JP2006327220A - エアバッグ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 誤動作を防止し、かつ、操作方法が容易なエアバッグ制御装置を提供する。
【解決手段】 助手席19にチャイルドシート42が設置されているか否かを検知する使用状態検知手段と、乗員の操作により助手席用エアバッグ2の作動及び非作動を選択するエアバッグカットオフスイッチ1と、前記使用状態検知手段の出力と前記エアバッグカットオフスイッチ1の出力とに応じて前記助手席エアバッグ2の作動及び非作動を制御するエアバッグ制御手段とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアバッグ制御装置に係り、特に助手席エアバッグと同エアバッグを非作動化するマニュアルカットオフスイッチが装備された自動車の助手席にチャイルドシートを設置する場合に好適なエアバッグ制御装置に関する。
助手席エアバッグを装備した自動車の助手席にチャイルドシートを設置する際、助手席エアバッグを非作動化するためのエアバッグ制御装置として、自動車のエンジン始動用のキーを使用してスイッチを操作し、助手席エアバッグを非作動化するマニュアルカットオフスイッチが設けられたものが知られている。
マニュアルカットオフスイッチは主に助手席エアバッグの作動又は非作動(ON又はOFF)の状態を選択できるようになっている。このようなマニュアルカットオフスイッチを操作することによりエアバッグを制御する装置には、回路遮断タイプとECU(Electronic Control Unit)制御タイプがある。
回路遮断タイプは、助手席エアバッグと助手席エアバッグを制御しているSRSECU(Supplemental Restraint System Electronic Control Unit)との間に設けられた回路上にマニュアルカットオフスイッチを設け、このマニュアルカットオフスイッチを操作することにより助手席エアバッグとSRSECUとの回路を直接接続又は遮断して助手席エアバッグの作動及び非作動を制御する。助手席エアバッグ非作動時にはマニュアルカットオフスイッチによりエアバッグOFFインジケータが点灯する。
ECU制御タイプは、助手席エアバッグを制御しているSRSECUにマニュアルカットオフスイッチを接続し、このマニュアルカットオフスイッチを操作することによりSRSECUから助手席エアバッグの作動及び非作動を制御する。助手席エアバッグ非作動時にはエアバッグOFFインジケータが点灯する。助手席エアバッグ非作動時にはSRSECUによりエアバッグOFFインジケータが点灯する。これらのようなエアバッグ制御装置の一例が下記特許文献1に開示されている。
特開2000−272466号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているエアバッグ制御装置は、マニュアルカットオフスイッチの誤操作によるエアバッグの誤作動を防止するためにシート荷重センサを用いて乗員の体重を検知し、この検知した体重に基づいて乗員の体格を判断してマニュアルカットオフスイッチの強制駆動を行っており、助手席に乗員以外のものであるチャイルドシートを設置した場合、適切にチャイルドシートと判断されない可能性がある。
また、マニュアルカットオフスイッチはグローブボックス内など誰でも容易に触れることのできる位置に設置されている場合が多く、このような場合、キーさえあれば誰でも容易にマニュアルカットオフスイッチの操作が可能であるため、助手席乗員が誤って操作してしまう可能性がある。助手席エアバッグが誤って非作動となった場合、自動車の衝突時などに助手席エアバッグが展開しないため助手席乗員を保護することができなくなる。
このようなことから、本発明は、誤動作を防止し、かつ、操作方法が容易なエアバッグ制御装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決する第1の発明(請求項1に対応)に係るエアバッグ制御装置は、助手席にチャイルドシートが設置されているか否かを検知する使用状態検知手段と、乗員の操作により助手席用エアバッグの作動及び非作動を選択するエアバッグカットオフスイッチと、前記使用状態検知手段の出力と前記エアバッグカットオフスイッチの出力とに応じて前記助手席エアバッグの作動及び非作動を制御するエアバッグ制御手段とを備えることを特徴とする。
