JP4985427B2 - 車両用シートベルト状態表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートベルト状態表示装置に関し、より特定的には、車両の後席に設けられたシートベルトの装着状態を当該車両に表示する車両用シートベルト状態表示装置に関する。
従来、車両の後席に設けられたシートベルトの装着状態を、当該車両の運転席に着席する運転者に報知するシートベルト状態表示装置が知られている。例えば、未着席の座席に対するシートベルト状態を表示することによる運転者が煩わしさを避けるため、車両の後席に着座センサを設けて後席の乗員有無を検出し、乗員が着席している後席におけるシートベルトの装着状態を運転者に報知する装置がある。また、後席に着座センサ等を設けることなく後席への乗車を判定し、後席シートベルトの装着状態を運転者に報知する装置も開示されている(例えば、特許文献1参照)。上記特許文献1で開示されたシートベルト用警報装置は、後席ドアが開閉されたことを記憶して、その後に後席のシートベルトが非装着であると判定された場合に当該シートベルトが非装着であることを示す警報を報知する。
特開2002−79910号公報
しかしながら、後席に着座センサを設ける場合、後席座席数に対応した着座センサが必要となるため、後席シートベルト状態を表示するためのシステムが高価となり車両のコストが増加する。また、上記特許文献1で開示されたシートベルト用警報装置は、車両のイグニッションスイッチをONする前の期間等、車両の駆動走行用システムが停止している状態において、どのように後席ドアの開閉を記憶するのか開示されていない。例えば、車両後席への乗車は、当該車両のイグニッションスイッチがOFF状態(つまり、イグニッションスイッチが走行位置または始動位置にない)で行われることもあり得るし、車両の運転者が当該車両に乗車する前に行われることもあり得る。このような状況で後席への乗降が生じた場合に、どのように後席乗員を判定するのか不明であるため、このような状況の乗降において運転者に適切な後席シートベルトの装着状態の報知ができないことが考えられる。
それ故に、本発明の目的は、車両後席の乗車状態に応じた後席シートベルトの装着状態を、適切に運転者に報知することができる車両用シートベルト状態表示装置を提供することである。
上記のような目的を達成するために、本発明は、以下に示すような特徴を有している。
第1の発明は、車両の運転者から視認可能な位置に設けられた表示部に、当該車両のシートベルト装着状態を表示するシートベルト状態表示装置である。シートベルト状態表示装置は、後席乗員推定手段、後席乗員情報記憶手段、および表示判断手段を備える。後席乗員推定手段は、少なくとも車両の駆動走行用システム起動前において、当該車両における後席乗員の有無を推定する。後席乗員情報記憶手段は、後席乗員推定手段が推定した後席乗員の有無を示す情報を記憶する。表示判断手段は、車両の駆動走行用システムの起動後において、後席乗員情報記憶手段に記憶された情報が後席乗員有りを示している場合、車両の後席シートベルトが装着されている状態か非装着状態かを判定して、当該後席シートベルトの装着状態を表示部に表示する。
第2の発明は、上記第1の発明において、後席乗員推定手段は、車両の駆動走行用システム起動前において当該車両の後席ドアが開閉された場合、当該車両に後席乗員有りと推定する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、表示判断手段は、車両の駆動走行用システムの起動後において、後席乗員情報記憶手段に記憶された情報が後席乗員なしを示している場合、後席シートベルトの装着状態を表示部に表示せずに未表示にする。
第4の発明は、上記第1または第2の発明において、後席乗員推定手段は、車両の駆動走行用システム起動前において当該車両の外部から当該車両ドアの施錠操作が行われた場合、当該施錠操作時点では当該車両に後席乗員なしと推定して、後席乗員情報記憶手段に記憶された情報を更新する。
第5の発明は、上記第2の発明において、後席乗員推定手段は、さらに車両の駆動走行用システムの起動後において当該車両の後席ドアが開閉された場合、当該車両に後席乗員有りと推定する。
第6の発明は、上記第2の発明において、後席乗員推定手段は、さらに車両の駆動走行用システム起動後において当該車両の後席シートベルトの少なくとも1つが装着されている状態から非装着状態に変化した場合、当該車両に後席乗員有りと推定する。
第7の発明は、上記第2の発明において、後席乗員推定手段は、さらに車両の駆動走行用システム起動後において当該車両の後席シートベルトの少なくとも1つの装着状態が変化した場合、当該車両に後席乗員有りと推定する。
