JP4286504B2 - 投影型遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ等の投影装置により投影される遊技画面をスクリーンに表示して遊技を行う遊技機に係り、特に、遊技画面の見栄えが損なわれるのを防止するのに好適な投影型遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プロジェクタ等の投影装置により投影される遊技画面をスクリーンに表示して遊技を行う投影型遊技機としては、例えば、実開平7-24381号公報に開示されているゲーム機があった。
このゲーム機は、ゲーム機フロントパネルと、液晶表示装置を有する投影機と、液晶表示装置の液晶表示素子を介して放射される光画像を拡大する投影レンズと、ゲーム機フロントパネルに形成される透光性光画像表示部とを備え、ゲーム機フロントパネルを、画像を表示することができる材料により構成している。
【0003】
これにより、液晶表示装置の液晶表示素子のサイズを小さいまま変更することなしに透光性光画像表示部のサイズを変更設定することができる。そして、小さいサイズの液晶表示素子の光画像を投影レンズにより拡大投影して大画面の表示をすることができるので、大型の液晶表示素子を使用することに起因するゲーム機製造コストの大幅上昇を抑えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のゲーム機は汎用的なゲーム機について提案されているものであるが、これをパチンコ機に適用した場合、パチンコ機では、遊技の特性上、遊技盤面に発射された遊技球が遊技盤面の所定箇所を通過したことを検出する必要があるため、入賞口またはゲートを遊技盤面に設け、遊技球の通過を検出する近接スイッチを入賞口内またはゲート内に設ける構成を採用することとなる。
【0005】
したがって、上記従来のゲーム機をパチンコ機に適用した場合、遊技盤面に近接スイッチを設けることから、近接スイッチの信号線が投影機からの投影光の光路にかかり、投影画面であるパチンコ遊技画面上で影として映し出されてしまい、パチンコ遊技画面の見栄えが損なわれる可能性がある。
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、遊技画面の見栄えが損なわれるのを防止するのに好適な投影型遊技機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の投影型遊技機は、投影光を透過させることにより投影画面を表示可能なスクリーンと、技画面を投影する投影手段と、前記スクリーンの裏面側に設け且つ前記投影手段からの投影光を前記スクリーンの裏面に向けて反射させる反射手段と、前記投影手段からの投影光の光路上であって前記スクリーンの前面側に設けた透光性の遊技盤と、遊技状態を制御する遊技制御手段とを備え、前記スクリーンに前記遊技画面を表示するとともに前記遊技盤面に遊技球を発射して遊技を行う遊技機であって、
前記遊技盤面に発射した遊技球を回収可能な回収口を、前記遊技盤面のうち遊技球通過可能領域の最下方に設け、
前記遊技制御手段は、所定の遊技状態が生起したときは、前記所定の遊技状態が生起している期間のうち第1の期間中に前記回収口に入球した遊技球を入賞球として取り扱い、前記所定の遊技状態が生起している期間のうち前記第1の期間とは異なる第2の期間中に前記回収口に入球した遊技球を非入賞球として取り扱うようとともに、
前記第1の期間では、前記回収口への入球を入賞球として取り扱うことを示す通知画像を前記遊技画面の一部として前記回収口の周辺に表示し、
前記第2の期間では、前記回収口への入球を非入賞球として取り扱うことを示す通知画像を前記遊技画面の一部として前記回収口の周辺に表示するようになっている。
【0009】
このような構成であれば、投影手段からの投影光が反射手段に照射されると、反射手段により、その投影光がスクリーンの裏面に向けて反射する。そして、スクリーンの裏面に投影光が照射されると、照射された投影光がスクリーンを透過することにより投影画面がスクリーンに表示される。このようにして、投影手段によりスクリーンに遊技画面が表示され、遊技が行われる。
【0010】