上記の課題を解決する第2の発明(請求項2に対応)に係るエアバッグ制御装置は、第1の発明に記載するエアバッグ制御装置において、前記エアバッグ制御手段は、前記エアバッグカットオフスイッチが非作動にされている場合、前記使用状態検知手段の出力に応じて前記助手席エアバッグの作動及び非作動を制御することを特徴とする。
上記の課題を解決する第3の発明(請求項3に対応)に係るエアバッグ制御装置は、第2の発明に記載するエアバッグ制御装置において、前記使用状態検知手段は、シートベルトのALR機能が作動しているか否かを検出し、ALR機能が作動中であることを検出した場合、前記エアバッグ制御手段は、前記助手席エアバッグを非作動とすることを特徴とする。なお、ALR(Automatic Locking Retractor)とは、シートベルトをすべて引き出した後は巻き込み方向にのみ動作し、シートベルトを完全に戻すまで引き出すことができなくなる機能である。
上記の課題を解決する第4の発明(請求項4に対応)に係るエアバッグ制御装置は、第2の発明に記載するエアバッグ制御装置において、前記使用状態検知手段は、チャイルドシートを固定するためのISOFIXを使用しているか否かを検出し、ISOFIXが使用中であることを検出した場合、前記エアバッグ制御手段は、前記助手席エアバッグを非作動とすることを特徴とする。なお、ISOFIXとは、国際標準化機構(ISO)規格のチャイルドシート固定方式である。
上記の課題を解決する第5の発明(請求項5に対応)に係るエアバッグ制御装置は、第1の発明ないし第4の発明のいずれかに記載するエアバッグ制御装置において、前記エアバッグ制御手段は、前記助手席エアバッグを非作動としている場合、エアバッグOFFインジケータを点灯することを特徴とする。
第1の発明は、助手席にチャイルドシートが設置されているか否かを検知する使用状態検知手段と、乗員の操作により助手席用エアバッグの作動及び非作動を選択するエアバッグカットオフスイッチと、使用状態検知手段の出力とエアバッグカットオフスイッチの出力とに応じて助手席エアバッグの作動及び非作動を制御するエアバッグ制御手段とを備えることにより、誤作動を防止しながらも、容易に助手席エアバッグの作動及び非作動を切り替えることができる。
第2の発明は、エアバッグ制御装置は、エアバッグ制御手段は、エアバッグカットオフスイッチが非作動にされている場合、使用状態検知手段の出力に応じて助手席エアバッグの作動及び非作動を制御することにより、誤作動を防止しながらも、容易に助手席エアバッグの作動及び非作動を切り替えることができる。
第3の発明は、使用状態検知手段は、シートベルトのALR機能が作動しているか否かを検出し、ALR機能が作動中であることを検出した場合、エアバッグ制御手段は、助手席エアバッグを非作動とすることにより、ALR機能を使用してチャイルドシートを設置している場合に助手席エアバッグを非作動とすることができる。
第4の発明は、使用状態検知手段は、チャイルドシートを固定するためのISOFIXを使用しているか否かを検出し、ISOFIXが使用中であることを検出した場合、エアバッグ制御手段は、助手席エアバッグを非作動とすることにより、ISOFIXを使用してチャイルドシートを設置している場合に助手席エアバッグを非作動とすることができる。
第5の発明は、エアバッグ制御手段は、助手席エアバッグを非作動としている場合、エアバッグOFFインジケータを点灯することにより、助手席エアバッグが非作動となっていることを乗員に知らせることができる。これにより、助手席エアバッグが作動か非作動かを、乗員が正確に知ることができる。
本発明に係るエアバッグ制御装置の実施例を図1から図5を用いて説明する。図1は実施例1に係るエアバッグ制御装置の構成図、図2は実施例1に係るALRスイッチ付きリトラクタの側面図、図3は実施例1に係るALR非作動時のALRスイッチ付きリトラクタの斜視図、図4は実施例1に係るALR作動時のALRスイッチ付きリトラクタの斜視図、図5は実施例1に係るISOFIX方式のチャイルドシートの側面図である。