第8の発明は、上記第1または第2の発明において、後席乗員推定手段および表示判断手段は、少なくとも車両のイグニッションスイッチがOFF位置にある場合、当該車両の駆動走行用システムの起動前であると判断し、少なくとも車両のイグニッションスイッチがON位置にある場合、当該車両の駆動走行用システムの起動後であると判断する。
第9の発明は、上記第1または第2の発明において、表示部は、運転者の操作に応じて情報表示内容を切り替えて表示する表示領域を含む。表示判断手段は、後席シートベルトの装着状態を表示部に表示する場合、表示領域に表示されている情報表示内容に代えて当該後席シートベルトの装着状態を当該表示領域に表示する。
上記第1の発明によれば、車両後席の乗車状態に応じた後席シートベルトの装着状態を、適切に運転者に報知することができる。例えば、車両後席の乗車状態は、イグニッションスイッチがOFF状態(すなわち、車両の駆動走行用システムの起動前)においても乗員有無が推定できるため、適切な後席乗員の推定に基づいた表示が可能となる。つまり、車両の駆動走行用システムが停止している期間においても、正確に後席への乗車を推定してその情報が記憶されているため、誤った乗員判断による表示欠如や誤表示を防止することができる。
上記第2の発明によれば、車両の駆動走行用システム起動前における後席ドアの開閉有無に応じて、容易に後席乗員の有無を推定することができる。また、後席の乗員判定においては、後席の着座センサ等の設置が不要であるため、システムのコストを低減することができる。
上記第3の発明によれば、後席シートベルトの装着状態が後席に乗員が乗車していると推定されたときのみ表示されるため、後席に乗員が乗車していないときに表示されることによる運転者の煩わしさを避けることができ、表示スペースを有効活用することができる。
上記第4の発明によれば、車外からの施錠操作に応じて後席乗員情報がクリアされるため、必要以上の情報を保持する必要がなく、後席からの降車や後席荷物の積み下ろし等を後席への乗車と誤判定することを防止することができる。
上記第5の発明によれば、駆動走行用システム起動後であっても、後席ドアの開閉有無に応じて、容易に後席乗員の有無を推定することができる。
上記第6の発明によれば、駆動走行用システム起動後において、後席乗員がシートベルトを装着している状態から非装着状態にしたとき、当該後席に乗員がいると推定できるため、このような状況に対応した後席乗員推定が可能となる。また、後席乗員が後席シートベルトを非装着となって安全性に劣るときにのみ、後席シートベルト装着状態が表示されるため、後席乗員がシートベルト装着義務を怠っている場合に対応した注意喚起が可能となる。
上記第7の発明によれば、駆動走行用システム起動後において、後席乗員がシートベルトの装着状態を変更したとき、当該後席に乗員がいると推定できるため、このような状況に対応した後席乗員推定が可能となる。
上記第8の発明によれば、車両のイグニッションスイッチのキーポジションによって、車両の駆動走行用システムの起動前後を容易に判断することができる。
上記第9の発明によれば、運転者の操作に応じて情報表示内容を切り替えて表示する、いわゆるマルチインフォメーションディスプレイに後席シートベルトの装着状態が割り込み表示されるため、運転者への注意喚起が可能になると共に、表示部の表示領域を有効利用することができる。
以下、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係る車両用シートベルト状態表示装置について説明する。典型的には、当該シートベルト状態表示装置は、自動車の車室内に設けられ、当該車両の後席シートベルトの装着状態を運転席前方に表示する。なお、図1は、後席シートベルトの装着状態を表示する表示部1が自動車の車室内に設けられた一例を示す図である。図2は、当該シートベルト状態表示装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1において、シートベルト状態表示装置は、車両の車室内に設置され、当該車両の運転者に対して当該車両の後席シートベルトの装着状態に応じた警告を表示部1に表示する。また、後述により明らかとなるが、表示部1に表示される後席シートベルトの装着状態表示等を、運転者が他の情報表示に切り替えるための表示スイッチ(DISPスイッチ)9が、車両のステアリングホイールに設けられている。
表示部1は、車両の運転席に着席して当該車両を運転する運転者から視認可能な位置に設けられる表示装置である。例えば、表示部1は、運転席前面の計器盤(インスツルメントパネル)に設けられたメータで構成される。典型的には、表示部1は、主要ないくつかの計器、表示灯、警告灯、および各種情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイ等を1つのパネル内に組み合わせて配置したコンビネーションメータで構成される。なお、表示部1は、ハーフミラー(反射ガラス)を運転席前面のフロントガラスの一部に設け、当該ハーフミラーに情報等の虚像を蛍光表示するヘッドアップディスプレイ(Head-Up Display;以下、HUDと記載する)、ナビゲーション装置や車載テレビモニター等の他の表示装置で構成してもかまわない。また、本実施形態では、後席乗員推定結果に応じて表示部1に後席シートベルトの装着状態を示す情報等が表示されるが、それらの表示制御は、表示判断部7(図2参照)によって行われる。
