JP4989612B2 - シリアル通信システム、シリアル通信方法および送信装置 - Google Patents

シリアル通信システム、シリアル通信方法および送信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4989612B2
JP4989612B2 JP2008289172A JP2008289172A JP4989612B2 JP 4989612 B2 JP4989612 B2 JP 4989612B2 JP 2008289172 A JP2008289172 A JP 2008289172A JP 2008289172 A JP2008289172 A JP 2008289172A JP 4989612 B2 JP4989612 B2 JP 4989612B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
serial
parallel
serial communication
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008289172A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010118789A (ja
Inventor
俊男 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008289172A priority Critical patent/JP4989612B2/ja
Publication of JP2010118789A publication Critical patent/JP2010118789A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4989612B2 publication Critical patent/JP4989612B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

本発明は、たとえば、モータの駆動装置、画像読み取り装置又は複写装置などに適用可能なシリアル通信技術に関する。
画像読み取り装置では、原稿に対して光学系をステッピングモータにより移動させることで原稿の画像を読み取る。一般に、ステッピングモータの制御回路は、メイン基板とモータドライバ基板とに分けて配置され、パラレル信号線によってメイン基板とモータドライバ基板とが接続されている。メイン基板には、ステッピングモータを制御するための多数の相信号を生成するCPUが実装される。一方、モータドライバ基板には、たとえば、3.3Vの振幅の相信号を24Vの振幅の相信号へと変換するモータドライバICが実装される。
ところで、画像読み取り装置では、10以上のステッピングモータが使用されることも珍しくはない。この場合、相信号の数は40〜50本以上になるため、パラレル信号線の数や這いまわし等が複雑になってしまう。
そこで、パラレル信号線をシリアル信号線に置換することが提案されている(特許文献1、2)。このようなシリアル信号線を使用すれば、這いまわしの自由度が確保される。
特開平5−48998号公報 特開平5−37908号公報
ところで、画像読み取り装置を高速化するには、モータの回動速度を高回転にすることが要求される。一般に、シリアル通信に使用されるクロック信号の周波数は、メイン基板において使用されているシステムクロックの周波数と同一か又はそれを数回分周することで得られた周波数である。一般に、システムクロックの周波数は、数MHz〜10数MHzであるが、相信号の周波数は5000PPS(=5kHz)程度にすぎない。よって、この程度の周波数差であれば、シリアル信号とともにクロックを併送しても問題は生じにくい。
一方で、相信号の周波数が10000PPS(=10kHz)以上になると、クロック信号の周波数も数MHzの周波数にせざるを得ない。そうしなければ、位相が異なる4本の信号(A、A*、B、B*)をシリアル通信により伝送できなくなりうるとともに、受信側での再生精度も確保できなくなりうるからである。
しかし、クロック信号の周波数が数MHzのオーダになると、メイン基板とモータドライブ基板とを結ぶケーブルからの放射ノイズによって、ユニットの誤動作や機器外の他装置の誤動作を誘発する可能性がある。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題のうち、少なくとも1つを解決することを目的とする。たとえば、シリアル通信により伝送される信号の周波数を低下させ、放射ノイズを低減することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
本発明は、たとえば、シリアル通信システムであって、
所定の順列で構成されるパラレル信号を構成する複数の信号それぞれにおける変位点を検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された前記パラレル信号を構成する複数の信号それぞれの変位点から、前記パラレル信号の変位点を表すシリアル信号を生成する変換手段と、
前記シリアル信号を送信する送信手段と、
前記送信手段により送信されたシリアル信号を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたシリアル信号を前記所定の順列で構成されるパラレル信号に復元する復元手段と
を備えることを特徴とする
