JP4985894B2 - 信号線路 - Google Patents

信号線路 Download PDF

Info

Publication number
JP4985894B2
JP4985894B2 JP2012027067A JP2012027067A JP4985894B2 JP 4985894 B2 JP4985894 B2 JP 4985894B2 JP 2012027067 A JP2012027067 A JP 2012027067A JP 2012027067 A JP2012027067 A JP 2012027067A JP 4985894 B2 JP4985894 B2 JP 4985894B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground conductor
signal line
conductor
ground
axis direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012027067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012089903A (ja
Inventor
登 加藤
純 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2012027067A priority Critical patent/JP4985894B2/ja
Publication of JP2012089903A publication Critical patent/JP2012089903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4985894B2 publication Critical patent/JP4985894B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • H05K1/0218Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference by printed shielding conductors, ground planes or power plane
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0277Bendability or stretchability details
    • H05K1/028Bending or folding regions of flexible printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K2201/00Indexing scheme relating to printed circuits covered by H05K1/00
    • H05K2201/07Electric details
    • H05K2201/0707Shielding
    • H05K2201/0715Shielding provided by an outer layer of PCB
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
    • H05K3/28Applying non-metallic protective coatings
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4611Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards
    • H05K3/4626Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards characterised by the insulating layers or materials
    • H05K3/4635Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards characterised by the insulating layers or materials laminating flexible circuit boards using additional insulating adhesive materials between the boards
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49117Conductor or circuit manufacturing
    • Y10T29/49124On flat or curved insulated base, e.g., printed circuit, etc.
    • Y10T29/49155Manufacturing circuit on or in base

