JP4993566B2 - 遊技機用ドラム式表示装置 - Google Patents

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本発明は遊技機用ドラム式表示装置に関し、特にドラムユニットを構成するドラムが2重ないしは3重に配置されたパチンコ遊技機,スロットマシン等の遊技機用ドラム式表示装置に関する。
遊技機において、抽選結果を表示する手段として液晶表示装置やドラム式表示装置が採用されている。また、遊技機用ドラム式表示装置として、1列に複数のドラムを重ねたものも知られている。
特許文献1には、3列のドラムを2重構造にし、外側のドラムに配置された大きな図柄で内側のドラムを隠したり、外側のドラムおよび内側のドラムに配置された図柄を組み合わせて抽選結果を表示したりする手法について記載されている。2重ドラムであることを生かした演出ではあるが、通常表示される図柄の前面に演出用の絵が重ねて表示されるだけであり、遊技者はもっと興趣のそそる演出を求めている。
特開2004−275564号公報
従来の遊技機用ドラム式表示装置では、ドラムを2重構造ないしは3重構造としても、メインとなる図柄列はその中の1つであって固定されており、他のドラムはそのメインとなる図柄列に対して外側あるいは内側から背景や装飾を変えるなどの演出用に使用されているだけであったので、遊技者が継続して遊技していく上で意外性に乏しく、遊技者の興趣を余り高めることはできないという問題があった。
本発明の目的は、このような事情に鑑み、2重構造の外側のドラム、内側のドラムのいずれにも図柄を配置し、内外のドラムの図柄を並べて変動表示することで1つの図柄列を形成して、所定の動作パターンが選択されたときは第1ドラムの透明部分と不透明部分との境目を遊技者から見える位置で一旦停止させた後、第2ドラムの図柄が第1ドラムの不透明部分に隠れる方向に第1ドラムおよび第2ドラムの一方あるいは両方を回転させることにより、遊技者に意外性を与えて興趣を高めるようにした遊技機用ドラム式表示装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の遊技機用ドラム式表示装置は、複数の図柄が配置された不透明部分と図柄の配置されていない透明部分とを備える第1ドラムと、複数の図柄が配置された不透明部分と図柄の配置されていない透明部分とを備え、第1ドラムの内側に重なるように配置される第2ドラムと、複数の図柄が配置された図柄シートを備え、第2ドラムの内側に重なるように配置される第3ドラムと、各ドラムの回転を制御するドラム制御手段と、を備え、第1ドラムの図柄と第1ドラムの透明部分を通して見える第2ドラムの図柄とを組み合わせて図柄列を形成し、前記ドラム制御手段は、第1ドラムおよび第2ドラムを停止している状態から同じ方向に同じ回転速度で回転させ、第1ドラムの透明部分と不透明部分との境目を遊技者から見える位置で一旦停止させた後、遊技者から見て前記境目より上方の図柄を少し下げる方向に移動させると同時に前記境目より下方の図柄を少し上げる方向に移動させるように第1ドラムと第2ドラムを回転させ、さらに両ドラムを逆方向に回転させて先の停止位置に戻す動作を所定回数繰り返した後、所定の再変動演出開始条件を満たすことを条件として、前記境目より上方の図柄を上方へ移動させると同時に前記境目より下方の図柄を下方へ移動させるように第1ドラムと第2ドラムを回転させ、遊技者から見える位置で第1ドラムの透明部分および第2ドラムの透明部分を通して第3ドラムの図柄シートの図柄を視認可能とされていることを特徴とする。本発明の遊技機用ドラム式表示装置によれば、1列に複数のドラムを重ね、内外のドラムのそれぞれに配置された図柄を組み合わせて1つの図柄列を構成し、通常は重なった内外のドラムは1つの図柄列として一体感をなしているが、所定の動作パターンが選択されたときは、第1ドラムの透明部分と不透明部分との境目が遊技者から見える位置(表示窓の真ん中)で一旦停止し、境目に見える第2ドラムの図柄が第1ドラムの不透明部分に隠れる方向に第1ドラムおよび第2ドラムの一方あるいは両方を回転制御することで、それまでの一体感が崩れ、遊技者に意外性を提供するとともに、再変動や大当たりに対する遊技者の期待度を高める演出を行うことができる。このような演出手法は、内外のドラムの図柄を並べて表示できる重複ドラムでないと実現できない演出である。なお、特許文献1には、このような演出手法は記載されていない。
また、本発明の遊技機用ドラム式表示装置において、前記ドラム制御手段は、前記境目を遊技者から見える位置で一旦停止させた後、遊技者から見て前記境目より上方の図柄を少し下げる方向に移動させると同時に前記境目より下方の図柄を少し上げる方向に移動させるように第1ドラムと第2ドラムを回転させ、さらに両ドラムを逆方向に回転させて先の停止位置に戻す動作を所定回数繰り返し実行させるように構成されている。この遊技機用ドラム式表示装置によれば、通常は重なった内外のドラムは1つの図柄列として一体感をなしているが、所定の動作パターンが選択されたときは、第1ドラムの透明部分と不透明部分との境目が遊技者から見える位置(表示窓の真ん中)で一旦停止し、境目に見える第2ドラムの図柄を第1ドラムの不透明部分に重ねて戻す動作を所定回数繰り返して実行することで、それまでの一体感が崩れ、遊技者に意外性を提供するとともに、再変動や大当たりに対する遊技者の期待度を高める演出を行うことができる。
遊技者の興趣や期待度を効果的に高めるという目的を、従来にないドラム構成を利用し、それまで内外のドラムが備えていた一体感を突然崩すことで達成した。
以下、本発明の遊技機用ドラム式表示装置の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る遊技機用ドラム式表示装置10を配設する遊技機1を示す正面模式図である。この遊技機1は、所定条件の成立に応じて内部抽選を実施し、その抽選結果に基づいて遊技機用ドラム式表示装置10に表示された図柄配列に応じて遊技者に特典を付与する遊技機、具体的にはパチンコ遊技機であり、台枠に取り付けられた透明ガラス板でなる前面扉2と、台枠の内側に配置されて前面扉2によって覆われる遊技盤3と、遊技盤3の左右の斜め下方に配設された左右一対のスピーカ4a,4bと、遊技盤3の下方に設けられた玉供給皿5と、玉供給皿5の右方(図1で見て)に設けられた、玉の発射装置110(図9参照)を操作する発射ハンドル6とを含んで構成されている。なお、図1中、符号103は、装飾ランプ類(図9参照)を示す。
