JP4992453B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Description
遊技領域内の所定箇所に設けられ、遊技球の接触、近接もしくは通過を検知するトリガー部と、
トリガー部が遊技球を検知するたびに、所定の確率で「大当たり状態開始」と判定し、「大当たり状態開始」と判定された場合には、その後、所定の条件が満足された時点で「大当たり状態終了」と判定する大当たり判定手段と、
通常期間は、アウト口を開口状態に維持し、大当たり判定手段が「大当たり状態開始」と判定した時点から「大当たり状態終了」と判定するまでの大当たり期間は、「アウト口を一時的に閉口状態にする一時閉口動作」とその後に続く「アウト口を一時的に開口状態にする一時開口動作」とによって構成される大当たり開閉動作を少なくとも1回行い、大当たり期間から通常期間に復帰する復帰期間は、アウト口を一時的に閉口状態にした後に開口状態にするアウト口開閉制御手段と、
を設け、賞球払出手段が、大当たり期間内にアウト口から遊技球が排出されたときにも、排出された遊技球の数に応じた所定数の賞球の払い出しを行うようにしたものである。
アウト口開閉制御手段が、大当たり期間中、一時閉口動作の継続時間が所定の設定時間に達したしたときに一時開口動作に移行するようにしたものである。
アウト口開閉制御手段が、大当たり期間中、一時開口動作の継続時間が所定の設定時間に達したしたときに次の回の一時閉口動作に移行するようにしたものである。
アウト口開閉制御手段が、アウト口から排出された排出球を検出する排出球センサを有し、大当たり期間中、一時開口動作の間に、この排出球センサによって検出された排出球の数が所定の設定値に達したときに次の回の一時閉口動作に移行するようにしたものである。
アウト口開閉制御手段が、遊技領域の底部に溜まった遊技球の重量を測定する重量センサを有し、大当たり期間中、一時閉口動作の間に、この重量センサによる重量測定値が所定の上限設定値に達したときに一時開口動作に移行するようにしたものである。
アウト口開閉制御手段が、遊技領域の底部に溜まった遊技球の重量を測定する重量センサを有し、大当たり期間中、一時開口動作の間に、この重量センサによる重量測定値が所定の下限設定値に達したときに次の回の一時閉口動作に移行するようにしたものである。
アウト口開閉制御手段が、アウト口をスライド板のスライド動作により開閉するようにしたものである。
アウト口から排出された排出球を検出する排出球センサを設け、
賞球払出手段が、大当たり期間内に排出球センサによって検出された排出球の数に応じた所定数の賞球の払い出しを行うようにしたものである。
図1は、本発明の基本的な実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図およびブロック図である(上段の正面図には図示できない構成要素を下段のブロック図に示してある)。図の上段の正面図に示されているとおり、外部筐体として機能するフレーム10内には、遊技基板20が組み込まれており、この遊技基板20の前面(図における手前側の面)に、遊技に必要な様々な部品が取り付けられている。この遊技基板20の手前側には、ガラス板30が嵌め込まれており、遊技者は、このガラス板30を通して、遊技基板20の前面で繰り広げられる遊技の展開を見ることができる。遊技基板20とガラス板30との間には、遊技球の直径より若干大きな寸法の空隙が確保されており、この空隙の空間内を遊技球が落下することになる。
従来の一般的なパチンコ遊技機では、遊技基板20上に通常の入賞口Aとは別個に大入賞口を設けておき、大当たり期間内のみ、この大入賞口を開口して、大量の遊技球が大入賞口に入賞するようにする、という運用を行っている。これに対して、本発明では「大当たり期間中はアウト口Cを大入賞口として代用する」という運用を行う。このような運用は、遊技者から見ると、極めて斬新な形態である。従来の一般的な遊技機では、アウト口Cは、遊技領域P内を落下する過程でいずれの入賞口Aにも入らなかった遊技球が最後に行き着く先であり、いわば役立たずに終わった遊技球を最後に排出するための出口である。別言すれば、入賞口Aに入った入賞球が当選した遊技球であるのに対して、アウト口Cから排出されるアウト球は落選した遊技球というべきものである。ところが、本発明の遊技機では、大当たり期間中に限って、アウト口Cから排出されるアウト球を、入賞口Aに入った入賞球と同様に取り扱い、賞球払出手段120によって所定数の賞球の払い出しを行うのである。
