JP4988184B2 - 座体支持ユニット及び跳上げ椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、着座用の座体を支持部材に取り付けるための座体支持ユニット、及び、このような座体支持ユニットが用いられた跳上げ椅子に関するものである。
従来、例えば学校等の講義室及び講堂のように椅子が群設されている場所においては、椅子と椅子との間の移動を容易に行うことができるように、着座用の座体が跳上げ可能に構成された跳上げ椅子が用いられている。例えば、特許文献1には、座体が支軸に対して回転可能な状態で取り付けられるとともに、座体における支軸よりも後方の部分に円柱状の錘が横設された構成の跳上げ椅子が開示されている。このような構成の跳上げ椅子では、錘によって座体が常に跳上げ方向へ付勢されており、着席者の脱席とともに座体が自動的に跳上げられる。また、この跳上げ椅子は、錘の両端部を座体の側方に突設させてストッパとするとともに、支軸を軸承する椅子本体にストッパ受けを備えており、座体を前方へ倒して水平にした場合に、ストッパとストッパ受けとが衝合することによって、座体の下方への傾倒が制限されて水平に保持されるように構成されている。
実公昭58−47903号公報
しかしながら、特許文献1に記載の跳上げ椅子は、横設された錘の両端部を座体の側方に突設させることによりストッパを形成しているため、跳上げ椅子の間口寸法(座体の幅)に応じて異なる寸法の錘を用いる必要がある。この結果、座体の幅に応じた複数種類の錘を用意しなければならず、工場等における跳上げ椅子の組み立て作業の効率化が阻害されるという問題があった。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、跳上げ椅子の組み立て作業の効率化を図ることを目的としている。
上記目的を達成するためになされた本発明の請求項1に記載の座体支持ユニットは、着座用の座体を支持部材に取り付けるためのものであって、座体の両側面に取り付けられた座体支持アームに対して、座体支持アームの外側に螺合部材を用いて固定可能に構成された座回転体と、座回転体を回転可能に支持するとともに、支持部材に対して回転不能な状態で取り付け可能に構成された支持部材固定体とを備えている。そして、この座体支持ユニットにおいて、支持部材固定体は、座回転体が回転することに伴う座回転体の有するストッパ部の移動を妨げることにより座回転体の回転可能範囲を一定角度に制限するストッパ受け部を有しており、座体支持ユニットは、螺合部材を取り外すことによって、座体支持アームの外側で座体支持アームから取り外し可能な構造とされており、当該ストッパ部は、当該螺合部材により構成されている。
このような構成の座体支持ユニットは、座体の両側面に取り付けられた座体支持アームに対し、座回転体を座体支持アームの外側に固定し、支持部材固定体を支持部材に取り付けることにより、座体を支持部材に対して一定の角度範囲で回転可能に取り付けることができる。そして、本座体支持ユニットは、座体の幅に関係なく共通の構成とすることが可能となる。したがって、跳上げ椅子の組み立て作業の効率化を図ることができる。
ここで、請求項に記載の座体支持ユニットのように、ストッパ部を螺合部材によって構成することで、ストッパ部を構成することによる部品点数の増加を抑えることができる。この結果、本座体支持ユニットの組み立て作業の効率化を図ることができ、ひいては、跳上げ椅子の組み立て作業の一層の効率化を図ることができる。
ところで、ストッパ受け部がストッパ部の移動を妨げる構成としては、例えば、ストッパの移動経路にストッパ受け部を設けた構成が挙げられる。ただし、座回転体を回転させることによりストッパ部がストッパ受け部に何の障害もなく当接(衝突)する構成では、当接(衝突)により生じる音や衝撃が大きくなる。
そこで、請求項に記載のように、前記座回転体及び前記支持部材固定体の少なくとも一方には、前記ストッパ受け部が前記ストッパ部の移動を妨げる位置に、弾性材料(例えばゴム)による緩衝部が形成されているとよい。
このような構成の座体支持ユニットによれば、ストッパ部がストッパ受け部に当接することによって生じる音や衝撃を緩和することができる。