本発明によれば、パラレル信号の変位点を表すシリアル信号を生成し、シリアル信号に基づいて所定の順列で構成されるパラレル信号に復元することで、シリアル通信により伝送される信号の周波数が低下し、かつ、放射ノイズも低減する。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
[関連技術]
本発明の理解のために、はじめに、本発明の関連技術について説明することにする。なお、この関連技術は、必ずしも公知技術というわけではない。
図1は、画像読み取り装置100の外略構成を示す図である。原稿204は、原稿台ガラス203上に載置され、下方から原稿照明ランプ201によって照明される。原稿204の画像は、第1ミラー205、第2ミラー206、第3ミラー207及びレンズ208を介してCCD209上に結像する。CCD209は、原稿204のラインイメージを読み取る。原稿照明ランプ201と第1ミラー205などの光学系は、ステッピングモータによって、原稿204に対して相対的に移動する。第2ミラー206及び第3ミラー207などの光学系も同様に移動する。これにより、原稿面からCCD209までの距離(光路長)が一定に維持される。読み取られたラインイメージは、不図示のイメージプロセッサ回路に入力され、画像データに変換される。画像データは、プリンタやホストコンピュータに送出される。複写装置では、画像読み取り装置により取得された画像信号が画像形成装置へ転送され、画像形成装置は画像信号に応じて画像を用紙上に形成する。
図2は、パラレル送信を採用したステッピングモータの駆動装置を示した図である。ここでは、メイン基板301とモータドライバ基板307とがパラレル送信を行うものとする。
メイン基板301には、図1に示した画像読み取り装置100を制御するCPU302が実装されている。CPU302は、システムクロック発振器303により生成された所定の周波数のシステムクロックにしたがって動作する。CPU302は、たとえば、3.3Vの電圧で駆動される。よって、CPU302から出力される各信号も3.3Vの振幅をもつデジタル信号となっている。
CPU302は、いくつかの出力ポートを有している。そのうちの4つのポートは、ステッピングモータ312を駆動する相信号群304を出力する。相信号群304の振幅は3.3Vである。
ステッピングモータ312は、たとえば、2相のステッピングモータである。この場合、相信号群304は、4つの相信号A、A*、B、B*の4信号から構成される。
メイン基板301にはコネクタ305が設けられており、ケーブル306の一端が接続される。一方、モータドライバ基板307にはコネクタ308が設けられており、ケーブル306の他端が接続される。相信号群304は、コネクタ305、ケーブル306及びコネクタ308を介して、メイン基板からモータドライバ基板へと伝送される。なお、コネクタ308は、配線パターン309によってモータドライバIC310に接続されている。
モータドライバIC310には、24Vの電圧が印加される。モータドライバIC310は、3.3Vの振幅であった相信号群304を、ステッピングモータ312を駆動可能な24V振幅の信号に変換して出力する。24Vの振幅に変換された相信号A、A*、B、B*は、コネクタ311を介してステッピングモータ312に入力される。ステッピングモータ312は、入力された相信号に応じて制御される。
ところで、モータドライバIC310をメイン基板301に実装することにより、モータドライバ基板307を不要にできる。しかし、この場合は、ケーブル306により24V振幅の信号を伝送することになり、ケーブルが長くなればなるほど、画像読み取り装置内を這いまわしたケーブルから放射ノイズが発生する可能性も高まるであろう。また、24V振幅の信号を伝送するには、3.3V振幅の信号と比較して、より太い電線でケーブルを構成する必要がある。これは、コスト的にも不利である。さらに、ケーブルのコシが強く(すなわち柔軟性が小さく)なるため、這いまわしの自由度も低下する。従って、図2の構成をとる際は、モータドライバ基板307とステッピングモータ312とはなるべく近接するように配置されなければならない。
図2には、ステッピングモータが1個だけ示されているが、実際には、10数個も必要になることがある。よって、メイン基板301から出力されるモータ系の相信号の数も40〜50本以上になる。これは、ケーブル306を構成する束線の数を増加させ、ケーブルの這いまわしをさらに複雑にさせる。
図3は、関連技術としてのシリアル通信を採用したステッピングモータの駆動装置を示した図である。シリアル通信は、パラレル通信と比較し、ケーブルを構成する束線の数を削減でき、ケーブルの這いまわしの自由度も増加させることができる。説明を簡単にするために、ここでは、2つのステッピングモータ410A、410Bだけを示すが、実際には、10数個以上のモータが存在することもある。
メイン基板301Aには、CPU302A、2つのパラレルシリアル変換器402A、402Bおよびコネクタ403が実装されている。モータドライバ基板307Aは、ケーブル404を介してメイン基板301Aに接続されている。モータドライバ基板307Aには、ケーブル404用のコネクタ405、2つのシリアルパラレル変換器406A、406B、2つのモータドライバIC408A、408B、ステッピングモータ用の2つのコネクタ409A、409Bが設けられている。シリアルパラレル変換器406Aは、復元した相信号群407AをモータドライバIC408Aへ出力する。シリアルパラレル変換器406Bは、復元した相信号群407BをモータドライバIC408Bへ出力する。