遊技盤3は、遊技盤3のほぼ中央位置に配設された遊技機用ドラム式表示装置10と、遊技機用ドラム式表示装置10の左方(図1で見て)に設けられた通過ゲート11と、遊技機用ドラム式表示装置10の下方に設けられた、いわゆる電動チューリップ(以下、電チューと略記する)である始動入賞装置13と、始動入賞装置13の下方に設けられた大入賞装置14と、大入賞装置14の下方に設けられた玉排出口15とを含んで構成されている。なお、図中、符号12は、遊技盤3に植設された釘の一部を示す。
遊技機用ドラム式表示装置10は、3列3段の図柄表示が可能となっており、図柄を使ったリーチ演出などを行い、特図(特別図柄)の抽選結果により決定された3桁のアラビア数字等のキャラクタでなる特図を表示する。遊技機用ドラム式表示装置10の左図柄,中図柄および右図柄のそれぞれの図柄が図柄変動開始と同時に縦にスクロールし、所定時間経過後に停止表示する。各列の図柄は、表示窓10aの上段,中段,下段の何れかに停止するようになっている。有効ラインは上段,中段,下段,左斜め,右斜めの合わせて5ラインである。何れかの有効ラインに同じ数字が3つ並ぶと大当たりになる。偶数数字が並ぶと非確変大当たりであり、奇数数字が並ぶと確変大当たりである。
図2は、遊技機用ドラム式表示装置10の斜視図を示す。遊技機用ドラム式表示装置10は、左図柄を表示する左ドラムユニット20Lと、中図柄を表示する中ドラムユニット20Cと、右図柄を表示する右ドラムユニット20Rとが、ドラムステー21により回転軸方向に連設されて構成されている。なお、図2中の破線は、遊技機用ドラム式表示装置10の表示窓10aを示す。
図3は、左,中,右の各ドラムユニット20L,20C,20R(以下、適宜、符号20で代表する)の正面断面図である。ドラムユニット20は、図4に示す外ドラム(本発明の第1ドラムに相当)40L,40C,40R(以下、適宜、符号40で代表する)と、図5に示す中ドラム(本発明の第2ドラムに相当)50L,50C,50R(以下、適宜、符号50で代表する)と、図6に示す内ドラム60L,60C,60R(以下、適宜、符号60で代表する)とが、図7に示すように同軸的に組み合わされて構成されている。外ドラム40,中ドラム50および内ドラム60が組み合わせられたドラムユニット20は、ドラムステー21に固着されたギアボックス22L,22C,22R(以下、適宜、符号22で代表する)を介して、外ドラム用ステッピングモータ(以下、外ドラム用モータという)44L,44C,44R(以下、適宜、符号44で代表する),中ドラム用ステッピングモータ(以下、中ドラム用モータという)54L,54C,54R(以下、適宜、符号54で代表する),内ドラム用ステッピングモータ(以下、内ドラム用モータという)64L,64C,64R(以下、適宜、符号64で代表する)に連結されており、外ドラム40,中ドラム50,および内ドラム60が互いに独立して回転できるように懸架されている。また、これにより、左ドラムユニット20L,中ドラムユニット20Cおよび右ドラムユニット20Rも、互いに独立して回転できるように懸架されている。
図4を参照すると、外ドラム40は、ボス41aと、ボス41aから放射方向に延出された複数本(図示は4本)のアーム41bと、アーム41bの先端部をつなぐようにリング状に形成されたリム41cと、リム41cから回転軸方向に延出された外周筒部41と、外周筒部41の半周部に貼着された図柄シート(以下、外図柄シートという)42とから構成されている。外図柄シート42は、外ドラム40の不透明部分となっており、外周筒部41の外図柄シート42が貼着されていない半周部は透明部分43となっている。透明部分43を通して内部のドラムや図柄が見えるようになっている一方、外図柄シート42の地は着色されているため、外図柄シート42を通してその内側のドラムや図柄を見ることはできない。なお、本実施例1では、外周筒部41と外図柄シート42とを別体のものとしたが、両者を予め一体的に形成するようにしてもよい。
図5を参照すると、中ドラム50は、ボス51aと、ボス51aから放射方向に延出された複数本(図示は4本)のアーム51bと、アーム51bの先端部をつなぐようにリング状に形成されたリム51cと、リム51cから回転軸方向に延出された外周筒部51と、外周筒部51の半周部に貼着された図柄シート(以下、中図柄シートという)52とから構成されている。中図柄シート52は、中ドラム50の不透明部分となっており、外周筒部51の中図柄シート52が貼着されていない半周部は透明部分53となっている。透明部分53を通して内部のドラムや図柄が見えるようになっている一方、中図柄シート52の地は着色されているため、中図柄シート52を通してその内側のドラムや図柄を見ることはできない。なお、本実施例1では、外周筒部51と中図柄シート52とを別体のものとしたが、両者を予め一体的に形成するようにしてもよい。
中ドラム50の外径は、外ドラム40の内径よりも小さくなるように設定されており、中ドラム50は、外ドラム40の内側に同軸的に配置可能になっている(図3参照)。通常は、外ドラム40の透明部分43と中ドラム50の中図柄シート52が重なるような位置関係で保持されており、外ドラム40の外図柄シート42の図柄と、外ドラム40の透明部分42を通して見える中ドラム50の中図柄シート52の図柄とにより1周分の図柄列が形成されている。よって、特別な演出を行うとき以外は、外ドラム40と中ドラム50とは一体となって回転・停止動作するように駆動制御される。外ドラム40の外図柄シート42の図柄と中ドラム50の中図柄シート52の図柄とによって1周分の図柄列を構成しているので、1つのドラムで図柄列を構成している遊技機用ドラム式表示装置10では実施することができない効果のある演出を行うことができる。
図6を参照すると、内ドラム60は、ボス61aと、ボス61aから放射方向に延出された複数本(図示は4本)のアーム61bと、アーム61bの先端部をつなぐようにリング状に形成された外周筒部61と、外周筒部61の全周部に貼着された図柄シート(以下、内図柄シートという)62とから構成されている。なお、本実施例1では、外周筒部61と内図柄シート62とを別体のものとしたが、両者を予め一体的に形成するようにしてもよい。
内ドラム60の外径は、中ドラム50の内径よりも小さくなるように設定されており、内ドラム60は、中ドラム50の内側に同軸的に配置可能になっている(図3参照)。通常は、外ドラム40の透明部分43と中ドラム50の中図柄シート52とが重なるような位置関係で保持されている結果、遊技者は内ドラム60を見ることはできない。しかし、外・中ドラムの開放動作(図11のS114参照)が行われると、重なった外ドラム40の透明部分43と中ドラム50の透明部分53とを通して内ドラム60の内図柄シート62の図柄を遊技者が見ることができるようになる。