図2において、シートベルト状態表示装置は、後席乗員推定部5、後席乗員情報記憶部6、および表示判断部7を備えている。後席乗員推定部5、後席乗員情報記憶部6、および表示判断部7は、車両内に設置された一般的なコンピュータシステム等で構成される。例えば、後席乗員推定部5、後席乗員情報記憶部6、および表示判断部7は、それぞれ別のECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)または同じ1つのECUで構成される。
後席乗員推定部5は、後席ドア開閉検出スイッチ2、ドアロック機構3、および後席シートベルトバックルスイッチ4からそれぞれ取得する車両情報に基づいて、上記車両の後席に乗員が乗車しているか否かを判断する。そして、後席乗員推定部5は、判断した後席乗員の有無を示す情報を後席乗員情報記憶部6に記憶する。後席ドア開閉検出スイッチ2は、車両の後席ドアにそれぞれ設けられており、当該後席ドアが開状態または閉状態であることを示す信号、あるいは当該後席ドアが開閉されたことを示す信号(以下、ドア開閉信号OSと記載する)を後席乗員推定部5へ出力する。ドアロック機構3は、車両のドアをそれぞれ施錠/解錠する機構であり、車外からドアが施錠された場合にその車外施錠操作が行われたことを示す車外ドアロック信号LSを後席乗員推定部5へ出力する。例えば、ドアロック機構3は、電子キーから送信されたワイヤレス信号によって施錠されたとき、電子キーを携帯する乗員によって車外の施錠スイッチが操作されたとき、車外からキーシリンダーにキーが挿入されて施錠方向に回されて施錠されたとき等において、上記車外ドアロック信号を出力する。後席シートベルトバックルスイッチ4は、車両の後席にそれぞれ設けられたシートベルトを装着している状態または非装着状態であることを示す信号(以下、シートベルト装着状態信号BSと記載する)を後席乗員推定部5および表示判断部7へ出力する。
表示判断部7は、後席乗員推定部5が後席乗員情報記憶部6に記憶した後席乗員情報および後席シートベルトバックルスイッチ4から取得する車両情報に基づいて、表示部1に表示する後席シートベルトの装着状態の表示可否および表示内容を判断する。そして、表示判断部7は、判断した表示可否および表示内容に応じて、表示部1に後席シートベルトの装着状態を表示する。
ここで、一般的に車両においては、キーシリンダにキーが差し込まれていない状態でも起動しているシステムと、キーシリンダにキーが差し込まれただけの状態(キーポジションがIG−OFF)で起動するシステムと、当該車両のイグニッションスイッチのキーポジションがアクセサリ位置(ACC)で起動するシステムと、キーポジションが走行位置(IG−ON)や始動位置(STT)で起動するシステムとが搭載されている。例えば、キーシリンダにキーが差し込まれていない状態では、車両の盗難防止システムやワイヤレスドアロックの受信システム等が起動している。また、キーシリンダにキーが差し込まれただけの状態では、上記ワイヤレスドアロックの受信システムが停止されるが、キー有無を判別してキー閉じ込みを防止するシステム等が起動している。これら何れの状態も、車両のエンジン、モータ、変速機等の駆動走行機構を制御するためのシステム(以下、駆動走行用システムと記載する)や車両のオーディオやカーナビゲーションシステム等のアクセサリ類に関するシステム等への通電はされていない。そして、キーポジションがアクセサリ位置(ACC)では、車両のアクセサリ類に関するシステムが起動される。また、キーポジションが走行位置(IG−ON)では、上記駆動走行用システムが起動するイグニッションON状態となり、エンジンの点火系への通電やエアコンシステム等の居住性に関するシステムの起動が許容される。さらに、キーポジションが始動位置(STT)では、車両のエンジンのスタータモータを回転させるために、当該スタータモータが通電される。なお、エンジン起動後においてはスタータモータの回転が不要となるため、エンジン起動後のキーポジションは走行位置(IG−ON)に戻るようになっている。