本実施例に係るエアバッグ制御装置の装置構成について説明する。なお、本実施例では左ハンドル車の図を用いて説明するが、右ハンドル車の場合であっても左右の位置関係が異なるだけで、位置関係を変更すれば、本実施例の構成を右ハンドル車に適用することも可能である。
図1に示すように、自動車の車室前部には車幅方向にダッシュボード10が設置されている。ダッシュボード10の車幅方向中央部にはカーナビゲーションシステム11、カーオーディオ12及びエアーコンディショナー13等の表示部や操作部が設置されている。ダッシュボード10の車幅方向左側にはステアリングホイール14及びインストルメントパネル15等が設置されている。
このダッシュボード10の車幅方向右側下部にはグローブボックス16が設置されている。このグローブボックス16の内部にはマニュアルカットオフスイッチ1が設置されている。本実施例ではマニュアルカットオフスイッチ1がエアバッグカットオフスイッチである。
ダッシュボード10の車幅方向右側上部には助手席エアバッグ2が設置されている。助手席エアバッグ2はSRSECU3に通信線17で接続されている。SRSECU3は自動車に設置されているエアバッグを制御している。SRSECU3の設置位置はこれらエアバッグの制御等を的確に行える位置であればどこに設置してもよい。
マニュアルカットオフスイッチ1は自動車のエンジン始動用のキーと同じ形状の鍵穴1aが設けられている。この鍵穴1aにキーを差し込んで左右に回転することにより、OFFとONの2値のうちのいずれか一方を選択することができる。
マニュアルカットオフスイッチ1はSRSECU3に通信線18で接続されている。マニュアルカットオフスイッチ1でOFFが選択されている場合、SRSECU3は通信線18を介してOFF状態を検知し、ONが選択されている場合には同様にON状態を検知する。
具体的には、通信線18を+極側と−極側とで別々に電線を設けてSRSECU3と接続あるいは、+極側のみを電線で接続して−極側はボディに接地する。そして、マニュアルカットオフスイッチ1でOFFが選択されている場合、SRSECU3と接続されている通信線18が閉回路となり電流が流れ、ONが選択されている場合、電流は流れない。SRSECU3はマニュアルカットオフスイッチ1を通って流れてくる電流を検出することにより、マニュアルカットオフスイッチ1でOFFが選択されているか、又は、ONが選択されているかを判断する。
助手席エアバッグ2の車両前後方向後方には助手席19が設置されている。助手席19側のシートベルトは、通常時はELR(Emergency Locking Retractor)として作動し、ELRの状態からベルトを全て引き出すとALRに切換り,任意の長さまでシートベルト20を巻き戻すとその位置で自動的にロックされ,シートベルト20の引き出しができなくなるALR機構付ELR式シートベルトである。そして、助手席19の右側の下部にはALRの作動状態を検出可能なALRスイッチ付きリトラクタ4が設置されている。助手席19の右側の上部にはシートベルト20をセンターピラー(図示せず)等で支持するためのスリップジョイント21が設置されている。
助手席19の左側側面下部にはシートベルト20を固定するためのバックル22が設置されている。これらALRスイッチ付きリトラクタ4、スリップジョイント21及びバックル22の3点を結ぶようにシートベルト20が設置される。
本実施例に係るALRスイッチ付きリトラクタ4の構造について説明する。図2に示すように、ALRスイッチ付きリトラクタ4の外側はケースとしての役割を果たすリトラクタベース23がある。リトラクタベース23にはシートベルト20(図1参照)をロックするためのロックギア24を設置する。ロックギア24の側面にはシートベルト20をロックする状態を判別するためのロックプレート25を設置する。