図7は、外ドラム40,中ドラム50,および内ドラム60を同軸的に組み合わせて構成したドラムユニット20を示す斜視図である。通常は、外ドラム40の外図柄シート42に配置された図柄と、中ドラム50の中図柄シート52に配置された図柄とで1周分の図柄列を構成し、外ドラム40の透明部分43を通して、中ドラム50の中図柄シート52の図柄が見えるようになっている。しかし、所定の演出が選択されたときは、外図柄シート42と中図柄シート52との繋ぎ目(外図柄シート42と透明部分43との境目、本発明の境目に相当)が表示窓10aを介して遊技者から目視可能となる位置で一旦停止し、その後に外ドラム40および中ドラム50が互いに逆方向に回転され、外ドラム40の透明部分43および中ドラム50の透明部分53を通して外ドラム40および中ドラム50の中にある内ドラム60の内図柄シート62に配置された図柄が表示窓10aを介して遊技者から目視可能になる。
図3に戻って、外ドラム40は、ボス41aがギアボックス22から同軸的に延出された内回転軸44aに軸着され、ギアボックス22を介して、ユニットステー21に固定された外ドラム用モータ44の出力軸に連結されている。中ドラム50は、ボス51aがギアボックス22から同軸的に延出された中回転軸54aに軸着され、ギアボックス22を介して、ユニットステー21に固定された中ドラム用モータ54の出力軸に連結されている。内ドラム60は、ギアボックス22から同軸的に延出された外回転軸64aに軸着され、ギアボックス22を介して、ユニットステー21に固定された内ドラム用モータ64の出力軸に連結されている。
図8を参照すると、左,中,右の外図柄シート42L,42C,42Rには、上から「1234」,「1234」,「8765」のキャラクタでなる図柄が順番に描かれている。また、左,中,右の中図柄シート52L,52C,52Rには、上から「5678」,「5678」,「4321」のキャラクタでなる図柄が順番に描かれている。さらに、左,中,右の内図柄シート62L,62C,62Rには、上から「V_VV_V__」,「V__VV_V_」,「V_VV_V__」のキャラクタでなる図柄が順番に描かれている。
図1に戻って、通過ゲート11は、賞球がないゲートであり、通過ゲート11に玉を通過させると、例えば127/128の確率で普通図柄(普図)の抽選が行われ、当選したならば、電チューである始動入賞装置13が可動羽根の開閉動作を行う。
始動入賞装置13は、開口部に一対の可動羽根を有する、いわゆる電チューと呼ばれる可変入賞装置でなる。始動入賞装置13は、通過ゲート11ヘの玉の通過が検知されて、例えば127/128の確率で普図の抽選が行われ、当選したならば、可動羽根を開放する。可動羽根の1回の開放時間は、通常時は、例えば0.5秒間、確変時および時短時は、例えば1.8秒×3回である。なお、図1中に図示した釘12の位置からも分かるように、可動羽根の開閉の如何にかかわらず、始動入賞装置13への玉の入賞が可能になっている。遊技領域に発射された玉が始動入賞装置13へ入賞すると、内部抽選が実行され、その抽選結果が遊技機用ドラム式表示装置10によって遊技者に表示される。
大入賞装置14は、いわゆるアタッカーと呼ばれる可変入賞装置であり、開口部と蓋部材とから構成され、蓋部材が移動することにより開口部の閉鎖状態と開放状態とを呈する。
図9(a)を参照すると、遊技機1は、主回路120が搭載された主制御基板100と、スピーカ4a,4bを含むアンプ/スピーカ102,装飾ランプ類103およびドラム制御基板104を制御する副制御回路(図示せず)が搭載された副制御基板101と、ドラム用モータ44,54,64(44L,44C,44R,54L,54C,54R,64L,64C,64R),基準位置検出センサ45,55,65(45L,45C,45R,55L,55C,55R,65L,65C,65R)および表示用バックライト70(70L,70C,70R)を駆動制御するドラム制御回路(図示せず、本発明のドラム制御手段に相当)が搭載されたドラム制御基板104と、払出装置108を制御する払出制御回路(図示せず)が搭載された払出制御基板107と、発射装置110を制御する発射制御回路(図示せず)が搭載された発射制御基板109と、通過ゲート11に併設されたゲート通過検出器111と、始動入賞装置13に併設された始動入賞検出器113と、大入賞装置14に併設された大入賞検出器114と、電チューである始動入賞装置13の可動羽根を開閉する電チューソレノイド115と、大入賞装置14を開閉する大入賞ソレノイド116と、各基板に所定電圧を供給する電源回路部117とを含んで構成されている。
主制御基板100に搭載された主回路120は、CPU(Central Processing Unit)121,プログラム格納用のROM(Read Only Memory)122,ワークエリアや各種カウンタ等が割り当てられるRAM(Random Access Memory)123,入出力インタフェースであるI/O(Input/Output)124等を備える。
なお、その他の各制御回路も、個別にCPUやメモリを備える構成が一般的であるが、図9では省略している。
副制御基板101に搭載された副制御回路は、主回路120より入力される音声制御信号に応じてスピーカ4a,4bを含むアンプ/スピーカ102より音声を出力させる。また、副制御回路は、主回路120より入力されるランプ制御信号に応じて装飾ランプ類103の点灯/消灯を制御する。さらに、副制御回路は、主回路120より入力される図柄変動信号をドラム制御回路に出力する。