このように、車両においては、車両のセキュリティーやドアロックに関するシステム等、エンジンやモータ等の駆動走行機構が始動していない状態でも起動させることが必要なシステムと、駆動走行機構の始動に応じて起動が必要となる駆動走行用システムとがある。例えば、一般的に、車両に設けられた後席ドア開閉検出スイッチ2およびドアロック機構3は、何れのキーポジション位置においても起動しており、キーシリンダにキーが差し込まれていない状態でも起動している。したがって、後席ドア開閉検出スイッチ2およびドアロック機構3は、駆動走行用システム停止状態でも起動している。そして、本実施形態においては、少なくとも後席乗員推定部5および後席乗員情報記憶部6も、全キーポジション位置において起動し、キーシリンダにキーが差し込まれていない状態でも起動している。つまり、後席乗員推定部5および後席乗員情報記憶部6も、駆動走行用システム停止状態でも電力が供給されて起動するシステムに含まれている。一方、一般的に、車両に設けられた表示部1および後席シートベルトバックルスイッチ4は、駆動走行用システム起動状態で起動している。そして、本実施形態においては、表示判断部7が駆動走行用システム起動状態で電力が供給されて起動を開始するシステムに含まれている。
なお、キーの差し込み操作なしで、エンジンやモータ等の駆動走行機構を始動/停止する車両もある。例えば、車両のシフトポジションがPレンジ、かつ、ブレーキON状態で、電子キー照合がOKであれば、車両の駆動走行機構を始動・停止するパワースイッチをONすることで、アクセサリ(ACC)の状態から自動的に走行(IG−ON)の状態に移行する。このような車両の場合は、ユーザがパワースイッチをONして走行(IG−ON)の状態に移行することによって車両の駆動走行用システムが起動し、パワースイッチをOFFすることで駆動走行用システムが停止する。このような車両の場合であっても、後席ドア開閉検出スイッチ2、ドアロック機構3、後席乗員推定部5、および後席乗員情報記憶部6は、駆動走行用システム停止状態でも電力が供給されて起動するシステムに含まれる。
次に、図3を参照して、表示部1に表示する後席シートベルトの装着状態の表示例について説明する。なお、図3は、表示部1に表示される後席シートベルトの装着状態の一例を示す図である。
図3において、表示部1には、速度計、回転計、および燃料残量計や各種警告灯と共に、後席シートベルトの装着状態が表示される。図3の一例では、後席シートベルトの装着状態が、表示部1に設けられたマルチインフォメーションディスプレイ11の一情報として表示されている。具体的には、マルチインフォメーションディスプレイ11は、運転者の操作に応じて、エネルギーモニター、瞬間燃費、および外気温等を切り替えて速度計の下領域に表示する表示装置である。そして、後席シートベルトの装着状態は、運転者がマルチインフォメーションディスプレイ11を用いて表示切替可能な情報の1つとして、設定されている。なお、後席シートベルトの装着状態は、表示部1内の警告灯として表示されてもかまわない。なお、後席シートベルトの装着状態を示す詳細な表示例については後述する。
次に、図4を参照して、シートベルト状態表示装置で実行される具体的な処理動作について説明する。なお、図4は、シートベルト状態表示装置が処理を行う動作の一例を示すフローチャートである。例えば、図4に示すフローチャートの各ステップは、後席乗員推定部5および表示判断部7が所定のプログラムを実行することによって行われる。なお、これらの処理を実行するためのプログラムは、例えば、後席乗員推定部5や表示判断部7に設けられた記憶領域(例えば、メモリ、ハードディスク、光ディスク等)に予め格納されており、後席乗員推定部5や表示判断部7の電源がそれぞれオンになったときに後席乗員推定部5や表示判断部7によって実行される。
まず、車両の駆動走行用システムが停止している状態(例えば、イグニッションスイッチOFF状態)においては、後席乗員推定部5に電力供給が行われており、後席乗員推定部5の記憶領域に格納されたプログラムが実行される。そして、車両の駆動走行用システムが停止している状態においては、後席乗員推定部5が実行するプログラムに基づいて、図4に示すステップS51からのステップを実行する。
図4において、後席乗員推定部5は、後席ドア開閉検出スイッチ2からドア開閉信号OSを取得し(ステップS51)、車両の後席ドアが開閉されたか否かを判断する(ステップS52)。そして、後席乗員推定部5は、後席ドアが開閉されていない場合、次のステップS53に処理を進める。一方、後席乗員推定部5は、後席ドアが開閉された場合、次のステップS54に処理を進める。
ステップS54において、後席乗員推定部5は、後席乗員の有無を示す後席乗員情報を後席乗員有りに設定して、当該後席乗員情報を示すデータを後席乗員情報記憶部6に記憶し、次のステップに処理を進める。ここで、後席乗員情報記憶部6に記憶される後席乗員情報は、上記車両の後席に乗員が乗車しているか否かの何れか一方を示す情報である。例えば、上記ステップS54においては、後席乗員推定部5は、後席乗員情報記憶部6に記憶されている後席乗員なしを示す後席乗員情報を、後席乗員有りを示す後席乗員情報に更新する。つまり、上記ステップS52およびステップS54の処理によって、後席乗員推定部5は、車両の後席ドアが開閉された場合、当該車両の後席に乗員が着席していると判断する。