CPU302Aは、2相のステッピングモータ410Aを駆動するための相信号群401A(1A、1A*、1B、1B*)を出力する。さらに、CPU302Aは、2相のステッピングモータ410Bを駆動するための相信号群401B(2A、2A*、2B、2B*)を出力する。ここでは、2つの相信号群401A、401Bが示されているが、ステッピングモータの数が増加すれば、それに比例した相信号群が必要となる。なお、CPU302Aの出力ポートの数にも限りがある。よって、CPU302Aに接続されているASIC(不図示)などの出力ポートから相信号を出力してもよい。
相信号群401Aはパラレルシリアル変換器402Aに入力される。相信号401Bはパラレルシリアル変換器402Bに入力される。CPU302Aは、さらに、シリアル通信のためのクロック信号である信号CLKと、データのロードのタイミングを表す信号LOADとを出力する。信号CLKと、信号LOADは、パラレルシリアル変換器402A、402Bに入力される。これらの信号も、不図示のASICなどの出力ポートから出力されてもよい。
図4は、パラレルシリアル変換器402A及び402Bの詳細を示した図である。501A〜501Dは、信号CLKに従って動作するDタイプのフリップフロップである。502A〜502Dはセレクタである。
セレクタ502A〜502Dは、信号LOADが0のとき、接続されているフリップ出力を選択し、1のとき、各々入力された相信号を選択して出力する。セレクタ502Aから出力された信号は、フリップフロップ501Aに入力される。フリップフロップ501Aから出力された信号は、セレクタ502Bに入力される。セレクタ502Bから出力された信号は、フリップフロップ501Bに入力される。フリップフロップ501Bから出力された信号は、セレクタ502Cに入力される。セレクタ502Cから出力された信号は、フリップフロップ501Cに入力される。フリップフロップ501Cから出力された信号は、セレクタ502DBに入力される。セレクタ502Dから出力された信号は、フリップフロップ501Dに入力される。フリップフロップ501Aから出力された信号SOUTは、パラレルシリアル変換器の出力となる。
図5は、パラレルシリアル変換器のタイミングチャートである。上から、信号CLK、信号LOAD、相信号A、A*、B、B*、出力信号SOUTが示されている。
信号LOADは、信号CLKの4パルスにつき1つのパルスとなる信号である。図に示したタイミングt1において、信号LOADが1(High)となる。よって、タイミングt1で、セレクタ502A〜502Dは、相信号A〜B*をロードする。
また、ロードが実行されるタイミングt1で、フリップフロップ501Dは、出力信号SOUTとして相信号B*の値を出力する。信号CLKについての次の1パルスが入力されるたびに、フリップフロップ501Dは、出力信号SOUTとして、相信号B、A*、Aの値を出力する。信号LOADが再び1になるたびに、相信号B*から順番に出力される。このようにして、パラレルシリアル変換が実行される。
図3に戻り説明を続ける。パラレルシリアル変換器402A、402Bのシリアル出力信号SOUTは、信号LOAD、信号CLKとともに、コネクタ403、ケーブル404及びコネクタ405を介してモータドライバ基板307Aへ送信(出力)される。
モータドライバ基板307Aには、シリアルパラレル変換器406Aと406Bが実装されている。シリアルパラレル変換器406Aと406Bには、それぞれ、2本のシリアル信号、信号LOAD及び信号CLKが入力される。
図6は、シリアルパラレル変換器406A及び406Bの詳細を示した図である。Dタイプのフリップフロップ701A〜701Dは、入力されたシリアル信号SINを、入力された信号CLKのパルスの立ち上がりタイミングで順次シフトレジストして出力する。なお、フリップフロップ701Aの出力信号は、フリップフロップ701Bと、4ビットのDタイプのフリップフロップ702とに入力される。フリップフロップ701Bの出力信号は、フリップフロップ701Cと、フリップフロップ702とに入力される。フリップフロップ701Cの出力信号はフリップフロップ701Dと、フリップフロップ702とに入力される。
フリップフロップ702は、信号LOADのパルスの立下りタイミングで入力されたデータをラッチすることで、相信号A、A*、B、B*からなるパラレル信号を復元する。
図7は、シリアルパラレル変換器のタイミングチャートである。上から順に、信号CLK、シリアル信号SIN、各フリップフロップからの出力信号A〜D、信号LOAD、フリップフロップ702からの出力信号A、A*、B、B*が示されている。図7によれば、相信号A、A*、B、B*は、信号LOADの1パルス(信号CLKの4パルス)分だけ遅延してパラレル信号として再生されていることがわかる。
シリアルパラレル変換器406Aで再生された相信号群407Aとシリアルパラレル変換器406Bで再生された相信号群407Bとは、それぞれ対応するモータドライバIC408A、408Bに入力される。モータドライバIC408A、408Bは、入力された相信号を24V振幅のモータ駆動パルスに変換して対応するステッピングモータへ出力する。
なお、シリアルパラレル変換器406A、406Bによって、信号CLKの4パルス分に相当する遅延が発生するが、この遅延は、CPU302Aが4パルス分早く相信号を送出することで解決される。
このように、相信号群をパラレルシリアル変換することで、ケーブルを構成する束線の本数を削減できるようになるため、コストの減少及びケーブル這いまわしの単純化が実現される。
[実施形態1]