また、この構成では、座回転体に加える回転力に応じて緩衝部の変形度合いを変化させることが可能となる。このため、例えば、錘やバネによる力で座体を所定の回転位置まで回転移動させるように構成し、更に、人が力を付加することで座体をより回転移動させることが可能な構成とすることができる。
ここで、緩衝部は、例えば請求項のように形成することができる。
すなわち、請求項に記載の座体支持ユニットでは、請求項2に記載の座体支持ユニットにおいて、支持部材固定体は、弾性材料製の板が2枚の金属板によりサンドイッチ状に挟まれた構成を有し、金属板の端縁によりストッパ受け部が形成されているとともに、弾性材料製の板における端縁からはみ出した部分によって緩衝部が形成されている。
このような構成の座体支持ユニットによれば、ストッパ受け部がストッパ部の移動を妨げる位置にのみ弾性材料を貼り付ける等により緩衝部を形成する構成に比べ、組み立て作業を容易にすることができる。
さらに、請求項に記載の座体支持ユニットは、請求項に記載の座体支持ユニットにおいて、弾性材料製の板には、板厚の異なる肉厚部と肉薄部(肉厚部よりも板厚の薄い部分)とが形成されており、少なくとも弾性材料製の板における端縁からはみ出した部分は、肉薄部によって形成されている。
このような構成の座体支持ユニットでは、弾性材料製の板を挟む2枚の金属板の間隔が、弾性材料製の板における肉薄部の板厚よりも大きく形成される。このため、本座体支持ユニットによれば、弾性材料製の板における端縁からはみ出した部分(緩衝部)の変形が金属板によって妨げられてしまうことが防止され、高い緩衝効果を実現することができる。
請求項に記載の座体支持ユニットは、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の座体支持ユニットにおいて、支持部材固定体には、支持部材を挿入するための孔が形成されており、支持部材固定体は、孔に支持部材が挿入された状態でその支持部材に対して取り付け可能に構成されている。
このように構成された座体支持ユニットによれば、支持部材固定体の支持部材への取り付けを容易かつ強固に行うことができる。
特に、支持部材の断面が多角形(正方形、長方形、三角形、五角形、六角形、八角形等)状に形成されている場合には、請求項に記載の座体支持ユニットのように、孔を、その支持部材の断面と同一形状に形成するとよい。このようにすれば、支持部材固定体に形成された孔に支持部材を挿入するだけで、支持部材固定体を支持部材に対して回転不能な状態とすることが可能となるため、支持部材固定体の支持部材への取り付け作業を一層容易なものとすることができる。
請求項に記載の座体支持ユニットは、請求項又は請求項に記載の座体支持ユニットにおいて、支持部材固定体における孔の内縁には、挿入された支持部材と密着する弾性材料による密着部が形成されている。このように構成された座体支持ユニットは、支持部材に取り付けられた状態での支持部材固定体のぐらつきを防止することができる。特に、請求項に記載の支持部材固定体のように、弾性材料製の板を2枚の金属板によってサンドイッチ状に挟み込んだ構成では、弾性材料製の板の一部によって密着部を形成することが可能となり、部品点数を少なくすることができる。
請求項に記載の座体支持ユニットは、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の座体支持ユニットにおいて、支持部材固定体に対する座回転体の回転に、摩擦による負荷を与えるための摩擦部材を備えている。このような構成の座体支持ユニットによれば、重力の作用等で座体が勝手に回転移動してしまうことを防ぐことができる。
請求項に記載の座体支持ユニットは、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の座体支持ユニットにおいて、座回転体は、支持部材固定体を収容するケース状に形成されている。
このような構成の座体支持ユニットによれば、美観を向上させることが可能となる。また、ストッパ部やストッパ受け部を収容することが可能となり、安全性を向上させることができる。
次に、請求項10に記載の跳上げ椅子は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の座体支持ユニットにより着座用の座体が支持部材に取り付けられた跳上げ椅子であって、座体が、着座用の着座位置と、上方へ起立した収納位置との間で、回転移動可能に構成されている。