既に§2で述べたとおり、アウト口開閉制御手段140の基本制御動作は、通常期間は、アウト口Cを開口状態に維持し、大当たり判定手段130が「大当たり状態開始」と判定した時点から「大当たり状態終了」と判定するまでの大当たり期間は、まず、一時的にアウト口Cを閉じて遊技球を溜めた後、アウト口Cを開いて溜まっていた遊技球を入賞球として排出して大当たり期間を終了し、その後、再びアウト口Cを一時的に閉じる復帰期間を経て、通常期間に復帰するという動作であった。
20:遊技基板
22:スライド板
30:ガラス板
40:誘導レール
50:遊技球トレイ
60:打球ハンドル
70:排出球センサ
110:打球手段
120:賞球払出手段
130:大当たり判定手段
140:アウト口開閉制御手段
A:入賞口
C:アウト口
D:ディスプレイ
I:導入路
P:遊技領域
T:トリガー部
Claims (8)
- 遊技領域の境界を形成する構造壁と、前記遊技領域内に遊技球を導入する導入路と、前記導入路へ遊技球を打ち出す打球手段と、前記遊技領域の底部に設けられ、遊技球を前記遊技領域から排出するアウト口と、前記遊技領域内の所定箇所に設けられ、遊技球を前記遊技領域から排出する入賞口と、前記入賞口から遊技球が排出されたときに、所定数の賞球の払い出しを行う賞球払出手段と、を備えるパチンコ遊技機において、
前記遊技領域内の所定箇所に設けられ、遊技球の接触、近接もしくは通過を検知するトリガー部と、
前記トリガー部が遊技球を検知するたびに、所定の確率で「大当たり状態開始」と判定し、「大当たり状態開始」と判定された場合には、その後、所定の条件が満足された時点で「大当たり状態終了」と判定する大当たり判定手段と、
通常期間は、前記アウト口を開口状態に維持し、前記大当たり判定手段が「大当たり状態開始」と判定した時点から「大当たり状態終了」と判定するまでの大当たり期間は、「前記アウト口を一時的に閉口状態にする一時閉口動作」とその後に続く「前記アウト口を一時的に開口状態にする一時開口動作」とによって構成される大当たり開閉動作を少なくとも1回行い、前記大当たり期間から前記通常期間に復帰する復帰期間は、前記アウト口を一時的に閉口状態にした後に開口状態にするアウト口開閉制御手段と、
を設け、前記賞球払出手段が、前記大当たり期間内に前記アウト口から遊技球が排出されたときにも、排出された遊技球の数に応じた所定数の賞球の払い出しを行うことを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1に記載のパチンコ遊技機において、
アウト口開閉制御手段が、大当たり期間中、一時閉口動作の継続時間が所定の設定時間に達したしたときに一時開口動作に移行することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1に記載のパチンコ遊技機において、
アウト口開閉制御手段が、大当たり期間中、一時開口動作の継続時間が所定の設定時間に達したしたときに次の回の一時閉口動作に移行することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1に記載のパチンコ遊技機において、
アウト口開閉制御手段が、アウト口から排出された排出球を検出する排出球センサを有し、大当たり期間中、一時開口動作の間に、この排出球センサによって検出された排出球の数が所定の設定値に達したときに次の回の一時閉口動作に移行することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1に記載のパチンコ遊技機において、
アウト口開閉制御手段が、遊技領域の底部に溜まった遊技球の重量を測定する重量センサを有し、大当たり期間中、一時閉口動作の間に、この重量センサによる重量測定値が所定の上限設定値に達したときに一時開口動作に移行することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1に記載のパチンコ遊技機において、
アウト口開閉制御手段が、遊技領域の底部に溜まった遊技球の重量を測定する重量センサを有し、大当たり期間中、一時開口動作の間に、この重量センサによる重量測定値が所定の下限設定値に達したときに次の回の一時閉口動作に移行することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のパチンコ遊技機において、
アウト口開閉制御手段が、アウト口をスライド板のスライド動作により開閉することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1〜7のいずれかに記載のパチンコ遊技機において、
アウト口から排出された排出球を検出する排出球センサを設け、
賞球払出手段が、大当たり期間内に前記排出球センサによって検出された排出球の数に応じた所定数の賞球の払い出しを行うことを特徴とするパチンコ遊技機。
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