遊技状態においては、所定の遊技状態が生起し、その状態で遊技盤面に発射された遊技球が回収口に入球すると、遊技制御手段により、回収口に入球した遊技球が入賞球として取り扱われる。入賞球として取り扱われたときは、遊技者に対して遊技上の利益を付与する。また、所定の遊技状態が生起せず、その状態で遊技盤面に発射された遊技球が回収口に入球すると、遊技制御手段により、回収口に入球した遊技球が非入賞球として取り扱われる。非入賞球として取り扱われたときは、遊技者に対して遊技上の利益を付与しないかまたは遊技上の不利益を付与する。
【0011】
ここで、遊技制御手段は、所定の遊技状態が生起したときは、回収口に入球した遊技球を入賞球として取り扱うようになっていればどのような構成であってもよく、例えば、所定の遊技状態が生起しているすべての期間において回収口に入球した遊技球を入賞球として取り扱うようになっていてもよいし、所定の遊技状態が生起している期間のうち一部の期間において回収口に入球した遊技球を入賞球として取り扱うようになっていてもよい。
【0012】
また、所定の遊技状態は、どのようなものであってもよいが、これには、例えば、遊技者に有利な遊技状態である特賞状態や、特賞状態が生起しやすい遊技状態である確率変動状態が挙げられる。
また、このような構成であれば、所定の遊技状態が生起し、所定の遊技状態が生起している期間のうち第1の期間中に遊技球が回収口に入球すると、遊技制御手段により、回収口に入球した遊技球が入賞球として取り扱われる。また、所定の遊技状態が生起し、所定の遊技状態が生起している期間のうち第2の期間中に遊技球が回収口に入球すると、遊技制御手段により、回収口に入球した遊技球が非入賞球として取り扱われる。
また、このような構成であれば、第1の期間では、遊技制御手段により、回収口への入球を入賞球として取り扱うことを示す通知画像が遊技画面の一部として回収口の周辺に表示される。
また、このような構成であれば、第2の期間では、遊技制御手段により、回収口への入球を非入賞球として取り扱うことを示す通知画像が遊技画面の一部として回収口の周辺に表示される。
さらに、本発明に係る請求項記載の投影型遊技機は、請求項記載の投影型遊技機において、さらに、前記遊技盤面に設けた特定入賞口を備え、前記遊技制御手段は、前記遊技盤面に発射された遊技球が前記特定入賞口に入賞したときは、図柄表示画面を前記遊技画面の一部として表示して前記図柄表示画面で図柄を変動表示するとともに、前記所定の遊技状態を生起させるか否かの抽選を行い、前記抽選結果に基づいて前記変動図柄を所定の態様で停止させ前記所定の遊技状態を生起させるようになっている。
【0013】
このような構成であれば、遊技者は、遊技盤面に遊技球を発射することにより遊技を行うことができる。
遊技状態においては、遊技盤面に発射された遊技球が特定入賞口に入賞すると、図柄表示画面が遊技画面の一部として表示されて図柄表示画面で図柄が変動表示するとともに、所定の遊技状態を生起させるか否かの抽選が行われる。そして、抽選結果に基づいて変動図柄が所定の態様で停止し所定の遊技状態が生起する。
【0014】
ここで、特定入賞口とは、遊技球を入賞または通過させるために遊技盤面に設けられる孔またはゲートのことをいい、例えば、入賞口または作動ゲート等がこれに該当する。したがって、入賞には、単に入賞だけでなく通過も含まれる
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図7は、本発明に係る投影型遊技機の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、図1に示すように、本発明に係る投影型遊技機をパチンコ機1に適用したものである。
【0019】
まず、パチンコ機1の構成を図1および図2を参照しながら説明する。図1は、パチンコ機1の垂直方向の断面図である。図2は、パチンコ機1の斜視図である。
パチンコ機1は、図1および図2に示すように、投影光を透過させることにより投影画面を表示可能なスクリーン10と、パチンコ遊技画面を投影する液晶プロジェクタ20と、液晶プロジェクタ20からの投影光の光路上であってスクリーン10の前面側に設けた透光性のフレネルレンズ12と、液晶プロジェクタ20からの投影光の光路上であってフレネルレンズ12の前面側に設けた透光性の遊技盤14と、液晶プロジェクタ20からの投影光をスクリーン10の裏面に向けて反射させるリフレクタ16とを有して構成されている。
【0020】