このような構成の跳上げ椅子は、座体支持ユニットの座回転体を座体の両側面に取り付けられた座体支持アームの外側に固定し、支持部材固定体を支持部材に取り付けることにより、座体が支持部材に対して一定の角度範囲(収納位置から着座位置までの範囲)で回転可能に取り付けられている。ここで、座体支持ユニットは、座体の幅に関係なく共通の構成とすることが可能であるため、跳上げ椅子の組み立て作業の効率化を図ることができる。
また、請求項11に記載の跳上げ椅子は、請求項10に記載の跳上げ椅子であって、座体を着座位置から収納位置へ自動的に回転移動させるための錘が設けられている。
このような構成の跳上げ椅子によれば、座体を着座位置から収納位置へ手動で回転移動させる構成の跳上げ椅子や、錘以外の手法(例えばバネ)により座体を着座位置から収納位置へ自動的に回転移動させる構成の跳上げ椅子との間で、座体支持ユニットの全部又は一部の構成を共通化することができる。
さらに、請求項12に記載の跳上げ椅子は、請求項10に記載の跳上げ椅子であって、座体を着座位置から収納位置へ自動的に回転移動させるためのバネが設けられている。
このような構成の跳上げ椅子によれば、座体を着座位置から収納位置へ手動で回転移動させる構成の跳上げ椅子や、錘以外の手法(例えば錘)により座体を着座位置から収納位置へ自動的に回転移動させる構成の跳上げ椅子との間で、座体支持ユニットの全部又は一部の構成を共通化することができる。
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態の跳上げ椅子100の外観図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。また、図2は、跳上げ椅子100の分解斜視図である。
これらの図に示すように、跳上げ椅子100は、床面10上に設けられた支持フレーム110と、支持フレーム110によって床面10よりも高い位置で支持された着座用の座体120と、座体120の両側面に設けられ、座体120を支持フレーム110に対して一定の角度範囲で回転可能とする座体支持ユニット130とから構成されている。
支持フレーム110は、床面10に立設された2つの支持脚111,111(図2では片方のみ図示)と、これら2つの支持脚111,111によって両端が支持されることにより水平に固定された断面が正方形の金属製角材からなる水平支軸112とを備えている。
各支持脚111は、床面10に固定された金属製の土台113と、鉛直方向に立設された状態で土台113の上面に溶接固定された金属製の角パイプからなる支柱114と、支柱114とT字状をなすようにその上下方向略中央位置に水平に溶接固定された金属製の角パイプからなる支持アーム115と、支持アーム115の側面に溶接固定されたコの字状の金属板からなるブラケット116とから構成されている。ブラケット116は、水平支軸112の端部を載置することができるように上方を開口した状態で支持アーム115の側面に固定されており、別体の金属板である軸固定板117とともに水平支軸112を挟持する。具体的には、ブラケット116の底面には、2つのボルト118,118を挿入するための2つの貫通孔116a,116aが形成されており、軸固定板117にも、ブラケット116の2つの貫通孔116a,116aと対応する位置に2つの貫通孔117a,117aが形成されている。そして、軸固定板117の各貫通孔117a及びブラケット116の各貫通孔116aを貫通するように2本のボルト118,118が挿入され、バネ座金118a,118aを介してナット119,119で締め付けられている。
一方、座体120は、人が着座するための着座面121aが形成された中空樹脂製の座本体121と、座本体121の両側面に取り付けられた金属板からなる座体支持アーム122と、座本体121の内部に設けられる金属製の錘123とによって構成されている。
座本体121の両側面には、水平支軸112を貫通させる軸貫通孔121bと、座体支持ユニット130を取り付けるための2つの取付孔121c,121cと、錘123を内部に挿入するための挿入口121dとが形成されている。