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Description

本発明は、信号線路に関し、より特定的には、湾曲させられて用いられる信号線路に関する。
従来の信号線路としては、例えば、特許文献1に記載の多層回路基板が知られている。図6は、特許文献1に記載の多層回路基板500の断面構造図である。
多層回路基板500は、絶縁基材502(502a〜502d)、接地導体パターン504(504a,504b)及び帯状導体パターン506により構成されている。絶縁基材502は、液晶ポリマーなどの熱可塑性樹脂からなる。接地導体パターン504aは、絶縁基材502aの裏面に設けられている。接地導体パターン504bは、絶縁基材502dの表面に設けられている。帯状導体パターン506は、絶縁基材502cの表面に設けられている。そして、絶縁基材502a〜502dは、積層方向の上側から下側へとこの順に並ぶように積層されている。これにより、接地導体パターン504a,504b及び帯状導体パターン506は、ストリップライン構造をなしている。
また、多層回路基板500では、接地導体パターン504a,504b及び帯状導体パターン506と絶縁基材502との密着性を向上させるために、接地導体パターン504a,504b及び帯状導体パターン506は以下に説明する構成を有している。具体的には、接地導体パターン504a,504b及び帯状導体パターン506が絶縁基材502と密着している主面の表面粗さは、該主面の反対側の主面の表面粗さよりも大きい。すなわち、接地導体パターン504aの上側の主面の表面粗さは、接地導体パターン504aの下側の主面の表面粗さよりも大きい。接地導体パターン504bの下側の主面の表面粗さは、接地導体パターン504bの上側の主面の表面粗さよりも大きい。帯状導体パターン506の下側の主面の表面粗さは、帯状導体パターン506の上側の主面の表面粗さよりも大きい。以上のような構成によれば、接地導体パターン504a,504b及び帯状導体パターン506は、絶縁基材502に埋め込まれるので、絶縁基材502に対する密着強度が向上する。
しかしながら、多層回路基板500は、湾曲させて使用することが困難であるという問題を有している。より詳細には、多層回路基板500は、帯状導体パターン506がU字型を描くように、湾曲させられる。この場合、接地導体パターン504aが外周側に位置し、接地導体パターン504bが内周側に位置する第1の湾曲状態と、接地導体パターン504aが内周側に位置し、接地導体パターン504bが外周側に位置する第2の湾曲状態とが存在する。
ここで、第1の湾曲状態では、絶縁基材502a〜502dの内、最も外周側に位置する絶縁基材502aに最も大きな引っ張り応力がかかる。ところが、接地導体パターン504aは、上側の主面において絶縁基材502aに密着している。接地導体パターン504aは、金属箔により作製されるので、絶縁基材502aよりも伸びにくい。そのため、絶縁基材502aは、十分に伸びることができない。その結果、多層回路基板500は、第1の湾曲状態では十分に湾曲することができない。
一方、第2の湾曲状態では、絶縁基材502a〜502dの内、最も外周側に位置する絶縁基材502dに最も大きな引っ張り応力がかかる。ところが、接地導体パターン504bは、下側の主面において絶縁基材502dに密着している。接地導体パターン504bは、金属箔により作製されるので、絶縁基材502dよりも伸びにくい。そのため、絶縁基材502dは、十分に伸びることができない。その結果、多層回路基板500は、第2の湾曲状態では十分に湾曲することができない。以上のように、多層回路基板500では、いずれの方向に湾曲させることも困難であった。
特開2004−311627号公報
そこで、本発明の目的は、容易に湾曲させることができる信号線路を提供することである。
本発明の一形態に係る信号線路は、可撓性材料からなる複数の絶縁体層を積層してなる積層体と、前記積層体のそれぞれ異なる層に設けられた第1のグランド導体、配線導体および第2のグランド導体と、を備え、前記第1のグランド導体、前記配線導体及び前記第2のグランド導体は、該第1のグランド導体と該第2のグランド導体との間に該配線導体が配置されたストリップライン構造をなしており、前記第2のグランド導体は、前記積層体の積層方向から平面視したとき前記配線導体と重なっており、前記第1のグランド導体は、前記積層体の積層方向から平面視したとき前記配線導体と少なくとも一部が重なるスリットを有しており、前記第1のグランド導体における前記配線導体側の面の表面粗さが、該第1のグランド導体における該配線導体側の反対側の面の表面粗さよりも大きく、前記積層体は、前記第2のグランド導体が前記第1のグランド導体よりも内周側に位置するように湾曲させられること、を特徴とする。
本発明によれば、信号線路を容易に湾曲させることができる。
第1の実施形態に係る信号線路の外観斜視図である。 図1の信号線路の分解図である。 図1のA−Aにおける断面構造図である。 第1の変形例に係る信号線路の断面構造図である。 第2の変形例に係る信号線路の断面構造図である。 特許文献1に記載の多層回路基板の断面構造図である。
以下に、本発明の実施形態に係る信号線路について図面を参照しながら説明する。
(信号線路の構成)
以下に、本発明の一実施形態に係る信号線路の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る信号線路10の外観斜視図である。図2は、図1の信号線路10の分解図である。図3は、図1のA−Aにおける断面構造図である。図1ないし図3において、信号線路10の積層方向をz軸方向と定義する。また、信号線路10の長手方向をx軸方向と定義し、x軸方向及びz軸方向に直交する方向をy軸方向と定義する。
信号線路10は、例えば、携帯電話等の電子機器内において、2つの回路基板を接続する。信号線路10は、図1及び図2に示すように、本体12、外部端子14(14a〜14f)、グランド導体30,34、信号線(配線導体)32及びビアホール導体b1〜b16を備えている。