次に、後席乗員推定部5は、ドアロック機構3から車外ドアロック信号LSを取得し(ステップS55)、車外操作によって車両が施錠されたか否かを判断する(ステップS56)。そして、後席乗員推定部5は、車外操作によって車両が施錠された場合、次のステップS58に処理を進める。一方、後席乗員推定部5は、車外操作によって車両が施錠されていない場合、次のステップS57に処理を進める。
ステップS58において、後席乗員推定部5は、後席乗員情報記憶部6に記憶された後席乗員情報を後席乗員なしにクリアして更新し、上記ステップS51に戻って処理を繰り返す。ここで、後席乗員情報記憶部6に記憶される後席乗員情報は、上記ステップS54の処理等によって後席乗員有りを示しているが、上記ステップS58の処理によって後席乗員なしを示す後席乗員情報に更新される。つまり、車外操作によって車両が施錠された場合、後席乗員推定部5は、当該車両の後席に乗員がいないと判断する。例えば、車両を停車してイグニッションキーをOFFした後に後席から乗員が降車した場合、または車両を駐車した状態で荷物の積み下ろし等のために後席ドアを開閉した場合等、後席ドアを開閉しても後席に乗車していないことがある。しかしながら、一般的にこれらの動作の後に車両のドアを施錠するため、この施錠動作を検出することによって、後席ドアの開閉があっても後席に乗員がいない場合を想定して後席に乗員がいないことを推定することができる。
ステップS57において、後席乗員推定部5は、車両の駆動走行用システムが起動したか否かを判断する。そして、後席乗員推定部5は、車両の駆動走行用システムが起動した場合、次のステップS61に処理を進める。また、車両の駆動走行用システムが起動した場合、表示判断部7へも電力供給が開始され、表示判断部7の記憶領域に格納されたプログラムの実行も開始される。そして、車両の駆動走行用システムが起動している状態においては、後席乗員推定部5および表示判断部7がそれぞれ実行するプログラムに基づいて、図4に示すステップS61からのステップを実行する。一方、後席乗員推定部5は、車両の駆動走行用システムが起動していない場合、上記ステップS55に戻って処理を繰り返す。
一方、上記ステップS52において後席ドアが開閉されていない場合、後席乗員推定部5は、車両の駆動走行用システムが起動したか否かを判断する(ステップS53)。そして、後席乗員推定部5は、駆動走行用システムが起動した場合、次のステップS61に処理を進め、表示判断部7も上記ステップS57でYesと判断された場合と同様に動作を開始する。一方、後席乗員推定部5は、駆動走行用システムが起動していない場合、上記ステップS51に戻って処理を繰り返す。
ステップS61において、表示判断部7は、後席乗員情報記憶部6に記憶されている後席乗員情報を示すデータ参照し、車両の後席に乗員が乗車しているか否かを判断する。例えば、後席乗員推定部5は、後席乗員情報記憶部6に記憶されている後席乗員情報が後席乗員有りを示している場合、車両の後席に乗員が乗車していると判断する。そして、表示判断部7は、後席に乗員がいないと判断した場合、次のステップS62に処理を進める。一方、表示判断部7は、後席に乗員がいると判断した場合、次のステップS68に処理を進める。
ステップS62において、後席乗員推定部5は、後席シートベルトバックルスイッチ4からシートベルト装着状態信号BSを取得する。次に、後席乗員推定部5は、取得したシートベルト装着状態信号BSに基づいて、後席のシートベルトの何れか1つの装着状態が変化したか否かを判断する(ステップS63)。ここで、装着状態の変化とは、後席の何れか1つのシートベルトが、装着されている状態から非装着状態に変化した場合や、非装着状態から装着されている状態に変化した場合等がある。そして、後席乗員推定部5は、後席のシートベルトの何れも装着状態が変化していない場合、次のステップS64に処理を進める。一方、後席乗員推定部5は、後席のシートベルトの何れか1つの装着状態が変化した場合、次のステップS67に処理を進める。
ステップS64において、後席乗員推定部5は、後席ドア開閉検出スイッチ2からドア開閉信号OSを取得する。次に、後席乗員推定部5は、取得したドア開閉信号OSに基づいて、車両の後席ドアが開閉されたか否かを判断する(ステップS65)。そして、後席乗員推定部5は、後席ドアが開閉されていない場合、上記ステップS66処理を進める。一方、後席乗員推定部5は、後席ドアが開閉された場合、次のステップS67に処理を進める。
