JP4986126B2 - オープンショーケース - Google Patents

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Description

本発明は、オープンショーケースに関し、特に、ショーケース本体の下部前面板の高さを低くして商品陳列部の前面開口を大きくすることにより、多くの商品を陳列可能とした低前高飲料用多段ショーケースに最適な構造を有するオープンショーケースに関する。
従来から、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の食品売場では、ペットボトル飲料や缶飲料を陳列販売するためのショーケースとして、上下複数段の商品陳列棚を設けた商品陳列部の前面に開口を有するオープンショーケースが用いられている。このようなオープンショーケースにおいて、ショーケース本体の下部前面板(フロントパネル)を上下動可能に形成し、フロントパネルを上昇させた状態でショーケース内に商品、特に重量物である飲料を積載した移動台車(カートラック)を出し入れ可能とすることにより、商品の陳列を容易に行えるようにするとともに、最下段の陳列位置を下げて商品陳列量の増大を図ったオープンショーケース、いわゆる低前高飲料用多段ショーケースが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2872549号公報
しかし、上述のオープンショーケースでは、ケース床部が断熱構造になっていないため、店舗のフロア部に結露が発生することがあり、また、エアーカーテンの効果が十分に得られないこともあった。一方、一般のオープンショーケースでは、商品陳列部の床部がベース部の上部に位置しているため、商品陳列部の前面開口を下方に下げることはできなかった。
そこで本発明は、前高を低くしてショーケースの開口を大きくとることができ、ボリュームのある商品陳列を行うことができるとともに、フロア部の結露の発生を防止し、エアーカーテン効果の向上によって商品の冷却効果の向上も図れるオープンショーケースを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため本発明は、上下複数段の商品陳列棚を設けた商品陳列部の前面に開口を有するショーケース本体の背面に冷却器と送風機とを配置した背面ダクトを形成し、前記開口の上方に設けた冷気吹出口と該開口の下方に設けた冷気吸込口との間にエアカーテンを形成したオープンショーケースにおいて、前記ショーケース本体の下部前面板の高さを前記商品陳列棚における最下段の商品陳列棚より下方に位置させ、最下段の商品陳列棚を下部前面板の上方を通してショーケース本体の前方に引き出し可能に形成し、該最下段の商品陳列棚を商品陳列部に収納したときに該最下段の商品陳列棚の前端と下部前面板の上端との間に前記冷気吸込口を形成するとともに、ショーケース本体の底部に設けた断熱ボードと最下段の商品陳列棚との間に、冷気吸込口から背面ダクトに至る冷風ダクトを形成し、前記断熱ボードにはオープンショーケースの設置場所での配線や排水管を避けるための切り欠きが形成され、この断熱ボードはオープンショーケースを設置場所に施工した後にショーケース本体の底部に装着されることを特徴としている。
本発明のオープンショーケースによれば、冷却器と送風機とをショーケース本体の背面に配置した分だけ前高を低くすることができ、ショーケースの開口を大きくとることができ、ボリュームのある商品陳列を行うことができる。特に、ショーケース本体の下部前面板の高さを商品陳列棚における最下段の商品陳列棚より下方に位置させ、最下段の商品陳列棚を下部前面板の上方を通してショーケース前方に引き出し可能なスライドデッキ構造としたことにより、最下段の商品陳列棚への商品の出し入れも容易に行うことができる。また、最下段の商品陳列棚を後方に押し込んで商品陳列部に収納したときに、商品陳列棚の前端と下部前面板の上端との間に冷気吸込口を形成するとともに、ショーケース本体底部に設けた断熱ボードと最下段の商品陳列棚との間に冷気ダクトを形成することにより、開口の上方に設けた冷気吹出口から吹き出した冷気を効率よく吸い込むことができ、開口前面に良好なエアーカーテンを形成することができる。
また、断熱ボードを設けることによってフロアの結露も防止できる。さらに、断熱ボードを施工後の後付構造とすることにより、オープンショーケース設置場所での配線や排水管を避けるための切り欠きを簡単かつ確実に形成することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態を示すオープンショーケースの概略構成を示す断面側面図、図2は同じく正面図、図3は最下段の商品陳列棚を引き出した状態を示す要部の断面側面図、図4は断熱ボードの取り付け状態を示す要部の断面側面図である。
オープンショーケース1は、前面に開口部を有するショーケース本体2の内部に上下複数段の商品陳列棚3を設けた商品陳列部4が形成されるとともに、ショーケース本体2の背面に背面ダクト5が形成され、該背面ダクト5の下方部分に冷却器6及び送風機7が配置されている。オープンショーケース1の開口上方には、背面ダクト5からの冷気を開口前面に下方に向けて吹き出すための冷気吹出口8が設けられ、開口下方には冷気吹出口8から吹き出された冷気を吸い込むための冷気吸込口9が設けられている。
商品陳列棚3のうち、商品陳列部4の最下段に位置する商品陳列棚31は、ケース幅方向の複数箇所に設けられたガイドレール32によって前後方向に移動可能に支持されており、図3に示すように、ショーケース本体2の下部前面板2aの上方を通して前方に引き出し可能なスライドデッキ構造で形成され、ショーケース本体2の前方に引き出すことにより、この最下段の商品陳列棚31の後部が直上の商品陳列棚3の前端と同一位置にまで移動し、最下段の商品陳列棚31への商品の出し入れを容易に行えるようにしている。