本体12は、図1に示すように、信号線部16及びコネクタ部18,20を含んでいる。信号線部16は、x軸方向に延在しており、信号線32及びグランド導体30,34を内蔵している。信号線部16は、U字状に曲げることができるように構成されている。コネクタ部18,20は、信号線部16のx軸方向の両端に設けられ、図示しない回路基板のコネクタに接続される。本体12は、図2に示す絶縁シート(絶縁体層)22(22a〜22d)がz軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に積層されて構成されている。
絶縁シート22は、可撓性を有する液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂により構成されている。絶縁シート22a〜22dはそれぞれ、図2に示すように、信号線部24a〜24d及びコネクタ部26a〜26d,28a〜28dにより構成されている。信号線部24は、本体12の信号線部16を構成し、コネクタ部26,28はそれぞれ、本体12のコネクタ部18,20を構成している。なお、以下では、絶縁シート22のz軸方向の正方向側の主面を表面と称し、絶縁シート22のz軸方向の負方向側の主面を裏面と称す。
外部端子14a〜14cは、図2に示すように、コネクタ部26aの表面にy軸方向に一列に並ぶように設けられている。外部端子14a〜14cは、コネクタ部18が回路基板のコネクタに挿入された際に、コネクタ内の端子に接触する。具体的には、外部端子14a,14cは、コネクタ内のグランド端子に接触し、外部端子14bは、コネクタ内の信号端子に接触する。したがって、外部端子14a,14cには、グランド電位が印加され、外部端子14bには、高周波信号(例えば、2GHz)が印加される。
外部端子14d〜14fは、図2に示すように、コネクタ部28aの表面にy軸方向に一列に並ぶように設けられている。外部端子14d〜14fは、コネクタ部20が回路基板のコネクタに挿入された際に、コネクタ内の端子に接触する。具体的には、外部端子14d,14fは、コネクタ内のグランド端子に接触し、外部端子14eは、コネクタ内の信号端子に接触する。したがって、外部端子14d,14fには、グランド電位が印加され、外部端子14eには、高周波信号(例えば、2GHz)が印加される。
信号線(配線導体)32は、図2に示すように、絶縁シート(第2の絶縁体層)22cの表面に固着した状態で設けられている。具体的には、信号線32は、信号線部24cの表面をx軸方向に延在している。そして、信号線32の両端はそれぞれ、コネクタ部26c,28cに位置している。また、信号線32が絶縁シート22cにより密着するように、図3に示すように、信号線32のz軸方向の負方向側の主面(裏面)の表面粗さは、信号線32のz軸方向の正方向側の主面(表面)の表面粗さよりも大きい。具体的には、信号線32の裏面の表面粗さは、9μm以上50μm以下であり、信号線32の表面の表面粗さは、0μm以上6μm以下である。これにより、信号線32は、図3に示すように、信号線32の裏面が絶縁シート22cの表面に食い込むことにより、該絶縁シート22cに固着している。
グランド導体30は、図2に示すように、信号線32よりもz軸方向の正方向側に設けられ、より詳細には、絶縁シート22bの表面に固着した状態で設けられている。グランド導体30は、信号線部24bの表面をx軸方向に延在している。グランド導体30の一端は、コネクタ部26bにおいて2つに枝分かれした状態で位置し、グランド導体30の他端は、コネクタ部28bにおいて2つに枝分かれした状態で位置している。更に、グランド導体30は、図2及び図3に示すように、z軸方向から平面視したときに、信号線32と重なっている。また、グランド導体30の表面は絶縁シート22aにより覆われている。
また、グランド導体(第1のグランド導体)30が絶縁シート(第1の絶縁体層)22bにより密着するように、図3に示すように、グランド導体30のz軸方向の負方向側の主面(裏面)の表面粗さは、グランド導体30のz軸方向の正方向側の主面(表面)の表面粗さよりも大きい。具体的には、グランド導体30の裏面の表面粗さは、9μm以上50μm以下であり、グランド導体30の表面の表面粗さは、0μm以上6μm以下である。これにより、グランド導体30は、図3に示すように、グランド導体30の裏面が絶縁シート22bの表面に食い込むことにより、該絶縁シート22bに固着している。
グランド導体34は、図2に示すように、信号線32よりもz軸方向の負方向側に設けられ、より詳細には、絶縁シート22dの表面に固着した状態で設けられている。グランド導体34は、信号線部24dの表面をx軸方向に延在している。グランド導体34の一端は、コネクタ部26dにおいて2つに枝分かれした状態で位置し、グランド導体34の他端は、コネクタ部28dにおいて2つに枝分かれした状態で位置している。更に、グランド導体34は、図2及び図3に示すように、z軸方向から平面視したときに、信号線32と重なっている。
また、グランド導体(第2のグランド導体)34が絶縁シート(第3の絶縁体層)22dにより密着するように、図3に示すように、グランド導体34のz軸方向の負方向側の主面(裏面)の表面粗さは、グランド導体34のz軸方向の正方向側の主面(表面)の表面粗さよりも大きい。具体的には、グランド導体34の裏面の表面粗さは、9μm以上50μm以下であり、グランド導体34の表面の表面粗さは、0μm以上6μm以下である。これにより、グランド導体34は、図3に示すように、グランド導体34の裏面が絶縁シート22dの表面に食い込むことにより、該絶縁シート22dに固着している。
ビアホール導体b1,b3はそれぞれ、図2に示すように、コネクタ部26aをz軸方向に貫通するように設けられ、外部端子14a,14cとグランド導体30とを接続している。ビアホール導体b2は、図2に示すように、コネクタ部26aをz軸方向に貫通するように設けられ、外部端子14bに接続されている。