ステップS66において、後席乗員推定部5は、車両の駆動走行用システムが停止したか否かを判断する。そして、後席乗員推定部5は、駆動走行用システムが停止した場合、上記ステップS51に戻って処理を繰り返す。また、駆動走行用システムが停止した場合、表示判断部7への電力供給が停止され、表示判断部7の動作も停止する。一方、後席乗員推定部5は、駆動走行用システムが作動中の場合、上記ステップS62に戻って処理を繰り返す。
ステップS67において、後席乗員推定部5は、上記後席乗員情報を後席乗員有りに設定して、後席乗員情報記憶部6に記憶されている後席乗員情報を示すデータを更新し、処理をステップS68に進める。このように、駆動走行用システムが起動中においては、後席シートベルトの装着状態が変化した場合、および後席ドアが開閉された場合に、後席乗員推定部5は、車両の後席に乗員が着席していると判断する。
上記ステップS61で後席に乗員が乗車していると判断された場合、および上記ステップS62〜ステップS67で駆動走行用システム起動後に後席への乗車が確認された場合、表示判断部7は、ステップS68以降の処理を行う。表示判断部7は、後席シートベルトバックルスイッチ4からシートベルト装着状態信号BSを取得する(ステップS68)。そして、表示判断部7は、取得したシートベルト装着状態信号BSに基づいて、後席シートベルトそれぞれの装着状態を示す後席シートベルト装着状態を表示部1に表示して(ステップS69)、次のステップに処理を進める。なお、表示部1に表示する後席シートベルト装着状態の表示例については、後述する。
次に、表示判断部7は、車両の駆動走行用システムが停止したか否かを判断する(ステップS70)。そして、表示判断部7は、駆動走行用システムが停止した場合、表示部1への表示を停止して(ステップS71)、表示判断部7の動作を停止する。また、上記ステップS70で駆動走行用システムが停止したと判断された場合、上記ステップS55に戻って、後席乗員推定部5が処理を繰り返す。一方、表示判断部7は、駆動走行用システムが作動中の場合、上記ステップS68に戻って処理を繰り返す。
次に、図5〜図7を参照して、表示部1に表示する後席シートベルト装着状態の表示例について説明する。なお、図5は、表示部1に表示する後席シートベルト装着状態の第1の表示例を示す図である。図6は、表示部1に表示する後席シートベルト装着状態の第2の表示例および第3の表示例を示す図である。図7は、表示部1のマルチインフォメーションディスプレイ11を用いて表示内容が切り替わる例を示す図である。
図5において、マルチインフォメーションディスプレイ11等のドット表示方式の表示装置に後席シートベルト装着状態を表示する場合、運転者が直感的に装着状態を認識できる画像が表示される。
例えば、後席シートベルト装着状態として、一般的なシートベルト非装着警告灯のマークと共に、車両の車内概略平面図を示す図形が表示部1に表示される。車内概略平面図形においては、後席シートベルトが装着されていない後席位置に対応する当該図形内の位置にマーク(例えば、塗りつぶし丸印)が付与され、後席シートベルトが装着されている後席位置に対応する当該図形内の位置を空白とすることによって、シートベルトの装着有無の状況が示される。具体的には、図5の左欄に示すように、後席シートベルトが全て装着されている状態であるときには、後席シートベルトが装着されている後席位置に対応する当該図形内の位置に何のマークも付与されていない。一方、図5の右欄に示すように、後席シートベルトが全て非装着状態であるときには、後席シートベルトが非装着となっている後席位置に対応する当該図形内の位置(図5では、3つの後席)に塗りつぶし丸印が付与される。
図6において、警告灯の点灯/消灯(テルテール)で表示部1に後席シートベルト装着状態を表示する場合、運転者が直感的に装着状態を認識できるマークの点灯/消灯で装着状態が報知される。
例えば、テルテールでの表示例Aでは、後席シートベルト装着状態として、後席の座席数(例えば、3席)に応じた一般的なシートベルト非装着警告灯と共に、当該シートベルト非装着警告灯にそれぞれ発光装置(ランプ)が付与される。具体的には、図6の左上欄に示すように、後席シートベルトが全て装着されている状態であるときには、後席シートベルトが装着されている後席位置に対応する警告灯に付与された発光装置がそれぞれ消灯状態となる。一方、図6の右上欄に示すように、後席シートベルトが全て非装着状態であるときには、後席シートベルトが非装着となっている後席位置に対応する警告灯に付与された発光装置がそれぞれ点灯状態となる。
また、テルテールでの表示例Bでは、後席シートベルト装着状態として、後席の座席数に応じた一般的なシートベルト非装着警告灯が設けられ、当該シートベルト非装着警告灯の発光色が変化する。具体的には、図6の左下欄に示すように、後席シートベルトが全て装着されている状態であるときには、後席シートベルトが装着されている後席位置に対応する警告灯が全て第1の発光色(例えば、黄色や白色)で点灯する。一方、図6の右下欄に示すように、後席シートベルトが全て非装着状態であるときには、後席シートベルトが装着されていない後席位置に対応する警告灯が全て第2の発光色(例えば、赤色)で点灯する。