フレネルレンズ12およびスクリーン10は、一体として構成され、遊技盤14の裏面に設けられた取付部材2によって遊技盤14に固定される。そして、遊技盤14、フレネルレンズ12およびスクリーン10は、遊技者からみて遊技盤14が最前面にくるように遊技筐体3に収納される。遊技筐体3は、遊技台4上に設置されており、遊技筐体3の前面側には、ガラス等の透明部材で前面を覆った前枠部5が開閉可能に取り付けられているとともに、発射ハンドル6が設けられている。発射ハンドル6は、遊技者が遊技球の発射操作のために用いるものであり、遊技者が発射ハンドル6を操作したときは、発射装置(後述)により、受け皿(不図示)に貯留されている遊技球を遊技盤面14に発射するようになっている。
【0021】
液晶プロジェクタ20は、小型液晶パネル21を内蔵し、小型液晶パネル21に映し出した図柄等のパチンコ遊技画面を内部のレンズ22で拡大して投影するようになっている。また、液晶プロジェクタ20は、遊技台4の裏面側に設けられた台座7上に設置されており、台座7は、液晶プロジェクタ20からの投影光がリフレクタ16に照射されるようにその角度が調整されている。
【0022】
リフレクタ16は、スクリーン10の裏面側に設けられており、液晶プロジェクタ20からの投影光をスクリーン10の裏面に向けて反射させるようにその角度が調整されている。なお、リフレクタ16としては、平面鏡を使用しても良いが、反射面が縦方向または横方向に湾曲した凸面状のものを使用すれば、さらに投影光を拡大することができる。
【0023】
スクリーン10は、液晶プロジェクタ20の投影光を裏面側に受けて、パチンコ遊技画面を前面側に映し出すべく投影光を前面側に透過させるものである。
パチンコ機1は、さらに、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなる主基板(後述)を有して構成されている。主基板は、遊技球の入賞等を検出して遊技状態を制御し、制御内容に基づいて液晶プロジェクタ20に制御信号を送信し、パチンコ遊技画面を生成して液晶プロジェクタ20によりその投影光を照射するようになっている。遊技制御処理の一例として、遊技盤面14に発射された遊技球が始動入賞口(後述)に入賞したときは、図柄表示画面をパチンコ遊技画面の一部として表示して図柄表示画面で図柄を変動表示するとともに、特賞状態を生起させるか否かの抽選を行い、抽選結果に基づいて変動図柄を所定の態様で停止させ特賞状態を生起させる。具体的には、図柄表示画面において3つの領域にそれぞれ図柄(例えば、「1」〜「9」)を独立に変動させながら表示し、抽選結果が特賞状態を生起するものであると判定したときは、図柄表示画面の3つの領域に表示されている変動図柄を所定の態様(例えば、「777」)で停止させた後に特賞状態を生起させる。
【0024】
次に、遊技盤14の構成を図3を参照しながら詳細に説明する。図3は、遊技盤14の正面図である。
図3において、遊技盤面14の左方には、発射装置により発射された遊技球を遊技盤面14の上方に誘導するガイドレール30が設けられており、遊技盤面14のうち遊技球が通過可能な領域には、遊技盤面14を通過する遊技球の進路を変更する遊技釘32が複数設けられている。
【0025】
また、遊技盤面14のほぼ中央には、パチンコ遊技画面のうち図柄表示画面が表示される領域34があり、領域34の直上には、領域34上を遊技球が通過するのを防止するための透明部材36が領域34の上方を覆うようにして設けられている。
また、領域34の下方には、遊技球を常時入賞可能とする始動入賞口38が設けられており、始動入賞口38には、遊技球が入賞したことを検出する始動入賞口スイッチ(後述)が設けられている。
【0026】
始動入賞口38の下方であって遊技盤面14の最下方には、上記入賞口等のいずれにも入賞しなかった遊技球を回収するためのアウト口42が設けられており、アウト口42には、遊技球が入賞したことを検出するアウト口スイッチ(後述)が設けられている。
そして、アウト口42の上方周辺には、アウト口42をアウト口として機能させることを示すアウト口通知画像、およびアウト口42を大入賞口として機能させることを示す大入賞口通知画像のいずれかが表示される領域40がある。アウト口通知画像および大入賞口通知画像は、パチンコ遊技画面の一部を構成する。これら通知画像については後段で詳述する。
【0027】
なお、以下、領域34に表示される図柄表示画面において3つの領域に表示される図柄が大当たり図柄となったときに生起する遊技状態を「特賞状態」といい、特賞状態のうち特賞状態終了後に特賞状態になる確率が通常よりも高くなる遊技状態を「確率変動状態」といい、特賞状態および確率変動状態以外の遊技状態を「通常状態」という。
【0028】
次に、パチンコ機1における主基板の構成を図4を参照しながら説明する。図4は、主基板200の構成を示すブロック図である。
主基板200は、図4に示すように、遊技制御プログラムに基づいてパチンコ機1の遊技状態を制御するCPU220と、所定領域にあらかじめCPU220の遊技制御プログラム等を格納しているROM230と、ROM230等から読み出したデータやCPU220の演算過程で必要な演算結果を格納するRAM240と、外部装置とのデータの入出力を媒介するI/O250とで構成されており、これらは、データを転送するための信号線であるバス260で相互にかつデータ授受可能に接続されている。
【0029】
I/O250には、外部装置として、始動入賞口スイッチ131と、アウト口スイッチ132と、液晶プロジェクタ20に対して表示制御を行う表示制御基板150と、ランプ52に対して表示制御を行うランプ制御基板152と、スピーカ54に対して効果音の出力制御を行う効果音制御基板154と、賞球払出装置157に対して賞球の払出制御を行う賞球払出制御基板156と、賞球払出制御基板156からの賞球払出情報や遊技制御に関する情報をホールコンピュータ159に出力するための外部端子158とが接続されている。
【0030】
賞球払出制御基板156には、遊技盤面14に遊技球を発射する発射装置161に対して遊技球の発射制御を行う発射制御基板160が接続されており、賞球払出制御基板156は、賞球払出装置157に供給される遊技球数が不足したときは所定の賞球数を確保するために、発射装置161を停止させるための停止信号を発射制御基板160に出力するようになっている。
【0031】
CPU220は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、図示しないリセット回路からのリセット信号により所定の動作クロック(例えば、4[ms])で1サイクルを実行可能な遊技制御プログラムに基づいて動作するようになっており、ROM230の所定領域に格納されている遊技制御プログラムを起動させ、図5のフローチャートに示す遊技制御処理を実行するようになっている。
【0032】
初めに、遊技制御処理を図5を参照しながら説明する。図5は、遊技制御処理を示すフローチャートである。
遊技制御処理は、CPU220において実行されると、図5に示すように、まず、ステップS100に移行するようになっている。
ステップS100では、電源が投入されてから初めて実行する処理か否かを判定し、初めて実行する処理であると判定したとき(Yes)は、ステップS102に移行して、RAM240の初期化や初期データのセット等の初期化処理を実行し、ステップS104に移行する。
【0033】
ステップS104では、例えば、ランプ制御基板152、効果音制御基板154および賞球払出制御基板156に遊技制御の処理結果を出力する処理や、遊技制御に関する情報等を外部端子158を介してホールコンピュータ159に出力する処理を実行し、ステップS106に移行する。
ステップS106では、特賞状態を生起させるか否かの大当たり抽選およびリーチを行うか否かのリーチ抽選に用いる乱数値、表示する図柄の種類を決定するための乱数値や、遊技制御に必要な乱数値を、上記動作クロックの一周期(4[ms])が経過するまでの時間を利用して更新し、その時間が経過するとステップS100に移行する。具体的に、ステップS106では、各種乱数値を更新するために、所定の数値範囲(例えば、「0」〜「999」)で循環的にカウントを行う乱数カウンタを用いる。
【0034】
一方、ステップS100で、電源が投入されてから初めて実行する処理でないと判定したとき(No)は、ステップS108に移行して、始動入賞口スイッチ131のチェック処理を実行し、ステップS110に移行する。
ステップS110では、パチンコ機1が異常状態であるか否かを判定し、異常状態であると判定したとき(Yes)は、ステップS104に移行するが、そうでないと判定したとき(No)は、ステップS112に移行して、図柄制御処理を実行し、ステップS104に移行する。
【0035】
次に、上記ステップS112の図柄制御処理を図6を参照しながら詳細に説明する。図6は、図柄制御処理を示すフローチャートである。
図柄制御処理は、所定確率(例えば、1/83)で特賞状態または確率変動状態を生起させるために、上記所定の数値範囲に12個の大当たり値を設定し、始動入賞口38に遊技球が入賞したタイミングで乱数カウンタから乱数値を入力し、入力した乱数値と大当たり値とが一致しているときに特賞状態または確率変動状態を生起させる処理であって、上記ステップS112において実行されると、図6に示すように、まず、ステップS300に移行するようになっている。
【0036】
ステップS300では、図柄表示画面において図柄が変動中か否かを判定し、図柄が変動中でないと判定したとき(No)は、ステップS302に移行して、入賞遊技球数が「1」以上であるか否かを判定し、入賞遊技球数が「1」以上であると判定したとき(Yes)は、ステップS304に移行する。
ステップS304では、図柄表示画面において図柄の変動を開始する図柄変動開始処理を実行し、ステップS306に移行して、入賞遊技球数に対応したRAM240の所定領域から乱数値を読み出し、ステップS308に移行して、読み出した乱数値が大当たり値と一致しているか否かを判定し、それらが一致していると判定したとき(Yes)は、ステップS310に移行する。
【0037】
ステップS310では、乱数カウンタから乱数値を入力し、ステップS312に移行して、入力した乱数値が奇数であるか否かを判定し、奇数であると判定したとき(Yes)は、ステップS314に移行して、特賞状態を生起させるとともに特賞状態の終了に続けて確率変動状態を生起させるための高確率移行図柄を決定し、ステップS316に移行する。
【0038】
ステップS316では、決定した図柄となるように、図柄表示画面において変動表示されている図柄を停止させる図柄変動停止処理を実行し、ステップS318に移行して、入賞遊技球数から「1」を減算し、ステップS320に移行して、大当たりフラグに基づいて大当たりか否かを判定し、大当たりであると判定したとき(Yes)は、ステップS322に移行する。
【0039】
ステップS322では、ラウンドが継続中であるか否かを判定し、ラウンドが継続中であると判定したとき(Yes)は、ステップS324に移行して、図7(a)に示すように、大入賞口を開放した状態を表した大入賞口通知画像を領域40に表示する。図7は、領域40に表示される通知画像を示す図である。
次いで、ステップS326に移行して、アウト口スイッチ132を入賞スイッチとして機能させる。アウト口スイッチ132を入賞スイッチとして機能させたときは、遊技制御処理において、アウト口42に入球した遊技球を入賞球として取り扱うようにする。すなわち、アウト口42を大入賞口として機能させる。
【0040】
次いで、ステップS328に移行して、ラウンド継続中の遊技制御処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
一方、ステップS322で、ラウンドが継続中ではないと判定したとき(No)は、ステップS330に移行して、図7(b)に示すように、大入賞口を閉止した状態を表したアウト口通知画像を領域40に表示し、ステップS332に移行して、アウト口スイッチ132を非入賞スイッチとして機能させる。アウト口スイッチ132を非入賞スイッチとして機能させたときは、遊技制御処理において、アウト口42に入球した遊技球を非入賞球として取り扱うようにする。すなわち、アウト口42をアウト口として機能させる。
【0041】
次いで、ステップS334に移行して、ラウンド終了時の遊技制御処理を実行し、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。ラウンド終了処理では、次のラウンドに移行するか特賞状態を終了させるかを判定する。
一方、ステップS320で、大当たりでないと判定したとき(No)は、ステップS336に移行して、図7(b)に示すように、大入賞口を閉止した状態を表したアウト口通知画像を領域40に表示し、ステップS338に移行して、アウト口スイッチ132を非入賞スイッチとして機能させ、一連の処理を終了して元の処理に復帰させる。
【0042】
