JP4992632B2 - レボルビング式糸条巻取装置 - Google Patents

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Description

本発明は糸条を一対のスピンドルで交互に巻き取るレボルビング式糸条巻取装置に関し、さらには詳しくは、高品位のパッケージを得ることができるレボルビング式糸条巻取装置に関するものである。
従来のレボルビング式糸条巻取装置においては、満管ボビンから新しい空ボビンに糸条の切替が完了した後に、満管ボビンの糸端が、巻き始めた空ボビンに巻き込まれるのを防ぐため、満管ボビンから空ボビンに糸条の切替えが完了した直後に、2つのスピンドルの横断面の中心を結ぶ線の両側から、2つのセパレータを両スピンドルの間にそれぞれ挿入する方法が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、満管ボビンの糸端を、巻き始めた空ボビンに巻き込まれるのを完全に防ぐためには、両スピンドルの間に挿入された2つのセパレータ同士を完全に密着させればよいが、実際には、2つのセパレータはスピンドルの軸方向にスピンドルの長さに相当した幅をもつため、その全幅において2つのセパレータ同士を完全に密着させることは困難であり、隙間が生じてしまう。そのため、満管ボビンの糸端がこの隙間を通過し、巻き始めた空ボビンに巻き込まれる問題が生じていた。
パッケージに巻き込まれた糸端は、巻き取り後の外観検査で取り除けるものは取り除くが、完全にパッケージ内部に埋没した糸端は見つけることができず、ユーザにおいて欠点となる。つまりは、糸端を取り除くために外観検査で多大な労力がかかり、また、ユーザにおける欠点となるのである。
また、2本のスピンドル間を仕切る仕切部材を有するターレット切替式合成繊維用巻取装置も提案されている(特許文献2参照)。
この方法では、仕切部材は2本のスピンドルの間に設けられ、かつターレットに突設されている。糸切替の際には、該仕切板はターレットともに回動される。該仕切板は回動中に巻取機に設けられた他部材たとえばローラベイルとの干渉を避けるために大きくすることができない。そのため、満管ボビンの糸端が、該仕切板の端部を回り込むようにして巻き始めた空ボビンに巻き込まれてしまう問題が生じていた。
特に、高粘度成分にテレフタル酸を酸成分としトリメチレングリコールをグリコール成分とするポリトリメチレンテレフタレートを用い、低粘度成分にテレフタル酸を酸成分としエチレングリコールをグリコール成分とするポリエチレンテレフタレートを用いた2成分を繊維長手方向に沿ってサイドバイサイド型または偏心芯鞘型に構成した複合ポリエステル繊維は、巻き取られた時点で捲縮特性を有している。巻き取り中の該複合ポリエステル繊維は、ある程度の張力を掛けながら巻き取られるので、捲縮していない状態で巻き取られるが、糸端は該張力から開放されるため、捲縮が生じる。捲縮が生じた糸端は、捲縮が生じていない糸よりも、気流の影響を受けやすいために、上記レボルビング式糸条巻取装置で巻取る際に、上記問題がより顕著となるのである。
特開昭63−225072号公報(特許請求の範囲) 特開2000−128435号公報(特許請求の範囲)
本発明の目的は、上記の欠点を解消せんとするものであり、糸掛け装置に取り付けた遮蔽板を利用して満管ボビンの糸端を、巻き始めた空ボビンに巻き込まれるのを防ぎ良好なパッケージを得ることのできるレボルビング式糸条巻取装置を提供せんとするものである。
上記の目的を達成するため本発明は以下の構成を採用する。すなわち、
(a)糸条を綾振りするトラバース装置と、
(b)該トラバース装置の綾振幅をもって糸条が巻上げられ、パッケージを形成するボビンと、
(c)該綾振幅の外側においてボビン軸に対して交差する方向にボビンの表面に形成された糸把持溝と、
(d)上記ボビンが装着される2本のスピンドルと、
(e)該2本のスピンドルの一方を巻取側、他方を待機側として配設せしめ、かつ両者の位置を交互に入れ替えるターレットと、
(f)上記2本のスピンドルの間に突設される仕切板と、
(g)上記ターレットを回動せしめてなる糸切替時に、巻取側から待機側へ移ったパッケージに継続して巻き取られている走行糸条を、前記トラバース装置の綾振幅の外側に糸条を案内する糸寄せガイドと、
(h)上記糸切替時において、上記巻取側から待機側へ移ったパッケージに継続して巻き取られている走行糸条を、待機側から巻取側に移った空ボビンの糸把持溝に押圧把持せしめる糸掛け装置および該糸掛け装置に配設された糸掛けガイドを、上記空ボビンと上記パッケージとの間の位置に備えたレボルビング式糸条巻取装置であって、
(i)上記糸切替時に、前記仕切板に押圧せしめる遮蔽板を前記糸掛け装置に設けたことを特徴とするレボルビング式糸条巻取装置であり、
また、高粘度成分にテレフタル酸を酸成分としトリメチレングリコールをグリコール成分とするポリトリメチレンテレフタレートを用い、低粘度成分にテレフタル酸を酸成分としエチレングリコールをグリコール成分とするポリエチレンテレフタレートを用いた2成分を繊維長手方向に沿ってサイドバイサイド型または偏心芯鞘型に構成した複合ポリエステル繊維を上記のレボルビング式糸条巻取装置で巻取ることを特徴とする合成繊維の巻き取り方法である。
本発明によれば、レボルビング式糸条巻取装置の切り替え時に発生する満管ボビンの糸端が巻き始めた空ボビンに巻き込まれるのを、従来の方法よりもより確実に防ぎ、このことにより、高品位のパッケージを得ることができる。
以下、本発明を図面に示す実施例により具体的に説明する。
図1は、本発明に係る糸条巻取装置の糸掛け装置が待機している時の一例を示す正面図であり、図2は、図1の右側面図である。
図1、図2において、1はベース2に支持された巻取機のフレームであり、そのフレーム1の前面に、回転自在にターレット3が支持され、ターレット3には、2本のスピンドル4、5が回転自在に支持されている。該2本のスピンドル4、5には糸把持機構6(図2)を設けた各々ボビン7、8が挿入され、巻取側においてボビン7には、糸条Yをトラバース装置9、およびタッチローラ10を介して巻取り、パッケージ11を形成している。糸把持機構6は、綾振幅の外側においてボビン軸に対して交差する方向、すなわち、後述する糸掛けガイド24が流体圧シリンダによって、スピンドル5の軸方向先端側に移動することにより、糸条Yが捕捉、切断されるように設けられた糸把持溝であり、ボビン軸に対して実質的に直角な方向にボビンの表面に形成されているものである。
12は仕切板であり、2本の仕切板フレーム13および該仕切板フレーム13に取り付けられた薄板14から構成され、スピンドル4と5の間の位置を横切る方向にそれぞれ設けられている。また、仕切板フレーム13には、糸道規制ガイド15が配設されている。
また、トラバース装置9の上部には、糸条Yをトラバース範囲外に移動させる糸寄せガイド16が設けられ、流体圧シリンダ(図示せず)によりガイドロッド17に沿って滑動する。また、トラバース範囲外に移動した糸条Yが張力によってトラバース範囲内に戻らないよう規制するピン18が設けられ、エアシリンダ(図示せず)によって突出するように構成されている。
19は糸掛け装置であり、フレーム1を支持するベース2上に固定された軸受20に回転自在に支持された軸21とキー(図示せず)により係合され、フレーム1に固定したブラケット22にピン支持された流体圧シリンダ23により作動可能に構成されている。
また、糸掛け装置19の先端部には、糸掛けガイド24が固定されている。また、該糸掛け装置19には遮蔽板25が固定されている。図3〜図5は、糸切換の動作を説明するための概略図である。
糸条Yは、トラバース装置9を介してボビン7に巻取られ、パッケージ11を形成する。
満管信号により、ターレット3が180°回転し、パッケージ11と空ボビン8は入れ替わる。その後、糸寄せガイド16が流体圧シリンダ(図示せず)によって作動し、糸条Yをトラバース範囲外に移動させ、ピン18を突出させて糸条Yがトラバース範囲内に戻らないように規制する。その後に糸寄せガイド16は元の位置まで戻る。図3はこの状態の正面図、図4は図3の右側面図である。
このタイミングで図5に示すように、糸掛け装置19が流体圧シリンダ23によって、空ボビン8の方向に倒れ込む。その際、糸掛け装置19の先端部に設けられた糸掛けガイド24によって糸条Yは捕らえられ空ボビン8に押圧される。また、糸掛け装置19に固定された遮蔽板25も同時に仕切板12の仕切板フレーム13に押圧される。糸条Yが接触する遮蔽板25の先端は、糸条Yが切断されないように滑らかに仕上げてもよいし、糸条Yと接触する先端部のみ、わずかに糸条Yと接触させないよう凹形状に切り欠き26を入れてもよい。そのときの切り欠き寸法27は、糸径+0.1〜1.0mmが好ましい。また、該遮蔽板25のスピンドル軸方向の長さ28は、少なくともスピンドル4,5に挿入されたボビン7,8のスピンドル軸方向の長さと同じか、もしくはそれ以上とすることが好ましい(図6)。
その後、糸掛けガイド24が流体圧シリンダ(図示せず)によって、スピンドル5の軸方向先端側に移動することにより、糸条Yがボビン8に設けられた糸把持機構6によって捕捉、切断され、そのタイミングでピン18が元の位置に戻り糸条Yはトラバース範囲内に戻り、ボビン8へ巻き始め糸切換が完了する。
ボビン8の方向に倒れ込んだ糸掛け装置19は、パッケージ11が払い出され新たなボビンがスピンドル4に装着固定された際に信号を受け、元の位置に戻る。
上述の通り、糸切換から巻き上がったパッケージ11がスピンドル4から払い出されるまで、仕切板12および仕切板フレーム13に押圧された遮蔽板25により、パッケージ11と空ボビン8は完全に遮蔽されるため、パッケージ11の糸端が空ボビン8に巻き付くことを防止することができる。また、パッケージの糸端が気流の影響を受けやすい高粘度成分にテレフタル酸を酸成分としトリメチレングリコールをグリコール成分とするポリトリメチレンテレフタレートを用い、低粘度成分にテレフタル酸を酸成分としエチレングリコールをグリコール成分とするポリエチレンテレフタレートを用いた2成分を繊維長手方向に沿ってサイドバイサイド型または偏心芯鞘型に構成した複合ポリエステル繊維を巻き取る際に特に有効である。
高粘度成分のポリトリメチレンテレフタレートは90モル%以上がトリメチレンテレフタレートの繰り返し単位からなるものである。ポリトリメチレンテレフタレートとはテレフタル酸を主たる酸成分とし、トリメチレングリコールを主たるグリコール成分として得られるポリエステルである。ただし、10モル%以下の割合で他のエステル結合を形成可能な共重合成分を含むものであっても良い。共重合可能な化合物として、たとえばイソフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、ダイマ酸、セバシン酸などのジカルボン酸類、一方、グリコール成分として、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどを挙げることができるが、これらに限られるものではない。
また、艶消剤として、二酸化チタン、滑剤としてのシリカやアルミナの微粒子、抗酸化剤として、ヒンダードフェノール誘導体、着色顔料などを必要に応じて添加することができる。
本発明におけるポリトリメチレンテレフタレートの好ましい極限粘度は、0.7〜2.0である。
また、低粘度成分のポリエチレンテレフタレートは90モル%以上がエチレンテレフタレートの繰り返し単位からなるものである。ポリエチレンテレフタレートとはテレフタル酸を主たる酸成分とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分として得られるポリエステルである。ただし、10モル%以下の割合で他のエステル結合を形成可能な共重合成分を含むものであっても良い。共重合可能な化合物として、たとえばイソフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、ダイマ酸、セバシン酸などのジカルボン酸類、一方、グリコール成分として、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどを挙げることができるが、これらに限られるものではない。
また、艶消剤として、二酸化チタン、滑剤としてのシリカやアルミナの微粒子、抗酸化剤として、ヒンダードフェノール誘導体、着色顔料などを必要に応じて添加することができる。
本発明におけるPETの好ましい極限粘度は、0.4〜0.7である。
該複合繊維の物性は特に規定されないが、ポリトリメチレンテレフタレートの特徴を活かした複合繊維とするためには、以下の範囲が好ましい。
強度については、2.8〜5.0cN/dtexが好ましい。さらに、伸度は20〜60%であると、発色性に優れ、後加工でのハンドリングも良好な複合繊維が得られる。よりポリトリメチレンテレフタレートの特徴を活かすには、伸度は25%以上であると、良好な発色性が得ることが容易となる。また、収縮性能は、沸騰水収縮率で4〜15%、160℃乾熱収縮率で6〜20%、熱収縮応力ピーク値で0.2〜0.5cN/dtexの範囲が良好な発色性を得るうえで適当である。
以下に、本発明によるレボルビング式糸条巻取装置の実施例と、従来技術のレボルビング式糸条巻取装置との比較例を示す。
対象となる合成繊維は次のようにして製造したものである。
