JPH0229096Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0229096Y2 JPH0229096Y2 JP3935586U JP3935586U JPH0229096Y2 JP H0229096 Y2 JPH0229096 Y2 JP H0229096Y2 JP 3935586 U JP3935586 U JP 3935586U JP 3935586 U JP3935586 U JP 3935586U JP H0229096 Y2 JPH0229096 Y2 JP H0229096Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- switching
- yarn
- winder
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 11
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、満巻ボビンから空ボビンに糸条を切
り替える際に、巻取開始時の糸条が風綿を巻き込
まないようにした切替ワインダーに関するもので
ある。
り替える際に、巻取開始時の糸条が風綿を巻き込
まないようにした切替ワインダーに関するもので
ある。
（従来の技術）
糸条巻取装置として、糸条を巻き取るボビンを
装着するボビンホルダーを上下に一対配して旋回
可能に支持した切替ワインダーが広く使用されて
おり、例えば、第２図に示したようなワインダー
が提案されている（特開昭54−64148号公報参
照）。
装着するボビンホルダーを上下に一対配して旋回
可能に支持した切替ワインダーが広く使用されて
おり、例えば、第２図に示したようなワインダー
が提案されている（特開昭54−64148号公報参
照）。
第２図において、イは切替直前の空ボビンを加
速している状態、ロは一対のボビンホルダーを旋
回させた直後の状態を示し、１ａ，１ｂはボビン
ホルダー、２ａ，２ｂはボビンである。
速している状態、ロは一対のボビンホルダーを旋
回させた直後の状態を示し、１ａ，１ｂはボビン
ホルダー、２ａ，２ｂはボビンである。
第２図のワインダーにおいては、液体シリンダ
ー２３により揺動可能なアーム２４とアーム２４
に取りつけられた補助ガイドつき仕切板２５が設
けられており、糸条を切り替える前に仕切板２５
を突出させ、その後に切替ガイドを作動させるよ
うになつている。
ー２３により揺動可能なアーム２４とアーム２４
に取りつけられた補助ガイドつき仕切板２５が設
けられており、糸条を切り替える前に仕切板２５
を突出させ、その後に切替ガイドを作動させるよ
うになつている。
（考案が解決しようとする問題点）
第２図に示したようなワインダーでは、満巻ボ
ビンから空ボビンに糸条を切り替える際に、満巻
ボビン室と空ボビン室とが完全に分割されないた
め、糸条切替時に発生した風綿が巻取開始時に糸
条に巻き込まれるという問題がある。風綿を巻き
込んだパツケージは、延伸工程、仮撚工程等の後
工程において糸切れを起こすという問題がある。
ビンから空ボビンに糸条を切り替える際に、満巻
ボビン室と空ボビン室とが完全に分割されないた
め、糸条切替時に発生した風綿が巻取開始時に糸
条に巻き込まれるという問題がある。風綿を巻き
込んだパツケージは、延伸工程、仮撚工程等の後
工程において糸切れを起こすという問題がある。
本考案は、満巻ボビンから空ボビンに糸条を切
り替える際に、巻取開始時の糸条が風綿を巻き込
まないようにした切替ワインダーを提供しようと
するものである。
り替える際に、巻取開始時の糸条が風綿を巻き込
まないようにした切替ワインダーを提供しようと
するものである。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、糸条を巻き取るボビンを装着するボ
ビンホルダーを上下に一対配して旋回可能に支持
した切替ワインダーにおいて、ワインダー本体に
切替補助ガイド兼用の揺動機構を有する仕切板を
取りつけ、この対向側に揺動機構を有する仕切板
を設け、満巻ボビンから空ボビンに糸条を切り替
える際に満巻ボビン室と空ボビン室とに分割し得
るようにするとともに、空ボビン室の糸条切替部
を吸引し得る吸引装置を設けたことを特徴とする
切替ワインダーを要旨とするものである。
ビンホルダーを上下に一対配して旋回可能に支持
した切替ワインダーにおいて、ワインダー本体に
切替補助ガイド兼用の揺動機構を有する仕切板を
取りつけ、この対向側に揺動機構を有する仕切板
を設け、満巻ボビンから空ボビンに糸条を切り替
える際に満巻ボビン室と空ボビン室とに分割し得
るようにするとともに、空ボビン室の糸条切替部
を吸引し得る吸引装置を設けたことを特徴とする
切替ワインダーを要旨とするものである。
以下、図面に従つて、本考案を具体的に説明す
る。
る。
第１図は、本考案の切替ワインダーの一例を示
す説明図であり、ワインダー本体には流体シリン
ダー３により揺動可能なアーム４とアーム４に取
りつけられた蛇腹５を有する補助ガイドつきの仕
切板６が設けられており、この対向側には流体シ
リンダー７により揺動可能なアーム８及び蛇腹９
を有する仕切板１０が設けられているとともにア
ーム８に吸引装置１１が設けられている。
す説明図であり、ワインダー本体には流体シリン
ダー３により揺動可能なアーム４とアーム４に取
りつけられた蛇腹５を有する補助ガイドつきの仕
切板６が設けられており、この対向側には流体シ
リンダー７により揺動可能なアーム８及び蛇腹９
を有する仕切板１０が設けられているとともにア
ーム８に吸引装置１１が設けられている。
第１図において、イは糸条切替予報信号を受け
て空ボビン１ｂが加速回転されている状態、ロは