ビアホール導体b7,b9はそれぞれ、図2に示すように、コネクタ部26bをz軸方向に貫通するように設けられ、グランド導体30に接続されている。ビアホール導体b8は、図2に示すように、コネクタ部26bをz軸方向に貫通するように設けられ、ビアホール導体b2と信号線32とを接続している。
ビアホール導体b13,b14はそれぞれ、図2に示すように、コネクタ部26cをz軸方向に貫通するように設けられ、ビアホール導体b7,b9とグランド導体34とを接続している。これにより、外部端子14aとグランド導体30,34とがビアホール導体b1,b7,b13を介して接続され、外部端子14cとグランド導体30,34とがビアホール導体b3,b9,b14を介して接続されている。また、外部端子14bと信号線32とがビアホール導体b2,b8により接続されている。
ビアホール導体b4,b6はそれぞれ、図2に示すように、コネクタ部28aをz軸方向に貫通するように設けられ、外部端子14d,14fとグランド導体30とを接続している。ビアホール導体b5は、図2に示すように、コネクタ部28aをz軸方向に貫通するように設けられ、外部端子14eに接続されている。
ビアホール導体b10,b12はそれぞれ、図2に示すように、コネクタ部28bをz軸方向に貫通するように設けられ、グランド導体30に接続されている。ビアホール導体b11は、図2に示すように、コネクタ部28bをz軸方向に貫通するように設けられ、ビアホール導体b5と信号線32とを接続している。
ビアホール導体b15,b16はそれぞれ、図2に示すように、コネクタ部28cをz軸方向に貫通するように設けられ、ビアホール導体b10,b12とグランド導体34とを接続している。これにより、外部端子14dとグランド導体30,34とがビアホール導体b4,b10,b15を介して接続され、外部端子14fとグランド導体30,34とがビアホール導体b6,b12,b16により接続されている。また、外部端子14eと信号線32とがビアホール導体b5,b11により接続されている。
以上の構成を有する絶縁シート22a〜22dが積層されることにより、グランド導体30,34及び信号線32は、ストリップライン構造をなしている。すなわち、図2及び図3に示すように、信号線32は、z軸方向において、グランド導体30及びグランド導体34に挟まれていると共に、z軸方向から平面視したときに、グランド導体30,34が設けられている領域内に収まっている。更に、グランド導体30、信号線32及びグランド導体34は全て、これらが設けられている絶縁シート22b〜22dの表面に固着している。
以上の構成を有する信号線路10は、絶縁シート22dが絶縁シート22bよりも内周側に位置するように湾曲させられた状態で使用される。すなわち、信号線路10は、y軸方向から平面視したときに、z軸方向の正方向側に突出するU字型をなすように湾曲させられる。
(信号線路の製造方法)
以下に、信号線路10の製造方法について図2を参照しながら説明する。以下では、一つの信号線路10が作製される場合を例にとって説明するが、実際には、大判の絶縁シートが積層及びカットされることにより、同時に複数の信号線路10が作製される。
まず、表面の全面に銅箔が形成された絶縁シート22を準備する。準備された絶縁シート22の銅箔の表面の表面粗さが、裏面の表面粗さよりも小さくなるように、処理を施してある。具体的には、絶縁シート22の銅箔の表面は、例えば、亜鉛等の鍍金が施されることにより、平滑化されている。
次に、フォトリソグラフィ工程により、図2に示す外部端子14を絶縁シート(第4の絶縁体層)22aの表面に形成する。具体的には、絶縁シート22aの銅箔上に、図2に示す外部端子14と同じ形状のレジストを印刷する。そして、銅箔に対してエッチング処理を施すことにより、レジストにより覆われていない部分の銅箔を除去する。その後、レジストを除去する。これにより、図2に示すような、外部端子14が絶縁シート22aの表面に形成される。
次に、フォトリソグラフィ工程により、図2に示すグランド導体(第1のグランド導体)30を絶縁シート(第1の絶縁体層)22bの表面に形成する。また、フォトリソグラフィ工程により、図2に示す信号線(配線導体)32を絶縁シート(第2の絶縁体層)22cの表面に形成する。また、フォトリソグラフィ工程により、図2に示すグランド導体(第2のグランド導体)34を絶縁シート(第3の絶縁体層)22dの表面に形成する。なお、これらのフォトリソグラフィ工程は、外部端子14を形成する際のフォトリソグラフィ工程と同様であるので、説明を省略する。以上の工程により、グランド導体30,34が表面に固着している絶縁シート22b,22d、及び、信号線32が表面に固着している絶縁シート22cを準備する。
次に、絶縁シート22a〜22cのビアホール導体b1〜b16が形成される位置に対して、裏面側からレーザービームを照射して、ビアホールを形成する。その後、絶縁シート22a〜22cに形成したビアホールに対して、銅を主成分とする導電性ペーストを充填し、図2に示すビアホール導体b1〜b16を形成する。
次に、グランド導体30、信号線32及びグランド導体34がストリップライン構造をなすように、絶縁シート22a〜22dをz軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に積み重ねる。そして、絶縁シート22a〜22dに対してz軸方向の正方向側及び負方向側から力を加えることにより、絶縁シート22a〜22dを圧着する。これにより、図1に示す信号線路10が得られる。
(効果)
以上のような信号線路10によれば、以下に説明するように、信号線路10を容易にU字状に曲げることが可能となる。より詳細には、特許文献1に記載の多層回路基板500は、湾曲させて使用することが困難であるという問題を有している。より詳細には、多層回路基板500は、帯状導体パターン506がU字型を描くように、湾曲させられる。この場合、接地導体パターン504aが外周側に位置し、接地導体パターン504bが内周側に位置する第1の湾曲状態と、接地導体パターン504aが内周側に位置し、接地導体パターン504bが外周側に位置する第2の湾曲状態とが存在する。