一方、ステップS312で、入力した乱数値が偶数であると判定したとき(No)は、ステップS340に移行して、特賞状態のみを生起させて特賞状態の終了後は通常状態とするための低確率移行図柄を決定し、ステップS316に移行する。
一方、ステップS308で、読み出した乱数値が大当たり値と一致しないと判定したとき(No)は、ステップS342に移行して、特賞状態を生起させずなお通常状態とするためのはずれ図柄を決定し、ステップS316に移行する。
【0043】
一方、ステップS302で、入賞遊技球数が「0」であると判定したとき(No)、およびステップS300で、図柄表示画面において図柄が変動中であると判定したとき(Yes)は、いずれもステップS320に移行する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、パチンコ機1に電源が投入されると、液晶プロジェクタ20からの投影光がリフレクタ16に照射される。リフレクタ16に投影光が照射されると、リフレクタ16により、その投影光がスクリーン10の裏面に向けて反射する。そして、スクリーン10の裏面に投影光が照射されると、照射された投影光がスクリーン10を透過することにより投影画面がスクリーン10に表示される。
【0044】
一方、パチンコ機1に電源が投入されると、主基板200により、遊技制御処理が実行され、遊技可能な状態となる。遊技者は、貸し出しを受けた遊技球をパチンコ機1に装填し、発射ハンドル6を操作して遊技球を遊技盤面14に発射することにより遊技を行うことができる。
遊技状態において、遊技盤面14に発射された遊技球が始動入賞口38に入賞すると、始動入賞口スイッチ131により検出信号が出力される。主基板200では、始動入賞口スイッチ131から検出信号が入力されると、ほぼそのタイミングで大当たり用乱数カウンタから乱数値が入力される。このとき、入力された乱数値が大当たり値と一致していると判定されると、特賞状態が生起する。
【0045】
次いで、ステップS310〜S318を経て、乱数カウンタから新たな乱数値が入力され、入力された新たな乱数値が奇数であると、高確率移行図柄が図柄表示画面に表示され、特賞状態が終了した後はこれに続けて確率変動状態が生起する。一方、ステップS310,S312,S340,S316,S318を経て、入力された新たな乱数値が偶数であると、低確率移行図柄が図柄表示画面に表示され、特賞状態が終了した後は通常状態とされる。
【0046】
特賞状態が生起し、ラウンドが継続中であると、ステップS324,S326を経て、図7(a)に示すように、大入賞口を開放した状態を表した大入賞口通知画像が領域40に表示されるとともに、アウト口スイッチ132が入賞スイッチとして機能する。したがって、ラウンド継続中にアウト口42に遊技球が入球すると、ステップS328を経て、入球した遊技球が入賞球として取り扱われ、1個当たりの入球につき所定数(例えば、15個)の賞球が払い出される。
【0047】
これに対し、特賞状態が生起し、ラウンドが終了すると、ステップS330,S332を経て、図7(b)に示すように、大入賞口を閉止した状態を表したアウト口通知画像が領域40に表示されるとともに、アウト口スイッチ132が非入賞スイッチとして機能する。したがって、ラウンド終了時にアウト口42に遊技球が入球しても、入球した遊技球が非入賞球として取り扱われ、賞球が払い出されることはない。
【0048】
また、通常状態または確率変動状態では、ステップS336,S338を経て、図7(b)に示すように、大入賞口を閉止した状態を表したアウト口通知画像が領域40に表示されるとともに、アウト口スイッチ132が非入賞スイッチとして機能する。したがって、通常状態または確率変動状態においてアウト口42に遊技球が入球しても、入球した遊技球が非入賞球として取り扱われ、賞球が払い出されることはない。
【0049】
このようにして、本実施の形態では、パチンコ機1は、投影光を透過させることにより投影画面を表示可能なスクリーン10と、パチンコ遊技画面を投影する液晶プロジェクタ20と、液晶プロジェクタ20からの投影光の光路上であってスクリーン10の前面側に設けた透光性のフレネルレンズ12と、液晶プロジェクタ20からの投影光の光路上であってフレネルレンズ12の前面側に設けた透光性の遊技盤14と、液晶プロジェクタ20からの投影光をスクリーン10の裏面に向けて反射させるリフレクタ16と、遊技状態を制御する主基板200とを備え、主基板200は、特賞状態が生起したときは、アウト口42に入球した遊技球を入賞球として取り扱い、通常状態および確率変動状態では、アウト口42に入球した遊技球を非入賞球として取り扱うようになっている。