座体支持アーム122には、座本体121の各側面に形成されている軸貫通孔121b、取付孔121c,121c、挿入口121dのそれぞれと対応する位置に、軸貫通孔122bと、取付孔122c,122cと、ビス挿入口122dとが形成されている。
錘123は、円柱状のものであり、その軸方向両端面にはビスを螺合するための雌ネジが形成されたビス孔123aが設けられている。そして、錘123は、座本体121の内部に挿入された状態で、座本体121の両側面において座体支持アーム122のビス挿入口122dを介してビス止め固定されている。ここで、錘123は、座体120における水平支軸112よりも奥側(背もたれ側)に配置され、重力により座体120の先端(前端)を上方へ付勢するように作用する。
一方、座体支持ユニット130は、図3に示すように、複数の部品から構成されており、水平支軸112に対して回転不能な状態で取り付けられる部分(以下「固定部」という。)と、座体に対して固定される部分であって固定部に対して回転する部分(以下「回転部」という。)とに大別される。
座体支持ユニット130の固定部は、ゴム板132と、ゴム板132を両側からサンドイッチ状に挟む2枚の金属板133,133と、ゴム板132及び2枚の金属板133,133を一体的に固定する2本のスプリングピン134,134と、ゴム板132、金属板133,133及びスプリングピン134,134が一体化された部品(以下「ストッパ受体」という。)135を更に両側から挟む2枚の軸受部材138,138とから構成されている。
ゴム板132は、図4に示すように、円板状の本体部132aと、本体部132aから突出する2つの扇形の突出部132b,132bとからなる形状のものである。そして、本体部132aにおける中央位置には、水平支軸112を貫通する貫通孔132cが形成されている。この貫通孔132cは、水平支軸112の断面形状と同じ正方形状に形成されており、水平支軸112が挿入された状態で水平支軸112の外面と密着する大きさに設計されている。また、各突出部132bには、スプリングピン134を挿入するための挿入孔132dがそれぞれ形成されている。
金属板133は、図3や図5に示すように、ゴム板132と同様、円板状の本体部133aと、本体部133aから突出する2つの扇形の突出部133b,133bとからなる形状のものである。そして、ゴム板132と同様、本体部133aにおける中央位置には、水平支軸112を貫通する正方形状の貫通孔133cが形成されており、各突出部133bには、スプリングピン134を挿入するための挿入孔133dがそれぞれ形成されている。具体的には、金属板133の形状は、ゴム板132の形状と比較すると、突出部133bが、ゴム板132の突出部132bに比べて円周方向の幅が狭い形状である点、及び、貫通孔133cが、ゴム板132の貫通孔132cに比べ一回り大きく形成されている点のみが異なっている。このため、ゴム板132を2枚の金属板133,133で挟みスプリングピン134,134を挿入して一体に固定してストッパ受体135を構成した状態では、金属板133の突出部133bにおける円周方向両側の端縁、及び、貫通孔133cの内縁から、ゴム板132がはみ出した状態となる。そして、図5に示すように、このはみ出し部分が、後述するストッパ131,131と金属板133の突出部133b,133bとが衝突する際の衝撃を和らげる緩衝材として機能する。具体的には、ストッパ131,131が図5でいう時計回り方向に回転した場合に当接するはみ出し部分(以下「第1緩衝部」という。)132e,132eよりも、ストッパ131,131が図5でいう反時計回り方向に回転した場合に当接するはみ出し部分(以下「第2緩衝部」という。)132f,132fの方が大きく形成されている。また、図4に示すように、ゴム板132は、少なくとも各緩衝部132e,132fとなる部分の肉厚(本実施形態では3mm)が、金属板133,133と接触する部分の肉厚(本実施形態では4mm)に比べて薄く形成されており、後述するストッパ131,131と当接することによる各緩衝部132e,132fの弾性変形が金属板133,133によって阻害されてしまうことが防止される構成となっている。