ここで、第1の湾曲状態では、絶縁基材502a〜502dの内、最も外周側に位置する絶縁基材502aに最も大きな引っ張り応力がかかる。ところが、接地導体パターン504aは、上側の主面において絶縁基材502aに密着している。接地導体パターン504aは、金属箔により作製されるので、絶縁基材502aよりも伸びにくい。そのため、絶縁基材502aは、十分に伸びることができない。その結果、多層回路基板500は、第1の湾曲状態では十分に湾曲することができない。
一方、第2の湾曲状態では、絶縁基材502a〜502dの内、最も外周側に位置する絶縁基材502dに最も大きな引っ張り応力がかかる。ところが、接地導体パターン504bは、下側の主面において絶縁基材502dに密着している。接地導体パターン504bは、金属箔により作製されるので、絶縁基材502dよりも伸びにくい。そのため、絶縁基材502dは、十分に伸びることができない。その結果、多層回路基板500は、第2の湾曲状態では十分に湾曲することができない。以上のように、多層回路基板500では、いずれの方向に湾曲させることも困難であった。
これに対して、信号線路10は、絶縁シート22dが絶縁シート22bよりも内周側に位置するように湾曲させられた状態で使用される。すなわち、信号線路10は、y軸方向から平面視したときに、z軸方向の正方向側に突出するU字型をなすように湾曲させられる。このとき、絶縁シート22a〜22dの内、最も外周側に位置する絶縁シート22aに最も大きな引っ張り応力がかかる。ただし、信号線路10では、伸びにくいグランド導体30は、絶縁シート22bに対して固着しており、絶縁シート22aには固着していない。より正確には、グランド導体30と絶縁シート22aとの間の固着力(密着力)は、グランド導体30と絶縁シート22bとの固着力(密着力)に対して十分に小さい。よって、絶縁シート22aに大きな引っ張り応力が発生したとしても、絶縁シート22aとグランド導体30との間には滑りが発生する。その結果、引っ張り応力は、絶縁シート22aからグランド導体30に直接に伝わることはない。よって、信号線路10では、最も外周側に位置する絶縁シート22aは、特許文献1に記載の多層回路基板500の最も外周側に位置する絶縁基材502aよりも容易に伸びることができる。その結果、信号線路10は、多層回路基板500に比べて容易に湾曲させることが可能である。
更に、信号線路10では、以下に説明するように、湾曲時に発生する特性インピーダンスの変化を低減できる。より詳細には、特許文献1に記載の多層回路基板500では、図6に示すように、絶縁基材502bには、接地導体パターン504a,504b及び帯状導体パターン506のいずれも固着していない。故に、絶縁基材502bは、絶縁基材502a,502c,502dよりも伸びやすい。そのため、多層回路基板500の湾曲時に、絶縁基材502bが大きく伸びてしまうおそれがある。絶縁基材502bが大きく伸びると、絶縁基材502bの厚みは薄くなるので、接地導体パターン504aと帯状導体パターン506との間隔が小さくなり、多層回路基板500の特性インピーダンスが変化してしまう。
一方、信号線路10では、グランド導体30、信号線32及びグランド導体34に挟まれている絶縁シート22b,22cにはそれぞれ、信号線32又はグランド導体34が固着している。信号線32及びグランド導体34は、絶縁シート22b,22cに比べて伸びにくい。そのため、信号線路10の湾曲時に、絶縁シート22b,22cが伸びすぎることが、信号線32及びグランド導体34により防止される。その結果、絶縁シート22b,22cの厚みが薄くなって、グランド導体30と信号線32との間隔及び信号線32とグランド導体34との間隔が小さくなることが防止される。よって、信号線路10では、多層回路基板500に比べて、特性インピーダンスの変化が低減される。
また、グランド導体30,34及び信号線32の表面の表面粗さが、グランド導体30,34及び信号線32の裏面の表面粗さよりも小さい。具体的には、グランド導体30,34及び信号線32の表面に、亜鉛鍍金などの平滑化加工が施されている。これにより、グランド導体30の表面と絶縁シート22aの裏面との間により滑りが発生しやすくなる。その結果、信号線路10をより容易に湾曲させることが可能となる。
(変形例)
以下に、第1の変形例に係る信号線路10aについて図面を参照しながら説明する。図4は、第1の変形例に係る信号線路10aの断面構造図である。
信号線路10では、図3に示すように、信号線32は、z軸方向から平面視したときに、グランド導体30,34により覆い隠されている。しかしながら、グランド導体30,34の形状はこれに限らない。具体的には、図4に示すように、グランド導体30a,30b,34a,34bのように、4つのグランド導体が設けられていてもよい。そして、グランド導体30a,30bの間のスリットS1は、z軸方向から平面視したときに、信号線32と重なっており、グランド導体34a,34bの間のスリットS2は、z軸方向から平面視したときに、信号線32と重なっている。これにより、スリットS1,S2が設けられている部分には、グランド導体30a,30b,34a,34bが設けられなくなるので、信号線路10aを湾曲させやすくなる。
図5は、第2の変形例に係る信号線路10bの断面構造図である。信号線路10bのように、スリットS1のみが設けられており、スリットS2が設けられていなくてもよい。
なお、信号線路10,10a,10bにおいて、グランド導体30,30a,30b,34,34a,34b及び信号線32は、接着剤などにより絶縁シート22に固着されていてもよい。
また、信号線路10,10a,10bにおいて、グランド導体34,34a,34b及び信号線32は、絶縁シート22の裏面側に設けられていてもよい。
本発明は、信号線路に有用であり、特に、容易に湾曲させることができる点において優れている。
b1〜b16 ビアホール導体
10,10a,10b 信号線路
12 本体
14a〜14f 外部端子
16 信号線部
18,20,26a〜26d,28a〜28d コネクタ部
22a〜22d 絶縁シート
24a〜24d 信号線部
30,30a,30b,34,34a,34b グランド導体
32 信号線