【0050】
これにより、アウト口42をアウト口および大入賞口として兼用することとなるので、大入賞口およびその近接スイッチを遊技盤面14に設けなくてすむ。したがって、投影画面であるパチンコ遊技画面上で映し出される影の度合いを少なくすることができるので、従来に比して、パチンコ遊技画面の見栄えが損なわれる可能性を低減することができる。また、通常状態および確率変動状態では、アウト口として機能させ、特賞状態では、大入賞口として機能させるので、遊技者に対して意外性を与えることができ、遊技の趣向を向上することができる。
【0051】
さらに、本実施の形態では、主基板200は、ラウンド継続中は、アウト口42への入球を入賞球として取り扱うことを示す大入賞口通知画像をパチンコ遊技画面の一部としてアウト口42の周辺に表示するようになっている。
これにより、遊技者は、アウト口42の周辺に表示される大入賞口通知画像を見ることによってアウト口42に入球した遊技球が入賞球として取り扱われるかを把握することができるので、アウト口42に入賞球として入球させるタイミングがつかみやすくなる。
【0052】
さらに、本実施の形態では、主基板200は、ラウンド終了時、通常状態および確率変動状態では、アウト口42への入球を非入賞球として取り扱うことを示すアウト口通知画像をパチンコ遊技画面の一部としてアウト口42の周辺に表示するようになっている。
これにより、遊技者は、アウト口42の周辺に表示されるアウト口通知画像を見ることによってアウト口42に入球した遊技球が非入賞球として取り扱われるかを把握することができるので、アウト口42に入賞球として入球させるタイミングがつかみやすくなる。
【0053】
上記実施の形態において、リフレクタ16は、請求項記載の反射手段に対応し、液晶プロジェクタ20は、請求項1記載の投影手段に対応し、始動入賞口38は、請求項記載の特定入賞口に対応し、特賞状態は、請求項1及び2記載の所定の遊技状態に対応し、アウト口42は、請求項1記載の回収口に対応している。また、主基板200は、請求項1及び2記載の遊技制御手段に対応している。
【0054】
なお、上記実施の形態においては、アウト口42をアウト口および大入賞口として兼用するように構成したが、これに限らず、アウト口42以外の他の入賞口を複数の入賞口として兼用するように構成してもよい。このような構成であっても、上記実施の形態と同等の効果が得られる。
また、上記実施の形態においては、液晶プロジェクタ20からの投影光をスクリーン10の裏面から照射することによりスクリーン10にパチンコ遊技画面を投影するように構成したが、これに限らず、液晶プロジェクタ20からの投影光をスクリーン10の前面から照射することによりスクリーン10にパチンコ遊技画面を投影するように構成してもよい。前面から照射する場合、液晶プロジェクタ20は、例えば、パチンコ機1の上方(遊技者の真上等)に配置し、上方から斜め下方に位置するスクリーン10に向けて投影光を照射すればよい。もちろん、リフレクタ16と組み合わせた構造であってもよい。
【0055】
また、上記実施の形態において、図5および図6のフローチャートに示す遊技制御処理を実行するにあたってはいずれも、ROM230にあらかじめ格納されている遊技制御プログラムを実行する場合について説明したが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記憶された記憶媒体から、そのプログラムをRAM240に読み込んで実行するようにしてもよい。
【0056】
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
【0057】
また、上記実施の形態においては、パチンコ機1に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で他のアミューズメントゲーム機にも適用可能である。もちろん、パチスロ機にも適用することができる。
【0058】