関連技術においては、コストの減少化とケーブル這いまわしの単純化とを実現できるものの、伝送される信号の周波数の増加とそれに伴う放射ノイズに関しては、改良の余地がある。
図8は、実施形態に係るステッピングモータの駆動装置の一例を示したブロック図である。なお、すでに説明したものと同一の箇所には、同一の参照番号を付与している。
図8によれば、送信装置側では、パラレルシリアル変換器402A、402Bの代わりにコーダ901A、901Bが採用されている。同様に、受信装置側では、シリアルパラレル変換器406A、406Bの代わりにデコーダ905A及び905Bが採用されている。さらに、メイン基板301Aのコネクタ902とモータドライバ基板307Aのコネクタ904とを接続するケーブル903から、信号CLKと信号LOADを伝送するための信号線が削除されている。なお、メイン基板301Aは、第1基板の一例であり、モータドライバ基板307Aは第2基板の一例である。モータドライバIC408A、408Bは、第2基板に実装され、復元手段により復元されたパラレル信号に基づいてモータを駆動する駆動手段の一例である。
図9は、実施形態に係るコーダ901A、901Bの一例を示す図である。101A〜101Dは、Dタイプのフリップフロップである。102A〜102Dは、2入力のXORゲートである。103は、4入力のORゲートである。105は、2入力のANDゲートである。104は、タイミング調整のためのディレイバッファである。
信号CLKは、フリップフロップ101A〜101Dのそれぞれと、ディレイバッファ104とに入力される。相信号Aは、フリップフロップ101Aと、XORゲート102Aとに入力される。フリップフロップ101Aの出力信号は、XORゲート102Aに入力される。XORゲート102Aの出力信号は、ORゲート103に入力される。相信号A*は、フリップフロップ101Bと、XORゲート102Bとに入力される。フリップフロップ101Bの出力信号は、XORゲート102Bに入力される。XORゲート102Bの出力信号は、ORゲート103に入力される。相信号Bは、フリップフロップ101Cと、XORゲート102Cとに入力される。フリップフロップ101Cの出力信号は、XORゲート102Cに入力される。XORゲート102Cの出力信号は、ORゲート103に入力される。相信号B*は、フリップフロップ101Dと、XORゲート102Dとに入力される。フリップフロップ101Dの出力信号は、XORゲート102Dに入力される。XORゲート102Dの出力信号は、ORゲート103に入力される。ORゲート103の出力信号と、ディレイバッファ104の出力信号とが、ANDゲート105に入力される。
回路107は、フリップフロップ101Aと、XORゲート102Aとにより構成されている。回路107は、パラレル信号を構成する各信号の変位点を検出する検出手段の一例である。また、ORゲート103は、パラレル信号の各信号の排他的論理和から論理和を生成する論理和演算素子の一例である。また、ANDゲート105は、論理和とクロック信号との論理積をシリアル信号として生成する論理積演算素子の一例である。さらに、ORゲート103及びANDゲート105は、検出手段により変位点を検出したときにパルス信号を生成する生成手段の一例である。
図10は、回路107のタイミングチャートである。上から順に、信号CLK、相信号A、相信号Aを信号CLKの1パルス分に相当する時間だけ遅延させた信号108、XORゲート102Aの出力信号106、ANDゲート105からの出力信号CLKEが示されている。出力信号106は、排他的論理和である。
回路107において、フリップフロップ101Aは、入力された相信号Aを、信号CLKの1パルス分だけ遅延させ、出力信号108を生成して出力する。出力信号108は、クロック信号の1パルスだけ遅延した相信号Aに相当する。このように、フリップフロップ101A〜101Dは、パラレル信号の各信号を遅延させる遅延素子の一例である。
XORゲート102Aは、出力信号108と相信号Aとの排他論理和を演算し、信号106を生成して出力する。よって、XORゲート102A〜102Dは、パラレル信号の各信号と、遅延素子により遅延した各信号との排他的論理和を生成する排他的論理和演算素子の一例である。
出力信号106は、相信号Aの0から1への変移点、または1から0への変移点において、1(High)となる信号である。すなわち、回路107は、入力された相信号Aの変位点を検出又は抽出する回路である。
XORゲート102Aからの出力信号106は、ORゲート103に入力される。なお、ORゲート103は、出力信号106以外の入力信号(XORゲート102B〜Dからの出力信号)がいずれも0であれば、出力信号106をそのままANDゲート105へ出力する。このように、ORゲート103は、第1単信号についての排他的論理和と、第2単信号についての排他的論理和との論理和を生成する論理和演算素子の一例である。
ANDゲート105は、ORゲート103の出力信号と、ディレイバッファ104によって意図的に遅延を発生させた信号CLKとの論理積を演算して出力する。ANDゲート105の出力信号CLKEは、コーダ901Aやコーダ901Bの出力信号(すなわち、シリアル信号)となる。このように、ANDゲート105は、論理和とクロック信号との論理積をシリアル信号として生成する論理積演算素子の一例である。
図11は、コーダ901Aまたは901Bに一般的な1−2相の励磁パターンを入力した状態におけるシリアル信号CLKEの波形を示したタイミングチャートである。図11に示された励磁パターンは、モータを等速で回転させるパターンである。図11によれば、シリアル信号CLKEのパルス数は、信号CLKに対して適宜間引かれていることもわかる。さらに、シリアル信号CLKEが周期的なパルス信号であることもわかる。