図7では、DISPスイッチ9(図1参照)の押下に応じて、マルチインフォメーションディスプレイ11に表示する情報が切り替わる一例を示している。例えば、図7の一例では、運転者がDISPスイッチ9を押下する毎に、マルチインフォメーションディスプレイ11に表示する情報が、「後席シートベルト装着状態表示」→「外気温表示」→「瞬間燃費表示」→「航続可能距離表示」→「平均燃費表示」→「給油後平均燃費表示」→「平均車速表示」→「後席シートベルト装着状態表示」に順次切り替わる。そして、上記ステップS69の処理によって表示判断部7が後席シートベルト装着状態を表示する判断をした場合、マルチインフォメーションディスプレイ11にどのような情報を表示していたとしても、「後席シートベルト装着状態表示」に切り替わる。
なお、上述した後席シートベルト装着状態表示は、当該後席シートベルト装着状態表示する条件が成立している期間中(つまり、上記ステップS69の処理が繰り返されている期間中)は常時表示部1に表示してもいいし、当該後席シートベルト装着状態表示する条件が成立した時点から限定された期間のみ表示してもかまわない。ここで、限定された期間とは、当該後席シートベルト装着状態表示する条件が成立した時点(つまり、上記ステップS69の処理が最初に実行された時点)から一定時間経過するまでの期間や、当該後席シートベルト装着状態表示する条件が成立した時点から運転者による表示切り替え操作が行われるまでの期間等である。上記限定された期間終了後は、後席シートベルト装着状態表示を表示部1から消去してもいいし、後席シートベルト装着状態表示から他の情報表示に切り替え(例えば、後席シートベルト装着状態表示前に表示していた情報表示に戻す)てもかまわない。
このように、当該実施形態に係るシートベルト状態表示装置では、車両後席の乗車状態に応じた後席シートベルトの装着状態を、適切に運転者に報知することができる。例えば、車両後席の乗車状態は、イグニッションスイッチがOFF状態(すなわち、車両の駆動走行用システムの起動前)においても乗員有無が推定できるため、適切な後席乗員の推定に基づいた表示が可能となる。つまり、当該シートベルト状態表示装置では、車両の駆動走行用システムが停止している期間においても、正確に後席への乗車を推定してその情報が記憶されているため、誤った乗員判断による表示欠如や誤表示を防止することができる。また、後席シートベルトの装着状態は、後席に乗員が乗車していると推定されたときのみ表示されるため、後席に乗員が乗車していないときに表示されることによる運転者の煩わしさを避けることができ、表示スペースを有効活用することができる。また、当該シートベルト状態表示装置では、車外からの施錠操作に応じて後席乗員情報がクリアされるため、必要以上の情報を保持する必要がなく、後席からの降車や後席荷物の積み下ろし等を後席への乗車と誤判定することを防止することができる。さらに、後席の乗員判定においては、後席の着座センサ等の設置が不要であるため、システムのコストを低減することができる。
なお、上述した説明では、表示判断部7は、駆動走行用システム起動状態で電力が供給されて起動を開始するシステムに含まれているが、後席乗員推定部5と同様に駆動走行用システム停止状態でも電力が供給されて起動するシステムに含めてもかまわない。例えば、後席乗員推定部5、後席乗員情報記憶部6、および表示判断部7が同じ1つのECUで構成される場合等、後席乗員推定部5、後席乗員情報記憶部6、および表示判断部7が全て駆動走行用システム停止状態でも動作可能に構成されてもかまわない。この場合、表示判断部7は、上述したステップS53およびステップS57でYesが判断されたときに動作を開始するのではなく、後席乗員推定部5と同様のタイミングで動作を開始すればよい。
また、上記ステップS62での処理では、後席のシートベルトの何れか1つの装着状態が変化した場合に後席乗員有りと推定して後席シートベルト状態表示を行っている。これによって、後席乗員がシートベルトを装着しているか非装着かに関わらず、運転者に後席シートベルト装着状態を表示することができる。しかしながら、後席の何れか1つのシートベルトが装着されている状態から非装着状態に変化した場合にのみ、後席乗員有りと推定して後席シートベルト状態表示してもかまわない。これによって、後席乗員が後席シートベルトを装着して安全性が確保されている場合は、運転者に後席シートベルト装着状態を表示しない。一方、後席乗員が後席シートベルトを非装着となって安全性に劣るときにのみ、後席シートベルト装着状態が表示されるため、後席乗員がシートベルト装着義務を怠っている場合に対応した注意喚起が可能となる。