また、図3に示すように、軸受部材138は、ゴム板132や金属板133の本体部132a,133aと同じ大きさの円板状の本体部138aと、本体部138aの片面(金属板133と対向する面とは反対側の面)における中央部に形成され本体部138aよりも一回り小さい円板状の凸部である回転支持部138bとからなる形状のものであり、樹脂により一体成型されている。また、軸受部材138における中央位置には、金属板133の貫通孔133cと同一形状の貫通孔138cが形成されている。
一方、座体支持ユニット130の回転部は、固定部を収容するための収容室を形成するケースキャップ139及びカバー板140と、ケースキャップ139及びカバー板140を座体120に固定するバネ座金141,141及び取付ボルト131a,131aと、ケースキャップ139及びカバー板140により形成される収容室内において取付ボルト131a,131aの表面を覆う円筒状の管体131b,131bとから構成されている。
ケースキャップ139は、固定部を収容可能な大きさの円筒部139aと、円筒部139aの片側端部を覆う壁部139bとからなる形状の金属製容器(ケース)であり、壁部139bにおける中央位置には、軸受部材138の回転支持部138bと係合する回転軸孔139cが形成されており、回転軸孔139cの外側には、取付ボルト131a,131aを挿入するための2つのボルト挿入孔139d,139dが形成されている。
カバー板140は、ケースキャップ139の開放側端部を覆う円形の金属板であり、ケースキャップ139の壁部139bと同様、中央位置には、軸受部材138の回転支持部138bと係合する回転軸孔140aが形成されている。また、回転軸孔140aの外側には、ケースキャップ139のボルト挿入孔139d,139dから挿入された取付ボルト131a,131aと螺合する雌ネジが形成された2つの貫通ネジ孔140b,140bが形成されている。ここで、ケースキャップ139のボルト挿入孔139d及びカバー板140の貫通ネジ孔140bは、ゴム板132や金属板133の本体部132a,133aにおける外周縁よりも外側であってこれらの突出部132b,133bにおける外周縁よりも内側となる位置(後述するストッパ131が、本体部132a,133aとは干渉しない位置であって突出部132b,133bとは干渉するように配置される位置)に形成されている。
各取付ボルト131aは、バネ座金141を介してケースキャップ139のボルト挿入孔139dから挿入され、カバー板140の貫通ネジ孔140bに螺合された状態において、その先端部がケースキャップ139から突出する長さのものであり、座体支持アーム122及び座本体121の各取付孔122c,121cに先端部が挿入されてナット142で固定されることにより、座体支持ユニット130の回転部が座体120に固定される(図2参照)。
管体131bは、取付ボルト131aを挿入可能であって、ケースキャップ139とカバー板140との接触を妨げない程度の長さに形成されている。
このような構成の座体支持ユニット130では、一方の軸受部材138の回転支持部138bが、ケースキャップ139の回転軸孔139cに挿入された状態となって軸受として機能するとともに、他方の軸受部材138の回転支持部138bが、カバー板140の回転軸孔140aに挿入された状態となって軸受として機能する。この結果、座体支持ユニット130の回転部が固定部に対して回転可能となっている。ただし、図5に示すように、ケースキャップ139及びカバー板140により形成される収容室内において、取付ボルト131a,131a及び管体131b,131bからなるストッパ131,131の回転移動を妨げる位置に、ゴム板132及び金属板133の各突出部132b,133bが配置される。このため、固定部に対する回転部の移動が一定の角度範囲に制限される。
そして、本実施形態の跳上げ椅子100は、座体支持ユニット130の固定部が水平支軸112に取り付けられ(具体的には、ゴム板132、金属板133,133、軸受部材138,138の各貫通孔132c,133c,133c,138c,138cに水平支軸112が挿入されることにより回転不能な状態で取り付けられ)、座体支持ユニット130の回転部が座体120に取り付けられることにより、座体120が支持フレーム110に対して一定の角度範囲で回転可能となっている。ここで、座体120には、錘123によってその先端を上方へ付勢する回転力が常時加えられている。