シリアル信号CLKEは周期的なパルスであるものの、CLKに比べるとその周波数は格段に低くなっている。一般に、ケーブルを伝送される信号の周波数が低ければ低いほど、放射ノイズのエネルギーも低くなる。
図12は、1−2相の励磁パターンが加速パターンであるときのシリアル信号CLKEの波形を示したタイミングチャートである。図12によれば、シリアル信号は、信号CLKに対してパルス数が適宜間引かれている。さらに、シリアル信号CLKEは周期的なパルス信号ではない。シリアル信号CLKEをこのようなパルス信号にすることで、ほとんど放射ノイズが発生しない。一般に、放射ノイズの周波数成分が特定の周波数にのみ偏ると、放射ノイズのレベルが高くなりやすい。本実施形態では、このような偏りが緩和されるため、放射ノイズが軽減されるのである。
図8に戻り説明を続ける。コーダ901A及び901Bの出力信号は、コネクタ902、ケーブル903及びコネクタ904を介して、モータドライバ基板307Aに送信(出力)されする。このように、コーダ901A及び901Bは、所定の順列で構成されるパラレル信号をシリアル信号に変換する変換手段と、シリアル信号を送信する送信手段として機能する。
受信されたコーダ901A及び901Bの出力信号(シリアル信号)は、モータドライバ基板307Aに実装されたデコーダ905A及び905Bにそれぞれ入力される。デコーダ905Aまたは905Bは、送信手段により送信されたシリアル信号を受信する受信手段と、受信手段により受信されたシリアル信号を元のパラレル信号に復元する復元手段(再生手段)として機能する。
図13は、デコーダ905Aまたは905Bの一例を示す図である。セレクタ1301は、9つの入力端子と、4つの出力端子とを備えたセレクタである。なお、各入力端子のビット幅は4ビットまたは3ビットである。また、各出力端子のビット幅は1ビットである。レジスタ1302A〜1302Hは、それぞれセレクタ1301のいずれか1つの入力端子に接続されている。モータドライバ基板307AにCPUなどの制御素子が実装されていない場合は、各レジスタは、固定値を出力するように構成されてもよい。
カウンタ1303は、入力されたシリアル信号CLKEに応じてカウントを実行するカウンタである。カウント値は、3ビットであり、セレクタ1301に入力される。
図14は、一般的な1−2相の励磁パターンを示したタイミングチャートである。この励磁パターンの1周期は、矢印で示した範囲である。励磁パターン(相信号群)は、4ビットの信号とみなすことができる。このとき、相信号Aが最上位ビットに割り当てられている。同様に、相信号A*が2番目のビットに割り当てられている。相信号Bが3番目のビットに割り当てられている。相信号B*が最下位ビットに割り当てられている。このように励磁パターン(相信号群)が4ビットの信号とみなせば、16進数で9、8、A、2、6、4、5、1の順に、励磁パターンが変化を繰り返すことになる(図14)。よって、レジスタ1302A〜1302Hには、16進数で9、8、A、2、6、4、5、1が格納されている。
カウンタ1303は、入力されたシリアル信号CLKEの1パルスごとにアップカウントし、3ビットのカウント値を出力する。出力された3ビットのカウント値はセレクタ1301に入力される。セレクタ1301は、入力されたカウント値に応じて、レジスタ1302A〜1302Hから入力された信号の1つを選択して出力する。
なお、カウンタ1303のカウント値は0から始まり、1、2、3、4、5、6、7、0、1、2、・・・・・と変化する。セレクタ1301の入力端子ごと図示してある数値は、カウンタ1303のカウント値に対応している。よって、カウンタ1303は、カウント値に対応した入力端子に接続されたレジスタからの出力値を選択し、上位ビットから順番にA、A*、B、B*として出力する。すなわち、レジスタからの4ビットの出力値のうち、最上位ビットがAに対応し、2番目のビットがA*に対応し、3番目のビットがBに対応し、最下位ビットがB*に対応している。
このように、カウンタ1303は、受信手段により受信されたシリアル信号にしたがってカウントを実行するカウンタの一例である。同様に、セレクタ1301は、カウンタのカウント値に応じてシリアル信号から元のパラレル信号を再生する再生手段の一例である。
図8に戻り説明を続ける。デコーダ905A、905Bによって復元された各相信号群は、対応するモータドライバIC408A、408Bで増幅され、それぞれコネクタ409A、409Bを介してステッピングモータ410A、410Bへ出力される。ステッピングモータ410A、410Bは、それぞれ入力された相信号にしたがって回転するよう制御(駆動)される。
本実施形態によれば、複数の相信号からなるパラレス信号をシリアル信号に変換することにより、従来必要だった同期クロックをシリアル信号と同時に送受信する必要がなくなる。とりわけ、本実施形態によれば、パラレル信号の変位点を表すシリアル信号を生成し、シリアル信号に基づいて所定の順列で構成されるパラレル信号に復元する。よって、シリアル通信により伝送される信号の周波数が低下し、かつ、放射ノイズも低減する。また、送受信に必要な束線の本数を少なくできるため、束線の構成を簡潔にできるとともに、コストダウンも実現できるであろう。
本実施形態によれば、遅延素子や論理演算素子によって変換手段を実現できるため、コストを低減しやすい。同様に、本実施形態によれば、カウンタ、レジスタ及びセレクタなどで復元手段を実現できるため、コストを低減しやすい。