極限粘度1.13のポリトリメチレンテレフタレートと極限粘度0.51のポリエチレンテレフタレートをそれぞれエクストルーダーを用い、それぞれ285℃、260℃にて溶融後、ポンプによる計量を行い、ポリマー温度270℃にてサイドバイサイド型断面形状を形成すべく口金に流入させた。複合比はポリトリメチレンテレフタレート:ポリエチレンテレフタレート=50:50の割合とした。口金から吐出された糸条は、冷却、油剤付与後、1250m/分の速度で55℃に加熱された第1ホットローラーに引き取られ、一旦巻き取ることなく、4200m/分の速度で155℃に加熱された第2ホットローラーに引き回し、延伸、熱セットを行った。さらに、3990m/分にて2個のゴデットローラーを引き回した後、タッチローラ速度3980m/分、パッケージ巻取り速度3948m/分として巻き取り、56dtex―24fのポリエステル複合繊維を得るものである。
前記方法で製造される合成繊維を図1に示すレボルビング式糸条巻取装置で巻取り、巻取り位置のボビンホルダが満巻になった際にターレットを180℃回転させ、巻取り位置のボビンホルダを待機位置に、待機位置のボビンホルダを巻取り位置に切り替えることにより糸条の連続巻取り運転を実施し、(満巻ボビンに糸端の侵入したドラム数/全ドラム数)×100によって糸端侵入頻度を測定した。
その結果、遮蔽板を設けない糸条巻取装置での糸端の侵入頻度は0.30に対し、本発明による糸条巻取装置によるフライ糸の侵入頻度は0.10であり、糸端の侵入頻度を抑制することが確認できた。近年の大量かつ連続的に生産される合成繊維にとって、この効果は著しいものと考えられる。
本発明に係るレボルビング式糸条巻取装置の糸掛け装置が待機している時の一例を示す正面図である。 図2の右側面図である。 ターレットが180°回転した直後の正面図である。 図3の右側面図である。 糸寄せガイドが元の位置に戻った直後の正面図である。 遮蔽板の先端形状図である。
符号の説明
1:フレーム
2:ベース
3:ターレット
4:スピンドル
5:スピンドル
6:糸把持機構
7:ボビン
8:ボビン
9:トラバース装置
10:タッチローラ
11:パッケージ
12:仕切板
13:仕切板フレーム
14:薄板
15:糸道規制ガイド
16:糸寄せガイド
17:ガイドロッド
18:ピン
19:糸掛け装置
20:軸受け
21:軸
22:ブラケット
23:流体圧シリンダ
24:糸掛けガイド
25:遮蔽板
26:切り欠き
27:切り欠き寸法
28:遮蔽板のスピンドル軸方向の寸法

Claims (2)

  1. (a)糸条を綾振りするトラバース装置と、
    (b)該トラバース装置の綾振幅をもって糸条が巻上げられ、パッケージを形成するボビンと、
    (c)該綾振幅の外側においてボビン軸に対して交差する方向にボビンの表面に形成された糸把持溝と、
    (d)上記ボビンが装着される2本のスピンドルと、
    (e)該2本のスピンドルの一方を巻取側、他方を待機側として配設せしめ、かつ両者の位置を交互に入れ替えるターレットと、
    (f)上記2本のスピンドルの間に突設される仕切板と、
    (g)上記ターレットを回動せしめてなる糸切替時に、巻取側から待機側へ移ったパッケージに継続して巻き取られている走行糸条を、前記トラバース装置の綾振幅の外側に糸条を案内する糸寄せガイドと、
    (h)上記糸切替時において、上記巻取側から待機側へ移ったパッケージに継続して巻き取られている走行糸条を、待機側から巻取側に移った空ボビンの糸把持溝に押圧把持せしめる糸掛け装置および該糸掛け装置に配設された糸掛けガイドを、上記空ボビンと上記パッケージとの間の位置に備えたレボルビング式糸条巻取装置であって、
    (i)上記糸切替時に、前記仕切板に押圧せしめる遮蔽板を前記糸掛け装置に設けたことを特徴とするレボルビング式糸条巻取装置。
  2. 高粘度成分にテレフタル酸を酸成分としトリメチレングリコールをグリコール成分とするポリトリメチレンテレフタレートを用い、低粘度成分にテレフタル酸を酸成分としエチレングリコールをグリコール成分とするポリエチレンテレフタレートを用いた2成分を繊維長手方向に沿ってサイドバイサイド型または偏心芯鞘型に構成した複合ポリエステル繊維を請求項1記載のレボルビング式糸条巻取装置で巻取ることを特徴とする合成繊維の巻取り方法。
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