また、前記最下段の商品陳列棚31は、ショーケース後方側に押し込んで商品陳列部4の所定位置に収納した状態で、この商品陳列棚31の前端と下部前面板2aの上端との間に前記冷気吸込口9が形成される。これにより、前記冷気吹出口8から吹き出された冷気が冷気吸込口9に吸い込まれ、開口前面に良好なエアーカーテンが形成される。
上方の各商品陳列棚3は、商品陳列部4の背面板に着脱可能に設けられたアーム3aによって上下位置調整可能に設けられており、各商品陳列棚3の前端部下面及び天板下面には下方の陳列商品を照らす照明灯10がそれぞれ設けられている。
また、ショーケース本体2の底部には、開口部11を塞ぐための断熱ボード12が設けられている。この断熱ボード12は、オープンショーケース1の設置前には、ショーケース本体2の部品として出荷され、オープンショーケース1を設置場所に設置し、配線や排水管の接続工事を終了した後、配線や排水管を避けるための切り欠きを形成した状態で開口部11に取り付けられる。
すなわち、オープンショーケース1を設置する場合、各店舗によって配線や排水管の位置や状態が異なり、例えば、冷却器6の下方に位置するドレン13と店舗側の排水管とを現場合わせで施工する必要があるため、前記断熱ボード12をあらかじめショーケース本体2の底部に取り付けた状態で出荷すると、ドレン13と配管とを接続する際に断熱ボード12を取り外さなければならないが、断熱ボード12を後付けで開口部11に取り付けるようにしたことにより、施工現場で断熱ボード12を取り外す手間を省くことができる。
このようにしてショーケース本体2の底部に断熱ボード12を取り付けることにより、最下段の商品陳列棚31と断熱ボード12及び両側板とに囲まれた部分に、冷気吸込口9から送風機7を設けた背面ダクト5に至る冷気ダクト14が形成される。これにより、送風機7による冷気吸込口9からの冷気の吸い込みを効率よく行うことができ、前記エアーカーテンを確実に形成することができる。さらに、ショーケース本体2の底部に断熱ボード12を設けたことにより、冷気吸込口9から吸い込んだ冷気によって店舗のフロア部が結露することも防止できる。
このように形成したオープンショーケース1は、冷却器6と送風機7とをショーケース本体2の背面ダクト5内に配置してショーケース本体2の前高を低くしたことにより、ショーケース前面の開口を大きくとることができ、商品陳列棚3の段数を一般のショーケースより多くすることができ、ボリュームのある商品陳列を行うことができる。また、一般のショーケースと同じ棚段数としたときには、最上段の商品陳列棚3を従来より低くすることができ、商品の取り出しを容易に行うことが可能となる。
また、ショーケース本体2の下部前面板2aの高さを最下段の商品陳列棚31より下方に位置させ、最下段の商品陳列棚31を下部前面板2aの上方を通してショーケース前方に引き出し可能なスライドデッキ構造としたことにより、最下段の商品陳列棚31への商品の出し入れも容易に行うことができる。さらに、最下段の商品陳列棚31を後方に押し込んで商品陳列部4の所定位置に収納したときに、商品陳列棚31の前端と下部前面板2aの上端との間に冷気吸込口9を形成するとともに、ショーケース本体2の底部に設けた断熱ボード12と最下段の商品陳列棚31との間に冷気ダクト14を形成することにより、開口の上方に設けた冷気吹出口8から吹き出した冷気を効率よく吸い込むことができ、開口前面に良好なエアーカーテンを形成することができ、庫内を効率よく冷却することができる。
さらに、断熱ボード12をオープンショーケース1の施工後の後付構造とすることにより、オープンショーケース設置場所での配線や排水管を避けるための切り欠きを簡単かつ確実に形成することができる。
本発明の一実施形態を示すオープンショーケースの概略構成を示す断面側面図である。 同じく正面図である。 最下段の商品陳列棚を引き出した状態を示す要部の断面側面図である。 断熱ボードの取り付け状態を示す要部の断面側面図である。
符号の説明
1 オープンショーケース
2 ショーケース本体
2a 下部前面板
3 商品陳列棚
31 最下段の商品陳列棚
32 ガイドレール
3a アーム
4 商品陳列部
5 背面ダクト
6 冷却器
7 送風機
8 冷気吹出口
9 冷気吸込口
10 照明灯
11 開口部
12 断熱ボード
13 ドレン
14 冷気ダクト

Claims (1)

  1. 上下複数段の商品陳列棚を設けた商品陳列部の前面に開口を有するショーケース本体の背面に、冷却器と送風機とを配置した背面ダクトを形成し、前記開口の上方に設けた冷気吹出口と該開口の下方に設けた冷気吸込口との間にエアカーテンを形成したオープンショーケースにおいて、
    前記ショーケース本体の下部前面板の高さを前記商品陳列棚における最下段の商品陳列棚より下方に位置させ、最下段の商品陳列棚を下部前面板の上方を通してショーケース本体の前方に引き出し可能に形成し、該最下段の商品陳列棚を商品陳列部に収納したときに該最下段の商品陳列棚の前端と下部前面板の上端との間に前記冷気吸込口を形成するとともに、ショーケース本体の底部に設けた断熱ボードと最下段の商品陳列棚との間に、冷気吸込口から背面ダクトに至る冷風ダクトを形成し、
    前記断熱ボードにはオープンショーケースの設置場所での配線や排水管を避けるための切り欠きが形成され、この断熱ボードはオープンショーケースを設置場所に施工した後にショーケース本体の底部に装着されることを特徴とするオープンショーケース。
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