また、本実施形態のシリアル通信システムやシリアル送信装置は、ステッピングモータの駆動装置、画像読み取り装置及び複写装置に実装できるため、処理の高速化と放射ノイズにより誤動作の減少化とを両立しやすくなろう。なお、ステッピングモータは、一例にすぎず、他のモータが採用されてもよい。
[実施形態2]
画像形成装置に使用されるモータのほとんどは、その回転方向が1方向であるため、実施形態1の駆動装置を採用できる。一方で、画像読み取り装置では、モータを正回転させたり、逆回転させたりすることが要求される。そこで、実施形態2では、モータを逆回転させることも可能なシリアル通信システムや駆動装置について説明する。
図15は、実施形態に係る駆動装置の一例を示した図である。すでに説明した箇所には、同一の参照符号を付与することで、説明を簡潔にする。とりわけ、図15によれば、メイン基板301B上のCPU302Aから正回転か逆回転かを指定するための指定信号1CW、2CWが出力される。また、モータドライバ基板307Bには指定信号1CW、2CWが入力する。指定信号1CWは、ステッピングモータ410Aの回転方向を指定する回転方向指定信号である。指定信号2CWは、ステッピングモータ410Bの回転方向を指定する回転方向指定信号である。指定信号1CW、2CWが0のときはモータが正回転することを意味し、1のときは逆回転させることを意味するロジック信号である。
これらの指定信号1CW、2CWは、コネクタ1502、ケーブル1503及びコネクタ1504を介して、それぞれデコーダ1505A、1505Bに入力される。なお、実施形態1と比較し、実施形態2では、指定信号1CW、2CWを伝達するための信号線もケーブル1503に含まれている。
図16は、実施形態に係るデコーダ1505Aまたは1505Bの一例を示す図である。すでに説明した箇所には、同一の参照符号を付与することで、説明を簡潔にする。とりわけ、カウンタ1601は、回転方向指定信号にしたがってアップカウントするか又はダウンカウントするかを切り替えるアップダウンカウンタである。
図13に示したカウンタ1303は0、1、2、3、4、5、6、7、0、1、2、・・・というようにカウントを実行するアップカウンタであった。一方、図16に示したアップダウンタイプのカウンタ1601は、指定信号CWが0のときはアップカウントし、1のときはダウンカウントする。
図17は、セレクタ1301により再生された相信号A、A*、B、B*と指定信号CWとの関係を示したタイミングチャートである。カウンタ1601のカウント値は0から始まる。セレクタ1301は、カウント値である0に対応した入力信号「9」を選択して出力している。シリアル信号CLKEのパルスが入力されるたびに、カウンタ1601は、1、2、3、4、とカウントアップしてゆく。セレクタ1301は、カウント値に対応した入力端子から入力信号を選択して出力する。
回転方向の指定信号CWが0から1に変移したタイミング、即ちカウンタ1601のカウント値が1であるタイミングでは、カウンタ1601は、ダウンカウンタとして機能する。よって、シリアル信号CLKEの次のパルスが入力されると、カウンタ1601は、0を出力し、順次、7、6、5、4、3、2、1、0、7、6、を出力する。
セレクタ1301は入力されたカウント値に従ってレジスタ1302A〜1302Hを選択し、相信号A、A*、B、B*を再生して出力する。
本実施形態によれば、モータの回転方向を指定するための信号線を1つモータあたり1本追加することで、モータの回転方向を制御できるようになる。
とりわけ、モータを正回転させるか又は逆回転させるかを指定する回転方向指定信号にしたがってカウンタ1601がアップカウントするか又はダウンカウントするかを切り替えることで、回転方向の制御を実現できる。よって、必要最小限の信号線が追加されるものの、指定信号1CW、2CWは周波数成分を持たないため、実施形態1と同様に、放射ノイズの低減効果を維持することが可能となる。
画像読み取り装置100の外略構成を示す図である。 パラレル送信を採用したステッピングモータの駆動装置を示した図である。 シリアル通信を採用したステッピングモータの駆動装置を示した図である。 パラレルシリアル変換器402A及び402Bの詳細を示した図である。 パラレルシリアル変換器のタイミングチャートである。 パラレルシリアル変換器402A及び402Bの詳細を示した図である。 シリアルパラレル変換器のタイミングチャートである。 実施形態に係るステッピングモータの駆動装置の一例を示したブロック図である。 実施形態に係るコーダ901A、901Bの一例を示す図である。 回路107のタイミングチャートである。 コーダ901Aまたは901Bに一般的な1−2相の励磁パターンを入力した状態におけるシリアル信号CLKEの波形を示したタイミングチャートである。 1−2相の励磁パターンが加速パターンであるときのシリアル信号CLKEの波形を示したタイミングチャートである。 デコーダ905Aまたは905Bの一例を示す図である。 一般的な1−2相の励磁パターンを示したタイミングチャートである。 実施形態に係る駆動装置の一例を示した図である。 実施形態に係るデコーダ1505Aまたは1505Bの一例を示す図である。 セレクタ1301により再生された相信号A、A*、B、B*と指定信号CWとの関係を示したタイミングチャートである。
符号の説明
101A〜101D・・・Dタイプのフリップフロップ
102A〜102D・・・XORゲート
103・・・ORゲート