以上説明したように、本発明に係る請求項1及び2記載の投影型遊技機によれば、一つの回収口を、非入賞球を回収するための回収口、および入賞口を回収するための回収口として兼用することとなるので、遊技盤に設けるべき回収口および近接スイッチの数を少なくすることができる。したがって、投影画面である遊技画面上で映し出される影の度合いを少なくすることができるので、従来に比して、遊技画面の見栄えが損なわれる可能性を低減することができるという効果が得られる。
【0059】
また、通常状態では、非入賞球を回収するための回収口として機能させ、所定の遊技状態では、入賞球を回収するための回収口として機能させるので、遊技者に対して意外性を与えることができ、遊技の趣向を向上することができるという効果も得られる。
【0060】
さらに、本発明に係る請求項記載の投影型遊技機によれば、遊技者は、回収口の周辺に表示される通知画像を見ることによって回収口に入球した遊技球が入賞球として取り扱われるかを把握することができるので、回収口に入賞球として入球させるタイミングがつかみやすくなるという効果も得られる。
さらに、本発明に係る請求項記載の投影型遊技機によれば、遊技者は、回収口の周辺に表示される通知画像を見ることによって回収口に入球した遊技球が非入賞球として取り扱われるかを把握することができるので、回収口に入賞球として入球させるタイミングがつかみやすくなるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機1の垂直方向の断面図である。
【図2】パチンコ機1の斜視図である。
【図3】遊技盤14の正面図である。
【図4】主基板200の構成を示すブロック図である。
【図5】遊技制御処理を示すフローチャートである。
【図6】図柄制御処理を示すフローチャートである。
【図7】領域40に表示される通知画像を示す図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 取付部材
3 遊技筐体
4 遊技台
5 前面枠
6 発射ハンドル
7 台座
10 スクリーン
12 フレネルレンズ
14 遊技盤
16 リフレクタ
20 液晶プロジェクタ
21 小型液晶パネル
22 レンズ
30 ガイドレール
32 遊技釘
34,40 領域
36 取付部材
38 始動入賞口
42 アウト口
200 主基板
220 CPU
230 ROM
240 RAM
250 I/O

Claims (2)

  1. 投影光を透過させることにより投影画面を表示可能なスクリーンと、技画面を投影する投影手段と、前記スクリーンの裏面側に設け且つ前記投影手段からの投影光を前記スクリーンの裏面に向けて反射させる反射手段と、前記投影手段からの投影光の光路上であって前記スクリーンの前面側に設けた透光性の遊技盤と、遊技状態を制御する遊技制御手段とを備え、前記スクリーンに前記遊技画面を表示するとともに前記遊技盤面に遊技球を発射して遊技を行う遊技機であって、
    前記遊技盤面に発射した遊技球を回収可能な回収口を、前記遊技盤面のうち遊技球通過可能領域の最下方に設け、
    前記遊技制御手段は、所定の遊技状態が生起したときは、前記所定の遊技状態が生起している期間のうち第1の期間中に前記回収口に入球した遊技球を入賞球として取り扱い、前記所定の遊技状態が生起している期間のうち前記第1の期間とは異なる第2の期間中に前記回収口に入球した遊技球を非入賞球として取り扱うようとともに、
    前記第1の期間では、前記回収口への入球を入賞球として取り扱うことを示す通知画像を前記遊技画面の一部として前記回収口の周辺に表示し、
    前記第2の期間では、前記回収口への入球を非入賞球として取り扱うことを示す通知画像を前記遊技画面の一部として前記回収口の周辺に表示するようになっていることを特徴とする投影型遊技機。
  2. 請求項1において、
    さらに、前記遊技盤面に設けた特定入賞口を備え、
    前記遊技制御手段は、前記遊技盤面に発射された遊技球が前記特定入賞口に入賞したときは、図柄表示画面を前記遊技画面の一部として表示して前記図柄表示画面で図柄を変動表示するとともに、前記所定の遊技状態を生起させるか否かの抽選を行い、前記抽選結果に基づいて前記変動図柄を所定の態様で停止させ前記所定の遊技状態を生起させるようになっていることを特徴とする投影型遊技機。
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