JP4275368B2 - 投影型遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ等の投影装置により投影される遊技画面をスクリーンに表示して遊技を行う遊技機に係り、特に、主基板のメンテナンスが容易となり、不正行為を防止するのに好適な投影型遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プロジェクタ等の投影装置により投影される遊技画面をスクリーンに表示して遊技を行う投影型遊技機としては、例えば、実開平7-24381号公報に開示されているゲーム機があった。
このゲーム機は、ゲーム機フロントパネルと、液晶表示装置を有する投影機と、液晶表示装置の液晶表示素子を介して放射される光画像を拡大する投影レンズと、ゲーム機フロントパネルに形成される透光性光画像表示部とを備え、ゲーム機フロントパネルを、画像を表示することができる材料により構成している。
【0003】
これにより、液晶表示装置の液晶表示素子のサイズを小さいまま変更することなしに透光性光画像表示部のサイズを変更設定することができる。そして、小さいサイズの液晶表示素子の光画像を投影レンズにより拡大投影して大画面の表示をすることができるので、大型の液晶表示素子を使用することに起因するゲーム機製造コストの大幅上昇を抑えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のゲーム機のような投影型遊技機にあっては、ゲーム機の遊技制御を行う主基板の配置が問題となる。すなわち、上記従来のゲーム機をパチンコ機に適用した場合には、パチンコホール等において主基板を交換・点検する必要があり、また、主基板に対して不正行為が行われる可能性がある。したがって、主基板を配置するにあたっては、主基板のメンテナンスを容易に行えることおよび主基板に対する不正行為を防止することを考慮しなければならない。
【0005】
そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、主基板のメンテナンスが容易となり、不正行為を防止するのに好適な投影型遊技機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の投影型遊技機は、投影光を透過させることにより投影画面を表示可能なスクリーンと、遊技画面を投影する投影手段と、前記スクリーンの裏面側に設け且つ前記投影手段からの投影光を前記スクリーンの裏面に向けて反射させる反射手段と、遊技制御を行う遊技制御基板とを備え、前記スクリーンに前記遊技画面を表示して遊技を行う遊技機であって、前記反射手段は、前記投影手段からの投影光を反射するための反射板と、前記遊技制御基板を設置するための設置板と、を有し、前記反射板と前記設置板との間にギャップを設けて前記反射板及び前記設置板を結合してなり、前記遊技制御基板を、前記設置板に設置した。
【0007】
このような構成であれば、投影手段からの投影光が反射手段に照射されると、反射手段により、その投影光がスクリーンの裏面に向けて反射する。そして、スクリーンの裏面に投影光が照射されると、照射された投影光がスクリーンを透過することにより投影画面がスクリーンに表示される。このようにして、投影手段によりスクリーンに遊技画面が表示され、遊技が行われる。遊技状態においては、遊技制御基板により遊技制御が行われる。
【0008】
このとき、反射手段の面のうち投影手段からの投影光を反射する反射面とは反対の面に遊技制御基板が設置されているので、遊技機の背面側から遊技制御基板をメンテナンスすることができ、遊技制御基板に対する不正行為も困難となる
【0009】
また、反射板と設置板との間にギャップが設けられているので、反射板およびギャップにより投影手段の発熱がある程度遮られる。また、設置板およびギャップにより遊技制御基板の放熱が効果的に行われる。さらに、遊技制御基板を反射手段にネジ止め等する場合は、設置板に対してネジ止め等を行うので、反射板の反射面にネジの先端等が突出し、ネジの先端等が投影画面である遊技画面上で影として映し出されるのを防止することができる。
【0010】
ここで、遊技制御基板は、設置板に設けられていればいかなる箇所であってもよく、例えば、設置板のうち反射板と対向する面に設置してもよいし、設置板のうち反射板と対向する面とは反対の面に設置してもよい。
さらに、本発明に係る請求項記載の投影型遊技機は、請求項記載の投影型遊技機において、前記遊技制御基板を、前記設置板のうち前記反射板と対向する面とは反対の面に設置した。
【0011】
このような構成であれば、設置板のうち反射板と対向する面とは反対の面に遊技制御基板が設置されているので、反射板、ギャップおよび設置板により投影手段の発熱がさらに遮られる。また、遊技制御基板をギャップ内からではなく外側から設置するので、遊技制御基板の設置が比較的容易となる。
さらに、本発明に係る請求項記載の投影型遊技機は、請求項1又は2に記載の投影型遊技機において、さらに、前記投影手段からの投影光の光路上であって前記スクリーンの前面側に設けた透光性の遊技盤と、前記遊技盤面に設けた特定入賞口を備え、前記遊技制御基板は、前記遊技盤面に発射された遊技球が前記特定入賞口に入賞したときは、図柄表示画面を前記遊技画面の一部として表示して前記図柄表示画面で図柄を変動表示するとともに、所定の遊技状態を生起させるか否かの抽選を行い、前記抽選結果に基づいて前記変動図柄を所定の態様で停止させ前記所定の遊技状態を生起させるようになっている。
【0012】
このような構成であれば、遊技者は、遊技盤面に遊技球を発射することにより遊技を行うことができる。
遊技状態においては、遊技盤面に発射された遊技球が特定入賞口に入賞すると、遊技制御基板により、図柄表示画面が遊技画面の一部として表示されて図柄表示画面で図柄が変動表示するとともに、所定の遊技状態を生起させるか否かの抽選が行われる。そして、抽選結果に基づいて変動図柄が所定の態様で停止し所定の遊技状態が生起する。
【0013】
ここで、特定入賞口とは、遊技球を入賞または通過させるために遊技盤面に設けられる孔またはゲートのことをいい、例えば、入賞口または作動ゲート等がこれに該当する。したがって、入賞には、単に入賞だけでなく通過も含まれる。
また、所定の遊技状態は、どのようなものであってもよいが、これには、例えば、遊技者に有利な遊技状態である特賞状態や、特賞状態が生起しやすい遊技状態である確率変動状態が挙げられる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1ないし図3は、本発明に係る投影型遊技機の実施の形態を示す図である。
本実施の形態は、図1に示すように、本発明に係る投影型遊技機をパチンコ機1に適用したものである。
【0015】
まず、パチンコ機1の構成を図1および図2を参照しながら説明する。図1は、パチンコ機1の垂直方向の断面図である。図2は、パチンコ機1の斜視図である。
パチンコ機1は、図1および図2に示すように、投影光を透過させることにより投影画面を表示可能なスクリーン10と、パチンコ遊技画面を投影する液晶プロジェクタ20と、液晶プロジェクタ20からの投影光の光路上であってスクリーン10の前面側に設けた透光性のフレネルレンズ12と、液晶プロジェクタ20からの投影光の光路上であってフレネルレンズ12の前面側に設けた透光性の遊技盤14と、液晶プロジェクタ20からの投影光をスクリーン10の裏面に向けて反射させるリフレクタ16とを有して構成されている。
【0016】
フレネルレンズ12およびスクリーン10は、一体として構成され、遊技盤14の裏面に設けられた取付部材2によって遊技盤14に固定される。そして、遊技盤14、フレネルレンズ12およびスクリーン10は、遊技者からみて遊技盤14が最前面にくるように遊技筐体3に収納される。遊技筐体3は、遊技台4上に設置されており、遊技筐体3の前面側には、ガラス等の透明部材で前面を覆った前枠部5が開閉可能に取り付けられているとともに、発射ハンドル6が設けられている。発射ハンドル6は、遊技者が遊技球の発射操作のために用いるものであり、遊技者が発射ハンドル6を操作したときは、発射装置(不図示)により、受け皿(不図示)に貯留されている遊技球を遊技盤面14に発射するようになっている。
【0017】
液晶プロジェクタ20は、小型液晶パネル21を内蔵し、小型液晶パネル21に映し出した図柄等のパチンコ遊技画面を内部のレンズ22で拡大して投影するようになっている。また、液晶プロジェクタ20は、遊技台4の裏面側に設けられた台座7上に設置されており、台座7は、液晶プロジェクタ20からの投影光がリフレクタ16に照射されるようにその角度が調整されている。
【0018】
リフレクタ16は、スクリーン10の裏面側に設けられており、液晶プロジェクタ20からの投影光をスクリーン10の裏面に向けて反射させるようにその角度が調整されている。なお、リフレクタ16としては、平面鏡を使用しても良いが、反射面が縦方向または横方向に湾曲した凸面状のものを使用すれば、さらに投影光を拡大することができる。
【0019】
また、リフレクタ16は、液晶プロジェクタ20からの投影光を反射するための反射板16aと、主基板200を設置するための設置板16bとからなり、反射板16aと設置板16bとの間にギャップ16cを設けて反射板16aおよび設置板16bを一体に結合することにより構成されている。そして、主基板200は、設置板16bのうち反射板16aと対向する面とは反対の面(以下、単に設置板16bの裏面という。)に設置されている。主基板200の設置は、主基板200と設置板16bとをネジ8でネジ止めすることにより行う。なお、設置板16bの裏面には、主基板200のほか、図柄表示基板等のサブ基板および電源ユニットも設置されている。
【0020】
スクリーン10は、液晶プロジェクタ20の投影光を裏面側に受けて、パチンコ遊技画面を前面側に映し出すべく投影光を前面側に透過させるものである。
主基板200は、マイクロプロセッシングユニットMPU等からなり、遊技球の入賞等を検出して遊技状態を制御し、制御内容に基づいて液晶プロジェクタ20に制御信号を送信し、パチンコ遊技画面を生成して液晶プロジェクタ20によりその投影光を照射するようになっている。遊技制御処理の一例として、遊技盤面14に発射された遊技球が始動入賞口(後述)に入賞したときは、図柄表示画面をパチンコ遊技画面の一部として表示して図柄表示画面で図柄を変動表示するとともに、特賞状態を生起させるか否かの抽選を行い、抽選結果に基づいて変動図柄を所定の態様で停止させ特賞状態を生起させる。具体的には、図柄表示画面において3つの領域にそれぞれ図柄(例えば、「1」〜「9」)を独立に変動させながら表示し、抽選結果が特賞状態を生起するものであると判定したときは、図柄表示画面の3つの領域に表示されている変動図柄を所定の態様(例えば、「777」)で停止させた後に特賞状態を生起させる。
【0021】
次に、遊技盤14の構成を図3を参照しながら詳細に説明する。図3は、遊技盤14の正面図である。
図3において、遊技盤面14の左方には、発射装置により発射された遊技球を遊技盤面14の上方に誘導するガイドレール30が設けられており、遊技盤面14のうち遊技球が通過可能な領域には、遊技盤面14を通過する遊技球の進路を変更する遊技釘32が複数設けられている。
【0022】
また、遊技盤面14のほぼ中央には、パチンコ遊技画面のうち図柄表示画面が表示される領域34があり、領域34の直上には、領域34上を遊技球が通過するのを防止するための透明部材36が領域34の上方を覆うようにして設けられている。
また、領域34の下方には、遊技球を常時入賞可能とする始動入賞口38が設けられており、始動入賞口38の下方には、通常時は閉鎖状態であるが特賞状態となったときは、所定パターンで開放状態となって遊技球を入賞可能とする大入賞口40が設けられている。また、大入賞口40内の中央部には、大入賞口40が開放状態となったときに遊技球を入賞可能とするV入賞口(不図示)が設けられている。
【0023】
そして、大入賞口40の下方であって遊技盤面14の最下方には、上記入賞口等のいずれにも入賞しなかった遊技球を回収するためのアウト口42が設けられている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、パチンコ機1に電源が投入されると、液晶プロジェクタ20からの投影光がリフレクタ16に照射される。リフレクタ16に投影光が照射されると、その投影光がスクリーン10の裏面に向けて反射する。そして、スクリーン10の裏面に投影光が照射されると、照射された投影光がスクリーン10を透過することにより投影画面がスクリーン10に表示される。このとき、リフレクタ16の面のうち液晶プロジェクタ20からの投影光を反射する反射面とは反対の面に主基板200が設置されているので、パチンコ機1の背面側から主基板200をメンテナンスすることができ、主基板200に対する不正行為も困難となる。また、反射板16aと設置板16bとの間にギャップ16cが設けられているので、反射板16a、ギャップ16cおよび設置板16bにより液晶プロジェクタ20の発熱がある程度遮られる。さらに、設置板16bおよびギャップ16cにより主基板200の放熱が効果的に行われる。さらに、設置板16bに対してネジ止めを行うので、反射板16aの反射面にネジ8の先端が突出し、ネジ8の先端が投影画面であるパチンコ遊技画面上で影として映し出されるのを防止することができる。
【0024】
一方、パチンコ機1に電源が投入されると、主基板200により、遊技制御処理が実行され、遊技可能な状態となる。遊技者は、貸し出しを受けた遊技球をパチンコ機1に装填し、発射ハンドル6を操作して遊技球を遊技盤面14に発射することにより遊技を行うことができる。