104・・・ディレイバッファ
105・・・ANDゲート
301及び301A・・・メイン基板
302及び302A・・・CPU
303・・・システムクロック
307及び307A・・・モータドライバ基板
310及び408A〜408B・・・モータドライバIC
312及び410A〜410B・・・ステッピングモータ
402A〜402B・・・パラレルシリアル変換器
406A〜406B・・・シリアルパラレル変換器
501A〜501D・・・Dタイプのフリップフロップ
502A〜502D・・・セレクタ
701A〜701D・・・Dタイプのフリップフロップ
702・・・4ビットフリップフロップ
901A〜901B・・・コーダ
905A〜90B・・・デコーダ
1301・・・セレクタ
1302A〜1302H・・・レジスタ
1303・・・カウンタ

Claims (7)

  1. シリアル通信システムであって、
    所定の順列で構成されるパラレル信号を構成する複数の信号それぞれにおける変位点を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記パラレル信号を構成する複数の信号それぞれの変位点から、前記パラレル信号の変位点を表すシリアル信号を生成する変換手段と、
    前記シリアル信号を送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信されたシリアル信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたシリアル信号を前記所定の順列で構成されるパラレル信号に復元する復元手段と
    を備えることを特徴とするシリアル通信システム。
  2. 前記検出手段は、
    前記パラレル信号を構成する複数の信号を遅延させる遅延素子と、
    前記複数の信号の各々と、前記遅延素子により遅延された複数の信号の各々との排他的論理和を求める排他的論理和演算素子とを備え、
    前記変換手段は、
    前記複数の信号のそれぞれの前記排他的論理和の論理和を求める論理和演算素子と、
    前記論理和とクロック信号との論理積を求めることにより前記シリアル信号生成する論理積演算素子と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のシリアル通信システム。
  3. 前記復元手段は、
    前記受信手段により受信されたシリアル信号にしたがってカウントを実行するカウンタを有し、
    前記カウンタのカウント値に応じて前記シリアル信号から前記所定の順列で構成されるパラレル信号を復元することを特徴とする請求項1または2に記載のシリアル通信システム。
  4. 前記所定の順列で構成されるパラレル信号はステッピングモータを制御するための信号であることを特徴とする請求項1に記載のシリアル通信システム。
  5. 前記シリアル信号によって制御されるモータを正回転させるか又は逆回転させるかを指定する回転方向指定信号を伝達する信号線をさらに含み、
    前記カウンタは、前記回転方向指定信号にしたがってアップカウントするか又はダウンカウントするかを切り替えることを特徴とする請求項に記載のシリアル通信システム。
  6. シリアル通信システムにおいて使用される送信装置であって、
    所定の順列で構成されるパラレル信号を構成する複数の信号それぞれにおける変位点を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記パラレル信号を構成する複数の信号それぞれの変位点から、前記パラレル信号の変位点を表すシリアル信号を生成する変換手段と、
    前記シリアル信号を送信する送信手段と
    備えることを特徴とする送信装置。
  7. シリアル通信方法であって、
    所定の順列で構成されるパラレル信号を構成する複数の信号それぞれにおける変位点を検出する検出工程と、
    前記検出工程において検出された前記パラレル信号を構成する複数の信号それぞれの変位点から、前記パラレル信号の変位点を表すシリアル信号を生成する変換工程と、
    前記シリアル信号を送信する送信工程と、
    前記送信工程により送信されたシリアル信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信されたシリアル信号を元のパラレル信号に復元する復元工程と
    を有することを特徴とするシリアル通信方法。
JP2008289172A 2008-11-11 2008-11-11 シリアル通信システム、シリアル通信方法および送信装置 Expired - Fee Related JP4989612B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008289172A JP4989612B2 (ja) 2008-11-11 2008-11-11 シリアル通信システム、シリアル通信方法および送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008289172A JP4989612B2 (ja) 2008-11-11 2008-11-11 シリアル通信システム、シリアル通信方法および送信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010118789A JP2010118789A (ja) 2010-05-27
JP4989612B2 true JP4989612B2 (ja) 2012-08-01

Family