このため、着座する際には、座本体121の着座面121aが上面となる着座位置へ座体120を移動(傾倒)させた後に着座する(図5(a)参照)。この状態において、座体120には着座者の重さにより座体120の先端を下方向(図5でいう時計回り方向)へ回転させるように力が加わるが、座体支持ユニット130のストッパ131がゴム板132及び金属板133の各突出部132b,133bと当接することによって下方向への回転移動が制限されるため、座体120が着座位置に維持される。また、ストッパ131は、金属板133と当接する前に、ゴム板132における金属板133からはみ出した部分(具体的には緩衝部132e)と当接するため、座体120を着座位置へ移動させた際の音や衝撃が緩和される。
一方、着座者が降座すると、錘123による回転力により座体120の先端が上方(図5でいう時計回り方向)へ付勢されて座体120が回転し、ストッパ131がゴム板132における金属板133からはみ出した部分(具体的には緩衝部132f)と当接して、錘123による回転力とゴム板132の弾性力とが平衡状態となる収納位置に維持される(図5(b)参照)。そして、この状態では、ストッパ131が金属板133には当接していないため、人が座体120に力を付加することで、ストッパ131と当接する緩衝部132fの変形度合いを大きくして、ストッパ131が金属板133に当接する位置まで座体120を回転させることが可能となっている(図5(c)参照)。特に、緩衝部132fは、緩衝部132eに比べて大きく形成されていることから、人が力を付加した際の変形度合いが緩衝部132eに比べて大きい。このため、座体120の収納位置を直立状態よりも着座位置側へやや傾いた状態に設定して傾倒操作を行いやすくしつつ、人が移動する場合には座体120を直立状態まで起立させて移動領域を確保するといったことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の跳上げ椅子100は、座体支持ユニット130の回転部を座体120に固定し、座体支持ユニット130の固定部を水平支軸112に取り付けることにより、座体120を水平支軸112に対して一定の角度範囲で回転可能に取り付けることができる。そして、本座体支持ユニット130は、座体120の幅に関係なく共通の構成のものを用いることが可能であるため、跳上げ椅子100の組み立て作業の効率化を図ることができる。
また、本座体支持ユニット130では、固定部に対する回転部の回転移動を一定の角度範囲に制限するためのストッパ131として取付ボルト131aを利用しているため、ストッパ131を構成することによる部品点数の増加を抑えることができる。この結果、本座体支持ユニット130の組み立て作業の効率化を図ることができ、本跳上げ椅子100の組み立て作業の効率化を図ることができる。
さらに、本座体支持ユニット130において、ストッパ受体135には緩衝部132e,132fが形成されているため、ストッパ131が金属板133の突出部133bに当接することによって生じる音や衝撃を緩和することができる。特に、緩衝部132e,132fは、2枚の金属板133に挟まれたゴム板132によって形成されているため、必要な部分にのみゴム部材を貼り付ける構成に比べ、組み立て作業を容易にすることができる。しかも、ゴム板132を挟む2枚の金属板133の間隔が、ゴム板132における緩衝部132e,132fの板厚よりも大きく形成されるため、緩衝部132e,132fの変形が金属板133によって妨げられてしまうことが防止され、高い緩衝効果を実現することができる。
さらに、本跳上げ椅子100において、水平支軸112の断面が正方形状に形成されているため、ゴム板132、金属板133,133、軸受部材138,138の各貫通孔132c,133c,133c,138c,138cに水平支軸112を挿入するだけで、座体支持ユニット130の固定部を水平支軸112に対して回転不能な状態とすることが可能であり、座体支持ユニット130の水平支軸112への取り付け作業を容易かつ強固に行うことができる。特に、ストッパ受体135には、水平支軸112の外面と密着する密着部137(図5参照)が形成されているため、水平支軸112に取り付けられた状態でのストッパ受体135のぐらつきを防止することができる。