遊技状態において、遊技盤面14に発射された遊技球が始動入賞口38に入賞すると、主基板200により、図柄表示画面で図柄が変動表示するとともに、特賞状態を生起させるか否かの抽選が行われる。その結果、特賞状態を生起させると判定されると、図柄表示画面の3つの領域に表示されている変動図柄を所定の態様で停止させた後に特賞状態が生起する。特賞状態では、大入賞口40が所定パターンで開放状態となって遊技球が入賞できるようになる。そして、大入賞口40が所定時間開閉する動作時間を1ラウンドとし、1ラウンド中にV入賞口への入賞があることを条件に所定数のラウンドが継続される。
【0025】
このようにして、本実施の形態では、パチンコ機1は、投影光を透過させることにより投影画面を表示可能なスクリーン10と、パチンコ遊技画面を投影する液晶プロジェクタ20と、液晶プロジェクタ20からの投影光の光路上であってスクリーン10の前面側に設けた透光性のフレネルレンズ12と、液晶プロジェクタ20からの投影光の光路上であってフレネルレンズ12の前面側に設けた透光性の遊技盤14と、液晶プロジェクタ20からの投影光をスクリーン10の裏面に向けて反射させるリフレクタ16と、遊技制御を行う主基板200とを備え、主基板200を、リフレクタ16の面のうち液晶プロジェクタ20からの投影光を反射する反射面とは反対の面に設置するようにした。
【0026】
これにより、パチンコ機1の背面側から主基板200をメンテナンスすることができ、主基板200に対する不正行為も困難となる。したがって、主基板200のメンテナンスが比較的容易となり、主基板200に対して不正行為が行われる可能性を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、リフレクタ16は、液晶プロジェクタ20からの投影光を反射するための反射板16aと、主基板200を設置するための設置板16bとからなり、反射板16aと設置板16bとの間にギャップ16cを設けて反射板16aおよび設置板16bを一体に結合するようにした。
【0027】
これにより、反射板16aおよびギャップ16cにより液晶プロジェクタ20の発熱がある程度遮られる。また、設置板16bおよびギャップ16cにより主基板200の放熱が効果的に行われる。さらに、設置板16bに対してネジ止めを行うので、反射板16aの反射面にネジ8の先端が突出し、ネジ8の先端が投影画面であるパチンコ遊技画面上で影として映し出されるのを防止することができる。したがって、主基板200に対する熱の影響を低減することができるとともに、パチンコ遊技画面の見栄えが損なわれる可能性を低減することができる。
【0028】
さらに、本実施の形態では、主基板200を設置板16bの裏面に設置するようにした。
これにより、反射板16a、ギャップ16cおよび設置板16bにより液晶プロジェクタ20の発熱がさらに遮られる。また、主基板200をギャップ16c内からではなく外側から設置することができる。したがって、主基板200に対する熱の影響をさらに低減することができるとともに、主基板200の設置が比較的容易となる。
【0029】
上記実施の形態において、リフレクタ16は、請求項1または2記載の反射手段に対応し、液晶プロジェクタ20は、請求項1、2または4記載の投影手段に対応し、始動入賞口38は、請求項4記載の特定入賞口に対応し、主基板200は、請求項1ないし4記載の遊技制御基板に対応している。また、特賞状態は、請求項4記載の所定の遊技状態に対応している。
【0030】
なお、上記実施の形態においては、液晶プロジェクタ20からの投影光をスクリーン10の裏面から照射することによりスクリーン10にパチンコ遊技画面を投影するように構成したが、これに限らず、例えば、液晶プロジェクタ20をパチンコ機1の上方(遊技者の真上等)に配置し、上方から斜め下方に位置するスクリーン10に向けてリフレクタ16を介して投影光を照射すればよい。このような前面照射型の構造であっても、リフレクタ16の面のうち液晶プロジェクタ20からの投影光を反射する反射面とは反対の面に主基板200を設置することができる。
【0031】
また、上記実施の形態においては、反射板16a、設置板16bおよび主基板200をリフレクタ16として設けたが、これに限らず、反射板16a(反射板16aに代えて熱遮蔽性の高い材質のものでもよい。)、設置板16b(設置板16bに代えて熱拡散性の高い材質のものでもよい。)および主基板200を一体としたものをパチンコ機1内の他の箇所に設けてもよい。このとき、反射板16aのうち設置板16bと対向する面とは反対の面を液晶プロジェクタ20の方に向けてそれらを配置する。例えば、反射板16a、設置板16bおよび主基板200を一体としたものを遊技台4内に配置すればよい。