ID=42306172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008289172A Expired - Fee Related JP4989612B2 (ja) 2008-11-11 2008-11-11 シリアル通信システム、シリアル通信方法および送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4989612B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61116446A (ja) * 1984-06-30 1986-06-03 Nec Corp メモリを使用した変化点符号化回路
JPH08340698A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 同期装置を有するパルスモータ
JPH11234258A (ja) * 1998-02-12 1999-08-27 Sharp Corp 受信クロック再生回路
JP2000196462A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Fujitsu Ltd パラレル/シリアル変換回路及びこれを有する同期多重伝送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010118789A (ja) 2010-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7612327B2 (en) Optical encoder and electronic equipment having the same
US6879278B2 (en) A/D conversion method and apparatus
US8259838B2 (en) Signal transmission system for transmitting transmission signals via a transmission line including transmission conductors
US8090267B2 (en) Complementary optical wiring apparatus
US8203976B2 (en) Interface device and image forming apparatus
US6732205B2 (en) Serial/parallel conversion circuit, data transfer control device, and electronic equipment
US20070001108A1 (en) Encoder device
JP4141884B2 (ja) 信号伝送装置
US6943595B2 (en) Synchronization circuit
JP4989612B2 (ja) シリアル通信システム、シリアル通信方法および送信装置
JP4484103B2 (ja) イメージセンサ
JPH10307980A (ja) 位置測定装置の種々のタイプの出力信号の間で切換を行う方法と装置
US20040004564A1 (en) Parallel /serial conversion circuit, serial data generation circuit, synchronization signal generation circuit, clock signal generation circuit, serial data transmission device, serial data reception device, and serial data transmission system
US5200647A (en) High-speed signal multiplexing circuit for multiplexing high-speed signals
US20060198479A1 (en) Data synchronizer system
KR100671355B1 (ko) 입력 회로 및 그 입력 회로를 이용하는 반도체 장치
US20050052215A1 (en) Integrated circuit, interface circuit used in the integrated circuit, and apparatus using the integrated circuit
JP3044817B2 (ja) 符号変換装置
JP6121690B2 (ja) クロック並走型シリアライザ回路
JP7295682B2 (ja) フリップフロップ回路及びデータ処理装置
JP3841331B2 (ja) 画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像処理装置
JP5359081B2 (ja) 画像形成装置
JP6737642B2 (ja) シリアルデータの受信回路、受信方法、トランシーバ回路、電子機器
CN115865093A (zh) 积分模数转换器和半导体器件
US20060159209A1 (en) Multi-pipe synchronizer system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120402

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees