JP4990117B2 - エレベータ - Google Patents

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Description

この発明は、昇降路に設けられたレールと、昇降路内を昇降する移動体に回転自在に設けられ、レールの頂面を転動するローラとを備えたエレベータに関する。
従来、昇降路に鉛直方向に設けられたレールと、前記昇降路内を昇降するかごに回転軸を介して回転自在に設けられた、前記レールの頂面を転動するローラと、前記レールの両側面に空隙をおいて対向して前記かごに設けられた一対の電磁石とを備えたエレベータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
利用者等がかご内に乗った際に、かごに偏加重が加えられると、かごに傾きが生じて、ローラがレールの頂面を所定の位置から水平方向にずれ、連動して、一方の電磁石がレールの側面に近づき、他方の電磁石がレールの側面から離れる。このとき、一方の電磁石の磁力を弱め、他方の電磁石の磁力を強めることにより、ローラがレールの頂面を水平方向に移動して所定の位置に戻り、かごの傾きが解消される。
特開2001−139255号公報
しかしながら、このものの場合、ローラがレールの頂面を所定の位置からずれた後、ローラがレールの頂面を水平方向に移動して所定の位置に戻るときに、ローラとレールの頂面との間に水平方向の滑りが生じて、騒音が発生するという問題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は、ローラがレールの頂面を所定の位置からずれた後、ローラがレールの頂面を水平方向に移動して所定の位置に戻る際に発生する騒音を低減させることができるエレベータを提供するものである。
この発明に係るエレベータは、昇降路に設けられたレールと、前記昇降路内を昇降する移動体に回転軸を介して回転自在に設けられ、レールの頂面を転動するローラとを備え、前記レールの頂面には、凸面が、前記レールの長手方向に連続して形成され、前記ローラが前記レールの頂面に接触したまま所定の位置から水平方向にずれた場合、前記レールの接触面が前記回転軸に対して傾き、転動する前記ローラにキャンバースラストの力が作用する。
この発明に係るエレベータによれば、ローラがレールの頂面を所定の位置からずれた後、レールの凸面により転動するローラにキャンバースラストの力が作用し、ローラがレールの頂面を転動して所定の位置に戻るので、ローラとレールの頂面との間に生じる水平方向の滑りが抑制され、発生する騒音を低減させることができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの実施の形態に係るエレベータを示す正面図、図2は図1のレール2およびローラ4を示す断面図である。
この実施の形態に係るエレベータは、昇降路1の対向した内壁に鉛直方向に延びて固定された一対のレール2と、昇降路1内を昇降する移動体であるかご3と、このかご3に回転軸4aを介して回転自在に取り付けられた、それぞれのレール2に転動可能なローラ4とを備えている。
ローラ4は、レール2側に押圧されており、かご3が昇降路1内を昇降すると、ローラ4はレール2の頂面を転動する。
レール2の頂面には、凸面6が、レール2の長手方向に連続して形成されており、ローラ4がレール2の頂面を所定の位置から水平方向にずれた場合に、レール2の接触面5がローラ4の回転軸4aに対して傾き、転動するローラ4にキャンバースラストの力が作用する。
図3(a)は図2のローラ4がレール2の頂面を所定の位置から水平方向にずれて転動したときの平面図、図3(b)は図3(a)のローラ4およびレール2を示す側断面図である。
利用者等がかご3内に乗った際に、かご3に偏加重が加えられると、かご3に傾きが生じて、ローラ4がレール2の頂面を所定の位置から水平方向にずれる。
ローラ4がレール2の頂面を所定の位置から水平方向にずれると、レール2の頂面には凸面6が形成されているので、ローラ4の回転軸4aがレール2の接触面5に対して傾く。
これにより、ローラ4の転動面の形状は、ローラ4の回転軸4aを中心とする仮想的な円錐曲面7となる。
ローラ4の転動面が円錐曲面7になるので、この状態でローラ4がレール2の頂面を転動すると、ローラ4にキャンバースラストの力が作用して、ローラ4はレール2の頂面の所定の位置の方向に移動する。