Claims (3)

  1. 可撓性材料からなる複数の絶縁体層を積層してなる積層体と、
    前記積層体のそれぞれ異なる層に設けられた第1のグランド導体、配線導体および第2のグランド導体と、
    を備え、
    前記第1のグランド導体、前記配線導体及び前記第2のグランド導体は、該第1のグランド導体と該第2のグランド導体との間に該配線導体が配置されたストリップライン構造をなしており、
    前記第2のグランド導体は、前記積層体の積層方向から平面視したとき前記配線導体と重なっており、
    前記第1のグランド導体は、前記積層体の積層方向から平面視したとき前記配線導体と少なくとも一部が重なるスリットを有しており、
    前記第1のグランド導体における前記配線導体側の面の表面粗さが、該第1のグランド導体における該配線導体側の反対側の面の表面粗さよりも大きく、
    前記積層体は、前記第2のグランド導体が前記第1のグランド導体よりも内周側に位置するように湾曲させられること、
    を特徴とする信号線路。
  2. 前記積層体は、前記第1のグランド導体を覆い、かつ、可撓性材料からなる絶縁体層を備えている、請求項1に記載の信号線路。
  3. 前記可撓性材料は、可撓性を有する熱可塑性樹脂により構成されている、請求項1又は請求項2に記載の信号線路。
JP2012027067A 2009-07-13 2012-02-10 信号線路 Active JP4985894B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012027067A JP4985894B2 (ja) 2009-07-13 2012-02-10 信号線路

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009164819 2009-07-13
JP2009164819 2009-07-13
JP2012027067A JP4985894B2 (ja) 2009-07-13 2012-02-10 信号線路

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011522775A Division JP4930655B2 (ja) 2009-07-13 2010-06-28 信号線路及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012089903A JP2012089903A (ja) 2012-05-10
JP4985894B2 true JP4985894B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=43449269

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011522775A Active JP4930655B2 (ja) 2009-07-13 2010-06-28 信号線路及びその製造方法
JP2012027067A Active JP4985894B2 (ja) 2009-07-13 2012-02-10 信号線路

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011522775A Active JP4930655B2 (ja) 2009-07-13 2010-06-28 信号線路及びその製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US9374886B2 (ja)
JP (2) JP4930655B2 (ja)
CN (2) CN102474978B (ja)
WO (1) WO2011007659A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN204994111U (zh) * 2013-02-15 2016-01-20 株式会社村田制作所 层叠电路基板
JP2016181349A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 第一精工株式会社 コネクタ装置及びその組立方法
CN104733823A (zh) * 2015-04-14 2015-06-24 上海安费诺永亿通讯电子有限公司 一种可弯折的扁平传输线
JP6426067B2 (ja) * 2015-08-06 2018-11-21 日本メクトロン株式会社 多層フレキシブルプリント配線板およびその製造方法
WO2017090181A1 (ja) 2015-11-27 2017-06-01 富士通株式会社 回路基板及び電子装置
JP2020068226A (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品、及び、積層セラミック電子部品の製造方法
CN110783679B (zh) * 2019-11-01 2021-06-01 中国电子科技集团公司第三十八研究所 一种硅基单通道传输结构、同轴阵列传输结构及加工方法
CN219697975U (zh) * 2020-07-21 2023-09-15 株式会社村田制作所 树脂多层基板