また、上述したシートベルト状態表示装置の表示例や処理順序等は、単なる一例に過ぎず他の態様であってもかまわない。例えば、各判定順序や信号取得順序を入れ替えても、本発明を実現できることは言うまでもない。
以上、本発明を詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本発明の例示にすぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
本発明に係るシートベルト状態表示装置は、車両後席の乗車状態に応じた後席シートベルトの装着状態を、適切に運転者に報知することができ、車両の運転者から視認可能な表示部に情報を表示する装置等の用途に適用できる。
表示部1が自動車の車室内に設けられた一例を示す図 本発明の一実施形態に係るシートベルト状態表示装置の構成の一例を示すブロック図 表示部1に表示される後席シートベルトの装着状態の一例を示す図 図2のシートベルト状態表示装置が処理を行う動作の一例を示すフローチャート 表示部1に表示する後席シートベルト装着状態の第1の表示例を示す図 表示部1に表示する後席シートベルト装着状態の第2の表示例および第3の表示例を示す図 表示部1のマルチインフォメーションディスプレイ11を用いて表示内容が切り替わる例を示す図
符号の説明
1…表示部
11…マルチインフォメーションディスプレイ
2…後席ドア開閉検出スイッチ
3…ドアロック機構
4…後席シートベルトバックルスイッチ
5…後席乗員推定部
6…後席乗員情報記憶部
7…表示判断部
9…DISPスイッチ

Claims (9)

  1. 車両の運転者から視認可能な位置に設けられた表示部に、当該車両のシートベルト装着状態を表示するシートベルト状態表示装置であって、
    少なくとも前記車両の駆動走行用システム起動前において、当該車両における後席乗員の有無を推定する後席乗員推定手段と、
    前記後席乗員推定手段が推定した後席乗員の有無を示す情報を記憶する後席乗員情報記憶手段と、
    前記車両の駆動走行用システムの起動後において、前記後席乗員情報記憶手段に記憶された情報が後席乗員有りを示している場合、前記車両の後席シートベルトが装着されている状態か非装着状態かを判定して、当該後席シートベルトの装着状態を前記表示部に表示する表示判断手段とを備える、シートベルト状態表示装置。
  2. 前記後席乗員推定手段は、前記車両の駆動走行用システム起動前において当該車両の後席ドアが開閉された場合、当該車両に後席乗員有りと推定する、請求項1に記載のシートベルト状態表示装置。
  3. 前記表示判断手段は、前記車両の駆動走行用システムの起動後において、前記後席乗員情報記憶手段に記憶された情報が後席乗員なしを示している場合、前記後席シートベルトの装着状態を前記表示部に表示せずに未表示にする、請求項1または2に記載のシートベルト状態表示装置。
  4. 前記後席乗員推定手段は、前記車両の駆動走行用システム起動前において当該車両の外部から当該車両ドアの施錠操作が行われた場合、当該施錠操作時点では当該車両に後席乗員なしと推定して、前記後席乗員情報記憶手段に記憶された情報を更新する、請求項1または2に記載のシートベルト状態表示装置。
  5. 前記後席乗員推定手段は、さらに前記車両の駆動走行用システムの起動後において当該車両の後席ドアが開閉された場合、当該車両に後席乗員有りと推定する、請求項2に記載のシートベルト状態表示装置。
  6. 前記後席乗員推定手段は、さらに前記車両の駆動走行用システム起動後において当該車両の後席シートベルトの少なくとも1つが装着されている状態から非装着状態に変化した場合、当該車両に後席乗員有りと推定する、請求項2に記載のシートベルト状態表示装置。
  7. 前記後席乗員推定手段は、さらに前記車両の駆動走行用システム起動後において当該車両の後席シートベルトの少なくとも1つの装着状態が変化した場合、当該車両に後席乗員有りと推定する、請求項2に記載のシートベルト状態表示装置。
  8. 前記後席乗員推定手段および前記表示判断手段は、少なくとも前記車両のイグニッションスイッチがOFF位置にある場合、当該車両の駆動走行用システムの起動前であると判断し、少なくとも前記車両のイグニッションスイッチがON位置にある場合、当該車両の駆動走行用システムの起動後であると判断する、請求項1または2に記載のシートベルト状態表示装置。
  9. 前記表示部は、前記運転者の操作に応じて情報表示内容を切り替えて表示する表示領域を含み、
    前記表示判断手段は、前記後席シートベルトの装着状態を前記表示部に表示する場合、前記表示領域に表示されている情報表示内容に代えて当該後席シートベルトの装着状態を当該表示領域に表示する、請求項1または2に記載のシートベルト状態表示装置。
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