
係合部136Bは、第1の案内部135Bを操作軸132Bに移動可能に係合させる機能を有する。また、係合部136Bは、鉛直方向での断面が多角形状であり、本実施形態では、矩形の断面である。それにより、係合部136Bは、ホルダー133Bの表面と密着させることができ、第1の案内部135Bの移動時の挙動を安定させることができる。また、係合部136Bは、中心が操作軸132Bと噛み合うようにネジきりされており、操作軸132Bとの噛み合わせで移動運動を行なう。
水平移動手段140Bは、投影光学系50を含む保持板120Bを水平方向(第2の方向)に移動させる機能を有し、第2の調整部(操作つまみ141Bと、操作軸142Bと、ホルダー143B)と、第2の軸部145Bと、第2の軸受部122Bとを有する。また、水平移動手段140Bは、固定板110Bの底部に固定されて形成される。尚、第2の軸受部122Bに関しては、上述したため説明を省略する。
操作つまみ141Bは、操作軸142Bを回転させることにより保持板120Bの水平方向への移動量を調整する。操作つまみ141Bは、操作軸142Bの一端に接合されており、回すことによって操作軸142Bを回転させる。また、操作つまみ141Bは、本実施例では、円柱形状を有しているが、ユーザーの回しやすい多角形状や突起がある形状などであってもよい。
操作軸142Bは、第2の軸部145Bを水平方向へ移動させる。操作軸142Bは、表面が図示していないがネジきりされており、係るネジきりの噛み合わせにより第2の軸部145Bを水平方向へ移動させる。
ホルダー143Bは、操作軸142Bを回転可能に保持する。ホルダー143Bは、本実施形態では、断面U字形状となっているため、2点で操作軸142Bを保持することができる。また、ホルダー143Bは、固定部110Bに固定されて形成されるため、水平移動手段140Bの位置が固定部110Bに対して固定され、鉛直方向への微調整を可能にする。
第2の軸部145Bは、保持板120Bを水平方向へ移動させるとともに鉛直方向へ案内する機能を有し、係合部146Bを有する。第2の軸部145Bは、操作軸142Bに対して直交する方向に移動可能に配置される。第2の軸部145Bの移動範囲は、ホルダー143Bの水平方向の長さに依存して決定される。
第2の軸部145Bは、保持板120Bを移動させる機能を有し、円柱形状を有する。第2の軸部145Bは、一端が係合部146Bに連結されて、操作軸142Bに対して直交するように配置される。また、第2の軸部145Bは、第2の軸受部122Bに移動可能にはめ込まれている。
係合部146Bは、第2の軸部145Bを操作軸142Bに移動可能に係合させる機能を有する。また、係合部146Bは、鉛直方向での側面がU字形状であり、水平方向での側面が多角形状であり、本実施形態では、四角形状である。それにより、係合部146Bは、ホルダー143Bの表面と密着させることができ、第2の軸部145Bの移動時の挙動を安定させることができる。また、係合部146Bは、中心が操作軸142Bと噛み合うようにネジきりされており、操作軸142Bとの噛み合わせで移動運動を行なう。
以上に説明したように移動装置100Bは、鉛直方向へ投射光学系50を含む保持板120Bを移動させるときに、水平移動手段140Bが保持板120Bのガイドとしての機能も兼ね、水平方向へ保持板120Bを移動させるときに、鉛直移動手段130Bが保持板120Bのガイドとしての機能も兼ねるため、簡易な構成となり薄型化を達成することが可能となる。
以下、図8を参照して、移動装置100の第4の実施形態である移動装置100Cについて説明する。ここで、図8は、第4の実施形態である移動装置100Cの平面図である。
移動装置100Cは、投射光学系50の位置を調整する。移動装置100Cは、固定板110Cと、保持板120Cと、鉛直移動手段(第1の移動手段)130Cと、水平移動手段(第2の移動手段)140Cとを有する。
固定板110Cは、投射光学系50を投射装置10の筐体に固定させる機能を有する。固定板110Cは、移動装置100の固定板110と第1の案内板113が形成されていない点でのみ相違する。従って、その他の構成が固定板110と同様なため説明を省略する。
保持板120Cは、投射光学系を保持する機能を有する。保持板120Cは、移動装置100の保持板120と第2の軸受部122が形成されていない点でのみ相違する。従って、その他の構成が保持板120Cと同様なため説明を省略する。
鉛直移動手段130Cは、投影光学系50を含む保持板120Cを鉛直方向(第1の方向)に移動させる機能を有し、第1の調整部(操作つまみ131Cと、操作軸132Cと、ホルダー133C)と、第1の案内部135Cとを有する。また、鉛直移動手段130Cは、固定板110Cの側面に固定されて形成される。更に、鉛直移動手段130Cは、保持板120Cを安定して移動させるために側面の中心に形成されることが望ましい。
操作つまみ131Cは、操作軸132Cを回転させることにより保持板120Cの鉛直方向への移動量を調整する。操作つまみ131Cは、操作軸132Cの一端に接合されており、回すことによって操作軸132Cを回転させる。また、操作つまみ131Cは、本実施例では、円柱形状を有しているが、ユーザーの回しやすい多角形状や突起がある形状などであってもよい。
操作軸132Cは、第1の案内部135Cを鉛直方向へ移動させる。操作軸132Cは、表面が図示していないがネジきりされており、係るネジきりの噛み合わせにより第1の案内部135Cを鉛直方向へ移動させる。
ホルダー133Cは、操作軸132Cを回転可能に保持する。ホルダー133Cは、本実施形態では、断面U字形状となっているため、2点で操作軸132Cを保持することができる。また、ホルダー133Cは、固定部110Cに固定されて形成されるため、鉛直移動手段130Cの位置が固定部110Cに対して固定され、鉛直方向への微調整を可能にする。
第1の案内部135Cは、保持板120Cを鉛直方向へ移動させるとともに水平方向へ案内する機能を有し、係合部136Cと、第1の軸部137Cと、第1の軸受部138Cとを有する。第1の案内部135Cは、操作軸132Cに対して直交する方向に移動可能に配置される。第1の案内部135Cの移動範囲は、ホルダー133Cの鉛直方向の長さに依存して決定される。
係合部136Cは、第1の軸部137C及び第1の軸受部138Cを操作軸132Cに移動可能に係合させる機能を有する。そのため、係合部136Cは、第1の軸部137Cと連結されている。また、係合部136Cは、本実施形態では、立方体形状である。それにより、係合部136Cは、ホルダー133Cの表面と密着させることができ、第1の軸部137Cの移動時の挙動を安定させることができる。また、係合部136Cは、中心が操作軸132Cと噛み合うようにネジきりされており、操作軸132Cとの噛み合わせで移動運動を行なう。
第1の軸部137Cは、操作軸132Cと保持板120Cとを移動可能に連結させる機能を有し、円柱形状を有する。第1の軸部137Cは、一端が係合部136Cに連結されて、操作軸132Cに対して直交するように配置される。また、第1の軸部137Cは、他端が第1の軸受部138Cにはめ込まれている。
第1の軸受部138Cは、操作軸132Cと保持板120Cとを移動可能に連結させる機能を有し、中空円柱形状を有する。第1の軸受部138Cは、一端が保持板120Cに連結されており、第1の軸部137Cと同様に、操作軸132Cに対して直交するように配置される。また、第1の軸受部138Cは、他端が第1の軸部137Cを移動可能に包囲している。更に、第1の軸受部138Cは、保持板120Cが水平方向へ移動する場合、第1の軸部137Cに沿って移動する。尚、第1の軸受部138Cは、保持板120Cを安定して移動させるために側面の中心位置に形成されることが望ましい。
水平移動手段140Cは、投影光学系50を含む保持板120Cを水平方向(第2の方向)に移動させる機能を有し、第2の調整部(操作つまみ141Cと、操作軸142Cと、ホルダー143C)と、第2の案内部145Cとを有する。また、水平移動手段140Cは、固定板110Cの底部に固定されて形成される。更に、水平移動手段140Cは、保持板120Cを安定して移動させるために底部の中心に形成されることが望ましい。
操作つまみ141Cは、操作軸142Cを回転させることにより保持板120Cの水平方向への移動量を調整する。操作つまみ141Cは、操作軸142Cの一端に接合されており、回すことによって操作軸142Cを回転させる。また、操作つまみ141Cは、本実施例では、円柱形状を有しているが、ユーザーの回しやすい多角形状や突起がある形状などであってもよい。
操作軸142Cは、第2の案内部145Cを水平方向へ移動させる。操作軸142Cは、表面が図示していないがネジきりされており、係るネジきりの噛み合わせにより第2の案内部145Cを鉛直方向へ移動させる。
ホルダー143Cは、操作軸142Cを回転可能に保持する。ホルダー143Cは、本実施形態では、断面U字形状となっているため、2点で操作軸142Cを保持することができる。また、ホルダー143Cは、固定部110Cに固定されて形成されるため、水平移動手段140Cの位置が固定部110Cに対して固定され、水平方向への微調整を可能にする。
第2の案内部145Cは、保持板120Cを水平方向へ移動させるとともに鉛直方向へ案内する機能を有し、係合部146Cと、第2の軸部147Cと、第2の軸受部148Cとを有する。第2の案内部145Cは、操作軸142Cに対して直交する方向に移動可能に配置される。第2の案内部145Cの移動範囲は、ホルダー143Cの水平方向の長さに依存して決定される。
係合部146Cは、第2の軸部147C及び第2の軸受部148Cを操作軸142Cに移動可能に係合させる機能を有する。また、係合部146Cは、本実施形態では、立方体である。それにより、係合部146Cは、ホルダー143Cの表面と密着させることができ、第2の軸部147Cの移動時の挙動を安定させることができる。また、係合部146Cは、中心が操作軸142Cと噛み合うようにネジきりされており、操作軸142Cとの噛み合わせで移動運動を行なう。
第2の軸部147Cは、操作軸142Cと保持板120Cとを移動可能に連結させる機能を有し、円柱形状を有する。第2の軸部147Cは、一端が係合部146Cに連結されて、操作軸142Cに対して直交するように配置される。また、第2の軸部147Cは、他端が第2の軸受部148Cにはめ込まれている。
第2の軸受部148Cは、操作軸142Cと保持板120Cとを移動可能に連結させる機能を有し、中空円柱形状を有する。第2の軸受部148Cは、一端が保持板120Cに連結されており、第2の軸部147Cと同様に、操作軸142Cに対して直交するように配置される。また、第2の軸受部148Cは、他端が第2の軸部147Cを移動可能に包囲している。更に、第2の軸受部148Cは、保持板120Cが水平方向へ移動する場合、第2の軸部147Cに沿って移動する。尚、第2の軸受部148Cは、保持板120Cを安定して移動させるために側面の中心位置に形成されることが望ましい。
以上に説明したように移動装置100Cは、鉛直方向へ投射光学系50を含む保持板120Cを移動させるときに、水平移動手段140Cが保持板120Cのガイドとしての機能も兼ね、水平方向へ保持板120Cを移動させるときに、鉛直移動手段130Cが保持板120Cのガイドとしての機能も兼ねるため、簡易な構成となり薄型化を達成することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の投射装置の構成を示す概略斜視図である。 図1に示す投射装置の概略構成ブロック図である。 図1に示す投射装置に内蔵される移動装置の概略正面図である。 図3に示す投射装置の概略右側面図である。 図3に示す投射装置の概略底面図である。 図3に示す本発明の第2の実施形態である移動装置の概略平面図である。 図3に示す本発明の第3の実施形態である移動装置の概略平面図である。 図3に示す本発明の第4の実施形態である移動装置の概略平面図である。
符号の説明
10 投射装置
20 光源
30 照明光学系
40 液晶ライトバルブ
50 投射光学系
100 移動装置
110 固定板
113 第3の軸受部
120 移動板
122 第2の軸受部
128 第1の軸受部
130 鉛直移動手段
135 第1の案内部
140 水平移動手段
145 第2の軸部

Claims (4)

  1. 投射光学系を介して投射面上に画像を投射する投射装置に使用される前記投射光学系の移動装置であって、
    前記投射装置本体に固定される固定板と、
    前記投射光学系を保持する保持板と、
    前記固定板に固定され、前記固定板に対して前記保持板を第1の方向に移動させる第1の移動手段と、
    前記固定板に固定され、前記固定板に対して前記保持板を前記第1の方向と直交する第2の方向に移動させる第2の移動手段とを備え、
    前記第1の移動手段は、
    前記保持板に固定された第1の軸受部と、
    前記第1の軸受部と前記第2の方向で嵌合する第1の軸部とによって、前記保持板が前記第2の方向に移動できるように前記保持板を案内する第1の案内部と、
    該第1の案内部を前記第1の方向に移動させる第1の操作軸を有し、
    前記第1の軸部と前記第1の操作軸が互いに直交するように配置されており、
    前記第2の移動手段は、
    前記保持板に固定され、前記第2の方向において、前記保持板を挟んで、前記第1の軸受部の反対側に設けられた第2の軸受部と、
    前記第2の軸受部と前記第1の方向で嵌合する第2の軸部とによって、前記保持板が前記第1の方向に移動できるように前記保持板を案内する第2の案内部と、
    該第2の案内部を前記第2の方向に移動させる第2の操作軸を有し、
    前記第2の軸部と前記第2の操作軸が互いに直交するように配置され
    前記第2の軸部は略L字形状をしており、
    前記第2の案内部は、前記固定板に固定され、前記第2の軸部と前記第2の方向で嵌合する第3の軸受部をさらに有し、前記保持板が前記第2の方向に移動するように案内することを特徴とする移動装置。
  2. 前記第1の移動手段は、前記保持板の前記第1の方向への移動量を調整する第1の調整部を有することを特徴とする請求項1に記載の移動装置。
  3. 前記第2の移動手段は、前記保持板の前記第2の方向への移動量を調整する第2の調整部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の移動装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の移動装置を有することを特徴とする投射装置。
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