ロックプレート25の側面にはリングカム26を設置する。リングカム26の形状は環状になっており、一部が突出してカム部27を形成している。リングカム26の側面には板部材28を設置する。板部材28のリングカム26のカム部27付近にレバー29を設置する。レバー29は一方の端部を支持部30により固定してあり、この支持部30を中心として回転可能となっている。レバー29のリングカム26側の側面には凸部31が形成されており、この凸部31の先端はリングカム26のカム部27と接している。
レバー29の支持部30と反対側の端部は電極32が設置してある。この電極32からレバー29の支持部30まで配線するか、又はレバー29自体を電流の流路とするなどして、レバー29の支持部30から外部へ電線33を引き出す。
レバー29の電極32とリングカム26のカム部27との間にALRスイッチ部材34を設置する。ALRスイッチ部材34のレバー29側の端部の側面に電極35を設置する。この電極35からALRスイッチ部材34自体を電流の流路とするなどして、ALRスイッチ部材34の電極35側と反対側の端部から外部へ電線36を引き出す。
レバー29とALRスイッチ部材34とからなるALRスイッチ5は電線によりSRSECU3と接続する。電線33と電線36は共にSRSECU3と接続してもよいし、+極側のみをSRSECU3と電線で接続し、−極側はボディに接地し、SRSECU3側の−極側もボディに接地してもよい。
本実施例に係るALRスイッチ付きリトラクタ4の動作について説明する。図3に示すように、レバー29の凸部31はリングカム26のカム部27と接した状態になっている。この状態からシートベルト20(図1参照)を引き出していくと、リングカム26がAで示す時計回りに回転し、カム部27がロックプレート25のストッパー37を押す。
図4に示すように、シートベルト20(図1参照)を全量引き出すと、ロックプレート25外周に設けた切り欠き部38がレバー29の凸部31の方向に移動する。このとき、レバー29の電極32とALRスイッチ部材34側の電極35が接触して閉回路となり、ALR機構が作動している状態を示すことになる。
本実施例に係るSRSECU3は、マニュアルカットオフスイッチ1の状態と、ALRスイッチ5によりALR機構の作動状態を検出する。SRSECU3はマニュアルカットオフスイッチ1がOFF状態であることを検出し、かつ、ALRスイッチ5によりALRの作動を検出した場合に助手席エアバッグ2を非作動とする。
SRSECU3は、助手席エアバッグ2を非作動としているときには、通信線46を介して接続されたエアバッグOFFインジケータ7を点灯する。エアバッグOFFインジケータ7は乗員から見やすいようにダッシュボード10の中央部の助手席19寄りの位置に設置する。
エアバッグOFFインジケータ7はSRSECU3に通信線46で接続されており、具体的には、この通信線46は+極側と−極側とで別々に電線を設けてSRSECU3と接続してもよいし、+極側のみをSRSECU3と電線で接続し、−極側はボディに接地し、SRSECU3側の−極側もボディに接地してもよい。
本実施例に係るエアバッグ制御装置は、助手席19にシートベルト20のALR機構を使ってチャイルドシート42(図5参照)を取り付ける場合、SRSECU3はマニュアルカットオフスイッチ1のOFF状態を検出し、かつ、ALRスイッチ5がALR機構の作動を検出した場合に助手席エアバッグ2を非作動とすることにより、助手席19にALR機構を利用してチャイルドシート42を取り付けた場合には助手席エアバッグ2を確実に非作動化できる。また、乗員が着座する場合に誤ってマニュアルカットオフスイッチ1をOFFにしてあったとしても、ALR機構を作動させていないので助手席エアバッグ2が作動する状態となり、乗員のマニュアルカットオフスイッチ1の誤操作にも対応することができる。なお、本実施例では、SRSECU3がエアバッグ制御手段であり、ALRスイッチ5が使用状態検知手段である。
また、助手席エアバッグ2を非作動としている場合、エアバッグOFFインジケータ7を点灯することにより、助手席エアバッグ2が非作動となっていることを乗員に知らせることができる。これにより、助手席エアバッグ2が作動か非作動かを、乗員が正確に知ることができる。