一方、本跳上げ椅子100において、座体支持ユニット130の固定部は、ケースキャップ139及びカバー板140により形成される収容室内に収容されているため、美観を向上させることができるとともに、安全性を向上させることができる。
加えて、本実施形態の跳上げ椅子100に用いられる座体支持ユニット130は、錘123とは全く独立した構成となっている。このため、座体120を着座位置から収納位置へ手動で回転移動させる構成の跳上げ椅子や、錘以外の手法(例えばバネ)により座体を着座位置から収納位置へ自動的に回転移動させる構成の跳上げ椅子との間で、座体支持ユニット130の全部又は一部の構成を共通化することができる。
なお、本実施形態の跳上げ椅子100では、座体支持ユニット130の固定部(ゴム板132、金属板133,133、スプリングピン134,134及び軸受部材138,138)が、本発明の軸固定体に相当し、座体支持ユニット130の回転部(ケースキャップ139、カバー板140、バネ座金141、取付ボルト131a,131a及び管体131b,131b)が、本発明の座回転体に相当する。また、金属板133の突出部133bにおけるストッパ131と当接する端縁が、本発明のストッパ受け部に相当し、取付ボルト131aが、本発明の螺合部材に相当し、ゴム板132、金属板133,133、軸受部材138,138の各貫通孔132c,133c,133c,138c,138cが、本発明の軸孔に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態の跳上げ椅子100は、錘123によって座体120を着座位置から収納位置へ自動的に回転移動させるように構成されているが、座体120を自動的に回転移動させる構成としては他にも種々の構成が考えられる。その一例を図6に示す。同図に示す跳上げ椅子200は、基本的には上記実施形態の跳上げ椅子100と同一の構成であるが、座体120を自動的に回転移動させる構成として、錘123に代えてバネ210を備えている点が異なる。具体的には、バネ210は、内側に水平支軸112を挿入することが可能なように螺旋状に形成されたものであり、その一端が、水平支軸112に装着された状態で水平支軸112に固定される金属製の角パイプ状のバネ差し込み金具230によって水平支軸112に固定され、他端が、座体支持ユニット130の取付ボルト131aに装着されることで座体220に固定されている。このような構成により、バネ210の変形に伴う復元力によって座体220が着座位置から収納位置へ自動的に回転移動する。また、この跳上げ椅子200の構成によれば、座体支持ユニット130を上記実施形態の跳上げ椅子100に用いられる座体支持ユニット130と共通化することができる。
一方、座体120を手動で回転移動させる構成も考えられる。その一例を図7に示す。同図に示す跳上げ椅子300は、基本的には上記実施形態の跳上げ椅子100と同一の構成であるが、座体120が錘123を備えていない点と、座体120の回転に摩擦による負荷を加える摩擦部材として弾性材料製のOリング331(図8参照)を座体支持ユニット330が備えている点が異なる。すなわち、座体支持ユニット330において、軸受部材138とカバー板140との間にはゴム等の弾性材料製のOリング331が設けられており、これにより座体120の回転に摩擦による負荷が加えられる。このため、人が座体120に対して力を加えることで座体120を着座位置から収納位置へ回転移動させることができ、重力の作用等で座体120が収納位置から着座位置へ勝手に回転移動してしまうことを防ぐことができる。
実施形態の跳上げ椅子の外観図である。 実施形態の跳上げ椅子の分解斜視図である。 実施形態の跳上げ椅子における座体支持ユニットの分解斜視図である。 ゴム板の外観図である。 実施形態の跳上げ椅子における座体の跳上げ動作についての説明図である。 錘に代えてバネを用いた構成の跳上げ椅子の分解斜視図である。 座体を手動で回転移動させる構成の跳上げ椅子の分解斜視図である。 図7の跳上げ椅子における座体支持ユニットの分解斜視図である。
符号の説明
100,200,300…跳上げ椅子、110…支持フレーム、111…支持脚、112…水平支軸、120,320…座体、121…座本体、122…座体支持アーム、123…錘、130,330…座体支持ユニット、131…ストッパ、131a…取付ボルト、131b…管体、132…ゴム板、132e,132f…緩衝部、133…金属板、134…スプリングピン、135…ストッパ受体、137…密着部、138…軸受部材、139…ケースキャップ、140…カバー板、140a…回転軸孔、210…バネ、230…バネ差し込み金具、331…Oリング