図9(b)を参照すると、ドラム制御基板104に搭載されたドラム制御回路は、主回路120より入力される図柄変動信号(表示制御信号)に応じて、遊技機用ドラム式表示装置10の左ドラムユニット20L,中ドラムユニット20C,右ドラムユニット20Rを制御するための処理を実行する。詳しくは、ドラム制御回路は、遊技機用ドラム式表示装置10の左外ドラム用モータ44L,左中ドラム用モータ54L,左内ドラム用モータ64L,中外ドラム用モータ44C,中中ドラム用モータ54C,中内ドラム用モータ64C,右外ドラム用モータ44R,右中ドラム用モータ54R,右内ドラム用モータ64Rを駆動制御する。本実施例1では全部で9つのドラムを回転動作させるために9つのステッピングモータが備えられており、各ドラムはステッピングモータと1対1で接続され制御されている。各ドラムには回転基準位置が設けられており、各ドラムが1回転するうちに対応する基準位置検出センサ45L,45C,45R,55L,55C,55R,65L,65C,65Rがこの回転基準位置を検出し、検出信号をドラム制御回路に送信しているので、ドラム制御回路は、その検出信号を受信してから回転したステップ数に基づいて現在の各ドラムの回転位置を特定している。また、ドラム制御回路は、各ドラムの各図柄シートおよび透明部分の位置と回転基準位置からのステップ数との関係を全て把握しているので、主回路120から入力される図柄変動信号に応じて各ドラム用モータ44,54,64を駆動制御し、所望の変動表示および停止表示を行うことができるようになっている。ドラム制御回路は、副制御回路を経由した主回路120からの回転指示に基づいて、全てのドラムが停止した状態から同時に全てのドラムの回転を開始する。また、ドラム制御回路は、副制御回路を経由した主回路120からの停止指示に従って、左,右,中の順に各ドラムユニット20L,20C,20Rの回転を停止する。基本的には、各ドラムユニット20L,20C,20Rにおいて、3重ドラムが回転・停止するタイミングは同時である。また、ドラム制御回路は、表示用バックライト70L,70C,70RのON/OFFを制御する。
払出制御基板107に搭載された払出制御回路は、主回路120より入力される賞球払出信号に応じて払出装置108を制御する。これにより、遊技者に対して所定数の賞球が払い出される。また、払出制御回路は、主回路120より入力される発射制御信号を発射制御回路に出力する。
発射制御基板109に搭載された発射制御回路は、遊技者が発射ハンドル6を操作することに応じて主回路120から払出制御回路を介して入力される発射制御信号に基づいて、発射装置110を作動させる。発射ハンドル6の操作量に応じて、玉の打出し強さ(玉の飛距離)を調節することが可能となっている。
図10(a)〜(c)は、本実施例1に係る遊技機用ドラム式表示装置10のドラム動作処理(表示制御処理)を示すタイミングチャートである。(a)は、再変動の予告演出なしの場合を示し、(b)は再変動の予告演出ありで、その発展演出としての再変動演出なしの場合を示し、(c)は再変動の予告演出ありで、その発展演出としての再変動演出ありの場合を示す。ここで、時点t1は全ドラム回転開始、時点t2は外・中ドラム回転速度減速、時点t3は外・中ドラム停止、時点t4は外・中ドラムの振動開始、時点t5は外・中ドラムの振動停止、時点t6は外・中ドラム開放開始、時点t7は内ドラム回転速度減速、時点t8は内ドラム停止の各時点である。1回の図柄変動で、左,中,右のドラムユニット20L,20C,20Rに対し、時点t1,時点t2,時点t4,時点t5,時点t6,および時点t7のタイミングは同時である。時点t3と時点t8の停止タイミングは、ドラムユニット20L,20C,20R毎に異なる。左ドラムユニット20Lのドラムを停止し、所定間隔を空けて右ドラムユニット20Rのドラムを停止する。さらに間隔を空けてから中ドラムユニット20Cのドラムを停止する(左→右→中の順に停止)。
図11は、ドラム制御基板104によるドラム動作処理(図柄制御処理)を示すフローチャートである。
図12(a)〜(h)は、遊技機用ドラム表示装置10の表示窓10aから見える図柄変動例を示す遷移図である。図12(a)の図柄停止状態から、図12(b)に示すように、図柄変動が開始され、図12(c)に示すように左ドラムユニット20Lが停止し、図12(d)に示すように右ドラムユニット20Rが停止して、「リーチ!」になったものとする。次に、図12(e)に示すように中ドラムユニット20Cが停止し、「ハズレ?」かと遊技者に思わせた後、図12(f)に示すように、外ドラム40の外図柄シート42と中ドラム50の中図柄シート52との繋ぎ目を重ねて戻す動作を所定回数繰り返して実行することで、図12(g)に示すように停止してハズレとなるか、あるいは図12(h)に示すように、再変動し、外ドラム40と中ドラム50とを開放する(前面に透明部分43,53を停止する)。
図13ないし図17は、ドラムユニット20L,20C,20Rの図柄変動動作を説明する遷移図である。
次に、このように構成された実施例1に係る遊技機用ドラム式表示装置10の動作を、遊技機1の動作とともに、図1ないし図17を参照しながら説明する。
遊技機1への電源投入後、玉供給皿5に準備された玉は、発射ハンドル6を含んで構成される発射装置110によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、遊技盤3の盤面上を流下する。
遊技盤3の盤面上を流下する玉が通過ゲート11を通過すると、これをゲート通過検出器111が検出して、通過検出信号が主回路120に送信される。
主回路120は、ゲート通過検出器111からの通過検出信号により通過ゲート11の玉の通過を検知しており、通過ゲート11を玉が通過したことが検知されると、普図用乱数カウンタ(図示せず)から値を抽出し、RAM123上の普図用保留記憶領域(図示せず)に普図の抽選結果を記憶して保留する。次に、主回路120は、RAM123上の普図用保留記憶領域に普図の抽選結果の保留があるかどうかを判定し、普図用保留記憶領域に普図の抽選結果の保留があれば、電チューである始動入賞装置13が開放中であるかどうかを判定する。電チューである始動入賞装置13が開放中でなければ、主回路120は、RAM123上の普図用保留記憶領域に保留されている最古の普図の抽選結果を読み出す。続いて、主回路120は、読み出した普図の抽選結果を所定の普図用判定値と照合して当たり/ハズレの判定を行う。なお、普図の当たり確率は、例えば127/128である。判定結果が当たりであれば、主回路120は、電チューソレノイド115を励磁することにより、電チューである始動入賞装置13を開放する。普図当選時の始動入賞装置13の開放時間は、通常時には、例えば0.5秒、確変時および時短時には、例えば1.8秒×3回である。次に、主回路120は、確変中または時短中であるかどうかを判定し、確変中または時短中であれば、例えば1.8秒経過するのを待機した後、電チューソレノイド115を非励磁とすることにより、電チューである始動入賞装置13を閉鎖し、この開閉動作をさらに2回繰り返す。一方、確変中または時短中でなければ、主回路120は、例えば0.5秒が経過するのを待機した後、電チューである始動入賞装置13を閉鎖する。
電チュー(可動羽根)の開閉の如何にかかわらず、始動入賞装置13に玉が入賞すると、始動入賞検出器113が、これを検出して、入賞検出信号を主回路120に送信する。