【0032】
このような配置構造であっても、上記実施の形態と同様に、主基板200に対する熱の影響を低減することができる。
また、上記実施の形態においては、パチンコ機1に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で他のアミューズメントゲーム機にも適用可能である。もちろん、パチスロ機にも適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1ないし記載の投影型遊技機によれば、反射手段の面のうち投影手段からの投影光を反射する反射面とは反対の面に遊技制御基板が設置されているので、遊技機の背面側から遊技制御基板をメンテナンスすることができ、遊技制御基板に対する不正行為も困難となる。したがって、遊技制御基板のメンテナンスが比較的容易となり、遊技制御基板に対して不正行為が行われる可能性を低減することができるという効果が得られる。
【0034】
また、反射板と設置板との間にギャップが設けられているので、反射板およびギャップにより投影手段の発熱がある程度遮られる。また、設置板およびギャップにより遊技制御基板の放熱が効果的に行われる。さらに、遊技制御基板を反射手段にネジ止め等する場合は、設置板に対してネジ止め等を行うので、反射板の反射面にネジの先端等が突出し、ネジの先端等が投影画面である遊技画面上で影として映し出されるのを防止することができる。したがって、遊技制御基板に対する熱の影響を低減することができるとともに、遊技画面の見栄えが損なわれる可能性を低減することができるという効果も得られる。
【0035】
さらに、本発明に係る請求項記載の投影型遊技機によれば、設置板のうち反射板と対向する面とは反対の面に遊技制御基板が設置されているので、反射板、ギャップおよび設置板により投影手段の発熱がさらに遮られる。また、遊技制御基板をギャップ内からではなく外側から設置することができる。したがって、遊技制御基板に対する熱の影響をさらに低減することができるとともに、遊技制御基板の設置が比較的容易となるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機1の垂直方向の断面図である。
【図2】パチンコ機1の斜視図である。
【図3】遊技盤14の正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 取付部材
3 遊技筐体
4 遊技台
5 前面枠
6 発射ハンドル
7 台座
8 ネジ
10 スクリーン
12 フレネルレンズ
14 遊技盤
16 リフレクタ
16a 反射板
16b 設置板
16c ギャップ
20 液晶プロジェクタ
21 小型液晶パネル
22 レンズ
30 ガイドレール
32 遊技釘
34 領域
36 取付部材
38 始動入賞口
40 大入賞口
42 アウト口
200 主基板

Claims (3)

  1. 投影光を透過させることにより投影画面を表示可能なスクリーンと、遊技画面を投影する投影手段と、前記スクリーンの裏面側に設け且つ前記投影手段からの投影光を前記スクリーンの裏面に向けて反射させる反射手段と、遊技制御を行う遊技制御基板とを備え、前記スクリーンに前記遊技画面を表示して遊技を行う遊技機であって、
    前記反射手段は、前記投影手段からの投影光を反射するための反射板と、前記遊技制御基板を設置するための設置板と、を有し、前記反射板と前記設置板との間にギャップを設けて前記反射板及び前記設置板を結合してなり、
    前記遊技制御基板を、前記設置板に設置したことを特徴とする投影型遊技機。
  2. 請求項1において、
    前記遊技制御基板を、前記設置板のうち前記反射板と対向する面とは反対の面に設置したことを特徴とする投影型遊技機。
  3. 請求項1又は2において、
    さらに、前記投影手段からの投影光の光路上であって前記スクリーンの前面側に設けた透光性の遊技盤と、前記遊技盤面に設けた特定入賞口を備え、
    前記遊技制御基板は、前記遊技盤面に発射された遊技球が前記特定入賞口に入賞したときは、図柄表示画面を前記遊技画面の一部として表示して前記図柄表示画面で図柄を変動表示するとともに、所定の遊技状態を生起させるか否かの抽選を行い、前記抽選結果に基づいて前記変動図柄を所定の態様で停止させ前記所定の遊技状態を生起させるようになっていることを特徴とする投影型遊技機。
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