JP2008253301A - 遊技機用ドラム式表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示する図柄列数よりも少ない数のドラムとアクチュエータで構成することにより、コストダウンと省エネルギー化を図り、制御の簡素化を図ることも可能な遊技機用ドラム式表示装置を提供する。
【解決手段】 第1ドラム21Aは、左列20Lと中列20Cの図柄が外周面に配置された第1幅広ドラムとして構成されている。第2ドラム21Bは、右列20Rの図柄が外周面に配置された第2幅狭ドラムとして構成されている。第1幅広ドラム21Aは、左列20L、中列20Cの2列の図柄を同時に変動表示及び停止表示することのできるドラム用モータ22Aで駆動されて軸線O周りに回転する。第2幅狭ドラム21Bは、右列20Rの図柄を変動表示及び停止表示することのできるドラム用モータ22Bで駆動されて軸線O周りに回転する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機に用いられるドラム式表示装置に関する。
パチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機において、所定条件の成立に基づいて実行される内部抽選の結果を表示する手段として、液晶表示装置やドラム式表示装置(リール式表示装置ともいう)が用いられている。このうちドラム式表示装置は、共通軸線を有する複数(通常3個)の筒状のドラムが共通軸線周りで回転してその外周面に配置された複数の図柄を変動表示し、軸線方向に沿って所定列(通常3列)の図柄を停止表示することにより、内部抽選の結果を表示する(遊技者に報知する)。
このようなドラム式表示装置では、3個のドラムの径を異ならせ一部の列を同芯状に重ね合わせて配置し、複数のドラムの図柄部分を組み合わせて一列の図柄を表示する試みもなされている(特許文献1参照)。
特開平10−263153号公報
特許文献1によれば、表示態様を多様化することはできるが、表示する図柄列に応じた個数のドラムとモータ(アクチュエータ)とを要することに変わりはなく、表示態様の多様化につれてコストアップや制御の複雑化を招来するおそれもある。
本発明の課題は、表示する図柄列数よりも少ない数のドラムとアクチュエータで構成することにより、コストダウンと省エネルギー化を図り、制御の簡素化を図ることも可能な遊技機用ドラム式表示装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の遊技機用ドラム式表示装置は、
遊技領域に配置された複数の筒状のドラムが共通軸線周りで回転してその外周面に配置された複数の図柄を変動表示し、軸線方向に沿って所定数の図柄列を停止表示することにより、所定条件の成立に基づく内部抽選の結果を表示する遊技機用ドラム式表示装置であって、
前記複数のドラムのうち少なくともいずれかのものは、複数の図柄列に相当する図柄が配置された幅広ドラムで構成されるとともに、
その幅広ドラムを回転駆動するための駆動手段を備え、
前記幅広ドラムの複数の図柄列は、前記駆動手段により同時に変動表示するとともに同時に停止表示することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の遊技機用ドラム式表示装置は、
遊技領域に配置された複数の筒状のドラムが共通軸線周りで回転してその外周面に配置された複数の図柄を変動表示し、軸線方向に沿って3列の図柄を停止表示することにより、所定条件の成立に基づく内部抽選の結果を表示する遊技機用ドラム式表示装置であって、
前記複数のドラムは2個で構成されそのうち少なくとも一方のものは、2列又は3列に相当する図柄が配置された幅広ドラムで構成されるとともに、
その幅広ドラムを回転駆動するための駆動手段を備え、
前記幅広ドラムの2列又は3列の図柄は、前記駆動手段により同時に変動表示するとともに同時に停止表示することを特徴とする。
これらの遊技機用ドラム式表示装置によれば、表示する図柄列数(例えば3列)よりも少ない数(例えば2個)のドラムと駆動手段(アクチュエータ)で構成することができ、コストダウンと省エネルギー化を図ることができる。また、従来よりドラムとアクチュエータの数を減らすことにより、リーチ表示等の演出表示を可能としつつ制御の簡素化(プログラムの簡略化)を図ることも可能となる。なお、このような遊技機用ドラム式表示装置はパチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機に用いることができる。
具体的には、2個のドラムは、3列のうちの左列と中列の図柄が配置された第1幅広ドラムと、右列の図柄が配置された第2幅狭ドラムとで構成することができる。これによって最も簡素な構成とすることができ、コストダウンと省エネルギー化及び制御の簡素化を図ることができる。
異なる他の態様として、2個のドラムは、3列のうちの左列と右列の図柄が配置された第1幅広ドラムと、中列の図柄が配置された第2幅狭ドラムとで構成されるとともに、
第1幅広ドラムと第2幅狭ドラムとは、それらの径を異ならせることにより共通軸線に対して同芯状に重ね合わせて配置することができる。
これによっても簡素な構成を実現することができ、コストダウンと省エネルギー化及び制御の簡素化を図ることができる。また、第1幅広ドラムに左列と右列の図柄が配置されているので、現在一般的に行われているように、変動表示状態から左列と右列を停止表示させてリーチ状態を演出表示させた後、中列を停止表示させて大当たりを告知するといった表示形態も可能である。
さらに異なる他の態様として、2個のドラムは、3列のうちの左列と中列の図柄が配置された第1幅広ドラムと、中列と右列の図柄が配置された第2幅広ドラムとで構成されるとともに、
第1幅広ドラムと第2幅広ドラムとは、それらの径を異ならせることにより共通軸線に対して中列を同芯状に重ね合わせて配置され、
第1幅広ドラムと第2幅広ドラムとのうち外側に位置するドラムは、中列の図柄が配置された図柄部分以外の非図柄部分が透光性を有し、その非図柄部分から内側に位置するドラムの中列の図柄を目視可能とすることができる。
このように、外側ドラムの非図柄部分を介して内側ドラムの図柄部分を視認できるので、表示態様の多様化を図ることができる。また、外側ドラムを先に停止表示した後、内側ドラムを停止表示する場合、外側ドラムの停止時にはリーチ表示でなくても内側ドラムの停止時に大当たり表示となるように図柄を配列することができる。
この場合、外側ドラムと内側ドラムとが一斉に変動表示中に、外側ドラムに対応する外側共用モータによって外側ドラムの2列を同時に停止表示した後、内側ドラムに対応する内側共用モータによって内側ドラムの2列を同時に停止表示する順パターンと、
それとは反対に、内側ドラムの2列を同時に停止表示した後、外側ドラムの2列を同時に停止表示する逆パターンとが選択実施可能である。
これによって、内側ドラムの停止表示時にリーチ状態を表示することもできる。また、順パターンと逆パターンとで大当たりの期待度を変更することもできる。
さらに異なる他の態様として、2個のドラムは、左列、中列及び右列の3列の図柄が配置された第1幅広ドラムと、3列の図柄が配置された第2幅広ドラムとで構成されるとともに、
第1幅広ドラムと第2幅広ドラムとは、それらの径を異ならせることにより共通軸線に対して3列をそれぞれ同芯状に重ね合わせて配置され、
第1幅広ドラムと第2幅広ドラムとのうち外側に位置するドラムは、各列の図柄が配置された図柄部分以外の非図柄部分が透光性を有し、その非図柄部分から内側に位置するドラムの各列の図柄を目視可能とすることができる。
このように、外側ドラムの非図柄部分を介して内側ドラムの図柄部分を視認できるので、表示態様の多様化を図ることができる。その際、3列すべてに図柄部分と非図柄部分とを設けることができるので、表示態様を大幅に多様化することができる。また、外側ドラムを先に停止表示した後、内側ドラムを停止表示する場合、外側ドラムの停止時にはリーチ表示でなくても内側ドラムの停止時に大当たり表示となるように図柄を配列することができる。
この場合、外側ドラムと内側ドラムとが一斉に変動表示中に、外側ドラムに対応する外側共用モータによって外側ドラムの3列を同時に停止表示した後、内側ドラムに対応する内側共用モータによって内側ドラムの3列を同時に停止表示する順パターンと、
それとは反対に、内側ドラムの3列を同時に停止表示した後、外側ドラムの3列を同時に停止表示する逆パターンとが選択実施可能である。
これによって、内側ドラムの停止表示時にリーチ状態を表示することもできる。また、順パターンと逆パターンとで大当たりの期待度を変更することもできる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明に係るパチンコ遊技機の一例を示す正面模式図、図2はドラム式表示装置の第1例を示す斜視図及び正面断面図である。図1に示すパチンコ遊技機1(遊技機)は、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3には、円形状の遊技領域3aが形成されている。遊技領域3aの下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉(遊技球;遊技媒体)は、発射ハンドル5によって遊技領域3aに向けて発射される。遊技領域3aには釘3bが多数立設されているので、レール(図示省略)を通じて遊技盤3の遊技領域3aに達した玉は、それらの釘3bに弾かれながら遊技領域3aを落下する。なお、102はスピーカ、103は装飾ランプ類を示す(図5参照)。
遊技領域3aの中央付近には、所定条件の成立に基づいて実行される抽選処理の結果を表示して遊技者に報知するためのドラム式表示装置(以下、単に表示装置ともいう)20が配置されている。表示装置20の下方には、開閉する一対の回動翼片12a,12aを有する電動チューリップ(以下、電チューともいう)12(始動入賞装置;可変入賞装置;スタートチャッカー)が配置されている。その電チュー12の下方には、電チュー12への入賞に基づいて実行される大当たり抽選において大当たりしたときに開放する大入賞装置13(可変入賞装置;アタッカー)が設けられている。また、表示装置20の左方には、玉が通過したときスタートチャッカー12を所定の時間及び回数(例えば0.5秒間で1回)だけ開放するための通過ゲート11(スルーチャッカー)が配置されている。なお、符号14は玉を回収するための玉排出口を示す。
図2に示すように、表示装置20には、透明樹脂材料のように透光性を有する複数(ここでは2個)の円筒状の第1ドラム21Aと第2ドラム21Bとが、遊技盤3(図1参照)に平行状で左右方向に延びる軸線Oに沿って一列状に配置されている。
ここで、2個のドラムのうち第1ドラム21Aは、各々複数の図柄(例えば、アラビア数字「7」の有無;図3参照)からなる3列の図柄列20L,20C,20Rのうち左列20Lと中列20Cの図柄が外周面に配置された第1幅広ドラムとして構成されている。一方、第2ドラム21Bは、右列20Rの図柄が外周面に配置された第2幅狭ドラムとして構成されている。したがって、第1幅広ドラム21Aは、左列20L、中列20Cの2列の図柄を同時に変動表示及び停止表示することのできる共用アクチュエータとしてのステッピングモータ(以下、ドラム用モータともいう)22Aで駆動されて軸線O周りに回転する。一方、第2幅狭ドラム21Bは、右列20Rの図柄を変動表示及び停止表示することのできる単独アクチュエータとしてのステッピングモータ(以下、ドラム用モータともいう)22Bで駆動されて軸線O周りに回転する。
図1に戻り、表示装置20には、3列20L,20C,20Rの図柄(例えば、アラビア数字「7」の有無)を上下2段又は3段に表示して遊技者に抽選結果を報知するための表示窓20a(図柄表示領域)が形成されている。これによって、2個のドラム21A,21Bが、ドラム用モータ22A,22Bにより軸線O周りで各々回転して複数の図柄を変動表示した後、所定の図柄を表示窓20aに停止表示することにより内部抽選結果(当否)を報知する。なお、L1〜L5は表示窓20aにおける当否判定の有効ラインを示し、上方水平線L1、中央水平線L2、下方水平線L3、斜め右上がり線L4、斜め右下がり線L5のいずれかの有効ラインにアラビア数字「7」が3つ揃うと大当たり、2つ揃うとリーチとなる。また、有効ラインL1〜L5のうちいずれか1つの有効ライン上でリーチとなったときにシングルリ−チ、2つ以上の有効ライン上でリーチとなったときにダブルリーチという。
ドラム用モータ22A,22Bはそれぞれ表示装置20の枠体に保持されたドラム用ステー25に固定されている。また、ドラム用ステー25には、白色LED等のドラム用バックライト24L,24C,24Rがそれぞれ固定され、これらのドラム用バックライト24L,24C,24Rは、例えば透光性で乳白色のケース体24a,24bで覆われている。ドラム21A,21Bの外周面の図柄とドラム用バックライト24L,24C,24Rとの間にケース体24a,24bが位置することにより、遊技者は、表示窓20aに表示されかつ内側から照明された図柄をはっきりと認識できる。
各ドラム用モータ22A,22Bは、周知技術のステッピングモータ(例えば特開2001−58026号公報や特開2004−254974号公報に開示されているステッピングモータ)を採用しており、各ドラム21A,21Bを互いに独立に回転制御するために、第1及び第2の各ドラム用基準位置検出センサ23A,23Bをそれぞれ内蔵している。各ドラム21A,21Bには回転基準位置が設けられており、各ドラム21A,21Bが1回転するうちに対応する各ドラム用基準位置検出センサ23A,23Bがこの回転基準位置を検出し、検出信号を出力する。
図5は、パチンコ遊技機の回路ブロック図である。このパチンコ遊技機1は、主回路120が搭載された主制御基板100と、アンプ/スピーカ102,装飾ランプ類103及びドラム制御基板104を制御する副制御回路(図示せず)が搭載された副制御基板101と、第1及び第2の各ドラム用基準位置検出センサ23A,23Bからの検出信号を入力するとともに第1及び第2の各ドラム用モータ22A,22B及び左,中,右の各ドラム用バックライト24L,24C,24Rを駆動制御するドラム制御回路(図示せず)が搭載されたドラム制御基板104と、払出装置108を制御する払出制御回路(図示せず)が搭載された払出制御基板107と、発射装置110を制御する発射制御回路(図示せず)が搭載された発射制御基板109とを含む。また、通過ゲート11に併設されたゲート通過検出器111と、電チュー12に併設された始動入賞検出器112と、大入賞装置13に併設された大入賞検出器113と、電チュー12の回動翼片12a,12aを開閉する電チューソレノイド115と、大入賞装置13を開閉する大入賞ソレノイド116と、各基板に所定電圧を供給する電源回路部117とを含んで構成されている。
主回路120は、CPU(Central Processing Unit)121,プログラム格納用のROM(Read Only Memory)122,ワークエリアや各種カウンタ等が割り当てられるRAM(Random Access Memory)123,入出力インタフェースであるI/O(Input/Output)124等を備える。なお、その他の各基板も、個別にCPU(制御回路)やメモリを備える構成が一般的であるが、図5では省略している。
副制御基板101に搭載された副制御回路は、主回路120より入力される音声制御信号に応じてアンプ/スピーカ102より音声を出力させる。また、副制御回路は、主回路120より入力されるランプ制御信号に応じて装飾ランプ類103の点灯/消灯を制御する。さらに、副制御回路は、主回路120より入力される図柄変動信号(ドラム回転制御信号)をドラム制御基板104に出力する。
ドラム制御基板104に搭載されたドラム制御回路は、副制御基板101を介して主回路120より入力される図柄変動信号(ドラム回転制御信号)に応じて、第1及び第2の各ドラム21A,21Bを制御するための処理を実行する。詳しくは、ドラム制御回路は、第1及び第2の各ドラム用モータ22A,22Bを駆動制御する。本実施例では、2つのドラム21A,21Bを回転動作させるために第1及び第2ドラム用モータ22A,22Bが備えられており、各ドラム21A,21Bと各ドラム用モータ22A,22Bとは1対1で制御されている。
各ドラム21A,21Bには回転基準位置が設けられており、各ドラム21A,21Bが1回転するうちに対応する各ドラム用基準位置検出センサ23A,23Bがこの回転基準位置を検出し、検出信号をドラム制御基板104に送信している。したがって、ドラム制御回路は、その検出信号を受信してから回転したステップ数に基づいて現在の各ドラム21A,21Bの回転位置を特定している。また、ドラム制御回路は、各ドラム21A,21Bの各図柄の位置と回転基準位置からのステップ数との関係を全て把握している。したがって、主回路120から入力される図柄変動信号に応じて各ドラム用モータ22A,22Bを駆動制御し、所望の変動表示、停止表示を行うことができるようになっている。
払出制御基板107に搭載された払出制御回路は、主回路120より入力される賞球払出信号に応じて払出装置108を制御する。これにより、遊技者に対して所定数の賞球が払い出される。
発射制御基板109に搭載された発射制御回路は、遊技者が発射ハンドル5(図1参照)を操作することに応じて、発射ハンドル5に対応して設けられた発射装置110を作動させる。発射ハンドル5の操作量に応じて、玉の打出し強さ(玉の飛距離)を調節することが可能となっている。
ここで、図1を用いて、パチンコ遊技機1における遊技の流れ(遊技領域3aでの遊技状態の変化)について概要を説明する。玉が通過ゲート11に入球(ゲート通過)してゲート通過検出器111で検知されると、電チューソレノイド115の励磁により回動翼片12a,12aが所定の時間及び回数(例えば0.5秒間で1回)にわたり開口して、電チュー12に入賞し易くなる。
玉が電チュー12に入賞して始動入賞検出器112で検知されると、大当たり抽選テーブルを用いた大当たり抽選(内部抽選)が行われる。そして、表示装置20において、第1及び第2の各ドラム21A,21B(3列20L,20C,20Rの図柄)が同時に特別図柄を変動表示する。まず第1ドラム21Aが停止すると、第1ドラム21Aの停止位置により、ハズレ、シングルリ−チ、ダブルリーチのいずれかの状態で停止表示される。その後、第2ドラム21Bが停止して、いずれかの有効ラインL1〜L5に3列20L,20C,20Rの大当たり図柄(例えば「777」のゾロ目)が揃って確定表示(停止表示)されると、「大当たり状態(特別遊技状態)」となる。なお、有効ラインL1〜L5のうち複数の有効ライン上で「7」が揃えば確変図柄、いずれか1つの有効ライン上で「7」が揃えば非確変図柄がそれぞれ設定されている(図4参照)。
そして、大入賞ソレノイド116の励磁により大入賞装置13が開放され、玉Bがきわめて入り易い状況をもたらす。大入賞装置13の開放は、大入賞検出器113による所定数(例えば10個)の入賞検知又は所定時間(例えば25秒間)の経過を1ラウンドとして所定ラウンド回数(例えば最高15回)まで繰り返されるので、このような大当たり状態の間に遊技者は多数の賞球を得ることができる。
(実施例2)
次に、ドラム式表示装置の第2例を図6〜図8に示す。図6に示すドラム式表示装置(以下、単に表示装置ともいう)220において、第1ドラム221Aは、左列20Lと右列20Rの図柄が外周面に配置された第1幅広ドラムとして構成されている(図7参照)。一方、第2ドラム221Bは、中列20Cの図柄が外周面に配置された第2幅狭ドラムとして構成されている(図7参照)。また、第1幅広ドラム221Aの径が第2幅狭ドラム221Bの径よりも大とすることにより共通軸線Oに対して同芯状に重ね合わせて配置されている。
したがって、第1幅広ドラム221Aは、左列20L、右列20Rの2列の図柄を同時に変動表示及び停止表示することのできる共用アクチュエータとしてのステッピングモータ(以下、ドラム用モータともいう)222Aで駆動されて軸線O周りに回転する。一方、第2幅狭ドラム221Bは、中列20Cの図柄を変動表示及び停止表示することのできる単独アクチュエータとしてのステッピングモータ(以下、ドラム用モータともいう)222Bで駆動されて軸線O周りに回転する。
そして、表示装置220において、第1及び第2の各ドラム221A,221B(3列20L,20C,20Rの図柄)が同時に特別図柄を変動表示する。まず第1ドラム221Aが停止すると、第1ドラム221Aの停止位置により、ハズレ、シングルリ−チ、ダブルリーチのいずれかの状態で停止表示される。その後、第2ドラム221Bが停止して、いずれかの有効ラインL1〜L5に3列20L,20C,20Rの大当たり図柄(例えば「777」のゾロ目)が揃って確定表示(停止表示)されると、「大当たり状態(特別遊技状態)」となる。なお、有効ラインL1〜L5のうち複数の有効ライン上で「7」が揃えば確変図柄、いずれか1つの有効ライン上で「7」が揃えば非確変図柄がそれぞれ設定されている(図8参照)。
(実施例3)
次に、ドラム式表示装置の第3例を図9〜図12示す。図9に示すドラム式表示装置(以下、単に表示装置ともいう)320において、第1ドラム321Aは、左列20Lと中列20CAの図柄が外周面に配置された第1幅広ドラムとして構成されている(図10参照)。一方、第2ドラム321Bは、中列20CBと右列20Rの図柄が外周面に配置された第2幅広ドラムとして構成されている(図10参照)。また、第1幅広ドラム321Aの径が第2幅広ドラム321Bの径よりも大とすることにより共通軸線Oに対して同芯状に重ね合わせて配置されている。さらに、外側ドラム321A(第1幅広ドラム)は、中列20CAの図柄が配置された図柄部分20F以外の非図柄部分20Nが透光性を有し、その非図柄部分20Nから内側ドラム321B(第2幅広ドラム)の中列20CBの図柄を目視可能である(図10参照)。
したがって、第1幅広ドラム321Aは、左列20L、中列20CAの2列の図柄を同時に変動表示及び停止表示することのできる共用アクチュエータとしてのステッピングモータ(以下、ドラム用モータともいう)322Aで駆動されて軸線O周りに回転する。一方、第2幅広ドラム321Bは、中列20CB、右列20Rの図柄を変動表示及び停止表示することのできる共用アクチュエータとしてのステッピングモータ(以下、ドラム用モータともいう)322Bで駆動されて軸線O周りに回転する。
そして、表示装置320において、第1及び第2の各ドラム321A,321B(3列20L,20C,20Rの図柄)が同時に特別図柄を変動表示する。まず外側ドラム321Aが停止すると、外側ドラム321Aの停止位置により、ハズレ、シングルリ−チ、ダブルリーチのいずれかの状態で停止表示される。その後、内側ドラム321Bが停止して、いずれかの有効ラインL1〜L5に3列20L,20C,20Rの大当たり図柄(例えば「777」のゾロ目)が揃って確定表示(停止表示)されると、「大当たり状態(特別遊技状態)」となる。なお、有効ラインL1〜L5のうち複数の有効ライン上で「7」が揃えば確変図柄、いずれか1つの有効ライン上で「7」が揃えば非確変図柄がそれぞれ設定されている(図11参照)。また、外側ドラム321Aを先に停止表示した後、内側ドラム321Bを停止表示する場合、外側ドラム321Aの停止時にはリーチ表示でなくても(図12(a)参照)、内側ドラム321Bの停止時に大当たり表示となるように図柄を配列することができる(図12(b)参照)。
さらに、(1)に示す順パターンと、(2)に示す逆パターンとを選択実施可能としてある。
(1)外側ドラム321Aと内側ドラム321Bとが一斉に変動表示中に、外側ドラム321Aに対応する外側共用モータ322Aによって外側ドラム321Aの2列である左列20L、中列20CAを同時に停止表示した後、内側ドラム321Bに対応する内側共用モータ322Bによって内側ドラム321Bの2列である中列20CB、右列20Rを同時に停止表示する順パターン;
(2)それとは反対に、内側ドラム321Bの2列である中列20CB、右列20Rを同時に停止表示した後、外側ドラム321Aの2列である左列20L、中列20CAを同時に停止表示する逆パターン。
これによって、内側ドラム内側ドラム321Bの停止表示時にリーチ状態を表示することもできる。また、順パターンと逆パターンとで大当たりの期待度を変更することもできる。
(実施例4)
次に、ドラム式表示装置の第4例を図13及び図14に示す。図13に示すドラム式表示装置(以下、単に表示装置ともいう)420において、第1ドラム421Aは、左列20LA,中列20CA,右列20RAの図柄が外周面に配置された第1幅広ドラムとして構成されている(図14参照)。一方、第2ドラム421Bは、左列20LB,中列20CB,右列20RBの図柄が外周面に配置された第2幅広ドラムとして構成されている(図14参照)。また、第1幅広ドラム421Aの径が第2幅広ドラム421Bの径よりも大とすることにより共通軸線Oに対して同芯状に重ね合わせて配置されている。さらに、外側ドラム421A(第1幅広ドラム)は、左列20LA,中列20CA,右列20RAの図柄が配置された図柄部分20F以外の非図柄部分20Nが透光性を有し、その非図柄部分20Nから内側ドラム421B(第2幅広ドラム)の左列20LB,中列20CB,右列20RBの図柄を目視可能である(図14参照)。
したがって、第1幅広ドラム421Aは、左列20LA,中列20CA,右列20RAの3列の図柄を同時に変動表示及び停止表示することのできる共用アクチュエータとしてのステッピングモータ(以下、ドラム用モータともいう)422Aで駆動されて軸線O周りに回転する。一方、第2幅広ドラム421Bは、左列20LB,中列20CB,右列20RBの3列の図柄を変動表示及び停止表示することのできる共用アクチュエータとしてのステッピングモータ(以下、ドラム用モータともいう)422Bで駆動されて軸線O周りに回転する。なお、外側ドラム421A及び内側ドラム421Bは長くなるので、こじれ等を生じないようにモータ422B,422Bから遠い側をローラR等で指示している。
そして、表示装置420において、第1及び第2の各ドラム421A,421B(3列20L,20C,20Rの図柄)が同時に特別図柄を変動表示する。まず外側ドラム421Aが停止すると、外側ドラム421Aの停止位置により、ハズレ、シングルリ−チ、ダブルリーチのいずれかの状態で停止表示される。その後、内側ドラム421Bが停止して、いずれかの有効ラインL1〜L5に3列20L,20C,20Rの大当たり図柄(例えば「777」のゾロ目)が揃って確定表示(停止表示)されると、「大当たり状態(特別遊技状態)」となる。なお、有効ラインL1〜L5のうち複数の有効ライン上で「7」が揃えば確変図柄、いずれか1つの有効ライン上で「7」が揃えば非確変図柄をそれぞれ設定してもよい。また、外側ドラム421Aを先に停止表示した後、内側ドラム421Bを停止表示する場合、外側ドラム421Aの停止時にはリーチ表示でなくても内側ドラム421Bの停止時に大当たり表示となるように図柄を配列することができる。
以上の説明では、3列のドラムを配置するドラム式表示装置のみについて述べたが、4列以上のドラムを配置するドラム式表示装置に適用してもよい。また、本発明はスロットマシン等にも適用できる。
本発明に係るパチンコ遊技機の一例を示す正面模式図。 ドラム式表示装置の第1例を示す斜視図及び正面断面図。 ドラム外周面の図柄配列を示す展開図。 表示窓における確変図柄及び非確変図柄の表示例を示す図。 図1のパチンコ遊技機の回路ブロック図。 ドラム式表示装置の第2例を示す斜視図及び正面断面図。 ドラム外周面の図柄配列を示す展開図。 表示窓における確変図柄及び非確変図柄の表示例を示す図。 ドラム式表示装置の第3例を示す斜視図及び正面断面図。 ドラム外周面の図柄配列を示す展開図。 表示窓における確変図柄及び非確変図柄の表示例を示す図。 ドラムの作動例を示す斜視図。 ドラム式表示装置の第4例を示す斜視図及び正面断面図。 ドラム外周面の図柄配列を示す展開図。
符号の説明
1 パチンコ遊技機(遊技機)
3a 遊技領域
20 ドラム式表示装置
