JP4985598B2 - エアバッグ装置付きステアリングホイール - Google Patents
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本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数を増加させずに、エアバッグのカバー部材の取付外れを確実に防止することができるエアバッグ装置付きステアリングホイールを提供することにある。
請求項2に記載の発明は、ステアリングホイール本体にエアバッグ装置が組み付けられてなるエアバッグ装置付きステアリングホイールにおいて、前記エアバッグ装置は、前記ステアリングホイール本体側への組み付けのベースとなるバッグホルダに対し、エアバッグと該エアバッグを膨張展開させるインフレータとを組み付けるとともに該エアバッグを覆うパッドを係止爪の係止にて組み付け、前記エアバッグを前記バッグホルダと前記パッドで形成するバッグ収容空間に収容して構成されるものであって、前記インフレータには、前記バッグホルダと係止状態にある前記パッドに設けた係止爪の変位を規制する規制部が一体に設けられ、前記バッグホルダは、前記パッド及び前記ステアリングホイール本体側との各組付部を該ホルダの幅方向中心線に対して線対称として表裏いずれにおいても組み付け可能に構成し、前記エアバッグ及び前記インフレータを固定する台座部を前記組付部よりも前記エアバッグ及び前記パッドの配列方向の一方側に突出させ前記バッグ収容空間側に突出又は凹設となるようにその突出向きが選択可能に構成されるものであり、前記インフレータの規制部による前記係止爪の変位の規制が、前記バッグホルダの表裏いずれの組み付け時にも行われるよう構成されていることをその要旨とする。
また、請求項2に記載の発明では、インフレータの規制部による係止爪の変位の規制が、バッグホルダの表裏いずれの組み付け時にも行われるよう構成される。つまり、バッグホルダが表裏いずれの組み付けがなされても係止爪の係止外れが防止、即ちパッドの取付外れが防止可能となる。
図1に示すように、本実施形態のステアリングホイール10は、運転者が車両を操舵すべく把持するステアリングホイール本体11の中央部に、エアバッグ装置(エアバッグモジュール)20が一体に組み付けられて構成されている。ステアリングホイール本体11は、図2に示すように、その芯金12のボス部12aにてステアリングシャフト(図示略)と固定されるとともに、ボス部12aの周囲にエアバッグ装置20を装着する装着部12bがそれぞれ構成されている。各装着部12bは、ボス部12aを挟む左右にそれぞれ1箇所ずつとボス部12aの下側に1箇所の合計3箇所に設けられ、各装着部12bにはクリップ13が備えられている。そして、各装着部12bには、エアバッグ装置20の支持とホーンスイッチとの機能を兼ねる図3に示す3つのホーンスイッチ機構15がそのクリップ13とで構成するスナップフィット構造にて装着され、このホーンスイッチ機構15を介してエアバッグ装置20が芯金12に対して支持される。
(1)本実施形態では、エアバッグ装置20のベースとなるバッグホルダ21には、エアバッグ22とインフレータ23とが組み付けられ、そのエアバッグ22を覆うパッド24が係止爪24dの係止にて組み付けられている。そして、インフレータ23には、バッグホルダ21と係止状態にあるパッド24の係止爪24dの変位を規制する規制片23dが一体に設けられている。つまり、部品点数を増加することなくインフレータ23に一体に設けられるこの規制片23dにてパッド24の係止爪24dの変位が規制されてバッグホルダ21との係止外れが防止されることで、エアバッグ22のカバー部材であるパッド24の取付外れを確実に防止することができる。
・上記実施形態では、図5及び図6に示すように、通常サイズ(A)用と大型サイズ(B)用のインフレータ23とで各規制片23dの段差部23eの折り曲げ方向を変えることで、エアバッグ22のサイズに応じて表裏が選択されるバッグホルダ21に対応したが、これに限らず適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、バッグホルダ21にプレス加工により作製したものを用いたが、これに限らず、例えばダイカスト成形といったプレス加工以外で作製したものを用いてもよい。
Claims (4)
- ステアリングホイール本体にエアバッグ装置が組み付けられてなるエアバッグ装置付きステアリングホイールにおいて、
前記エアバッグ装置は、前記ステアリングホイール本体側への組み付けのベースとなるバッグホルダに対し、エアバッグと該エアバッグを膨張展開させるインフレータとを組み付けるとともに該エアバッグを覆うパッドを係止爪の係止にて組み付け、前記エアバッグを前記バッグホルダと前記パッドで形成するバッグ収容空間に収容して構成されるものであって、
前記インフレータには、前記バッグホルダと係止状態にある前記パッドに設けた係止爪の変位を規制する規制部が一体に設けられ、
前記パッドの係止爪は、外側に係止突起を有し、前記バッグホルダの周縁組付部に設けた爪係止孔に挿通されて係止されるのに対し、前記インフレータは、前記バッグホルダの中央部に組み付けられ、
前記インフレータの規制部は、外側に位置する前記係止爪に向かって延び、前記係止爪の内側面に当接又は近接するように形成されていることを特徴とするエアバッグ装置付きステアリングホイール。 - ステアリングホイール本体にエアバッグ装置が組み付けられてなるエアバッグ装置付きステアリングホイールにおいて、
前記エアバッグ装置は、前記ステアリングホイール本体側への組み付けのベースとなるバッグホルダに対し、エアバッグと該エアバッグを膨張展開させるインフレータとを組み付けるとともに該エアバッグを覆うパッドを係止爪の係止にて組み付け、前記エアバッグを前記バッグホルダと前記パッドで形成するバッグ収容空間に収容して構成されるものであって、
前記インフレータには、前記バッグホルダと係止状態にある前記パッドに設けた係止爪の変位を規制する規制部が一体に設けられ、
前記バッグホルダは、前記パッド及び前記ステアリングホイール本体側との各組付部を該ホルダの幅方向中心線に対して線対称として表裏いずれにおいても組み付け可能に構成し、前記エアバッグ及び前記インフレータを固定する台座部を前記組付部よりも前記エアバッグ及び前記パッドの配列方向の一方側に突出させ前記バッグ収容空間側に突出又は凹設となるようにその突出向きが選択可能に構成されるものであり、
前記インフレータの規制部による前記係止爪の変位の規制が、前記バッグホルダの表裏いずれの組み付け時にも行われるよう構成されていることを特徴とするエアバッグ装置付きステアリングホイール。 - 請求項1又は2に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイールにおいて、
前記パッドには、略矩形環状に立設される収容壁部の各辺の先端面それぞれに前記係止爪が形成され、
前記インフレータの規制部は、前記係止爪の全部を対象に設けられていることを特徴とするエアバッグ装置付きステアリングホイール。 - 請求項2又は3に記載のエアバッグ装置付きステアリングホイールにおいて、
前記インフレータは、前記バッグホルダに組み付けるための取付片を有し、その取付片が前記規制部を兼用してなることを特徴とするエアバッグ装置付きステアリングホイール。
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