本実施例に係るエアバッグ制御装置は、実施例1に係るALR機構を使用して助手席19にチャイルドシート42を固定する場合に代えて、ISOFIX方式のチャイルドシート42を助手席19に設置した場合であっても実施例1と同様に、助手席エアバッグ2を非作動とするエアバッグ制御装置である。以下、本実施例に係るエアバッグ制御装置について説明する。
図5に示すように、助手席19の座面39と背もたれ40の間の部分には、ISOFIX方式のチャイルドシート42を取り付けるためのISOFIXアンカポイント41が設置されている。チャイルドシート42の下部にはISOFIXアンカ43が後方に向けて延びている。ISOFIXアンカ43の端部には固定部44があり、ISOFIXアンカポイント41に固定することでチャイルドシート42を助手席19に固定できるようになっている。
ISOFIXアンカポイント41には、ISOFIX方式のチャイルドシート42が設置されているかどうかを検出するために、ISOFIXスイッチ6を設置する。ISOFIXスイッチ6は、ISOFIXアンカ43をISOFIXアンカポイント41に固定したときに閉回路となり、ISOFIX方式のチャイルドシート42の設置を検出するようになっている。
ISOFIXスイッチ6の端子はSRSECU3に通信線45で接続され、ISOFIXスイッチ6が閉回路となった場合にはSRSECU3はチャイルドシート42の設置を検知する。具体例としては、この通信線45は+極側と−極側とで別々に電線を設けてSRSECU3と接続してもよいし、+極側のみをSRSECU3と電線で接続し、−極側はボディに接地し、SRSECU3側の−極側もボディに接地してもよい。
本実施例に係るSRSECU3は、マニュアルカットオフスイッチ1の状態と、ALRスイッチ5の状態と、ISOFIXスイッチ6の状態を検出する。SRSECU3はマニュアルカットオフスイッチ1がOFF状態であることを検出し、かつ、ALRスイッチ5によるALR機構の作動、又は、ISOFIXスイッチ6によるISOFIX式チャイルドシートの利用の少なくともいずれか一方を検出した場合に助手席エアバッグ2を非作動とする。
SRSECU3は、助手席エアバッグ2を非作動としているときには、通信線46を介して接続されたエアバッグOFFインジケータ7を点灯する。エアバッグOFFインジケータ7は乗員から見やすいようにダッシュボード10の中央部の助手席19寄りの位置に設置する。
エアバッグOFFインジケータ7はSRSECU3に通信線46で接続されており、この通信線46は+極側と−極側とで別々に電線を設けてSRSECU3と接続してもよいし、+極側のみをSRSECU3と電線で接続し、−極側はボディに接地し、SRSECU側の−極側もボディに接地してもよい。
本実施例に係るエアバッグ制御装置は、助手席19にシートベルト20のALR機構あるいはISOFIX方式を使ってチャイルドシート42を取り付ける場合に、SRSECU3はマニュアルカットオフスイッチ1のOFF状態を検出し、かつ、ALRスイッチ5によるALR機構の作動、又は、ISOFIXスイッチ6からのISOFIX方式チャイルドシートの利用のうち少なくともいずれか一方を検出した場合に助手席エアバッグ2を非作動とすることにより、助手席19にチャイルドシート42を取り付けた場合には助手席エアバッグ2を確実に非作動化できる。。また、誤ってマニュアルカットオフスイッチ1をOFFにしたまま乗員が助手席19に着座したとしても、ALR機構あるいはISOFIXを利用していないので助手席エアバッグ2が作動する状態となり、乗員のマニュアルカットオフスイッチ1の誤操作にも対応することができる。本実施例では、SRSECU3がエアバッグ制御手段であり、ALRスイッチ5及びISOFIXスイッチ6が使用状態検知手段である。
また、助手席エアバッグ2を非作動としている場合、エアバッグOFFインジケータ7を点灯することにより、助手席エアバッグ2が非作動となっていることを乗員に知らせることができる。これにより、助手席エアバッグ2が作動か非作動かを、乗員が正確に知ることができる。
なお、本発明のエアバッグ制御装置は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることはもちろん可能である。