Claims (12)

  1. 着座用の座体を支持部材に取り付けるための座体支持ユニットであって、
    前記座体の両側面に取り付けられた座体支持アームに対して、前記座体支持アームの外側に螺合部材を用いて固定可能に構成された座回転体と、
    前記座回転体を回転可能に支持するとともに、前記支持部材に対して回転不能な状態で取り付け可能に構成された支持部材固定体と、
    を備え、
    前記支持部材固定体は、前記座回転体が回転することに伴う前記座回転体の有するストッパ部の移動を妨げることにより前記座回転体の回転可能範囲を一定角度に制限するストッパ受け部を有しており、
    前記座体支持ユニットは、前記螺合部材を取り外すことによって、前記座体支持アームの外側で前記座体支持アームから取り外し可能な構造とされており、
    前記ストッパ部は、前記螺合部材により構成されていること
    を特徴とする座体支持ユニット。
  2. 前記座回転体及び前記支持部材固定体の少なくとも一方には、前記ストッパ受け部が前記ストッパ部の移動を妨げる位置に、弾性材料による緩衝部が形成されていること
    を特徴とする請求項に記載の座体支持ユニット。
  3. 前記支持部材固定体は、弾性材料製の板が2枚の金属板によりサンドイッチ状に挟まれた構成を有し、前記金属板の端縁により前記ストッパ受け部が形成されているとともに、前記弾性材料製の板における前記端縁からはみ出した部分によって前記緩衝部が形成されていること
    を特徴とする請求項に記載の座体支持ユニット。
  4. 前記弾性材料製の板には、板厚の異なる肉厚部と肉薄部とが形成されており、少なくとも前記弾性材料製の板における前記端縁からはみ出した部分は、前記肉薄部によって形成されていること
    を特徴とする請求項に記載の座体支持ユニット。
  5. 前記支持部材固定体には、前記支持部材を挿入するための孔が形成されており、前記支持部材固定体は、前記孔に前記支持部材が挿入された状態でその支持部材に対して取り付け可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の座体支持ユニット。
  6. 前記孔は、断面が多角形状に形成された支持部材を挿入するためのものであり、その支持部材の断面と同一形状に形成されていること
    を特徴とする請求項に記載の座体支持ユニット。
  7. 前記支持部材固定体における前記孔の内縁には、挿入された支持部材と密着する弾性材料による密着部が形成されていること
    を特徴とする請求項又は請求項に記載の座体支持ユニット。
  8. 前記支持部材固定体に対する前記座回転体の回転に、摩擦による負荷を与えるための摩擦部材を備えていること
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の座体支持ユニット。
  9. 前記座回転体は、前記支持部材固定体を収容するケース状に形成されていること
    を特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の座体支持ユニット。
  10. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の座体支持ユニットにより着座用の座体が支持部材に取り付けられた跳上げ椅子であって、
    前記座体が、着座用の着座位置と、上方へ起立した収納位置との間で、回転移動可能に構成されていること
    を特徴とする跳上げ椅子。
  11. 前記座体を前記着座位置から前記収納位置へ自動的に回転移動させるための錘が設けられていること
    を特徴とする請求項10に記載の跳上げ椅子。
  12. 前記座体を前記着座位置から前記収納位置へ自動的に回転移動させるためのバネが設けられていること
    を特徴とする請求項10に記載の跳上げ椅子。
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