切替位置に一対のボビンホルダーを旋回させ、流
体シリンダー３及び７を作動させて満巻ボビン室
と空ボビン室とに分割した状態、ハは吸引装置１
１により吸引している状態、ニは糸条の切替が終
了して満巻ボビンを取り外し、定常の巻取状態に
復帰した状態を示している。
て空ボビン１ｂが加速回転されている状態、ロは
切替位置に一対のボビンホルダーを旋回させ、流
体シリンダー３及び７を作動させて満巻ボビン室
と空ボビン室とに分割した状態、ハは吸引装置１
１により吸引している状態、ニは糸条の切替が終
了して満巻ボビンを取り外し、定常の巻取状態に
復帰した状態を示している。
吸引装置はアーム８に取りつけ、吸引時に糸条
切替部、すなわち、切り替え後の満巻ボビンと空
ボビンとの間の空間付近を吸引する状態となるよ
うに取りつけるのが好ましい。
切替部、すなわち、切り替え後の満巻ボビンと空
ボビンとの間の空間付近を吸引する状態となるよ
うに取りつけるのが好ましい。
本考案の切替ワインダーを操作するに当たつて
は、満巻ボビン室と空ボビン室とを分割し、吸引
装置の吸引を開始してから糸条切替ガイドを作動
させた方が風綿を確実に除去できて好ましいが、
これらを同時に作動させてもさしつかえない。
は、満巻ボビン室と空ボビン室とを分割し、吸引
装置の吸引を開始してから糸条切替ガイドを作動
させた方が風綿を確実に除去できて好ましいが、
これらを同時に作動させてもさしつかえない。
風綿の吸引除去が終了した後、制動装置により
満巻ボビンの回転を停止し、吸引装置の吸引を停
止して、満巻ボビンを押出装置で押し出して取り
外し、満巻ボビンの後に空ボビンを装填してボビ
ンホルダーチヤツク装置で締めつけて切替が完了
する。
満巻ボビンの回転を停止し、吸引装置の吸引を停
止して、満巻ボビンを押出装置で押し出して取り
外し、満巻ボビンの後に空ボビンを装填してボビ
ンホルダーチヤツク装置で締めつけて切替が完了
する。
（考案の効果）
本考案の切替ワインダーによれば、満巻ボビン
から空ボビンに糸条を切り替える際に、満巻ボビ
ン室と空ボビン室とが完全に分割され、風綿が吸
引除去されるため、糸条切替時に発生した風綿が
巻取開始時に糸条に巻き込まれるという問題が解
消され、品質の良い糸条パツケージを得ることが
可能となる。
から空ボビンに糸条を切り替える際に、満巻ボビ
ン室と空ボビン室とが完全に分割され、風綿が吸
引除去されるため、糸条切替時に発生した風綿が
巻取開始時に糸条に巻き込まれるという問題が解
消され、品質の良い糸条パツケージを得ることが
可能となる。
第１図は本考案の切替ワインダーの一例を示す
説明図であり、イ〜ニは糸条切替時の状態を順を
追つて示したものである。第２図は、従来の切替
ワインダーの一例を示す説明図で、イ，ロは糸条
切替時の状態を示したものである。 １ａ，１ｂ……ボビンホルダー、２ａ，２ｂ…
…ボビン、４……揺動アーム、６……仕切板、８
……揺動アーム、１０……仕切板、１１……吸引
装置。
説明図であり、イ〜ニは糸条切替時の状態を順を
追つて示したものである。第２図は、従来の切替
ワインダーの一例を示す説明図で、イ，ロは糸条
切替時の状態を示したものである。 １ａ，１ｂ……ボビンホルダー、２ａ，２ｂ…
…ボビン、４……揺動アーム、６……仕切板、８
……揺動アーム、１０……仕切板、１１……吸引
装置。
Claims (1)
- 糸条を巻き取るボビンを装着するボビンホルダ
ーを上下に一対配して旋回可能に支持した切替ワ
インダーにおいて、ワインダー本体に切替補助ガ
イド兼用の揺動機構を有する仕切板を取りつけ、
この対向側に揺動機構を有する仕切板を設け、満
巻ボビンから空ボビンに糸条を切り替える際に満
巻ボビン室と空ボビン室とに分割し得るようにす
るとともに、空ボビン室の糸条切替部を吸引し得
る吸引装置を設けたことを特徴とする切替ワイン
ダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3935586U JPH0229096Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3935586U JPH0229096Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62153262U JPS62153262U (ja) | 1987-09-29 |
| JPH0229096Y2 true JPH0229096Y2 (ja) | 1990-08-03 |
Family
ID=30852438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3935586U Expired JPH0229096Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0229096Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478654B1 (ko) * | 2002-10-16 | 2005-03-28 | 일진에이테크 주식회사 | 탄성사의 권취 장치 |
| JP4992632B2 (ja) * | 2007-09-21 | 2012-08-08 | 東レ株式会社 | レボルビング式糸条巻取装置 |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP3935586U patent/JPH0229096Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62153262U (ja) | 1987-09-29 |
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