主回路120は、始動入賞検出器113からの入賞検出信号により始動入賞装置13での玉の通過を検知しており、始動入賞装置13での玉の通過が検知されると、特図用乱数カウンタ(図示せず)より値を抽出して特図の内部抽選を行い、RAM123上の特図用保留記憶領域(図示せず)に特図の抽選結果を記憶して保留する。なお、特図の当たり確率は、通常時には例えば1/400、確変中には例えば1/40とすることができる。次に、主回路120は、払出制御回路を介して払出装置108に所定数の賞球の払出を指示する。続いて、主回路120は、RAM123上の特図用保留記憶領域に特図の抽選結果の保留があるかどうかを判定し、特図用保留記憶領域に特図の抽選結果の保留があれば、遊技機用ドラム式表示装置10において先の特図の変動表示中であるかどうかを判定する。先の特図の変動表示中でなければ、主回路120は、大当たりフラグがONであるかどうかに基づいて大当たり中であるかどうかを判定する。大当たり中でなければ、主回路120は、RAM123上の特図用保留記憶領域から最古の特図の抽選結果を読み出す。次に、主回路120は、読み出された特図の抽選結果を、通常時であるか確変時であるかに応じて所定の通常時用判定値または確変時用判定値と照合して当たり/ハズレの判定を行い、当たり/ハズレの判定結果に基づいて特図の変動時間,動作パターン,停止図柄等を決定する。特図の変動時間は、特図の保留数が多いほど短い時間を選択し、確変中および時短中は、通常よりもさらに短い時間を選択することができる。動作パターンには、再変動予告演出(以下、単に予告演出ということがある)と、その発展演出としての再変動演出を行うか否かの選択が含まれている。次に、主回路120は、遊技機用ドラム式表示装置10における特図の図柄変動,ならびに特図の変動タイマ(図示せず)のカウントを開始する図柄変動信号を副制御回路を経由してドラム制御回路に送信する。
(a) 予告演出なしの場合
ドラム動作処理では、ドラム制御回路は、主回路120からの図柄変動信号に基づいて図柄変動開始かどうかを判定しており(図11のS101)、図柄変動開始でなければ(図11のS101:NO)、ドラム動作処理を終了する。図柄変動開始であれば(図11のS101:YES)、ドラム制御回路は、特図の変動タイマのカウントを開始し、全ドラム回転開始の時点t1で、左外ドラム用モータ44L,左中ドラム用モータ54L,左内ドラム用モータ64L,中外ドラム用モータ44C,中中ドラム用モータ54C,中内ドラム用モータ64C,右外ドラム用モータ44R,右中ドラム用モータ54R,右内ドラム用モータ64Rを駆動することにより、各ドラムユニット20L,20C,20Rの全ドラムの回転を開始する(図11のS102)。
すると、図12(a)および図13に示す全ドラムが停止している状態(遊技者からは左列に「6,7」が見えている)から、図12(b)および図14に示すように、全ドラムが同じ角速度で回転を開始する。通常は、外ドラム40L,40C,40Rの外図柄シート42L,42C,42Rと中ドラム50L,50C,50Rの中図柄シート52L,52C,52Rとで、内ドラム60L,60C,60Rの内図柄シート62L,62C,62Rを完全に覆い隠し、外図柄シート42L,42C,42Rと中図柄シート52L,52C,52Rとの図柄で1周分の図柄列を形成しており、外ドラム40L,40C,40Rと中ドラム50L,50C,50Rとの相対位置がずれないように、外ドラム40L,40C,40R,中ドラム50L,50C,50R,および内ドラム60L,60C,60Rが同じ回転速度で回転される。
次に、ドラム制御回路は、外・中ドラム回転速度減速の時点t2が経過したかどうかを判定する(図11のS103)。時点t2が経過していなければ(図11のS103:NO)、ドラム制御回路は、時点t2が経過するまで待機する。
時点t2が経過すると(図11のS103:YES)、ドラム制御回路は、左外ドラム用モータ44L,左中ドラム用モータ54L,中外ドラム用モータ44C,中中ドラム用モータ54C,右外ドラム用モータ44R,右中ドラム用モータ54Rを減速制御することにより、外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rの回転速度を減速し(図11のS104)、外・中ドラム停止の時点t3が経過したかどうかを判定する(図11のS105)。時点t3が経過していなければ(図11のS105:NO)、ドラム制御回路は、時点t3が経過するまで待機する。なお、時点t3の経過は、左,中,右の各ドラムユニット20L,20C,20Rで異なっており、左,右,中の順に経過する。
時点t3が経過すると(図11のS105:YES)、ドラム制御回路は、予告演出があるかどうかを判定する(図11のS106)。予告演出がなければ(図11のS106:NO)、ドラム制御回路は、左外ドラム用モータ44L,左中ドラム用モータ54L,中外ドラム用モータ44C,中中ドラム用モータ54C,右外ドラム用モータ44R,右中ドラム用モータ54Rを停止することにより、外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rを遊技者から所定の図柄(主回路120により決定された停止図柄)が見える位置で停止し(図11のS119)、ドラム動作処理を終了する。この結果、当たりのときは、遊技機用ドラム式表示装置10の5つの有効ラインの何れかに当たり図柄(例えば、777のゾロ目)が表示され、ハズレのときは、遊技機用ドラム式表示装置10の5つの有効ラインのすべてにハズレ図柄(例えば、123のバラケ目)が表示される。
このように、予告演出なしの場合には、左,中,右の各ドラムユニット20L,20C,20Rにおいて外ドラム40L,40C,40Rの外図柄シート42L,42C,42Rの図柄と中ドラム50L,50C,50Rの中図柄シート52L,52C,52Rの図柄とで1周分の図柄列を形成し、遊技者から見て図柄が上から下に流れるように変動し、停止したときの図柄の組み合わせで抽選結果を表示する。なお、予告演出なしの場合には、内ドラム60L,60C,60Rも時点t3が経過した後、対応する外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rが停止するときに同時に停止するようにするとよい。
(b) 予告演出あり、再変動演出なしの場合
予告演出がある場合でも、ステップS101〜S106は、上述した予告演出なしの場合と同様の動作となるので、各ステップS101〜S106における詳しい動作の説明を省略する。
予告演出があれば(図11のS106:YES)、ドラム制御回路は、まず、左外ドラム用モータ44Lおよび左中ドラム用モータ54Lを停止することにより、図12(c)に示すように、左外ドラム40Lおよび左中ドラム50Lを外図柄シート42Lと中図柄シート52Lとの繋ぎ目が遊技者から見える位置で一旦停止する。この結果、遊技者からは、左列に「4,5」が見えることになる。次に、ドラム制御回路は、右外ドラム用モータ44Rおよび右中ドラム用モータ54Rを停止することにより、図12(d)に示すように、右外ドラム40Rおよび右中ドラム50Rを外図柄シート42Rと中図柄シート52Rとの繋ぎ目が遊技者から見える位置で一旦停止する。この結果、遊技者からは、右列に「5,4」が見えることになる。続いて、ドラム制御回路は、中外ドラム用モータ44Cおよび中中ドラム用モータ54Cを停止することにより、図12(e)および図15に示すように、中外ドラム40Cおよび中中ドラム50Cを外図柄シート42Cと中図柄シート52Cとの繋ぎ目が遊技者から見える位置で一旦停止する(図11のS107)。この結果、遊技者からは、中列に「4,5」が見えることになる。したがって、表示窓10aの図柄表示は、見た目はリーチでないバラケ目で停止したことになる。また、ドラム制御回路は、左内ドラム用モータ64L,中内ドラム用モータ64Cおよび右内ドラム用モータ64Rを停止することにより、内ドラム60L,60C,60Rを、適当な所定位置で停止させる(図11のS107)。
次に、ドラム制御回路は、外・中ドラム振動開始の時点t4が経過したかどうかを判定する(図11のS108)。時点t4が経過していなければ(図11のS108:NO)、ドラム制御回路は、時点t4が経過するまで待機する。
時点t4が経過すると(図11のS108:YES)、ドラム制御回路は、左外ドラム用モータ44L,左中ドラム用モータ54L,中外ドラム用モータ44C,中中ドラム用モータ54C,右外ドラム用モータ44R,右中ドラム用モータ54Rを駆動することにより、外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rの振動を開始する(図11のS109)。具体的には、表示窓10aの中心に外図柄シート42L,42C,42Rと中図柄シート52L,52C,52Rとの繋ぎ目があるので、上段の図柄を少し下げると同時に下段の図柄を少し上げ、さらに上段の図柄と下段の図柄とを戻す動作を所定回数(例えば5回)繰り返す。詳しくは、図12(f)および図16に示すように、左ドラムユニット20Lでは、中図柄シート52Lの図柄「5」が遊技者から見て上方へ移動するように左中ドラム50Lを回転するとともに、外図柄シート42Lの図柄「4」が遊技者から見て下方へ移動するように左外ドラム40Lを回転する。また、中ドラムユニット20Cでは、中図柄シート52Cの図柄「5」が遊技者から見て上方へ移動するように中中ドラム50Cを回転するとともに、外図柄シート42Cの図柄「4」が遊技者から見て下方へ移動するように中外ドラム40Cを回転する。さらに、右ドラムユニット20Rでは、中図柄シート52Rの図柄「4」が遊技者から見て上方へ移動するように右中ドラム50Rを回転するとともに、外図柄シート42Rの図柄「5」が遊技者から見て下方へ移動するように右外ドラム40Rを回転する。この後、左ドラムユニット20Lでは、中図柄シート52Lの図柄「5」を下方に戻すように左中ドラム50Lを回転するとともに、外図柄シート42Lの図柄「4」を上方に戻すように左外ドラム40Lを回転する。また、中ドラムユニット20Cでは、中図柄シート52Cの図柄「5」を下方に戻すように中中ドラム50Cを回転するとともに、外図柄シート42Cの図柄「4」を上方に戻すように中外ドラム40Cを回転する。さらに、右ドラムユニット20Rでは、中図柄シート52Rの図柄「4」を下方に戻すように右中ドラム50Rを回転するとともに、外図柄シート42Rの図柄「5」を上方に戻すように右外ドラム40Rを回転する。そして、これらの動作を所定回数(例えば5回)繰り返す。「バラケ目」が表示されている位置で止まりそうな振動演出を行うことにより、遊技者にはハズレで停止しそうな雰囲気を与える。この間、内ドラム60L,60C,60Rは、停止している。
このように、再変動予告演出が選択された図柄変動では、暫くドラムを回転した後、停止指示に従って外ドラム40L,40C,40Rの外図柄シート42L,42C,42Rと中ドラム50L,50C,50Rの中図柄シート52L,52C,52Rとの繋ぎ目が表示窓10aの中心になる位置で一旦停止して、遊技者には「ハズレだった」と一瞬思わせた後、表示窓10aの中心に外図柄シート42L,42C,42Rと中図柄シート52L,52C,52Rとの繋ぎ目があるので、上段の図柄を少し下げると同時に下段の図柄を少し上げ、さらに上段の図柄と下段の図柄とを戻す振動動作を所定回数(例えば5回)繰り返すことにより、遊技者からは表示されている図柄が一瞬重なって戻って、という動きが繰り返されたように見える。これを見た遊技者は、このイレギュラーなドラム動作によって、さらに図柄変動が継続し、大当たりになることに対する期待感が高まる。
次に、ドラム制御回路は、外・中ドラムの振動停止の時点t5が経過したかどうかを判定する(図11のS110)。時点t5が経過していなければ(図11のS110:NO)、ドラム制御回路は、時点t5が経過するまで待機する。
時点t5が経過すると(図11のS110:YES)、ドラム制御回路は、左外ドラム用モータ44L,左中ドラム用モータ54L,中外ドラム用モータ44C,中中ドラム用モータ54C,右外ドラム用モータ44R,右中ドラム用モータ54Rを停止することにより、図12(g)に示すように、外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rの振動を停止させる(図11のS111)。
次に、ドラム制御回路は、再変動演出があるかどうかを判定し(図11のS112)、再変動演出がなければ(図11のS112:NO)、図12(g)に示す状態でドラム動作処理を終了する。このように、再変動演出が選択されていない場合は、再変動予告動作が終了した時点で図柄変動の終了となる。
(c) 予告演出あり、再変動演出ありの場合
予告演出あり、再変動演出ありの場合でも、ステップS101〜S112は、上述した予告演出あり、再変動演出なしの場合と同様の動作となるので、各ステップS101〜S112における詳しい動作の説明を省略する。
再変動演出があれば(図11のS112:YES)、ドラム制御回路は、外・中ドラムの開放開始の時点t6が経過したかどうかを判定する(図11のS113)。時点t6が経過していなければ(図11のS113:NO)、ドラム制御回路は、時点t6が経過するまで待機する。
時点t6が経過すると(図11のS113:YES)、ドラム制御回路は、遊技機1の装飾ランプ類103による派手な演出とともに、左外ドラム用モータ44L,左中ドラム用モータ54L,中外ドラム用モータ44C,中中ドラム用モータ54C,右外ドラム用モータ44R,右中ドラム用モータ54Rを駆動することにより、外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rの開放動作を行うとともに、左内ドラム用モータ64L,中内ドラム用モータ64C,右内ドラム用モータ64Rを回転制御することにより、図12(h)に示すように、内ドラム60L,60C,60Rの回転を開始する(図11のS114)。すなわち、再変動を開始する。
そして、図17に示すように、外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rが、遊技者から外図柄シート42L,42C,42Rおよび中図柄シート52L,52C,52Rが見えない開放位置に移動(逆方向に90度回転)したならば、ドラム制御回路は、左外ドラム用モータ44L,左中ドラム用モータ54L,中外ドラム用モータ44C,中中ドラム用モータ54C,右外ドラム用モータ44R,右中ドラム用モータ54Rを停止することにより、外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rを停止する。具体的には、外ドラム40L,40C,40Rを外図柄シート42L,42C,42Rの図柄「4」,「4」,「5」が見えない位置まで回転させると同時に、中ドラム50L,50C,50Rを中図柄シート52L,52C,52Rの図柄「5」,「5」,「4」が見えない位置まで回転させる。これにより、外ドラム40L,40C,40Rの透明部分43L,43C,43Rおよび中ドラム50L,50C,50Rの透明部分53L,53C,53Rを通して、回転する内ドラム60L,60C,60Rのみが見えることになり、外図柄シート42L,42C,42Rおよび中図柄シート52L,52C,52Rによって隠されていた内図柄シート62L,62C,62Rの図柄が遊技者から見えるようになる。
このように、再変動演出が選択されている場合は、上段の図柄を上方へ移動すると同時に下段の図柄を下方へ移動して表示窓10aから見えないようにすることで、これまで見えていなかった内ドラム60L,60C,60Rが出現する。内ドラム60L,60C,60Rは、出現する直前、あるいは同時に回転を開始し、内ドラム60L,60C,60Rの外図柄シート62L,62C,62Rに配置された図柄が上方から下方へ移動する方向へ回転している。
次に、ドラム制御回路は、内ドラム回転速度減速の時点t7が経過したかどうかを判定する(図11のS115)。時点t7が経過していなければ(図11のS115:NO)、ドラム制御回路は、時点t7が経過するまで待機する。
時点t7が経過すると(図11のS115:YES)、ドラム制御回路は、左内ドラム用モータ64L,中内ドラム用モータ64C,右内ドラム用モータ64Rを減速制御することにより、内ドラム60L,60C,60Rの回転速度を減速し(図11のS116)、内ドラム停止の時点t8が経過したかどうかを判定する(図11のS117)。時点t8が経過していなければ(図11のS117:NO)、ドラム制御回路は、時点t8が経過するまで待機する。なお、時点t8の経過は、左,中,右の各ドラムユニット20L,20C,20Rで異なっており、左,右,中の順に経過する。
時点t8が経過すると(図11のS117:YES)、ドラム制御回路は、左内ドラム用モータ64L,中内ドラム用モータ64C,右内ドラム用モータ64Rを停止することにより、内ドラム60L,60C,60Rを所定の図柄(主回路120により決定された停止図柄)が見える位置で左,右,中の順に停止し(図11のS118)、ドラム動作処理を終了する。内ドラム60L,60C,60Rには、V図柄が配置されており、V図柄が2ライン揃えば確変大当たり、1ライン揃えば非確変大当たりとなる。ハズレのときは、V図柄のゾロ目「VVV」以外のハズレ図柄が表示される。
このように、確変大当たりや非確変大当たりの可能性がある演出の1つとして、外ドラム40L,40C,40Rの外図柄シート42L,42C,42Rと中ドラム50L,50C,50Rの中図柄シート52L,52C,52Rとの繋ぎ目が遊技者から見える位置で一旦停止した後、突然外ドラム40L,40C,40Rの外図柄シート42L,42C,42Rの図柄を上方に、中ドラム50L,50C,50Rの中図柄シート52L,52C,52Rの図柄を下方に移動させて、内ドラム60L,60C,60Rの図柄を出現させることにより、意外性のある演出が行え、遊技者に従来にない興趣を与えることができる。
なお、ドラム動作処理では、一旦見えなくなった外図柄シート42L,42C,42Rや中図柄シート52L,52C,52Rを再び出現させるような演出で遊技者を煽ることもできる。また、外ドラム40L,40C,40Rを停止しておくことで、内図柄シート62L,62C,62Rと中図柄シート52L,52C,52Rとを組み合わせた図柄列で表示することもできる。
ドラム制御回路によるドラム動作処理が終了すると、主回路120は、確変図柄または非確変図柄での停止であるかどうかを判定する。確変図柄または非確変図柄での停止であれば、主回路120は、大当たりフラグをONし、非確変図柄での停止であるかどうかを判定する。非確変図柄での停止でなければ、主回路120は、確変フラグをONにする。
次に、主回路120は、大当たりフラグがONであるかどうかを判定し、大当たりフラグがONであれば、1回の大当たりで大入賞装置14を最大ラウンド数15まで開放させるために、ラウンド数が最大ラウンド数15でないかどうかを判定する。ラウンド数が最大ラウンド数15でなければ、主回路120は、ラウンド数に1を加算し、大入賞ソレノイド115を励磁することにより大入賞装置14を開放する。これにより、大入賞装置14が開放して、玉の入賞が可能になる。なお、1入賞あたりの賞球の払出は、15個である。大入賞装置14へ1ラウンドの入賞可能玉数10の玉が入賞するか、大入賞装置14が開放してから1ラウンドの最大開放時間25秒が経過するかの何れかが満たされると、主回路120は、大入賞ソレノイド115を非励磁とすることにより、大入賞装置14を閉鎖する。これにより、大入賞装置14が閉鎖して、玉の入賞ができなくなる。この後、大当たりフラグがまだONであるため、主回路120は、大入賞装置14の開閉を繰り返す。そして、ラウンド数が最大ラウンド数15になると、主回路120は、ラウンド数を初期値0にリセットして、大当たりフラグをOFFにする。
大当たり処理の終了後、確変図柄での大当たりであったときは、その大当たりの終了後は確変状態(通常よりも大当たりの当選確率が高い状態)になり、この確変状態は次の大当たりに当選するまで継続する。また、非確変図柄の大当たりであったときは、その大当たりの終了後は時短状態(普図の変動時間が短くなり、電チューである始動入賞装置13の開放時間が長くなる状態)になり、特図の図柄変動が100回終了するまで継続する。(100回以内に内部抽選で当選したときは、その時点で終了する。)
実施例1によれば、通常は外ドラム40L,40C,40Rと中ドラム50L,50C,50Rとを同時に回転・停止させて、1周分の図柄列として一体感をなしているが、所定の演出表示が選択されたときは、外ドラム40L,40C,40Rの外図柄シート(不透明部分)42L,42C,42Rと透明部分43L,43C,43Rとの境目が遊技者側の表示窓10aの真ん中に来る位置(表示窓10aの真ん中)で一旦停止し、境目に見える中ドラム50L,50C,50Rの図柄を外ドラム40L,40C,40Rの外図柄シート(不透明部分)42L,42C,42Rに重ねて戻す動作を所定回数(例えば5回)繰り返して実行することにより、それまでの一体感が崩れ、遊技者に意外性を提供するとともに、再変動や大当たりに対する遊技者の期待度を高める予告演出を行うことができる。
また、実施例1によれば、予告演出後、その発展演出として、再変動演出を行い、外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rを図柄が見えない位置まで回転した後、その場で停止させることにより、それまで一体となって回転・停止していた外ドラム40L,40C,40Rおよび中ドラム50L,50C,50Rが突然割れて、中から回転している内ドラム60L,60C,60Rを出現させることができ、遊技者に多大な興趣を与えることができる。
ところで、上記実施例1に係る遊技機用ドラム式表示装置10に関しては、以下のような変形例を考えることができる。
実施例1では、ドラムユニットを3重構造のドラムとしたが、ドラムユニットを2重構造のドラムとし、内外のドラムにより1つの図柄列を構成するだけでも、本発明を同様に実施することができる。したがって、内ドラム60は必ずしも本発明の必須の構成要件ではない。
また、実施例1では、左,中,右の各ドラムユニットを全て3重構造のドラムとしたが、全てのドラムユニットを3重構造のドラムにする必要はなく、1つまたは2つのドラムユニットだけを3重構造のドラムにするだけでも、遊技者には十分な興趣を与えることができる。
さらに、実施例1では、外図柄シートの図柄数と内図柄シートの図柄数とを4つずつにしたが、外図柄シートの長さと内図柄シートの長さとを変えて、外図柄シートの図柄数と内図柄シートの図柄数とを異ならせるようにしてもよい。2つの図柄シートを組み合わせて1つの図柄列が構成できれば問題はない。
以上、本発明の実施例を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
例えば、実施例1では、遊技機1をパチンコ遊技機としたが、本発明の遊技機用ドラム式表示装置10は、スロットマシンのドラムとして使用してもよい。
本発明の実施例1に係る遊技機用ドラム式表示装置を配設する遊技機の正面模式図。 遊技機用ドラム式表示装置の斜視図。 ドラムユニットの正面断面図。 ドラムユニットの外ドラムの斜視図。 ドラムユニットの中ドラムの斜視図。 ドラムユニットの内ドラムの斜視図。 図4ないし図6のドラムを組み合わせたドラムユニットを示す斜視図。 図柄シート上の図柄配列を例示する図。 遊技機の回路ブロック図。 遊技機用ドラム式表示装置のドラム動作処理を示すタイミングチャート。 ドラム制御回路によるドラム動作処理を示すフローチャート。 (a)〜(h)は表示窓から見える図柄変動例を示す遷移図。 図柄変動を説明する遷移図。 図柄変動を説明する遷移図。 図柄変動を説明する遷移図。 図柄変動を説明する遷移図。 図柄変動を説明する遷移図。
符号の説明
1 遊技機
2 前面扉
3 遊技盤
5 玉供給皿
6 発射ハンドル
10 遊技機用ドラム式表示装置
11 通過ゲート
13 始動入賞装置
14 大入賞装置
20(20L,20C,20R) ドラムユニット
40(40L,40C,40R) 外ドラム(第1ドラム)
41 外周筒部
42(42L,42C,42R) 外図柄シート(不透明部分)
43(43L,43C,43R) 透明部分
50(50L,50C,50R) 中ドラム(第2ドラム)
51 外周筒部
52(52L,52C,52R) 中図柄シート(不透明部分)
53(53L,53C,53R) 透明部分
60(60L,60C,60R) 内ドラム
61 外周筒部
62(62L,62C,62R) 内図柄シート
100 主制御基板(パターン選択手段)
104 ドラム制御基板(ドラム制御手段)

Claims (1)

  1. 複数の図柄が配置された不透明部分と図柄の配置されていない透明部分とを備える第1ドラムと、
    複数の図柄が配置された不透明部分と図柄の配置されていない透明部分とを備え、第1ドラムの内側に重なるように配置される第2ドラムと、
    複数の図柄が配置された図柄シートを備え、第2ドラムの内側に重なるように配置される第3ドラムと、
    各ドラムの回転を制御するドラム制御手段と、を備え、
    第1ドラムの図柄と第1ドラムの透明部分を通して見える第2ドラムの図柄とを組み合わせて図柄列を形成し、
    前記ドラム制御手段は、第1ドラムおよび第2ドラムを停止している状態から同じ方向に同じ回転速度で回転させ、第1ドラムの透明部分と不透明部分との境目を遊技者から見える位置で一旦停止させた後、遊技者から見て前記境目より上方の図柄を少し下げる方向に移動させると同時に前記境目より下方の図柄を少し上げる方向に移動させるように第1ドラムと第2ドラムを回転させ、さらに両ドラムを逆方向に回転させて先の停止位置に戻す動作を所定回数繰り返した後、所定の再変動演出開始条件を満たすことを条件として、前記境目より上方の図柄を上方へ移動させると同時に前記境目より下方の図柄を下方へ移動させるように第1ドラムと第2ドラムを回転させ、遊技者から見える位置で第1ドラムの透明部分および第2ドラムの透明部分を通して第3ドラムの図柄シートの図柄を視認可能とされていることを特徴とする遊技機用ドラム式表示装置。
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