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59114796A (ja) * 1982-12-21 1984-07-02 松下電器産業株式会社 閃光放電装置
JP3191517B2 (ja) * 1993-08-04 2001-07-23 富士ゼロックス株式会社 フレキシブル印刷配線板のシールド装置
JP3070358B2 (ja) * 1993-09-29 2000-07-31 富士ゼロックス株式会社 フレキシブル印刷配線板のシールド装置
US5631446A (en) * 1995-06-07 1997-05-20 Hughes Electronics Microstrip flexible printed wiring board interconnect line
JP4200664B2 (ja) * 2001-03-26 2008-12-24 株式会社デンソー 積層基板およびその製造方法
JP4680410B2 (ja) * 2001-04-24 2011-05-11 日本特殊陶業株式会社 配線基板
JP4063533B2 (ja) * 2001-12-10 2008-03-19 日本碍子株式会社 フレキシブル配線板
JP4029759B2 (ja) 2003-04-04 2008-01-09 株式会社デンソー 多層回路基板およびその製造方法
US7312401B2 (en) * 2004-09-21 2007-12-25 Ibiden Co., Ltd. Flexible printed wiring board
JP4697591B2 (ja) * 2005-08-12 2011-06-08 住友ベークライト株式会社 回路基板
JP2007080938A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Fujikura Ltd 多層プリント配線板
JP4819471B2 (ja) * 2005-10-12 2011-11-24 日本電気株式会社 配線基板及び配線基板を用いた半導体装置並びにその製造方法
JP2007123740A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Sony Corp フレキシブル基板、光送受信モジュール及び光送受信装置
JP2007268917A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kurabo Ind Ltd 熱可塑性ポリイミド層を有するフレキシブル積層板及びその製造方法
JP5119401B2 (ja) * 2007-02-01 2013-01-16 倉敷紡績株式会社 熱可塑性ポリイミド層を有するフレキシブル積層板及びその製造方法
WO2007116685A1 (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Kurashiki Boseki Kabushiki Kaisha 熱可塑性ポリイミド層を有するフレキシブル積層板及びその製造方法
TWI381575B (zh) * 2008-12-19 2013-01-01 Askey Computer Corp 用於傳輸高頻訊號之載體及載體佈線方法
US8058954B2 (en) * 2009-03-05 2011-11-15 Apple Inc. Transmission line with a cross-hatched ground plane that is either filled with conductive paint or covered by a conductive foil

Also Published As

Publication number Publication date
US20150342028A1 (en) 2015-11-26
CN102474978A (zh) 2012-05-23
JP4930655B2 (ja) 2012-05-16
US9374886B2 (en) 2016-06-21
US20120097428A1 (en) 2012-04-26
CN105101621A (zh) 2015-11-25
CN102474978B (zh) 2015-08-19
JP2012089903A (ja) 2012-05-10
WO2011007659A1 (ja) 2011-01-20
US9445493B2 (en) 2016-09-13
CN105101621B (zh) 2018-12-14
JPWO2011007659A1 (ja) 2012-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4985894B2 (ja) 信号線路
JP5574030B2 (ja) 多層基板
JP4962660B2 (ja) 信号線路及び回路基板
JP4993037B2 (ja) 信号線路
WO2011040393A1 (ja) 回路基板及びその製造方法
JP5240293B2 (ja) 回路基板
JP4414365B2 (ja) 高速伝送用基板
US11445606B2 (en) Laminated body and method for manufacturing the same
US10219367B2 (en) Multilayer resin substrate, and method of manufacturing multilayer resin substrate
JP2011071403A (ja) 信号線路
JP5862774B2 (ja) 高周波信号線路及び信号線路付き基材層の製造方法
JP5375319B2 (ja) 信号線路及びその製造方法
JP6048719B2 (ja) プリント配線板及び該プリント配線板の製造方法
JP5344036B2 (ja) 回路基板及びその製造方法
WO2014065172A1 (ja) フレキシブル基板
JP2015026747A (ja) 樹脂多層基板
JP5958122B2 (ja) 高周波信号線路及び信号線路付き基材層の製造方法
JP2014078836A (ja) 高周波信号線路及びその製造方法
JP2014011046A (ja) 信号線路付き基材層の製造方法及び高周波信号線路の製造方法
JP2014036043A (ja) フレキシブルプリント配線板及びフレキシブルプリント配線板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20120210

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120210

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20120323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4985894

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3