例えば、実施例2においては、助手席にチャイルドシートが設置されていることを検出するためにALRスイッチとISOFIXスイッチの両方を用いていたが、ISOFIXスイッチのみを用いても良い。また、ALRスイッチ、ISOFIXスイッチに代えて、例えばシートクッション上の荷重分布やシートに加わる荷重の検出、超音波や電磁波によるスキャン、カメラによる画像認識等により助手席へのチャイルドシートの設置を検出するようにしても良く、これらの検出技術を組み合わせてチャイルドシートの設置検出に用いても良い。
実施例1に係るエアバッグ制御装置の構成図である。 実施例1に係るALRスイッチ付きリトラクタの側面図である。 実施例1に係るALR非作動時のALRスイッチ付きリトラクタの斜視図である。 実施例1に係るALR作動時のALRスイッチ付きリトラクタの斜視図である。 実施例1に係るISOFIX方式のチャイルドシートの側面図である。
符号の説明
1 マニュアルカットオフスイッチ
1a 鍵穴
2 助手席エアバッグ
3 SRSECU
4 ALRスイッチ付きリトラクタ
5 ALRスイッチ
6 ISOFIXスイッチ
7 エアバッグOFFインジケータ
10 ダッシュボード
11 カーナビゲーションシステム
12 カーオーディオ
13 エアーコンディショナー
14 ステアリングホイール
15 インストルメントパネル
16 グローブボックス
17 助手席エアバッグ接続通信線
18 マニュアルカットオフスイッチ接続通信線
19 助手席
20 シートベルト
21 スリップジョイント
22 バックル
23 リトラクタベース
24 ロックギア
25 ロックプレート
26 リングカム
27 カム部
28 板部材
29 レバー
30 支持部
31 凸部
32 レバー側電極
33 レバー側電極接続電線
34 ALRスイッチ部材
35 ALRスイッチ部材側電極
36 ALRスイッチ部材側電極接続電線
37 ストッパー
38 切り欠き部
39 座面
40 背もたれ部
41 ISOFIXアンカポイント
42 チャイルドシート
43 ISOFIXアンカ
44 固定部
45 ISOFIXスイッチ接続通信線
46 エアバッグOFFインジケータ接続通信線

Claims (5)

  1. 助手席にチャイルドシートが設置されているか否かを検知する使用状態検知手段と、
    乗員の操作により助手席用エアバッグの作動及び非作動を選択するエアバッグカットオフスイッチと、
    前記使用状態検知手段の出力と前記エアバッグカットオフスイッチの出力とに応じて前記助手席エアバッグの作動及び非作動を制御するエアバッグ制御手段とを備える
    ことを特徴とするエアバッグ制御装置。
  2. 請求項1に記載するエアバッグ制御装置において、
    前記エアバッグ制御手段は、前記エアバッグカットオフスイッチが非作動にされている場合、前記使用状態検知手段の出力に応じて前記助手席エアバッグの作動及び非作動を制御する
    ことを特徴とするエアバッグ制御装置。
  3. 請求項2に記載するエアバッグ制御装置において、
    前記使用状態検知手段は、シートベルトのALR機能が作動しているか否かを検出し、ALR機能が作動中であることを検出した場合、前記エアバッグ制御手段は、前記助手席エアバッグを非作動とする
    ことを特徴とするエアバッグ制御装置。
  4. 請求項2に記載するエアバッグ制御装置において、
    前記使用状態検知手段は、チャイルドシートを固定するためのISOFIXを使用しているか否かを検出し、ISOFIXが使用中であることを検出した場合、前記エアバッグ制御手段は、前記助手席エアバッグを非作動とする
    ことを特徴とするエアバッグ制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載するエアバッグ制御装置において、
    前記エアバッグ制御手段は、前記助手席エアバッグを非作動としている場合、エアバッグOFFインジケータを点灯する
    ことを特徴とするエアバッグ制御装置。
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