20a 表示窓(図柄表示領域)
21A,221A 第1ドラム(幅広ドラム)
21B,221B 第2ドラム(幅狭ドラム)
321A,421A 第1ドラム(幅広ドラム)
321B,421B 第2ドラム(幅広ドラム)
22A,222A 第1ドラム用モータ(共用モータ;ステッピングモータ)
22B,222B 第2ドラム用モータ(単独モータ;ステッピングモータ)
322A,422A 第1ドラム用モータ(外側共用モータ;ステッピングモータ)
322B,422B 第2ドラム用モータ(内側共用モータ;ステッピングモータ)

Claims (6)

  1. 遊技領域に配置された複数の筒状のドラムが共通軸線周りで回転してその外周面に配置された複数の図柄を変動表示し、軸線方向に沿って所定数の図柄列を停止表示することにより、所定条件の成立に基づく内部抽選の結果を表示する遊技機用ドラム式表示装置であって、
    前記複数のドラムのうち少なくともいずれかのものは、複数の図柄列に相当する図柄が配置された幅広ドラムで構成されるとともに、
    その幅広ドラムを回転駆動するための駆動手段を備え、
    前記幅広ドラムの複数の図柄列は、前記駆動手段により同時に変動表示するとともに同時に停止表示することを特徴とする遊技機用ドラム式表示装置。
  2. 遊技領域に配置された複数の筒状のドラムが共通軸線周りで回転してその外周面に配置された複数の図柄を変動表示し、軸線方向に沿って3列の図柄を停止表示することにより、所定条件の成立に基づく内部抽選の結果を表示する遊技機用ドラム式表示装置であって、
    前記複数のドラムは2個で構成されそのうち少なくとも一方のものは、2列又は3列に相当する図柄が配置された幅広ドラムで構成されるとともに、
    その幅広ドラムを回転駆動するための駆動手段を備え、
    前記幅広ドラムの2列又は3列の図柄は、前記駆動手段により同時に変動表示するとともに同時に停止表示することを特徴とする遊技機用ドラム式表示装置。
  3. 前記2個のドラムは、3列のうちの左列と中列の図柄が配置された第1幅広ドラムと、右列の図柄が配置された第2幅狭ドラムとで構成されている請求項2に記載の遊技機用ドラム式表示装置。
  4. 前記2個のドラムは、3列のうちの左列と右列の図柄が配置された第1幅広ドラムと、中列の図柄が配置された第2幅狭ドラムとで構成されるとともに、
    前記第1幅広ドラムと第2幅狭ドラムとは、それらの径を異ならせることにより前記共通軸線に対して同芯状に重ね合わせて配置されている請求項2に記載の遊技機用ドラム式表示装置。
  5. 前記2個のドラムは、3列のうちの左列と中列の図柄が配置された第1幅広ドラムと、中列と右列の図柄が配置された第2幅広ドラムとで構成されるとともに、
    前記第1幅広ドラムと第2幅広ドラムとは、それらの径を異ならせることにより前記共通軸線に対して中列を同芯状に重ね合わせて配置され、
    前記第1幅広ドラムと第2幅広ドラムとのうち外側に位置するドラムは、中列の図柄が配置された図柄部分以外の非図柄部分が透光性を有し、その非図柄部分から内側に位置するドラムの中列の図柄を目視可能である請求項2に記載の遊技機用ドラム式表示装置。
  6. 前記2個のドラムは、左列、中列及び右列の3列の図柄が配置された第1幅広ドラムと、前記3列の図柄が配置された第2幅広ドラムとで構成されるとともに、
    前記第1幅広ドラムと第2幅広ドラムとは、それらの径を異ならせることにより前記共通軸線に対して前記3列をそれぞれ同芯状に重ね合わせて配置され、
    前記第1幅広ドラムと第2幅広ドラムとのうち外側に位置するドラムは、各列の図柄が配置された図柄部分以外の非図柄部分が透光性を有し、その非図柄部分から内側に位置するドラムの各列の図柄を目視可能である請求項2に記載の遊技機用ドラム式表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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