ローラ4はレール2の頂面を転動して所定の位置の方向に移動するとき、レール2とローラ4との間に生じる水平方向の滑りが抑制され、ローラ4がレール2の頂面の所定の位置に戻るときに生じる騒音が低減される。
以上説明したように、この実施の形態に係るエレベータ3によれば、レール2の頂面には、凸面6が形成されており、ローラ4がレール2の頂面を所定の位置から水平方向にずれると、レール2の頂面を転動するローラ4にキャンバースラストの力が作用して、ローラ4がレール2の頂面を所定の位置の方向に移動するので、ローラ4とレール2の頂面との間に生じる滑りが抑制され、ローラ4がレール2の頂面の所定の位置に戻る際に発生する騒音を低減させることができる。
また、ローラ4がレール2の頂面を所定の位置から水平方向にずれたときに、ローラ4を所定の位置に戻すための装置を設ける必要がなく、構成を簡単にすることができる。
実施の形態2.
図4はこの実施の形態に係るエレベータ3のローラ4を示す断面図である。
この実施の形態に係るエレベータ3は、ローラ4が、中央部に剛性を有した鋳鉄から構成されたリム部4bと、外周部に弾性を有した合成ゴムから構成されたタイヤ部4cとを有している。
これにより、ローラ4の外周部は、弾性を有する。
なお、リム部4bは鋳鉄に限らず、その他の剛性を有した材料であってもよい。
また、タイヤ部4cは合成ゴムに限らず、その他の弾性を有した材料であってもよい。
外周部に弾性を有したローラ4が、レール2の頂面を水平方向にずれると、実施の形態1に係るエレベータ3のローラ4よりも、ローラ4の回転軸4aがレール2の接触面5に対して大きく傾くので、ローラ4がレール2の頂面を転動することで、ローラ4には強いキャンバースラストの力が作用して、ローラ4はレール2の頂面の所定の位置の方向に移動する。
この実施の形態に係るエレベータ3によれば、ローラ4が外周部に弾性のタイヤ部4cを有しているので、ローラ4がレール2の頂面を所定の位置から水平方向にずれると、レール2の頂面を転動するローラ4に強いキャンバースラストの力が作用して、ローラ4がレール2の頂面を所定の位置の方向に移動し、ローラ4とレール2の頂面との間に生じる滑りが抑制され、ローラ4がレール2の頂面を所定の位置に戻る際に発生する騒音をより低減させることができる。
実施の形態3.
図5はこの実施の形態に係るエレベータ3のレール2を示す断面図である。
この実施の形態に係るエレベータ3は、レール2の凸面6が曲面部6aと平面部6bとから構成されている。
この実施の形態に係るエレベータ3によれば、レール2の凸面6が曲面部6aと平面部6bとから構成されているので、凸面6の加工が容易となり、レール2の製造を簡単にすることができる。
なお、上記各実施の形態では、移動体としてかご3を例に説明したが、勿論このものに限らず、移動体は釣合い錘であってもよい。
実施の形態1に係るエレベータを示す正面図である。 図1のレールおよびローラを示す断面図である。 図3(a)は図2のローラがレールの頂面を所定の位置から水平方向にずれて転動したときの平面図、図3(b)は図3(a)のローラ4およびレール2を示す側断面図である。 実施の形態2に係るエレベータのローラを示す断面図である。 実施の形態3に係るエレベータのレールを示す断面図である。
符号の説明
1 昇降路、2 レール、3 かご、4 ローラ、4a 回転軸、4b リム部、4c タイヤ部、5 接触面、6 凸面、6a 曲面部、6b 平面部、7 円錐曲面。

Claims (4)

  1. 昇降路に設けられたレールと、
    前記昇降路内を昇降する移動体に回転軸を介して回転自在に設けられ、レールの頂面を転動するローラとを備え、
    前記レールの頂面には、凸面が、前記レールの長手方向に連続して形成され、
    前記ローラが前記レールの頂面に接触したまま所定の位置から水平方向にずれた場合、前記レールの接触面が前記回転軸に対して傾き、転動する前記ローラにキャンバースラストの力が作用することを特徴とするエレベータ。
  2. 前記ローラの外周部は、弾性を有していることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記凸面は、曲面部と平面部とから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ。
  4. 前記移動体は、かごであることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のエレベータ。
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